114 【半突発R-18】Snow white Festival【飛び入り歓迎】
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| ……ただ。 私と貴方になんの違いがあるのかって思ったら。 こうしてただけ……。 [ >>219彼女の手が身体の横に落ちる。 言葉は聞こえたのか、どうか。 やはり私は彼女を抱きしめたまま。 ずっ、と2人を貫いていた水銀の棘が引き抜かれる。 じわ、と服が血に染まり ベッドも共に赤くなっていく。 煙だけだったものが、徐々に暑くなり 火の手は直ぐそばに。] (225) 2021/12/16(Thu) 23:16:28 |
|
おやすみなさい 狂った錬金術師
……いつかそっちに行った時はよろしくね。
……あぁ、でも。
…………直ぐかも知れないね。
[ 血溜まりができ 炎は部屋の中に入ると 2人の姿はやがて見えなくなっていっただろう]*
(226) 2021/12/16(Thu) 23:16:52 |
| ──後日談:向日葵 ── >>216 え? ……あぁ、その花? うん、誰かからは知らないけど贈られてきてね。 綺麗だから飾っているの。 なんの花なのか、分からないんだけどね。 [ >>216贈り物だし、商品じゃないんだけどね。 と言って。 そうでなければ赤ん坊にプレゼントしたのだけど。] (227) 2021/12/16(Thu) 23:28:59 |
| レナ。 貴方は綺麗なものを沢山見てね。 [ 赤ん坊の頭を撫でて ── >>212ついぞ抱っこはしないまま── 彼らの帰りを見送った。] (228) 2021/12/16(Thu) 23:29:14 |
| …… [ 小さく呟くと店主は店の中に戻っていった。 カウンターの上に咲く白い花は 僅かに入った夕日によってきらりと光るのだった]* (229) 2021/12/16(Thu) 23:29:31 |
自分を縫い止め、組み敷く男の顔を見てしまえば
もう人魚を純真無垢とは到底呼べやしなかった。
そこにいるのは女を求める唯の男で、
―――― 彼の欲が向く先は、自分だけ、で …。
「 ンぅ、っは、 ぁぅ……っ 」
気をやってしまったことなんて伝わる筈なのに、
彼は腰の動きを止めることなく緩やかに動かしてくる。
微かな刺激もきもちがよくて、
―― もっと、快楽を教え込んでほしいと
熱を食む媚肉をはしたないと思う余裕も潰えてしまう。
強請って甘えれば、彼はそれを叶えてくれる。
当たり前のような顔で差し出されるそのやさしさが、
どんなに尊いものなのか――貴方は識っているのだろうか。
「 ふぁ、あ、そこ……すき、ぃ、っ 」
息をする間もなく責めるのではなく、
まるで教え込むように最奥へ先端を押し付ける動き。
媚肉を擦り、奥を甘やかに突き立てる熱へ
女は殆ど無意識に言葉を散らして喘いだ。
「 ぁふ、……ッん、ぅ……?
―――― ンぁ、あ、 ぁ……っ! 」
―― なにか、言葉を投げられているのが聞こえて。
彼の声も言葉も、なんにも逃したくはないのに
蕩かされた頭と理性が言うことを聞いてくれないのだ。
指で触られた時、絶頂へ導かれた弱点さえ責められれば、
蜜壷は男を誘うためにとめどなく愛液を溢れさせ
すっかり降りきった子宮へ招くように収縮を繰り返す。
怒張の先端が最奥に届く度、
膨らんだ入口は、熱を逃さぬよう吸い付いて。
耳に届く言葉の意味なんて、最早半分も理解出来ないけれど
彼が絶頂に至りそうな気配を感じ取れば
―― いいよ、と全てを受け入れるように咲って、
「 ………… っ、?
なん、れ ……? 」
なんで、という簡単な三文字も碌に発音出来ない。
幼子のように回らぬ呂律をどうにか正そうとして、
その真意を問う、――前に。
兎は、彼の言葉の意味を。
文字通り体で理解することになる。
「 ひぁっ、ぁ、…… 〜〜〜〜〜〜ッッッ!? 」
媚びるように蠢く膣内へ彼を迎え入れ、
一際強く奥を穿たれる快楽に溺れかけたところで。
胎内へ吐き出された彼の欲が、それ以上にあつくて
―――― ちかちかと視界に星が瞬いた。
今までのどれよりも大きな絶頂に、
精を吐き零す彼の怒張を食い千切らんばかりに締めつけて。
はふ、はふ、と必死に息を整えようとするけれど
身じろぐたびに甘やかな絶頂の波が引いてくれない。
「 んむ、……ッふぁ、あぅ……っ
や、 きもちいいの、とまら、な……っ 」
なんでぇ、と子どものように泣いていれば、
彼が唇を甘く吸う刺激にもまた達してしまう。
本物の兎のようにまっかに潤んだ双眸で、
叫びも喚きもしない代わり、
自分を快楽に沈めるばかりの人魚へ追い縋った。
「 もっと、あいして……っ?
おねがい、…… ここ、あついの…… 」
その原因がまさか、胎へ出された彼の精液だとは
愛しい恋人との情事に溺れた女では気付けない。
―――― 彼が渋る様子でも見せるなら、
力の抜けた腕で押し倒そうとでもするだろうし
「口でしてもいいから」と、
あの手この手で頷かせようとするのだけれど。
それが叶えられるにせよ、そうではなくとも
媚薬めいた効能が抜け切らぬうちに
兎は気を失ってしまうことになるのだろうが。*
[子宮を揺らす奥も膀胱に近い性感帯も
彼女が悦ぶ場所は何処も愛してやりたかった。
自身が生物で無ければ、果てるのすら惜しいくらい
それだけ、欲望に乱す彼女は愛くるしくも蠱惑的で。
体の奥まで撫でてやりたいと複雑な愛情を抱かせた。]
――ッあ、……!ぅ
[腰が惹きつけられるくらい激しい媚肉の蠕動に
精を余さず絞り出されている錯覚を覚える。
これは名器だ、と野暮な感想を頭に過ぎらしても
溺れそうな熱で頭を白くさせてしまい、心音ばかり近い。]
[命のみなもとを注ぐ合間にも、果てが見える筈の瞬間すら
彼女の絶頂は下降を知らず後を引くだろう。
甘い蜜を文字通り体の奥で知った女は、
しとやかな乙女では居られなくなるのは解っていた。
解っていたけれど、加齢を重ねても若い彼女の友人と異なり
老成もする己の精神は次なる快楽よりも彼女の身を案じて。
もっとだと強請る甘い声には、と呼気を切らして]
っ……待て、 おかわりは、やるから。
少し体を休…、め
[心臓が悲鳴を上げそうだと言い訳を伴おうともしたが、
男が想像するより彼女の欲は深く
久しぶりの性交に心ばかり逸り体がついていかない身は
細腕にすら引き倒される低落で、なんとも情けない。]
ラヴァ、っ……、う、あぁ、
[魔力を取り戻しつつある体力は御覧の通りだが、
上に跨る彼女の魅力を前に忠実な下肢は再び頭を持ち上げる。
気丈にも男を征服せんとする女は実に色めかしい。
横たわれば必然と流れる胸も見下ろす体勢であるから
存在感を誇張し撓わに揺れているし、
熱を戻しつつある己の性器に密着する女の蜜口が淫猥だ。
それに――男を脆くさせる彼女の甘えたがりの表情も、
綺麗だ、愛らしい、我を忘れさせる威力ばかり。]
[女の腰を支えようとする片手の寄り添いは
忠実な彼女の下僕然とした愛情から来るものだが。
下にして喘がせる愛玩が似合いの彼女を知っているが
己を貪ろうと身を乗り出す彼女は、見知らぬ光景で。
羞恥に顔を火照らせた情けなさを噛み締めながらも
欲を求めてしまう右目は、海水を目尻に余し潤んでいた。]
それ に、恥…かしい…、
[ほとんど消え入るような声で、
この場においては、逆効果にしかならない呻きを零して*]
| [ 人形屋が消えてから 急に向日葵も休業していたけれど 少ししてから店主は何事もなく帰ってきた。 傷ひとつなく元気な姿で。]
いらっしゃいませ。
[ 今日も向日葵は営業をしている。 勿論お客はそれほど来ないのだけれど。
────。
風の音が聞こえる。 けれど私はそれに応えるように呟いた。] (258) 2021/12/17(Fri) 16:38:09 |
| ……まだ早いよ。まだね。 [ >>-634背中に感じた重みも ただの錯覚に過ぎない。 けれど誰にも見えなくても 私には…………。 ────今日も向日葵は元気に営業中です]** (259) 2021/12/17(Fri) 16:38:33 |
| ── 向日葵:ギルドの職員 ── >>247 はい、居ますよ。 [ 見知らぬ男の来店に対応する。 男の持ってきたものは >>215 袋を広げる前から懐かしさを感じていた。] ルイージがですか。 ……まぁ、冒険者をやってましたからね。 [ 死んだという報告には そうでしょうね、と言う思いがあった。 驚いたのはこうして彼の所有物を 私宛に届けて貰ったことだけれど。] (260) 2021/12/17(Fri) 16:46:09 |
| ──いえ、刀は。
刀は彼の墓に納めてください。 ……切符のようなものなので。 私と彼が会う為の。
[ だから、と。 他の所持品は受け取り 二刀の内の一刀は受け取りを拒否し 彼の元に返還してほしいと。]*
(261) 2021/12/17(Fri) 16:46:30 |
| ── 瞬きの内に過ぎ去る日々で ──
[ 菜食主義……というより 肉食を好まない彼の為に 果物系のパイであったり 豆を使った肉風のハンバーグであったり ワインに炭酸を混ぜた新作のお酒や 彼らが好むか分からないけど麦種も持って
ルベドにも荷物を持ってもらい 沢山の食べ物、飲み物を持って行く。
彼の真珠堂か、それとも彼女の自宅か。 どちらに居ただろう。 どちらでも良い。 どちらも彼と彼女にとっては同じ家だと思うから。] (262) 2021/12/17(Fri) 17:00:42 |
|
ラヴァ、テレベルム。
こんばんは!
[ 私にとって大切な友人達。 気付いていないけれど 私にとって復讐と同じくらいに大切な人たち。
私は貴方達が。
……大好き。]*
(263) 2021/12/17(Fri) 17:02:47 |
女のやわい細腕は、存外簡単に彼を押し倒した。
―――― 休もうと言っている言葉は聞こえていたけれど、
胎内の熱に突き動かされる女には、
単なる愛おしい男の声でしかなく 制止を受けられない儘。
「 …… っ、ふふ……
そんな、顔も するんだ……? 」
消え入るように微かな声を聞いて、
はいそうですかと頷けるならこんなことはしていない。
涙の海に滲んだ右目を見つめ、いたずらに笑って
ぺろりとまっかな舌を覗かせた。
立場を逆転されても女の腰を支えようと伸びる腕は、
どこまでも忠実で見上げた飼い犬めいた精神だ。
男を押し倒すような姿勢を崩し、後ろへ下がると
兎は「口で」という言葉に反応していた熱へ触れる。
緩やかにウェーブを描く髪を耳へ掛け、
ちいさな口を開けば、女は彼の昂ぶりをはむりと食んだ。
「 んぷ、……ん、む……ぁふ… 」
そのまま徐々に口内へ怒張を迎え入れるように沈め、
裏筋へ舌を這わせ、ちゅう、と先端ごと吸い上げる。
口に入りきらなかった根本は指先で擽るように撫ぜて
兎族特有の人間より温かな口内と舌で、
彼の熱を包み込むようにあまく味わえば。
そう呟くように言葉を落とすと、再び熱を咥え込み
つるりとした舌を精一杯使いながら
じゅぷ、とはしたなく響く水音のことなんて気にも留めず
緩やかなストロークを繰り返し、時折強く吸い上げて。
散々好き放題に快楽で苛め抜いてくれた人魚を、
どうにか善がらせてやりたい――と。
内心で抱いた欲のまま、女は兎が好物を頬張るように
彼が喉奥へ白濁を零すまで、口の奉仕を続けるのだけれど。*
| ── 向日葵 ── [ >>264彼とは? と言われて首を傾げたけど 今のはなかったことに、と言われたのでそうした。 客でしかない。 ……そう答えたのかどうか。 ほんとうのところは誰も知らない。] それなら…… [ >>264彼に場所を伝えるとそのまま見送った]* (269) 2021/12/17(Fri) 19:10:18 |
――…、ラヴァ、性根が悪くなったか?
[役得だと淫靡な光景に見蕩れるのは条件反射というもの。
息も揃わぬうちにペースを乱されるのは男として
納得しづらい部分はあるので、複雑そうな面差しで。
理性のある彼女が今の状態を見てでもいたら、
卒倒しそうだと思考の端で。
この報復は是非そうしてくれようと思い描くほど
己の招いた『薬』の効果に何処か達観しながら
男を屈服させて得意げな草食動物を見守る。
マウントを取った彼女の顔が両脚の間に埋まるのに
落ち着かない気分ではあるが、この可愛らしい生き物に
もっと欲しいと甘えられたら最早お手上げの降伏に尽きる]
っ……? は…、
いや、…っ ラヴァンドラ、待て、
[オーラルの経験は有るが、スライムを溶かしたかのような
異様な滑りけと、蜜壷を彷彿とさせる体温の高さに
これが平常なのかと不安で震えた。
接吻で知った彼女の口内や舌は確かに熱かったが、
果てを見て敏感な部位で受けるとその感覚も真新しく。]
ンンっ……?!
[裏筋を辿る軟体にざわりと背が擽られる思いだ。
彼女の腔内に押し込められた熱源は脈動を確かに伝え
吸われるとカウパーで暖かな口蓋を濡らす事だろう。]
っは…、――、ぁ……
[鈴口を擽る刺激と共にこちらを窺う女に
示しがつかない心境は落ち着かず、
いやでも染まった顔を覆うようにして。
どんなに欲に濡れても、我を見失っても
愛しい兎の浮かべる笑みは、甘く。]
……………悦い、
[そう答えるしか無いだろう。
羞恥混じりであるし、ぶっきらぼうにもなるが。]
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