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【人】 機関設計士 スタンレー[タナバタの夜が明けた。スタンレーは、日常に戻る。 彼の工具入れには、ガーネットのキーホルダーが揺れる。 きっと、彼はこの国を支える機関車を作り続けるだろう。 機関車をこよなく愛す、彼だから。] (0) 2020/05/19(Tue) 0:05:05 |
【人】 機関設計士 スタンレーー後夜祭:職場にてー 「たこやきが食べたい。」 [スタンレーは、すっかりたこやきロスだ。] 「んもー!まだ言ってんすか?」 [助手のコーディーは、呆れたように長いため息をつく。] 「それより、スタンレーさん、三日も休んで何か浮いた話は無かったんすか?」 [コーディーは続ける。スタンレーの工具入れのガーネットには気付いてないようだ。] 「んー。内緒。」 [スタンレーは、不敵に微笑んだ。] 「なんすかそれー?!ずるいっすよー!可愛い助手に、幸せを分けてくださいよー?!」 (43) 2020/05/19(Tue) 20:26:14 |
【人】 機関設計士 スタンレーー調香店:ディアスー [スタンレーの仕事は、夕方に終わった。 ーそうだ、ディアスに寄ってみよう。 顔を出すと約束したからな。ー 日も傾いて来たし、まだやってるだろうか。 という懸念もあったが、ディアスからは灯りが漏れていた。 小洒落た扉を開ける。 ノアは居るだろうか? それとも、彼女の師匠が居るだろうか?]* (44) 2020/05/19(Tue) 22:04:46 |
【人】 機関設計士 スタンレーーディアスにてー ごめんください。おっと、邪魔したかな? [店の中には、ノアの他にもう一人居た。彼がノアの師匠のディアスだとすぐ分かった。] はじめまして。機関設計士のブルー・スタンレーです。 ノアさんとは先日偶然知り合ったのですが、その時にお店のことをお聞きしまして、お伺いしました。 [スタンレーは、ディアスに丁寧に挨拶をした。 ] ノアも元気そうだな。 香水を二つ作ってほしいんだが、大丈夫かい? 贈り物用と自分用なんだが。* (70) 2020/05/20(Wed) 10:19:25 |
【人】 機関設計士 スタンレー─ 調香店『ディアス』 ─ [ノアに促され、来客用のテーブルに着く。] ああ、俺も変わりないよ。 仕事をしている方が、張り合いがあって良い。 [スタンレーは、屈託の無い笑みで答えた。] どうも、ありがとうございます。 [スタンレーは、紅茶を用意してくれようとする、ディアスへ向き直り、一礼する。] [スタンレーは、ノアから受け取ったパンフレットをめくりながら、訥々と話し始める。] 贈り物の方は…、察してるかもしれないが、マチ宛なんだ。 マチへの贈り物の方は、あいつの暖かな優しい雰囲気に似合う香りが良いな、とは思っていて…。 香りに関してはさっぱり知識がないんだが、自分用については、柑橘系が好みだな…。 [パンフレットの中の柑橘系の香水に目が止まる。 スタンレーの故郷の湖の側には、広大なレモン畑があり、小さい頃から馴染みのある香りだった。]* (79) 2020/05/20(Wed) 14:55:14 |
【人】 機関設計士 スタンレー─調香店『ディアス』─ いただきます。 [運ばれて来た紅茶に口を付ける。アールグレイ独特の芳しい香りがした。] むしろ、仕事の早さに驚いているよ。 ノアもディアスさんも、凄いな。 [スタンレーは、ノアに尊敬の眼差しを向けた。] …ああ。 [ノアの問いに、一瞬、躊躇いをみせつつ肯定する。 しかし、曇ったように見えた表情は消え…] 俺にとっては、宝物になったよ。 [スタンレーは穏やかに微笑んだ。]* (86) 2020/05/20(Wed) 17:05:57 |
【人】 機関設計士 スタンレー─調香店『ディアス』─ [随分話し込んでしまったようだ、外は既に真っ暗になっていた。] 遅くまですまない。俺はそろそろ失礼するよ。 ノアとお師匠さんに会えて良かった。 香水のこと、本当にありがとう。 [ノアに感謝と別れを告げて、月明かりの下、坂を下る。] (91) 2020/05/20(Wed) 23:20:55 |
【人】 機関設計士 スタンレーー夜道ー [空を見上げると、満月が煌々と輝いていた。] 月が綺麗だなぁ。 [想いが通じなくとも、不思議と悲しくはなかった。] ー月になろう。 彼女の星にはなれなくても、真っ暗な夜に彼女が迷わぬように、道を照らすような、月になろう。ー [香水に驚くマチの顔を想像して、微笑む。 「俺も香水デビューだ。」なんて、ふざけ合いながら、渡せたら。] ーマチの歩く道に、沢山の幸福が訪れますように。ー 恋する機関設計士の物語 〜完〜 (92) 2020/05/20(Wed) 23:22:03 |
【人】 機関設計士 スタンレーー機関設計助手コーディーの物語ー ちゃっす! 俺、コーディーって言うんすけど、機関車の一級設計士、スタンレーさんの助手を務めてるっす。 スタンレーさんは凄い人なんすよ!この国ではスタンレーさんの右に出る人は居ないんじゃないっすかねぇ? そんなスタンレーさんの助手が出来るのは、誉れ高きことっすよ! 俺、まだまだスタンレーさんの足元にも及ばねえっすけど、バリバリと頑張る所存っす! その為に、俺っち、タナバタ休暇も断ったっすよ! やっべ、いつもの癖で俺っちって言っちまったっす!恥ずかしいっす!聞き流してくれっす! 助手の勘なんっすけど、スタンレーさんは、タナバタでぜーったい何かあったっす!聞いてもはぐらかされたけど…。>>43 今日なんて、定時前に上がって、いそいそ何処かに行ったっす!>>44 怪しいっす…。 (100) 2020/05/21(Thu) 18:52:41 |
【人】 機関設計士 スタンレースタンレーさんは、男の俺から見ても、かっこいいっす! 鼻の上のそばかすがセクシーっすね。そばかすは、俺とおそろなんっすよ。へへっ。(照 タナバタの夜に、スタンレーさんが豆大福を差し入れしてくれたっす!>>2:86 あー!俺、愛されてるーっ!て感じっすね。 そろそろ、休憩が終わるっす!俺は仕事に戻るっすよ! また会えると良いっすね! 〜fin〜* (101) 2020/05/21(Thu) 19:01:10 |
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