【置】 友達 ネコジマ【図工室】 「かなネエ? 牧ニイ?」 「かなネエかな」 「違う人でも、だれでもだめですよ」 (L2) 2022/07/13(Wed) 0:13:14 公開: 2022/07/13(Wed) 0:15:00 |
ネコジマは、スタスタ寄って、画板を取り上げた。たかいたかーい。 (a60) 2022/07/13(Wed) 0:13:31 |
【置】 友達 ネコジマ【図工室】 「でもかなネエか」 「かなネエですね」 「だめですよ、さみしくっても」 「死んだら何かできちゃいけねぇんすから」 「何かしたいんなら、生きてなきゃだめですよ」 「生きてる人は、見えなくなったりなんてしていたらだめなんです」 「だから、かなネエは生きてなんていませんよ」 (L3) 2022/07/13(Wed) 0:18:45 公開: 2022/07/13(Wed) 0:15:00 |
ネコジマは、にこにこ。ちびた鉛筆を見下ろして片手を差し出した。ちょうだい。 (a61) 2022/07/13(Wed) 0:19:12 |
友達 ネコジマは、メモを貼った。 (a62) 2022/07/13(Wed) 0:19:25 |
ネコジマは、・・・・・・。 (a63) 2022/07/13(Wed) 0:19:44 |
ネコジマは、手のひらに書かれたら読めちゃうなとは思ったけど。思ったから、そのままにしていた。 (a64) 2022/07/13(Wed) 0:20:14 |
ユメカワは、本当は。君の事をもっともっと深く感じていたい。 (a65) 2022/07/13(Wed) 1:32:33 |
ユメカワは、けれど、今は時間が足りなくて。 (a66) 2022/07/13(Wed) 1:39:45 |
ミナイは、マユミの腰に抱きついて、胸元に顔を押しつけた。 (a67) 2022/07/13(Wed) 3:27:55 |
マユミは、ふにゅ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (a68) 2022/07/13(Wed) 3:28:46 |
ネコジマは、「あは、」 息を漏らすようにわらった。 (a69) 2022/07/13(Wed) 12:05:23 |
ネコジマは、むじゃきにわらった。そして言った。 (a70) 2022/07/13(Wed) 12:05:57 |
ネコジマは、にっこりわらった。それが猫島にとっての事実になった。 (a71) 2022/07/13(Wed) 12:06:46 |
友達 ネコジマは、メモを貼った。 (a72) 2022/07/13(Wed) 12:10:44 |
【人】 チャラ男 ウラミチ男は再びあの教室へ来ていた。 立ち直れたわけではない。 呼吸が引き攣り、頬も濡れたままだ。 けれど再びここに来たのは、ミナイの言葉を聞いたから。 恐怖に早まっていく鼓動を抑えるように胸に手を当て、逡巡しながら一歩、一歩と誰もいない……否“二人しかいない”教室の奥へと歩を進めた。 牧夫の姿を見、眉間に皺を寄せた。 そしてカナイの傍へ。 「………」 遠目から見れば一見、ただ寝ているようにすら見えるカナイをじっと見降ろして、唇をかみしめた。 (34) 2022/07/13(Wed) 13:39:27 |
ユメカワは、君に連れていってほしい。 (a73) 2022/07/13(Wed) 14:04:19 |
ユメカワは、自分勝手だ。 (a74) 2022/07/13(Wed) 15:17:24 |
ユメカワは、未来をあんまり信じていない。 (a75) 2022/07/13(Wed) 15:25:06 |
ユメカワは、何一つとして失くしたくはない、ひどく欲張りな子どもだった。 (a76) 2022/07/13(Wed) 15:30:47 |
マユミは、何かを囁いた。 (a77) 2022/07/13(Wed) 16:10:39 |
シロマは、内緒話を始めた。 (a78) 2022/07/13(Wed) 17:29:27 |
ユメカワは、約束をまたひとつ。いつかの事。 (a79) 2022/07/13(Wed) 21:42:19 |
【置】 夏の雪 ユメカワそんないつかのどこかでの、ひとりごと。 「…悩める時間があるっていうのは、いいよな」 「そんなの、俺にはもう無いのに」 楽しい時間は、既に終わりを告げて。 自分達の立つ境のきざはしは今既に、半ば落ちつつある。 引き返す道などとうに無く、 進むも飛び降りるも、決断までの猶予はそう長くはない。 待ってる時間くらいは、あるんだけどさ。 (L4) 2022/07/13(Wed) 21:51:29 公開: 2022/07/13(Wed) 22:00:00 |
シロマは、負けたから、欲しがることにした。 (a80) 2022/07/13(Wed) 22:54:58 |
ライカは、君を連れて行く。 (a81) 2022/07/14(Thu) 1:15:42 |
ライカは、「足元、気を付けて。」 (a82) 2022/07/14(Thu) 1:16:53 |
ユメカワは、君に手を引かれるままに。 (a83) 2022/07/14(Thu) 3:45:42 |
ユメカワは、ぎ、と踏み台を踏んだ。 (a84) 2022/07/14(Thu) 3:45:48 |
【置】 夏の雪 ユメカワ夢川が空き教室から姿を消した後、 グループメッセージの既読の数はまたひとつ減った。 ──三階の、階段を上がってすぐの教室。 置き去りにされたスマートフォンが、時折虚しく通知音を鳴らす。 その液晶は罅割れて、ところどころが血で汚れていた。 持ち主の手の中にある間は、確かに綺麗だったはずなのに。 (L5) 2022/07/14(Thu) 3:47:33 公開: 2022/07/14(Thu) 4:00:00 |
夏の雪 ユメカワ(匿名)は、メモを貼った。 2022/07/14(Thu) 4:29:25 |
【置】 夏の雪 ユメカワ皆と居る日々が好きだった。なんでもない日々がよかった。 それさえあればよかったんだ。 夏彦が隣に居て、ふと目が合って、なんだか嬉しくなって。 栗栖が面白そうな事を持ってきて、稔がひょっこり顔出して 麻弓ちゃんが元気にやって来て、牧夫兄が苦笑しながらそこに加わって。 明日香ちゃんが怪我したらおいでって声掛けて、 不意に鹿乃姉がぴゃって声上げて、つられて裏道がびっくりして。 そんな二人を梢ちゃんが上手く宥めて、皆を纏めてくれて。 そんな日々が、 (L6) 2022/07/14(Thu) 4:50:45 公開: 2022/07/14(Thu) 5:00:00 |
【置】 夏の雪 ユメカワもう戻らないなら、どうしたらいい? 全部全部がいっぺんに叶う方法なんて、もうこれしかないじゃん。 他にどうしたらいいんだ、教えてくれよ。わかんないよ。 俺は楽しければそれでいいからって、今まで全然頑張ってこなかった。 甘えてばっかのやらなきゃできないだめな子なんだよ。 吁、だからか。 (L7) 2022/07/14(Thu) 4:51:17 公開: 2022/07/14(Thu) 5:00:00 |
ユメカワは、鏡の前で呟いた。「俺が悪いの?」 (a85) 2022/07/14(Thu) 4:51:30 |
ユメカワは、鏡の中で笑っていた。ただただくらく笑っていた。 (a86) 2022/07/14(Thu) 4:52:35 |
ユメカワは、そんな、いつかのどこかでのお話。 (a87) 2022/07/14(Thu) 4:52:42 |
【人】 友達 ネコジマ【音楽室】 「 」 「 」 「 」 「 」 鍵盤を叩くのに合わせて、一番だけを何度か繰り返し歌って。 「 」 締めのところの音符を猫島は覚えていなかったから、 そうやって口に出して締めくくられた。 (40) 2022/07/14(Thu) 17:03:09 |
【人】 友達 ネコジマ【音楽室】>>40 「──……」 「べつに、なんとも…? 特に好きでもないですね。 嫌いとも言わねぇすけど。猫島楽譜も読めませんし」 「猫が昔から好きだっただけです」 「昔は、これ弾いてたら 猫が寄ってくるんだと思っていました。 タイトルに猫ってついてるから」 「──……」 「昔はあんまり考えなかったけど、この歌猫踏んでいますし。 それで傷付いたのって、たぶん忘れないじゃないですか」 「おんなじようにのんびりしているところに、 おんなじ人が近寄って来たら、」 「おんなじにならないように、逃げるなりなんなりするでしょ?」 (41) 2022/07/14(Thu) 17:12:36 |
ネコジマは、 鍵盤を軽く押した。 (a88) 2022/07/14(Thu) 17:17:44 |
ウラミチは、もう冷たくなった蚊取り線香のケースを抱えている (a89) 2022/07/14(Thu) 17:29:51 |
ネコジマは、鍵盤の蓋をとじて。音楽室を後にした。 (a90) 2022/07/14(Thu) 18:04:14 |
ミナイは、手荷物が増えて、重い。 (a91) 2022/07/14(Thu) 18:58:45 |
ユメカワは、いつも通り笑って。 (a92) 2022/07/14(Thu) 20:05:57 |
ユメカワは、君にお別れをしない。 (a93) 2022/07/14(Thu) 20:06:04 |
【置】 夏の雪 ユメカワひらひら はらはら 夏の雪が降る ぱらぱら、ぱらぱら、降るのはちいさな写真。 まっくらでなにも写っていない、さみしい写真が10枚ほど。 インスタントカメラが写したはずの、写せなかった光景。 楽しくなかったから撮れなかったのかな。 そうじゃなくても、どのみちもう撮れなかったのかな。 今となってはわからないけど、もういいんだ。 もう 大切な今は、写真に切り取らなくたっていいから。 記憶の中に切り取って、そのままのかたちで、ずっとこの手の中に。 だからこのさみしい一瞬は、すべてここに置いていこう。 壊れたものだって大切だから、壊れたまま共に在ろう。 終わりの先で、永遠を共にしよう。 ひらひら はらはら 夏の雪が降る (L9) 2022/07/14(Thu) 20:51:55 公開: 2022/07/14(Thu) 20:55:00 |
ユメカワは、校舎の屋根の上。 (a94) 2022/07/14(Thu) 20:54:53 |
ユメカワは、君と手を繋いで、君と抱き合ったまま、 (a95) 2022/07/14(Thu) 20:54:58 |
ユメカワは、屋根の端、その向こうへ、身を投げだした。 (a96) 2022/07/14(Thu) 20:55:09 |
ユメカワは、君と同じ夢の底へ落ちていく。 (a97) 2022/07/14(Thu) 20:55:14 |
ユメカワは、そして──現実から覚めて、夢に起きる。 (a98) 2022/07/14(Thu) 20:55:18 |
ネコジマは、都合の良い幻聴を聞いていました。 (a99) 2022/07/14(Thu) 20:55:54 |
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