【人】 教会の冒険者 ジェニー――とある日/宝飾加工店―― [美しいものは素晴らしい。 それが役に立つなら猶更だ。] 風と、水と……それから血止めの魔石を。 ここの装飾品は良い。 品性がある。 武骨なだけじゃ、味気がないからな。 [そんな風に宝飾加工店に魔石を求めに行ったことも>>10 また、その商品を褒めたこともあったかもしれない。 魔石を買う時は、決まって血止めの効果があるものも買った。 怪我しやすいのかといわれればそんなことは無く、 ただ股座から出る忌まわしいものを押しとどめたい ……それだけだったが。]* (100) 2023/01/05(Thu) 22:03:28 |
【人】 教会の冒険者 ジェニー――噂の福男―― [懺悔室での懺悔は他言無用だ。 だから、そこでの内容は青年には知り得ない。 ただ、何度か目が合って さっさと逃げていく姿は見ていたし>>96 「冒険者ギルドの超福男」の話は、 何度かギルドで仕事をしているため知っていた。 曰く、どんな魔物に出会っても逃げ切れるし 実力がついたからこそ淫らにパーティー内の女を犯す。 ……つまり、やりたい放題だということを。] それで、オレが男だからこいつと組ませるってことですか。 [青年は文句ありげに受付にくってかかった。 渡された任務は中型竜種の守る魔石の回収。 人手が足りないのです、と受付は困ったように説明する。] (102) 2023/01/05(Thu) 22:18:38 |
【人】 教会の冒険者 ジェニーチッ。 オレの足を引っ張るんじゃあないぞ。 [そんなことを言いながら超福男―― ルーナの肩を叩こうとしたが 彼の反応はいかがなものだっただろうか。 そもそも男性に見える者と組まされることを ルーナは快くは思わなかったかもしれない。] [青年も青年で、 絶対にバレてはいけない秘密を抱えて苦悩していたわけだが。 ……なお、ルーナが来る来ないにかかわらず、 その日の任務は恙なく終わった筈だ。]* (103) 2023/01/05(Thu) 22:19:40 |
教会の冒険者 ジェニーは、メモを貼った。 (a43) 2023/01/05(Thu) 22:21:17 |
【人】 教会の冒険者 ジェニー――吸血鬼と―― [かつて一人の女が村を滅ぼし、穴に追いやられたという。>>95 穴に追いやったのがイシュノルドの「教会」だったか、否か それは定かではないが、 「教会」の信徒は穴に追いやられた魔物を示して 邪気もなくこう言う。 「あの者達は地獄で、天に上るため罪をあがなっているのだ」と。] (104) 2023/01/05(Thu) 22:35:35 |
【人】 教会の冒険者 ジェニー[……だから、ダンジョンの浅い所で花を売る女を見た時 青年の目に浮かんだのは侮蔑だった。>>97] ……こんなところで春をひさぐなど、恥さらしめ。 みじめだと思わないのか。 都市で、肉欲の無い暮らしを送りたいとは思わないのか。 [諭すように、(焦るように)そう問いかけ、 女を――アナトラをねめつける。 花を買うわけもなく。 けれど、白い肌や強調された胸を直視できるわけもなく。 そんな一幕が、あったかもしれない]** (105) 2023/01/05(Thu) 22:36:23 |
教会の冒険者 ジェニーは、メモを貼った。 (a46) 2023/01/05(Thu) 22:40:20 |
【人】 教会の冒険者 ジェニー――ある吸血鬼と>>108―― ならば、何故――。 [女が首を垂れるのを見て、青年は息を飲んだ。 それはアナトラが似ていたからかもしれない。 幼い自分を養うために物乞いしていた母に。 あるいは、首を傾げた時に馨る汗のにおいが、 揺れる髪が、違う情動を惹起したからかもしれない。 青年は恐ろし気に一歩、二歩と近づいて、 アナトラの片目に垂れた髪をそうっと耳にかけてやろうとする。 女の匂いが鼻にまとわりつく。] ……やめろ。そんな風に自分の体を売るのは。 情欲に身を焦がしたって、何にも残らないじゃないか。 金が必要なら、多少はくれてやる。 これで、暖かいものでも食え。 [そのままアナトラの足元にいくつかの銀貨を投げると、 肩を突き飛ばそうとしてからくるりと踵を返し、去って行こうとしただろう。]* (115) 2023/01/05(Thu) 23:45:34 |
【人】 教会の冒険者 ジェニー――聖断者との邂逅―― 聖なる哉。 我らが導きの神はあまねく地上も地下も見下ろし、 我らを救い給う。 穴に落ちたる魔のものは贖罪を経て天へと上り やがて我ら赦しの間にて相席せん。 経典の一部を諳んじながら、 聖堂の窓の向こうをふと見遣る。 よく晴れた日だった。 青空の下、ふっと影がさす場所に、1人女性>>109が立っている。 (124) 2023/01/06(Fri) 0:10:14 |
【人】 教会の冒険者 ジェニーこちらをじっと見ていた女性は、 あれはいつだったか冒険者のギルドで見た顔だ。 ――と、遠巻きながら青年は気づく。 彼女が審問局の人間であることは、 それこそ明かされなければ分からないことだろう。 だから、青年の認識上クラヴィーアは、 黙々と地図を作り己の職務を全うする同業者、であった。 凛とした姿を好ましく思いこそすれ、 その胸の裡に秘めた彼女自身の職務への思いを悟ることはできず。 「珍しい人がいるものだ」 職務を――祈りを忘れて、ぽつりと独り言つ。 彼女も教会に興味があるのか、あるいは。 それ以上は妄想に他ならないか、と、 やや暗く見えた彼女の表情に思いを馳せたのは一瞬。>>110 (125) 2023/01/06(Fri) 0:10:52 |
【人】 教会の冒険者 ジェニー――超福男と竜退治―― [今から入れる保険>>112はあるかと 受付嬢に問いたくなったが、 青年は「男」として冒険者をやっているのでそれは堪えた。 いちいち視線を向けなくともわかる。 ルーナの股座の布が少し盛り上がっていることなど。] 余程肉欲を持て余していると見えるな。 半日ほど断食し、湖で身を清めることを勧める。 身についた邪気がお前を蝕んでいるようだからな。 オイ聞いているのか? 聞いていないな。 [呆然としたルーナを引き連れてダンジョンに潜っていく。 よくわからないことに五感を使わなければ、ルーナの実力は大したものだった。 的確なルートを進んでいくのが青年にもわかる] (130) 2023/01/06(Fri) 0:32:19 |
【人】 教会の冒険者 ジェニーお前、やればできるじゃないか。 ……あん? 連れション? まさか幽霊が怖くて見て貰えてないと 用が足せないという話じゃないだろうな? [思わず怪訝な顔をして、青年は肩を竦める。 心臓はうるさすぎるほどに鳴っているが、 服を剥かれなければバレることなど無い。 どうにかこの場を乗り切ることだけを考えた。>>113] (131) 2023/01/06(Fri) 0:33:00 |
【人】 教会の冒険者 ジェニー[中型竜種の討伐は驚くほどすんなり済んだ。 青年は、ルーナがワイヤー型の武器を生かすことを考え 遠距離からの魔法攻撃を主に行っていた。 白夜と黒月が鮮やかに宙を舞い、ボンレスハムは炎に包まれていく。 じょうずに焼けました。] ……おい、お前腕怪我してるじゃないか。 しかもそこそこ深い……。 無理はするなと事前に言っておいただろうに。 [竜がおいしく上手に焼けたからか、 任務を完了した達成感からか 青年はやや打ち解けた様子でルーナにそう呼びかけ、 治癒の魔法をかけはじめただろう。 そうして、2人の任務は無事終了したのだった。] (132) 2023/01/06(Fri) 0:34:28 |
教会の冒険者 ジェニーは、メモを貼った。 (a52) 2023/01/06(Fri) 0:39:07 |
【人】 教会の冒険者 ジェニー――とある日/宝飾加工店―― [伏し目がちながらも懸命で、 自分の腕に誇りをもつエデンの事を、 青年は微笑ましそうに眺めている。>>116] この街らしい店、か。いいね。 背筋をまっすぐにして志を高く持っていれば、 じき、君の店はイシュノルドに名を響かせるだろう。 (140) 2023/01/06(Fri) 1:29:51 |
【人】 教会の冒険者 ジェニー[彼女が店を構える前に、 青年はエデンとは顔を合わせたことがある。 あれは教会の施しの日のことだったか。>>117 色とりどりの魔石から、どれがいいとエデンに聞いて 渡した時のことはまだ記憶にある。 それからエデンは何を思ってか教会から遠のき、 こうして店を構えるようになった。 立派になったものだ、と青年は思う。 ……ところで、 青年はエデンに性別を教えたことはないのだが エデンは髪留めや装身具をよくお勧めしてくれる。 似合う、と思ってくれているのかな、と、 青年としては少し恥ずかしかったりもする。] (141) 2023/01/06(Fri) 1:30:24 |
【人】 教会の冒険者 ジェニー[御武運を、と言われて青年は深く頷いた>>119] 勿論。オレは油断はしない。 この街の平和を守るためにね。 ――あぁ、そうだ、エデン。 手を貸して。 [目を合わせようとしないエデンに無理を強いることはないが、 その柔らかい掌を差し出してもらったなら、 教会で魔石を渡したあの日のように、ころんと魔石を手渡そう。] お守りだ。 君の思う技術で加工して、持っておいてくれると嬉しい。 [力強い煌めきを宿した薔薇色の魔石。 それは純粋な魔力の塊そのものであり、 持つ者の力を高める効果がある。 エデンには不要なものかもしれないが、 お守りに、と、青年は石を押し付けて、 店を去っていっただろう。*] (142) 2023/01/06(Fri) 1:34:41 |
教会の冒険者 ジェニーは、メモを貼った。 (a56) 2023/01/06(Fri) 1:36:27 |
【人】 教会の冒険者 ジェニー―― 冒険VS超福男VS両性具有 ―― それはお前、ち…… 性器を露出して歩いていたとかじゃないのか。 基本的に憑依してくるゴーストの方が恐ろしいとされているが…… [連れション計画の成果は芳しくなかったようだ。 青年は実にほっとしていた。 あんな恐ろしいブツに襲われては命がないというか股が裂ける。] (143) 2023/01/06(Fri) 2:00:49 |
【人】 教会の冒険者 ジェニー別にオレが男だからってそんなに落ち込むことは…… いや、落ち込んでおけ。それがいい。 我々の友好関係においてそれは不可欠だ。 [どうも痛みからではなく ショックで泣いているルーナにあきれ果てながら、 治癒魔法を使う。 ルーナの実力は並み以上。 今回以上の敵だって、2人なら倒せるだろう。 故にギルドからは「また組んでね」等と言われたが、 命の危険以上の危険があるので、 せめてもう1人護衛を付けてほしい……と 青年は後で内心思ったとか。**] (144) 2023/01/06(Fri) 2:01:36 |
(a57) 2023/01/06(Fri) 2:05:20 |
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