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【人】 緋彩[家の前にはお兄ちゃんがいて 心配したってぎゅーっとしてもらって 月影君に本当にありがとうってお礼を言ってたわ。 帰ってきたパパとママにはやっぱり怒られたの。 お昼寝しちゃってたって言えば呆れられて 次から気を付けるようにいーっぱいお説教されたわ。 結果は散々なのに不思議とそう落ち込んでなかったの また月影君に会えないかな。 反省もしてるけど、 そんな事ばっかり考えたのよ。] (58) 2023/07/19(Wed) 6:47:31 |
【人】 緋彩月影君、月影君つーきかげくんっ [てててと小走りで駆け寄るの。 隣に立ったらにっこり笑顔を向けるの。] この前はありがとう。 今度は私が助ける番よっ! 見ててね [意識を集中する。 特に体が光ったりとかそういうのは何もないわ。 地味なのよね。] (60) 2023/07/19(Wed) 6:48:11 |
【人】 緋彩 それっ! [木の上にあった帽子にピンポイントで風を起こす。 ふわり、と浮遊したそれは木から飛んで そのままふわりと落下したの。 それをキャッチ出来たのは私よ。 ]** ……とーっても地味なんだけどね 今のが私の魔法 (61) 2023/07/19(Wed) 6:48:27 |
【人】 緋彩[私はヒーローになりたい。 魔法なんて特別を持ってるから絶対出来るんだって この時の私は子供だから 疑いもせずそう信じていたのよ。 自分の力が大したことないって知っているのに きっと理解は出来ていなかったの。 それがわかるのはもっと後の話。] (68) 2023/07/20(Thu) 7:16:30 |
【人】 緋彩あ、あのね、急な話なんだけどね ね、ねぇ……月影君 私と……お友達になってくれないかしら? [おずおずと、勇気を出して言葉にしてみるの。 本当はね、正義のヒーローの仲間とか憧れるけど 急に言っても困るだろうしそれはあくまで憧れ。 私の魔法を褒めてくれたこの人と繋がりが欲しい。 ただその一心だったの。]** (73) 2023/07/20(Thu) 7:24:35 |
【人】 緋彩そんなに褒めてもらえるとね 嬉しいのよ、すごく すっごーく 嬉しいの。でもちょっと…… 照れるわ。 [顔を赤くして、頬に手を添えてちょっと俯いたの。 慣れてないのよ。 信じてもらう事がそもそも初めてだもの。] (80) 2023/07/21(Fri) 6:50:40 |
【人】 緋彩本当!? わぁ、それは嬉しいわ!! とばり君? とばり君、とばりくん…… いい響きね。 とばり君っ! 今日から私達お友達ねっ [お名前を呼ぶのが気に入って、何度も何度も口にするの。 用事はないんだけど、呼びたいのよ。] (81) 2023/07/21(Fri) 6:51:35 |
【人】 緋彩 *** [それから私たちは仲良しになったと私は思ってるわ。 折り紙の鶴を折って、魔法でちょっとだけ ふわりと飛んでもらってどう? とか 褒めてもらいたくて見せびらかした事もあったわ 魔法を見せるのは一日一回まで。 それ以上をもし願われるなら難しいって濁したの。 でも使った後は疲れていたの 誤魔化しはきかなかったと思うの。 とばり君が将来お店持つならどんな感じがいいかなって そんなお話もしたわ。 魔法も何も関係なく普通に遊んだり 学校のお勉強教えて貰ったり 一緒にいる内に とばり君の存在が大きくなっていったの。] (83) 2023/07/21(Fri) 6:52:30 |
【人】 緋彩 *** ねえねえとばり君 探し物の依頼をしたいの! [ある日遊んでいる時そんな提案をしたのよ。 単にとばり君の魔法を傍で見たいなって思ったから。] これから宝物を隠すから見つけてほしいの ……そういうの、いいかしら? [失くしたから困ってるじゃなくて自作自演宣言。 そういうのに力使うのはどう思うかしらって 心配げに私は相手を見たの。]** (84) 2023/07/21(Fri) 6:52:36 |
【人】 緋彩[お店の話は勿論真剣に>>89 楽しいって感情を隠さず言葉を返すのよ。] わぁっ! 素敵ね、ロマンチック! 夜だけってお星さま見える時だけなのよね。大人みたい。 昼間は違うのも よをしのぶかりのすがた みたいで素敵ね え、そうね…… 私ならお昼はカフェをやりたいわっ お茶とケーキとか出てきて、可愛いエプロンつけて いらっしゃいませって言ってみたいわ。 [魔法使いの女の子が昼間は喫茶店で働く そういうのも見た事あるからそれに憧れてたの。 夜に違う顔をするお店って秘密基地みたいで 楽しそうってわくわくしたの。 一緒にそれが出来るんだって、疑わなかったわ。] (97) 2023/07/22(Sat) 8:57:33 |
【人】 緋彩うーん。じゃあうちにある一点ものなら特徴あるし それの他にもおまけを入れればビックリになるかしら あのね、金色の丸い……冠みたいなもの 星がね、象られいている綺麗なのだけど あ、私の好きに使っていいのだから大丈夫よ。 ずーっと前からおうちにあるんだけどね 傷一つついてないとっておきの謎の物よ! [それが何かって子供の私はそこまで疑問に思ってないの。 ただ丈夫だなーって思うくらい。 正体を知ることは自分から願わない限りきっとない。 それは今は大事な事じゃないからおいておくわ。 それより私は他にどんな宝物を入れるか考えていたの。] (100) 2023/07/22(Sat) 8:59:18 |
【人】 緋彩[おうちに帰ってからの私は大忙し。 おもちゃにしていた金の冠を出して大き目の箱に詰める。 他には何を入れれば宝物っぽいかしら。 うんうん悩んで、昔拾った私の目の色に似た石や 大事にしている小さなアシカanimalのぬいぐるみを入れてみた。 私の宝物を探してもらう。それにわくわくしていたの。] あとは……そうだ、お手紙書こうかしら [日頃のお礼をお手紙で伝えるのは 十分サプライズのプレゼントになるわよね。 そうと決まれば、とレターセットを取り出すの。] (102) 2023/07/22(Sat) 9:00:07 |
【人】 緋彩えーと、とばり君…… とばりってどういう字だったかしら…… [スマホはまだ持たせて貰えてないから辞典を開いて探すの。 あら、二つ字があるわ。確か上の方だった気がするわ。 お勉強教わった時に字を見た覚えがあるもの。 へー、部屋のしきりにする布って意味なのね。 例文:夜の帳がおりる…綺麗な言い回しね。 私はその文字に カラーペン で印をつけたの。目印って。] (103) 2023/07/22(Sat) 9:00:41 |
【人】 緋彩これでよしっと。 [お手紙にシールで封をして 濡れないようにビニールの袋に入れて 大事に箱の中にしまってそれを閉じたの。 それから向かったのは私たちが出会った場所。 眠っちゃっていた木の下に頑張って…… 大きめの箱になっちゃたからそりゃあもうわりと頑張って 穴を掘って埋めたの。 何かあるってわかり切った隠し方だけどもういいわって 最後は葉っぱをのせてごまかしたの。 明日が楽しみで仕方なかった。 明日で何もかも変わってしまうなんて知らなかったから。] (104) 2023/07/22(Sat) 9:01:28 |
【人】 緋彩 *** 帳君帳君とばり君っ [その日は放課後が待ち遠しくて仕方なかったわ。 放課後になれば待ち合わせをしていた場所に。 帳君が来れば なんでだか私の心臓がどきって大きな音を立てたの。] あのねあのね、宝物隠してきたから。 早速探してみようっ [わくわくと、ドキドキ。 必要そうなら箱の特徴とかも伝えるわ。 自分が書いたお手紙をふと思い出す。] (105) 2023/07/22(Sat) 9:02:07 |
【人】 緋彩[ぽぽぽぽ、と顔が一気に赤くなったの。 帳君には唐突に思えたでしょうね。] い、い、行こうかー。うん。 [帳君がどっちを指さすかろくに見ないまま 見切りで歩き出そうとするの。 ど、ど、どうしよう? 書いた言葉に今頃焦るの。 パパやママやお兄ちゃんへのそれと同じじゃない。 それに気付いたのが今頃で お手紙見せるかどうかパニックになったの 明らかに挙動不審のまま動き出すのよ。 何を言われても何でもない、大丈夫を口にして 自分の目の前で一杯で 前をろくに見ないまま歩いてしまう その結果は予知できないまま。]** (106) 2023/07/22(Sat) 9:02:22 |
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