人狼物語 三日月国


98 【身内】狂花監獄BarreNwort【R18G】

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≪遊戯の間ともにあるあなたへ≫

≪御機嫌よう。今宵の宴は我々の逢瀬を雲間より盗み見る輩がおります故、このような文字でのご挨拶をお許しください≫
≪最も、あなたが見せつける方がお好みならば…わたくしも月下の元、躍り出ましょうか≫

「 
ア オ ー ン …
 」
狼の鳴き真似。
「覗き見されてもいいようにまずコードネームを決めませんか」
誤爆したときに仲間が漏れない対策でもある。

「じゃあファントムで」

いやバレそうだな……

「やっぱトムで」

【人】 墓守 トラヴィス

「紅月が昇る夜だ!
 どこからでも掛かってくるがいい!
 臓腑まで焼き尽くしてやる!」

やったー!無礼講だー!
剣もうれしそうにピカピカ光ってる!熱で。
(2) 2021/10/01(Fri) 21:46:28
 ア オ ー ン … 


まねっこ。

「では、オリオンと」

「……そちらは?」

最初に発言した者を見る。

「ならばセファーと」

端的に名乗る。

「トム、オリオン。セファーは凶狼だ。よろしく頼む」

「なお私は皇狼である。すごく馴染む……どうしたものか……自分でうっとりしすぎて大声で叫びたい……」

やめたら?狼。

「自分で自分を抱きしめて構わないか?」

トラヴィスはそっと……自らを抱いた。
やや前傾に、目を瞑って暫し沈黙する……。皇狼……あまりにも……馴染みすぎる……私のための役職ではないだろうか?決闘者もかなり私であったが……

「……ふ……」

御満悦。

←これは何も言うまい……の顔だ。

「トム……」

「オリオンの役職はこれでわかりましたね」

つまりそういう事です。

「問いかけに意味はありますか?
自身で満足できるのならば、それに越した事はないでしょう」

「とても似合っている。ある種予想通りでもある」

やっぱ褒めた。抱きしめられるのは嫌だと思うから。
あと正直決闘者も似合う。すごい。

「敬語は付けたり付けなかったりする。各位留意されたし。お叱りは裏でどうぞ」
ぶっちゃけフェイクしたいけど崩す塩梅に悩んでいる。

「はい」

I am Tom.

「初日はテラだったな。特に今の我々が語るべきことはないか」

襲撃方法の好みは、犯罪者共の好みが優先される……とトラヴィスは考えている。罪人の残酷性を罪人が引き受けるのが、『正しい』在り方だと考えているからだ。必要が無ければ、ヒトである自分が境を踏み越える理由などない。

……。

……ないはずだ。

「我々以外に此方の会話を聞ける方もいると記憶しています。
オリオンはこの口調で会話しましょう」

You are Tom.

「はい。初めはテラ様です。その後は我々に一任されています」

「……ご希望がある方は?」

Yes, you are Tom.

「初日はテラで間違いない。
 今日のセファーはオリオンやトムがやりたくないならやる」

セファーは襲撃方法をその都度変えていくつもりでいるし、殺害したい相手ができた場合は積極的に進言していくつもりでいる。ここにいる時点で誰もが"化け物"になり得る力を持っているのだから。
今は"人"だったとしてもいつまでそういられるのやら。

「今、セファーがトムやオリオンに話したいことは特にないが、交流と洒落込みたいのならば応える気概はある」

/*襲撃ロールは狼、被襲撃者ともにやりたい場合のみなのでテラは「襲撃情報」をGMに提出するだけでも大丈夫だと思います。
セファーは以降も襲撃ロール対応可かつ歓迎なので被襲撃者に希望があるなら行きますね。得意分野はエロなので暴力得意な方がいたら仲介するかもです。

/*腹上死!?

/*腹上死したいなら襲撃して差し上げましょうか!?普通にセックスしろと言われればまあそう。

「トムの希望は特に無し。態々手を染めてやる必要性は感じないが、貴様らが簡単に済ませるつもりだと言うならば、この私こそが古来よりの手技にて罪人に相応しい苦痛を与えてやるさ。それが仕事。あわいの番人の為すべきこと」

カチカチ、と歯を鳴らされる捻じれた手のひら大の金具は、拷問の類に詳しければ相応の用い方がある道具だと知れるだろう。

「私はその手の手法に詳しいのでね」

/*やだエッチ!偉い人に告げ口してやるわ!いや私が看守だったわ

/* なるほど。オリオンは手拍子をしていればよいでしょうか?

「オリオンからも特には。本日はよろしくお願いします、セファー様。

……オリオンはそういった器具に詳しくありませんが、随分なものをお持ちなのですね、トム様」

「……これが何か【知っている】ならば。その前提など飾りにもならんよ。私のこの指が扱う様子を美しいと述べたと言うのならば、肯定はするがね」

僅かに嫌悪感を滲ませ、それはやがて彼の自己愛の仮面に隠された。嫌悪がどこに向かっていたのかは、受け取り手の見るように在るだろう。

/*なるほどって何がなるほどなんですかオリオン様!?

「セファーが行くとしたら簡単に済ませることになる。だからトムがそれを望まないのであればトムが行くといい。
 ……セファーはそれを何に使うか知らない。二人の反応を見るに悍ましいものなのだろう程度だ」

この狼にはあまり残虐さが見受けられないので、そういったものに対する知識は少ないのだろうと伺えるかもしれない。

「……」

深く、息を、吐き尽くす。

「……わかった。私が行う。道化た態度をとる余裕も無い程に、な」

手加減は、【されるべきではない】。ならば、自分がやるべきなのだと、器具を強く握った。

全く。どちらが悪なのかわからない。その通りだ。

「所持している者を見たことがあります。
その者が後に何をしたかも存じております。
故に、どのような用途に用いられるかわかります。
ですが、オリオンは使用した事も使用している光景を見た事もないのです」

故に、この場に立つ事を希望したのかもしれない。

「トム様が行うのですね。承知致しました。
……それを操る指先の美しさを拝見するために、オリオンは同行してもよろしいでしょうか」

「今後の役に立つものであれば、セファーも同行を希望する。
 不要であるのなら概要を聞きたい。
 それすらも不要というのなら……セファーは何も聞かずにいよう」

「……」

罪人に『それ』を見せる影響についてを暫し考えた。
しかし、……変わりはしない、だろう。見たことがあるのなら。この無礼講の場では、調べることもできるのだから……

「むしろ。見て、自分の苦しみを待たせるのも、一興」

頷いた。

「死体を前にした私独りの舞台であるが、観客が居ないというのも世界の損失だ。良かろう。席に着くことを、許す」

【人】 墓守 トラヴィス

「永遠に体を動かさずに居てもらいたいものだね……」

彼らのような規格外が居なければ、この遊技のための予算もあんなに必要ないだろうになあ、と、以前に読んだ決算書を思い返しているのだった。自然、目を細めて壁の耐久性を確認してしまう。たっかいんだよなあこれ……

「奴らに比べれば、私の舞台費用など誤差に過ぎんな」

それは、別にそうでもない。
(45) 2021/10/02(Sat) 12:03:27
「月光のように遍くトム様の厚意に感謝致します」

恭しく頭を垂れる。

「オリオンはしかと拝見させていただきます」

「観劇の許可をお与えくださる慈悲深さに感謝を。
 トムが行い、オリオンも行くのであれば、サファーも当然席につく」

今回この狼が手を下さないとしても今後もそうであるとは限らないため。この監獄に長く滞在するのであればいつかまた巡り回ってくることもあるだろうと思っているから、そのいつかに備えようという心積もり。

/*自分のコードネームで誤字する人間がいるらしいですわ。セファーですわ。

【人】 墓守 トラヴィス

「野蛮だな〜君たちは。やだやだ」

ほんとにそう思ってる?

「チャンドラ殿、赤と白ではどちらがお好みかな?やはり野蛮な催しには赤、というのが定番だが、ドライフルーツに白、というのも貴方によく似合う」

ほんとにやだと思ってる?
いそいそと葡萄酒のリストを取り出して、観戦組のテーブルに広げた。『酒も許されるぞ』という、無礼講へのパフォーマンスでもある。最も、トラヴィスをはじめとした看守たちに酔いが訪れるのは稀であろうが。
(84) 2021/10/02(Sat) 19:05:45
トラヴィスは、かなしそうに鏡を片付けた。正確にはメカが片付けた。
(a16) 2021/10/02(Sat) 19:47:08

【人】 墓守 トラヴィス

>>87 チャンドラ
「では、私も白で。ふふ、アストラシャンのファースト、635年。貴方の華やかさに良く似合う、薔薇のように開く芳しさだ」

ドライフルーツの盛り合わせとともに配膳ロボに命じながら──ワイングラスの形まで事細かに指定している──観戦の準備を整えている。ほんとにやだと思ってる?

「……好事家が金を払ってでも観たがる対戦、であるのは否定できんな」

たのしんでる!
(90) 2021/10/02(Sat) 19:55:36

【人】 墓守 トラヴィス

「終わったら鏡設置するからな。」

トラヴィスは、拘り派。
(92) 2021/10/02(Sat) 20:02:17

【人】 墓守 トラヴィス

>>94 チャンドラ

「……今、で良かった。」

喜ばしいものではない。
後輩の足元への率直な感想は、それだ。しかし、それは、戦いの推移に関わる話ではない。彼の性根の話だ。

「自分は自分を見ることが出来ない。それはヒトの性だ。……その傾向が強いようだと、彼自身が自覚できる機会は……そう多くはないだろうからね」

それをモノにできるかどうかは、トラヴィスにも断言はできない。だが、少なくとも。少なくとも、今でよかった。

自覚と狂気が共に訪れるとき、現れるのは醒めない悪夢だ。しかし今ここで、真なる夜は訪れない。


「勝ち負けは、死人相手と交わすものではない。彼が勝つべきは己だ。ならば……そう、あの戦い自体はどうでもいいが、彼には必要で……そして、あの状態で戦うのが今でよかった。私はそう思うよ」
(98) 2021/10/02(Sat) 20:32:29

【人】 墓守 トラヴィス

>>100 チャンドラ

「否定はしないよ。貴方の真綿は穏やかで、心地良い。看守だけではない、囚人とてそれを理解する者もいよう」

ワイングラスが並べられる。
美しい甘露が、涼やかな音とともに注がれる。

「……だがここは。私たちが共に立ち続けることの出来ない舞台だ。誰がいつ失われるか分からないのなら、手を離した後のことも、考えておかなければね」

目の前の彼の瞳、黄金に似た輝きを掲げた。

「貴方の曇りなき笑顔に」
(101) 2021/10/02(Sat) 21:10:18

【人】 墓守 トラヴィス

「……ふうん?なるほどね」

草原の風吹く向こうの男を見た。
見ただけだ。今は。

「……これはまた。面白い呼び名じゃないか?」
(105) 2021/10/02(Sat) 21:35:15
「見えてる奴あいつじゃなかろうな」

緊張してきたな……
観客席の方向がわからない舞台、めっちゃやりにくいとは思っているんだけど……

「私、名乗りもなしにファントムとか呼ばれるほど地顔は醜くないしメンタルが陰キャ童貞野郎のつもりないんだけど……声が天使なのかな……」

照れるな……流石に天使は照れる……
トラヴィスは自らの頬を押さえて呟いた。照れてなさそう……

【人】 墓守 トラヴィス

>>103 チャンドラ

「乾杯」

とあがる声は同時だったか。
一口目には未だ蕾の香りの葡萄酒を一旦テーブルに戻し、ドライフルーツの数々を評価する。ふむ、これは無花果、これは山査子……あまり見ない種類のものも揃っていて、なかなか愉しそうだ。

「器は大きいほど負うものが増えるとはいえ、縁まで注ぐワイングラスは美しくないものさ。疲れの自覚が出ない程度に、ほどほどにね」

人のことを言えた主義ではないが。けれど優しさというのは自身を蝕みやすいものだ。トラヴィスの自負よりも、チャンドラ自身の毒になりかねないそれのほうがよほど心配ではある。
とはいえ、相手も素人ではない。
忠言はほどほどに、今は愉しむことをとるべきか、と干し葡萄の一粒を口に放り込んだ。…………甘い。
(106) 2021/10/02(Sat) 21:48:01
「オリオンも思いました」

思いました。

「……ですが、美醜や内側はともかく立ち振る舞いが挙げられた人物のように例えられるのもまた事実なのだと思います。
ひとまず様子を見てみましょう。

天使かどうかはわかりませんが、トム様の声はよく聞こえて良いとオリオンは思います」

「正直な話。
セファーもぶっちゃけ一瞬そう思った


ぶっちゃけちゃった。めずらしいね。

「(声が天使かどうかも含めて)なんとも言えないが、オリオンの言う通り様子を見てもいい。その上で気になるようなら指示を求めてもいいとセファーは思う」

「……仮面一つで辿り着くモチーフの一つといえばそうなんだけどもね……」

私仮面めっちゃ持ってるし……聞かなくても辿り着けると言えばまあわりとそうではあるんだけども……とか呟いている。

「偽名変えようかな……エリックとかに……」

よけいバレると思うし、変えると複雑になりそうなので今のままで行きます。

【人】 墓守 トラヴィス

>>112 チャンドラ

「珍しいものが多いね……このヒトデみたいなのは、スターフルーツかな」

皿を眺めてみると、ちょっと食べるのに勇気が要りそうなのも幾つか見受けられる。あのドス黒赤いやつなに?ドラゴンフルーツ?へえ……
リストと見比べながら、まあ美容にはいいから良いんだけど、と大体のものを許容する。

「君がそうしっかりしているうちは私も安心だ。……それこそ、甘えきるわけには行かないけれど」

つられて草原へと視線を移すが、直ぐに逸らした。
血の底に沸騰するような熱を感じる。流されるのには早すぎる、と、彼は周囲のものたちの様子を肴にすることに決めたのだった。
(114) 2021/10/02(Sat) 23:55:05

【人】 墓守 トラヴィス

>>a19 アマノ

「手持ち無沙汰なら、音を奏でてはどうだい、ヴィオラ弾き」

弾けるかどうかは問わない。
けれど彼の男が、それを奏でるための細々とした手段を持っているのは知っている。
闘技場には盛り上がる演出が必要だ。そうだろう?
(115) 2021/10/03(Sun) 0:04:06
トラヴィスは、ヴィオラの貸与許可を迅速に出した。すっごい職権濫用……
(a20) 2021/10/03(Sun) 0:45:36

【人】 墓守 トラヴィス

やがて響き渡る音色に耳を傾ける。
弦楽器は良い。
張り詰めた境目を遊ぶ音。我々の美しさに似ている、と、トラヴィスは思う。

緩めてはいけない。
けれどぶつりと糸を断つほどに、引いてもいけない。

トラヴィスはその音に、引かれる弓に、同僚たちの舞うように歩む姿を見た──────
(120) 2021/10/03(Sun) 1:10:47

【人】 墓守 トラヴィス

「それはそれとして甘えるってどうやるんだろうね」

それはそれとして甘えってなんだろとトラヴィスは思った。
貴族の長男なのでだいたいのことに耐えられるのであった。

「生クリームとか足したらいいかな。得意な者はいるかい?甘え」

Q.この世界観で貴族ってなんだよ
A.心で感じろ
(121) 2021/10/03(Sun) 1:16:07
「我々がこうしてのんびりと拷問器具説明会をしている間にも、どこかで何かが起きている……というのは面白いものだね」

拷問器具説明会を行っている。
実践はもうすぐ、脱走犯の肉体をもって行われる。

説明、実践、解説。

この順序は非常に効率の良い学びをもたらすのだ。
教師としても優雅に。トラヴィスはどちらかといえば完璧主義に同意をするタイプだ。即興曲の織りなす美しさを知るものとして、完璧主義そのものになることはできないが。

「質問や、使ってみたいものの希望はあるかい?なに、流石にこれで貴様らの罪を加算したりはしない。役割に忠実であることは変わりがないのだからね」

「セファーは拷問器具の多くを知らない。
 が、拷問と言うくらいだからすぐに楽にさせる手法はないのだろうことは分かる」

この狼もあえてどちらかを選ぶのであれば完璧主義を掲げる側の人間だ。だからこそこうして学びの場に訪れ、トムに師事しようという心積もりらしい。

「トム、質問がある。セファーのような拷問初心者でも行いやすい拷問には何がある? 最終的に殺害に至らしめるのならばやはり出血を伴うものがいいのか?」

「いい質問だ。血液は……直に死を思わせるという点で効果は高い。だが、それ故に『終わり』への時間を目で確認できるという点が問題となる。当然、拷問は、長く終わらないものである方が絶望的だね?出血を伴うならば、出血していることだけを見せ、その量を見せないのが望ましい」

机に並べたのは、先に説明した視界を妨げるための器具たちだ。

「故に、血を流す場合は共にこれらを使う。飴も鞭も、無限だと錯覚させてこそだ。そういった点さえ抑えておけば、コルク抜き一つでヒトは簡単に屈服し得るものだよ」

道具の質や種類ではなく、実行する過程に拷問の肝があるのだと語る男は、それを嫌悪するでも好むでもなく淡々と説明を続けた。

「セファーのような背景があるのなら理解は容易かろう。時計の一つですら、情報を奪われることは苦痛だろう?」

トラヴィスは、ワインを煽った。息が熱いのはそのせいだと言い聞かせた。
(a26) 2021/10/03(Sun) 5:25:21

【人】 墓守 トラヴィス

トラヴィスは夢想する。
もし、今ここで。あの空間に催眠ガスをブチ撒け、あの空間に満ちる闘争を滅茶苦茶にしてしまえば、彼らはどのように憤怒するだろう?

トラヴィスは夢想する。
この闘争の場に横槍を入れるように、死人の頭蓋に銃弾をブチ込んでやれば、自分の後輩は失望を隠していられるだろうか?

トラヴィスは夢想する。
そうしてできた死体の臓物を見せびらかしてやれば、一体何人の死人たちが己の本性をあらわにすることだろう?

トラヴィスは、
(132) 2021/10/03(Sun) 6:42:18
トラヴィスは、看守だ。
(a27) 2021/10/03(Sun) 6:42:28

トラヴィスは、この結果が利益か、不利益かを、計りかねている。
(a32) 2021/10/03(Sun) 8:38:43

【人】 墓守 トラヴィス

「……」

立ち上がり、よろめくように歩む後輩の肩を叩いた。
認識の外にある自分の手が、彼にどう受け取られるのかに興味があった。そう、興味だ。
これは配慮でも心配でもないのだ、と、トラヴィス自身こそが理解している。

「ダビー。実戦は、暫くぶりかな」

声が届くところに、きみはまだ、立っているか?ダビー。
(140) 2021/10/03(Sun) 8:42:01

【人】 墓守 トラヴィス

>>141 ダビー

薄く、微笑む。
殺気の波が。銃口の虚が。トラヴィスの肌を撫でるように刺激する。引き摺られそうになれば、反射で笑むのが、彼の癖だ。
これは────仮面なのか、本心なのか。
曖昧だな、と自嘲すれば、笑みは本物となる。

そう、これは、本物だ。

「……気にすることはない。そうなるだろうと思って声をかけたのだよ。切り替えるにはショックが一番、私が適切かと思ってね」

上手く切り替えることが出来たろう?と、肩を竦める。

「チャンドラ殿が治療の用意をして下さっている。肩を借りなさい。……良いことだよ、ダビー。生死の香りを思い出すことは、我々にも必要なことだ。悪性を、死の香りを嗅ぎ分ける猟犬の仮面もまた、我々には必要なのだから」

本物だ。
死体を前にして笑んでいられる。平静でいられる。

……鏡が欲しい。
(142) 2021/10/03(Sun) 9:13:08
トラヴィスは、鏡を探した。しかしここに鏡は無い。
(a33) 2021/10/03(Sun) 9:17:12

《ご丁寧な挨拶をどうもありがとうございます》
《私めは囚人という卑しい身、看守様にかけるに相応しい美しい言葉を知らぬことをお許しください》
《もし許されるなら、我々の関係は隠しておきたく思います。あなたのお気に入りの囚人や他の看守様に知られれば、きっと妬まれてしまいますから》

トムの説明を聞き漏らさぬよう黙していた狼は並べた器具のひとつひとつを眺めて数度頷く。この狼は拷問というものを道具によって区分けされた大まかな枠組みでしか捉えられていなかったのだ、故にトムの語る言葉は新たな視点をもたらしていることだろう。

「セファーはその問いに同意する。なるほど、拷問というものは、」

それ以上を紡ぐことはなく、
感傷を抱く暇もないので、
表情は変わらない。
ただ若干、己の今後が拷問と縁遠いものであることを願う気持ちは膨らんだが。


「……トムが先程持っていたあの器具は?」

興味深そうに。
時折、想像したのかそっと眉を潜めて。

ひとつひとつの説明と質疑応答を静かに聞いていた。
視界を奪われるという事がどういうものなのか、オリオンはよく知っている。

「ふむ。これは逆に、目を瞑らせないための器具だよ。直接痛めつけるものではない…………だが、そう、目を瞑ることは、拒絶することは、全てを見ないことは、救いの一つだからね」

その器具を持ち上げて、歯をかちかちと鳴らす。

「瞼をこじ開ける。統制された恐怖がある。ある種、最も残酷な道具さ。これを用いて、目の前に針を置くだけでいい。……とはいえ、情報を奪うことに比べて、上手く与えることは難しいものだ」

過ぎれば、先程までの『奪ったもの』の意味も失くす。
飢餓にまつわる拷問に近い。
苦しむ程度に与える。
それが上手く出来るかどうかは、……トラヴィスにも断言はできないものだ。

「これを用いるものは、上級者。あるいは無謀な中級者かな。どちらにせよ、その他の手技も相当のもの……まあ、私はそれなりに長けているけれど…… オリオンは知っている様子だったが、どちらかといえば忘れたほうがいい類のものだ。拷問を受けるとき、『これ』があるという知識は無用な恐怖を生む」



だから、
見せたのだ。

【人】 墓守 トラヴィス

>>148 ダビー

大人しく治療を受けている姿は、少年らしさすら思わせる。勝負もその幼さに似合いのものならば、彼も私も、こうして苦い唾液を味わうことなど無かったろうに。
彼の問いは、まるで迷子のそれだ。事実、彼は強い。だからここに勤め上げることが出来ていて、遊戯に招かれている。だが、彼にはそれが見えていない────いや。見えていて、それでも問わずにはいられなかったか。

「……勿論だ、ダビー。君は充分に強い。私たちは……」

そもそも、死人相手に正々堂々闘ってやる必要はないんだ。
そう告げるのは、時を選ぶ必要がある、のに加えて、……彼の問いに真に答えたことにはならないだろう。恐らくは、どんな言葉も今の彼には届くまい。彼が問うているのは、極論、我々に向けてではないのだろう。

「私たちには、仲間がいる。個人の限界を補い合う。それが、真っ当な生き方というものだろう?」

命の奪い合いに勝ったはずの後輩は、追い詰められた獣のようにも見えた。きっとこの『正常な』返答は届かない。支えてやりたいとも思う。だが、チャンドラがいつか人事管理表を眺めて呟いた言葉もまた事実だ。

病むか、開き直るか。

どちらかしか選べないのなら……自ら選ばせてやるのが、彼への慈悲なのかもしれない。去っていく背に掛ける適切な言葉などあるはずもなく、トラヴィスはそれをただ眺め続けていた。

掌に、中指の爪がぎゅう、と食い込んでいる。
慈悲にも狂気にも依らない選択は、トラヴィスには酷く難しいものだった。
(149) 2021/10/03(Sun) 17:39:30
「……ああ、」

知らなかった頃にはもう戻れない。無知こそが恐ろしいという意識をずっと持っていたはずなのに、それが情け容赦なく覆されてしまったように錯覚する。
拷問と言う技術に覚えがある人間から聞かされるそれらの言葉がこの狼に染み込み、気付くことがなかった、あるいは過去に忘れ去られたはずの恐怖が、知識を得たことで蘇ったように思った。

「トムは……本当に、場を支配するのに長けている。舞台を掌握できる人なのだとセファーは思うし、……その技術も知識も、セファーには扱いきれぬものだと思う」

訥々と語る狼は首を左右に振った。いくら頭を振ってももう
無用な恐怖
からは逃れられないというのに。

「オリオンは。オリオンは質問や、やりたいことはないのか」

「…っ、ふふ」
「OK、君の存在は隠していこう。けれどそこまでいってしまうと僕はもうバレてそうだ。楽にはなしちゃおうかな♡」

バレたことを特に気にするでもなく。楽し気に笑って。

「さて、それじゃあ。君を雲間に隠すために。ここでだけの呼び名でも考えようか?」

クソ眠い!

私が堕ちた時のため、君たちにこれを託す!
本当にすまない!
起きていたい!でも眠い

「……」

「トム様は、お優しいのですね」

無知は罪だと誰かに言われた。
けれどどうでしょう。知っているからこそ感じる恐怖もあるではありませんか。

「いいえ。トム様にご教授頂きましたから、これらの使い方は理解できました。
後はトム様が
実践
する所をしかと、見せていただきます」

【星層遺跡荒 テラ 襲撃状況】

■死因
当初失血によるショック死と見られていた。
詳しい調査の結果、精神錯乱による心臓麻痺と判明。

■詳しい状況
当囚人は脱走直後であることを加味し、顔まで覆う拘束衣を着用させていたが、襲撃時にはその全てが脱着、金属製拘束具を用いて全身を固定されていた。開眼具及び遮眼革によって視界が外部的に操作されている点、全身の穿孔痕からみて、当囚人が精神錯乱を起こしたのは襲撃者の意図によるものであると予想される。

■凶器
コルク抜き
※直接的な死因ではないが、現場に残された血濡れのコルク抜きが全身の穿孔痕の原因であることは明らかであるため、ここに記すものとする。

/*とっとこハム太狼なのだ。狼窓に貼るのなら我が匿名メモに投げるのだ!我等に任せて無理せず寝るのだ鼠狼クン!

寝てください


おやすみなさい

/*
セファー様、お願いいたしますね

寝てくれ。
寝よう。おやすみなさい。

/*
セファーがやろう。任された。

/* 凄惨な状況はPCなら慣れていてもPLが苦手ってこともあるからね。こんなかんじで表現させてもらったよ。明日以降、君たちがどのような手段をとるかは任せるけれど、今日のところはこんな風に。

実際、報告書の内容よりはえげつないかんじに仕上がってるとは思うけど。

 




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チャンドラ
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大好きだよ

ルヴァ
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アマリリス

アンタレス
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願いと約束

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テラ(2d)
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ミズガネ(3d)
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キンウ(5d)
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イクリール(7d)
15回 残----pt

ごちそうさま?

メサ(8d)
12回 残----pt

再誕しちゃった!

アマノ(9d)
14回 残----pt

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ニア(5d)
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