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【人】 鏡沼 創>>6:+52 神谷 (昨日) 「構わねぇですよ。 別に、隠そうとしてる訳でもねぇですし」 にこにこと、浮かべられているのはいつもの微笑みだ。 だが、あなたにはきっとわかってしまうだろう これは、笑みの形をした 無表情 だ。そもそも、此処に無いものではあるのだが。 「で、どうしやがります? 『他人にどう認識されてるか』がわかって、其処を自分で 思うままに弄れるようになりてぇってんなら 僕に出来る協力はしちまいますが」 感覚的なモンなんで、深く説明した所で、身に着けられるかは 保証出来ねぇですがね。 そんな事を言いながら、探る様にあなたを見ている。 (13) 2021/11/06(Sat) 22:18:30 |
【人】 鏡沼 創>>18 柏倉先輩 「そういう事になってるんでしたら、態々自分から 引っ繰り返しちまう理由もねぇですね」 くつくつと笑って返す。 実の所、鏡沼は他者が自分をどう認識しているかというのは ある程度把握している訳で。 怪しむ者はそれこそ数え切れない程居るが、誰も決定的な 証拠を握ってないのも知っている。 そもそも関わってないのだから、握り様がないとも言うが。 火の無い所にも、煙は立つものだ。 自分が居なくても、居る事になるくらいなのだから。 「ええ、そうさせてもらっちまいますね」 あなたの仕草を真似する様に、人差し指を口元へと運び。 鏡沼は姿を消すのだった。 (20) 2021/11/07(Sun) 0:42:11 |
【人】 何処にでも居る 鏡沼 創>>19 神谷 (昨日) ピルケースを取り出すあなたの手元へ、視線を向けて。 それでも、特に問い質しはしない。 鏡沼は、 それを知っている のだから。「……んじゃ、ヤベェと思ったら速攻そいつに頼っちまって くださいね」 そう微笑んだ次の瞬間、鏡沼の目は隠されて見えなくなった。 眼鏡も掛けていない。 それは、確かに“鏡沼創”である筈なのに あなたがよく知る“あなた”の姿をしていた。 あなたは“彼”を“鏡沼創”だと認識するだろう。 「──これが、僕が今認識してる“神谷恵太”でやがりますよ」 そのふざけた口調を除けば、声までもあなたのものだ。 「この状態が気色悪くて何とかしてぇなら、アンタは 僕の認識に干渉するしかねぇです」 或いは、自分が干渉をやめればいいのだけれど。 その事は伏せて、あなたの反応を伺う。 (21) 2021/11/07(Sun) 0:59:07 |
【人】 何処にでも居る 鏡沼 創>>!0 >>22 神谷 「──────ッ、は」 一気に送られた情報に、顔を歪めて息を吐く。 そうして、 向けられた全部を自分で抱き込んだ。 こんなもの、 そのまま 相手の認識に叩き返す 訳にはいかない。自分の“今”の姿を保とうとして、苦痛に顔を歪め 「やれ、ば…………できる、じゃ……、……────」 言葉が途切れ、あなたの前から“鏡沼創”が消える。 まるで、最初から其処には誰も居なかったかの様に。 そうして、この場に再び姿を現す事はないだろう。 もし、あなたが“鏡沼創”を探したとしても。 この日は、何処にでも居る鏡沼の内一人が倒れて保健室に 運ばれたという噂を聞けたかどうかという所だろう。 (23) 2021/11/07(Sun) 1:58:27 |
鏡沼 創は、透 静のものになった。 (a25) 2021/11/07(Sun) 5:50:43 |
鏡沼 創は、結局、今回は自力で何とかしてしまったらしい。 (a29) 2021/11/08(Mon) 1:21:07 |
鏡沼 創は、それでもいつか、人に頼る事になるだろう。 (a30) 2021/11/08(Mon) 1:21:37 |
【人】 鏡沼 創>>31 牛丸 生徒会室を出た後、あなたにとって都合のいいタイミングで。 唐突に、その男は声を掛けて来るだろう。 あなたのふわふわとした認識に沿って存在してしまうと 女子生徒になってしまいかねない為、直接足を運んでいる。 「牛丸紗優サン、でお間違いねぇですかね? 僕は、2-Aの鏡沼創って言いやがるんですが。 謝罪と、あと事情の説明に来た次第なんですが 必要でやがりますかね?」 あなたとは似ても似つかない、眼鏡の優男だ。 普通に考えれば見間違えらる筈も無いが、男はそう名乗った。 「……と言っても、語る程の事情でもねぇんですが。 例の薬飲まされそうな気配がしやがったもんですから、 万が一を考えて、近くに居たアンタに身代わりになって もらっちまったってだけなんですよ。 あれの効果が、異能の変質や強化でやがるんでしたら 僕は、絶対に飲む訳にいかねぇなって思ってましたんで。 危ねぇ事になっちまいそうだったら、割って入るつもりは 一応ありやがったんですが……アンタを危険に晒しちまった 事にゃ違いねぇですから。本当に申し訳ねぇです」 胡散臭い笑顔に、ふざけた口調。 鏡沼自身も、信じてもらえるとは思ってない。 ただ、嘘偽りなく正直に事情を説明し、謝罪を述べた。 (34) 2021/11/09(Tue) 3:20:25 |
【人】 鏡沼 創>>37 牛丸 「ええ、僕の異能で間違いねぇですよ。 と言っても、アンタに何かしちまった訳じゃねぇです。 僕の異能ってのが 『脳に干渉して“鏡沼創”という存在の認識を書き換える』 ってやつでやがるんですよね。これ使って、向こうサンに アンタを僕だと思い込ませちまったってだけなんで。 ……ま、コイツがちと厄介な代物で、ロクに制御出来てねぇ ですから、飲む訳にいかねぇ感じでやがったんですよね」 どう厄介かは、今説明せずとも、その内わかるに違いない。 こうして自分の存在を知ってしまったからには、あなたも これからあちこちで居たり増えたり消えたりする“鏡沼創”を 見る事になるのだろうから。 「そう言ってくれると、非常に有難てぇです。 アンタが下手に揉めたり、軽率に飲んだりする様な人じゃ なかったお陰でやがりますから。 本当に、感謝しねぇといけねぇですね。 お礼って訳じゃねぇですが、もし何か困った事があったら そん時は、居て欲しいと思ってくれりゃ現れちまいますし 僕に出来る事でしたら力になっちまいますよ」 最悪の可能性を回避出来たのは、相手があなただったからだ。 この場面で、それでいいと思ってくれる人は多くはない。 だから、出来る限りの感謝を示す。せめてもの償いに。 (42) 2021/11/10(Wed) 3:42:52 |
鏡沼 創は、此処に居たい。 (a38) 2021/11/10(Wed) 4:20:47 |
鏡沼 創は、柏倉陸玖にその内頼る事になるだろう。 (a39) 2021/11/10(Wed) 6:03:55 |
鏡沼 創は、此処に居られて幸せだ。 (a41) 2021/11/10(Wed) 13:53:14 |
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