100 【身内RP】待宵館で月を待つ2【R18G】
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視点:人 狼 墓 恋 少 霊 九 全 管
「ギャハハハハハハ!!
このままブッ刺し殺してやるぜェェエーーッッ!!」
「……と、チッ。外したか。
だがこれは唯のマグレに過ぎねェ。
──何故なら!」
「オレは天下の殺人鬼『リーパー』様だああ
ああああああ!!!!!!!!」
| 「ここはどこ? ――知らぬのか? ……いくとせもここにおる? なんと、不思議なことだなぁ〜〜」 使用人に手を引かれ、うちささめきつつ、賑わわしき広間へ辿り着いた。 ぺたぺた。素足で冷えた床を踏み、長机の席 >>@3へ座す。 「豪勢だなぁ〜〜!! われも食べてよいのか?」 (15) 2021/10/15(Fri) 22:02:45 |
………
……
…
「………嗚呼、そういうことか。真相なんて随分と呆気ないものだね。
見る夢というのも存外楽しかったが
これから忙しくなりそうだ。そうだろうリーパー君?」
キエは騒がしい協力者へ微笑う。
夢が醒めるのはいつだって唐突だ。どんな夢にも等しく終演は訪れる。
次に視線の見えない男、仮面を持つ男、探し求める女。キエはそれらに目線をやれば目を細めた。
「それとこの囁きが聞こえる君達………そう、この館に永くいるらしい君達さ」
「ーーーーどうか見逃しちゃあくれないか。従うしかない弱い立場の僕らを哀れんでくれると嬉しいねェ?」
| 「おしゅう、すしは食べ慣れぬのか? あっ、われはそこの! そこの ■紫iroいろのが食べたいぞ」 翠髪の青年へ答いつつ >>@8、当然がごとく上げ膳据え膳を待っている。誰そ取り分けとくれ。 (24) 2021/10/15(Fri) 22:15:19 |
| >>@14 シトゥラ 「うむ、はじめまして! “しとら”、珍しい名だな。われは巫女のキンウ」 両手をぴったり合わせ、用意された膳を拝む。いただきます。 (35) 2021/10/15(Fri) 22:52:06 |
| キンウは、カトラリーをぎこちなく扱う。かちゃかちゃ。食器同士がぶつかる音。 (a21) 2021/10/15(Fri) 22:54:01 |
「ンン? あァー……大体わかってきやがった。
しかし、この館の主サマもセンスもイケてるな!
まさか、このオレを選ぶとはよォ!
……ま、あの『探偵』? とかいう、
知ったカオしてやがるヤツがお仲間なのはいけ好かねえが」
「オレの足、引っ張ってくれるなよ?
あァあと、一発目ヤるのはオレだ。」
勝手に決めている。
が、キエ。あなたはべつに、断りを入れたっていい。
「え、えぇと……。ミズガネさん?
あ、あなた、あたしの声が聞こえるんですかっ……?」
「やる気充分で僕ァ嬉しいよ。僕も頑張らせてもらうとするさ。探偵が犯人っての、陳腐だけど単純で面白いだろう?」
キエはそんな協力者へ朗らかに告げた。今宵はゲイザー、否リーパーに任せるつもりのようだ。
「なあリーパー君。僕ァ探偵としても楽しみたいんだ。だから遊んで来てもいいかい?」
「……ま、面倒くさそうな探偵サンをこっちに呼んでくれたのは
オレとしても好都合だ。
ゲヒャヒャ! アンタも随分とやる気だねェ。
で、だ。そいつは歓迎するよ。
勿論オレの邪魔をしねェのが大前提だがな!
オレはマヌケでノロマなゲイザーとして紛れてやるさ」
「聞こえていないと言ったらどうするんだ。
お前は……そう、確かゲイザーと言ったか。別の給仕から聞いた。それと、噂もな――」
礼を告げ相槌を挟みながらゲイザーの話を聞いた。“邪魔をしない”ことに関しては「勿論さ」と笑った。
「そりゃあ良い。ああして下手に出てるのも油断を誘う為だろう? 中々手馴れているねェ」
「僕も頼れる探偵としての立ち位置を固めたいモンだ。折角だ、一人目をどんな風に誘ったか後で教えとくれよ。始めから答えを知ってるなら推理なんて容易いだろう?」
「ふ、ふええっ? なんでそう思うんですか!?
う、噂程度で……あ、あたしを疑うんですかあ!?」
「オイオイ、探偵ってのは推理をするシゴトだろ〜が。
プライドとか無ェのかよ。ま、どーでもいーけど!
と・に・か・く!
背筋も凍るような真相をお届けしてやるよ……。
それまで精々遊んでいることだな、探偵モドキ!」
「僕ァ探るのは好きだが考えるのは嫌いなのさ。ずるができるなら其れに越したこたァないだろう?
嗚呼楽しみにしているとも。沢山遊べる様に色々と考えておくよ。
そうだなァ、最初の1人がいなくなってから一寸した催し物を考えてるんだ。勿論僕らが動き易くなるような内容にするからね」
「中身が纏まったらまた教えるよ。きっと楽しい宴になる」
くく、とキエは小さく喉を鳴らした。
「はァ〜ン?
オマエの”遊び”とやらにゃあ興味無ェ。
オレが愉しいと思えるのは──そう! サツジンだけさ!」
響く声色には喜色が滲む。
性根の捻じ曲がっている、下卑た声色。
けれどもあなたもきっとそれは同じ。
「だが、ま。オレ達『愉しい』のセンスは異なるが、
どうやら目的は同じらしい。文句は言わねえさ……」
「……オレに聞こえるトクベツな会話は二つ。
オマエとのコレと、あともう一つ。
”共鳴”することで聞こえる声だ。
そんで、ミズガネが掛かった。」
「だが、妙なコト言ってやがるな。
アイツ何か嗅ぎまわってるのか?
まァいい、また連絡する。
じゃァな、ニセ探偵!」
そうして、連絡は途絶えた。
「
……やーめた。今きれいにしても、意味なかったや
」
「きっと館の主様も探偵と殺人鬼の組み合わせを見てみたかったのかなァ。そうでもないとこんな偶然有り得ないよ。まあ、『愉しみ』は違えど今暫くは夢の
饗宴といこうじゃあないか」
囁きが途絶えてからキエは告げられた名前を下の上で転がした。この声が聞こえる観客達へ向けて、胸中で事足りる思考を敢えて口にする。
「ミズガネ君が言っているらしい妙な事と彼が何か調べている可能性。ふゥむ、確かに気になるな。しかしそれを此方が一方的に知っている以上有利なのは現時点で僕らだ。…特に僕ァまだ彼の捜査網にかかっていないからねェ。
ーーーくく。朗報だねェ、
怪しげな人物がもう二人もいるよ
」
キエは愉悦を享受すると一度瞬きをした。そして一種の静寂が訪れる。
…
……
………
「俺の気に入っている給仕がそういう噂をしていたから」
最悪な理由だった。
「火のないところに煙は立たないと言うだろう?お前、何が目的でここの下女を志望しているんだ?折角客人として招かれたのだから、わざわざ働かなくてもいいだろう」
「あ、あたしは……。ただ……」
「グズでノロマでダメな女だから。
誰かの役に立てるようになりたかっただけです。
で、でもきっと。ダメだったんですね、あたし。
きっと嫌われちゃったんだ。
だから、ヘンな噂が立ってる……」
「ね、ねぇ。あの。あなたに会いに行っても良いですか?
こんな、テレパシーじゃ。きっと気持ちも表情も伝わらない」
「…………。
おい、やめろ。それ以上卑下するのはよせ」
自虐を聞きたくないと言わんばかりに口を開く。
「お前まだここに来てそこまで経ってないだろう。噂はともかく、嫌われたなんて話は聞いていない。ダメと決めつけるには早すぎるし、そもそもダメかどうかは周りが判断する事だ。
そこでぐすぐすしてる暇があったら挽回する為に動け、いいな?」
慰めなのかそうでないのか。非常に分かりにくいが、貴方に嫌悪を抱いているわけではないのは確かだ。
「構わないが、酒の一つや二つ……お前そもそも成人しているのか?あー……素焼きのナッツとドライフルーツ。手土産に持ってこい。そうしたら歓迎してやる」
「…………。あなたが疑ったんでしょ。
あ、あなたにとって、あたしは、怪しい人物の筈なのに……」
届く声色は、困惑と、……少しの喜色。
それから、意気込んだ声に変わる。
「わ、分かりました! い、いいお酒を持ってきます!」
……もし、あなたが本当に女を疑っているのなら。
決して気を緩めてはならない。
ひょっとしたら、
薬のひとつでも入れられているかもしれないのだから。
| >>@16 シトゥラ 「うむうむ、そのとおり。われらは神さまにつかえておるよ」 茶器を細い手でもちあげた。ずずっ。 「特にわれはキンウだからなぁ、いっとう上等なきものを仕立ててもろうとる」 飾りをもゆらに揺らし、されど頓にかんばせを翳らせて。 「おしゅう、まことに巫女のキンウを知らぬのだなぁ。 ちいさな童でも知っておる名だぞ。……やはりここはとつくにかしら」 (111) 2021/10/16(Sat) 19:08:04 |
| 「よい日だなぁ〜〜!」
あたたかな陽の射す中庭。見歩く少女の影がひとつ。 土草が柔らかな、剥き出しの足裏を染めている。
「しかし見慣れぬ花がおおいの〜……」 (113) 2021/10/16(Sat) 19:28:27 |
| キンウは、 「庭師!庭師の〜〜!! おらぬか〜〜〜!?」 (a51) 2021/10/16(Sat) 19:29:24 |
………
……
…
「やあやあリーパー君。仕事をしながらで構わないから耳だけ貸してくれたまえ。
催しなんだが内容が纏まったよ。君はハロウィンという祭を知っているかね? 簡単に説明すると仮装をした人間が菓子を求めたり悪戯をして歩き回る催しだ」
何処かからキエの喜色に満ちた囁き声がする。
「これならば君が普段では考えられない場所にいても“祭の準備をしていた”と言えば済むだろう? 悪くないんじゃあないかね」
| (a54) 2021/10/16(Sat) 20:03:24 |
| >>ゾズマ 衣の裾を翻し、声の返る方へ歩み寄る。 一歩ごと、金色の糸で縫い込まれた刺繍がきらきらと煌めいた。 「――して、おしゅうはどなた?」 (120) 2021/10/16(Sat) 20:07:55 |
| >>123 ゾズマ 「庭師は見当たらぬが、おしゅうはおった」 くふくふと陽気に物笑い、少年の隣へ腰をおろす。 緑がそよそよ揺れて、伸ばした脚を擽った。 「見知らぬ草花がたんとあってな、庭師ならくわしかろう? しかし、おらぬのなら仕方がない……われもひなたぼっこをするとしよう」 (127) 2021/10/16(Sat) 21:39:03 |
「あァ……? ハロウィンだあ〜?
ああ、血みどろで着飾って雑魚どもをビビらせるアレか!
いいねェいいねェ、妙な恰好していても誤魔化せる。
あァ悪かねえ。面倒だから準備は全部オマエの好きにやれ。
オレもオレで、好きにやらせてもらう!」
「勿論僕の方で進めさせてもらうさ。信用も得る必要があるからねェ、名前を売るには丁度良い。そしてここからが本題さ」
「僕の調べによると死体は神隠しに遭い易いみたいでね。きっと殺せば消えるのだろうが……もしも消えなかった場合は君が第一発見者になりなさい。
悲鳴でも上げてくれれば僕が駆けつけるさ。得意だろう?
犯行の痕跡がある場所も教えてくれると助かるよ。君が戦果を見て欲しいなら参加者を其方へ誘導するし、隠したままにしたいなら其方から遠ざけよう」
「ハイハイ、わーったよ。
ま、オレだって死体は神隠しされた方が都合がいい。
悲鳴と苦悶の表情を見るのは好きだが、
別に死体をXXXする趣味は無ェモンなぁ!!
ヒャハハハ!!」
下卑た笑い声。
「だが、万が一が起きた時はそうさせてもらおうか。
オマエも探偵らしく振舞いたいんだろ?
チッ。プライドもへったくれも無ェ、気味悪ィヤツだぜ」
| ながながと伸びる廊下。 か黒き髪を風に遊ばせつつ、出窓へ座す少女の影がひとつ。
「われ、やはり迷い子になってしまったのであろうか……」
もの心細げに天を見上げ、斯様に独り言ちるのであった。 (148) 2021/10/17(Sun) 3:57:59 |
「プライドなんてものは無い方が快適だと思うがねェ? あんなものが在るから人は望むものさえ掴めず…さらには手放してしまうのさ。
しかしだからこそ人は夢想してくれる
、有難い事だよ」
キエは溜め息混じりに笑う。
「もしも死体が消えなかったら…そうだねェ、悲鳴を上げるのは祭が始まって少し経ってからが良いな。和やかな空気が一変した方が其れらしいと思わないかね?
しかし他の誰かに見つけさせれば君の望む表情だって見れるだろうし其処は任せよう。きっと菓子を求めて歩き回ってくれる人がいるし、菓子を配ってくれる人もいるだろうから」
「……オマエ何者?」
「いいや。別にオマエと仲良しこよしするつもりは無ェ。
ゲイザーのほうはどうだか知らねェが……。
が、そりゃあ一理ある。
だが、今回は第一発見者はオレでいい。
チュートリアルってヤツさ!
アイツらがマジでビビリ散らした表情を拝みたい!!」
「そうそう、今夜襲撃するニンゲンを決めた。
『庭師のクロノ』だ。
アイツはミズガネみたいに厄介なことを考えなさそうでいい。
オレの思い通りになってくれるだろうなァ……」
「おいキエ! テメー抜かったな、
開催日時書き忘れてんぞ!!」
「日時って…おかしな事を言うねェ、ここに時間の概念など存在しないというのに。まあこれから慣れていけば良いけれども」
来館時期は大差ないがキエは此の世界の理に馴染んでいた。現実で生きる為に必要な常識が無いのかもしれない。
「“襲撃”かァ、君が決めたのなら其れで良い。
しかしゲイザー君の本性が君なのかと思っていたがどうやら違う様だね。異なる人格であるらしい」
「あ? 何バカなこと言ってやがる。
オレに文句つけんじゃ……、
あ〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
気付いた。その通り、女はこの館に来たばかりであり。
まだここの理に慣れていなかったらしい。
「オレのことが気になんのか?
だったらこんな妙なとこで会話してないで、
オレに直接会いにくればいい。
オマエの前であれば、オレも顔を出してやるさ!」
| >>154 キエ 声のぬしを見遣る。返礼はあたたかな微笑み。 毛先まで手入れの行き届いた御髪がさらりと流れた。 「きょうもよい日だな。 ここな、あたたかくて心地がよいぞ。おしゅうも掛けぬか?」 硝子張りへ背を向け、ぷらぷらと素足を揺らす。 「タンテイと言ったな。話には聞いたことがあるぞ! しかし、迷い子を導くのは役人と神職の役目であろう?」 とつくにでは異なるのかしらと、そう考えつつ。 (181) 2021/10/17(Sun) 17:39:19 |
「なら祭の最中にでも会いに行くとするか。
尤も、その時はゲイザー君を宥める事になっているかもしれないがね。健闘を祈るよ」
そうして、奇妙な囁き声は小さくなっていった。
…
……
………
| >>167 ゾズマ 少年の側に手をつき、背中越しのかんばせを覗き見る。 「知っておるのか? ……なあなあ、この花は? これはなんという?」 はなやいだ面持ちと声を降らして、彼の視線の先を指さした。 (184) 2021/10/17(Sun) 18:00:16 |
| >>187 ゾズマ 「ほうほう。せぇじに、ウロコグサ……あれら、かような名を持つのだなぁ」 鵜呑みにした名を指差しで辿り、 「――では、これは? われ、これがなにものか、いまだ聞いておらぬ。 花の名を知るものよ。おしゅう、名はあるか?」 つい、とつれない瞳に指先を向ける。 かしいだ頭から垂れるつややかな黒檀が少年の頬を掠めた。 (201) 2021/10/17(Sun) 20:46:48 |
| (a93) 2021/10/17(Sun) 20:51:56 |
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