7 【R18】鈴蘭の村:外伝6〜カフェリコリス〜【RP半再演ペア】
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[ そうだなァ、歌うっていえば吟遊詩人とかの役割だったのに
現代はとても芸術に溢れている。
――ところで噂だと幕末を凄くロックンロールにした
げぇむ作品があると聞いたのだが、幕末は日本人にとって
フリー題材か何かなのかな?
携帯獣ますたぁもだが、クガネ的には
携帯獣言えるかな?を言えるように奮闘した後
どや顔で披露することはあるかもしれない。]
へェ〜〜……屋台ってのはこう、見てると
わくわくしてくるな!オレは好きだぞ!
[ 特別な日や特別な場所でしか止まらないというのは
中々好奇心が沸き上がるものでして
己の眼のキラキラ度が増した気もする
己は普段「肉!」な野生派ではあるが
アンネちゃんのお茶会に行く内に甘党になったのは
此処だけのお話。苦手なものはブラックコーヒーです
――なお、シロさんが突然紡ぎだした呪文に
宇宙猫顔で二度見する巨人さんがいたとか
]
[ 平和なのは良いことで
この世界がずっと続けば良いと思わずにはいられない
……いや、そうするのが己らの役目だ
平和な世界を守るためなら、例え何があろうと
駆け抜けるのが、人類の影法師だから ]
( それは、例え大切な人を失うこととなってもか? )
[ ――なんだか嫌なことを考えそうな気がして
せっかくの幸せの中でそれは駄目だなと思考を切り替える
そうして逸らした意識は
シロさんの異変気づき、声をかけた。のだが ]
んえ!?
い、言ってくれよ!
なんか恥ずかしいじゃんか……
[ クリームの指摘をされれば
気まずそうに苦笑いしつつ、それでも満更ではなく
……嗚呼、本当に幸せな時間だ
]
[ 公園で遊ぶ家族連れや同じくでぇと中のカップルが
視界に入る。
――今のところ、オレ達はとてもでぇとを満喫してると言えよう
後は、他にシロさんとやりたいこととかあるかなと
普段は無い休暇だからこそ、よく考えてみる ]
……オレばっか選んじゃってるけどさ
シロさん自身が行きたいトコとか、オレにしてほしいこととか
そういうのはあるのか?
[ 独り善がりになってはいけないと
彼の願いを聞いてみる。
そのころには公園をゆったり満喫し
もうとっぷり日が暮れていたかもしれない *]
[ ──────鏡を見るのは嫌いだ
この姿は本来の自分じゃあない。
それは、人では耐えきれない呪いの”果て”
それは、世界の恩恵を受けていた”あかし” ]
そんなこと、
一言だって言わなかった癖に
[そうこの悪魔は何も語らなかった]
[わかってる。
”少年”の憎悪を糧とした悪魔は
もはや憎悪しか持たないとおどけていう。
他はまるですべて偽りであるかのように。
────フリーレの源泉だって
ほとんどは”怒り”で占められている。
世界を愛するがゆえに怒り猛る。
独りの寂しさを誤魔化すための手段だった筈なんだ。]
……ぼくが気にしてるのはそこじゃない!!
[密やかに告げられた言葉に
地面の火を踏みしめて
空中に浮かぶ道化の服を掴んで引き摺り下ろそうとした。]
[現代のさぶかるちゃぁや歌文化は、凄いと思う
音楽も、手乗りの機械1つにどれ程詰められるのか
そう、思う程に身近になった
どうやら幕末を題材にした恋愛げぇむもあるらしいから
幕末って割と題材にしやすいのではないかな
とはいえ、新選組などの方が多いので
あまり長州や薩摩は取り上げられていない
……と、思ったら。最近幕末アニメが作られたな
主人公に高杉晋作の名前が出た時はびっくりしたぞ
だが私はあんな露出の激しい服は着ない。絶対にだ
君が151の獣をすべて歌い終えるまで
私はタンバリンをパンパンするかマラカスを振って
その歌声を応援していることだろう]
そうか、君が気に入ったのなら、何よりだ。
夏になると、花火の大会、などで
屋台が、それはもう。たくさん出るらしい、から。
休暇を貰ったら2人で、行こう。
[特別な日、特別な場所
君がこの美しい世界の中で、知らないことや
興味深いものに触れて目を輝かす姿がまぶしい
願わくばずっとその姿が
見られればよいのにと、思う程に
普段質素で和食を好む故に
(洋食をあまり食べないのは、留学先で世話になった
英吉利人が悪かった。食の冒涜だ。甘味以外)
こうした甘いものに嗜好が偏るというのも
禁欲的からの反動なのかもしれない
けえきにこぉひぃはあうとおもうのだが
割とクガネは子供舌なのかもしれない
スタバァに行ったらこれよりさらに長い呪文になるぞ?
エクストラホイップとかな。
注文の準備と呪文発動の準備は十分か?
]
[平和が続くことは、人類史で殆どないことだ
そう考えれば、第二次世界大戦が終わってからの
日ノ本の100年近い平和や、鎖国を挟めど徳川家康の
天下統一後の江戸幕府の時代など
日ノ本という国は、とても平和を維持するのに
長けているのかも、しれない
それが人類全体がそうであればよいのだろうが
それができぬからこそ、きっと各地で争いは起こる
それを何とかするのが、マスターであり
影法師の私たちなのだ
たとえ、己を犠牲にしても
大事な者が生きてくれるならそれでいい
だが、それに惑いが入るようになったのは
君と一線を越えたからであろう
影法師が、抱いてはいけないかもしれぬ思いだ
君を置いて逝きたくない。と、
そんなことを]
[それをごまかすかのように
今は甘く平和なひと時に浸りたい
―――浸らせてくれとばかりに、君と過ごす時間の
何と幸せなことか]
今いうたでは、ないか。
それとも―――
[顔を近づけ、頬に触れるか触れぬか唇寄せ]
[だからこそ、首をかしげるのだ
]
いや、私は君が楽しそうな姿を、みるのが。
楽しみで、あるから、とくには、ないぞ。
[そう、本当にないのだ。
唯、君と過ごせたらそれでよかった
―――もしかしたら私は、君以上に甘えたなのかもしれない
魂がざわつくことはないが、
君の姿があるとどこか安心してしまうのだから
尚、してほしいことは色々慾に直結するので
紳士に我慢しました、まる
がっつきすぎ、いくない
]
今日はもう遅いし、帰った方が良いかもしれない、な。
日はあるのだから、色々行くのも良いかも、とは。
水族館、遊園地。色々、
君の興味がありそうなもの、は。
るる〇で、チェック済、だぞ。
私も、行ったことないから。楽しみだしな。
[だが、もし今、行きたいところがあるならば]
―――ホテルに、帰るまでの道程を。
少しだけ遠回りして、良いか?
川沿いに桜があるの、だが。
きっと今の時期なら散り始めではあるが。
夜桜が、楽しめそうだ。
[とはいえ君の体がつらいならそのまま
まっすぐ帰ろう、と言い添えて*]
[気付いた時には、もう僕に抵抗できるほどベテランスタッフは残っていなかった……。
残った店員を全て跪かせ、別の獲物を求めてこの店を去っていってやりたかった。
単位さえ掛かっていなければ。
店長が教授と懇意でさえなければ。
思えば初出勤時、僕を出迎えたスタッフ達はヴィク含め、皆一様に拍子抜けしたように口を半開きにしていた。
どうせしょうもない勝手な期待を抱かれていたのだろう。
ニュースで殺人事件が報道される際、
「優しい人でした。あの人がまさか」
「そんなことをするような人には見えなかった」
犯人はそう評されていることが多いだろう?
人は見かけでは判断出来ないのだ。
グラデモヒカンで顔中ピアスまみれの輩が人情味溢れた良い奴だったり、一見好印象で爽やかな真面目人間が、恐ろしい衝動を胸の内に飼っていたりするものだ。
もっとも僕自身は、
『問題児』などと呼ばれる言われはない。
そう本気で思っていた。]
[接客は嫌いだった。客に謙る意味がわからない。
女顔で一見優男に見えるからだろうか、面倒な客に限って吸い寄せられるように僕に寄ってくる。
そして思うように優越感を得られない相手と理解した途端、決まって顔を真っ赤にして声を荒らげ出すのだ。
「金払ってやってるんだからこれぐらい当然だ」
「こんな不味いもんを俺に食わせるつもりか!金返せ!!」
彼らは日頃の鬱憤を晴らしたいだけなのではなかろうか。
店員が抵抗出来ないとわかっていて吹っ掛けてくるから、余計性質が悪い。
売られた喧嘩は買ってやるが、勝たせてやる気はなかった。
記憶力には自信がある。
常連らしい客の顔はすっかり覚えていたし、場合によっては大抵何を注文するかまで記憶していた。
「また来たんですか」とつい零してしまえば、
「
覚えてくれてたんですか!?
」などと調子に乗って連絡先まで尋ねてくる客。
「態度がなってない」とクレームを投げ付けてくる客。
場合によっては「俺の女泣かせやがって……!」等と言い掛かりを付けてくる輩までいた。
人と関わると碌なことがない。
最初から凄んでいれば、不必要に舐められずに済むのではないか。
そう思って意識的に鬼神面を保っていれば、今度は
「あの店員は愛想が悪すぎる」
「怖くて店に入れない」「接客されたくない」
……一体どうしろと言うんだ。
かといってキッチンにも立てなかった。
僕の手先は壊滅的に不器用で、皿洗いさえあの頃はまともに出来なかった。]
[バッグヤードに回されると知った時は心のどこかで安堵したのだ。先生がレーナルト先生でさえなければ。]
周りが勝手に吠えるんです。
僕は地雷なんか撒いてません。
人聞きの悪いこと言わないでください。
それとも、
貴方は紛争地帯にも丸腰で赴くんですか。
[ごく普通のカフェが己の周りだけ紛争地帯になってしまっているのがまずおかしいということに、僕は気付いていなかった。
日々敵地に出陣するような緊張感を抱いて出勤していた。
そういったピリピリした空気が、もしかすると周囲にも伝わっていたのかもしれない。
先輩であれ後輩であれ、
誰かを頼るなんて絶対にしない。
思えば起こしたトラブルの大半は、誰かに相談出来れば食い止められたものだったのかもしれない。
けれど当時の僕は、『人に頼ること』を恥と思っていた。
この男とは根本的に馬が合わない。
まともな会話は不可能だと決めつけていたし、するつもりもなかった。]
[
『店員さんはいつでも撮影OKにして欲しい♡』
『カーライルさんとレーナルトさんセットで推してます♡』
そういうメッセージは、不愉快すぎて見た瞬間記憶から抹消した。ところがそういったコメントが、驚くべきことに一通や二通ではなかった。
遊園地のマスコットキャラクターじゃねーんだぞ。
セットってなんだセットって。
サラダや食後のコーヒーデザートと一緒にすんな。
威圧的な度を過ぎた説教は業務執行妨害罪。
きちんと謝罪してお引き取り願ったにも関わらずお帰りにならないようであれば、不退去罪。
知は力だ。
知識があれば悪質クレーマーに振り回されることはない。
過剰奉仕が蔓延すれば、消費者側もそれが当然と感じてしまう世の中になる。
必要以上のサービスを良しとする風潮は、ゆくゆくは従業員の心身を蝕んでゆくだろう。
相手が客なら何を言われても尻尾を振るのか。
腹を斬れと言われれば斬るのか。
環境を変える努力もせず、社会常識を理由に問題から目を背けるのか。
――ほら、やっぱり忠犬じゃないか。]
[机上の空論だというのなら、何の為の、誰の為の法律なのか。]
……心配ではありません。
貴方に対する忠告です。
知りませんよ。
少なくとも僕に非がないことだけは確かだ。
[妙な自信にだけは満ちていた。
そして、穿った見方をして冷ややかに彼を突き放そうとしていた。
どうせ彼も僕を罪人に仕立て上げたいだけなんだろう、と。
何を教わっても苦虫を噛み潰したような顔になってしまう。
年下の先輩から視線を逸らし、眉間に跡が残るまで皺を寄せ続けながら、その日はなんとか仕事を終えた。]
[今の僕にはわかる。
壁ドンは不意打ちだからこそ良いのだ。
お願いしてやってもらうものではない。
もしお願いするなら、
壁ドン(物理)より両肘ドンかぎゅうドンがいい。
ヴィクに望まれたなら、顎くいでも股ドンでも叶えよう。]
[こうして僕は不本意ながらレーナルト先輩の後輩(年上)になった。
また鉄拳が飛んでくると厄介なので、彼に対する嫌味や毒舌は一日大体10発言までと決めた。
制限を超えた分はよその先輩方に飛んで行った。
並んで歩きながら視線を感じれば、思い出すのはアンケート用紙のコメント。
店長が彼を僕の教育係としてあてがったのには、ひょっとしてひょっとせずともご要望に応える目的もあったんじゃないか。
……なんて強かなんだ。
動物園の珍獣にでもなった気分だった。
四六時中付き添われるようになってトラブルは激減した。
通路や入り口を塞ぐ客に思わず舌打ちしかけても、
長時間居座る客に眼を飛ばしかけても、
即座に長身の彼が動いて僕はすっぽり隠された。
そう――
僕は完全に彼の影になってしまった。
己の無能さを具に突き付けられているようだった。
元々の劣等感は肥大化し、彼への憎しみは募る一方。
時には苛立ちを小麦粉にぶつけたりもした。
彼の精神論には聴いている振りをした。
たとえそれが世間では肝要なのだとしても、手放しには受け容れがたかった。]
[試用期間が終わり、影から日向へと出始めた頃。
骨のない先輩が辞めて、更に深刻化する人手不足の中。
ホールスタッフも手が足りず、接客の苦手な僕もフロアを東奔西走せざるを得なくなっていた。
淡々と注文を取り、お冷を継ぎ、料理を運ぶ。
狭い店内を縫うように走り回っていれば、接触事故が起きないわけがない。
死角に居た同僚の女子高生とぶつかってしまった。
その拍子にサービストレーの上に乗せていたアイスコーヒーが揺れて、近くに座っていた客に思い切り飛び散ってしまった。
己の不注意が原因の一端ではあった。
舌打ちを飲み込んだ。
ぶつかった彼女を一瞥すれば、いろんな意味でこの世の終わりですみたいな表情でガタガタ震えている。
客に陳謝し、おしぼりとふきんを差し出し、まずは汚れを落とそうとしたところで……
相手の年配男性の言うことには、
「高価な一点物の洋服だから全額弁償してほしい」
「ついでに飲食代もタダにしてほしい」
どう見てもさほど価値のなさそうな安っぽい衣服に法外な額を請求しつつ、駄々を捏ねてきた。
こいつなら聞いてくれそうだとでも思ったか。
冗談じゃない。
そんな無理難題を認めてしまったら、今後この店には金目当ての客が殺到するだろう。]
お出しできるのは
現状復帰に必要なクリーニング代のみです。
それ以上の額を支払う義務は
うちにはありません。
[毅然とした態度を取った。
けれどそれが、客の怒りを爆発させてしまったらしかった。
何をどう説明しようと話は平行線。
そのうちに僕個人への侮辱とも取れるような発言まで飛び交い出す始末。
周囲の客もスタッフも遠巻きになり、すっかり萎縮してしまっていた。
そこに現れたのが、
ヴィクだった。]
……っ、
[その場に居た誰もが僕を戦犯扱いする中で。
彼だけが、僕を庇ってくれた。
土下座までした彼に対し流石に罪悪感が湧いたか、話を聞いてもらって満足したか。
或いは、耳を傾けたのが彼だったから、か。
客はクリーニング代と次回の食事の無料サービス券で納得してくれた。]
……んでだよ。格好付けやがって。
僕が悪かったんです。
貴方のせいじゃねぇでしょう。
……、
…………
ごめんなさい。ありがとう。
お先に……失礼します。
[己のくだらないプライドがずたずたに切り刻まれた気分だった。拳を握り締めながらタイムカードを切った。
悔しくて、口惜しくて、
嬉しくて、
それまでかっこいいと思っていた自分が、酷く情けなく思えた。]
[翌日から僕は、掌を返したようにヴィクに懐いた。
何かする前には必ず一言、彼に相談するようになった。
接客に関しては、
彼を真似しても暫くは怖がられてしまった。
それまでがそれまでだった分、今度は
「いったい何を企んでいるのか」
そんな風に見えてしまったらしい。失礼な。
そういう訳でむしろ腹の黒さは上がってしまった。
初対面時にヴィクに抱いた
『クソ生意気な目立ちたがり屋』とは、
傍から見れば僕自身を表す言葉であったんだろうと思う。]
[ちなみにこの一件の後。僕は、
ダブルクリームハニーキャラメルマキアート
withチョココレクションの実態
……を知ることになる。
好奇心から興味を示した僕が馬鹿だった。
こんなものに負けてなるものかと口にした瞬間、噎せた。
たった一口でもあまりの甘さに喉が焼けそうだ。
これを連日飲んでるなんて、どんな舌と胃持ってるんだこいつ。
まさに洋菓子の暴力団。
キャラメルマキアート自体がまず甘い。
その上にこれまた甘いカスタードクリームが溢れんばかりに盛られ、その上のチョコ群はもう蛇足だろこれ。
それぞれを少しずつ食う分には上手いと思える筈のものが、甘さを競い合って喧嘩しているようにしか思えなかった。]
従業員価格でもそれなりにするでしょう。
その分で野菜を買え。肉を買え。
将来糖尿病になっても知りませんよ。
[小言を吐きつつ苦笑出来る程度には、少しずつ歩み寄れるようになっていったのだった。]**
[ 幕末ってば本当に可能性が無限大なんだなァ
いっそいろんなシロさんも観たくなってきた。
そう感心するオレは後日キュクロプスの
さぶかる具合についても調べる訳だが、まァものの見事に
"サイクロプス"名義の雑魚敵キャラしかいなかった為に
一週間しょぼくれたのは余談である ]
花火!!確か日ノ本の風物詩だよな!
絶対行こう!んで、何か叫ぼうぜ!
[ 確かそういうお約束だよな?と
日ノ本の行事の多さに此方もときめきが止まらない
――世界には未だ未知なるものが沢山だ
それを全て体験するまでは、絶対に消えるつもりもない ]
[ その呪文を唱えるくらいなら、オレは粛々と
151匹を数える方が良いなーとも思うのだ ]
[ シロさんが自分を勘定に入れないでオレを救おうとするのが
とても嫌で、辛かった。
だから、確かなつながりができたことで
貴方が死を恐れるようになったなら
(共に生きることが、死をもって成し遂げることより
大切だと思ってくれるなら)
――オレは、とても幸せだと思うんだ
とてつもなく我儘なことはわかってるけど ]
[ そんな難しいことは考えずとも今は良い
隙をつかれ、クリームを取られ慌てふためくオレに
彼の整った顔がずいと近寄って ]
それは……確かに、オレもそうだな
[ シロさんの言葉にとっさに反論しかけるも
事実、己も幸せだなぁと気づき、
そうなれば焦るように考える必要もないなと
さくっと結論付けてしまうチョロ巨人である ]
おう!また明日な!
本で選ばなかった奴にも行きたいし!
[ 休暇はまだ二日目
残り5日もあれば十分回れるだろう
さて、今日はゆったりした一日だったので
疲れは腰の違和感以外さほどない
――となれば、その提案だって二つ返事で
了承するだろう ]
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