人狼物語 三日月国


159 【身内RP】旧三途国民学校の怪【R18G】

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【人】 かれがれ ユメカワ

【図書室】 >>51 >>a23 >>53 ネコジマ

きっと昔から君を構う事は多かった。
返って来るのが素直じゃない、少々はぐらかすような言葉でも。
一つ言葉を掛ければ、大抵は律儀に一つ言葉が返って来る。
そんなどうにも素直じゃない接し方がなんだかいじらしくて。

そういう時は大抵、悪しからず思ってくれているという事も。
気分が沈んでいる、或いは思う所がある時は、寧ろ。
言葉に詰まる、言い淀む質だとも、きっと知っている。
たとえばそう、先ほどのように。


「稔も頑張るの嫌?あは、じゃあおそろいだ
 …読んじゃいけない、っていうか。
 持ち出し禁止の方かな、ニュアンス的には」

廃校探索なんて雰囲気に合わない、軽い言葉を返しつつ。
やや古びた表紙に、頁に指をかける。
この学校が健在だった年代を思えば、劣化の程度は軽すぎる。


夢川と活字の関係性も残念ながら良好とは言い難い。
更に言えば余程の読書家でもない限り、
基本的には禁帯出、なんてそう目にする事も無いだろう。
つまりは結局これも字面のニュアンスからの推測だ。

とはいえこの後目にする内容を思えば、
読んではいけないというのも強ち間違いでもないような。
(77) 2022/07/03(Sun) 15:11:28

【人】 かれがれ ユメカワ

【図書室】 >>51 >>a23 >>53 ネコジマ

「わあ」

開いた先にあるのは、そんなみっちり詰まった文字の群れ。
活字アレルギーの人間が見れば卒倒すること請け合いだ。
幸いな事に卒倒する程ではないから読む努力はできるけど、

「……んー…
 おまじないっぽいね、結構やばそうな方の。
 稔は絶対縁が切れるって評判の縁切り神社の話知ってる?
 こういう縁をどうこうするようなのって、
 結構洒落にならないのも多いらしいんだよ」

「これも興味本位でやったら痛い目見るやつかもね」

ざっくり目を通して、断片的な内容を拾った辺りでギブアップ。
疲れた目をしぱしぱしつつ頭を後ろに傾けややリクライニング。
立ち読み中にしては頑張ったと自分を褒めたいね。

「ね、せっかくだし皆の所に持って行っちゃおうか。
 持ち出し禁止って言ったって、
 どうせもう怒る人なんて居ないんだしさ」

手に持った本をぱたんと閉じて、本棚には戻さない。
誰も興味本位で試しはしないだろうと高を括っている。
生白い表紙はざらざらとしていて、ともすれば何かの皮のよう。
(79) 2022/07/03(Sun) 15:12:38
ユメカワは、皆といえば、そういえば。
(a27) 2022/07/03(Sun) 15:22:11

ユメカワは、さっきの大声、何だったんだろう。
まあいいか……
(a28) 2022/07/03(Sun) 15:22:52


「うん」

頭に触れる手を受け入れて、うっそりと笑う。

あなたはきっと、良い先生になれる。
いいや、なるんだ。

皆が離れ離れかれがれにならないよう繋ぎ留めて、
きっといつまでもそのままで居られるようにしてくれる。
そんな先生で居てくれるのだと、無責任な期待を掛けている。

何もかもつまらなくなってしまった毎日を、あの日死んだ夢を、
再び何よりも楽しくて、大好きな日々に戻してくれるなら。
それを拒む理由は、何処にも無い。

「手伝うよ、何だって。
 頑張るのは苦手だけど、皆で一緒に居たいから。
 先生のこと、俺に手伝わせて。」

だからあなたは『大人』の『先生』で、
自分達はあなたの庇護下にある『子供』の『生徒』。
およそままごと遊びのようなあなたの夢を、『学校』を
否定する言葉の一つも無く、望み好んでその配役は享受される。

柔らかい髪をするりと撫でる。

「ありがとう、助かるよ。
 生徒集めが一番大変だからね」

この学校だって、生徒がいれば。
名前を変えて、校舎を建て替えて、今日まで続いている筈だった。
誰だって独りは寂しい。
この校舎で何十年もの時を過ごし、少女の欲は膨れ上がっていた。

「皆一緒の方が良いに決まってる。
 歳も関係なくさ、同じ教室で過ごせたら良いなあって。
 新学制って長くても六年しか同じ学校に通えないだろう?」

もしも生きていたのなら。
それは、承認欲求と呼ばれる代物だ。

「ああ、そうそう。ひとつ確認しておかなきゃ」

話を戻すように、少女は軽く手を叩く。


「皆≠チて言ってたけど──……
 それは、
今日ここに来た全員のことかな?


「それとも、
君と特に仲の良い友達だけ?


私はどちらでも良いよ、と付け加えて少女は返答を待った。
生徒が一人でもいれば『先生』役は務まるのだから。


独りは寂しい。
  になりたい。
  に居てほしい。
誰かに自分の事を見てほしい。

ともすれば。
そんなあなたの想いに引き寄せられて──同調して、此処に来た。
これはそういうものだったのかもしれない。


「友達皆で、ずっと同じ場所で過ごせたら。何より幸せだろうな。
 周りの目とか、家の事情とか、将来の事とか。
 何のしがらみも無ければもっといい。」

「…皆が俺の事を好きかはわからないけど。
 俺は……皆の事が好き、だから」

曖昧な色の髪が揺れる。
本当は。自分が皆の事を好きなのか、自分でもわからない。
けれど今この場ではそういう事にして。

自分と鳥飼、それから白間を除いて、7人。
夜が明けて、幽かな者達の時間が終わってしまうまでに。
連れて行く・・・・・事ができるのは、現実的に考えれば──


何人か、なんて。そんな事はどうでもいいんだ。


全員がいいよ・・・・・・。」


「仲間外れは、かわいそうでしょ。
 離れ離れになるのはかわいそう。
 それに俺は、ここに来た皆の事が好きで、友達だと思ってる」

夢川深雪にとって、少しでも話した事のある相手は全員友達だ。
我儘な子どもは多くを欲しがるものだ。
そして、夢川深雪が望む事は、友達とずっと一緒に居る事だ。
それは一度は死んだ夢だったけれど。

「だから全員がいいよ。」

できるかできないかじゃない。
とはいえ無理を道理にしろと言う訳でもない。単なる願望だ。
これは自分はどうしたいのか。ただそれだけの話なんだから。

「……ああ。
 何のしがらみも無く、将来を憂うこともなく、ずっと楽しく穏やかに暮らせたら最高だ」

女だから無理だとか、男だから無理だとか。
子供だから無理だとか、大人だから無理だとか。
そんな無粋なことを言う人間がいない場所で。

「よし、
全員だ

 せっかく奉公も戦争も無くなって、民主主義になったんだから。
 離れ離れになる必要なんて何処にもないもの」

勿論、これは二人の願望というだけ。
七夕の短冊に書く様な、幼く無謀な高望み。

だが、しかし。
夢は大きく、我儘であるべきだ。


鳥飼へ視線を向け、貴方に戻す。

「まずは彼から攫っちゃおう。
 後は……誘いやすい子から誘っていこうか?
 
こちら側
が多くなれば、寂しくなって自ら来たがる子だって出てくるかもしれないしね」

髪を一つに結んだ少女と、自分を遠い血縁だと信じている少女。
彼女たちは誘えばきっと来ると、白間はそう考える。

【人】 かれがれ ユメカワ

【空き教室】

てってこ……てってこ……

仲良くお手々繋いで戻ってきたお二人様。
今も手繋いでる?わかんない。とりあえず緊張感はない。

「ただいま〜。
 こっちは何かあった?
あっ無い方が嬉しそうな面子……

 さっきの声、案外稔の猫にびっくりしたのかもね」

実際は、猫は寧ろ悲鳴で逃げていった側なのだけど。
人の悲鳴を何だと思っている?声の主が声の主だったから……。
そんな理由からこれまた適当な事を言いつつ、
持って来た本を適当な机に置いてスマホのカメラを構えた。
(86) 2022/07/03(Sun) 22:10:56
ユメカワは、本の表紙と裏表紙を撮影。雰囲気は83点。
(a34) 2022/07/03(Sun) 22:12:00

ユメカワは、結構いい感じに撮れた。ホラーゲームのアイテムっぽいかも。
(a35) 2022/07/03(Sun) 22:12:30

ユメカワは、なんとなく。なんとなく……この面子だと……
(a36) 2022/07/03(Sun) 22:15:51

ユメカワは、期待通りの楽しい事にはならない気がするけど、まあ。
(a37) 2022/07/03(Sun) 22:16:04


「うん。
 どっちかと言うと、自分から来てくれた方が。
 俺は嬉しいな。だって、同じ気持ちだって事だから」

とはいえ全て全てが思う通りには行かないだろう。
それは理解しているから、やっぱりこれも願望だ。
けれどそうであればいいと思う事は、誰にも止められはしない。
分不相応な高望みであっても、叶ってしまえばそうではなくなる。

「それでも。待ってるだけじゃだめなのも、わかってる。
 ……でも皆、誘えば来てくれそうだから困っちゃうな。
 最終的には全員連れて来るとしても、順番は考えないと…」

口元に指先をあてて考える。暫しの間。

猫を連れたあの子と、保健室通いのあの子。
それから、好きだったはずの、今も好きなはずのあの子。
それぞれが『仕方ないな』と言って一緒に来てくれる。
真っ先に浮かんだのは、そんな実に都合の良い想像。

もし仮に、拒絶されたら?
その時は、好きじゃなかったのか、好きなのか。
それがはっきりとするだけだ。


「……ねえ、牧夫兄の次は誰にするか、任せてもいい?
 上手くできるかわからないし、もう少しだけ。
 先生のお手本を見ておきたいんだ」

誰を連れて来るにしても。
できるかはわからないけれど、一先ずの姿勢としては。
自分達の『先生』となるあなたのやり方を手本としたい。

何より、このように在る年月はあなたより浅いものだから。
そういう意味でも、生徒とは先生に倣うものだから、と。
先生たるあなたに向けて、なんとも甘ったれたお願いを宣うのだ。

【人】 かれがれ ユメカワ

【空き教室】

とん、と最後の送信ボタンをタップして。
やり取り中聞こえた言葉に、ふと液晶から顔を上げた。

「猫、何処か行っちゃったの。
 自力でここまで戻って来れるかな?
 探しに行くなら手伝うよ。俺、最終兵器持ってるから…」

スマホをしまって鞄から取り出したのは、猫用おやつ。
全世界のネコチャンがまっしぐらの液状のアレ。

探しに行くなら探しに行くで良し。
そうでないなら、校長室に行った二人の戦果でも待とうかな。
そんな事を思いつつ行儀悪く適当な机に座……
ろうとして、体重掛けたら嫌な音を立てて軋んだのでやめた。
(91) 2022/07/04(Mon) 2:17:36

【人】 かれがれ ユメカワ

【空き教室】 >>95 ミナイ

「そこまで心配しなくても大丈夫みたいだし。
 俺達も道すがらに見掛けたら、くらいにしようか。
 あんまり急いで探しても、却って出て来なくなっちゃうかも」

焦って探すと見付からないもの、なくしものと猫。
デートのご予約にOKを返しつつ、
鹿乃に声を掛けるのを見て、手当てが終わるまでは待つ態勢。
それが終われば二人で何処かへ向かったんだろう。それまでは、

「この机さ、明日香ちゃんとか鹿乃ちゃんでギリギリじゃない?
 結構やばい音する 俺の机選びのセンスが壊滅的なだけ?」

暇潰しにさっき座ろうとした机にまた軽く体重を掛けてみる。
めちゃくちゃ嫌な音がするし、何ならガタガタしてもいる。
少なくともこの机はよくない机。
(99) 2022/07/04(Mon) 5:13:25
ユメカワは、それはそれとして。
(a40) 2022/07/04(Mon) 5:15:03

ユメカワは、てぽてぽしていくネコジマに手を振った。いってらっしゃい。
(a41) 2022/07/04(Mon) 5:15:10

「そうだねぇ、誘えば来てくれそうな子が多いのは確かだ。
 只、相馬くんは工夫しないと難しそうだけど」

彼に対して言い包めや説得は難しいだろう。
どうすれば興味を持たせることができるか、恐らくそこに懸かっている。

……暫し考えたものの、一先ずは。
少しでも『全員』という夢に近付く為に、数を揃えなければ。

そうして聞いた貴方の甘えを、心地良く感じながら少女は頷いた。

「……ああ、いいよ。勿論だとも」

自身が子供だからこそ、誘い方というものに想像がつく。
子供の気持ちがわかるから、甘言の選び方だって知っている。

「それまでは、彼らと親交を深めておこう。
 時に情は理屈を越えるものだからね」

大人≠ニいう子供のおわりが見えてきたからこそ、情に訴える余地がある。
少女はそう考えていた。


──探偵倶楽部の設立者、相馬栗栖。

きっと彼が一番の癖者だ。
そして、ああいった人間をこちら側に引き込む為に必要なものは
決して詭弁や情などではないだろう、とは夢川も考えていた。

楽しい。つまらない。表面的な価値基準こそ似ているけれど。
似ているからこそ根本的には違うものだとわかる。
彼は人に依存してはいなさそうだ。興味関心の先が違う。

──きっと、一人でも生きていけてしまう・・・・・・・・・人間だ。


とはいえ、けれど。

彼の興味を引くものが、仮に今は自分達の手札の中に無かろうとも
こちらに引き入れた誰かが持っている事も有り得るだろう、と。
今この時はそのように結論付けて、一度考えを打ち切って。
あなたの述べた考えには、頷く事で賛同を示したのち。

「本当?よかった。」

──夢川深雪は甘やかされるのが好きだ。
だからその寛容の言葉に、殊更嬉しそうに笑んだ。

「うん。今じゃないと、できない事もあるし
 ……今の内にできる事、しておかないとね」

いつかは来る終わりをひととき忘れて、
何を疑う事も無く童心の時間を過ごせるのはもう少しだけ。
全てが終わればきっと、再び、永遠に。
皆で一緒に、無邪気に共に居られる日々が来るのだろうけど。

「またね、先生。牧夫兄も」

何て事ない教室での一幕のように言って、扉に手を掛けた。

今はまだ、終わりなんて意識の外で。
この掛け替えの無い時間を続けていよう。
そうして何れ来る終わりを見据えた時に、
皆がその続きを自ら望んでくれるように。

【人】 かれがれ ユメカワ

【空き教室】

「タイムカプセルっぽいのと学校の見取り図……防空壕だって」

哀れな机に悲鳴を上げさせるのにもやや飽きてきた頃。
スマホの液晶についついと指先を滑らせて、
幾つか上がっていた戦果報告を見たまんま口に出した。

「少なくとも防空壕の方はデートには向かなそうだよね。
 いかにも転びやすそうだし……
 勿論スリリングなのが良ければ止めないけど」

続く言葉は怪我の多い保健室の住人に向けてのものだ。
怖がり二名は余程の理由が無ければ行きたがらなそうだし。
前者は行きたいのであれば背負うくらいはする、が、

「せっかく見取り図出てきたんだし。
 見えてる範囲の所に行ってみるのも悪くないよね」

画面に見取り図の画像が表示されたスマホを緩く振る。
保健室に行けたら第二のセーブポイントになりそうだ。
(116) 2022/07/04(Mon) 17:45:16
「暫くしたら、この教室で会おうか。
 私は在籍していた証拠の隠滅をしなきゃいけないし……牧夫を隠したら色々動くつもりだ。
 職員室の方には人が行かないようにしてくれると助かるよ」

先程見つけた名簿。
そこにはしっかりと、自分の名前が記されていた。
永瀬がいた手前、放置してきたが──もしかすると、誰かが見てしまうかもしれない。
処分するか、隠すかしなければ。

「いってらっしゃい」

とはいえ、これは『先生』の仕事だ。

この場は『生徒』の背中に手を振って。
扉の向こう側に消える背中を見送っただろう。

 
あなたの言葉にはきっと、もう一度頷いて。
そうして一人の『生徒』の背は薄暗い廊下へ消えていった。

その後はきっと、言われた通り。
誰かが職員室付近へ向かうようなら、それとなく他所へ誘導するはず。
もちろん耳目が届く範囲で、にはなるけれど。
もしも図書室の貸出記録の中に、あなたの名前があったなら。
それは何らかの形で誰にも見られないよう隠蔽されているだろう。


大丈夫。ちゃんと良い子にしているよ。
わかってる。楽しい学校生活は
『先生』と『生徒』が協力して、初めて成り立つものだって。

【人】 かれがれ ユメカワ

【空き教室】 >>119 ネコジマ

「ん。おかえり、稔。
 梢ちゃんが手伝ってくれたの」

何がどうだった、とは言ってないけど。出てきた名前と、
それからネコジマの雰囲気でなんとなあく察した。るん。

「中身。ここが廃校になったの、昭和の頃だっけ。
 その頃に埋められたやつだとすると…」

場所的にタイムカプセルっぽいね、というだけで。
そうと決まったわけでもなし。多分。

仮にタイムカプセルだったとしても、
何入れるかなんて、人によりけりだしな。
気に入りの玩具だのを除けば年代はそんなに関係ない気もする。

わかんね。

 写真とか手紙とか……だけ、にしては重そうな音だし。
 開けてからのお楽しみって事にしよう」

頑張るのが苦手な男は考えるのも丸投げた。
開封の儀も発見者である最年少にお任せだ。わくわくだね。
(120) 2022/07/04(Mon) 20:08:25

【人】 かれがれ ユメカワ

【空き教室】 >>122 ミナイ

「同じようなって。
 明日香ちゃん、小学校の頃のイメージ引き摺ってない?」

顔立ちや格好はともかくとして、夢川はれっきとした男だ。
身長だって今日こうして集まった面子の中では高い方になる。
つまり細身の女の子達ほど軽いという事はない。多分。

小学生や中学に上がったばかりの頃はそうでもなかったけれど。
きっとここ2、3年で一気に伸びた形だろう。

恐らくは冗談めいた言葉に相応の反論未満の何かを返しつつ、
差し出された手を取ろうとして、

「……ああ、うん。拗ねないよ。
 事実だからね。俺は何でも適当にしちゃうからさ」

やや不自然な間の後に、そんな言葉を返す。
声の調子は少し下がったけれど、
言葉通り拗ねているわけではない。
挙げられた名前が問題だっただけ。


その後に、誤魔化すように手を取って。
行く先も決めていないお出掛けに、行こっか、なんて急かす。
多分、手当てだったり、缶の中身のお披露目だったり。
それらが終わった後の事。
(126) 2022/07/04(Mon) 21:43:33
ユメカワは、実際は。机選びのセンスは4くらい。
(a51) 2022/07/04(Mon) 21:44:10

ユメカワは、事実机選びのセンスが壊滅的。
(a52) 2022/07/04(Mon) 21:44:28

>>【職員室】 

永瀬を見送り、一人になった頃。
鳥飼の様子を確認してから、足早に職員室へ戻って来る。
そろそろ起きてしまう筈だ。

白間コズヱは神ではなく、普通の人間であった。
神隠しの真似事など長くは持たないだろう。
名簿から自身の名前が記載された頁を破り、ポケットに入れる。

さて、どうしようか。
破いても良いが、パズルのように復元される可能性もある。
そんな芸当をしてしまいそうな者もいることだ、あまり賢い選択肢ではない。
燃やすにしても、夜の暗闇で炎は目立つ。
加えて、自分はマッチなど持っていない。

「……そうだ」

ふと、思い至る。

「牧夫に手伝ってもらおう」

とっておきの隠し場所が、あるではないか。
唇は静かに弧を描き、ピントが外れたように輪郭が滲んで────

───ゆらり、少女の影が消えた。

ユメカワは、送信された心霊写真を見た。
(a57) 2022/07/05(Tue) 0:14:34

ユメカワは、何も言わない。何も送信しない。既読の数字だけが増えた。
(a58) 2022/07/05(Tue) 0:14:39

【人】 かれがれ ユメカワ

【廊下】 >>135 ミナイ

「半分正解で半分不正解。俺は今でも可愛いからね」

もう少しかっこいい寄りになればイメチェンしたんだけど。
なんて、君の手を引きながら少し振り向いて笑う。
宣う言葉はそう冗談でもない。素面でそういう事を言う男だ。

「お揃いがいいなら、明日香ちゃんも染めてみる?
 俺手伝うよ。ちょっと差し色入れる程度なら気軽にできるし…
 真っ白も明日香ちゃんに似合ってていいと思うけどさ」

ああ、でももし皮膚が弱いなら染髪はよくないかもね。
そもそも学校では十中八九怒られる事請け合いだ。

親ももしかしたら──ああ、面倒臭い。つまらない事だ。考えたくない。

別に、似合っていると言われて、そう思った格好をしているだけだから。
今はもう、『可愛い』にこだわる理由なんて何処にも無くて。
だから本当は。いつ止めてもいいんだよな、こんなの。


「身長、とかも。俺は今の明日香ちゃんのままでも好きだよ。
 流石に梢ちゃんとか、麻弓ちゃんには負けるからさ。
 俺が無理しないで背負えるのは多分、
 今の明日香ちゃんとか鹿乃姉くらいまでだと思うし…」

掌も身長も、今は細身の女の子のそれよりはずっと大きくなって。
インドアな同年代よりは力も体力も普通程度にあるけれど、
身体が資本とされるような部活に打ち込む面々ほどではなくて。
そんな中途半端が君が転ばないよう手を引いて廊下を歩く。
(136) 2022/07/05(Tue) 11:36:09
ユメカワは、ふと周囲に視線を戻す。見覚えのある虎柄は見えない。
(a59) 2022/07/05(Tue) 11:39:54

【人】 かれがれ ユメカワ

【廊下】 >>137 ミナイ

「きっとなりたいようになれるのが一番素敵だよ。
 もし染めるなら……そうだなあ、俺はピンクに一票。
 背は高校入ってから急に伸びるって話もあるし、
 もしかしたら卒業する事には抜かされてるかもしれないね」

いつかはピンクの似合う格好いい子になれるかもしれない。
不良でもいいじゃん、なんて返しつつ視線を少し上に向ける。
空き教室を出て幾らか歩いたはずだけど、
現在位置はどの辺りだろうな。まだ一階の何処かのはず。

「ん、んー……稔や裏道は戻って来たばっかりでしょ?
 栗栖はできると思うけど、あんまりしそうなイメージないし。
 だからぱっと出てくるのはどうしてもその辺りでさ、……」

つまりはまあ、馴染み深さの問題なのだ。
頼れる女の子達の名前が上がった理由はそのように話し、

「…あは、最近は栗栖にべったりみたい。
 まあ ずっと一緒に居る理由なんて無いし」

飽きちゃったのかもね。
視線は他所へ向けたまま。独り言のように呟く間の表情は
きっと君からは薄暗さでよく見えなかった。
(138) 2022/07/05(Tue) 16:43:19
ユメカワは、謎の納得を得た。やっぱりそういうのあるんだ。
(a64) 2022/07/05(Tue) 22:45:40

【人】 かれがれ ユメカワ

【廊下】 >>143 ミナイ

二人で隠れたものを覗き込んだり、必要な時は手を貸して。
探検気分が見付ける過ぎ去った昔日のかけら。

何れも色褪せてぼろぼろになった印刷が物寂しい。
どんな経緯で持ち込まれ、誰にとっての思い入れを抱えたまま
ここにただぽつねんと置き去りにされているのだろうな。
そんな事を考えても。当然ながら今、当時を知る者は無く。

「──拗ねている?」

不意に握り返された手にふと視線を傍らに戻し、
べたりと近くなった距離は、寂しがりにとって心地良いものだ。
元々誰にだって距離感の近い男だった。
けれど今までは、確かにこの隣は誰かの特等席だった。


「違うよ。意地だって張ってない」

繋いだ片手は軽く握り返して、そのまま。
内緒話でもするように。少しばかり頬を寄せて、
(145) 2022/07/06(Wed) 6:32:33
ユメカワは、誰かにスタンプを送信した。全力で鳴くセミを咥えた猫。
(a66) 2022/07/06(Wed) 15:24:59

【人】 かれがれ ユメカワ

【空き教室】 >>146 タイムカプセル開封の儀

かぽん。

いかにも缶を開けましたよ、という感じの軽い音がして。
開けてからのお楽しみ、の正体を明らかにすべく、
机の方へ歩いて行って、広げられた中身を覗き込んだ。

「、……?
 なんか、タイムカプセルっていうか……」

包まれた布の中身。
何でも、思い入れのあるものを入れる、というのはよくある事で。
とはいえそれにしては少々内容物が偏っているような。

「取られないように隠したって感じ?」

なんとなく。思った事をそのまま口に出しつつ、
机の上のビー玉を指先でつついた。ころん。
それから、ふとそれらが包まれていた布に視線を遣って。

「……あ。
 何か書いてあるけど……名前っぽい?これ。
 ねえ稔、この布借りていっていい?」

学校という場所。
埋められたものと、添えられた名前らしきもの。ふと過ったのは、
結局見ずに戻って来てしまった図書室の貸出記録。
他にも、何処かで同じ名前が見付かるかもしれない、と思って。
(147) 2022/07/06(Wed) 16:26:38

【人】 かれがれ ユメカワ

【空き教室】 >>148 タイムカプセル開封の儀

「来れなかったとか……忘れちゃったとか?
 あんまり深く埋めてなくて、
 雨降ったりする内に自然と出てきちゃったのかもね」

まさに雨後の筍ということ。
にょきっとした指先の上辺りで上下に指を振る動き。
その後に、ありがと。軽く言いつつ布を拝借した。

夢川も、これが誰の名前か にはそんなに興味はなくて。
ただ何かをする為の切っ掛けがあればそれで良くて。
叶うならそれが、他愛無くても、誰かの何かになればいい。それくらい。

こうやって皆で遊べるのも、これが最後かもしれないし。
(149) 2022/07/06(Wed) 17:55:18

【人】 かれがれ ユメカワ

【廊下】 >>150 ミナイ

「変わらずにいられたらよかったね」

つられて零した悔恨は、君の言葉を否定しない。

「俺も皆も変わらずに、ずっと」

夢川の一家が近々遠方へ──都会へ引っ越す、という噂は。
そろそろ君の耳にも届いている頃だっただろうか。
或いは、君の家は、親同士の付き合いはあまり無さそうだから。
まだそんな噂、知る由もない事だったかな。

何れにしても、そう遠くない内に知る事にはなるものだ。

「見つからないね」

「ここに来た皆で、かくれんぼをしたら。
 きっとあの子が一番強そうだ。人は猫に勝てないものだしね」

だから今、敢えてみなまで言う事でもない。
楽しい時間には、楽しい事だけを話していよう。
距離感はそのままに話題転換。傍らに空き教室を覗き込んだ。
(152) 2022/07/06(Wed) 20:11:27
 




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にゃあ。

シロマ
0回 残 たくさん

どうして?

ユメカワ
9回 残 たくさん

一緒にいこうか

ミナイ
0回 残 たくさん

無法です

犠牲者 (3)

トリカイ(2d)
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カナイ(3d)
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縺斐a繧薙↑

ライカ(4d)
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処刑者 (3)

クリス(3d)
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それだけでいい

ウラミチ(4d)
0回 残 たくさん

 

マユミ(5d)
0回 残 たくさん

心の目で見て

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トロイカ TYPE:А / 哀愁のタタロチカ by かえるぴょこぴょこ/あさくら
ようちえんせんき かりんか / ハロリンカ / 凍れる水車 by かえるぴょこぴょこ/あさくら
霧雨降る街 / 少し大きな霧雨降る街 / 蒸気満ちる宴 by きりのれいん
メトロポリス / バビロン / ギルガメッシュ / Valhalla by すむろ水
ひなだん by hinaki
壱番街 / 壱番高校 by 壱猫[onecat]
外道大戦 by mtmt
都道府県キャラセット by kairi(企画代表)
繋<つなたま>魂 / 班帝家の一族 / H)SOCIUS(A by めいあ
もふぁんたじぃ / もふぉれすと by ほのゆる
Cathedral / 学園Cathedral / Grand Cathedral / 学園Grand Cathedral by Izuya
夜月町 by 夜月けい
南区 / 古今東西 by 南
IRO-COLORE(いろころる) by Izuya, 南
お茶会 / 演奏会 / 花見会 by ゆひろ
GNL / GNL+ by guiter-man
ジランドール / イルミネーション by may-co
シキメグリ by afinter
-汝人狼也-人物画 by 878, かんこ
closure / closure' by 閉
Emoricu / Cumorie / 黎明街 by milk_sugar
ワンダーズ言戯団 by pike
宝石箱《Jewel Box》 by 宝石箱制作委員会
文明開化 by sin
カティサーク by apricot with y_hyuga
月狼学園 / 人狼署 / 狼達の軍歌 by apricot
花一匁 / 桃酔郷 by さね
po!son / Girl's Talk by pure_g
madparty by シロクマ
rhizome by CH3COOH
曲芸会 / 曲芸会Hello! by otokasa
AtoZ by 築
瑞洋館 by ういろ
LastSunday / HeaVen by 志摩
かくりよ by plmi
桃色concerto by 桃昆布
狼兎 by クロマ
人狼ヶ谷学園の放課後 by 竜山明日佳
bAroQue / tradimento by souya
Bokuyume. by 卜部
FGOキャラセット by 有志一同
魔法少女は眠らない by 魔法少女チップ企画
Liberte by みぃな
噛志野医院 by manamiz
メギド人狼 by メギドチップ企画
absolventi by ぶんちゃん
歳時抄 by 小由流
文アルセット by 文アルセット企画
荘園パック by ARC(企画代表)
Friends by 真知
城下町の酒場 / 大神学園 by じっぷ
エッグ by 朧恩
ぐれすけ・ぷらす by 純
ニューホライズン by youden
バーバチカ / プトロレ by たべ
ユメツナギ by 天瀬春日
StarGazer / LittleStar by CONBE
御常紀学園 by HS_29
オハナシノクニ by オハナシノクニ制作委員会
Fragment of Jewels by 粉海月
花園女学院 / 他種族孤児院 by はこみ
xxxx組 by サイコ瓦
おりふし学園 by めんるい
Fairytale Syndrome by hTuT
Salute by むくっこ
Le parterre by イヌバラ
Troopers by 人類管理連合
お野菜キャラセット画像 by 無料素材倶楽部
Siuil a Run by 匈歌ハトリ
紫煙をくゆらせ by 空砂
RocketPencil by 山本羅刹
エトリエ / エトリエ・戦国 by とり
ボワボンボン by あとらそふと
古の迷宮 by とり夫
JEX Online by katarazu
煌夜の決闘 by ジュエルセイバーFREE
こだわりアイコン by fatcow
トランプ画像 by しろま空間
リンソン by moonpupa