153 『Override Syndrome』
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[あなたの願い出に明確にNoと首を横に振る。
そして、それがどんな意図であろうとも
今自分が大変だと考える片鱗が見えた時、
私はあなたに向けて病名を告げる。]
佐々岡くんはOverride Syndromeに
罹ってしまっている可能性があるの。
罹ってしまったあなたに非はない。
でも、治療をするかどうかは別の話、でしょ?
[現状を伝えて対策を促す為の宣告。
その声は、あなたに届くだろうか。]*
| [ たかが3文字。生きる、と それだけでも重いのに、 ちゃんと生きる、か。 増えたのは4文字だというのに、 含有された重さは比べ物にもならないな。 息をしていることが、生きることか 幸せをつかむことが、生きることか 意味を説明してくれる人なんてのはいなくて、 手探りで答えを探していくしかない。 難しいという言葉に頷けば、 「そうだね」と小さく呟いて。 ] (15) 2022/06/18(Sat) 18:35:52 |
| [ ただの持論だけどね、と微笑んで。
引き返せる段階の手を掴めたこと、 ちゃんと生きる、と言ってくれたこと。 その裏に、どんな事情があったとしても 彼女が、幸せにしたいと思う人のために 努力することは、間違いではないと思うから。
助けられなかった自分の方を いつまでも見続けている俺も 頬を張らなければと思う。 ]
(16) 2022/06/18(Sat) 18:36:40 |
| [ 白黒ボーダーのTに、七分袖の黒シャツ。 カーキのクロップドパンツといった わりとシンプルな服を選んできた。 ……というか、引っ張り出してきた? 出かける人もいなければ 服もタンスの肥やしになるってものだが 流石に恥はかかせられないからと 引っ張り出し、そんなところ。 いつも見ていた通りの彼女が見えれば >>11 その努力に気づく意味で褒め言葉を送ったんだが。 ] 慣れてねーよ、10年振りだ [ ふは、っと笑いを零してそう言えば、 恐らく万全ではないだろう体調に合わせるよう 少しゆっくりとしたペースで向かった。 ] (17) 2022/06/18(Sat) 18:37:34 |
| [ 今日の調子はいい。 テーマパークは何年経っても変わらず 賑やかで、時に少し騒々しい。 人気の長蛇の列を見てやめとくかぁ、なんて 苦笑いしつつ、それなりに乗って、食べて。 彼女も楽しんではいるんだろうけど、 少し無理が見えたような気がしたから ] 装わなくていいよ。 それとも、マユちゃんは 無理して笑う子だっけ? [ そんな問いかけはしたな。 ] (18) 2022/06/18(Sat) 18:37:55 |
|
[ 13時から向かえば、 空が茜色に染まるのも早く
街灯に明かりのつき始めた園内で、 光に照らされる彼女の方を見た。 ]
あぁ ……こちらこそ、ありがとう
[ アタシじゃなく、私か きっと、船越真結実である彼女自身の話 俺は、助けられたんだろうかと ずっと不安だった。 余計なことをしたかもしれない。 手折ってしまうのが、怖い。
沈まないでいてくれてよかった 付け加えた感謝は、彼女に 向けて。 ]
(19) 2022/06/18(Sat) 18:38:11 |
|
…宝物を?
[ 一瞬では意味が理解出来ず、繰り返す。
手に持たれたスマホ。 沈めるとは、単に、物理的にか……何か。
…手が、脱力する。 どうしようか。何が最善か。 考えて、出した答えは ]
(20) 2022/06/18(Sat) 18:38:30 |
| ───…わかった でも、俺は、医者だから。 理由を聞かないでは付き合えない。 宝物を沈める、なんて物騒な話題を聞いちゃ、ね それだけは、聞かせてほしいな [ 静かな空気を震わせて、 俺なりの妥協案を告げた。 ]** (21) 2022/06/18(Sat) 18:38:58 |
[ 投影した先に映る
それは、己が姿に他ならない。
一切の装飾を施さない鏡に映る姿を
目を逸らさずに受け入れることは
なかなかに根性の要るものだ。
ああそういえば
我が家の鏡はいつのまにか
一枚もなくなった。
叩き割った、記憶が
どこか、朧に。
]
鏡は己惚の醸造器であるごとく、
同時に自慢の消毒器である。
もし浮華虚栄の念をもってこれに対する時は
これほど愚物を煽動する道具はない。
昔から増上慢をもって己を害し
他を戕うた事蹟の三分の二はたしかに
鏡の所作である。
仏国革命の当時物好きな御医者さんが
改良首きり器械を発明して飛んだ罪を
つくったように、
始めて鏡をこしらえた人も定めし
寝覚のわるい事だろう。
しかし自分に愛想の尽きかけた時、
自我の萎縮した折は鏡を見るほど薬になる事はない。
妍醜瞭然だ。
[ イヤホン越しの声が脳に直接触れるのとは異なり
彼女の声はどこかふわふわと、
それでいて妙に現実的な音程で聴覚を震わせる。
だらだらと流れる汗、小刻みに揺れる指先、
明らかに通常ではない体調の割に、
繰り返し呟いた言葉は穏やかで落ち着いていたと思う。
……相手にどう届いたかは別として。 ]
わかったつもりになっているだけだよ。
[ 知っているのだろうか
今、あなたが
どんな顔をしているか。 ]
弱さや苦労を認めて
この国で
どうやって生きていけ、と?
[ 何度も何度も
何度も何度も何度も
俺は目にした。
─── あなたと同じ瞳の色を。
痩せこけた野良犬を憐れむのと同じ
眩しい光を。
手が
視線が
重なる。
先程も振り払ったはずの彼女の掌は
再度柔らかく、温かく。
切り取りたくなってしまう。
]
Override Syndrome───?
[ ああ、もう。
腹が立つ。
目を逸らして、認めずに、
生きてきたのに
こんなにも簡単に
眼前に現実を突きつけられる。
国民全員が幸福になる権利があるはずの世の中で
努力は糞ほども意味をなさないと
嫉妬の焔が紅蓮に、そして漆黒に
内面を燃やし尽くしてしまう。 ]
古森さん……いや先生、
おれは、きっとまともだよ
精神に異常をきたしていると言われた人間は
そう言うって相場が決まってるのかも知れない。
だけどさ
─── 先生、楽しそうに見えるからね。
[ あの時と、きっと同じ。 ]
仮に俺が百歩譲って
OSだとしたら
……先生に治せるかい。
治れば、きっと
俺は、死ぬけど。
持っている側
のあなたには
わからないかもしれないね。
[ 触れた手を握り返すことはせず
ただ、薄くにっこりと笑う。
認めたくないけれど
嫉妬と無念の気持ちが、溢れそうで。
]
[ 許されるなら立ち上がって
診察室から出ようとするけれど。
一瞬、流した目線の奥
縋るような感情が
良い医師である
あなたには
バレてしまったかもしれないね。 ]**
| 削除、な…… [ 必要のないもの、持つべきではないもの 大元を消してしまえば確かに、解決するんだろう 思考自体が間違っているとは、思わない。 スマホごと捨てるとか言われたら 流石に面食らったけどな ただ、いいんじゃないか、と すぐには言えなくて、空に目をやった。 夕雲が怪しく、オレンジの合間で紫がかっている。 この日、この時間、この場所でしか 見ることの出来ない何か。 得ることの出来る、思い出。 それはさ ] (28) 2022/06/20(Mon) 12:28:05 |
|
消していいものじゃ、ないよ。
[ 小さく、…酷く、小さく。 先に出てきたのは、否定。 ]
(29) 2022/06/20(Mon) 12:28:26 |
|
必要ない、持つべきではない、 それは、間違ってない 君の自由だ
…でもな 削除したら、戻らないだけじゃない エデンの全ての幸福体験は、 この世の誰かの薬になりえるんだ 君が必要なくても、 必要な人がきっといる。
なら俺は、消していいとは思わない
(30) 2022/06/20(Mon) 12:28:43 |
| [ SNSのような感覚か、誰かのためにか、 どんな理由があれど誰かが必ず救われている。 そして、物語の書き手がいなくなった今、 残された書物が消えようとしている。
記憶は、薄れ、変わっていくものだ。 もし、未来。取り戻したいと願った時に、 誰も語る人がいなければ そこまで想像してしまえば、 止めない理由の方が、遥かに大きい。 ]
(31) 2022/06/20(Mon) 12:29:12 |
|
…けどね、決めるのは、船越真結実だ。 考えて。
考えて考えて考えて、 その時、君が本当にいいと思ったなら付き合うよ
(32) 2022/06/20(Mon) 12:29:22 |
| [ 何があっても、明日は来る。
人は息をして、生きていくのだ。 誰かを救って、誰かに救われて。
そうして、最後の1ページを綴る時 後悔しない方を、選んでいかなければ。 ]**
(33) 2022/06/20(Mon) 12:29:36 |
[ガラス片に映るのは記憶の欠片。
しかし屈折した目で見れば虚像にもなる。
たった一枚の鏡だけで
思いもしない方へ人は壊れていくもので。
それを壊すために鏡を割る役割を持った人を
皆々、W先生Wと、そう呼んできた。]
[わかったつもりになっているだけ。
それを否定することは
自分の立場を否定するのと同じ。
それが困難を極めるから
W心療Wは一筋縄じゃいかない。
]
[同情の目は見飽きただろうか。
そこに見出す慰めの言葉も意味が無いと
むしろ毒であると、その目が物語る。
向けてはならないはずなのに
それでも抱いてしまう感情は
セーフティネットに包まれた愉悦。
医者というのは
思っていたよりも賢い生き物じゃないから。]
楽しいなんてことないよ。
けど私より苦しんでる人が目の前にいて、
私がその人より弱気じゃだめでしょう?
[触れた手に応じられることは無い。
聞こえてくるのは息絶え絶えの悲鳴で。
医者の性みたいなものかな。
どうしても嘘はつけなくて。
見捨てられるはずもない。
粉々に砕け散るガラス片に紛れる砂金
あなたに触れる上で、一番大事な心。
]
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