98 【身内】狂花監獄BarreNwort【R18G】
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「……死んだら、退屈な時間を作ってしまうだろうな。
退屈で兎が死なないことをセファーは……
私は願うよ
」
きっとこの狼が誰であるのか、兎は分かっているだろうから。
「
A W O O O O
… 」
最後になるかもしれない、まねっこ。
「……承知しました。少なくともおひとりはオリオンにお任せ下さい。
トム様が襲撃先を既に決めていらっしゃるのであれば、再びオリオンの番が来た時にセファー様のお望みを完遂致します」
「
ヒャン……
」
これは諸・事情により小声の狼である。
「私かい?私は全然何も決めてないよ。
今のところはね
。なのでオリオンが実行するというのなら賛成するし、私がやるのならそれでも… まあ、とりあえず次は予定通り、オリオンの番だね。丁度いい、彼は今弱っているようだし」
なにもわからないことがおわかりいただけるだろうか。
(これはメタな狼としての私が直接心に届けています……)
(大丈夫、君を仲間外れにしたとかじゃないからね……ちょっと異能がちょうどよかっただけで…私がちょっと搾取しただけさ……死を……)
(しかし君にファミチキ頼むと意味深でアレだね……)
| トレーニングを終えた。部屋から出てきた男は妙に渋い顔をしていた。 先程まで行っていたのは一対多の模擬戦闘だ。ダミー人形相手だが、その中には放電機能を備えたタイプや極めて不規則な動きをする獣のような行動パターンなど細かに設定されている個体もあった。
「……武器が無いと本当に俺は……」
使用した武器はない。素手による戦闘だったが、表情を見るに結果はさほど良くないのだろう。 はあ、とため息ひとつ。兎角、本来の目的は果たした。燻るような熱はもう胸に残っていない。 男は普段通りの毅然とした様子でバトルルームの一つを去っていった。 (71) 2021/10/06(Wed) 2:55:37 |
| ダビーは、もう片方のバトルルームが使われていることに気付いた。 (a50) 2021/10/06(Wed) 2:56:06 |
| ダビーは、部屋を覗き込み、くしゃみをする人物を見つける。 (a52) 2021/10/06(Wed) 2:56:30 |
| 「はあ」
大きなため息を隠すことなく吐き出した。
「……何している。風邪を引いたらどうする、M-219」 (72) 2021/10/06(Wed) 2:58:33 |
| >>73 ナフ 彼にしては歯切れの悪い言葉に訝しむような様子を見せるも、それも一瞬のこと。優先したいことがあったので先ずはそちらを優先することにした。 「貴様が風邪を引き辛かろうが苦しもうが俺にとって知ったことではない。 ……ないが、そのせいで貴様がこの催しにちゃんとした形で参加出来なくなるだとか罪を償えなくなるのは此方としても困る。 こっちに来い、まずそのずぶ濡れをなんとかしろ」 そう言って堅物看守は貴方の腕を掴もうと手を伸ばした。動かないままだと、このままでは貴方はトレーニングルームに併設された更衣室に連行されてしまうだろう。 (74) 2021/10/06(Wed) 3:12:36 |
| >>75 ナフ びたびた囚人&堅物看守in更衣室。 入室するなり近くを物色してタオルを引っ張り出すと、容赦なく貴方に投げつけた。 「これで拭け。服もずぶ濡れなら脱げ。俺は髪を拭くから貴様はちゃんと体を拭くように」 そう言うが早いか、自分もタオルを手にしては貴方に詰め寄った。このままだと貴方はタオルでわしわしされることになる。 (76) 2021/10/06(Wed) 3:34:18 |
| >>77 ナフ 無慈悲なわしわしが囚人を襲う。それはもうひたすらにわしわしされる。髪が長い分、それはもうすごくすごくわしわしされる。 「煩いな。体を拭かれるのが嫌いな猫か貴様は」 役割をきっちりこなそうとする堅物、困惑している様子もお構いなしのようだ。 反応に困って動けないのなら、拭く対象は髪の毛から体へと移り変わる。追いわしわしだ。 (78) 2021/10/06(Wed) 3:52:04 |
| ダビーは、わしわしわしわしわしわしわしわし…………。 (a54) 2021/10/06(Wed) 4:12:59 |
| >>79 ナフ 「逃げるな」 無慈悲!お母さん(お母さんではない)は看守長パワーで強化された力も悪用しつつ引けた腰を掴もうとする!掴めなくても寄ればいい話なので、どのみち退路を塞ごうとする。卑怯だ。 「貴様がもたもたしているからだ。手間をかけさせるとは本当に貴様は問題児だな、M-219」 囚人の悲鳴もさらりと流し、ある程度拭いて満足したのか「よし」と呟き手を離すだろう。 「……それで。どうしてこんな状態になっていた」 (80) 2021/10/06(Wed) 4:13:06 |
| >>81 ナフ 「囚人をきちんと管理するのは看守の務めだ。なので風邪を引かれないようにするのも俺の仕事だ」 どうかなあ。 「…………。 内容の開示を要求する」 しばらく思案したのち、続けて尋ねることにした。仮に何かの相談事を持ちかけられたなら、自分では解決できないだろうななんて考えながら。 (82) 2021/10/06(Wed) 4:28:33 |
| >>83 ナフ 「……?」 貴方の仕草に気付き、特に何を思うでもなく静かに歩み寄る。 そうして耳を傾けて、そうっと始まる内緒話を聞き始めた……。 (84) 2021/10/06(Wed) 5:03:33 |
死んでいる。身体に樹か雷の様な花を咲かせ、ひと時の眠りについている。
『訪問』する人が居ればそれを終えた後、居なければ何事も無く、蘇生要請を受けて運ばれていくだろう。
| >>メサ
ふらりと男はトレーニングルームに現れる。 慣れた様子で機器を弄り、続いてダミー人形を(10)1d5+5体用意した。 射撃特化や近接戦闘特化など種類はいくつかあるが、そのうち二体は「放電攻撃を得意とするタイプ」と「不規則な動きをする獣のような攻撃を繰り出すタイプ」に設定する。
一通り手続きを終えると、連れてきた囚人の方へとくるりと向き合った。
「S-586。此方の手筈は整った。貴様の準備が済み次第始める。好きに戦うといい。 ……なお、そのメチャオモティウムによる30トンの枷はすまないが付けたままでいてほしい。 貴様に戦闘を行ってもらいたいのは素手による戦いの参考にしたいと思ったからだ。なので本気を出されると恐らく……全然参考にならなくなる」
枷を付けていても参考にならない気がするが、細かい事はスペースエレファントの背景にぶん投げた。 (92) 2021/10/06(Wed) 16:23:59 |
| >>92「……」 フルで用意してしまった。まあ、相手……人類にカウントしていいか分からないびっくりスペックだし……いいか……となった。 (93) 2021/10/06(Wed) 16:27:17 |
壊れたように笑っている。蘇生直後の彼は、いつもこうだ。
ようやっとカウンセリングを終える。ぼんやりした表情で、そのまま自室へと戻っていった。
「そ、そうストレートに褒められてしまうと……私、どうしていいか分からなくなります……
私は決して美しいものではないですよ」
「まぁ……そうなのですか?偶然ではありますが、喜んでいただけて私も嬉しいです」
「貴方様の故郷は、きっと素晴らしい場所なのでしょうね。今も覚えていらっしゃるぐらいなのですから」
「けれど。なんの魅力も君にないのであれば、君の罪は成立しなかったのではないかなって僕は思うんだ」
「故郷は…うーん、綺麗だけど。綺麗なだけでド田舎だよ。ほんっとうに、自然以外に何もないもの。
あとは…雪の中で生きる事に特化した動物たちはふわふわして可愛いくらい?
君はどんなところで育ったのか。覚えている?」
ダイニングの方にやって来て、鏡や飾られている花を横目に、ティフィンカシスティーsakeとマフィンvilを。
そうして再び何処かに去っていく。
トラヴィスに文字装飾すると偶にそうなる事があんだよな、という念を送った。
トラヴィスに割と僕もやらかすからなという念を送った。だがその好意はいらねえ。
| >>110 メサ 「一見参考にならないようなものでも、何がどう己に作用するか分からない。決して全てが無駄になるという事はないだろう」 さっぱりながらもそう答え、貴方が元気よく準備完了の挨拶を出すのを待った。 「了解した。 それでは模擬戦闘──始め」 指が踊り、機械人形達へ合図が出される。あまりに静かな開始の号令と共に、無機質な敵たちは貴方へと襲いかかった。 (114) 2021/10/07(Thu) 11:10:45 |
ナフに何やってんだあいつという目を向けつつ、キャンディvilを貰った。
「吸血鬼じゃねえんだから……」
事情を知らない人が今のナフを見れば人でも喰ったかと勘違いしそう。叛逆者はそう思ったとか思わなかったとか。
ちなみに彼の知る星にもそんな文化は無いです。
キャンディを口の中で転がしながら、ソファに座っている。……そういえば、あいつの姿を見ていない。
「……セファーは叶わない夢物語に思いを馳せるのは望まない。望まない、はずだった。
けれど今、セファーはそんな戯れを行おうと思っている」
流石に最期の発言がファミチキを求めるものではあってほしくないので。
「明日ももし生きていたら、そうだな……
マフィンvilを申請してここに持ってこようか。相談中、ずっとここで食べていよう」
あ!最悪!
とりあえず胃がスカスカなのでフレンチトーストfoodを注文した。
フレンチトースト片手にミンに軽く手を振り返した、ただいまー
「ん。」
口が塞がっていたので代わりに手を振っている。
帰ってきたメレフに目線だけ送った後、席を立って喫煙所に向かった。
「輸血パックじゃなくてよかったな」
頷いた。
やだよ苦しみながら輸血パック啜ってる人を横目に相談すんの。
「あぁ、もう少しあそこに居てもよかったんだけどな。」
なんてこった、まさに視界には求めていたものが飛び込んできたではないか。
自分も頼むか、ラーメン。
「輸血パックは……セファーも嫌だな……」
嫌だな……になっている。
「そう、なのでしょうか?
……だとしたら、私は。まだ自らが犯した罪の根源を背負っているのですね。私に魅力など最初からなければ、大勢の人を苦しめることもなかったというのに」
「自然に囲まれた田舎、ですか。正直なところ、少し憧れます。
私の故郷は、いつも油と鉄錆の匂いがしていました。自然区なんてほとんどなかったように思います。
故郷を出て随分と経ちましたし、もうほとんど忘れてしまいましたが…… あの匂いだけは、鮮明に覚えています」
「それがよいと、オリオンも思います。
オリオンは可愛らしいクッキーもオススメします」
シャトクッキーをお気に召した様子。
「明日もセファー様のお姿を此方で拝見できる事を願っております。
……オリオンはオリオンの役目をきちんと果たせるよう、頑張ります」
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