【人】 駄菓子屋の孫 ユキムラ−回想・前日− [オススメの花を注文すると、 花屋は白、黄色、ピンクの花を差し出した。 マーガレットっていうらしい。>>0:171] へえ。それマーガレットっていうのか。 綺麗な花だな。 甘いもの好きなのか? うちはゆきのやっていう駄菓子屋だ。 金平糖、おいしかったらまた来てくれ [なんて宣伝をしつつ別れ挨拶を。 帰り道は、行きよりも少し明るい気分だった。 これも植物の力なのだろうか*] (132) 2020/05/14(Thu) 7:27:02 |
【人】 駄菓子屋の孫 ユキムラ−回想・前夜− [さて、帰ってからというもの…… また一人で部屋に篭っていたわけだが。] おい!それは判定がおかしいだろ! おい!!!! [著しくない結果に鬱憤が溜まっていく。] もう知らん!! [俺は感情に身を任せて部屋を飛び出し 下の売り場の階へと向かった。] (133) 2020/05/14(Thu) 7:28:19 |
【人】 駄菓子屋の孫 ユキムラ[外はもう日が落ちかけ、黄昏時になっていた。 お客さんもまばらに減ってきていたが、 その中に知ってる顔が一人。>>0:196] ノアじゃん。元気にしてたか? [そこに来ていたのは調香店の娘…… いや弟子のノアだった。 彼女もよく来てくれる常連客の一人だ。 だが、彼女は俺たちと同じ景色が見えていない。 視力が弱く、後天性の弱視らしい。 そんな彼女でも、お菓子の味はよくわかるだろう。 彼女には、よく店にお菓子を届けにいったり 俺が気に入ったお菓子を無理矢理押し付けたりしている。] (134) 2020/05/14(Thu) 7:34:46 |
【人】 駄菓子屋の孫 ユキムラ[彼女は、タナバタ用と思われる金平糖を ギフト用にいくつか、と注文した。 俺はそれをさっき買ったマーガレットで 一つ一つラッピングしていく。 作業を待っている間、ノアに 運命の相手でもできたのか? なんて茶化しつつ。 帰りしな、もう暗いから送ろうか? と暖簾をくぐりながら声をかけた。 彼女の調香店までの道のりならよく知っている。 彼女が断るなら、おばあちゃんの手伝いに戻るだろう。*] (135) 2020/05/14(Thu) 7:36:44 |
【人】 駄菓子屋の孫 ユキムラ−お祭り当日− まいどありー! [今日は朝からお店の手伝いをしていた。 本当は部屋に篭ってくつろいでいたいのだが、 お祭り当日となればさすがに店が忙しい。 途中、常連客のイヴも来てくれた。>>127 背が高くとてもボーイッシュな人で、 何故かお菓子のことをよく『賄賂』と言っている。 今日は金平糖を買っていった。 賄賂もタナバタ仕様なようだ*] (137) 2020/05/14(Thu) 7:51:14 |
駄菓子屋の孫 ユキムラは、メモを貼った。 (a68) 2020/05/14(Thu) 7:55:01 |
【人】 駄菓子屋の孫 ユキムラ−お昼時・ゆきのや− なに?昼飯がないから買ってこいだと!? ふざけるな!!俺は外に行きたくないんだ! おい!勝手に俺の手のひらに昼飯代を乗せるな!! 聞いているのか!!俺は昼飯なんていらないかr ニコニコと手を振るな!おい!! [俺はまた強制的に家から追い出された。 広場のあたりにいけば何か食べ物があるだろうか。*] (140) 2020/05/14(Thu) 8:44:16 |
駄菓子屋の孫 ユキムラは、メモを貼った。 (a72) 2020/05/14(Thu) 8:48:31 |
【人】 駄菓子屋の孫 ユキムラ−回想・ノアと− そっか、元気か。 それはよかったよかった。 [いつも少し控えめな少女に、>>165 普段なら人と話すのをめんどくさがるであろう 俺のほうから話しかけるようになったのは、 彼女が初めてゆきのやに来た時、 売り場で困っている彼女を見つけて 声をかけたのがきっかけだった。 そして今日も、俺はいつものように彼女に声をかけ、 いつものようにマイブームを彼女に紹介する。 今俺はツイストドーナツsweetにお熱なのだ。 そういえば、いっとき あまりにも彼女にお菓子を渡しすぎたせいで、 ディアスさんに「俺が餌付けをしている」と 疑われていたらしい。 そんなディアスさんも駄菓子が好きで、 いつも籠に常備してくれているんだとか。] (198) 2020/05/14(Thu) 21:31:14 |
【人】 駄菓子屋の孫 ユキムラフッ……ディアスさんも相変わらずだな [意気込んでいるというW師匠Wの力の入りようと、 目の前で「大変だ」と笑顔で本音を漏らす彼女のギャップに 思わず笑みがこぼれる。 それでも彼女から零れた言葉は 重みがあるような気がして>>166] ……さぁ? もしかしたらもう既にどこかで出会ってるんじゃね? [もしかすると、 彼女は独り言のつもりで呟いたのかもしれないが、 俺は淡々とラッピングを続けながら、目は合わせず あえて逆張りで軽い冗談を返した。] さてできたぞ。 日が暮れる前に帰らないとな。 [お店はもうすぐ店じまいだから大丈夫と言い、 ノアをお家まで送っていくと決まれば 師匠への手土産を片手にゆきのやを後にした。*] (199) 2020/05/14(Thu) 21:33:44 |
【人】 駄菓子屋の孫 ユキムラ−現在?・ゆきのや− ただいま!!え?? もう出前を取ったって? 先に言え!! [無理矢理家を追い出されて、 わざわざ買ってきた昼飯は 全部俺が食べることになったし、 何もイベントが起こらなかったし、 とんだ無駄足に終わった。 そして、おばあちゃんから聞いた話には お店には先ほど 浴衣姿の美人さん が訪れていたらしい。>>168 >>169 ねえ教えて? どうして地球は丸いんだろう? もしお客さんが居合わせていたとしたら、 振り回される孫の姿を見られたかもしれない。 >>174 >>175 *] (202) 2020/05/14(Thu) 22:07:43 |
駄菓子屋の孫 ユキムラは、メモを貼った。 (a91) 2020/05/14(Thu) 22:10:08 |
情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新