【人】 厨房担当 マシロ ― カウンターwith栗花落 ― お誕生日、おめでとうございます! ……あ。おめでとうございました…が正解…? ううん。私からのお祝いです。 あちらのお客様からです、ならぬ あちらの店員からです……みたいな? [ >>380 素直にカウンター席理由を教えてくれた栗花落へ 頬を緩めながら祝いの言葉を紡ぎ。 目が輝くのを眺め、にこにこと笑いながらそう返せば 受け取ったオーダー(辛口苦手も合点ですよ!)を リストに書き込み。 とはいえ注文というものは順番があるわけで 更に言うと何故か一気にうさぎの手が忙しなくなり。 「栗花落さん(カウンター席、銀髪の方)お誕生日です」と 注文リストへ書き込めば。 忙しなく動く大咲を同僚がフォローしてくれる。>>422 ] (563) 2023/03/04(Sat) 21:12:36 |
【人】 厨房担当 マシロ[ どこかのタイミングで。 しかしそれはきっと、瑞野とのやり取りを終えた後。 お互いにすれ違う時にでも、瑞野や速崎、遠藤といった 厨房を担当する面々には個別にぺこりと ] オーダーヘルプ、ありがとっ ちょっとなんか……色々思い出しちゃってさ 余裕無くなっちゃった。助かりました! [ と、お礼はきちんと言っておこう。* ] (564) 2023/03/04(Sat) 21:12:40 |
【人】 厨房担当 マシロ ― そしてカウンターwith瑞野 ― [ 大咲が動揺してしまったのは、 まさか二度も同じ青年の泣き顔を見るとは思わなかったから。 それもこの短期間で、二度目は自分の言葉で。>>396 悪い方向で泣かせたわけでもないのだけれど おしぼりを求める姿に、慌てて表情を取り繕って ] あったかいやつ、用意しますね [ まあ、パンもちゃっかり追加注文するあたり>>397 泣きたいだけ泣けば、後は大丈夫な気がする。 食欲は生きる原動力だ。食事は命なのだ。 食べたくないんじゃなくて、食べたい、と心が思うなら 此方からはそれに応えるだけだ ] (579) 2023/03/04(Sat) 21:39:56 |
【人】 厨房担当 マシロ[ と思っていれば、袖を引かれた。>>419 振り返れば知恵が此方をじいっと伺うようにそこにいて、 お茶とか…と気遣う言葉へ、こくん、と肯き。 ] うん、……そうだね 大丈夫になるための準備期間、だと思う あったかいおしぼりと、あったかいお茶 用意してあげてもらっていいかな。 [ そう言って知恵を送り出せば、大咲はつい手を止めて、 無意識に目の前の青年を見守ってしまっていた。 ……思い返せば、大咲が初めて食べた手料理というのは あそこの定食屋だったはずで。 ご飯ってあったかいんだ、と呟いた小さな自分を 優しい店主が何も聞かず撫でてくれたことだけ 大咲は今でも覚えている。 ] (580) 2023/03/04(Sat) 21:40:09 |
【人】 厨房担当 マシロ……なんか、その 本当は、お客様個人に踏み込むの良くないよなぁって 分かってるんですけど。 どうしてもあそこには……私も、思い出があって。 ……とか言ったら、また泣かせちゃいますか? [ その言葉が大咲から出てくるのは 彼が一通り食べ終えた頃だっただろう。 食事は人を笑顔にするものだ。 また涙腺を刺激してしまったら味覚にも影響することを 大咲もよく知っている。 散々泣いたら、心が晴れる一品を、なにか。 ……デザート類を作れたら、良かった、けど ] (582) 2023/03/04(Sat) 21:40:25 |
厨房担当 マシロは、メモを貼った。 (a79) 2023/03/04(Sat) 21:43:19 |
【人】 厨房担当 マシロ ― 幕間・人の作るご飯って最高じゃん? ― [ 何はともあれ店が落ち着いた頃合い。 思わず一人のお客様と自分の共通点に引きずられ やや手が回らなくなったのを自省しつつも 大咲は振られた話へ遠慮なく乗っかった。>>503 ] はいはいはーい! 今日の大咲は手料理が食べたい気分です! え、この前のパオズの余りとか無かったっけ? 角煮挟んで食べたいなー 知恵さんのお漬物食べれるならそっちも食べたい! [ つまり大咲は何でも良いのだ。 皆の作る料理が美味しいことはよーく知っている。 もちろん、見習いの知恵も含めて。 完全に食べる側の意見として話題に頭を突っ込んだ。* ] (585) 2023/03/04(Sat) 21:49:55 |
【人】 厨房担当 マシロ ― うさぎの甘い幕間 ― [ 唐揚げ風ナゲットは唐揚げじゃないには 諸手を上げて賛同し回る意見ではあるけれど。>>361 本日の本題はシュークリームの大きさや如何に、であり 更にそれを一緒に食べようという約束なのだ。 ] んーん。先輩が謝ることじゃないですよ? 受け止め切れないものを受け止める必要がないのと同じで 食べ切れないのに、無理に食べなくて良いんです。 ほら、私と半分この口実にもなるでしょ? 私は約束出来て、嬉しいですよ。 [ 前から、と聞かされれば 思わずぽや…と頬を桃色に染め、「私もです」と返す。 縮ませてしまった声を聴くのは本意ではないし 今言ったことは全部本音だ。 ] (594) 2023/03/04(Sat) 22:07:14 |
【人】 厨房担当 マシロ[ 冗談めかして笑いながら告げられた言葉は、 完全に予想もしていなかった内容。 確かにそんな人も存在しなかったこともないけれど 神田は信頼出来る常連だ。 故に、冗談には「ふふ」と笑い声を零して 同じような声音と口調で言葉を返す。 ] えー。神田さんにならナンパされても歓迎ですよ? なんて、そんなの今更心配しませんよ〜! [ しかしこの一枚は何なのか。 ナンパじゃないことは理解しているけれど。写真? 今見ても良いやつですか? とだけは一応尋ねて 了承が得られたならその一枚を確認しようとしながら。 ] (621) 2023/03/04(Sat) 22:46:35 |
厨房担当 マシロは、メモを貼った。 (a81) 2023/03/04(Sat) 23:01:03 |
【人】 厨房担当 マシロ ― 誰も知らないうさぎのこと ― [ 遠藤とシュークリーム半分この約束を果たしたのは、 クローズ後か、それとも客足も落ち着いた休憩中だったか。 先輩と半分こに上機嫌の大咲は、 それはもうにこにこ笑顔で色々な話をしたことだろう。 そしてその日の最終退店者は大咲だった。 今日色々ヘルプさせたお詫びだと、後片付けを いつもより多めに請け負ったから。 故に大咲がロッカーの中に差し込まれたメモ一枚を>>544 読んだ時、大咲以外には、そこに誰もいなかったはずで。 実際他に大咲が気付かぬ誰かがまだ残っていたとしても 大咲の顔は、見なかったに違いない ] (646) 2023/03/04(Sat) 23:33:07 |
【人】 厨房担当 マシロ( ──────…… ) [ 一度きりのクッキー。 試作だから、と提供したランチタイム後の速崎の意見は ……実を言えば、大咲は自分で、店長に宣言済みだった。 だから居合わせた大咲も、臆さず率直に物を言った速崎を 気まずく思うどころか「そうだろうな」とさえ感じて。 デザートを作らない理由は聞かなくても そういうところにはきちんと踏み込む人なのだ、と。 ] …………ばかだな、けいちゃんって [ スターゲイジーパイ伝説を知る前に一時期だけ呼んでいた あだ名をぽつん、と呟いた。 ] (647) 2023/03/04(Sat) 23:33:22 |
【人】 厨房担当 マシロ( 迷ってる人が作るデザートは、 正式な商品としては向かないって分かってた。 ……そうじゃないの? けいちゃんも、さ ) [ もし仮に大咲があのまま「いけます」と続けていても 辛くなって駄目になる方が早かっただろうと分かっている。 一緒に、という文字を何度も追った。 気が向いたら。……いつか。いつの日か。 そう言って何回先延ばしで逃げて来たんだろう。 ]……。 [ メモとペンを事務用品置き場から借りて、 速崎のロッカーへ、置手紙をお返しに差し込んだ ] (648) 2023/03/04(Sat) 23:33:36 |
【人】 厨房担当 マシロ[ 大咲の手紙を速崎が読むか読まないか 運命のいたずらで届きはしないのか。 それは未来の速崎だけが知っている。* ] (650) 2023/03/04(Sat) 23:36:26 |
【人】 厨房担当 マシロ[ 「幸せプラス」の言葉にはにかんで。 見ていいよ、と降りた許可を有難く頂戴し>>658 裏面の白をひっくり返し、写真を見る。 ──いつかの、うさぎクッキーの写真だった。 そういえばランチの時に見せて貰ったな、だとか 写真を本心から喜んだことも記憶に新しい。 目を見開いて数秒固まり、予想外の写真のプレゼントに 大咲は写真を持っていない方の手を思わず握り込んだ。 嬉しいと言ったのを覚えていて、 わざわざプリントしてきてくれたのだろうか。 >>644 美澄にも何か、写真を渡しているのが見える。 ……神田が席を立った後で良かった、と思った。 ] (668) 2023/03/05(Sun) 0:25:21 |
【人】 厨房担当 マシロ[ 写真の中でバニラ味のうさぎクッキーが笑っている。 食べてくれた人の笑顔を思い出す。 ──また作る時は、と約束した自分は そのいつか を いつ、遂げるつもりでいるんだろうな、と 今日だけで得た幾つもの歯痒さが想起されて 堪らずに一瞬だけ、痛い顔を浮かべそうになり、 しかし 大咲はうさぎの穴の店員だ。 ぐっと堪え、ポケットに写真を仕舞う ] (669) 2023/03/05(Sun) 0:25:36 |
【人】 厨房担当 マシロ[ 作れたらな、と思うことは、今日だけで幾つもあった。 もし作れたら 美澄の心を甘味で癒せたかもしれないし もし作れたら 栗花落の誕生日も自分なりに祝えた。 でもこの狭いようで広い世界に。 私のお菓子じゃなきゃ駄目なことって、あるのかな、と 自分の料理で誰かを笑顔にしたいと思う心は本心なのに 馬鹿みたいな二律背反を抱えている。 いつまでも捨てられない記憶が心に住んでいる。 ] (670) 2023/03/05(Sun) 0:26:11 |
【人】 厨房担当 マシロ[ それでもこの写真は確かに、 大咲に、「クッキーを喜んでくれた人がいる」ことを 形として教えてくれるものだった。 ……だから大咲は、その日の夜に 速崎へ、あの手紙を残せたのかもしれない。* ] (671) 2023/03/05(Sun) 0:26:18 |
【人】 厨房担当 マシロ ― シュークリームとうさぎ ― [ 半分この約束は、閉店間際に果たされた。>>660 「今どれくらいならいけます?」と遠藤へ確認し なかなかの難題であるシュークリーム切り分け作業を 大咲は歴史の偉人めいたドヤ顔で成し遂げた。 単純な半分ではなく、食べられる量を配慮して切るのは 塩梅が難しいけれど 全く苦ではない。 ] 私も、結構久しぶりかもです あんまり甘いもの、自分で買ったりもしなくて。 ここのデザートが美味しいおかげもあるし。 [ ひとつを両側から食べてもね、いいですけどね? それって恋とか始まったりしませんか? とはさすがに言わない。 まあ、パスタやらエクレアよりマシな絵面には…… いやクリームが零れる。無し寄りの無し。 ] (675) 2023/03/05(Sun) 0:38:04 |
【人】 厨房担当 マシロん。ありがとうはこっちのセリフですよ〜っ 半分こで、一緒に食べてくれて、ありがとうございます ……こういうのって、種類とか関係なく ひとりで食べるの……寂しいし。 だから、シャミ先輩が一緒に食べようって誘ってくれて ほんとに私、…うれしい、です [ めまいがするくらい甘いのは、先輩とだから。 頬にクリームのひとつくらい付けてくれたら 「ついてますよ」なーんて言えるのにな。 少食の遠藤にはクリームがつく食べ方は無いだろう。 少女漫画みたいな発想は多分、 今日の春にあてられている。** ] (676) 2023/03/05(Sun) 0:38:07 |
(a87) 2023/03/05(Sun) 0:39:40 |
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