176 【R18】実波シークレットパラダイス外伝【身内】
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| #プールサイド昼の部>>11 千堂 「あ、わざわざありがとうございます。 これ可愛いな……これにしよう」 一旦プールサイドに上がってきて浮き輪を選ぶ。 そして、デフォルメされたネコのイラストがプリントされた 大人サイズの浮き輪を手に取った。 (12) 2022/09/22(Thu) 23:55:05 |
| 榑林 由希子は、ねこ浮き輪を装備して緑郷を追うように流れの中へ。 (a2) 2022/09/22(Thu) 23:55:36 |
| #プールサイド昼の部>>16 緑郷 「千堂さんが借りてきてくれて。 可愛いですよね……ネコちゃん」 すらっとした肢体にシックな紺の水着を纏う姿と ねこ浮き輪とのギャップは凄まじいが、 当人は恥ずかしげもなく楽しそうにしている。 「よく見ると、緑郷さんのはお魚……サメですか? ふふ、だから猫まっしぐらだったのかな」 すぐに追い付けたことを言っているようだが、 実態はバタ足をしながら流されていたからである。 (19) 2022/09/23(Fri) 0:26:51 |
| #プールサイド昼の部>>22 緑郷 「そうですね。童心に帰った気分というか…… こうやって水遊びしたこと自体あまり無かったので」 授業でしか泳いでこなかった人生。 学校指定でない水着を身につけるのもこれが初めてだ。 ただ浮いて流されているだけなのに無性に楽しい。 「せっかくサメを捕まえたところですから、 もう少しその尻尾に釣られていこうと思います」 ノリを合わせてくれて嬉しかったのもあり、 しばらくあなたと一緒に過ごしたいようだ。 あなたが移動する気なら、それについて行くだろう。 (24) 2022/09/23(Fri) 1:30:50 |
「彼女ですか、いいですね。
僕が直接聞きに行くことに無くてよかったです」
ゲームをしている残りの唯一の確定女性。
直接性癖を聞こうものならひどい目で見られても仕方ない。
既に雲野にそのような視線を向けられてるとはまだ思ってはいない。
しばらくして我々の端末に監視アプリが写し出される。
まさかこの部屋まで見られているのかと調べたが、特に何もなさそうだ。
「酷すぎませんかこのアプリ。
刺激が強すぎて端末を投げ捨てそうになりましたよ。
さすがの僕もここまでやったことはありません」
| #プールサイド昼の部>>25 緑郷 「ほんと、変態なこと以外は有能な社長なんですけどね」 変態であることが全てを台無しにしている。 そういう会社だと受け入れてしまう自分も大概だけど─── とは口に出さないまま、バタ足を止めてゆったりモード。 じっとしていても景色は次第に移り変わっていくのが 流れるプールの飽きないところだ。 「お昼……考えてなかったな。 昨日は屋台巡りしたし、今日はカフェもいいですね。 日程にも余裕はあるので順番に巡ってみたりとか」 ケーキの話を聞いて興味が湧いたのもある。 そうなると、もうちょっと運動しておいた方がいいかな…… なんて生身の人間特有の思考を頭の中で巡らせた。 (33) 2022/09/23(Fri) 9:03:11 |
| #プールサイド昼の部「緑郷さん、ナイスです」 突如サメの懐からブキを取り出した緑郷に驚きつつ、 勝手に味方面をして片手でサムズアップを作る。 そんな騒ぎの中、富武の発した声も聞き取っていた。 同じく防水ケースに入れて持ってきていたスマホを見れば、 誰が撮ったかは分からない(少なくとも社長はグルだが) 更衣室の盗撮写真が真っ先に目に入る。 「(ひょっとして、あの時の物音……?)」 心当たりがあるのか、口元に手を当てて思案顔。 そちらに意識が向いているため、傍から見ればかなり無防備だ。 (34) 2022/09/23(Fri) 9:12:45 |
「……えっと。うちは別に知ったから距離取るとかはない、です。
それはちゃんと、否定しておきたいんで」
ニッコリ笑顔に視線を逸らしながらもハッキリと答える。
勿論驚きはするかもしれないけど、それとこれとは別。
2人がどんな性癖であれ、不安とかそうしたものは抱かなくていい。
少なくとも、雲野に対しては。…なんて、今だから言えること。
本来の反応は知った時にしか分からないのだから。
それが本当のことであっても。
来た順に引くという言葉に同意して。
先陣を切る緑郷の手元にまた視線を戻した。
「榑林さん、ですか」
視線が若干鹿籠に向かう。
強いて言うなら女性陣……の言葉を思い出した為だ。
とはいえ天の神に誰が選ばれても同じだろう。
結果には特に不満もなく「分かりました」と呟いた。
ただ、ちょうどいい機会とは?と首を傾げつつ。
いいですねと同意している一人になんとも言えない表情を向けていたことだろう……。
さて、暫くティータイムが続くだろうか。
平和な時間は直ぐに壊れてしまうらしい。
監視アプリを知ってしまった雲野はまた動きを止める。
「
……どうなっとるん、この会社
」
ぽつり。呟く声は2人に聞こえたかどうか。
本当に酷いものだと思う。いや、本当に。
端末をテーブルの上に置いて、溜まっていた息を吐き出した。
ついで、"さすがの僕も"が気になり問いかけをひとつ。
「…鹿籠さんはどこまでやった事あるんです?」
| (a11) 2022/09/23(Fri) 16:04:07 |
| #プールサイド昼の部>>43 牧野瀬 >>a11考え事をしていたため狙われていることに気付かず、 水鉄砲の一つが放った液体を正面から受けてしまった。 「ひゃんっ!?」 意識外からの攻撃と冷たさに素っ頓狂な声を上げる。 胸元を中心に被弾し、飛び散った飛沫は顔や口の中へ。 この時点ではただの水だと思い込んでいるので、 慌てて吐き出したりはせずそのまま飲み込んでしまった。 「丸腰の相手を狙うなんてひきょ……う……?」 抗議の声は徐々に勢いを失い、表情に困惑の色が滲む。 冷たい水の中にいるはずなのに身体が熱い。 思考がまとまらず、全身がむずむずしてきた…… (51) 2022/09/23(Fri) 16:41:25 |
「
どこまでやった事あるって何をですか
」
「どこ、何処までって直球で聞きますか?」
性癖の話か?ちがうこれは、アプリの感想、何を答えてもここはまずい。
「………………監視カメラのハッキングとか…………。
入社したばかりの課長やチーフの証明写真のデータベースをのぞき見たりでしょうか……」
やってる。
「
どこまでやった事あるって何をですか
」
「どこ、何処までって直球で聞きますか?」
性癖の話か?ちがうこれは、アプリの感想、何を答えてもここはまずい。
「………………監視カメラのハッキングとか…………。
入社したばかりの課長やチーフの証明写真のデータベースをのぞき見たりでしょうか……」
やってる。
/*
まさかの2回もやってしまっていることに笑いつつ。
どすこいバナナスパ様への返事が漏れていました。
特にロール持ちかけも当方にはございませんので。
せっかくなのでご挨拶担当よろしくお願いします。
「………えっと」
多分、自分で墓穴を掘っている鹿籠さんに言葉を悩みつつ。
帰ってきた答えに「あー」と声が零れた。
「鹿籠さん、そういうのが趣味の人なんやろか」
思わず、素で喋ってしまうほどに驚いていたけど。
引くとか、距離をとるとかはやっぱり特に。
「まぁ、これよりはマシやと思いますし。
…いや、肯定してええとこかは分かりませんけど」
チラッと緑郷に視線を向け、手元のカップを傾ける。
紅茶は随分と冷めてしまったが、美味しさは変わらなかった。
| #プールサイド昼の部>>56 牧野瀬 「いったい……んぅっ♡ なに……浴びせたんです……かっ!?」 己(と富武)の身に起きた異変。 その原因が水鉄砲だと察して抗議を試みるが、 敏感になった全身を水流に愛撫されているような状態では バタ足もままならず、肩を震わせながら流されていく。 (59) 2022/09/23(Fri) 22:27:43 |
| #プールサイド昼の部>>61 望月 ぐったりとした様子で、表情だけは恍惚としたまま あなたによってプールサイドへ引き揚げられた。 ねこ浮き輪のおかげで溺れたりはしなかったものの、 まだ少し熱に浮かされたようにボーっとしている。 (63) 2022/09/23(Fri) 22:54:25 |
| 榑林 由希子は、緑郷さんとカフェ、行きたかったな……とぼんやり頭の中で考えている。 (a18) 2022/09/23(Fri) 22:55:43 |
「
そういうの
ってなんですか?
いえ、あの……まず最初のは。
ちょっと昼寝するときに監視カメラを切り替えたり……」
これはサボり。
「観察が好きなだけです。音声データとか取ってないですし、
いつまでも追ってるわけじゃ……
気になりますよね!上司の若い頃!」
これはちょっとした窃盗。
「覗きじゃないですから。
現場を見るよりも妄想する方が好きです
」
ぼろっと零す性癖ではないらしいそれは、もう駄目かも知れない。
| 榑林 由希子は、水揚げのために触れられる度に悩ましげな声を発していただろう。 (a23) 2022/09/24(Sat) 1:05:53 |
「うーん、まあ社長が一枚噛んでいるようなので
これも我が社的には大丈夫なんでしょう。きっと。
緑郷的にはアリかナシかで言えばアリだったり……」
突如送られてきた謎のアプリへの所感といえばそんなところ。
これが本当に様々問題のあるものであれば、
案外線引きはしっかりしている社長だから弾くだろうし。
何よりまず法務部が黙っていないだろう。
あの(皆さんご存知)法務部だ。
後が怖い。きっと社長だって怖い。
その上でこのアプリがアリかナシかで言えばアリ、
とはいえ覗き趣味、というよりは
単純に色々見れるのが楽しい寄りではある。
「うん、社長や法務部の方々に
目を付けられていない限りは大丈夫です!断言できます!
緑郷も社の皆さんのこぼれ話をお聞きしたり、
もちろん皆さんの様子を観察するのも好きですよ!」
「想像の余地も大切なものだと聞きました!!!」
つまりは鹿籠の問題発言に全面的に肯定的でないはずもなく。
もうダメかもしれない、この性癖暴露大会の本会場。
以前に犯罪ではない、と宣言したあたり
緑郷の性癖も当該の人々に注意を受けるものではないらしい。
「……あっ、でも監視カメラのハッキングについては
もしかしたらバレてるかもしれませんね。」
もののついでのようにさらっと残酷な事を言う。
日頃、社内では技術力の無駄遣いが飛び交っているわけで。
不正な操作の痕跡が見付かるのは時間の問題だろう。
と、言えども鹿籠の仕事の腕は確かなわけで。
バレてはいるものの見逃されていると見るのが妥当そうだ。
/*
大事な事は二度言っても大丈夫なのだそうです。
ともあれ様々了解致しました。いくぜ襲撃!
せっかく今日全体で遊んで頂けたので
ついでにちょっとお話してきちゃおっかな……。
きっとばれて泳がされているし映像を差し替えても差し替える前のものは録画されているのだろう。
その時にばれなければいいと思っているのかなんなのか、確認されれば技術開発の一貫と堂々と言うのだから、かなりだめだ。
なんなら覗きならこの会社で横行しているなかであれば良識の範囲だと開き直っている、かなりだめだ。
「一回やらかしたことがあるので……きっと、もう」
よくもわるくも社長には目をつけられているかもしれまけんね、と。
自覚しているので問題がある行動は他にしていないようだった。
むしろたぶん控えている方なのだ。
「対人トラブルには(この瞬間まで)は至っていません、から……ばれてはないんですかね気を付けますよ。
もう大方やりたいことは終わっているので
」
監視カメラで今を写さなくていい人間観察とは何をしていたのだろう。
「……だんだんと好感度よりも人間の質が下がっているのを感じます。仕事は真面目なのに……。自分でいったら世話ないですか」
「何かお菓子か、……雑誌でも持ってきますね。
僕の性癖がさらされようものなら部屋に引きこもりますからここには戻ってきませんけれど。置いてったものは好きにしてください。
あと、
死んでいても許してください。
この性癖は全員にばれようものなら死んだ方がマシです。」
もしかして、そういう趣味の人ばかりを集めた会社だったり?
普通なら訴えられそうなことも色々起きている。
雲野も、不思議とそういうものは湧いて来ず。
「監視カメラの切り替えと、観察……………」
上司の若い頃が気になるかどうかで言えばまぁ気にならない寄り。
とはいえ否定せず、なるほどと頷いて手元のカップを軽く揺らす。
「………妄想するのは、別に悪いことやないと思います」
どういう妄想してるんですか?と聞きかけた口を閉じて。
フォローにもならない言葉で返事を返した。
緑郷のアリという言葉にも、同意とは違うがまた頷いて。
この性癖暴露大会の本会場にツッコミがいないことを悟った。
「…注意がないんは、こんなアプリがあるからかもしれませんけど。
線引きはあっても社長自らやっとったら、文句は言えませんし…」
勿論法務部が黙っていないという点も理解出来る。
これはギリギリなのかどうかは分かり兼ねるが、セーフなのだろう。
そう考えると多少?のハッキングは許されても可笑しくない。
やりたいことが終わっているという鹿籠の言葉に若干首を傾げつつ、揺らしていたカップにまた口付けて喉を潤した。
「お菓子や雑誌、ですか。…うちもせっかくやから何か持ってきたいですね。
まぁ、同じく晒された時はあんまり部屋から出たくないしここには戻らないでしょうけど……」
空になったカップは微かに音を立ててテーブルの上に。
死なれるのは困るので、口には出さないが絶対止めに行こうと決意したとかしてないとか。
「社長が文句を言うとしたら、
自分に黙って楽しそうな事しててズルい、とか
そういうのしか想像できませんねえ……」
脱線。
「ともあれ誰にも迷惑を掛けていなければ万事オーケー、
その上しっかり仕事ができているなら文句なしでしょう!
鹿籠さんの腕の良さは緑郷も聞き及んでいますよ!」
やりたい事は終わっている、という言には緑郷も首を傾げつつ。
実際自覚して控えている分かなり良識的なのかもしれない。
この会社的にはそれでいいんだろう。
「たとえ人間としての質が下がりに下がったとしても、
緑郷は鹿籠さんの事が好きですからね!」
それでいいのか?
「それからそれから緑郷はー……
多分よっぽどの事がない限り最後までここに居ますから、
捕らぬ狸の皮算用ならぬ、捕らぬ皇狼の皮算用ですねえ」
この居心地の良さは皆で居てこそのものだから、
仮定の話とはいえあまり人数が減ってほしくはないものだ。
もはや勝手知ったる我が家のように紅茶のおかわりを注ぎながら
そのうち自分も何か持ってこようかな、だとか考えつつ。
「寂しくなったら遊びに行きますね……死んでいても……」
もちろん楽しい社員旅行で死人は出ない方が良い。
たとえ性癖をバラされ生き地獄と化したとしても。
手遅れだったら仕方ない
けど、間に合うなら止めに行こう。
概ね同じ考えらしい雲野と無言でアイコンタクト……できた?
「そう、ですね」
社長からの文句、確かに。
そこまで存じている訳でもないが、今回のことでその想像に同意の気持ちが湧いてきた。
緑郷の言葉に軽く頷きながら空になったカップを手の内で回す。
迷惑をかけない。仕事をする。
基本的なことさえ出来ていれば、この会社としては問題ないのだろう。
とはいえやはり、やりたい事はという点には疑問を得たままだが。
果たして鹿籠の口からそれについて出てくることはあるのだろうか。
「あ、あー……」
それもそうか。残される確率が高いのは緑郷だ。
仮定であれその話を聞くのは気持ちとしてあまりいいものでは無いのかもしれない。
「……遊びに来るのは、大歓迎です」
死んでいても、は物騒すぎるが。
その為絶対、絶対鹿籠の死は防ぎたいとも思うが。
無言のアイコンタクトを何となくで受け取って頷いた。
それから遊びに来るのは歓迎、とは言ったが。
こちらからも遊びに行ければいいななんて考えて。
この居心地が良くなってきた空間の中で緩やかに笑みを浮かべた。
「あの皆さんで泊まる部屋ならともかく、
男性の個室には簡単に入らないでくださいよ?
」
わかってますよね、とため息をつきつつ来客は拒まないようだ。
引きこもりは引きこもっているだけ。
「元気がなさそうならうかがいますよ。
それとなんかそんなに変なこと言いましたかね、僕。
……ま、まだ秘密にさせてくださいよ。
これでもかなり大事なものを失っているんですから」
ひとまずお暇しますと、その日はこの第二の自室を出ていった。
伝わっているかは定かではないが、早々に誰かが欠けては寂しいのは同じ気持ちではある。無事で再会したいものだ。
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