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【人】 帰宅部 津崎絵音[ 進路について一緒に悩んで、勉強を一緒にする。>>397 それはもう、 ただの暇つぶしの話し相手ではないだろう。>>394 オレもやっとそう自分を認められそうだよ。 ボロボロで願いを隠すことも出来なくなったオレがもし、 千葉が覚悟を持たない内に醜態を晒したら 取り返しがつかない方向で関係は変化して そのまま独り消えてしまう可能性もあったのかもしれない。 生きてて良かったと思えるのは未来のこと 今はただ、こうしていられることを喜ぶだけ。 心の問題が絡む出席日数は、難しい問題で ついつい、一時苦い顔にもなってしまったけど。 その後すぐ「頑張ります」って千葉に宣言した。 怠慢を正し気力を取り戻していったら、 そうした目に見えない傷も治していけるのかもしれない。 安堵するような笑みが崩れない行く先があるといい。 ] (500) 2022/10/20(Thu) 20:05:40 |
【人】 帰宅部 津崎絵音そうか [ ついでみたいに切り出された、でも大切なこと。 返事は短く促すように、 でも少し声色が嬉しそうになっていた。 ずっとずっと悩み続けてた千葉が決めた願い。 聞く権利を得られたのなら、知りたい。 ちゃんと顔を上げて、向き合って、その目を見て ────確かに聞き遂げた。 ] ……それ、最高の願いだな [ やっぱり熱心に思考を語ることは無かったけど 心からの祝福を込めて、そう返した。 誰かを救い、強い意思で自身の決断も出来る奴。 これから歩む先をファン1号として見ていたいと強く感じた。 こちらも同じく片手を挙げ、千葉に背を向け歩き出す。>>398 投げやりな思いや恐ろしさも無い今は、 フェンスの穴を潜り、旧校舎へ、その奥へ 迷いなく一歩一歩進んでいく。* ] (501) 2022/10/20(Thu) 20:05:54 |
【人】 帰宅部 津崎絵音── 旧校舎 ── [ 草木が生い茂る敷地にある旧校舎は、 やはりどこか自分達が通う校舎より暗く感じたけれど 昼間と夜では見え方がかなり違う。 幽霊が出る場所というよりは、 ただ忘れ去られた物寂しさと過去を彷彿とさせられた。 オレはきっと、この場所みたいになりたかったんだな。 歩みに合わせ軋む床の音だけが聞こえる空間は静かだ。 やはり、あの時と同じで何も起きる気配が無い。“今は” 映画やゲームといったフィクションだと、 幽霊は一つの建物内の特定の位置や部屋に出たりする 所謂地縛霊ってやつ。 ただ一度出会い、二度目もそうだったとして 彼女がそれだとも限らなく解き明かすつもりも無いけど、 足は自然と月夜に出会った二階の廊下を目的地とした。 ] (502) 2022/10/20(Thu) 20:06:12 |
【人】 帰宅部 津崎絵音[ 気がつけばその突き当たり、まさに邂逅の地へと立っていた。 ──途中までしか記憶が無い。 この先のことを思うばかり、無心で歩んで来たのか はたまた、選択の期日を伝えグラウンドに皆を送ったように 今度はその膝元まで連れて来られたのか?……なんて。 いつにも増して睡眠不足に苛まれているせいで、 ファンタジーじみた思考になっているみたいだ。 白く、淡く光る人影は記憶のままにその場所に>>1:n1 ただ違う点が彼女の側に備え付けられた>>476 死者には不必要で、ある意味では必要なものたち。 お供えだって、すぐに分かった。 ならその椅子はなんだろう?彼女と対話する為のもの? そこまで想像に難くないけれど、 オレはそこに座らない、オレは対話を求めない、オレは] (503) 2022/10/20(Thu) 20:06:25 |
【人】 帰宅部 津崎絵音……神様、 [ 自然、思考もなく膝をつく姿勢になっていた。 彼女は可笑しそうにしている。旧き学び舎に佇む幽霊を 救いの主のように呼び敬意を示す生者の様に、なのだろう。 愚かだろうか、狂っているだろうか。 それでも、 何かに縋らないと生きられない人間もいる。 あなたにとって、望ましかろうとそうでなくとも。 相変わらず床に足をつけることもなく、 白昼夢じみて宙で揺蕩いこちらを見下ろす彼女は やはりひどく優しい声で、 ──願いは決まったのかと問い掛けてくる。 ] (504) 2022/10/20(Thu) 20:06:46 |
【人】 帰宅部 津崎絵音オレは、オレの願いは…… [ 喉が乾く、 鼓動が激しくなるのが分かる、 独り温め続け、 諦めた願いが再び頭を過る。 ] (505) 2022/10/20(Thu) 20:07:45 |
【人】 帰宅部 津崎絵音交通事故で後遺症を負った右腕が、 また満足にピアノを弾けるようにして下さい [ はっきりとそう告げ、祈りの形に手を組み頭を垂れた。 願いを大きく捻じ曲げて尚、 奇跡を望むオレにとって彼女は神様であった。 ] (506) 2022/10/20(Thu) 20:08:04 |
【人】 帰宅部 津崎絵音[ 脳裏に響く声が問い掛ける。 ──「本当にそれでいいの?」 訪れる人間達の心が読めるなんて可能性も、 非現実的な力やこちらへの呼び掛け方を思うと 充分ありそうなのは事実。 でも、それはどっちだって構わない。 多分試されているんだ。オレが理解するべきなのはこれだけ。 ] ……はい [ 母親の心の病が、無かったことにならなくても。 かつてのように弾けるまで何年掛かろうとも。 再びの挫折を味わう時が来ようとも。 選んだんだ、その道を。 跳ね除けた約束を結び直したんだ。 殺そうとした少年の自分と生きていくんだ。 ] (507) 2022/10/20(Thu) 20:08:19 |
【人】 帰宅部 津崎絵音[ 答えはすぐに返らず、オレは床を見つめ続ける。 不意にやけに肌寒くなった気がして、 思わず顔を上げ少し驚く──すぐ側まで彼女が降りてきていた。 「あなたの居るべき場所に戻ったら、動かしてみて」 そんなこちらの様子など意に介さず語る様は あの日の再現のようでいて、 語る内容は、この邂逅の終わりを示している。>>1:n5 ] っ、ありがとうございます……! [ そして、願いが受け入れられたことも。 感極まる思いに胸を締め付けられながら、再び頭を垂れた。 もし心変わりしなくても。 あなたはこんな風に優しくオレを消してくれたのかな。 何かをされた感覚はあまりないのに、 願いを叶えてくれたことを、少しも疑う心が生まれない。 色々気になること言いたいことはあったけど、 彼女を自己を救済する神聖のようにしか見ずに 心惹かれ強く願いながら、結局生きることを選んだオレは ────その資格は無いだろうと、思うんだ。* ] (508) 2022/10/20(Thu) 20:08:50 |
【人】 帰宅部 津崎絵音[ 頭のどこかが熱にでも浮かされてる気がして。>>0:16 座ってすぐ、マスクに阻まれない世界の空気を直に吸い込んだ 生きてる。 降って湧いた非現実的願いを叶える機会は、恐らく失われた。 そして……掌を上にした両手を、恐る恐ると顔の前に。 握っては閉じ、一つ一つ指を動かしたり両手で同じ動きをさせたり 強く強く、拳を作ってみたり。 誰かが見てたら不審でしかないくらい飽きもせず繰り返して。 ] あー…… [ 気と息を抜くような声と共に身体を横に倒し寝転がった。 治ってる。治ってると思うよ。彼女をオレは信用してる。 でも二年間駄目だったことが急に元通りになったから 頭が中々ついていかなくて、その癖身体だけ疲労を訴えてきて 今は喜ぶどころじゃないみたいだ。 これからのこととか考える前に、 日常みたいにスマホを取り出してしまった。 ] (524) 2022/10/20(Thu) 21:45:03 |
【人】 帰宅部 津崎絵音[ 結局それどころじゃなくて 最初しか発言しなかったグループの全体メッセージ。 ある一つを見て小さく笑った。 副会長、いや元副会長。見た目のままの人だな。 男らしいとは思うけど別に怖いと感じたことはない。声はでかい。 頼もしそうな人だと思っていた。 それに、こういうことを躊躇わず発言出来るのは、 生徒会の器だったのかもしれない。 誰かの胸に刻まれたそれを、オレは後から見たけれど 多分願いについて言っているんだろう内容は この日々が終わればもう関係がないわけではなくて。 そうありたいなと思う。 腕が治ったことは当然のものでも奇跡でもないと 闇に浮かぶ白い姿と共に覚えておこう。 きっと、一生忘れられない。 ] (525) 2022/10/20(Thu) 21:45:44 |
【人】 帰宅部 津崎絵音[ それから個人メッセージを開く。 やっぱりなんかムカつくんだよな。 でもそれで許される何かを持ってるっていうか、 悔しくなっても憎めない感じ、狡いな。 結局願いは聞けないままでいる。 ただ、こちらのような取り返しがつかない何かではない筈のそれは 間違ったものなんかじゃ無いんだろうと勝手に思ってる。 論す側で未来を語る側の、聡い奴だから。 オレが天ヶ瀬に出来ることってのは 本人が書いているとのだけなんじゃないかな。 ] (526) 2022/10/20(Thu) 21:45:59 |
【人】 帰宅部 津崎絵音[ オレのターンとやらが来るのかは、ちょっと分からない。 無機質な電脳の文字だけで読み取っていいのなら、 三人がかりだった「絵音くん」に対し あの時彼女は自分一人で願いを諦める可能性を提示してきた。 裏にある事情や心情を測るにはやはり距離が遠い。 ただ、解決した故の選択肢では無かったことだけは分かる。 天ヶ瀬と比べれば短文で 何かを伝えるというよりはこちらへの返事が多くを占める。 その中で、追加で送られたメッセージが 身勝手で酷いかつての兄貴分に一つ許しを与えてくれていた。 ] (527) 2022/10/20(Thu) 21:47:27 |
【人】 帰宅部 津崎絵音[ 破滅を選ばなければそれで良し、それで終わり なんてことは現実世界では有り得ない。 死に損ないが、同じ願いを持っていた彼女に対して 生きることを強いる以上に出来ることはあるのか 恐らく、祈りを押し付けて消えるよりはマシだろう。] [ 通知があれば鳴るように設定を変え、 木の葉が風で擦れる音を聴きながら今は一時目を閉じる。* ] (528) 2022/10/20(Thu) 21:52:59 |
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