254 【R18G】星海のフチラータ【身内】
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「わぁん!こちら通信士のカテリーナですっ!
ロボットちゃん、アンドロイドちゃんたちの
無軌道な通信と指令でトラフィックは大爆発だし、
θちゃんはダメになってるみたいだし
なので、緊急用回線開きまぁす!
接続者の方、応答願いまぁすっ!」
「その声はカテリーナかい?」
「こちら、レオン。
そっちは慌てず外へ……本部への通信を続けてくれ。
今すぐにここがどうにかなることはないはずだ、その間に出来ることをしなくてはね」
| 「一瞬見直したんですけど。 元に戻るの早すぎません?」
さて、立場的にこの上司のそばに控えるべきではあるが。 自分たちが二人一緒に潰れるようなこともあってはならない。 ひとまずは自分の直近の部下、ベルヴァの位置を確認しつつ、ユウイへと通信を開いた。
「ユウイ、聞こえる? 今すぐに有事になるとは限らないけれど、この先何が起こるかわからない。敵が乗り込むようなことがあれば対応して」 (3) 2024/03/26(Tue) 22:27:30 |
「…どーも。急に騒がしくなったかと思えば。
ベルヴァですよ。」
「俺の方は取りあえずすぐに何かあったら動けるように
医務室の準備を整えて待機するつもりです。
お二人とも、無理はしないようにしてくださいねぇ。」
「はいっ!カテリーナです、レオンさん!
了解です!デブリのせいで通信状況はよくないですけど
なんかしてみますぅ!」
「それにしても、θさんどうしたんでしょ。
ヘンなウィルスでもダウンロードしちゃったんでしょうかぁ?」
「あれ?ベルヴァさんも?
緊急通信は許容設定2人だったと思ったけど、間違えたかなぁ?
」
「はぁい、とりあえず栄養ドリンク用意しておいてくださぁい。
たぶん、これから徹夜で仮設機立てて、
艦内の通信環境の復旧しないとなのでぇ……」
「俺が居ちゃまずかったですかね。
ここの回線も気を付けるに越したことはないか。
」
「徹夜ね。栄養ドリンクよりも疲れが取れるもん用意しておきますんで、ご無理をしすぎませんよう。」
「あ、いえ、全然問題ありませんっ!
あちこちでエラーや混乱が発生してるので、
そのせいだと思いますっ!
たぶん。
」
「栄養ドリンクよりいいのあるんですか?やった!
ありがとうございまぁす♪あとで受け取りにいきますねっ!」
「ああ、来る前に倒れて担ぎ込まれるなよ。」
「そもそも栄養ドリンクっつうのは栄養を補うもんであって徹夜をどうにかするもんじゃないんだがな。」
「アンジェリーナより報告します。
計画通りシステムθの機能不全により通信の混乱が発生。
秘匿通信用の帯域確保に成功しました。
以降、指示を待ちます」
「なお、緊急用通信への割り込みも成功。
緊急用通信の接続者はレオン、ベルヴァです」
「まぁまぁ、丁度カポも3人一組なんて言ってたしちょうどいいよね。
とはいえバグが致命的なものになるといけないから調査はかけておこう」
「あー……しばらく寝れない日が続きそうだね。
君たちも休息がとれそうなときに少しでもとっておくんだよ」
「はぁい、もし倒れたらカンアさんに運んで貰いまぁす。
あ、そうですね!丁度3人ですしいっしょに動きましょう!」
「う〜、今回は新しいお茶持ってきたから、
色んな人とお茶会したかったのにぃ!
それどころじゃなくなっちゃいましたぁ。
レオンさんもちゃんと休んでくださいね!」
「ご苦労様。これでややこしい暗号は使わなくて済む」
「出来そうなら緊急用通信の傍聴は続けてもらえると嬉しい。
逆探知の兆候とかはオレよりそっちのが詳しいでしょう」
位置か奥の手か、情報はあればあるだけいい。
力をぶつけるだけが戦いの在り方ではないのだから。
「目論見通り安全法に基づいて貨物の調査権限を得られたし、
予め持ち込んでおいた機材でも引き上げちゃおう」
「こちらはある程度自分で動くけど、
何か指示、或いは有事が発生したらすぐに呼んで」
「ご苦労、アンジェリーナ」
「共有回線は生かしておくに越したことはないけれど、いざとなれば混乱誘発の為にどちらかを手に掛けても構わない」
「本格的に奴等を手に掛ける際には
わたし
から指示を入れる。
それまで、準備を整えておいて」
「言うまでもないとは思うけれど」
「作戦中、決して油断はするな。
尻尾を掴まれたら、生きては帰れないと思え」
以上、と一旦の区切り。
| 「スリーマンセル……俺とキャプテンとベル?」 「はいはいりょーかい」 馴染のメンバーだなと思いつつ頷く。 まぁ、キャプテンはそもそもここにいるし。 仕事の都合共にいることも多いから都合がいいなと、そう思うことにした。 #メインルーム (26) 2024/03/27(Wed) 21:38:00 |
「ありがとう。まぁ時間を見つけて休むのは得意だし」
「体力には自信があるから任せてよ」
「っと……なんかメンバー決まったみたいだね。
まぁ別行動でもこうして連絡が取れるのはいいことかな」
「了解しました。引き続き緊急用通信は続けます。
追加の情報があれば共有、逆探知は留意。
何か問題があればすぐ報告。いずれも承知しました。
排除、につきましても……はい、ご指示の、通りに」
「っ……!」
我らがカポの檄に息を呑む。
そのことを悟られぬよう、ゆっくり息を吐き出してから通信に答えた。
「……はい。油断はしないこと、心に刻みます」
| >>27 マンジョウ 「ところでキャプテン」 班決めが終わったところで、笑みを影に潜めて。 真顔になった男は、カポに向き合う。 「この件。 人為的なものである可能性が少なからずあります」 「この船の中に裏切り者がいるとしたら……」 「どうします、殺りますか」 指示として出しづらい現状だ。 今はまだ、二人の間での内々の取り決めとして問う。 (30) 2024/03/27(Wed) 22:08:08 |
「みんな別々になっちゃいましたねぇ。
でも、何かあったらこの回線で報告しますね!
お二人も何かあったらすぐ連絡くださいっ!」
「ちがーう!私だけ別ぅ〜〜。
仲間外れになっちゃいましたぁ……」
「俺と上司サマは一緒になってますからね。
まあ別っつっても此処では一緒ですから、ほら。」
「大丈夫ですよ。」
| >>31 マンジョウ 「3行でお願いします」 「まぁはい、アンタならそう言うと思ってましたけどね」 普段からこのような態度の男ではあるが、必要とあらば非情にもなれる人。 それでいて甘さの方が目立つキャプテンだ。 きっと、非殺を望むとは思っていた。 「俺もできる限り船で死人は出したくはないですけど。 捕縛後はボスまで報告を上げて判断を仰ぐ事になりますかね」 機密でもないし、聞かれて困ることでもない。 基本、裏切り者には死をが鉄則だ。 とはいえ、この場のボスはキャプテンしかありえない。 その願いには肩をすくめながらも頷いて、できる限り従うことにするのだろう。 (34) 2024/03/27(Wed) 22:47:01 |
「そうそう。
この回線はいつでも繋いでおくからね。
何かあったらいつでも言ってくるといい」
「これで3人いつでも一緒だ」
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