グルメライター ヤワタは、メモを貼った。 (a11) 2023/03/05(Sun) 11:17:17 |
【人】 グルメライター ヤワタ――カフェ―― [その日の仕事は打ち合わせ。 打ち合わせにかかったコーヒー代は一度仕事相手に持ってもらい、改めて新規客として同じテーブルに座る。 打ち合わせ内容を整理したり、普段は家でしている書類作業をしたり。] おいしい、んだけどねぇ……。 [世の中に美味しいものはたくさんあって、このカフェのコーヒーも美味しいと思う。 でも、自分の為に――自分という客個人を認識してくれて淹れられる特別なコーヒー>>0:385を、既に知ってしまえば。 おいしい「から」、余計に。 ああ早くあの店に。] (94) 2023/03/05(Sun) 13:10:34 |
【人】 グルメライター ヤワタ[不意に近づく気配があった。 退店を促すスタッフかとも思ったが。] 葉月さん。 こんにちは? [まさか、足を止めてまで此方に関わってくれるとは。>>16 何となく彼からは嫌われているような気がしていたから少し驚いて瞬きの数が増える。] あの記事読んでくれたの?! [思わず立ち上がった。 彼は同業者とはいえ専門は別だ。 たとえ同じ媒体に載っていても、自分が関わらない分野の記事を読まないライターも少なくない中で、読んでくれたという事実に胸が躍る。 自分の方も、あの店で見かけて以来、彼の名前が載った記事を探すようになっていた。] (95) 2023/03/05(Sun) 13:10:58 |
【人】 グルメライター ヤワタえっえっ嬉しい。 うん、是非行ってみて!デートなら僕が食べられなかった「カップルプレート」も食べられるし、一人でも周りのカップルに心がヤラれそうになったとしても行く価値はあるよ。 記事には書いてないけど取材の後も一人で行ってソロカレー活動したんだけど和風カレーがかつおだし効いてて美味しいのなんのって…… [はしゃぎながらなんとなく前の席を勧めようと動きかけた時、踵が返された。>>17 相席する程距離が近くなった訳ではないらしい。 でも。] うん! 今日も行くし、まだ通うよ! っ、 あのね、この機会に言うと、僕は君の文から伝わる視野の広さや人に対する優しい目線を尊敬してるんだ! [「同業者」としてのビジネス会話ではなく、同じ店の常連同士として「次」があるなら。] 相席の機会もあるといいな。 [と、背中に声をかけて、椅子に座り直した。*] (96) 2023/03/05(Sun) 13:12:44 |
グルメライター ヤワタは、メモを貼った。 (a16) 2023/03/05(Sun) 13:16:06 |
【人】 グルメライター ヤワタ[あれから、SNSの更新は再開した。 『ミニカップヨーグルトケーキ』 #ビスケットシンデレラフィット #独身男性の優雅なおやつ 『ハンバーグトルティーヤ』 #テイクアウト限定メニュー #●●カフェ 『低カロリーブレッド』 #PR #紹介コードは本文で テイクアウトや宅配の紹介、PR案件もある。 そうとは知らずに紹介してしまった実店舗営業のないレストランの写真は下の方になったが今でも時々リアクションが来る。 自分の出したそれが、彼女を苦しめた要因となったことにはまだ、気づいていない。>>59 消せば、良かったのかもしれない。 けれど、それでなかったことにはならない。 特定につながる部分だけ後でこっそり見えにくく加工はしたけれど、今もSNSの一覧に残っている。*] (105) 2023/03/05(Sun) 13:40:32 |
【人】 グルメライター ヤワタ――ブッラータの日―― やあ、空いてる? [いつもの台詞、向かう先はいつものカウンター。 今日は、あの日話しかけてくれた人が先にいた。>>97 今までなら、何となくの空気を読んで極力間に入る椅子の数を増やしていたけれど。 そわそわと一度目を泳がせてから。] こないだはどうも、葉月さん。 [一つ分だけ開ける、「いつもの神田流」の着席は、叶っただろうか。] (109) 2023/03/05(Sun) 13:47:26 |
【人】 グルメライター ヤワタチエちゃんこれ、こないだのヒトシの写真ね。 ウサギのアルバムあったからそれに入れちゃった。 後ろの空いてるとこにはこれから撮った写真も入れられるし、大き過ぎないからお店に置いてお客さんが見たりも出来るんじゃないかな。 で、これがデータね。カードよりはDVDのがチエちゃんが扱いやすいかなと思って。 [注文の前に先に知恵にアルバムを渡す。 勿論、知恵が店からの依頼ではなく作ったぬいぐるみの写真だから、アルバムも店に置かずに個人で持ち帰っても自由だ。 ハンカチの定位置にカメラを置いて、おしぼりを受け取る。 今日は何にしようかな。] (112) 2023/03/05(Sun) 13:56:40 |
【人】 グルメライター ヤワタ[黒板を見る。>>1上から。] ブッラーーーーーーーーーーーーータ! 僕、大好き! あの割った瞬間にとろっとなるのが幸せなんだ。 普通のモッツアレラより断然ブッラータが好き。 [思わず興奮して声をあげる。 今日のオーダーは1にも2にもなくブッラータだ。 だが黒板には続きがある。 もう少し見てみよう。] 牛、サーモン、トマト…… うーん、ピザかな!組み合わせはおまかせで。 でもブッラータは加熱してほしくないからチーズは別のにしてね。 (117) 2023/03/05(Sun) 14:08:21 |
【人】 グルメライター ヤワタ[そうして、下に付け加えられた、別の筆跡に目が留まる。>>78] ……今日、来て良かった。 [白うさぎの長い耳はきちんと拾ってくれただろうか。 サプライズにくつくつ笑う男の震え声を。] 「空振りさせない」って言ったからね。 (118) 2023/03/05(Sun) 14:14:26 |
【人】 グルメライター ヤワタマシロちゃん、 僕、マシロちゃんのクッキーが食べたい。 2種類あるならどっちも。 [材料を混ぜる、成形する、焼成する…… 連名のゲイザーとの役割分担は一文からでは読み取れない。 いつもの料理だって下拵えと仕上げが別のスタッフということは珍しくない。特別なことでもない限り、誰か担当するか黒板に書かれているのは記憶にない。 きっと名前を書いたのは、それが「特別なこと」だから。 作る時は教えてと言ったのは自分だけではないかもしれないが、自分宛のメッセージのようにも思えて。] 食べる前から幸せプラスして貰っちゃったな。 [黒板の写真を画角に収めて撮影ボタンを押した。**] (122) 2023/03/05(Sun) 14:25:58 |
グルメライター ヤワタは、メモを貼った。 (a19) 2023/03/05(Sun) 14:33:58 |
【人】 グルメライター ヤワタ[ひとつあけて座るのは、癖のようなものだ。 カメラをテーブルに置く以上、隣の人の皿の邪魔にならないようにしたいのと、単にパーソナルスペースが広めなのと。 それは別として、先日相席を提案しようとしたら去られた一件で、もう少し距離を縮めるのには時間が必要かと思っていたというのもある。] ……葉月さん、 [置いたカメラを持ち上げた。 しまいかけた背凭れ>>142がテーブルに引っ付く前にもう片方の手を出す。] ありがとう! [葉月の意図が此方に席を勧めることにあったのなんて、確認するまでもないから。 「お隣良いですか?」なんて言ってしまえば彼の心に追い打ちを掛けてしまいそうだし。 何かを言われる前にすっと尻を移動させ、カメラは反対側に置いた。] (172) 2023/03/05(Sun) 16:19:15 |
【人】 グルメライター ヤワタ[――つもりだった、が。 どうにも上手くいかなかったようで、カメラを庇って持ち上げた分どこにも掴まれず、間抜けに床に転がった。] んおおおっ?! [これは恥ずかしい。 まだ店内に人がまばらで良かった。] (179) 2023/03/05(Sun) 16:21:51 |
【人】 グルメライター ヤワタふおぉ……痛い…… [やらかした居た堪れなさに俯いて、カメラの無事を確認してから椅子を引く。 俯いていてよく見ていなかったが、それは移ろうとした葉月の隣ではなく、元の一つ分空いた席だった。 そこで暫く悶絶している間に明るい声がして――>>161] っははっ!! ……イタタ、 [あまりに鮮やかな滑り込みに笑ってしまった。] (182) 2023/03/05(Sun) 16:28:21 |
【人】 グルメライター ヤワタ[葉月が自分と知り合う前の体型だったなら、哀れな中肉中背の男は無残な姿になっていたかもしれない。 知らないこととはいえ、ダイエットが成功していてくれてよかった案件だ。>>189] いやいや、横着しようとした僕が悪い、し。 見てたよ、助けようとしてくれたんだよね。 ありがと。 [転げた衝撃で栗栖(と沙弥)の来店には気づいていなかった。 どの段階から見られていたのかは知らないが、特に他意なく一つ分あけて座った間に滑り込んで来た栗栖はもしかすると、葉月が自分に覆い被さった形になったのを目撃したのかもしれない。 台詞>>183が何に影響を受けたか>>178は明白な分、余計笑ってしまう。] (197) 2023/03/05(Sun) 17:23:18 |
【人】 グルメライター ヤワタ落ち着いて葉月さん、何えっちって。 ああ、栗栖くんが言った「元ネタ」はすーっごくえっちだなとは思ったけど。 [会場にはいたよ。>>180 良いカメラ持ってると勝手にマスコミだと思ってくれて場所開けてくれるから便利だよね。 ――というのは置いておいて、此方も痛みをやり過ごす為に水を飲む。 転倒事故で水を零さなくて良かった。] (203) 2023/03/05(Sun) 17:28:58 |
【人】 グルメライター ヤワタああ、大丈夫だいじょーぶ。 カメラも無事だしグラスも割れてない。ありがと栗栖くん。 [ああやっぱり見られていたんだな、と知る。>>196 尻は痛いし葉月を受け止めた胸も少し痛むがブッラータが食べたい。] そうそう、ナギちゃんに言われるまで発想がなかったんだけど、栗栖くんも葉月さんもピザ分けっこしようよ。 お騒がせのお詫びに食べてって。 サーモンって言ってくれたけど、牛肉ピザも追加。 いいよねナギちゃん? [食欲は落ちていないアピール。] (208) 2023/03/05(Sun) 17:40:31 |
グルメライター ヤワタは、メモを貼った。 (a30) 2023/03/05(Sun) 17:44:26 |
【人】 グルメライター ヤワタ――転ぶ前のこと―― [自分にとって写真をデータから物理にするのも、それをまとめるのも息をするのと同じくらい「当たり前」のことだ。 冊子にして装丁を凝ったものにして、となると印刷業者の手が入るが、これはそうではないからお金もそんなにかかってはいない。>>185] 貰ってやって。 一番に撮らせてもらったお礼だから。 ヒトシ可愛く撮れてるよ〜。楽しみにしといて。 [仕事中だもの、落ち着いてから存分に見て欲しい。 知恵内心の葛藤は見えないけれど、パンを撮らせてもらえるなら喜んで引き受けよう。 その子が既にバックで店長の心を和ませていることを、自分はまだ知らない。*] (286) 2023/03/05(Sun) 20:35:04 |
【人】 グルメライター ヤワタ[名前は聞いてほしくて呼んだけれど、真白のそこからの反応は少し予想外だった。>>215 そう、自分の言葉が真白にどのように響くかなんて計算して言った訳ではないから。 事情も知らない、今日までの日に彼女が思っていたことも、どんな気持ちで作っていたのかも。 空振りという単語は、自分の呟きを拾ったか、あの日の言葉を覚えていてくれたのか。 他の料理を注文した時とは明らかに違う様子に、つられたように耳が熱い。] (287) 2023/03/05(Sun) 20:37:49 |
【人】 グルメライター ヤワタうん。 『神田スペシャル』で、お願い。 [クッキーは黒板を見るに既に焼き上がっている。 ある程度の数が一度に用意できる焼き菓子は、きっと他の客の口にも入るだろう。 特に名前が書かれた特別感を味わいたい客はいる。自分以外にも。 そんな中、我儘が過ぎるだろうか。 焼き上がったものに『スペシャル』を追加することは。] (288) 2023/03/05(Sun) 20:38:10 |
【人】 グルメライター ヤワタ いえいえどーいたしまして。 気ぃ遣ったってか……僕の方が失言だったっぽいし…… [写真の件はともかく、最初に自分がスマホのカメラロールを見せた時の話を真白自身にされ、事情が聞けるかと思いながら「失言」と口にした。 だが話はまた真白自身の言葉で打ち切られる。>>216 自分はその事情を聞ける立場ではないのかと残念に思ったのも束の間。] ……マジで? [口が開いていた。] (289) 2023/03/05(Sun) 20:38:50 |
【人】 グルメライター ヤワタ[「また食べたい」と言った客は自分以外にも絶対にいるだろう。 けれど実際に彼女をその行動に駆り立てたのは自分なのだと聞かされれば。] 嬉しいなぁ。 そんなん言われたら、独り占めしたくなっちゃう。 ……他のお客さんの迷惑になるからそんな大人げないことは言えないけど。 いや言ったけど。 [ふはは、と笑う。 嬉しさが喉を熱く暴れて笑い声になる。 ぼんやりと、彼女の苗字の「咲」には「わらう」という意味があるんだよな、なんてことも頭に過る。 「幸せプラス」してくれる、と彼女を評したのは、こんな風に彼女と話したり彼女の料理を食べて笑うことが多いからかもしれない。] (290) 2023/03/05(Sun) 20:40:45 |
【人】 グルメライター ヤワタ僕にとっての今日の「メイン」はマシロちゃんのだからね? [逃げ足の速いうさぎさんに向かって。 彼女の言う「メイン」は、所謂料理の「主菜」のことだとは思っていたけれど。*] (291) 2023/03/05(Sun) 20:41:00 |
【人】 グルメライター ヤワタ――そしてカウンター3兄弟―― [飲みかけの水を危うく噴くかと思った。>>212 堪えて変なところに入りそうになって苦しんでいる間、葉月が自分と脳内クラウドを共有したかのような返答をする。>>236] っごほ、相手が大事なら、えっちにはお金をかけよう? 筒抜け実家は駄目だよ…… [辛うじてそれだけ言って、また黙る。 葉月のアドバイス>>237にうんうんと首肯して。 自分の意見もどうやら待っていると気づけば。>>270] 相手と何をしたいか、相手がどんなことで喜んでくれるか、 「お金をかけない」はその次かな。 「デートしなかったらお金かかんないよ」って言われたら辛いでしょ? (322) 2023/03/05(Sun) 21:41:36 |
【人】 グルメライター ヤワタ葉月さんのと被んないようにするなら…… 例えばクラシック大丈夫な人だったら、探したら結構アマチュア楽団の無料コンサートがあるからそこに誘うとか。 どうしても必要なものを買う時について行ったりついて来てもらったり、それもデートだよね。 僕は登山が好きだから、相手が苦じゃなければ山登るよぉ。 急な斜面で手を繋げるかもという下心もあります。 お弁当は料理苦手な人なら自分が担当するけど、得意な人だったらお任せする。 どんなこと考えてメニュー決めたのかなとか聞くの好き。 交換ってのも楽しいと思う。 [さて、貝沢さん到着に間に合ったかな?>>312] (324) 2023/03/05(Sun) 21:44:16 |
【人】 グルメライター ヤワタんっ この……ローストビーフ特有の血を感じる味というか良い意味で獣って感じなの、狩猟本能掻き立てられる気がするよね。僕だけ? 新たまとサラダほうれん草を包んで食べたら今度は生野菜の生命力も取り込める、はー……美味しい……。 どうしよっかな、ローストビーフ僕も……と言いたいけど、 サラダの方を1人前貰おうかな。 だって流れて来た生クリーム、サーモンとベビーリーフで拭き拭きして食べたい……。 [栗栖の前には次々と皿が到着する。 彼の注文を貰っておいて自分からはピザだなんて割に合わないだろう。 席順的には真ん中の彼が次男でも、年は明らかに自分の方が上だ。 ただでさえ間抜けに転んだところを見せているのにこれ以上は情けなくなりたくない。] (334) 2023/03/05(Sun) 21:51:00 |
【人】 グルメライター ヤワタ[迷っている内にピザが届く。>>245] 知ってた?知ってたよね僕サワークリーム大好き! [ピザは一度噛むと食べきるまで会話ができないのがもどかしい。 じたばたするのも行儀が悪いからぐっと堪えて、一切れ咀嚼し終えて那岐にキラキラした目を向ける。] 王道の桜スモークのサーモンも香りといい燻し加減といい絶妙だった。 弾力と塩気、それに酸味。 あー、美味いよ、ねえねえ食べてみて! [高野の「内緒」のネタバラシに関しては秘密を守ると誓ったが>>211、美味い物に関しては口を止める手段が残念ながら今のところ発見されていない。*] (336) 2023/03/05(Sun) 21:51:38 |
【人】 グルメライター ヤワタ[料理に夢中になっていた耳には、ゲイザーの「失言」が届いていなかった。 急に立ち上がった栗栖に驚いて、何事かと目を白黒させていたら、葉月が飛び出して行く。 そこに掛かる声。 状況が理解出来ない以上、上手くフォローする言葉も出て来ない。 出来ることはただ、変わらずにいること。 立ち上がった勢いで後ろに引かれた栗栖の椅子を横からそっと前に押す。] ドリンク頼み忘れてた。 栗栖くん、飲む? 僕は今日は……そうだな、お茶にしとこ。 酔ってたら勿体無い。 [ 静かに言って、また食事を再開した。**] (372) 2023/03/05(Sun) 22:42:27 |
グルメライター ヤワタは、メモを貼った。 (a47) 2023/03/05(Sun) 22:46:43 |
【人】 グルメライター ヤワタ[今日は酔わずに食事をしたかった。 勿論、酒と一緒の食事の楽しみ方を自分は十分知っているけれど、食べながらも心待ちにしている瞬間があるので。 それ以上を聞かなかった話は、食べる前に知っていてほしくないものなのだというのはわかった。>>343 その場では「うん」と頷いたが、食べた後なら?なんて思ってしまった自分がいる。 気にさせてほしいのは、きっと。 「また食べたい」が彼女にとって初めてだと聞いて堪らなく嬉しかったと同時、今日のクッキーをきっかけに、他の誰かが彼女により響く言葉で伝えたら、と思った焦りのような醜い気持ちがあるからかもしれない。**] (377) 2023/03/05(Sun) 23:04:59 |
グルメライター ヤワタは、メモを貼った。 (a51) 2023/03/05(Sun) 23:28:34 |
【人】 グルメライター ヤワタ――猥談(ではない)―― [すわいかがわしい話かと思いきや、それは単に本題の足掛かりに過ぎなかったようで本人から否定が入る。>>361 彼の質問が「お金がかからないデート」だった理由も語られて、語尾が上がる度に頷いた。>>362 彼自身が楽しめるデートを考えて、それは友達の語る「うさぎの穴での料理●皿分」かかるようなデートではないという自己分析を経た上での結論だったのだ。] ああそっか、じゃあ最初の方は的外れなことを言っていたんだね、ごめん。 でも僕たちの話で栗栖くんがデートそのものに前向きになれたなら良かった。 ね、葉月さん? [栗栖を挟んで向こう側の顔を覗き込もうとする。 「平静を装おうとしている表情」が見えた。>>390] やーい照れてる〜 可愛いね。 [うちの 末っ子 の座は葉月に相応しい。] (520) 2023/03/06(Mon) 17:01:33 |
【人】 グルメライター ヤワタガチ登山は道具いるけど、そこら辺だとスニーカーと帽子あれば十分だよ。 それこそハイキング感覚で。 山菜取りも良いね、経験あるなら思い出話も出来て楽しめそう。 もう少ししたら桜も咲くし、梅はもう咲いてるところもあるし。 確か昨日撮ったのが、 [スマホを操作して画面を隣席に示す。] ここなんか、そこの駅からちょっと行ったとこの散歩道だよ。 ああそうそう、隣の駅になるけど、商店街主催で謎解きウォークラリーも月末までやってるな今なら。 僕も行きたいと思いつつ行けてないや。 [参考写真やURLは、彼とIDを交換出来たなら渡しておこう。*] (521) 2023/03/06(Mon) 17:01:48 |
【人】 グルメライター ヤワタ――肉ピザの頃―― [サワークリームの好みを把握しているだろうということに対する答えははぐらかされたが、那岐が客の好みをよく観察して取り入れてくれることを自分はよく知っている。>>354 その証拠に出て来た2枚目は。>>356] ミーーーーーートボーーーール! [ブッラータと同じ分くらい伸ばし棒が長い。 無意識だがどうやら感極まった時にはサッカーの実況のように伸ばしてしまう癖があるらしい。 ミートボールだけではなく牛肉の塊も乗っているピザは、サーモンの時のように気軽に持ち上げて摘まむにはハードルが高い。 撮影を終えて取り皿に移す際にもフォークを余分に貰って慎重に運んだ。] 葉月さん帰ってきたらまた1枚頼むことにして、 こっちは栗栖くんと半分こしよっか。 [荷物は冷めないが、肉は冷めるので。>>504 お肉大好き真ん中子に、半分より少し大きく切って。>>457] (522) 2023/03/06(Mon) 17:02:06 |
【人】 グルメライター ヤワタチーズはモッツァレラなんだね。 うん、プチトマトとの相性良いもんね。 でもソースはトマトソースじゃなくて……ん? クリーミーだけど懐かしい感じの……醤油? あー、醤油だ。絶妙に和にもイタリアンにも振り切らないこの感じ! [落とさずに食べる自信はないので大人しくトッピングを解体する。 ミートボールはシンプルな配合だが、焼く時にマッシュルームと一緒だったのだろう。香りと旨味が移っている。 そして牛肉は、のっぺりと溶けたモッツァレラチーズと一緒に食べると、チーズで蓋をされていた肉汁が染み出して、広がる旨味に思わずうっとりと目を閉じた。] (523) 2023/03/06(Mon) 17:02:37 |
【人】 グルメライター ヤワタああそうなんだ。 僕はここでお茶飲むことってあんまりないからなぁ。 [飲み物の話をすれば、栗栖の前には既に湯呑があった。 というか自分が気づいていないだけで、3つ置いてある。>>284 「シャミちゃん忍者?」と思わず言ったが、どうやら自分があまりに食べることに熱中していただけらしい。 両手で包めば温かく、口に含むと少し熱い。 日本茶は熱湯で出すのだったか。自分はよく知らないが、打ち合わせに行く出版社の会議室で出されるものとはまるで違う渋みの全くない味だった。] (524) 2023/03/06(Mon) 17:03:22 |
【人】 グルメライター ヤワタ[さて次は、と思っていたら、また栗栖からお裾分けが来る。>>417 このスマートさ、恋愛アプローチに鈍くデートに悩む男とは思えない鮮やかな手口だ。] ありがとー シェアハピ! [苦笑しながら復唱した。 モッツァレラより黄色いチーズが下のトマトの赤によく映えて食欲をそそる。] 次は僕の番だよ。 シェアといったらやっぱり……鍋でしょー! すき焼きか……コムタンは今からじゃ時間が足りないかな。 牛しゃぶか。 3人でつつくけど、この後デザートもあるし、量は控え目で。 [彼にとって肉がどれほど尊い存在か。 これまで漏れ聞いた話やいつもの注文を思えば、それを分けて貰うことで、自分の存在が彼の中で重要な位置にいるのだという自惚れで胸がくすぐったい。 遅れた実感は葉月と同じ顔となって表出したが、それを指摘して揶揄返しをする葉月はちょうど不在だった。] (525) 2023/03/06(Mon) 17:04:49 |
【人】 グルメライター ヤワタ――デザートの到着―― [ゲイザーが飛び出して、沙弥の動きはいつもとは違う。 どう考えてもスタッフはてんてこまいなのに出される料理に一切の妥協はないのが脱帽ものだ。 ピザのシェアは叶ったけれど、ふと視線を巡らせても真白の姿がいつからか見当たらない。>>424 それがデザートの用意の為だと知るのは、クッキーの乗った器が出始める頃。 栗栖の元に沙弥が運んだ牛カツも、揚げたのは真白らしい。>>459 近くで見ればいつもより更に顔色が悪い彼女に客が余計な心配をするのを防ぐ為か、明るい声が掛かる。>>529] そうか、クッキーの仕込みは連名であっても、ゲイザーが居ない今、仕上げは真白一人なのだ。 メインも手掛けてカクテルも作ってという忙しさの中で、自分にスペシャリテを、なんて我儘が過ぎるかと反省もしたが。 オーダーを覆すことはできなかった。] (542) 2023/03/06(Mon) 19:53:56 |
【人】 グルメライター ヤワタ[葉月はいつの間にかゲイザーが去る前にクッキーを持って来てもらっていたらしい。>>249 自分が一番ではなかったのかと内心悔しい気持ちもあるが、これからオンリーワンが来るのだと期待で落ち着きを取り戻す。] そろそろデザートを、 [前言撤回。落ち着きは取り戻せてなどいない。 どうしたって期待と緊張で手汗が滲む。 おしぼりをぎゅっと握った。] (543) 2023/03/06(Mon) 19:55:12 |
【人】 グルメライター ヤワタ[2種類、どっちも、と頼んでいた。 ひとつめの器にはアイスボックスクッキー。>>424 2色の生地をくっつけて、上にそのくっつけた生地を左右反転させて乗せ、端から切ると市松模様になる。>>249 それだけなら自分も焼いたことはあるが、今日出されたのはさながらバッテンバーグケーキの断面のように外周にも黒が巻いてある一手間かかったものだ。] お、コーヒー味だ。 クッキーに入れるのって大抵インスタントだろうと思ってたけどこれは…… 好きな味なんだけど……ここのブレンドだったり? クッキーだといまいち自信ないな。 美味しい。 [感想は出来れば真白に伝えたかったが、他の卓の分の用意もあると難しかったか。 「次の皿」を待つ。] (544) 2023/03/06(Mon) 19:56:28 |
【人】 グルメライター ヤワタえっあれってもしかしてブッラータ挟んであったりする? あの白いの…… 薄いクッキーでブッラータサンド……てか2層あるからミルフィーユか。 天才の所業!! 美味しいが約束されてるやーつ! [自分に届く前に通り過ぎる皿を見て、興奮が隠せない。>>425 上に咲いたいちごの花の見事な意匠が可愛らしい。 これだけでも既に特別感があると胸を躍らせていたが。] (545) 2023/03/06(Mon) 19:57:03 |
【人】 グルメライター ヤワタっ、 ああ、 [黒板には「二種」とある。>>78 1. アイスボックスクッキー 2. 薄焼きのワッフルクッキー うさぎは――「クッキー」としては3種類目だ。 メニューにはなくそれでいて誰が作ったか明白なその形は、自分がいつかのランチ>>0:72に貰って写真を撮って、「また食べたい」と告げた>>0:136ものと同じ。] あー……どうしよう。 [口元が緩み切って零れ落ちてしまいそうで、手の甲で抑える。] (548) 2023/03/06(Mon) 19:58:46 |
【人】 グルメライター ヤワタ嬉しすぎて言葉が出てこないや。 [今までたくさんのものを食べて来た。 人よりも多くの料理人の味を知っている自負がある。 彼等に感想を伝える時、また知らない人がその味を想像できるように願いながら記事を書く時、自分は言葉をたくさん発してきた。 咄嗟に出ないのは、物理的に口が塞がっている時を除いて初めてだ。] (549) 2023/03/06(Mon) 19:59:47 |
【人】 グルメライター ヤワタ[真白は今日とても忙しい。 サーブが終わって次の仕事に取り掛かるのを引き留める権利なんて自分にはない。] ありがとう。 うさぎ、可愛い。 ……びっくりした。 マシロちゃんは僕をどこまで幸せにしてくれちゃうんだろうね。 [スマホのカメラを起動した。 全体を撮って、いちごの花を上から撮って、横からクッキーとブッラータの層を撮って。 うさぎ達の表情を収める。 いつもより時間をかけた撮影の間、口角はずっと上がりっぱなしだった。] (550) 2023/03/06(Mon) 20:00:28 |
【人】 グルメライター ヤワタ[複数枚あるクッキー。 今日の流れでいくと、これもシェアするのが自然なのだが。 粉砂糖を被ったうさぎを手に取る。] ……僕の、 [向かう先は隣席やその向こうではなく、自分の口元に。 齧るとさくっと割れてバニラの香りが広がった。 おいしい、と呟いて2枚目を取る。 描かれたうさぎと似た表情を浮かべては食べ、満面の笑みのうさぎを残して一度おしぼりで手を拭いた。] (551) 2023/03/06(Mon) 20:01:02 |
【人】 グルメライター ヤワタこっちのブッラータミルフィーユの方はどうやって食べよう? ナイフで切ったらクッキーは粉々になっちゃいそうだし、一度に齧ると落としそうだな……。 [迷った結果、邪道かもしれないが上段と下段に分けた。 両方にいちごを乗せて持ち上げる。] ん!んーっ! そう、これだよこれ、僕が好きなの! チーズだからおかずもいいんだけど、生クリームがある分スイーツとして食べたいの! はー……このクッキーの甘さとバターの香りがまたブッラータを引き立ててて、いちごの酸味がアクセントになっててもう幸せとしか言いようがない……。 もうこれ以外のミルフィーユはミルフィーユって名乗ったら駄目です……。 (552) 2023/03/06(Mon) 20:02:07 |
【人】 グルメライター ヤワタ[あっという間に食べきって、玄米茶を啜る。 皿にはうさぎがまだ1匹。] ……食べたら終わっちゃうなぁ。 連れて帰っちゃおうかな。 ね? [うさぎに話しかけるように。 食品用ポリ袋を言えば1枚もらえるだろうか。 おいしいをシェアする喜びを感じた夜の最後に独り占めしたバニラうさぎを摘まんだまま、暫く考えている。*] (553) 2023/03/06(Mon) 20:02:30 |
グルメライター ヤワタは、メモを貼った。 (a73) 2023/03/06(Mon) 20:17:12 |
【人】 グルメライター ヤワタ[彼女にとって、クッキーを「また」つくることは、第一歩だったと言う。>>217 作ることに勇気が必要だった事情はまだ聞けていないが、踏み出したという意味で特別な日だろう。 サーブに緊張するのはわかる。>>577 だが自分が感じていた喉の詰まりにも似た緊張は。 彼女の緊張がうつった訳ではない。 自分にとっても特別な瞬間だからだ。 そう、わかっている。] (603) 2023/03/06(Mon) 22:03:34 |
【人】 グルメライター ヤワタありがとう。 [目の回るような忙しさの中、出来上がった皿を持って来てくれたのは手伝いに駆り出された店長ではなく、いつもホールを担当している知恵でも隣の栗栖に運んだ沙弥でもなく、真白自ら。>>578 待ち遠しかった、のは事実だけれど。 「待たされた」感覚はない。 いつも明朗快活な、料理に関しては普段謙遜しない>>0:301彼女の声が震えていて、堪らない気持ちになった。 浮きかけた手を戒める理性があったのは、アルコールを我慢していたおかげだ。 それなのに、予想外――予想以上のものを目にして、言葉が止まってしまう。 その間彼女をどんなにか不安にさせていただろう。 俯きかけた顔>>580に、心配いらないと言葉ではなく表情で伝えられただろうか。] (604) 2023/03/06(Mon) 22:04:21 |
【人】 グルメライター ヤワタ迷惑?まさか! おいしいよ、幸せだよ。 マシロちゃんのクッキーが食べたいって思ってて、食べられた。 これが幸せじゃなかったら何なの! [語彙を失った自分のせいで彼女が不安になって、忙しいのにこの場に引き留めてしまったとしたら申し訳ない。 それと同じくして、自分のこの幸せを齎してくれた本人にすべて伝えられる幸福を感じている。] 他の誰でもなく、マシロちゃんに。 幸せにしてもらったよ。 普段言葉でお金貰ってるのにね、こんな時に上手い言い回しができないんだけど。 幸せ、だし。 マシロちゃんがまた作ってくれるなら、その度に幸せになれるって確信がある。 (605) 2023/03/06(Mon) 22:04:57 |
【人】 グルメライター ヤワタ[袋をもらった。>>583 笑顔のうさぎを持ち上げれば、似た笑顔の彼女がいる。] 僕はすっごく幸せにしてもらったけど。 マシロちゃんがね、自分が作ったものを誰かに渡すことを「迷惑」って思ってしまう理由が知りたいって思ってしまうんだ。どうしても。 今日は――忙しいよね。うん。 いつか、聞かせてくれる? 次の時でも、また次の時でも。 マシロちゃんがクッキーや、ケーキや、他のスイーツを作る時、絶対いるから。 皆勤賞するから。 [袋に入れる前にクッキーのうさぎの頭を撫でる。] (606) 2023/03/06(Mon) 22:06:04 |
【人】 グルメライター ヤワタところで―― 栗栖くんを「鈍感」って言った白うさぎさんは、 勘は良い方かな? [粉砂糖をまとったクッキーを口元に一度近づけて、ビニールにそっと入れて微笑んだ。*] (607) 2023/03/06(Mon) 22:06:29 |
グルメライター ヤワタは、メモを貼った。 (a84) 2023/03/06(Mon) 22:10:17 |
【人】 グルメライター ヤワタ[幸せという言葉以外で幸せを表現できない程にポンコツになった男の言葉でも、彼女を安堵させることは出来たようだ。>>632 ふらついたように見えるその肩を支えたいと腰を浮かしかけ、カウンターがあることを思い出す。 まだそこを乗り越えられる資格を自分は持っていない。 持ちたいと思ってはいるけれど。 彼女がお菓子作りに対して抱いている自信の無さについて、いつか聞けたのなら、そこに自信を与えられるまで何度も幸せだと言いたくて。 彼女の「そこ」を埋めるのは自分だけでありたくて。] (658) 2023/03/07(Tue) 0:06:12 |
【人】 グルメライター ヤワタうん。 [仕事中の、それもここ最近では一番忙しい店員に対し、含みたっぷりの行動を取る。 唐突なそれは彼女の時を止めるに十分な衝撃だったようだ。>>634 暫くにこにこと彼女の脳が意味を咀嚼するのを待つ。 前提として、彼女にとって自分はナンパするような人間ではないと思われているのは知っているけれど。>>1:621] っふくく…… なんて可愛い嘘を吐くんだ君は…… [思わず噴き出した。>>635 みるみる内に見えている肌が全部桃色に染まっていく。] (659) 2023/03/07(Tue) 0:06:41 |
【人】 グルメライター ヤワタあるよ。 今日の夜中だって、明日でもいつでも時間は作れる。 そういう仕事だっていうのも、実は言ってなかったよね。 [昼にも夜にも店にいるし、那岐などは気づいているようだから真白も察しているかもしれないが。] 言うし、聞きたいから、待ってる。 今度は偽りなくナンパです。 [紙ナフキンにボールペンで書く数字と文字列。 どちらを使ってくれても構わない、と差し出した後。] (660) 2023/03/07(Tue) 0:07:26 |
【人】 グルメライター ヤワタ[伸びて来た指先がちょんと服を掴む。>>636 真っ赤な顔で、瞳を潤ませて。] ……あんまり可愛いことされると「待て」ができなくなるからだめだよ。 [堪えるように唇を全部内側に巻き込んだ顔は、随分と間抜けだったことだろう。**] (661) 2023/03/07(Tue) 0:08:28 |
グルメライター ヤワタは、メモを貼った。 (a93) 2023/03/07(Tue) 0:10:19 |
【人】 グルメライター ヤワタ――「なんでもなくない日」に―― [最後にとびきりのことがあった一日だけれど。 よくよく思い返せばそれ以外にも珍しいことはたくさんあった。 テーブル席を振り返った時に気づいたが、前日隣に座った高野は芸能人らしく変装していたし、つい先日まで長く挨拶くらいしか交わさなかった葉月と鍋をつついたのだって記念日レベルに大きな出来事だ。 彼がこんなに可愛かったことを初めて知ったけれど、それを前からよく知っていたとばかり栗栖には名前の呼び捨てと口ぶりでマウントを取られた。>>619 上にも下にも調子の良い次男は長男(の座はやっぱりもらっておこうね)をヨイショするのも上手い。>>620>>621 「みんな可愛くてみんないいんだよ」 返って来た葉月の為に2枚目のピザ(こちらはしれっと4等分して自分と栗栖も一切れ食べた)を頼み、可愛い談義を無理矢理まとめようとする。 チエちゃんが可愛いのもシャミちゃんが可愛いのもまるっと同意。 だけどライ麦パンは見逃してないよ。>>588 ブッラータ乗せてはちみつをかけてください。] (681) 2023/03/07(Tue) 0:50:14 |
【人】 グルメライター ヤワタ[営業時間が過ぎても片づけなどで退勤時間はまだ遅い。 スタッフがいつもより少ないなら尚更。 肌寒さをジャケットの前をぎゅっと握ってやり過ごし、通知音を待っている。 ちなみに独身男性の優雅な巣穴は徒歩圏内にあります。 彼女の家はどこだろう。 送っていく道すがらの所要時間で終わらなければはみ出しは電話か後日かとは思っている。] (683) 2023/03/07(Tue) 0:50:31 |
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