239 【身内】ミッドナイト・カマイユ【RP】
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……っぁ、ん、ンぅっ……、
[事前に飲み込まれると分かっていても
見せつけるみたいに舐られたなら、ぞくぞくと腰が震え
咄嗟に揺れた顎を引けば、ぱさりと髪が散った。
熱い粘膜に覆われて、ふ、と唇からも熱が零れる。
隠すことはできなくなっても、無意識に視線が
その熱から逃れるように逸らされて、堪えようと。]
……ぅ、んッ、……ぁ、ぁッ……ぁ、
[──するのに。
内側の腫れた部分を押されたら、喉から声が突いてしまう。]
[どうしても悦んでいることが伝わってしまう。
伝えてもいいと理解はしているのに、羞恥が邪魔をして
伏した瞳に涙が溜まる。
目尻は朱く湛えたまま、盗み見るように
そっと横目に下肢へと視線を移したら、
彼の瞳が弧を描いて此方を見ているのに気づいて]
っや、ッ……ぁ、その、瞳、だ、めッ……、
[力の入らない手を伸ばして、見つめる瞳を隠すように
ぺち、と弱く開いた手のひらで視界を隠そうと。*]
[ 羞恥が快楽を引き起こす事を、何度も
経験して知っているだろうに、それでも
耐えよう、逃れようとするのがいじらしい。
目線が逸らされれば、こっちを見てとばかりに
口腔内でじゅぷ、と音を立てて。
顔が見えなくなった代わりに、甘い声が
上がれば自然と行動に熱が入る。
ねっとりとそちらを眺めて居れば
盗み見るようにちらりと、こちらへ
目線がやってきたか。
その瞬間、朱く染まり潤んだ瞳と目が合って
ぞくり、と肌が泡立った。
と思えば、弱々しく目隠しをするように
手を伸ばされて、陰茎を加えこんだまま
ちいさく、笑って。 ]
[ ずる、と育った熱を一度口から出して ]
えぇ〜、見えない
[ 不満を零すけれどその声色は不満を
訴えてはおらず、むしろ楽しげで。
なにせ、恥ずかしがって居るのを見るのも
いや見えないが
見るのも、好きなものだから。
ちう、と先端にまた吸い付きながら、
すっかり解れてとろとろになった場所から
指を引き抜いて ]
気持ち良い顔してる那岐くん
見てたいのにな
[ そう言ったのは、責めているわけではないことは ]
恥ずかしがってるのも可愛いけど
[ ベッド脇に手を伸ばしたことで、伝わってしまうかもしれない。
見慣れたパッケージ、使いかけの箱から取り出したのは
使い慣れている、避妊具だったから。* ]
っ、んん、ンっ、……、ぁッ……、
く
んッ……ぅ、
[より深く咥えこまれたら喉奥の締め付けに身悶え、
同時にとん、と中を叩かれてびくびくと下肢が暴れる。
は、は、と息を乱しながら、伸ばした手の隙間から
笑う気配に、小さく唇を噛んで、]
……だっ、て……、見られ、ると、
おなか、あつく、なって、……く、ぞくするっ……、
[自身の変化に戸惑いながら、小さく口にする。
これが快感なのか、堕ちる感覚なのか分からない。
受け入れてしまえば、どうにかなってしまいそうで。]
[かたりと、動いた手先に持つのは避妊具。
先の行為を思わせる動きに、ずくんと、下肢が重くなる。]
……は、……
[欲しい、と思う気持ちが僅かに、揺らいで。*]
[ 乱れた息の合間零される嬌声と、
自身の変化についての言葉に、
ふーー、と大きく息を吐いた。 ]
そうなって欲しかったんだ
俺の手でたくさん気持ちよくなって、
触っただけで、見られただけで、
ドキドキして、欲しくなって……
そんな風になって欲しかった
だから、今那岐くんが少し困っているのに
俺はすごく、嬉しい
[ そうされた方がどう思うか、までは
考慮の外だけれど。
首を振りながら、おかしくなると
紡ぐ唇を潤滑油で汚れていないほうの手
親指でふに、と押して ]
[ ぺり、と手早くパッケージを破って、
触れられることもなく、狂ったように、
猛った自身の熱にそれを被せる。 ]
欲しくておかしくなりそうなのは、俺だけ?
[ 改めて、覆い被さり、額をこつりとぶつけて問う。
導くように彼の両手を取り、入るのを手伝ってと
ばかりに、脚を広げさせるように持たせると、 ]
入れるよ
[ 後孔に己の熱を宛てがい、ぐり、と切っ先を埋め込んで。* ]
[困っていると伝わっていても、嬉しいという。
気持ちよくなりたいのも、胸が高鳴るのも
悪いことではないと、言うみたいに。
受け入れることを覚えて、人の手によって乱されることが
こんなにも恥ずかしいことだと思わなかった。
なのに、身体はぞくぞくと震えて熱を孕む。
嬉しいと、欲しいと、言われる度に、
どくんと、強く脈打つ自身の心臓が、伝える。]
……ふ、……ぅ、ッ……
[口元に伸ばされる指に視線が映る。
やわく唇を押し潰されて、甘い吐息が落ちて。]
……ン、
[恥ずかしい、のに。
薄く口を開いて、その指先を甘い飴のように喰む。
反らした視線を持ち上げて、目を見合わせれば
熱に侵された目がこちらを見つめている。
かぷ、ともう一度欲しがるように、食んで、歯を立てて。]
……も、……かしく、なってる、……っ、
[だって、そうじゃなければ。
こんなに貴方に触れたいなんて、思わない。]
[歯を立てた場所を、ちろ、と舐めて吸い付いて離せば、
彼の両手が動く、もっと、深く繋がるために。
待っている間も、は、と息は乱れたまま。
シーツの上に転がり、もぞ、と両足を開いて彼の隙間を作る。
待ち望んでいたかのように、身体を一歩、詰め寄られ
吐息が掛かる程の距離に彼を感じて。
自身の手を導かれて、両足に運ばれた。
余りにも恥ずかしい体勢にクラクラと目眩がする。]
[ ふに、と唇を押して撫でると
薄く開かれ、指は囚われて。
欲しがられるみたいに、かぷと食まれる。
曰く、既におかしくなっているらしいけど
まだ足りないと思ってしまう。
深いところで繋がって、熱をぶつけ合って
そう考えるだけじくじくと、体が疼く。
つながるための準備をしているうちに
彼もまたその準備のために、脚を開いていて
体制を固定させるようにすると、尚更
恥じらいに目元を潤ませているものだから、
たまらない。 ]
ンンッ……は、
[ 望む声に、引き寄せられるように、
ずり、とナカへ押し入って――。 ]
すごい、吸い付いてくる
気持ち良い、……出ちゃうかと思った
[ 奥へ到達するまでの間に、絡みつかれるように
刺激されて、どくんと大きく熱が脈打って ]
奥まで、入った ね
[ 耐えるのに苦労するほどの快楽の波に
ようようやっと、耐えて最奥までたどり着いたら
彼の顔の横に手を付いて ]
顔見ながらするのが、いちばん好きだな
[ 恍惚とした表情を見せた事だろう。
だがそれも一時のこと。ゆるゆると腰を引き、
また穿てば、徐々に速度は上がっていく。 ]
腰、溶けそう
めちゃくちゃ 良い、
[ 快楽に緩み、歪む表情を見つめているようで居て
同じ表情を見せているだけかもしれない。
ごり、と膨らみを擦りながら、息を詰めて。* ]
[息を詰めながら彼が押し入ってくる。
力まないようにしていても僅かに手に力が籠もった。]
……ぁ、 ぁッ、……く、ぅッ
[元は受け入れる為のものではない器官。
狭路を熱い昂りで埋められて切ない声を洩らす。
彼の全てを飲み込んで、ようやく詰めていた息を吐いて、]
ん、……ぅんッ、……ぅッ、
[拡げられた後孔がひくんと彼に纏わりつくように蠢き、
苦しい中の奥にある燻る熱がじわりと炙られる。]
[ふと、視界が一際暗くなった気配がするのは
彼の影が強くなったからだろう。
いつもに増して視覚で訴えようとする声にまた熱が上がる。]
言、わなくて……い、からっ……、
はず、かしく、なるッ……、
[今度は彼の視線を奪う代わりに、ぺちりと彼の唇を
手のひらで覆い隠して声を奪う。
けれど、ばちゅんと腰を打ち付けられたら、声が裏返り。]
……んぁッ、ぁ、ッ、……ひ、ぅッ、……、
ぁッ、うご、くのッ、……や、い、ッ、ぁ、ぁんッ、
ぁ、ぁぅッ、……ぁ、ッ、
あッ
[溶けるという声に羞恥でまた瞳が潤む、のに。
同じようにどろりとその瞳が快楽に蕩けていく。
瞳だけでなく身体も、声も、溶かされて。*]
[ 痛み、はもうなくとも。元々受け入れるための
場所ではないこともあり、快楽だけではなく
苦しさもあるのだろう。その苦しさを理解して
あげることはできないから、せめて少しでも
意識を逸して、という気持ちも僅かにある。
感想というか、今どうなっているか、を伝えるのは。
たいてい、今のように言わなくていいと
言われてしまうのだか。 ]
はずかしく、してるん んむ
[ 視界を奪われたり、言葉を奪われたり。
今日は随分余裕がありそうだ、なんて
思えてしまったから。追い詰める、みたいに
一気に自身を引いてまた奥までずん、と突く。 ]
――ん、
[ 恥ずかしそうに瞳を潤ませながら
どろりと快楽に蕩かされて、声も、体も
とろとろと、ほどかれていく。
正面からその表情を、声を受け止めて
こちらのほうが、蕩かされているようで。
思考や理性がどこか遠くへ行ってしまう
もっとその顔を見ていたい、もっと声を聞きたい
欲しい、愛しい、そういうものだけを残して ]
……っ、!
い、じっ、わる……ッ、ぁ、ぁんッ、はっ、
ぁ、ンんッ、ぅッ、あ、だ、
めっ、
……深、いッ、ぁ、
[わざとだと言われたらカッと朱を散らして睨み、
悪態をつくけれど、反論する声は上擦って、乱れ。
次に言葉を口にする頃には、刀身に突き入れられて
髪を振り乱して、善がる。
一際奥深い場所を、強く穿たれたら喉を反らして、
びくっと、身が跳ねて酸素を求めるように唇が開いて。]
[そこからはひっきりなしに、抑えていた声が洩れ続ける。
唇を塞いでいる手が、突き上げられる度にズレていく。
空いた片手は、甘い責め苦を与え続ける
本人に縋るように、顔の脇についた手首に絡んで。]
ぁ、っ、……め、
きもち、く、なっちゃっ、うッ……、
はぁ、ッ、ぁっ、…アッ、ぅ……んッ、ぅ……
[感じ入って溢れる涙が決壊してこめかみを濡らす。
身体が、思考が、溶けていく。
もう、彼のことしか、考えられなくなって。]
[ずる、と突き上げに唇から外れた手が頬に滑り、
溢れた言葉にきゅう、と胸が締め付けられて。]
……ん、……ぅんッ、……れも、ッ、
き、ッ……、
け、 とさっ……、
す
きっ、
ぁ、ぁッ、…そこ、ッ……ん、っくぅ、
あ、ッ、……ふぅ、もッ……、
クるッ……、
[容赦のない揺さぶりにがくがくと揺さぶられ、
同じ言葉しか紡げなくなるぐらいに、蕩けて。
追い上げられる熱に限界を訴えるように、
ぎゅうと手首に縋り、額を擦り付けて。*]
[ ――時折聞かれることがある。
恋人のどこが好きか、という問いだ。
聞かれる相手によりけり、答えは幾らか
変わるが、概ね、決められない、好きな所ばかりで
と答えている。
その好きな所、には当然見目も含まれる。
顔のつくりや、体つきも。
意地悪と睨まれて、目尻が下がる。
こんな風に、真っ赤になりながら、
悪態にならない悪態をつく時の表情も、
たまらなく、好きだ。 ]
でも、好きでしょ
ぎゅって、締まる
[ その声は手のひらに当たるだけだったか
それとも耳まで届いたか。
少しの意地悪をされるのも、恥ずかしいことを
されるのも、素直に好きだと認めやしない
だろうけれど、体がそれを教えてくれるので。 ]
いいよ、
いっぱい気持ちよくなって
[ 突き上げるたびに、手の位置がズレていき
やがて言葉は自由を取り戻す、が
もうそれほど言葉を交わすことはない。
気持ち良すぎて流れてしまう涙がほろほろと
目尻からこめかみに向かって流れ、自分と同じように
思考が溶けていくのが分かったから。 ]
[ 行為の最中、愛を囁やけば、
囁いた分だけ、彼の中に落ちて
そしてそれが溶けた思考の中でも、
返ってくる瞬間が、好きだ。
何時言っても、言われても良いものだけど
このときが一番、みたされる気がする。 ]
[好きだと確認する声に弱く首を振る。
けれど、態度とは裏腹にひくんと襞は蠢いて
彼の言う通り、甘く彼自身を締め付けるだろう。]
ひ、ぅっ……ぁ、ぁんッ、ゃ……ぅ、んッ、
ぁ、ぁッ、……ん、んンっ、ぁ、
[促される声に次第に従順に浅く、頷く、何度も。
淫らに善がって、嬌声を上げて、感じ入り
快楽を追いかけることだけを求めていく。]
[好きと伝える声も、彼を呼んで求める声も、
この上なく切なく、甘く、掠れて。
それは乞いにも近いものだっただろう。
彼だけが与えてくれる快楽に溺れて、
夢中になって、覚えさせられた睦みを
赦してくれるのも彼しか居ない。
息を乱して、視線を促す声に
縋りついていた腕から顔を上げて彼へと戻す。]
[迎える唇に重ねて、嬌声が飲み込まれていく。
夢中で応えるように、舌を絡めて
打ち付ける腰が激しく音を立てる程に、声がくぐもった。]
ぁ、ッ、っく……、ぃと、さ、ん
む
……、
……ん、んンっ、ぅ……ふ、ッ……
ん、ンんッ、……ぅッ、
……────ッ、!
[ばちゅん、と一際強く突かれた時にチカと目の奥が光る。
一瞬、息が詰まって下腹でぶわりと熱が広がると同時、
痙攣するように内腿と、後孔の奥が震え
びゅくっと、白濁が散り彼の腹筋を汚して。]
[ 求めて、求められて。
思って、思われて。
名を呼ばれれば愛しくなり、
愛しく思えばこそ、その名を呼ぶ声は甘く色づく。
呼ばれるままに、乞われるままに
すべてを差し出したくなる ]
……、
[ いくつも、名も無い
夜
を
重
ねて。
今また一つ、その夜が更けていく。 ]
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