82 【身内】裏切りと駆け引きのカッサンドラ【R18G】
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/*よおおおおおしお言葉に甘えてそんな感じでマッチングしますわね!わたくし後ほど対戦相手に殴り込み(連絡)に行ってきますわ!48時間後が楽しみですわね!燃えますわよ〜!!!
魔術師さんに関してもゴーサイン感謝感激ですわ。
ただ、これを見ている魔術師PLさんは乗るも乗らないも本当に自由ですのでお好きになさってね。
それではちょっくらロールを開始しますわよ
散々喘いで声も掠れ気味だし、腰なども僅かに痛みを訴えている。紛れもない狂宴の証がしなやかな体に纏わりついている。
三人で溺れた事は決して夢や幻などではないと。そう突きつけてくるかのような性の名残に嘆息しつつ、よろよろと起き上がってスロウスが開けた指示書を横から覗き込んだ。
「…………」
表情に変化はない。長いような短いような空白を置いて、エンヴィーは静かに口を開く。
「……スロウス。グラトニー。今回は自分に行かせてほしい。いいかな?」
簡潔にそう申し出る。
淡々とした声。普段と変わらない顔つき。されど、瞳の奥だけは凶々しい煌めきを覗かせていた。
対比するように異なる二人の反応を、『グラトニー』はそれぞれに愛でた。
疵のある身体を時にはそれさえ性感を伝えるものとしてなぞり、新たに肌に歯を立てた。
上目遣いに返答を待っては犬歯を浅く射し入れて、出来上がった児戯めいた疵を庇うように舐めた。
こぼれそうな乳房を優しく持ち上げては、流線型の先を飾る乳首に子供のように吸い付く。
起伏らしい起伏を持たぬ体をその内に秘められた"ひと"を削り出すように撫ぜた。
少しでも声が上がれば嬉しそうに目を細め、唇に吸い付いてぬるりと粘膜をなぞりあげる。
足の付根に熱い男根を擦り合わせて、内臓同士をすり合わせれば、相手に陽芯が生えたようだった。
臆さずに唇を触れ合わせ、性器に指を差し込んで傷まぬようくぷくぷと蜜を滴らせる。
あるいは男性器を使って口や指、それぞれの性器をえぐるように嫐ったかもしれない。
片方に性感を与えられれば、下生えの奥に控えた女であることを示す穴もまたしとどに濡れた。
縋るような声を上げ、三つの肉体が値打ちもありそうなソファの上でぐずぐずに溶けていく。
『グラトニー』の陰茎が萎れる頃には、随分と淫楽に浸りきったことだろう。
……息を整えると、『グラトニー』は重い体を起こし、舞台袖の控えからタオルを持ってきた。
こういう場なのだから、地下階のすぐそばにシャワーブースもあるだろう。
また人を掃除に寄越すよう合図するまでは、この場は三人きりのまま。
「さて、私達が船に慣れてきたということは、お客様達も彼らを見定めたということ。
VIP達の食指が誰をいちばん指差したかどうか、見てみようじゃないか」
それぞれにバスタオルを渡し、身を清めるのもそこそこに票を開けにかかる。
ソファの片端に座ると、集計を終えた頃だろうタブレットを二人にも見せた。
「ええ。勿論、貴方が望むならば。
なんだかとっても、心躍ることを考えていそうだね」
少しばかり落ち着いた様子で、『グラトニー』もまた頷いた。
『エンヴィー』の虹彩の底に燃える感情を理解したのだろう。微笑んで快諾する。
無感動な瞳が順繰りに二人の共犯者を見遣る。
その瞳の声の奥底に見て取れる愉悦狂熱、未だ底無しの欲望に
音も無く、感嘆とも嘆息とも付かない息を漏らす。
声こそ掠れていないけれど、声帯を震わせるのはやや億劫だった。
「………ええ、どうぞ」
この役は、熱意のある方が担当するに限ります。
こちらも簡潔にそう返して、
スロウスは、"怠惰"の名の如く気怠げに身を清めに向かった。
久方振りの人肌は、やはりこの身には毒だった。
「楽しみだね。戦いは今度はテーブルの上ではなく、けれど衆目のために。
かれが従業員になったのなら、どんな風に振る舞ってみせるのか……意外と、それでも反抗的かも」
観賞室はひとたび幕を引かれる。次の演目に備えるように。
はだかの王はまたその身に毛皮を纏って、明日の結果を待ち望むように鼻歌を歌った。
バスタオルを受け取って緩慢な動作で拭いながらグラトニーが見せてくれたVIPの投票結果に目を通す。タオルの柔らかな感触が昔からある傷や先程の戯れで生まれた疵を撫でるたびにぴくりと体が震えたが、"嫉妬"の意識はもう自身の肉体に欠片も向いていない。
スロウスが持っていた指示書とグラトニーが手にしていたタブレット、交互に確認したところで何度見ても結果は同じ。
賽は投げられた。
もう止まらない、止められない。
「……ありがとう、二人とも。
お客様や二人を満足させられるものを見せられるかは分からないけれど。自分なりに努力するよ。
……彼と自分は因縁がある」
どろりとした重たいものが渦を巻く。
ずっとずっと燻っていた。ずっとずっと押し込めていた。
誰も彼もが妬ましい。
でも、あの男は誰より一番妬ましい。
それだけ呟き、嫉妬の獣はその場を後にする。
次なる獲物に対する激情の炎が、体を静かに侵していくのを感じながら。
「……ああ、そうだ」
ふと、何かを思い出したように足を止める。
「もうそろそろ良い頃合いかな。
自分たちの行動を盗み聞きしている人がいたよね。自分は君ともお話がしたいんだった」
▼
「自分は『エンヴィー』。招待客を"おたのしみ"に誘うはらぺこな嘘つきオオカミ。
この集いの話を聞いているかくれんぼが上手な君。……もし自分とお話してくれるのだとしたら」
くす、と吐息混じりに微笑んで。
時刻はだいたい本日20時以降。
「レストランの奥にあるバー。そこに自分は姿を見せるし、しばらくいるよ。
自分は『カウンター席』で、『モヒート』と『トマトとチーズのブルスケッタ』を注文して君を待っているからね。
君は『好きなドリンク』と『ナッツの盛り合わせ』を頼んで『自分の隣』に来てほしい。
……なんて、まどろっこしい事をしなくても自分の正体はきっと予想ついているかもしれないけどね。でも、こういう隠れて会う約束ってドキドキするじゃない?
それじゃあよろしく。待ってるからね」
「さて、時間だ。次の獲物を仕留める前に。自分は盗み聞きしている人と会えないか、とりあえず試してみるね。
下手すれば誘いに乗らず、裏切るかもしれない相手に三人いる関係者のうち一人を明かすだけになるかもしれないけれど……一か八かの賭けをしようか。この船カジノもあるみたいだし、ぴったりだ」
▼
「もう一度連絡しておくね。隠れて聞いてくれている君。
もし、自分と会ってくれるなら。
本日20時以降。レストランの奥にあるバー。
そこに自分は姿を見せるし、しばらくいるよ。
(※ =置きレスでいつでも受け付けるよ。)
『カウンター席』で、『モヒート』と『トマトとチーズのブルスケッタ』を注文して君を待っているからね。
君は『好きなドリンク』と『ナッツの盛り合わせ』を頼んで『自分の隣』に来てほしい。
……以上。自分に会う気がないのなら、この話は流して無かったことにしてね。
それじゃあ、行ってきます」
/*カウンター席描写忘れましたわ。もうおしまいですわ
「……グラトニー、スロウス。聞こえる?たまには通信機から連絡を入れても良いよね」
軽やかな声。
「仮面の子がね、グラトニーが張り切って進行してくれた副船長のおもてなしの写真を撮ってくれていたのだけど……流して良いかな?今後の活動に悪影響出るかな?何度もチェックしてグラトニーの姿がないものを流すつもりではあるけど……」
遊んで良い?と尋ねる子供のように。けろりと提案を述べる。
/*
ということで匿名箱にも投げましたけど、ヌンキ隠し撮り写真匿名メモに投げてもいいかしら……???
「……『スロウス』としては、我々の素性が割れるものでなければ
そういった『余興』に関しては、自由にして頂いて構いません」
対照的に、平坦な声が述べる。
これが一般人であれば趣味が悪い、と文句の一つも付けようが
それこそ悪趣味な客を相手にしているのが自分達なのだし、
それら客へのパフォーマンスもある程度は必要なのだ。
/*
是非お願いしたいですわ!!!!!超助かりますわ!!!!!!!
こんなの辱めなきゃ損ですわ!!!!!!!
「ふふ。ありがとうスロウス。
グラトニーの考えてくれたあの催し、あまりに素敵なものだったからさ……皆にも見せてあげたいと思って」
私より偉い地位の人間が堕ちるのを私は求めているのだから。もっともっと辱めてやらなくては。
「……ああでも。写真を選ぶのはグラトニーにも確認してもらったほうがいいかな。何せ主犯は君だもの」
/*イェーーーイサンキューですわよスロウスーーー!!!
ということで書こうと思いましたが、おもてなしショーを描写してくださったのはグラトニーなのでもしグラトニーが匿名メモを使った写真ばらまきロール書きたかったらお譲りしようかなと。
わたくし、語彙力とボリューム溢れるグラトニーのロールが好きですし読みやすく表現力も豊かなスロウスのロールも好きですの……この陣営大好きですわ……サンキュー……
ということでわたくしはこちらの提案を置いて寝ますわね!お暇な時グラトニーお返事いただけたら嬉しいですわ!グッナイ!
「まあ、まあ、まあ……」
初めて他人の裸を見た令嬢のような、浮き上がるような呼吸。
しかし反してそこに反対の意図は一切込められていなかった。
「うん、構わないよ。後で観賞室で選別しておこう、焼き増ししすぎても味気ないかな?。
きっととっても、よく映っているものがいいね。彼の栄誉なのだから……」
貴方が娘であるのなら、それこそ父母のように穏やかに提案を受け入れた様子だった。
他愛ない申し出を聞いてやりでもするかのよう。上機嫌であるのが声音だけでわかよう。
/*
おはようございます! 提案ありがとうございますわよ〜〜〜!
こちらで書いてもいいのですが、今回も狼露見してもそう影響ないとはいえ、
そのまま私が描写するとめちゃくちゃ誰が書いたのか露見しそうですわね……。
代筆という側面も含め、そのままエンヴィーにお願いしようと思いますの。
「素敵だ」
ただ、陶酔し切った声だけがスピーカーから流れ落ちる。
その仕事ぶりを心より称賛するように。
「……ぁは。あははっ、あはははは。出回ってるみたいだね。色んな人の仮面が剥がれてる。ああ、愉しいなあ。
このまま自分は獲物を捕らえる準備に移るけど……連行するのはともかく、グラトニーのショーみたいな"研修"はまだ少し思い付いていないんだ。
だから、もし二人とも面白そうな催しが浮かんだら好きに彼で遊んでいいと思うよ。
ムルイジ、あの男……ちょっとやそっとじゃ折れないからさ」
/*
現在襲撃対象PLさんと打ち合わせ中ですけど研修何も思いつかない狼お嬢様ですわ!発想力が足りませんの〜!!
ところでムルイジPLさんから連絡ですけれど……
「また今後の"研修"は何しても適度に屈さず足掻く様見せますし、手酌で辱められながらも心折れず呻き足掻き続ける様は見せますので、したい狼の方はしたいことをしてください。
赤窓誰か分からないよう匿名にされているという形で足掻きます。プライド最終日まで持つぞ〜!
賭けに負けた以上なんでもウェルカムですとお伝えください」(原文ママ)
との事ですわ。以上連絡でした!わたくしも色々練ってきますわね。ワクワクしてきましたわよ〜!!
「惹かれるものもあり、怯えるものもあり。何か思い出すものがある人もいるかな?
とても楽しみだ。それを目当てに来た人なんかもいるだろうしね。
邪魔立てするなら――同じように、這いつくばらせてしまおうか?」
ひそめた声がにこにこと嬉しそうに弾む。想像するだけで体に熱が灯るようだ。
それから、相談事にすこし考えて。
「そうだね、彼はギャンブルが好きなんだろう? 存分に賭け事をさせてあげようよ。
インディアンポーカーとかどうかな。
賭けるのは勿論己の体。血肉、快楽。好きに代償を払ってもらおう」
/*
了解ですわよ! 一日で叩きつけるよりじっくり炙って楽しんでいただきましょうね……
サポート役としてもがんばりますわよ〜〜〜ッ
「了解」
まったく白々しいにもほどがある。
そんな呆れ混じりの溜息を一つ吐いて、短い応答。
自身も念の為に確認はしたけれど、
客は喜ぶだろうし、この船を探ろうとしている者は尻尾を出す
実に利のある『余興』だった。それは確かな事なのだけど。
「とはいえ僕からは、お客様のご要望次第になりますが」
自らの欲は冷え固められた心を動かすには足らない。
ああまったく"怠惰"らしい。
/*
墓下の増え方にもよりますけども今夜から忙しくなりそうですわね!!!
スロウスは『客から要望があった』という形で何でもできますわ!!無敵ですわ!!
皆で墓下にいらっしゃった方を目一杯おもてなししたいですわね♡
「……あは。ありがとう。頼もしく素敵な仲間たちに恵まれたなあ」
魅力溢れる二人が羨ましい。
本音はそっと、内側に押し込めて。
「いいね。自分をチップにしたギャンブル。彼にぴったりだ。ありがとうグラトニー。
……ふふ、スロウスは『お客様から要望があった』って言われたら動いてくれるんだね?"自分が伝言役として伝えてきた"場合も?…………なんてね」
常日頃浮かべているポーカーフェイスは愉悦からかほんの僅かに崩れていて。心底楽しそうにくすくす笑っている。
「それじゃあ自分はこの辺りで。また何かあったら連絡するよ。またね」
弾む声でそう告げて、"嫉妬"は通信を切った。
/*
二人ともありがとうですわよ〜!赤窓最高……
でもどうかキャパオーバーで破裂なさらないでね、無理なく楽しんでいきましょ!
ちょうど各地で仮面とナイフと写真の騒動が発生した頃、状況を確認したダビーは即座にあなたたちに語り掛ける。
『聞こえているものとして語ります。
二人とも、特にアンタレス、もしナイフの刺さった仮面を見つけたとしても近づかないように。
副船長だった男の無残な姿を捉えた写真が添えられています。見るべきではない。』
『ふーん。』
注意喚起を、聴いて。
騒々しいのはそれが原因か。
そのくらいの感慨だ。
それ以外何もない。
/*もしもし聞こえるかしら……今お嬢様たちの脳内に直接話しかけていますの……
相談なのですけど、日付更新後もしわたくしが生きていたら開幕大型ソロール花火的なもの打ち上げてよろしいかしら……
本日の襲撃対象的に今日がもはやクライマックスなので、ここで情報を出せるもの出してしまおうと思って……
と思ってぼちぼちしたためていたら8レスになったとかいう大馬鹿お嬢様になってしまい、どう足掻いても長すぎて喧しくなることこの上ないので落ち着け!って感じでしたら遠慮なく止めて欲しいのですわ……わたくし今とっても迷っておりますの……
/*
愛していますわ二人とも!!!!!!!
それじゃあアクセル全開でいきますわね
まあ生き残ったらの話なんですけれども…………(処刑が一番の敵)
/*
処刑は本当にも〜〜〜〜どうしようもありませんわ。
甘んじて受け入れるしかありませんわ。
正直吊られた時の事あんまり考えてませんわ。
おしまいですわ。
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