68 【身内】空想模倣機体は駒鳥達の夢を見るか?【R18G】
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/*
色指示を見逃しました。以降サダルの描写は
【スクリプトの脚本】
でなく
【スクリプトの脚本】
で置きます。
ついで。当方の反応、直ぐでないからルヴァが動けるのなら
サダルの描写へ反応していて問題ありません。
部屋の中には目も当てられない姿の哀れな男。
それでいて、台本通りの台詞を呟く男。
「ハロー、ハロー。サダルちゃん。
可哀想に、誰がこんな酷いことを……。
早く救ってあげなくちゃ!」
部屋に入った気分屋──殺人鬼『モス』は、陽気にケタケタ笑う。
「あなたは幸せを求めますか?
気分屋はあなたの幸福を願っています!
幸せが欲しければ、」
| >>167 >>168 キューの拠点 「……」 作られた存在。 制限という言葉に少年は、妙に納得をした。 病や呪いと呼ぶには、 キューの言葉は余りにも規則じみていたから。 「あるよ。1番聞きたいやつ」 そもそもあなたを調べることになった理由。 事件とは関係のない、個人的な話。 あの宝石を手に入れるのは、 少年の知る『壊れた時報』には不可能のはずだ。 ▷ (186) 2021/04/24(Sat) 17:37:35 |
| >>167 >>168 キューの拠点 「でもその前に。 なんで『奴隷』を必要としたの。 いや、体のいい駒が必要ってのは分かるよ。 でもアイツは……アンタの言う『壊れた時報』は そんなんに向いてないだろ」 少年は、彼のことをバカだと思っていた。 言いたくないことがあるなら、言わなければいい。 それが出来ない彼だから少年は疑心を抱き、 気味が悪いと思ったのだ。 「わざわざ上位の存在になってまで、 あんなバカを使役すんのはなんで? バレたくないからわざわざ、 めんどくさい喋り方でアイツを縛ってんだろ?」 少しだけ、イラついていた。 誰にだろう。あなたにか、それともアイツにか。 (187) 2021/04/24(Sat) 17:57:59 |
| /* 『作られた』までは言ってなかったわね。 読み飛ばして頂戴……kiss…… (188) 2021/04/24(Sat) 17:58:39 |
ハロー、ハロー。当方です。
迎えに来ましたよ、サダル。
貴方がそう望むのなら、
ルヴァに“気分”を奪って貰っても
良いかもしれませんね。
当方、貴方が苦しまずに
死を迎えられる薬品を持参しましたが……
此方の扱いも心得ております。
当方は貴方の首を刎ね飛ばす事も、
心臓を一突きにする事も可能です。
如何致しましょう!
/*
キューは、アイテムボックスからナイフを取り出しました。
曇りの無いスラリとした刃は、その切れ味の鋭さを物語っています。
/*
少女に与えられた役割は「餓狼」。
強すぎる承認欲求。倫理観の著しい欠如。
それは今、壊れて。ただひとりへの渇望へ成り代わっている。
ゆえに少女はただひとりにしか興味を向けられず、
――目の前の人物が誰なのか、その目にはっきりと映すまでに
とてもとても時間がかかった。
「メ、サ……?」
少女の体から力が抜ける。
進めなくなった足がもつれる。転ぶ。
膝を擦りむいて血が滲み、タイツが少し破れた。
「……わたし、え、あれ……?」
目の前の彼女を見上げて、少女は問いかける。
その小さな唇も、地面を掻く細い手もひどく震えている。
あの日、穴に飛び込んだ兎は。
餓えた獣の役割を与えられた、
ただの『村人』になりたかった女の子は。
歯車の狂った、機械仕掛けの甘い夢から――
いっとき、目を覚ます。睫毛がふるりと震える。
薄紫を驚愕と悲嘆と絶望に染めて――
少女はその手で犯した罪を、正しく理解した。
(→)
「わたし……ひとを、……あんたを、……ころし、」
ナイフのグリップの太さ。さくり、突き立てる感触。
そこからくるりと軽く捻れば人は簡単に死ぬ。
人の命を摘み取る瞬間を、この汚れ切った手が覚えている。
薄寒いほどの無感動を、心が覚えている。
「…………めさ、……」
少女はかつて殺したひとを見上げて、名を呼んだ。
それ以上は、なにも。かける言葉を持たない。
後悔も懺悔も何もかも、今となっては意味をなさない。
目に映れば、理解する。……それだけの話。
少女に届いたのは
■■
。祝いは、届かなかった。
「剣、刀。斧、鎌、鉈、鋸、包丁、ナイフ、ギロチン──
お前が好きなものを選ぶといいよ。
さあ、どれで死にたい。」
気分屋は商人だ。
あなたのために凶器を仕入れることは厭わない。
インベントリにはあらゆる凶器が入っている。
「──安心しろ。
どれを選んだとしても、お前が苦しむことはない。」
気分屋は商人だ。
あなたの苦痛を買い取ることは厭わない。
気分屋はそのためにある。
| >>195 >>196 キューの拠点 「そうだね。確かに俺は、アンタを信用してないさ。 でも、アンタがよく喋るから、 信用してないってわけじゃない」 立ち上がる。イラついていたのだ。 バカだと感じていたそいつが、 誰かの手駒であることに。 けれど決してそれは、正義感なんかじゃない。 「バカだね。アンタもさ。 俺たちと会話してきたのは【キュー】だ。 『壊れた時報』なんかじゃない。 アンタの声を、キューが代弁してたってんなら 俺ももう少し信用しただろうさ」 しかし事実はそうではない。 なるほど確かにあなたは、誠実であろうとしている のかもしれない。 口にしなければ信用だってされることも、 こんなに雄弁に語ってくれる。 ▷ (204) 2021/04/24(Sat) 19:08:30 |
裏方サダルはこの役者達は自分の手に余るとわかっていた
だからト書きだらけの抜けのある台本をそこに寄越している
そう、これは台詞をなぞっただけの
エチュード[即興劇]
にすぎない。
元から操ってなんていない
『どうかキューは自分に毒を盛ってほしい 自分は抵抗しようとベッドに逃げる』
『そのあとルヴァは好きに自分の首を斬ってくれ 心臓を刺すのは死んだ後がいいな』
『死体の処理は任せる この髪留めを 血をつけてホワイトボードに置いておくのを忘れないで』
『誰にも 見つからないで ありがとう 二人とも 役者のサダルを殺しにきてくれて』
『確かにここには死を望む人間がいた』
/*サダルPL
赤窓様へ。丁寧な描写本当にありがとうございます。
この『』の言葉を反映していただいた後、台詞を赤窓に投げに行きますのでご対応よろしくお願いいたします。予定としてはキューに毒を盛ってもらった後、ルヴァに首を切ってもらう流れにしようとしています。もう少々お付き合いくださいませ
| >>195 >>196 キューの拠点 「アンタはもう、【キュー】じゃない。 成り代わられてんだよ。気づかない?」 少年は、上に立つものが嫌いだ。 誰かを操っているつもりの者が、大嫌いだ。 だから、少しイラついていた。 キューにはキューの意思があると、 あなたがそう告げたのだ。 「俺は、アンタじゃなく【キュー】と話したい。 今すぐ変わって。簡単だろ 」 呼ばれた気がした。その声は、 『助けてほしい』と、そう言ったような気がしたのだ。 (207) 2021/04/24(Sat) 19:19:53 |
「幸せだなんて、死が救いだなんて! どうしてそんなことが言えるんだ」
「自分はそんな現実を認めない、生きていたい」
「助けて、誰か」
サダルの胸元からこぼれ落ちる
星
が光った。
それは、光を灯し輝くだけで彼の状況をよくするものではなかった。
だがその静かだった部屋に確かに存在していた。
「誰かがひとりぼっちの世界なんて訪れさせたくないよ」
サダルは決して主役ではない
だが、主役のような彼らが羨ましくて、
なによりも応援したいと思っていた。
正義が主役か悪が主役かなんて
一つの台本で決められるわけがない
→
「死が訪れなければいけなかった台本なんて自分はいやだ」
「あんた達が何を願っていたって、
"人を殺したい気分"
にさせた
【スクリプト】
という奴がいない世界にいってやる、この星が自分を導いてくれる」
そこに役者のサダルがいたのか裏方のサダルがいたのか
演じる者達にはわからなかった
「キファ大好きだったよ、今日会いに行けなくてごめんね。
寂しがらせてしまってごめん。愛してあげられなくてごめん」
「君と幸せになる世界が欲しかった。
こうして裏切り者として罰せられる世界じゃなくて、仲良く笑い合えるような、そんな幸せな世界が」
「今度こそ誰も恋の邪魔をしない台本を紡ごう」
台本の内容は変わっていた、それでもサダルは
あなた達から与えられる死を望んでいることには変わらなかった
喚く"声"を発するサダルはその舞台にいた
それは演技だったのだろうか
恐怖に戦く姿
ルヴァの武器を見たときの怯え
キューの表情の読めない姿に震える感情
すべてが本物のように見えた
/*めっっっっちゃ大事な文章置き忘れていたわ。この殺害現場サダルの部屋よ。
【サダルは宿にとった彼自身の部屋に居た。
書類や文字が書かれた紙が大量に床に敷かれ、
ベッドは本だらけ・・・・・・だったのだが、
全部床に投げ捨てられて今は空いている、
結論ものすごく汚い部屋。】
オーケー! 全て了承しました。
それでは此方ですね!
/*
ヒュッ、風切り音と ほんの僅かな刺突音と共に、
サダルの首に針が刺さります。
それにはサダルが望んだ毒が塗り込められていました。
毒はすぐに、サダルの身体に回ります。
/*
「誰かがひとりぼっちの世界なんて訪れさせたくないよ」
杞憂ですよ、サダル。
貴方も誰かも、ひとりぼっちになんてなりません。
ただ、そうですね。
少し寂しく思う人はいるかもしれません。
ですが、それだけです。
その寂しさは、彼もしくは彼女の“生”を彩る
とっても素敵なスパイスです。
はい、当方共はサダルをこの“生”から救います。
バイビー
(3日目平和えっち時空)
ン、と声を詰まらせる。
問いの返事がない事も、無関心ではなく、
動揺と困惑によるものと分かれば愛おしいものだ。
空いてる手であやす様に、いつもの髪を乱すような乱暴なものではなく優しく撫でた。10年間変わらぬ掌は、あなたがどれを選んでも、選べなくても、肯定しても拒絶しても、それが『あなたの答え』なら、全部受け止めると伝えている。
「……お?……おー。……そっ、かぁ……。」
気丈に振舞う様で不安そうな言葉に虚を衝かれ、返答に迷う。少し迷った後に、いつもの大人ぶった小憎たらしい笑みを浮かべながら、機嫌よさげにこう返す。でもきっと、その返答に少し照れつつも、嬉しそうに破顔しかけたのは見抜かれるだろう。
「そりゃ、気付いてやれず不甲斐ない男で悪かった。
代わりに、待たせた分だけ可愛がってやらないとな?」
昔手ほどきをしてやったように後ろに回り前に腕を回して、『あの時』と何一つ変わらない、同じままの手と動きで一度抜いてやる。
変わった事と言えば、相手が大きく育ちすぎて手を回すのが大変なことと、慈愛だけじゃなく、まだ男にはわからない不思議な愛おしい感情が混ざっていたこと。
| >>215 >>216 >>217 キューの拠点 「バカにバカとか言われたくねーよ。 バカな子供にバカにされたクセにさ 」 鼻を鳴らした。後悔はない。 その結果がどう転ぼうと、関係ないとも言いやしない。 「キュー。アンタがどこまで、 アイツから聞いてるか知んないけどさ。 俺アイツ嫌い。 だからその分、言いたいこと言っちまった」 冷静であれば、きっともっと情報を抜いただろう。 しかし少年は子供であった。反抗期であった。 「本当はアンタがどうしたいか聞きたいんだけど、 アイツの検閲入るんだろ? 腹立つな…… 」 少年はまだムカついているらしい。 言動からも、表情からも、それが滲んでいた。 /* 日付変更が近いわね。 長引きそうなら秘話に移行でアタイは構わないわ。好きにして頂戴……kiss…… (222) 2021/04/24(Sat) 20:58:20 |
髪を掴まれ上へと引っ張られる。
痛みに顔を歪める。じわりと滲んだ涙で視界が歪む。
「そんな、つもり……」
なかったと言い切れないことに愕然とする。
だって――覚えている。なにもかも、ぜんぶ。
この優しいひとを殺してしまおうと思った瞬間のことを。
守ってくれる背中を
嬉しく
頼もしく
憎く思ったのを。
背後からナイフを刺したことを覚えている。
心臓のある位置を。
手首を捻ると中身が抉れたことを。
感触を。においを。色を。
彼女の声を。リボンを引かれたことを。
息が細くなっていく彼女を見下ろして、
首元の痕をじっくりと眺めていたあの景色を。
「――――った、わ…………」
どちらの答えを口にしたかったのか、分からない。
縋るように首元の『お揃い』に触れる。
顔を下げられないまま、目を伏せて。
少女は今にも折れそうな、か細い声で呟いた。
「……ごめんなさい、」
[思考する]
[ハマルは必要なピースを揃えた]
『ふふ、存外吾は上手い立ち位置に付けたようでな。
他の人よりも、この事件について詳しい』
『
ルヘナ、カウス、ヌンキ
は白。
あやつらは──カウスは素直でないが──存外優しい。
頼るといい。』
『”犯人側”は、
キュー、ルヴァ、アンタレス、ニア
』
『どちらとも付かぬのが、
ラサルハグ、メレフ
だ』
「……ハマルは、頑張るをする」
[アンタレスとニアは死んだ]
[犯人だと告げられたのはあと二人]
「ハマルは立ち止まらない」
「ハマルは頑張るをする」
「だから、」
[……何をして欲しかったんだっけ?]
[ハマルは自分がしなくてはいけない事を理解している]
[ハマルはそれが■■■■■事ではないと、わかっていた]
はくはくと、喉を開き揺れる視界と世界に別れを告げると
すでに混濁の渦に意識は飲み込まれていた
ぼやけて目の前が見えない
声もはっきり聞こえない
苦しい、言葉が出せない、死んでしまう
「
ぎ、・・・・・・ァ、・・・キファ・・・ヌ・・・・・・キ
」
虚ろの中で仲間だと言った彼らの名前を呼んだ
そして手を伸ばしたのは目の前の
殺人鬼
へだ
「 」
あなたたちを知りたかった、あなたたちと話ができた。
それだけで、よかった。もうこれ以上寂しくなりたくはない。
みんなに甘えてばかりだったな
/*肩書きミス
正:N[IA<NβP村C★]>人≪観≫θ
ニア
| >>225 キューの拠点 「間違ってる……いいんじゃない。 アンタがそう思っても、 俺はアンタこそキューだと思うから」 事実の程はどうでもいい。 少年にとり、『アイツ』はキューではない。 キューはあなただ。 助けたいと感じたわけじゃない。 自分はそこまで生ぬるくもないつもりだ。 ただ、あなたがその声で助かりたいと言うのなら 話は少し変わってくる。 「…… 覚えてない ? どういうこと? それ口にして、大丈夫なやつ? だったら、詳しく聞かせてよ」 この会話も聞かれているかもしれない。 どうやら相手は 上位存在様 であるらしいから。 ムカつく話だ。バカにしやがって。 少年は、あなたの言葉に、耳を澄ませる。 /* 了解したわ。この時間だもの、秘話に移らせてもらうわね。kiss…… (235) 2021/04/24(Sat) 21:47:51 |
「大丈夫。誰も助けになんか来ない。」
助けを求めるサダルを見た。
彼がいくら叫ぼうと、気分屋の心が動くことはない。
「この世界は残酷で無情だ。」
ご希望の凶器はないようだ。ではお勧めの商品で。
算盤で人殺しは難しい。
切れ味が自慢の鎌を手に取った。
「生きて幸福になれる人間なんて運のいい一握りだけだ。」
サダルがこちらに手を伸ばしたので、その手に指を絡めた。
ぴたりと、サダルの喉元にぎらつく刃を当てる。
「さあ、サダルが幸せになれる世界へ行こう。」
刃を一息に横へ滑らせる。
▽
| (a132) 2021/04/24(Sat) 21:55:17 |
(3日目平和えっち時空)
はしたない声を手を押さえてこらえた。
撫でる手のあたたかさも、
奪い取る手つきも10年前から変わらない。
『恋人』と名付けるには強い衝動に欠け、
湯に浸るような安心感。それが彼への想いだ。
同じだけを返せずとも、
あるいは想像できないほどに醜く狂おしいものが
自覚のないこの身に埋まっていたとしても、
受け止めてくれるだろう。
「ハッ。
余裕ぶったその口がいつまで続くことか」
熱がまわり赤く染まった頬が彼へ近づく。
蛇は口を大きく開き、そのものを飲み込んで、
丹念に可愛がった。
与えたら同じだけ返して。
また返されたら同じだけ与えて。
後追いだけではない、
自分だから在るものを詰め込んで彼へ捧げる。
/*
提案:暗転しませんか?(俺たちは……次の時空へ行く……)
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