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【人】 メガネ 忽那 潤お湯準備するから、お風呂入り? その間に色々片付けとくから。 [ ぽんぽんと頭を撫でて、 彼女のためにお風呂を用意するはず。 片付けは、持って帰ってきた荷物たち。 下着含めて洗濯するものと、 今回は使わなかったものと。 まぁ、彼女にはそこまでしなくても、と 毎度毎度止められていたかもしれない。 ]* (5) 2021/03/31(Wed) 0:46:04 |
【人】 メガネ 忽那 潤そんなかわええ声出しても、ええけど お風呂だけははいってきや? [ 恋人の彼女にこうやって促すのはいつものこと。 眠たげな彼女が体を預けてくると、 話したくなるのが本音ではある。 彼女がドライヤーを手に帰ってきたら 嫌な顔ひとつせずに彼女の髪を乾かす。 彼自身髪が長いので、乾かすことはお手の物。 とりあえず目を細めた彼女が可愛かったので 撫でながら唇を重ねた。 ] (8) 2021/03/31(Wed) 1:29:20 |
【人】 メガネ 忽那 潤さ、早く行っておいで。 [ お風呂の準備ができたようであれば、 彼女のことを離して、背中をトントンと。 彼女がお風呂に入れば、 進んで荷解きを始めるのだ。 その間にやれば、止められることもないことに 最近気づいた彼のちょっと姑息な手。 ] 最近、なんや………… [ 彼は、彼女の下着を眺めながら、 ぼんやりと色々考えていたけれど、 彼女にいった方がいいのか、 思ってとりあえず胸の内に秘めることに。 ]* (9) 2021/03/31(Wed) 1:29:44 |
【人】 メガネ 忽那 潤[ 一度抱きしめると離れたがらないのは、 彼も一緒だけれど、お風呂に入らせておかないと、 朝もギリギリに起きることが多い彼女だから。 ] 荷解き下手な自分のことを悔いような。 [ くすくす笑いながら、彼は彼女を見送る。 彼女もお風呂で彼が考えていたことと 全く同じことを考えていたとは露知らず。 彼女の体型は出会ったとき、 そんなに女性としてフェロモンが、という 体型ではなかったけれど、 付き合って以降、変わってきたのだ。 ] (24) 2021/03/31(Wed) 14:05:35 |
【人】 メガネ 忽那 潤おかえり。 乾かしてあげる。 [ ドライヤーを受け取って彼女の髪を乾かせば 彼もお風呂に入りに行く。 彼は長風呂なので彼女にたまに心配されたり。 リビングの方に戻ったとき、 彼女はソファにねころんでいたか、 既にベッドのほうにいたか。 ] 美鶴さん、次どこ行く? [ いずれにせよ、彼女に抱きついて 仲良く並んで寝転んだはず。 ]* (25) 2021/03/31(Wed) 14:06:28 |
【人】 メガネ 忽那 潤[ 朝と昼を作るのは彼の息抜き。 仕事が忙しくて、イライラする時も 彼女のために食事を作るということが 息抜きになるのだ。 だから、朝食の香りとともに 彼女を起こすことは日々のルーティンと化している。 でも、休日は起こすのが忍びないので 彼女が起きるまで特に何も作らない。 シンプルにひとりヨーグルトとパンで済ませる。 彼女が起きてきたら勿論すぐにご飯を作るけど。 ] (28) 2021/03/31(Wed) 16:08:48 |
【人】 メガネ 忽那 潤そんな可愛いこと言うて…… まぁ、引っ越して少しは防音性もマシに なってはいるけどなぁ…… [ 前にいたアパートは住みやすかったけれど いろんな意味でもどかしかった。 ので、付き合ってから数ヶ月して 2人揃って広めのマンションへ引っ越した。 でも、付き合いたてからの癖で毎週末は 泊まりがけでデートをするようになった。 彼女がそういったので、 次の泊まり先を提案してみようかと 携帯を開いたら、可愛い問いかけが聞こえて 彼女をぎゅっと改めて抱きしめ直す。 ]* (29) 2021/03/31(Wed) 16:09:20 |
【人】 メガネ 忽那 潤[ 夜は早く帰れたらたまに作るけど、 定時上がりの彼女が作ってくれることが多い。 だから、彼女の料理を食べられる その時間が彼にとっては凄く幸せ。 彼女の努力の結晶のようなものだから。 ] 俺が可愛いって言ってるんだし、 もっと自信持っていいんだよ? 美鶴さんは、凄く可愛い人。 [ 彼女と付き合ってから、彼はずっと 彼女に対して可愛いやら綺麗やらと 何かにつけて褒め言葉をかけている。 そうでないと、彼女の何かを ダメにしてしまいそうな気がして。 勿論、彼の本心だからそれをいうことが 苦になっているということは全くなく。 ]* (37) 2021/03/31(Wed) 17:44:51 |
【人】 メガネ 忽那 潤[ 出会った頃から、変わらない。 変えられない彼女の何か。 それを変えたくて、 色々と声をかけたりプレゼントをしたり 愛したりするのだけれど。 ] (41) 2021/03/31(Wed) 18:19:40 |
【人】 メガネ 忽那 潤────はじめて出会ったときのこと 初めまして、隣に引っ越してきた忽那です。 これ、良ければもらってください。 [ 大学を卒業して、親の援助もなくなるというアレで 彼は引っ越しをした。 彼の初任給などを見ても、 わざわざ片田舎に住み直す必要はなかったけれど、 節約のために引っ越しを決意していた。 彼の両親はいたく驚いていたけれど、 理由を話したら納得をしたようで、応援してくれた。 そして、実家からの引っ越しの時同様、 ご近所への挨拶回りをしていて出会ったのが、 お隣の彼女。 現在は彼女として隣にいるその人。 チャイムを鳴らして、 出てきたのは茶髪で髪の長い女性。 少し癖がついていたので もしかして起こしてしまったかと 彼は苦笑いをしながら、 持っていた菓子折を渡した。 ]* (43) 2021/03/31(Wed) 18:24:58 |
【人】 メガネ 忽那 潤あの、差し支えなければ…… お名前を聞いてもよろしいですか? [ ありがとうございます、といいつつ 少し不機嫌のようにもとれた彼女に、 名前を聞くのは少し憚られたけれど、 どうしても聞いておきたかった。 教えてもらった名前は、文月美鶴。 それもなかなか厄介者を見る目だったのは、 彼が気に入らなかったのか、 名前を教えたくなかったのか。 はたまた両方ともだったのではないか。 ]* (49) 2021/03/31(Wed) 18:51:44 |
【人】 メガネ 忽那 潤素敵な名前ですね。 改めまして、忽那潤です。 新卒で商社に入る予定なんです。 どうぞよろしく。 [ どうして彼女に名前を聞いたのか。 ただの一目惚れだったから。 それ以外なら別に名前まで聞くことはなかった。 そこからの道のりはひどく長かった。 なんの道のりかと聞かれれば、 彼が彼女に興味を持ってもらうまでの道のり。 そして、恋人になるまでの道のり。 まず、興味を持たれたかどうかに関して。 答えは、微妙。 でも友達にはまずなることができたはず。 そうでなければおでんを食べようとは 誘ってくれないだろうから。 ]* (51) 2021/03/31(Wed) 19:14:37 |
【人】 メガネ 忽那 潤[ 運命の出会いをしたと彼は思った。 素っ気ない態度こそが、 彼が一目惚れをしてしまった1番の理由。 休みだからと化粧をして 気合を入れている人を 彼はあまりすきになれない。 ] いい人、だったな… でも、……んー…… [ 前にこうやって挨拶をした時は お隣さんに恵まれなかった。 出てきて挨拶してもらえただけでも上々。 でもどこか、彼女のことを知ったら 何かを背負うことになるような気がした。 勿論、それは嫌とかいうものではなくて。 だから、実家から野菜が届いたりしたら 渡すようにして、少しでも彼女との 距離を縮められたら、と努力をしたはず。 ] (73) 2021/03/31(Wed) 22:30:11 |
【人】 メガネ 忽那 潤[ 仕事に行く時間が偶に被って ゴミ出しの時は代わりに持ったり、 少々お節介をやくやつと思われていたはず。 彼女の警戒心は強すぎて 正直に言えば何も言わずに、というより 引越し当日に引っ越しますと伝えても、 いいかなと思うくらいに悩んだ。 ] 連絡先……また交換できなかった。 いつになったら、いけるかな。 [ 新卒時代が終わって、 2人とも社会人2年目になってからも、 その関係性自体は大きな進展を見せず。 アパートの他の人たちとは連絡先を 交換できたのに、彼女に関しては なかなかできなかったことを彼は今でも 鮮明に覚えている。もどかしくて、 もっと話をしたかったのに。 ]* (79) 2021/03/31(Wed) 22:48:30 |
【人】 メガネ 忽那 潤[ 時は少しすぎてもう少しで3年目というあたり。 彼は壁に直面していた。 彼女関連のことではなく、仕事。 別に、元々順風満帆すぎるわけではなかったけれど 比較的いい感じだった。 天狗になることだけはなかったけれど、 どうにもうまくいかなくなってしまった。 ] ……………… [ コンコン、と隣の彼女がいる時間に 玄関先をノックした。 とは言っても、話をしたかったわけではなく 手紙を受け取って欲しくて。 ] (85) 2021/03/31(Wed) 23:29:00 |
【人】 メガネ 忽那 潤『直接だと、貴方に迷惑をかけそうなので 良かったらやりとりをしたいです。 …………話を聞いてくれるだけでいいんです。 よろしくお願いします。 ID: ****** 忽那 』 [ そんな内容の手紙を、彼女に手渡して 彼はすぐにその場から立ち去った。 いつもの明るい彼とは違ったことだろう。 この時、初めて連絡先を聞きたいと 彼女に直接?間接?的に伝えた気がした。 間接的なら、聞いてる聞いてないにかかわらず とても落ち着くところがあるから。 ]* (86) 2021/03/31(Wed) 23:30:13 |
【人】 メガネ 忽那 潤[ 彼がもし、彼女が手紙を受け取って 苦情というかつんけんした態度に関しての 訴状のようなものだと考えていたと聞いたなら、 絶対にその場で笑って、涙を流しながら 否定をしたはず。そんなことないのに、って。 ] ん……。 まぁ、当たり前か。………… (89) 2021/04/01(Thu) 0:39:07 |
【人】 メガネ 忽那 潤『貴方なら、俺がなんだろうと構わないから お世辞みたいなことも言わないだろうし、 頷きも何もいらないから、 一言「お疲れ様です」って話聞いてくれた後に 書いてくれればいいんです。 他でもない、貴方だから話を聞いてほしい。 思ったことが顔に出やすい人だから、 それが結構聞いてもらってる側からすると、 落ち着くものがあるんですよ。 だから、良ければお願いします。 』 [ 彼女がこの文面を どう受け取ったかはわからないけれど、 少しでも話を聞いてくれれば、 彼はありがとう、と返事をして終わるのだ。 ]* (90) 2021/04/01(Thu) 0:39:52 |
【人】 メガネ 忽那 潤[ 彼女にメッセージを送った後、 ソワソワしていた彼。 絶対嫌われたと感じたから。 でも、ブロックされることもなく 話を聞いてくれるようだったので、 マイルドにぼかしながら あれやこれやと仕事の話をして 吐き出させてもらった。 ] …………すっきりするわぁ。 『ありがとうございました。 また何かあったら話聞いてくれませんか?』 [ そう書いて、彼はクスッと笑った。 初めて、距離を詰められたと思ったから。 もちろん、錯覚なのかもしれないけれど。 ]* (105) 2021/04/01(Thu) 10:11:45 |
【人】 メガネ 忽那 潤[ 彼女へ相談をもちかけたのは、 ある種の賭けだった。 連絡先をもらうためでもあったけれど 相談という名目を持ってしても 彼女の警戒心がとれなければ 彼は根本から彼女と仲良くなることは 不可能であると結論付けが出来た。 ] かんにんな……美鶴さん。 [ ずっと覚えていたけれど、 なかなか呼ぶことができなかった彼女の名前。 多分、この出来事から偶に、 彼女のことを名前で呼んだはず。 もっと距離が縮まったと思えば 美鶴さん、とずっと彼女の名前を呼んだ。 ] (108) 2021/04/01(Thu) 16:35:37 |
【人】 メガネ 忽那 潤──────今の話 せやから、義理チョコもらえた時は 家宝にするか悩んだわぁ………… 美鶴さん、息してるか? [ 腕の中で出会ってからの話をした彼。 彼女の反応はどんなものだっただろう。 恥ずかしがり屋な彼女のことだから、 顔が赤くなって、息をしているかどうか。 そっと髪を撫でて、宥めただろうが。 ]* (109) 2021/04/01(Thu) 16:35:58 |
【人】 メガネ 忽那 潤非礼やと思ってたんや…… まぁ、別に今となっては洗礼だったと 思って何とも思ってないんやけど。 [ 彼女の発言に、くすりと笑いが溢れる。 彼女と会話をするのは楽しくて仕方がない。 だって、いちいち可愛い反応するから。 1番好きな人の、可愛い反応を見たくない人は その人のことを好きだと思ってない。 とまでは言えないけれど、なかなかに 歪んだ愛情のひとつだな、と彼は思う。 ] (123) 2021/04/01(Thu) 21:27:43 |
【人】 メガネ 忽那 潤………なぁなぁ、美鶴さん? 美鶴さんは、なんで俺にOKくれたん? [ 勿論、彼の好意の押しが強かったかもしれないけれど 断ることだってできたはず。 でも彼女は、先にアクションをとって 好き、と言ってくれた。 そこには、何かしらの理由があるわけで。 彼は、ふと気になってしまった。 それは、彼女の壁を越えるための一歩に なるかもしれないものだから。 ]* (124) 2021/04/01(Thu) 21:28:10 |
【人】 メガネ 忽那 潤[ 彼に抱きしめられ、彼の方を向いていた彼女の顔。 それは彼の質問により埋まってしまった。 それだけ、彼の質問は彼女にとっては良くないもの。 彼はそう考えた。 目を見てくれないのは、後ろめたさや、 彼への何かが彼女の中で蠢いている証拠。 でも彼にはその何かを聞く権利はない。 それを聞いたら、彼女の矜持のような、 大切な何かを壊して、関係が崩れ落ちる。 そんな気がして、彼は彼女の答えに頷いた。 ] (129) 2021/04/01(Thu) 22:15:32 |
【人】 メガネ 忽那 潤おおきに、美鶴さん。……嬉しい。 素直に嬉しくて、また好きになった。 [ 彼女が顔を埋めたままなら、そっと髪を撫で、 顔を上げてくれたなら、額にでもそっと口付けを。 彼にだって、踏み込まれたくないものの ひとつやふたつ、…… あったかどうか定かではないけれど 女性にはそういうものが多いと、 彼は母親を見て知っている。 ]* (130) 2021/04/01(Thu) 22:16:15 |
【人】 メガネ 忽那 潤[ 何かのタイミングで、彼女が聞かせてくれれば それでいいと彼は思っている。 話したくないときに話すと、辛い。 心が痩せ細っていく行為なんて、 彼女にさせられるはずがない。 だから、彼はただただ、その時を待つ。 それが彼が思う彼にできる最大限のこと。 ] (133) 2021/04/01(Thu) 22:49:27 |
【人】 メガネ 忽那 潤ん……っ、… [ 彼女の可愛い顔が見えたと思えば、 彼女から唇を重ねられた。 恥ずかしがり屋だから、滅多にしないのに。 深い口づけは、彼女を求めてしまう。 でも、そのどこかで、冷静になる。 この口付けの意味はなんなのか。 そんなもの、あるはずがないのに、 ふと考えてしまうのはどうしてだろう。 ]* (134) 2021/04/01(Thu) 22:49:59 |
【人】 メガネ 忽那 潤……ふ、っ………… [ 彼女の囁いたその言葉は、 彼の思考を止めるに十分だった。 昨日も一日中したけれど、 彼女を求める気持ちは収まることを知らない。 彼女と視線が交われば、彼女をベッドに 押し倒して、また唇を軽く重ねた。 ] (136) 2021/04/02(Fri) 1:05:15 |
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