人狼物語 三日月国


86 【R15RP】君と僕の、夏祭り

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


プロローグ

【人】 女学生 はなこ



  ―――お祭り、明日だね。

  
(0) 2021/07/20(Tue) 1:20:22


(n2) 2021/07/20(Tue) 1:26:35



到着:神社の娘 小雪

【人】 神社の娘 小雪


[ はなひら神社の社務所で笑顔を振りまいているのは
  神主の一人娘、小雪。
  今日は夏祭りの前日で、祭りの準備のために
  多くの人が来る日でもある。

  小雪はそんな人たちに出会えば
  にこにこと微笑みかける。    ]


    
こんにちは!

    お手伝いの方ですか?
    あ、“はないちこうこう”の人、ですよね!
    それならこの紙に名前をかいてくださいっ!
    
    ぼうはんのためのきまり、って
    おとうさんがいってたの!


[ 屈託なく笑う小雪はそっと名簿のようなものを
  差し出した。既に来ている人の名前は書いてある。
  書き終わるのを見計らったかのように。     ]
 
(1) 2021/07/20(Tue) 1:31:13

【人】 神社の娘 小雪



    にもつはここにおいていい、って!
    小雪がここにいるから、
    ドロボーのしんぱいはないんだよ!


[ 手伝いに来た花一高校関係者は基本的に
  学校から直接来ていて、荷物を持っている。
  社務所はそんな人たちのための
  荷物置き場になっていた。

  小雪は荷物を置いていいことを伝えると
  満足そうに笑った。            ]**

 
(2) 2021/07/20(Tue) 1:36:28
天のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。
2021/07/20(Tue) 18:52:42

神社の娘 小雪は、メモを貼った。
(a0) 2021/07/20(Tue) 18:54:58

村の設定が変更されました。

到着:二年生 蓮見 朱鷺也

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 
             ・・・・
[蓮見朱鷺也という人物は、そういう人物だったので。
 面白そうな事があれば顔を覗かせていたし、
 本当の理由なんていつだってはぐらかした。

 かごめ、かごめ、かごめのはなひらり。
 後ろの正面?さぁて誰だったかな、…… っと。]

 
(3) 2021/07/20(Tue) 21:07:34

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 
── お祭り会場 ──



  よう、お嬢ちゃん
  お父さんのお手伝い?偉いね

[差し出された紙に名前を書きながら
 手伝いらしき女の子へと微笑みかける>>1

  俺?そうハナイチコーコーの。
  まー流れでなんとなく?
  食券が貰えるっつうし、

[手伝う羽目になったのは、そんなとこ。
 本当はもうちょっと下心があるとかないとか
 それは… さあ、どうだったかね。

 なんにせよ邪魔な鞄くらいは
 荷物置き場とやらに置いたなら、
 何?とりあえず飾り付けでもすればいいの?って
 なんとなしに聞いて辺りを見回してみるつもり。
 無論友人の姿があれば手を振ってみたりして。]
 
(4) 2021/07/20(Tue) 21:08:02

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[かごめ、かごめ、かごめのはなひらり。

    夏の夕暮れ お祭り囃子に
    夜空に浮かぶは 七色花火
    けれども狐の面にはご注意を
    本物が攫ってゆくのは幼子かそれとも?


 
「 一度、攫われてみる? 」


 なあんてね、あの日かこの日
 これは 誰に言ったんだったか。
 
 ……ご冗談を。
 ここは平和な平和な篭芽町。]*
 
(5) 2021/07/20(Tue) 21:09:09
到着:一年生 篠田 小牧

【人】 一年生 篠田 小牧


 
[楽しい音楽に空気。綿菓子やりんご飴なんで普段食べないもの。ひょっとこのお面をかぶったってこの時は誰にも咎められない。

 そんな日常の中の非日常な空気がわりと、好きなの。]

 
(6) 2021/07/20(Tue) 21:11:50

【人】 一年生 篠田 小牧

 
[鼻歌を歌いながら、浮足立った歩調で神社に向かう。

 お祭りって準備している時が一番楽しいって言うじゃない? だからって訳じゃないけれど、準備係に私は自分から立候補したわ。

 神社に着けば、可愛らしい子が受付をしていたのが見えたの。>>1


 こんにちは。ええ、そうよ。お手伝いさんよ。


[そう言って名前を書き込むの
 “篠田 小牧” 苗字みたいな名前は可愛い響きで結構気に入っているの。]
 
(7) 2021/07/20(Tue) 21:13:02
二年生 蓮見 朱鷺也は、メモを貼った。
(a1) 2021/07/20(Tue) 21:15:36

到着:三年生 神田 京平

【人】 三年生 神田 京平



[ 楽しい祭りになるとええね。]



(8) 2021/07/20(Tue) 21:16:03

【人】 一年生 篠田 小牧

 
>>2手ぶらになれるのはありがたいわ。
 あ、そうだ。荷物からいくつかの塩飴を取り出すの。]


 これ、お塩が入っている飴なんだけどおいしいのよ。
 よかったら食べて。


[そこにいた小さな子に一つ、ぽんと差し出した。
 受取られなかったらわかった、と素直に引っ込めて自分で持っていくだけ。

 じゃあね。と声をかけて手を振って、私は神社に向かったの。他にも人が見えたから軽くお辞儀をしておいたわ。>>4
 学校の先輩。通学路で何度か見るから自然と覚えている人だわ。]


 頑張りましょうね、先輩。


[それだけ声をかけて、仕事にとりかかろうとやる気満々で神社を見るの。
 まずは何からお役に立とうかしら。
 ふふふ、ここが賑やかな姿になっていくのが楽しみだわ。]
 
(9) 2021/07/20(Tue) 21:17:35
到着:二年生 稲出 柊一

【人】 二年生 稲出 柊一

― はなひら神社 ―

 よっすー。小雪ちゃん、お手伝いご苦労様。
 今年もよろしくなー。

[荷物番をしている女の子に声をかけ、
ささっと"稲出 柊一"と記入する。
大した荷物はないけれど、
学生鞄を隅の方に控えめに置いた。
去年も立候補したので準備係の経験値は万全だ。
もう来てる人いるのかな?と辺りを軽く見まわした。*]
(10) 2021/07/20(Tue) 21:18:22

【人】 一年生 篠田 小牧

 ……ええと、まずはどこで何をすればいいかしら?

[一先ず他の人の邪魔にならないよう少し足を進めて。
 首をかしげて回りをキョロキョロ見渡してみたのよ。]*
 
(11) 2021/07/20(Tue) 21:19:00
到着:二年生 鳳 凛

【人】 二年生 鳳 凛

─花一高校 鳳凛─


[所々継ぎ接ぎのある、見るからにみすぼらしい制服は卒業生から安価で譲り受けたもの。
通常、あり得ない場所に不自然に浮かぶ和柄は目立ち、校則違反ではないかと問題になったこともあったが今は彼女の家庭事情に鑑み、教師たちは黙認していた。

貧乏神───彼女、鳳凛は自身のことをそう自称している。
正確には前世の記憶があり、自身の前世が貧乏神だったのだと言っているのだ。]


────…ええ、私の家庭は貧乏神が好む典型的なものです。
父はいつも酒を吞み、やさぐれて母にあたって…
母は母で一人では生きていけないと思っているものだから、そんな父から離れられずに私にあたります。
私が生まれてきたから貧しいんだって

でも、それ……


[凛は柔らかく笑う。]
(12) 2021/07/20(Tue) 21:22:35

【人】 二年生 鳳 凛


正解なの。

だって、こんな理想的な将来性のない家庭、ないでしょう?
これからこの先も、お金持ちになる心配のない破滅的な家庭。


なんて……
───なんて、素晴らしいのかしら!




[夢を見るような面持ちで、踊るようにくるくる回る凛。
彼女から話を聞いた者達の多くは憐れむような呆れるような、宇宙人を見るような視線を送ると、そっとその場から離れるのだった。]*
(13) 2021/07/20(Tue) 21:24:22
一年生 篠田 小牧は、メモを貼った。
(a2) 2021/07/20(Tue) 21:25:07

到着:数学教師 長尾 浩明

【人】 三年生 神田 京平

 
 祭りは準備してる時が一番楽しいって言うやろ?
 
そう! 今日や!

 はーーー……。
 このわいわいがやがやした空気がもう美味いねんな

[ 大きく息を吸ってピタリと止まる。
  そしてゆーっくりと息を吐き出し
  祭りの準備で賑やかな周りの空気を堪能する。]
(14) 2021/07/20(Tue) 21:33:07

【人】 三年生 神田 京平


 アカン。お腹が減ってしもたわ
 何処かで試食とか出来へんかなぁ

[ お腹をさすり、キョロキョロと周りを見ながら
  お祭り会場へと向かった。]
(15) 2021/07/20(Tue) 21:36:32
二年生 稲出 柊一は、メモを貼った。
(a3) 2021/07/20(Tue) 21:36:34

到着:教師 落川 禅

【人】 教師 落川 禅



  あ゙ー……
  なんで定時で終わった花の金曜なのに
  こんなとこいるんだか……。


[A:じゃんけんで負けたからです。>>n3
困った時の平等な解決方法というものは

古今東西大人も子供も変わらないのです。
(16) 2021/07/20(Tue) 21:36:36

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[名簿書いてきょろきょろしてた頃合いに
 あとから来て名前を書き込む女の子がひとり >>7
 通学路で見かけたことのある、一年の女の子だ。

 名前は… 知らない。
 だけど今名簿を盗み見た。]

  ……しのだこまき、へぇ。

[ついうっかり声に出してしまったが、まあいいだろ。
 読み方が合ってたのかどうかは俺は自信ないけど。
 お辞儀して、がんばりましょう、って声を掛けられたら
 こっちも片手挙げて「おう」なんて一言返すつもり。>>9

  楽しもうな、祭り。準備も本番も。

[頑張るのはまあ置いといて(?)
 楽しくなきゃァ、意味ないからな。]*
 
(17) 2021/07/20(Tue) 21:40:21
二年生 蓮見 朱鷺也は、メモを貼った。
(a4) 2021/07/20(Tue) 21:42:30

【人】 数学教師 長尾 浩明

――準備係が決まった経緯――


   「 え、俺…ですか? 」


  生徒たちの引率…という名目で
  教師もついていくことになっているとは聞いていた。

  そこで白羽の矢がたったのが、俺だった。
  確かに転任してきたばかりの自分なら
  
押し付けやすい…
もとい頼みやすいのは
  あるのかもしれないが。

 
   
夏祭り前のあの空気感は

   
   
篭芽町に来たならぜひ一度体感していくべきだ



  教頭にそんなことを言われて
  何ともまあ、強引な、なんて思ったっけ。
  でも別に嫌ってわけでもなかったし
  
年上の先生方に推されたらどっちにしろ

  
断る度胸なんて、俺にはないんだ。


  俺以外のお仲間はと言えば。
  じゃんけんに負けた不運な人が一人。>>16
  経緯はどうあれ、準備係に選ばれた先生方には
  どこか機会があれば一言挨拶はした。*
(18) 2021/07/20(Tue) 21:45:47

【人】 数学教師 長尾 浩明

――はなひら神社――

  
    「はーー……。」


  はなひら神社に到着して、しばらく。
  確か名簿に名前を書くとか聞いたような気がする、
  なんて思いだせば。社務所へ向かって歩き出した。*
(19) 2021/07/20(Tue) 21:46:33

【人】 一年生 篠田 小牧

[ご挨拶をすれば、相手から名前が呼ばれたの。>>17


 あら? 私名乗ったことありましたっけ?


[名簿を見る、なんて発想も盗み見られたというのも全然気づいてなくて、素直にきょとんと首をかしげたの。
 まぁいいわ。同じ学校だしどこかで知っててもおかしくないもの。]


 そうです。篠田小牧です。
 ふふ、やっと名乗りました。姿は知っていたのですがお声がけする機会もなかなかなかったので。
 先輩のお名前はなんでしょうか。


[楽しもうな、と言われると浮きだっていた気分がふわふわ、と更に浮き上がる気がしたの。]


 はい、そうですね。
 どっちも楽しんだらお得ですし。


[私の方は頑張りつつ、楽しむつもりで笑顔で答えたの。]
 
(20) 2021/07/20(Tue) 21:49:06

【人】 一年生 篠田 小牧

 
 あ、そうだ。
 塩飴です。良ければどうぞ。


[暑い日に塩分は必須です。
 苦手とかなら素直に引っ込めるつもりで差し出してみたの。

 周りを見渡している人が多そうな感じね。
 長々立ち話していたら悪いわね。
 自己紹介が終わればでは、ととりあえず荷物が多く用意されている場所に歩いていこうとするのよ。]**
 
(21) 2021/07/20(Tue) 21:50:56
一年生 篠田 小牧は、メモを貼った。
(a5) 2021/07/20(Tue) 21:52:41

【人】 二年生 鳳 凛

─はなひら神社─


……ごめんなさい、少し遅くなってしまいました。


[神社で出迎えてくれた少女、小雪に凛は深々とお辞儀すると、案内に従い記帳する。>>1
手には不要になった新聞紙を編み込んで作った籠を提げており、中には収穫されたばかりの夏野菜が入っていた。

花一高校園芸部所有の花壇の隅の一角には、季節ごとに分けられたプランターが置かれている。
そこで凛は顧問から許しを得て、特別に野菜を育てさせてもらっているのだ。]


──…これは今日のご飯です。


[小雪の視線が籠の中に向けられたならば、凛は微笑んでそう応えると、鞄の中からスマホを取り出し、プランターで実っている野菜たちの写真を見せる。
水やり他、凛は毎日、野菜たちの様子を見に外庭に顔を出していた。
雨の日も風の日も、雪の日も。
毎日毎日、心を込めて育てた野菜たちはあえて例えるなら、凛の子供のようなものだった。]
(22) 2021/07/20(Tue) 21:56:16
数学教師 長尾 浩明は、メモを貼った。
(a6) 2021/07/20(Tue) 21:56:48

【人】 二年生 鳳 凛

[因みに貧困家庭に属する鳳凛であるが、彼女はスマホを所持している。
本体代はキャンペーンで無料、月額料金は1千円以下のプラン。
使用するときはwifiスポットに限定し、そこで登録した種々のアンケートサイトのアンケートに回答し、ポイントを貯めている。
アンケート回答だけで月々3〜5千円程収入を得ているらしい。
その収入で通信料を賄っている。]


…あ!ああああ!!!
今月もお金が余ってしまっているわ。
忘れないうちに寄付しにいかないと……


[銀行のスマホアプリを見て思い出したように、凛は零す。

宵越しの金は持たない主義。
                 ・・・・・               
貧乏神の性というのか、通帳や財布に残高があると落ち着かないらしい。
彼女は月末になると、通帳にある残高全額を寄付している。
それ以外にも、日常の本当に些細な買い物の時も、お釣りは全額募金箱へ投入。
買い物の金額より募金額のほうが高額になっているなんて日常茶飯事だ。
持ってきている水筒の中のお茶の葉(パック入り)は何ヵ月前のもの。
自らは勿体ないと茶葉を新調しないため、中身は既に水であるというのは有名な話だった。]*
(23) 2021/07/20(Tue) 21:58:32
二年生 鳳 凛は、メモを貼った。
(a7) 2021/07/20(Tue) 22:00:00

到着:二年生 田邊 夕鶴

【人】 二年生 田邊 夕鶴



[放課後は、墨のにおいがする。]

 
(24) 2021/07/20(Tue) 22:04:10

【人】 二年生 田邊 夕鶴


 うん、そう。今日はお祭りの手伝いだから。
 行ってくるね。それじゃ。


[書道部仲間の同級生と、部室の前まで一緒に行って。
中に入る彼女の頭上から顔を覗かせると、
集まっている部員達に手を振った。
前もって連絡しておいた事だけれど、
「今日は休みます」と一声かけて。

嗅ぎ慣れた墨のにおいを胸いっぱいに吸い込んでから、
部室の扉を閉めた。]
(25) 2021/07/20(Tue) 22:06:41

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[図体ばかりが大きくて、他はぱっとしない。
それが私の自己評価。
体の方は大きくても、気の方は、そんなに。
だから、日常をほんの少し持って行こうと思って、
寄り道をした。

高二にもなって、ちょっと恥ずかしいけれど。
夏祭りの準備に参加するのは初めての事で、
少しばかり緊張しているのだ。

……今日のメンバー。
後輩の子とかも、いたんだったかな。
だったらもっと、しっかりしなきゃなあ。

そんな事を考えながら、口から息を吐き出して。
鼻の中にまだ残る(気がする)墨の香りと一緒に、
私は神社へと向かった。]*
 
(26) 2021/07/20(Tue) 22:09:18

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[名乗ったことあったかって?さぁてどうでしょう
 悪い先輩は名簿を盗み見たことには触れず>>20
 なあんにも言わずに肩を竦めてみせてから。]

  俺?
  俺は、蓮見。
  蓮見朱鷺也、二年だよ。

  二年…… なのは知ってたかな

[いや、知らないかもしれないけど、どっちでもいいか。
 お得ですって笑う後輩に、ついつい頬を緩めてみせた。]
 
(27) 2021/07/20(Tue) 22:10:01

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[手のひら転がる塩飴ひとつ。
 それは引っ込められることなく、
 無事いま、俺の手の中に転がされていて>>21

  おー。サンキュー
  完璧だねー

[何が完璧かは説明しなかったけれど
 まあ深い意味があるわけでも特になく。]

  暑いしなァ
  がんばりすぎないよーに

[頑張る気まんまんで「では」って去っていこうとする君に
 先輩ヅラした言葉を投げかけ、へらりと手を振ろう。]*
 
(28) 2021/07/20(Tue) 22:10:14
二年生 蓮見 朱鷺也は、メモを貼った。
(a8) 2021/07/20(Tue) 22:12:44

【人】 教師 落川 禅

[じゃんけん、という世知辛い大人の事情は俺の場合なのだが。
他の教師の中には、自ら進んで参加表明した者もいるのかもしれないし。体よく押しつけられた教師も居ただろう。>>18

いやいやそんなに大層な祭りでもないし。
職員室で話してるのが聞こえてきた教頭の文言に、内心でツッコミを入れつつ。
同僚ではあるが助け舟を出すほど、仲が良い間柄ってわけでもないので、軽く肩を竦めただけで。

そんな人の良さそうな長尾先生から挨拶された時には、「どうもよろしくー」と、いつもの如くゆるゆると声を交わした程度。]
(29) 2021/07/20(Tue) 22:12:46

【人】 教師 落川 禅

[そして、続々と集まりつつある生徒らに混ざり。
神社に着けば一応、俺も名簿に名前を書き込みを。>>1>>2


  小雪の嬢ちゃんは相変わらず元気だなー。
  名簿番か荷物番、代わろうか。


[ここにいれば、誰が参加者なのかわかるわけだし。
何かあった時のために、把握しておいた方がいいしな。
なんてのは半分口実で。
動かなくていい役割を得て、サボるためである。

去年も居た面々もちらほらいるようだし、そうそう心配事はおきないだろうと。>>10
声がかかるまでは社務所近くの石段にぼんやりと座って、欠伸を噛み殺しながら準備風景を眺めていようか。*]
(30) 2021/07/20(Tue) 22:14:39
教師 落川 禅は、メモを貼った。
(a9) 2021/07/20(Tue) 22:15:11

【人】 三年生 神田 京平

── お祭り会場 ──

[社務所には小さなお嬢ちゃんがお出迎えしてくれました>>1 ]

 こんにちは、お嬢ちゃん。
 せやで、お兄さんはお手伝いさんやねん

[見知った学生服のメンバーを見つければ
《夏祭り準備係》の一員だと思って「がんばりましょー」と声をかけていく。]

 ほ〜う、名前をここに…ね。
 お手伝いしとるん? 偉い偉い。

[言われるままに名前を書く>>1
流れるようなクセ字ではあるけれど何故だかすんなりと読める。
本人にはクセ字の自覚がないけれどこの書き方が書きやすく
先生にも不思議な字だと言われたことがあったかなかったか。
書き終えたその紙には知った名前もちらほら見えたり、
同じ学校からの《夏祭り準備係》の名前も目に入った。]

 皆、頑張り屋さんやねぇ

 よっしゃ、バリバリ働こか〜!
 荷物よろしゅう頼みますわ
 
[小雪に笑顔で手を振り、軽く身体のストレッチを始める。
とみせかけて考えているのは今年の祭りの出店の食べ物のことであった。**]
(31) 2021/07/20(Tue) 22:18:38

【人】 二年生 鳳 凛

─回想 ─


…屋台で使える食券が?


[それは昨年のこと。
「夏祭り準備係」を決めるHRで、その特典の説明を聞いた鳳凛は勿論当然、勢いよく手を挙げた。]


私、やります!!!!



[食券につられましたという顔を隠さずに目を輝かせて立ち上がる凛に教師は気圧されたように頷いていたとかいないとか。
いろんな意味で『うわぁ。』という視線がクラスの皆から注がれる中、凛は今年も胸を叩いて必要のない自己PRをしたという。]


普段からお料理とかお裁縫とかして磨いた手先に器用さを最大限に活かして昨年同様、お祭りに貢献します。
        ・
毎月通帳の残高が0になるよう数字の管理もしっかりしていますから、会計なども出来ると思います。


『絶対嫌だろ、こいつに会計任せるの……』
という心の声が無言の空気の中に浮かび上がっていた。]**
(32) 2021/07/20(Tue) 22:21:02

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 
── 陸上部と友人のはなし ──

[ところでなァ、俺は今は帰宅部なんだが
 実は1年の頃、陸上部の仮入部をしてた経緯、
 ……なんてものがある。

 蓋を開けりゃァなんてことはねえ、
 中学までは真面目に陸上をやってただけって話
 高校でも仮入部までして続けようかと思ったが
 ……やめた。特に意味はない。

 ただ、その時から、柊のことは知っていて
 あいつはずっと続けてて偉いなァ、なんてな
 ぶっちゃけ心の中でずっと思ってんのはマジな話。

 今日も今日とて、
 そうだな小牧ちゃんを見送ったあとで、
 名簿んとこでウロウロしてるのを見つけたら>>10

  柊〜。
  どっから手伝う〜?

[なんて友人に声を掛けたりしてみるつもり。]*
 
(33) 2021/07/20(Tue) 22:21:41
二年生 蓮見 朱鷺也は、メモを貼った。
(a10) 2021/07/20(Tue) 22:22:51

【人】 数学教師 長尾 浩明

――準備係が決まった経緯・続――

    「 落川先生は…なんというか。
      不運でしたね…
 
      準備の日はよろしくお願いします。 」


  助け船を出してもらうような仲ではなかったし
  特にそのことについて言及するでもなく。
  ゆるゆるとした挨拶に>>29
  この人やる気あるのかな、なんて
  自分のことは棚に上げて思ったりした。
(34) 2021/07/20(Tue) 22:36:11

【人】 数学教師 長尾 浩明

――はなひら神社・社務所付近――

  社務所まで歩いていく道すがら誰かとすれ違ったかな。
  もしそうなら、何かしら会話はしただろうけど
  ひとまず社務所につけば
  名簿を差し出してくる小雪ちゃんに促されるまま
  名前を書いた。見覚えのある名前が書き込まれている。
  防犯のため、なんて言ってるけど。
  
これ、サボったらあとでバレる奴だよな……

  
勘ぐりすぎか……?


  荷物を置いて小雪ちゃんにありがとう、と声をかけて
  社務所を出れば、近くの石段に座っている人影。>>30


    「 落川先生、サボりですか? 」


  別に咎めるようなつもりはなく。
  世間話のような、そんなトーンで話しかければ
  彼はどんな反応をしただろう?*
(35) 2021/07/20(Tue) 22:37:42
二年生 田邊 夕鶴は、メモを貼った。
(a11) 2021/07/20(Tue) 22:38:17

数学教師 長尾 浩明は、メモを貼った。
(a12) 2021/07/20(Tue) 22:39:47

【人】 二年生 稲出 柊一

[誰が来てるかときょろきょろ見渡していると、
友人から声がかかり、ほっとする。>>33]

 おー、男子高校生の労働力期待値は高いからな。
 まずは、あっちの看板運ぶかー。

[最低でも運ぶのに男性2人は必要な看板を指さす。]

 さっきの子知り合い?

[声がかかる前に、
ちらりとすれ違った女生徒を思い出す。>>21
開始前から女子とキャッキャウフフ(語弊しかない)とは、
実に素晴らしいご身分だ。

オレは学校に自転車通学をしている身だが、
少ないインターバルでタイヤを
パンクさせるのに定評のある男だ。
なので、トキヤの家の自転車屋には大変お世話になっている。
圧倒的感謝。何もしてないのにパンクするんだよな。
そして一時期、陸上部に仮入部していたことがあったので、
そこで仲良くなれた。
なんで辞めちゃったのかは聞かないでおいたけど、
まぁ、人それぞれ色々あるんだろう。*]
(36) 2021/07/20(Tue) 22:44:48
二年生 稲出 柊一は、メモを貼った。
(a13) 2021/07/20(Tue) 22:53:31

到着:一年生 花巻 楓

【人】 一年生 花巻 楓

[まだ準備の段だというのに、足を踏み入れた此処は既に浮ついた独特の賑わいを見せている。
あちらこちらを忙し気に、中には面倒臭そうな顔もあるけれどどこか楽し気にも感じられて]


 ……おまつり、かぁ。


 今年は手伝えないと思ってたけど、
 まさかこうなっちゃうなんて、なぁ。

[そんな様子を見ているあたしの視界は、片方が封じられているからかどこか歪で。
けれど、子供の頃から手伝いには来ているから足取り自体に不安は見えないだろう]
(37) 2021/07/20(Tue) 23:08:28

【人】 教師 落川 禅


  ……そういや去年は、
  妙にやる気満々なのがいたな。


[ふと思い出した、去年の今頃。>>32
休んだ教師の代わりに、一年のHRに「夏祭り準備係」について伝えに行った際。
ものすごく勢いのある立候補者がいたのだ。

その勢いに、俺も若干気圧されつつも。
食券につられました、とはっきり語る顔はいっそ清々しく。クセの強い自己PRは選挙演説かというほど淀みなく、しっかり者な印象も同時に受けたものだが。]


  鳳は今年も参加すんのかねー。


[後から知った話だが、随分と風変りな女生徒らしい。>>12
そういえばつぎはぎの制服は黙認するよう教頭に言われたこともあったが、なるほど彼女かと納得した。

以来、名前を覚えたこともあり。
外庭の花壇の隅に、毎日通う姿が美術室から見えたなら。>>22
「おーせいがでるなー」と呑気に声を掛けたりしたこともあっただろう。*]
(38) 2021/07/20(Tue) 23:14:49

【人】 教師 落川 禅

[そんな記憶に耽りながら。
深めに被ったバケットハットの下で、ふわぁ、と幾度目かの欠伸をしていた、ちょうどその時。]


  ……ひゃいっ。


[不意に呼ばれて、ぎくりと声が裏返った。>>35
(39) 2021/07/20(Tue) 23:15:25

【人】 教師 落川 禅


  あーなんだ長尾先生かー。
  びっくりさせんでくださいよ。


[振り返れば、先日挨拶をした同僚の新任教師。
肩を竦めて笑いながら。]


  人聞き悪いなー、めちゃくちゃ仕事してますよ。
  参加する生徒らを把握するのも、必要でしょ?

  そういうことなんで、あとで教頭に訊かれたら
  ちゃんと俺も仕事してたって伝えてくださいね。


[3年間もいると、まあ色々やらかしてることもあるもので。
近頃目をつけられてる教頭は、俺の仕事ぶりに探りを入れてくるだろうから先手を打つべく、長尾先生にお願いを。*]
(40) 2021/07/20(Tue) 23:15:58

【人】 一年生 花巻 楓

[あたしの右目が眼帯に覆われたのは、本当に不幸な事故───

と言えれば良かったのだけれど、要はあたしの不注意のせい。
寝不足で注意力が散漫になっていた所に飛んできたボールを受けきれず、倒れ方が悪くて瞼を切った。
ついでに軽い脳震盪も起こしたものだから、暫くの間部活動は禁止と顧問の先生からきつく言われて。
どうしてもだめですかって食い下がったら、そんな元気があるならと夏祭りの準備に回されることになって今ココってやつである]
(41) 2021/07/20(Tue) 23:16:05

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[友人の言葉に「おう」と短く一言>>36
 無論看板運ぶか、のほう、だ。
 向かいながら、さっきの子について聞かれれば
 こっちは「おう」となんて返してやらねえ。
 ニヤァ、と微笑んでみせたあとで]

  こまきちゃん?
  さァ、どうでしょう?

[とか言ってみて、男子高校生の反応を伺う。
 なお初対面の女の子を
 ちゃん付けして呼ぶくらいの度胸?はあるため
 さあてキャッキャウフフしてみえたかどうか。

 尤も、暫く友人の反応を楽しんだあとで、
 きちんとネタバラシ、しとくよ]
 
(42) 2021/07/20(Tue) 23:16:40

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 


  ッんなわけねーだろ
  あんな可愛い子仲良くなれてたら
  真っ先にお前に自慢するっつーの

[バシバシと背中を叩いて、へらへら笑って。

 そうそう、いつも「ハスミ自転車」を
 ご愛顧ありがとうございます、ってな?
 まあ柊のチャリがなんでしょっちゅうパンクすんのかは
 俺の中で永遠のナゾではあるけれど。]

  看板重っっっっも!!!

[案外しっかり作られた看板は
 ふたりで持つのはすっげえ重くて、
 文句言いながらも、無事運ぶことはできたかな]*
 
(43) 2021/07/20(Tue) 23:17:02
二年生 蓮見 朱鷺也は、メモを貼った。
(a14) 2021/07/20(Tue) 23:19:06

【人】 一年生 花巻 楓


 ……まぁ、先生に言われなくても
 どのみち手伝いには来てたろーけどな。

[なんせ自分の家からも出店が出るのだ、部活が無いなら手伝えと言われるのが目に見えている。

ちら、と視線を巡らせれば、見知った店員が屋台の所で相談しているのが分かって。
あぁ、今年はべっこう飴とたいやきがうちの担当かぁ、なんて思いつつ、まずは荷物を預かってもらおうと>>1小雪の元へ歩いていった*]
(44) 2021/07/20(Tue) 23:23:10
一年生 花巻 楓は、メモを貼った。
(a15) 2021/07/20(Tue) 23:25:26

【人】 数学教師 長尾 浩明


    「 びっくりって言っても。
      それこそ眠気でぼーっとでもしてなければ
      俺がいるのはわかるような気がしますよ? 」


  声が裏返るほど落川先生は驚いたようで。>>39
  って言ってもな、こっちは驚かせるつもりとか
  全然なかったし、気づかない向こうが悪いような?
(45) 2021/07/20(Tue) 23:37:31

【人】 数学教師 長尾 浩明


    「 ちゃっかり楽な役に
      落ち着こうとしてません?
      まあ、何かあった生徒は
      ここに来るでしょうし。
      間違っているとは言いませんよ。 」


  実際、ここにいれば会える人、みたいな
  そんな人は必要だろうし。
  否定はしないんだけど、ちゃっかりしてる。
  
俺もそんな役回りをかすめ取れるような

  
大人になりたかったものだ。



    「 それは言っておきますよ。
      そもそもこんなやりとりしたんだから
      もしサボってたとか言えば
      俺だってバレバレじゃないですか。

      教頭と何かあったとか?
      あの人強引な……いえ、なんでも。 」


  推されたときのことを思い出してつい、
  ぽろりと口走った言葉に首を振りつつ。*
(46) 2021/07/20(Tue) 23:38:20

【人】 二年生 稲出 柊一

[さっきの子は"こまきちゃん"というのか。
苗字とも、下の名前ともとれるな……。
トキヤの勿体ぶった調子に、>>42
クイズの正解待ちのようにわくわくするも、
どうやらキャッキャウフフ未満であったようだ。]

 それもそっか。
 去年ワンチャンを期待した先輩が、
 木っ端微塵に玉砕して居た堪れないムード
 漂ったから気をつけろよー。

[あれは何というかもう……お通夜だった。
ご愁傷様ですって、脳内に直接語り掛けたわ。

パンクの理由は神のみぞ知る。
なんでタイヤすぐパンクしてしまうん?
叩かれた背中をさすりつつ、看板運びに取り掛かる。
トキヤがリア充だったら、
それと無く向こうに比重を傾けるつもりだったが……。]

 うわ、これきっつ!

[ちゃんと本気で持たないと無理なやつだった。
誰か周りに知人がいたら、助けを呼ぼう。
そう思った。**]
(47) 2021/07/21(Wed) 0:07:47

【人】 一年生 花巻 楓

[さて、そんなこんなで荷物を預けに社務所にやってきたわけだが]


 あれ。せんせーたち。

 此処にいるってことは、今年の監督役ですか?


[落川先生と長尾先生。
こちとらようやく学校に馴染んできたくらいの一年生だ、
まだ顔と名前の一致してない先生もいるけれど、
幸いこの先生方の授業はどちらも受けたことがあったので
名前が分からないなんて失礼をしないで済みつつ
預かってもらうつもりのスポーツバッグを肩から下ろした**]
(48) 2021/07/21(Wed) 0:09:44
一年生 花巻 楓は、メモを貼った。
(a16) 2021/07/21(Wed) 0:13:43

二年生 稲出 柊一は、メモを貼った。
(a17) 2021/07/21(Wed) 0:20:31

【人】 教師 落川 禅

[はい、ぼーっとしてました。>>45
と言えばさすがにサボりを肯定してしまうので、そこは笑って流して。]


  はははーバレたか。


[ちゃっかりしてるのは否定せず。>>46
けれど仕事と認めてくれたので、ホッとしていたら。
ぽろりと零れた言葉に、目を丸くして思わず吹き出した。]
(49) 2021/07/21(Wed) 0:21:28

【人】 教師 落川 禅



  ……ぶふっ。
  なんでも、ってほぼ言ってるしそれ。
  長尾先生も結構言うんですねー
  もっと真面目でお堅いかと思ってたけどなんか安心した。

  なんかあった……ていうとあれだけど、えーと
  たまに仮病で職員会議サボったり?
  美術室に校舎裏にいた捨て犬を連れ込んだり?


[長尾先生について。
ちょっと不憫で当たり障りない、という人物イメージから。
喋ると思ったより言うやつだ、という認識に変化したのと、ここが校外なこともあって普段以上にゆるゆると気も抜けて。
教頭から目をつけられる心当たりを、指折りあげていく。]


  あとは高校の頃からの因縁というか……
  俺も花一高出身なんだけど、その時担任だったんだよ。
  あの頃は、今より頭もふさふさだったなー。


[思い出して、けらけらと。]
(50) 2021/07/21(Wed) 0:21:34

【人】 教師 落川 禅

[そんな話をしていると、聞き覚えのある生徒の声が。>>48


  おう、その通り。花巻も「夏祭り準備係」か。
  片目なんだし、あまり無理すんなよー。
  なんかあったらすぐに呼ぶよーに。


[眼帯をしている女生徒へ、軽く手を上げ。
ゆるゆるな注意事項を添えたあと。]


  そういや花巻庵は、今年何を出すんだー?


[和菓子屋の花巻庵には祖母のおつかいで、中高生の頃によく和菓子を買いに行っていた。
大学に進学と共に、一度篭芽町を離れてしまったものだから。
花巻が入学してきた時には、あの大人の腕に抱えられてた小さい子どもが高校生になったのかと、感慨深く思ったものだ。

まだ小学校にも上がっていなかった彼女が覚えているかは、わからないが。**]
(51) 2021/07/21(Wed) 0:38:02
教師 落川 禅は、メモを貼った。
(a18) 2021/07/21(Wed) 0:40:38

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
― はなひら神社 ―

[現地集合。
という事で、社務所に辿り着けば、
可愛らしいお嬢さん>>1が出迎えてくれて。]


 こんにちは。
 そう、花一高生です。
 今日はよろしくお願いします。


[と、微笑んで挨拶しながら、名簿に名前を書く。

小さいのに偉いね、なんて言葉が出かけたけれど、
私より随分手慣れてそうな姿を見て、それは引っ込め。]


 どうもありがとう。お疲れ様です。


[長期休暇の時に皿洗いのバイトで身に着けた
「お疲れ様です」は、何だかそれらしく……
つまり、大人が言うような響き……に、
聞こえただろう。
たらいいな。
]
 
(52) 2021/07/21(Wed) 1:05:15

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[そんな感じで荷物を預け。
さて、じゃあ何のお手伝いをすればいいのかな、
と付近を見回すと。

監督の先生方と、眼帯姿の女生徒>>48が目に入り、
会釈しながら通り過ぎる。
もし視線が合ったなら、
今日はよろしくお願いします、と一声掛けただろう。]
 
(53) 2021/07/21(Wed) 1:06:37

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[女子生徒の顔はどこか見覚えのある気がして、
どこだろう?と記憶を探った。
同じ学年でも、同じ部活でもないし……

それなら……と思い当たるのは、
中学の時所属していたバレー部の事。
もしかして、中学時代に大会で顔を合わせていたか。
そうでなければ、高校では入部しなかった私だけれど、
練習風景に行き合えばなんとなく目を向けてしまう
バレー部の部員の中に見た顔か。

ふわふわした記憶ではあるけれど、
そんな気がするな、と一人納得して。
なんとなく抱いた親近感に、すれ違いざま笑顔を向ける。

眼帯が印象に残って、怪我でもしたのかな?と
気にかかったものの、あちらは先生とお話中。
何もなければ、私はそのまま通り過ぎようと。]
 
(54) 2021/07/21(Wed) 1:07:35

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[思考の方は、何の手伝いをするかに戻っていて。

役立ちそうなのは、男子並みの身長くらい。
それなら高い所の仕事がいいかな、
提灯飾りを付けて回る仕事でも引き受けようか。
そんな事を考えながら、脚立の置いてある方を見た。

脚立があれば身長は関係ないかもしれないけれど。
それはまあ。まあまあ、まあ。
]**
 
(55) 2021/07/21(Wed) 1:08:31
二年生 田邊 夕鶴は、メモを貼った。
(a19) 2021/07/21(Wed) 1:11:20

到着:三年生 堂本 明菜

【人】 三年生 堂本 明菜

― はなひら神社 ―


 堂本 明菜 …っと。
 これでいいかな?


[はなひら神社の社務所にて、言われるがままに差し出された
 名簿>>1にさらさらとペンを走らせる。
 もうすでに何人か来ているようだ。
 いくつか見知った名前を視界に捉えながら、
 学生鞄の群れの隅に、自身の荷物もお邪魔させてもらう。]


 お手伝い偉いね。
 じゃあ、荷物よろしくね。


[荷物番の小雪の頭をふわりと撫で、ひら、と一つ手を振った。
 社務所の近くにまだ先生や女生徒の姿があれば、
 「お疲れ様です」と一声かけるのは忘れない。]
(56) 2021/07/21(Wed) 1:27:59

【人】 三年生 堂本 明菜

[堂本明菜はかごめ商店街の一角にある『堂本青果店』の
 娘である。
 自ら進んで言いふらしはしないが、
 部活が休みの日や休日は店を手伝っていることもある為、
 家が八百屋だということは知っている人は知っているだろう。

 そんな『堂本青果店』も毎年お祭りでは
 焼きトウモロコシを売っている。
 夏祭り準備係になるでもなく、
 様子を見に来るつもりではあったが、
 誰もやりたがらなかったため立候補するに至ったのだった。]
(57) 2021/07/21(Wed) 1:30:32

【人】 数学教師 長尾 浩明


    「 バレましたか。
      別に嫌いなわけではないんですけどね。
      流石にあの時は強引だったな、と。 」


  落川先生に真面目でお堅いと言われれば
  花一高校に来てから日が浅い自分は
  生徒には舐められないように
  先生には疎まれないように
  無難に過ごしてきたつもりだ、なんて
  そんなふうに言ってみたり。
  ここは校外だから、そこまで気を遣うことも
  ないのかもしれないとか思えば
  気持ちが緩んでいくのも仕方のないこと。 
(58) 2021/07/21(Wed) 1:38:15

【人】 数学教師 長尾 浩明


    「 捨て犬って。
      動物がお好きなのは意外でした。 」


  連れ込むってことはそういうことかなと
  推測して少し驚きの表情を浮かべて。
  花一高OBだった話を聞いていると>>50


    「 こんにちは、花巻さん。 」


  監督役ですか?なんて質問は落川先生が
  ゆるゆるとした口調で答えてくれたので。
  それを横で聞いていれば、
  花巻庵の話題に。>>51

  自分も何度か訪れたことがある。
  花一高校に赴任してきた折に
  教職員へのあいさつ代わりになればと、
  
一番単価の安そうな
饅頭を買ったのだったか。
  
安月給なものだからそこは許してほしい。


  自分用に買った最中が美味しくて
  以来たまに訪れているのだが。
  果たして彼女はそれを知っているだろうか。
(59) 2021/07/21(Wed) 1:38:51

【人】 数学教師 長尾 浩明

  
  そんなことを思えば
  女生徒が会釈しながら通り過ぎて。
  軽く手をあげて反応して見せた。>>53
  一応監督として来ているのもあるから
  どこに行ったか軽く目で追いつつ
  二人の話を一通り聞き終われば

     「 じゃあ、俺はこの辺で。
       落川先生も、少しは動いた方が
       生徒に働きぶりを報告されるとか
       そんな心配しなくてよくなりますよ。
    
       花巻さんは、手伝い無理ない範囲でね。
       困ったら俺でも、落川先生でも頼って。 」

  そう言い残して、その場を後にした。
(60) 2021/07/21(Wed) 1:40:18

【人】 三年生 堂本 明菜


 今年はきゅうりの一本漬けもやるんだ。
 焼きトウモロコシじゃなくてそっち買ってくれると嬉しい。
 別にトウモロコシも食べてくれていいけど、
 その場合きゅうりは倍買ってよ?


[ストレッチをしていた顔見知り>>31に会えば挨拶とともに
 不自然じゃないタイミングでそんな宣伝を。
 もちろん無理にとは言わない雰囲気で。

 去年の祭りで暑さのせいか父親が倒れ、
 迷惑をかけてしまったから、
 今年からはきゅうりの一本漬けにしないかと提案したのだ。
 だが父親は頑なに譲らず、明菜も譲らなかったため、
 先に100本売れた方がなんでも一つ願いを聞くという
 勝負が始まってしまった。

 そんなくだらない理由も聞かれれば一緒に話したりして、
 何を手伝えばいいかと辺りを見回した。
 看板を運んだり、提灯飾りをつけたりと、
 もう各自仕事を見つけているようだ。**]
(61) 2021/07/21(Wed) 1:41:25

【人】 数学教師 長尾 浩明


  向かった先は提灯飾りが置いてある場所。
  さっき見た女子生徒…
  確か、名前は田邊…だった気がするけれど
  彼女の方へ向かえば

     「 手伝おうか? 」

  なんて声をかけた。
  脚立はあるけれど、転倒とかの可能性が
  なくもないわけで、背が高い人がするなら
  それに越したことはないはずだ。
  自分も高身長な部類ではあるし。

  
おじさんと準備は嫌だ

  
みたいなニュアンスのことを言われたら

  
素直にどっか行こうか、とは思っているけど。**

  
(62) 2021/07/21(Wed) 1:41:27
数学教師 長尾 浩明は、メモを貼った。
(a20) 2021/07/21(Wed) 1:48:43

三年生 堂本 明菜は、メモを貼った。
(a21) 2021/07/21(Wed) 1:53:00

【人】 三年生 神田 京平

 
 涼しくてええね、きゅうりの一本漬け
 明菜ちゃんが考えたん? ホンマに?
 今年の目玉商品の一つになること間違いなしやな

 勿論焼きトウモロコシも楽しみにしてんねん
 一度食べたら忘れられない味というやつやで

[明菜ちゃんの[堂本青果店]には常日頃お世話になっている。
その親父さんが倒れたと聞いて心配したのが去年の祭りの時だ。
それから暑い日や寒い日にも「体調気ぃつけてや」と
お店で会えた時には声をかけてるようになっていた。

きゅうりの一本漬けの話や、勝負の話を聞いて>>61
もしや親父さんの体調を考えてのきゅうりの提案なのでは?と
ピンときた俺は]

 明菜ちゃんは父親思いの優しい子やね


[気がつけば思ったことが口から出てしまっていた。
小さく呟くような声だったので聞き取れるかは微妙なところかもしれないが。
不仲説が耳に入っていたけれど杞憂だったのかもしれない。
そうであったらいいなという自己解釈がすぎるかもしれないけれど。そう思わずにはいられなかった。]
(63) 2021/07/21(Wed) 4:11:06

【人】 三年生 神田 京平

 
 オッケーオッケー
 その勝負微力ながら俺も力になりましょ
 きゅうりの一本漬け楽しみにしとるわ
 めっさ美味しく頼むで

 と・こ・ろ・で
 明菜ちゃんの願い事ってなんなん?

[気になるわ〜。なんて無理には聞き出そうとは思ってはいないけれど興味津々とばかりに聞いてみたのである。]
(64) 2021/07/21(Wed) 4:12:17

【人】 三年生 神田 京平

[周りを見れば準備で忙しなく周りが動いている。
目に入ったのは看板を運ぶ二人の姿 >>43 >>47]

 ふっふっふ。お二人さん、ここは”自称”力持ちである
 神田先輩に任せなさいな

[空いているスペースに入り看板を持ち上げ……ようとして
手が止まった。]

 ぐっ……、
非力な俺を許したってや……。


[取ってつけたような自称力持ちの称号は
秒で撤回されたのだった。

それでもいないよりはマシな筋力で看板運びに協力する。
明菜ちゃんの手が空いていたら道の先導を頼んでいたことだろう。**]
(65) 2021/07/21(Wed) 4:15:47
三年生 神田 京平は、メモを貼った。
(a22) 2021/07/21(Wed) 4:22:27

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

  うっわ、いたたまれないムードは嫌だな
  でもワンチャン期待するは、分かる
  だってこんな一年から三年まで
  ごっちゃで作業することないだろー
  祭りは出会いのイベント……ってな

[リア充ではない……はずだ>>47
 
まだ見ぬご縁で突然リア充設定生えるかもだが

 いやまあ、リア充だったとて、
 友人の前で飄々としてみせるのは変わらぬ予感。

 クラスの枠を取っ払った祭りの準備は
 出会い別れ関係なく、テンションはあがる]

  神社だしなぁ、
  良いご縁を、っていうやつ?

[看板運びながら屈託なく笑う。
 あ、ここにイナデシューイチっていう
 すげえいい物件あるんで神様どうか彼にもご縁を
 心の中勝手に願ったのは、別に知られなくていい]
 
(66) 2021/07/21(Wed) 6:46:51

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[そんな中、ぎゃあぎゃあ騒ぎながら看板を運べば
 ナイス!助っ人が現れてくれたようで>>65

  あ、狐の、
  助かります!

[狐の、えーと、神田先輩だっけか。
 彼の狐面と関西弁は目立つから、
 あんまり関わりが少なくったってさすがに知ってる
 もう1人、明菜先輩が居ればへらへら笑って
 明菜先輩も助かります!なんて声を掛けつつ。]

  ……って、神田先輩ぃ!?
  もっと頑張って!???

[助かる??いや、前言撤回!!
 このひと見かけによらず非力では?なんて。]*
 
(67) 2021/07/21(Wed) 6:48:01

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[ちなみに、その壱。

 かつて最初に神田先輩を見た時は
 やっぱちょっと驚いた。……だって、あの面。
 狐の面にはご注意を。>>5
 本物が攫っていくのは幼子かそれとも?なんて。]

  ……先輩、ホントに狐だったりして。ね。

[なあんて、聞いた日があったかなかったか。]*
 
(68) 2021/07/21(Wed) 6:48:27

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[ちなみに、その弐。

 明菜先輩はかごめ商店街仲間。
 うちの自転車屋もかごめ商店街の一角にあるから
 堂本青果店のことはずいぶん前から知っている。
 ひとつ上の先輩ではあるが、同じ商店街、
 中学なども一緒だった……かもしれないし。

 不仲……のことは俺は大して興味はないが
 親を通して耳に入ることは、あったかもなぁ。

 青果店の親父が倒れたって聞いた日にゃ、
 親父さん、大丈夫だったんすか?なんてね。
 登下校の道すがら聞いてみただけだったから
 答えがあったかどうかはわからないけど。]**
 
(69) 2021/07/21(Wed) 6:48:54
二年生 蓮見 朱鷺也は、メモを貼った。
(a23) 2021/07/21(Wed) 6:51:42

【人】 一年生 篠田 小牧

 
>>27 悪ーい先輩は私にはネタバレをしなかったから、私の中で真相は闇の中に。
 肩をすくめられればそれ以上は追及しないの。]


 蓮見先輩ですね。
 覚えました。

 それは二年の下駄箱に向かう姿をお見かけしたことがあるので知ってますよ。


[頬を緩めるその姿にこっちもにこり、と笑顔で返答。]
 
(70) 2021/07/21(Wed) 7:41:52

【人】 一年生 篠田 小牧

 
[飴は無事相手の手元にころり、と渡ったわ。]


 どういたしまして。
 暑さ対策としては完璧とは言えませんので水分補給や休憩はお忘れなく、ですよ。


 ふふ、そうですね。ご注意ありがとうございます。
 気を付けますね。


[熱中症対策と、完璧の意味を勝手に捉えたのよ。
 立ち去る時振られた手にはお辞儀で返しておいたわ。]*
  
(71) 2021/07/21(Wed) 7:43:58

【人】 一年生 篠田 小牧

 
[私のおうちはお洋服を販売しているのよ。服飾店篠田屋をどうぞよろしくお願いします。

 商店街の通りのお仲間になったのは私が高校に入る時だから新参者なの。

 その前はパパは普通にサラリーマンだったけれどママがお人形のお洋服を作るのが好きで。ネットで販売をたまにしているんだけど売り上げがいいらしくてね。

 お店で売ってみたいけど店舗を持つ自信がない、って言ったママの為にじゃあ俺が店を構えるから一緒に売ろう。と店を本当に構えたの。凄いでしょ?

 お洋服の品ぞろえはシンプルで年代や流行に左右されない系統。お値段は良心的です。
 時間がある時は私も店番に立ってるわ。

 今の季節は浴衣も良心価格で販売。うちで品物を購入頂けたお客様には着付けサービスも完備しておりますのでどうぞご利用下さいませ。]
 
(72) 2021/07/21(Wed) 7:45:34

【人】 一年生 篠田 小牧

 
[さて、おうちの宣伝はおいておいて作業しなきゃ。
 気合い一杯に頭のリボンをきゅっと結び直して──── ]


 ───……へくちっ


……誰かに噂でもされているのかしら?>>36>>42

 なんて周りを思わず見渡したの。


 それはさておき。荷物が積まれている場所にたどり着けば、ゴミ箱になる箱が一杯おいてあったわ。
 これを設置すればいいのね。よぅし。]
 
(73) 2021/07/21(Wed) 7:46:19

【人】 一年生 篠田 小牧

 
 んっしょっと。


[いくつか重ねて持ち上げて。後の人が楽出来る方がいいわよね。と端っこの方に歩いていくの。
 視野を隠すことになるかさばる荷物をふらぁ〜〜、ととっ、としながらも器用な事に落さずにてとてと進んで行ったの。]


 荷物通るので気を付けてくださいねぇ〜



[前が全く見えない分、きちんと声をかけながら歩くから、ぶつかる心配はないと思うわ。]**
 
(74) 2021/07/21(Wed) 7:46:52
一年生 篠田 小牧は、メモを貼った。
(a24) 2021/07/21(Wed) 7:51:53

【人】 二年生 鳳 凛

─はなひら神社─


ここで、小雪さんが私達みんなの荷物を守って下さっているのですね。
……ありがとうございます。


[凛は自身の荷物―使い古した学生鞄に古新聞紙の籠―を置くと、改めて小雪に礼を言って微笑む。>>2


大変なお役目、でももし一人で大変なことがありましたらいつでも、声を掛けてくださいね。


[そうして、凛は子供のように愛情を注いで育てたミニトマトをひとつ手渡した。]


頑張って下さっている小雪さんへ、私からプレゼントです。


[小雪の掌に艶のある赤がコロンと転がる。
小雪が喜んでくれたならば、凛も本当に嬉しそうにして、準備に向かったのだった。]
(75) 2021/07/21(Wed) 9:08:49

【人】 二年生 鳳 凛



───あら?
落川先生、こんなところで何をされているのですか?




[社務所を出てすぐのところにある石段。>>30
そこにぼんやり座っている彼の姿に凛が声をかけたのはいつだったか。]


その、見るからにやる気がなさそうで気怠そうな雰囲気……
いかにもウダツノ上がらないオーラを全身に纏ったような佇まい…

本当に──…


[両手を胸のあたりに組んで、いつものように凛は言う。]


見るたびに
ほれぼれ
します。



[そう、うっとりするように落川を見つめる凛は慇懃無礼なのではない。
心から本気で褒めていることはもう、彼も知っているだろう。]
(76) 2021/07/21(Wed) 9:08:51

【人】 二年生 鳳 凛

[彼との初対面は昨年の「夏祭り準備係」を決めるHRだった。
食券につられ、必要のない自己PRをしてまで立候補する人間は珍しかったのか、あるいは元々、風変わりな生徒と有名だったのかもしれないが、それ以来、結構何だかんだ学校では声をかけたりかけられたりしている。

とある雨の日に、凛が不法投棄された扇風機をどこからか見つけてきて、彼が居る美術室に運んできたことがあった。
錆びてボロボロだったソレを『未だ使えるから、』と奇麗に掃除して、彼に材料を借り上から塗装を施した。
向日葵のように生まれ変わった扇風機のスイッチを入れると、キチンと涼しい風が吹き、凛は幸せそうに髪を靡かせていた。

彼によってこっそり連れ込まれた捨て犬の存在も勿論知っている。>>50
凛はその子をポチと呼んで、可愛がっていた。]


だって、こう…ポチって感じ、しませんか?


[もし、別の名前がついていて、何故ポチと呼ぶのかと尋ねられたならば、凛はそう応えただろう。
外庭で野菜を育てる凛に、いつも美術室の窓からかかるのんびりした声は彼のもの。>>38

時折、収穫した野菜で簡単な料理を振る舞ったりもしているかもしれない。]*
(77) 2021/07/21(Wed) 9:08:54
二年生 鳳 凛は、メモを貼った。
(a25) 2021/07/21(Wed) 9:25:18

【人】 二年生 鳳 凛

─凛のお仕事〜お祭り準備編〜─


───はい、はい。
このリストに従って、搬入されてくる備品のチェックをしたらいいのですね?


[用箋挟に束ねられたリストに目を通しながら、鳳凛は指示に頷く。
チェックしながら、予め決めた場所へと案内することも凛の務めである。
これは昨年と同じ仕事であり、凛自身、既に要領は掴んでいる。
また、見るからに小柄で瘦せている凛に力仕事は向かないと指示する側も考えているようだった。]


お任せください。
今年もしっかり、務めさせて頂きますわ。


[凛は頷くと、ふと指示者の後ろのほう、ゴミ箱を抱えふらふらしている女生徒が目に入った。>>74
(78) 2021/07/21(Wed) 12:29:50

【人】 二年生 鳳 凛



大丈夫、ですか?
こんなに重ねては前も足元も見えなくて危ないわ。




[凛は女生徒―篠田小牧に駆け寄ると、彼女が持っていたゴミ箱に手を添えた。]



ね、半分こ、しましょう?



[賑やかさの中、秘密なことをするかのようにそっと提案する。
最近商店街の仲間入りを果たしたという小牧の実家の服飾店では何度か、不要になった端切れを安価で恵んで貰ったりしたことがあったかもしれない。>>72]*
(79) 2021/07/21(Wed) 12:29:53
二年生 鳳 凛は、メモを貼った。
(a26) 2021/07/21(Wed) 12:34:50

到着:二年生 神崎 紅葉

【人】 二年生 神崎 紅葉

-2年○組の、誰も知らないふしぎなこと-
(80) 2021/07/21(Wed) 15:14:31

【人】 二年生 神崎 紅葉

[青空を拝みながら校庭のベンチに腰掛ける学生服の二人。
一人は坊主頭、もう一人は黒髪の短髪。
どうやら友達同士らしい。
暑さもなんのその、紙パックのジュースをすすりながら楽しそうにだべっている]

「そういや、そろそろ夏祭りだっけ」
「そういやそうじゃん!今年も一緒に行こうぜ!今年は女子とかも誘って……」
「それいいな!……ってあれ?うちのクラスって夏祭り準備係の話し合いしたっけ?」
「あれ、そういえば……」

[そろって首を傾げる二人のもとへ、後ろから近づく影が一つ]

……なーに駄弁ってんの?

「え、うわっ!?」

[二人がびくりと肩を竦ませたのは、何も後ろからいきなり声をかけられたから、だけじゃない。
その声が、クラス一のマドンナのものだったからだ。
普段じゃ考えられない。だって俺たち、彼女の声を聞いたことなんてーーあれ?]
(81) 2021/07/21(Wed) 15:15:07

【人】 二年生 神崎 紅葉

夏祭りの準備係なら、クラスの話し合いでわたしに決まったでしょ?

「あれ、そう……だっけ?」

[黒髪の方が、どこか不思議そうに首を傾げる]

「わ、悪い悪い!そうだったよな!ごめん神崎さん!」

[坊主の方は、うっすらと頬を染めながら精一杯やんちゃな男子を演じている。
神崎さん、そう彼女の名前を呼んで]

分かればいいのよ、分かれば。
当日、お祭会場で待ってるからね!

[神崎さんはそう言って踵を返した。
こちらにひらひらと手を振って、振り返ってみせる笑顔が眩しい]
(82) 2021/07/21(Wed) 15:17:52

【人】 二年生 神崎 紅葉

「……うわあ、おれ神崎さんと喋っちまった」

[坊主頭の男子は耳まで顔を赤く染めて蹲る。
……その姿を見て、黒髪の男子生徒はどうしても口に出せなかった]

“神崎さんなんて生徒、うちのクラスにいたっけ?”


[いや、違う。確かにいた。覚えている。
クラスのマドンナだ。明るくて快活で、みんなの人気者で。
そんな人のことを忘れるなんてーー存在を疑うなんて、自分はなんて失礼なんだ。

きっとこれも全部暑さのせい。
もう帰ろうぜーー黒髪の男子生徒は友達に声をかけて、立ち上がった]
(83) 2021/07/21(Wed) 15:19:08

【人】 二年生 神崎 紅葉

[彼も、彼の友達も知らないこと。
数年前、一人の女子生徒が夏祭りの準備に赴く途中、交通事故で亡くなったこと。
その次の年からずっと、2年○組で夏祭りの準備係を決める話し合いは行われていないこと。

明るくて快活で、笑顔の似合う人気者だった彼女のこと。

それらは全て、夏祭りの間だけの、小さなまぼろし**]
(84) 2021/07/21(Wed) 15:19:53
二年生 神崎 紅葉は、メモを貼った。
(a27) 2021/07/21(Wed) 15:30:25

【人】 二年生 神崎 紅葉

-当日/はなひら神社にて-

こんにちは、小雪ちゃん!
お手伝いご苦労様。

[可愛い看板娘に、にこりと微笑みかける。
彼女は“去年も”ーー一年生のときも準備係を務めていたから、少女とは顔見知りだ。

「神崎 紅葉」差し出された名簿に名前を書いて、少女に荷物を預ける。
教科書、筆箱、リップにカラフルな制汗剤、“いつもの荷物”。

そうして預けたあとは身を翻して]

楽しいお祭りにしようね!

[そう言って、既に始まっている祭りの準備へと駆け出すのだ**]
(85) 2021/07/21(Wed) 15:44:57
二年生 神崎 紅葉は、メモを貼った。
(a28) 2021/07/21(Wed) 16:18:04

【人】 一年生 篠田 小牧

 
[>>79 おぼつかなく歩いて声がかかったの。……姿がうまく見えないわ。
 まぁ確かに危ないわよね。この状態。]


 多分……大丈夫です。
 すみません。危なっかしいですよね。


[見てる側は気が気じゃないかもしれないわね。
 ……持ちすぎたわ。どうしましょう。
 そんな事を考えていたら優しい提案が来たのよ。]


 宜しいのですか?
 でしたらお願いします。


[んしょ、と、荷物を一回下ろせば見たことある人がいたのよ。
 うちのお店で端切れを何度か購入下さった事のあるお客様。制服の継ぎ接ぎママが縫い直してあげたいわ。なんて言ってたわね。]


 鳳先輩でしたよね。
 いつもご贔屓ありがとうございます。

 ええと、では少しお願いします。


[そう言って、半分よりは少なめを地面におろしたの。
 小柄な先輩に多くを頼むのは気が引けたのよ。]**
(86) 2021/07/21(Wed) 18:26:16

【人】 二年生 稲出 柊一

[件の先輩も勿論お目当ての彼女をそれとなく呼び出し、
秘密裏に告白を遂げたのだが、
テンションの落差で誰もが何が起こったのか察してしまった。
故に、この時の気まずさは計り知れない。]

 分かるー。
 高校生って言ったら青春だもんな!
 夏だしな。祭だしな。浴衣最高だしな。

[学年関係なくごっちゃと言えば部活が思い浮かぶが、
花一高校の陸上部は男子と女子が分かれている。
野球部みたいにマネージャーなどという
胸熱コンテンツは実装されていない。
かといってサッカー部のように、
その肩書だけでイケメンバフがかかるような
パッシブスキルも存在しない。
オレは何故陸上部に入った……。]

 そっか、神社だからお願い事しておくか。

[トキヤがまさか自分を優良物件として
推薦してくれているとは思わず、>>66
"明日皆がお祭りを最高に楽しめますように!"
そう願ったんだ。]
(87) 2021/07/21(Wed) 19:00:53

【人】 二年生 稲出 柊一

[男子2人で悪戦苦闘しながら看板を運んでいると、
思わぬ助け舟が。>>65]

 マジすか!?
 神田先輩、めっちゃ助かりますー。

[運動部は縦社会。自然と先輩には敬語になる。
直接関わることはあまりなかったものの、
流石にこの姿がデフォな人の存在は
記憶から消えることは無い。インパクト大。
見かける度にお面の理由と、
関西弁の理由を聞きたくてうずうずするけど、
これ訊いて良い話なのかな?って怖気づく毎日だ。
ぱっと見、特別鍛えているようには見えなかったけれど、
人を見かけで判断してはいけないと思うんだ。

……やっぱり、オレの見立ては正しかった。]
(88) 2021/07/21(Wed) 19:32:01

【人】 二年生 稲出 柊一


 先輩、マジファイトっす!

[現役運動部員のオレが頑張らなくては(使命感)
なんて思いつつ、堂本先輩が先導してくれるなら、
助かりますーって言いながら、前進する。
何とか頑張って目的地に到着した。]

 手伝ってくれて、有難う御座いました!
 トキヤもサンキュー。

[ちゃんと手伝ってくれた皆にお礼を言って、
達成感に打ち震えた。
でもまだ仕事終わってないよね……。*]
(89) 2021/07/21(Wed) 19:33:05
二年生 稲出 柊一は、メモを貼った。
(a29) 2021/07/21(Wed) 19:36:04

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 
── こまきちゃん→柊 ──

[さぁて真相は闇の中 >>70
 覚えて頂いてそりゃまた光栄。

 ほんの少しあと
 噂をしてくしゃみをさせてしまうだなんて
 どうして今の俺が判ろうか(いや判らない)>>73

 そういえばおうち、浴衣とか並んでたなァって
 篠田屋の店頭を思い浮かべて>>72

  浴衣、かあ

[律儀にお辞儀をして立ち去る学生服に、
 明日は浴衣とか着るのかなあ、この子も、なんて。
 アッ、イエ、別二ナンデモナイデス。]
 
(90) 2021/07/21(Wed) 19:48:50

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[──── と、まあ
 別になんでもない、と言いながらも、
 数分後には、陽気な男子高校生たちが、>>87

  わかるー
  浴衣最高だもんなー

とか言い始めるので
、色々と台無しな気がする。

 むしろ帰宅部とか
 胸熱コンテンツもイケメンバフがかかる肩書も
 なにひとつないだろ???なぁ。
 
まあかといって、陸上に戻るつもりもないのだが。


  柊は浴衣か甚平着るのー?

[とか聞く俺は、別に予定はなかったのだけど
 家に帰ったらオカンが勝手に買ってきた甚平が
 部屋に転がってるって知るのは、あと数時間後の話。]
 
(91) 2021/07/21(Wed) 19:49:27

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[でもなんだかんだで運び終わって、
 それからにこにこお礼を言える柊は >>89
 うん、やっぱ優良物件だぞ、いいやつだぞ、
 バフかかってなくても、俺が推す。]

  まじ先輩たちありがとうございました。
  おう、柊もさんきゅーな

[満面の笑みに対して緩く笑みを返しながら
 口の中に放りこむのは先程の塩飴。
 適度な塩気が口の中に広がった。

 何?って聞かれてもこれはやらんぞ。
 一個しか貰ってない飴ちゃんは、俺のだ。]*
 
(92) 2021/07/21(Wed) 19:49:45
二年生 蓮見 朱鷺也は、メモを貼った。
(a30) 2021/07/21(Wed) 19:51:24

二年生 蓮見 朱鷺也は、メモを貼った。
(a31) 2021/07/21(Wed) 20:16:41

【人】 二年生 鳳 凛



謝ることはないのですよ。
小牧さんは、お仕事に一生懸命になってたのですよね。



[素直な言葉を口にする小牧に凛はふわりと微笑む。>>86

お世話になってる服飾店のお嬢さん。
いつだったか、店番をしている彼女に端切れで作った小さなぬいぐるみをプレゼントしたことがあった。
制服と同じ、拙いツギハギだらけのそれは日頃の感謝と、喜んで貰えたらとの想いを込めて作ったが、自称貧乏神の手作りは客観的には遠慮したいものだったかもしれない。]


私、お裁縫、好きなの。
お母さまのようなお仕事、とても素敵だと思うわ。


[身形も境遇も違い、どこからどう見ても貧しそうな凛はそれでも、いつも幸せそうにしていた。
そういえば、彼女の母親が凛の制服のツギハギを直そうと提案してくれたこともあっただろうか。
ただご存じの通り、寄付はしても手元にお金は残さない凛。
費用を用立てることが出来ないので、と申し訳なさそうに残念そうに、その好意を遠慮したのだった。
余談ではあるが、もし篠田屋にも募金箱が設置されているようなら、凛は端切れを購入したお釣りをいつも全額投入していることだろう。]
(93) 2021/07/21(Wed) 20:17:09

【人】 二年生 鳳 凛



勿論ですわ。
そのために私は来たのですから。



[小牧が荷物を下ろすのを支えるようにして凛は伝える。
顔が見えれば、小牧も凛に気付いたよう。]


名前、憶えて下さったのですね。
いいえ、私のほうこそ篠田屋さんにはいつもお世話になっていますわ。


[先輩という小牧に照れくさそうに笑う。
けれど、小牧が半分より少なめのゴミ箱を渡そうとしていることに気付けば『め、』というような口調で、『半分こ、』と口を動かすのだった。]*
(94) 2021/07/21(Wed) 20:17:13

【人】 二年生 稲出 柊一

[稲出家では1匹の柴犬を飼っている。
黒柴で名前は黒鉄。とても凛々しくて可愛い。
そもそも犬飼いたいと言い出したのがオレなのもあって、
朝夕の散歩は基本的にはオレが担当している。
今日のように特別な用事があれば話は別だが。

夕方は人手があるので避けているが、
早朝はかごめ商店街も散歩コースで、
朝早く準備をしているお店の人と挨拶することもあるんだ。
だから、商店街のお店は皆知ってるつもり。

ハスミ自転車は言わずもがな。>>36
花巻庵は栗の入ったどら焼き推しだ。
堂本青果店>>57には、
母さんから頼まれたお使いで足を運ぶこともあるし。

服飾店篠田屋>>72では今回なんと、
お祭りの為に浴衣を買った!

着付けしてくれるって言うし、
やはり男子が色気づくとなると、
母さんの買ってきた服からの卒業が
スタートラインではないかと思うんだ。
もしかしたら、
今回が高校最後の夏祭りになるかもしれない。

お小遣いを貯めて、清水の舞台から飛び降りたぜ。
だから食券の存在は大変有り難いのだ……。

篠田屋のお嬢さんの名前が"こまきちゃん"とは
まだ知らないオレである。>>47*]
(95) 2021/07/21(Wed) 20:24:39

【人】 一年生 篠田 小牧

 
 ……ふふ、先輩は優しいですね。
 ありがとうございます。


>>93その言葉と笑顔につられるように、私もふわりと笑顔になって返答したの。

 以前先輩は私に端切れを使って贈り物をしてくれたわ。
 ツギハギだらけでも、それは一生懸命作ってくれた思いが伝わる素敵なものだったの。

 ありがとうございました。とても嬉しいです。
 と大事に受け取ったわ。
 それは大事にお部屋に飾ってあるのよ。]


 私も好きです。マ……母の影響ですけど。
 ふふ、ありがとうございます。母も喜びます。
 
 
(96) 2021/07/21(Wed) 20:40:23

【人】 一年生 篠田 小牧

 
[ママが作るお人形のお洋服は流石に一点ものだけあって。学生が手を出すのには背伸びが必要なのよね。
 でもその分とても素敵に仕上がっているのがわかるのよ。

 ママは見かねたのか。鳳先輩に修復を申し出た事があるって聞いたわ。
 費用を言われてしまえばこちらも商売のお店。相手がそう遠慮してしまうと強くでれないみたいなの。先輩も気にせず幸せそうにしているのが見てわかるしね。

 なお募金箱はしっかりおいてあるわ。
 お釣りを全額投入する姿を見た事があるけれど……全部って太っ腹ね。なんて思いながら大丈夫なのかしら? ちょっと心配になった覚えがあったわ。
 良心はそれを見た時は目を丸くしてたわ。そのお金を修復費にしたらどうかな? と提案したことはあったと思うわ。
 
 >>94勿論、という言葉にでは、と頼むの。]


 はい。覚えてました。
 ふふ、うちのお店にいらっしゃって下さって嬉しいです。
 改めまして。自己紹介した事……なかった気がするので。私は篠田小牧と申します。お好きに呼んで下さいね。


[新参者のお店としては何度も来てくれるお客様はありがたい存在なのよ。
 金額が大事じゃないのよ。]
 
(97) 2021/07/21(Wed) 20:42:28

【人】 一年生 篠田 小牧

 
[『め、』も『半分こ、』も伝わったけれど、こっちも負けずに『ダメです』と返答して自分の分を半ば強引でももち上げて先に進むのよ。]


 私は最奥の方行きますから、先輩はその手前お願いしますね。


[異論は認めません。はい。]*
  
(98) 2021/07/21(Wed) 20:42:50

【人】 三年生 堂本 明菜

[『堂本青果店』はかごめ商店街では古株に入る店だ。
 地域密着、地産地消を目指し、見目好し味好しを守り続け、
 昔はそれはそれは繁盛していたらしい。
 しかしよくある話、近年は大型スーパーに客を取られ、
 客足は減っていくばかり。
 それでも野菜に関しては一切妥協しない、
 野菜馬鹿ともいえる父親の信用がなせる技か、
 その人柄のおかげか、
 今でも利用してくれる常連さんは少なくはない。

 彼、神田京平もその中の一人。>>63]


 準備が大変だけど当日は並べるだけだしね。
 トウモロコシに代わる目玉商品になれたらいいけど。 


[そういいながら京平が言うように、
 特製の甘辛いタレで香ばしく焼きあげた焼きトウモロコシを
 楽しみにしている人は多い。
 相手が強敵であることは明菜が一番よく知っている。

 だから、こうやって地道に声をかけていくつもりだった。
 昔から機嫌が悪いのかと心配されるような表情が標準の
 明菜が宣伝して、どこまで効果があるかはわからないが。]
(99) 2021/07/21(Wed) 20:54:28

【人】 三年生 堂本 明菜



 ……倒れられたら困るだけだから。



[小さく聞こえた言葉は端しか拾えなかったが、
 なんとなく言わんとしたことを察し、ぽそりと返す。
 その言葉にどんな感情が含まれているのかは、
 表情から読み取ることはやはり難しかったかもしれない。]
(100) 2021/07/21(Wed) 20:56:18

【人】 二年生 稲出 柊一

[何にもしてない帰宅部に胸熱コンテンツや、
イケメンバフあったら誰も部活やらないのでは?
きちんと部活頑張っているのにそれらの恩恵を得られない、
その不条理さをオレは嘆いているのだ。
……オレは何を考えているのだろうか。]

 オレはね、今年は浴衣買いました!
 商店街の篠田屋さんで。
 お祭りの日に着つけもしてくれるって言うから。
 去年は適当な甚平だったんだけどね。

[誇らしげに言った。
トキヤはどうなんだろうな、着たら似合いそうだけど。
神田先輩も似合いそうだ……と勝手に想像する。

仕事終わり(終わってない)に、
飴を舐めはじめるトキヤを見ると>>92]

 熱中症対策ちゃんとしてるんだな!
 偉い偉い。オレも後でスポドリ飲も。

[それが大変羨ましい一品であることを知らないから、
素直に感心するのだった。*]
(101) 2021/07/21(Wed) 20:57:58

【人】 三年生 堂本 明菜



 ありがとう。
 しばらくきゅうりを見たくないくらい
 試作品めちゃくちゃ作ったから味は保証する。

 願い事?
 普通に"来年からはきゅうり一本で行くように"
 って言うつもりだけど…。


[勝負に負けたなら、頑固親父も聞かざるをえないだろう。
 そう思って勝負を受けたから、
 今のところはそれしか頭にない。

 興味津々に聞いてくれた>>64が面白味がなくてごめんね、
 とでも言うようにどこか申し訳なさそうな顔を浮かべて、
 お面の奥に隠された目を見つめた。]
(102) 2021/07/21(Wed) 20:58:40

【人】 一年生 篠田 小牧

 
[よく犬の散歩をしている先輩を見かける機会は無論あったわ。>>95
 柴犬の先輩、と心の中で呼んでいるのは内緒のお話よ。

 通りすがる時挨拶の声をかけたことくらいはあったけれど、名前を知るほどの会話をした事はなかったわね。


 それはある日。その柴犬先輩(心の中だけのネーミングだから許してほしいわ……。)がうちで浴衣を買ってくれたの。

 お手頃とは言え高校生にはちょっと奮発に感じるかもしれないわね。
 お勧めを聞かれる事があれば、無難に濃紺の麻に縞模様。黒い帯を勧めることはあったかもしれないわね。

 お買いあげ頂ければ満面の笑みで ]
 
(103) 2021/07/21(Wed) 21:00:29

【人】 一年生 篠田 小牧

 
 
 お買い上げ有難うございました。
 
 夏祭り当日、うちで着付けサービスを受け付けておりますので。購入して頂けたお客様へのサービスです。
 もし必要になりましたらいつなりともお申し付け下さいませね。


[とサービス内容もきちんと伝えておいていたのよ。]*
 
(104) 2021/07/21(Wed) 21:01:28

【人】 三年生 堂本 明菜



 ……大丈夫?
 四人で持った方がいいんじゃない?


[重そうに看板を運んでいた朱鷺也と柊一に京平が手伝いを
 申し出たがそんなに戦力にはなっていない様子。>>65
 二人より三人、三人より四人だろうと少しばかり先導した後、
 そう声をかけて空いてるスペースへと歩み寄った。

 明菜はこれでも一応は運動部だ。
 家の手伝いで野菜入り段ボールを持つこともある。
 もしかしたら京平より力になれるかもしれない。
 そう思ったのだ。

 もし誰かに止められても頑固親父よろしく、
 頑固な面を受け継いでしまった明菜からは
 「大丈夫」なんて言葉が出ただろう。]
(105) 2021/07/21(Wed) 21:02:30

【人】 三年生 堂本 明菜

[その後ちゃんと持たせてくれたかどうかはさておき、
 無事に運び終われば一息ついて]


 お疲れ様。
 みんな怪我しないように気を付けてね。

 ……あ、そうだ。
 今年の堂本青果店はきゅうりの一本漬けも出すから
 焼きトウモロコシ以上に御贔屓にしてくれると嬉しい。


[なんて宣伝も忘れずに。
 愛嬌のある顔で言えれば良かったのだけれど、
 生憎そんな顔は持ち合わせてはいなかった。*]
(106) 2021/07/21(Wed) 21:03:13

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
― 提灯の飾り付け ―

[社務所のところを通った少し後。
考えていた通りに、提灯飾りを担当しようと
脚立を担いで提灯の山を抱えて……
と思ったけれど、どう考えても一度には無理。

往復で運ぶか、と考えていたところに、
長尾先生が声を掛けてくれて。>>62]


 あ、先生。いいんですか?
 ええと、助かります。


[先ほど、軽く挨拶を交わしたばかりだったから、
もしや追いかけて来てくれたのだろうか?
と思うとありがたく、手伝いをお願いした。

少々気まずいのは、先生の赴任早々、
数学の成績を落としてしまっていた事で。
春の頃、学業が疎かになっていた自覚はあったので
(何の事はない、新入部員獲得に躍起になって、部活動に励んでいたというだけの話)

次のテストでは頑張って、挽回できたはずなのだけれど。]
 
(107) 2021/07/21(Wed) 21:07:03

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[最初の印象がそのまま残っていなければいいなあ……
と、先生の様子を横目で窺いながら、
話は、肝心のお手伝いの方へ。]


 それじゃ、脚立か提灯飾り、
 どちらか持っていただいてもいいでしょうか。


[手分けをするなら、脚立に上って飾り付ける方と、
提灯を運んで手渡す方と。そんな感じかな、と。

あくまで、生徒が主体の地域貢献活動……という事なら、
私が脚立の係をやろうかとも思ったのだけれど。
ひとまずは、先生の方にお伺いを。

おじさん?なんてそんなまさか。
そんな考えはちっとも浮かばないけれど、
そもそも先生、
一回り上のお兄さん、くらいのお年ではないでしょうか。
と、私は思っている。
]*
 
(108) 2021/07/21(Wed) 21:09:06
二年生 田邊 夕鶴は、メモを貼った。
(a32) 2021/07/21(Wed) 21:12:16

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

  えー、浴衣!すげーじゃん
  なに、…まじで?自分で買ったの?

[ドヤ顔高校生は、自腹で買ったことも
 ついでに教えてくれただろうか?>>101
 教えてくれたら割増で驚いてみせる。

 篠田屋さん?って単語を聞いたら、
 ようやく小牧ちゃんと結びつくものの
 まあいまはここで触れなくてもいいだろうって
 友を褒めるほうに尽力することにした。

 胸アツコンテンツゼロ、努力ゼロの帰宅部は
 浴衣でも着たらSSRになれるだろうか
 どのくらいのレア度かは知らんけど(知らんけど)]
 
(109) 2021/07/21(Wed) 21:25:11

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

  俺は浴衣も甚平も予定ねーなー
  あ、でもオカンが今日、
  妹と浴衣買いに行くって言ってたから
  なんか買ってくる可能性はあるかも。

[四歳年下の妹が、友達と祭りに行くらしい。
 中学1年生……それは果たして友達か?って
 まあ勘ぐるのは、止めておこうか。]
 
(110) 2021/07/21(Wed) 21:25:30

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[ちなみに看板持ちは、>>105
 明菜先輩も手伝ってくれるらしく
 あ、じゃあ気をつけて持ってください!なんて
 多少の気遣いはしつつもお言葉には甘えるつもり

 なお友人の素直な賞賛には>>101
 勝手に塩飴の手柄?を自分のものにしてドヤ顔し
 それからちゃっかり明菜先輩の宣伝に>>106
 何度か瞬きして、嬉しそうに微笑むのである]

  きゅうり!いいすね。
  いまもうきゅうり食べたいですもん。

[お祭りといえば堂本青果店の焼きとうもろこし。
 さぁて、明日はどっちにしようかね。]*
 
(111) 2021/07/21(Wed) 21:25:57

【人】 教師 落川 禅


  わかってますよ。
  強引でちょっと頭硬くて煩いとこもあるけど
  俺も嫌いじゃないんで。


[張ってた気が少しゆるめば、口もゆるむもの。>>58


  はー、そんなこと考えて過ごしてたんだ。
  そこまで気遣えるのすごいっすね。
  まあでも俺にはもうバレちゃったんで、
  バレたついでに今度飲みにでもいきましょーか。


[話してみれば、新顔の同僚は思った以上に面白い人物で。
無礼講でどうです、なんてジョッキを傾げるような仕草をして見せつつ。]
(112) 2021/07/21(Wed) 21:28:13

【人】 教師 落川 禅



  犬に限らず、動物全般嫌いじゃないよ。
  てか、大雨の日にずぶぬれで非常階段の下で鳴かれてたら
  見過ごせないでしょ、さすがに。
  ……長尾先生は、俺をどんな風に見てんですか。


[そんな驚かれるほど冷血漢に見えたのかと、心外な顔を。
連れ込むの意味合いに語弊が生じてると気づく由もないが、それはさておき。

捨て犬を拾った時は、動物全般嫌いじゃないが世話に詳しいわけでもないので。
通りがかりの生徒を掴まえて犬の世話を手伝ってもらったり。
中には可愛がりにくる生徒もいた。>>77

そんな感じなのでこっそり連れ込み匿ったものの、割とすぐ美術室に犬がいるという噂は広がり。
結果、教頭から大目玉をくらった後、引き取り手が見つかるまで、という期限つきで数週間の滞在が許可され。
その間は犬をモデルに、動物の写生の授業を受けた生徒も居たことだろう。*]
(113) 2021/07/21(Wed) 21:28:18

【人】 教師 落川 禅

[ふと、会話の合間。
微かな墨のにおいが鼻先を掠めた気がして視線を巡らせれば、律儀に会釈していく背の高い女生徒がいたか。>>53


  おう、よろしくなー。


[ひらひらと軽く手を振ったあと。
真面目に準備へ向かう長尾先生も、そのまま見送ろうとしたら。
至極真っ当な指摘に、肩を竦めた。>>60


  そこは、長尾先生がフォローしてくださいよ。
  座ってるだけに見えて、ちゃんと仕事してましたって。


[軽口半分にそんな返しを。
まあそのうち気が向いたら動きましょう。*]
(114) 2021/07/21(Wed) 21:28:31
二年生 蓮見 朱鷺也は、メモを貼った。
(a33) 2021/07/21(Wed) 21:28:54

【人】 二年生 稲出 柊一

[明日着る浴衣のことを考える。
何せメンズ浴衣なんて今まで興味を持っていなかったので、
何が良いのかさっぱりで……。
偶々店番していた篠田屋の娘さんに
お薦め聞けて助かった。>>103
相手が全く知らない相手だったら緊張もしたけど、
下の名前までは知らなくとも、
黒鉄の散歩中に時々挨拶してくれた子だったから。
柴犬先輩なんて呼ばれていることを知ることがあったら、
純粋に嬉しい。だって柴犬は最高だし。

素直にお薦めされた浴衣を買って、
着付けサービスの話も教えて貰えたから、>>104
本当に買って良かったと思った。
情けないけど多分自力でやったら、残念なことになると思う。
有難く着付けの申し込みもしておいた。万全だ。]

 『こっちこそ有難う!お祭楽しみだ』

[そう言って、お店を出たんだ。
あの時>>36はすれ違った一瞬に、ちらりと髪の長い
女生徒だって事しか認識できなかったから、
まさか彼女もお祭りの準備係だとは思わなかったんだ。*]
(115) 2021/07/21(Wed) 21:47:49

【人】 三年生 神田 京平

── 看板運び中 ──

[後輩たちの力になるべく奮闘した結果が
己の非力さを痛感することになったのだけれど
これくらいでへこたれる精神は持ち合わせていないのが
神田 京平という人物である
伊達に狐のお面を被っているわけではないのだ。
]

 蓮見君と稲出君は鍛えてるん?
 ムキムキゴリゴリマッチョには見えへんけど
 羨ましいわぁ

[後輩二人の励ましもあったお陰か >>67 >>88 >>89
なんとか先輩としての威厳を保てたようだ(と本人は思っている)
まさかまさかの明菜ちゃんの方が戦力になっていたなんてことは>>105
知らぬが仏である]
(116) 2021/07/21(Wed) 21:52:03
一年生 篠田 小牧は、メモを貼った。
(a34) 2021/07/21(Wed) 21:54:05

三年生 堂本 明菜は、メモを貼った。
(a35) 2021/07/21(Wed) 21:56:18

【人】 三年生 神田 京平

[狐の後ろに立ってはいけない
こっくりさんを途中でやめてはいけない
お稲荷様に火を見せてはいけない

 コン コン 

       コン  コン

ほうら、狐が鳴いているよ
あの子がいないと悲しくて
この子を見つけた楽しさで
狐は鳴くよ混混と]
(117) 2021/07/21(Wed) 21:57:47

【人】 三年生 神田 京平

 
 
 ─────────どっちやと思う?

[いつかのあの時、その問いは突然に>>68
そして奇特な問いかけだった。
静かに笑って答えた言葉。
その問いに答えているようで
何かを伝えようとしているようでもある。
麺の下に隠された表情
口元はニコリと笑ってはいるけれど……。]

自分でも時々わからなくなる


[フッと微笑み静かな雰囲気を一変させて]

 君が、見極めてくれる人かもしれへんね

 でも──────

 
───────狐に近付き過ぎてはいけないよ


[しーっと人差し指を口元にあてて忠告を。
蓮見くんの目にはどう映っただろうか
狐の面に隠されたモノはパンドラの箱

“狐の面にはご注意を。”
**]
(118) 2021/07/21(Wed) 22:02:56

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
― 水墨画(もどき)について ―

[落川先生が、墨のにおいを
記憶に留めていてくれたとしたら>>114
それは、こんな事があったからかも。
去年の夏頃の話。

基本的に書道部は、特別なイベントがない限り
週に一回、金曜の活動日以外は顔出し自由なゆるい部活。
暇な部員が集まって、雑談しながら
お菓子を食べていても許されるような。
墨を磨って準備をして、さあ書くぞと思ったら
「水墨画〜」などと言って、落書きを始めたりする事も。

私はあまり、絵が得意ではないのだけれど。
その場にいれば、流れで一枚描いてみたりして。
自分の名前にちなんで、鶴の絵を。

鶴を、描いてみようとしたのだけれど。

出来上がったのは、
異様に足の長いハトのような、謎の生物。
鶴って何だっけ。

絵の上手い部員に笑われて、こそこそとその絵を隠した。]
 
(119) 2021/07/21(Wed) 22:15:12

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[そんな事があった後日、美術の授業のあと。
私は落川先生を呼び止めて、]


 先生。鶴って、どうやったら
 それらしく描けるんでしょうか。


[なんて、授業とは関係のない質問をした。

どうと言われても、と首を傾げられるようであれば、
恥を忍んで謎の生物画を差し出し、
具体的なアドバイスを求めるつもりで。

私が書道部に入って最初の目標にしたのは、
自分の名前を綺麗に書けるようになる、という事。
だから別に、水墨画を極めたいなどと言うつもりはないが、
鶴の絵くらいは、それなりに描けるようになりたくて。

その後、謎の鳥が鶴に生まれ変われたかどうかはともかく。
そんな記憶が、墨のにおいと共に、
先生の頭のどこかに残っていたかもしれない。]*
 
(120) 2021/07/21(Wed) 22:16:15

【人】 数学教師 長尾 浩明

――落川先生と――

   
   「 気遣うというか…
     
まあ、前の学校で色々見てきたもので。


     飲みですか?いいですね。
     こういうのは先輩が奢ってくれるって
     相場が決まってますけど? 」


  面白いと思われてるとはつゆ知らず。>>112
  前にいた学校では教員同士は仲良くないというか
  むしろかなりギスギスとしていた。
  誰と誰が仲が悪いとか、高校生でも繰り広げる
  やりとりは大人になっても行われていて。
  
くだらない、と思っていたのはここだけの話。

  転任はそんな環境から逃れるいい機会だった。

  奢りの話はもちろん冗談。お互い給料は知っている身。
  すぐに冗談ですよ、なんて付け足して
  飲みの話は承諾した。
(121) 2021/07/21(Wed) 22:26:57

【人】 数学教師 長尾 浩明



   「 それは確かに見過ごせませんが。
     どんな風に…
     そうですね、関心が薄そうというか。 」

 
  冷血漢だと思っていたわけではないけど、>>113
  なんとなくつかみどころのない人だとは思っていた。
  まあこの人なら正直に言っても怒らないだろうと
  言ってみたりしたけど、ムッとされたら謝ろうか。
(122) 2021/07/21(Wed) 22:27:20

【人】 数学教師 長尾 浩明


   「 まあ、困ったことになってたら
     フォローくらいはしますよ。 」


  少しのやり取りではあるけれど。
  落川禅という人の人となりが多少は見えたから
  こちらも軽く返したのだった。>>114
(123) 2021/07/21(Wed) 22:27:41

【人】 数学教師 長尾 浩明

――提灯の飾りつけ――


   「 もちろん。
     監督と手伝いかねてるから。 」


  脚立と提灯の山、重そうな方はどっちかなと
  考えて脚立を持って運ぼうとしたけれど
  見立てが間違っているようなら
  役割は交代するつもり。

  田邊のことは記憶に残っている。
  テストで点が悪かったからではなく
  そのあとのテストでの上がり幅が大きかったから。
  いつも一定の成績の人より変化がある人の方が
  印象に残りやすいものだし。
(124) 2021/07/21(Wed) 22:28:22

【人】 数学教師 長尾 浩明


   「 んー、なら俺が飾り付けようか。
     提灯渡してもらえると助かる。 」
  

  別にどっちでもよかったのだが
  女子を脚立に登らせるのもな、などと
  思ってしまったのもあり。転倒事故とか、
  大人は大人でいろいろ考えてるものなのだ。>>108


   「 そういえば。
     この前のテスト、頑張ってたな。
     虚数とかイメージできなくて躓く人
     結構いたけど、田邊はよくできてた。 」


  飾りつけの合間にそんなことを話題に出してみれば
  こちらは悪印象ではなくむしろ好印象を持っているのは
  伝わった……と思いたい。>>107

  
前の学校では思いきりおじさん扱いされてたから

  
やっぱ気を遣うのはもう仕方ない。

  
くたびれた雰囲気ないとは言い切れないし。*
(125) 2021/07/21(Wed) 22:29:13

【人】 二年生 稲出 柊一


 おう!自分で買ったぞ。
 今年のお祭は気合入ってるんだ。

[トキヤは思っていた以上に驚いてくれたので、>>109
更に気持ちが大きくなる。
よくよく考えると気合入ってると言っても、
浴衣買っただけなんだが……。
まぁ、いつもと違うことするって言うのは、
やっぱりいいもんだよな。という事にしておく。]

 そっか、折角だから何か買ってきてくれると良いな。
 きっと楽しいぞ。

[自分だけ浴衣着てきて悪目立ちしたら
どうしよう……そんな危惧が頭をよぎった。
でも甚平なら普通に動きやすいし涼しいし良いと思う。*]
(126) 2021/07/21(Wed) 22:31:38

【人】 一年生 花巻 楓

─ はなひら神社 ─

[落川先生から肯定が返り>>51
添えられたゆるゆるな注意には、はーいとお返事した後]


 今年はたいやきと、べっこう飴みたいです。

 たいやきの方は多分3種類くらい出すんじゃないかなぁ。


[今年は何をと聞かれたので、さっき見たことから推測で答える。
べっこう飴は味が一種類しか無いので割愛だが、
(というか目の前で作ってみせるのがメインだろう)
タイ焼きの方は中に挟むのは色々あるので悩む所。
定番のつぶ餡とカスタードは鉄板だから、あと一種類は珍しい所を持ってくるだろう。
最近よく試作してるずんだ餡が有力候補かな、とは頭の中だけで。
ちなみに親からは落川先生が学生の頃よく買いに来てくれてたとは聞いているが
流石にちっちゃかったので私はよく覚えていない。
長尾先生は買いに来てくれた所に何度か居合わせてるので流石に分かるのだけど>>59]
(127) 2021/07/21(Wed) 22:40:22
数学教師 長尾 浩明は、メモを貼った。
(a36) 2021/07/21(Wed) 22:41:02

【人】 二年生 稲出 柊一

[看板持ちの手伝いを堂本先輩も買って出てくれたけど、>>105
いや流石にこれ女性に頼むのは厳しくないか……?
「大丈夫」という先輩を止められず、
手伝って貰うことに相成った。
普段通りに涼しげな表情で看板を持つ様子を見るに、
もしかして:神田先輩は越えてる説と頭に浮かんだが、
あんまり考えないようにした。]

 オレは陸上部員なんで。
 ゴリマッチョだと却って筋肉邪魔で走り辛いですよ。
 オレやってるのは110メートルハードルなんです。

[今年は地区大会まで進んだが、流石に全国はいけなかった。
来年行けるかな?行けたら良いなと思いつつ。
こればっかりはもう頑張るしかない。]
(128) 2021/07/21(Wed) 22:41:13

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[ 狐の面にはご注意を?
  逢魔が時に鳴き声ひとつふたつ
  混混と啼くのは ─── なんのため? ]


 
(129) 2021/07/21(Wed) 22:41:14

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 
── かつての神田先輩と ──


[どっちだと思う?なんて聞くから。
 自分でもわからなくなる、なんて言うから。>>118
 だからじぃと狐の面の下、透かしてみせるように
 その張り付いた表情を瞬きせずに見つめて。]

  ……わからなくなる、って。

[まさか。まさかね。
 質の悪い冗談を交わす神田先輩の、
 だけどどこか意味ありげな口許と言葉を。

 怖いとか、不思議だとか、
 嗚呼、いや、そういう感想を抱くのが
 きっと普通の反応だったか。

 
───狐に近付き過ぎてはいけない
、って。

 蓮見朱鷺也という人物はどうしたかって?
 面白そうなことはね、顔を覗かせるんだ。>>3

 
(130) 2021/07/21(Wed) 22:41:34

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[秘密だよ。そう言わんばかりの神田先輩に、
 表情を変えずに、一歩だけ、ずい、と近づいて、
 さっきよりも息の掛かる距離で、ふっと顔を綻ばせ]

  近づいたら、どうなるんです?

[なんてね。冗談ですよ。
 本物に攫われるのは御免だけれども。
 攫うのは、そうだね、俺のほうで在りたいな>>5

 なんらかの意思を持って、
 きっと、怪奇じゃあない誰かに対して。]*
 
(131) 2021/07/21(Wed) 22:42:05

【人】 一年生 花巻 楓

[ともあれ、店に興味を持ってくれるのは嬉しいことだ。
今は主にあたしのせいで、父とはちょっときまずいけれど
家業が嫌いなわけじゃないので]

 落川先生も長尾先生も
 良かったら食べてってくださいね。

 父が張り切って餡子炊くと思うので。


[長尾先生は最中がお好きみたいだから、表面さくっとしたタイ焼きはお気に召してくれるかもしれない。
あ、でも中の生地はもちっとしてるからどうだろう、なんて思いながら一応お店のお勧めはした所で女子と目が合った>>53]
(132) 2021/07/21(Wed) 22:43:34

【人】 一年生 花巻 楓


 あ、こちらこそよろしくお願いします。


[あたしよりも10pくらい高い目線の彼女は、同じ学校だと分かるけど同学年ではなさそうだ。
少なくとも先輩のはず、だけどなんだか見覚えがある。
どこだろう、と内心首を傾げるも今この場では思い出せず通りすぎるのを見送った後
長尾先生もこの場を離れるようで>>60]


 ありがとうございます。

 折角手伝いに来たのに邪魔になるわけにもいかないんで、
 できることをやってきます。


[長尾先生からも気遣ってもらったのを有難く受け取りつつ、離れる背を見送った]
(133) 2021/07/21(Wed) 22:44:12

【人】 一年生 花巻 楓



 と、それじゃあたしも…

 って、落川先生はずっとここにいるんですか?


[長尾先生からの指摘に対する落川先生の返し>>114に面食らいつつも、
高校に入る前から、というか多分今の小雪ちゃんと同じ位から
手伝いに来ている身としては
側に大人が居てくれるなら小雪ちゃんも安心だろうな、なんて思って]


 小雪ちゃん、今年もお疲れ様。
 あたしの荷物もお願いね。

[下ろしたままだったスポーツバッグをようやく預けて、
社務所を失礼したのだった*]
(134) 2021/07/21(Wed) 22:44:27

【人】 二年生 稲出 柊一

[堂本先輩から今年の出店情報を聞くと、>>106
キュウリの1本漬けも増えるとのこと。]

 キュウリ良いっすね!
 お祭りの屋台って割と味が濃いもの多いから、
 冷たいしさっぱりして売れると思います。

[でもそれはそれとして、
毎年楽しみにしている焼きトウモロコシも
食べたいのが人の性である。
まぁ先輩自ら宣伝しているのだから、
キュウリに肩入れしたい気持ちではあるが。*]
(135) 2021/07/21(Wed) 22:45:04
一年生 花巻 楓は、メモを貼った。
(a37) 2021/07/21(Wed) 22:47:54

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

不穏オブ不穏な過去は置いといて

 まだ夕暮れ時にも程遠いお祭りの前日は、>>126
 なんとも朗らかな男子高校生との何気ない会話が続く

 柊…イヌ、飼ってるんだっけか。
 そんな話聞いたことがあるけど、
 今はなんとなく柊のほうがイヌみたいだなって
 そんなふうに思ったのは秘密だ。]

  あー そうだなー
  妹が一緒に行ってっから、
  変なもんは買ってこねえと信じてるけど
  どうしよう、やたらショーワ臭いのだったら!

[笑いながら荷物を運ぶ。
 いや、実際はそんな余裕ある重さじゃないのだが。
 浴衣の柊が浮く?さぁそれはどうだったか、
 答えはきっと、明日の今頃に。]
 
(136) 2021/07/21(Wed) 22:52:51

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[…んでまあ、看板を運び終えて
 なんやかんやでワイワイ4人で話したあとは、
 きっと誰かに呼ばれるかなにかして、
 俺はまたひとりになってぶらりとふらつく。
    
   お祭りの前の賑やかさ。
   嵐の前の静けさとは対極にあるいまを、
   さあて、次は、どうやって楽しんでやろうかと。]*
 
(137) 2021/07/21(Wed) 22:53:01
二年生 蓮見 朱鷺也は、メモを貼った。
(a38) 2021/07/21(Wed) 22:55:43

二年生 蓮見 朱鷺也は、メモを貼った。
(a39) 2021/07/21(Wed) 22:56:09

【人】 二年生 神崎 紅葉

-祭りの準備中-

「紅葉ちゃん、こっち手伝ってー!」

はーい、今行くね!

「神崎さん、これお願いできる?」

はい、大丈夫です!

[皆に声をかけられるまま、いろんな場所の手伝いに動く。
次々と声がかかる。みんな彼女の名前を知っている。
……当然だ、だって今は”夏祭りの準備中“なのだから。
「二年○組の神崎紅葉」は、呼ばれた名前ひとつひとつに笑顔で返していく。

その過程でーー]
(138) 2021/07/21(Wed) 23:07:09

【人】 二年生 神崎 紅葉

……わ、ごめんっ!
大丈夫?怪我してない?

[この賑わいを眺めている相手>>137に、こちらの前方不注意でぶつかってしまうこともあるかもしれない。
神崎紅葉は(二年生、つまり”同級生“だ。ならばもちろんお互いの名前も知っているだろう。同じ○組かどうかは定かではないけれど)申し訳なさそうに、相手に手を伸ばす**]
(139) 2021/07/21(Wed) 23:07:34
二年生 神崎 紅葉は、メモを貼った。
(a40) 2021/07/21(Wed) 23:09:09

【人】 教師 落川 禅

[花巻の素直な返事には。>>127
よろしい、とわざとらしく頷き。]


  おう、あとで買いにいくって
  おやっさんに言っといてくれなー。


[花巻庵の甘すぎない餡子がまた、絶品なのだ。>>132
祭りの間抜けられれば買いに行こうと答えつつ。]
(140) 2021/07/21(Wed) 23:09:35

【人】 教師 落川 禅

[先輩に対して生意気だぞー。>>123
と、次第に遠慮の無くなっていく同僚の追い打ちに、投げる声は笑い混じりで。
正直な返しにも別段怒ることもなく、確かに興味ないことには感心薄いしな、と肯定して流したりもした。>>122
そんなやりとりの後。]


  いやいや、そのうち手伝いにいくぞ?
  そのうちな。


[花巻からの問いに、しれっと答え。>>134
準備に混ざっていくセーラー服を見送ろうか。*]
(141) 2021/07/21(Wed) 23:09:40

【人】 教師 落川 禅

[それから。
ちょっと間を置いてやってきたのは、八百屋の娘。>>56


  おう、ご苦労さーん。


[そういや、堂本青果店のおやっさんが倒れたのは去年の祭りだったか。>>57
青果店の親子関係であれこれ噂は耳にしているが、まあ大事にならなくて何よりだった。
と、思いながら揺れる二つの尻尾も見送った。

商店街に新しくできた服飾店には、あまり馴染みがないが。>>72
学生時代よく足を運んだ、ハスミ自転車の倅も準備に参加してることは名簿の名前で知っている。>>4
今年もよく集まったなぁ、なんて生徒らを眺めていれば。]
(142) 2021/07/21(Wed) 23:09:50

【人】 教師 落川 禅


  おう、今年もきたか鳳。
  見ての通り、今年の監督係だぞー。


[さっき思い出してた声が聞こえて、顔を向ければ。>>76
いつものように両手を組む姿に、額をおさえた。]


  ……俺が言うのもなんだけどな。
  男の趣味が悪すぎるだろ。


[これで俺を本気で褒めてるというのだから、性質が悪い。

最初それを聞いた時こそ、つらつらと並べ立てられた容赦ないダメ男評価から予測できない最後のオチには盛大に噎せ。
学校の廊下だったせいで、周囲を歩く生徒らから憐れむような視線を一身に受けたものだ。

今ならその意味がよくわかる。
名前を覚えて以来、声をかけた折に貧乏神云々の熱弁を聞く機会もあれば。唐突にオンボロ扇風機を美術室に持ちこんでリメイクをはじめたり。>>77
その奇行や謎すぎる発言は、上げ始めたからきりがない。]
(143) 2021/07/21(Wed) 23:11:21

【人】 教師 落川 禅

[しかし。
色々と風変りだが、悪いことをしてるわけじゃなし。
扇風機で涼む様子や、犬に安直な名前をつけるところは、無邪気でかわいくもあるし。
時折、収穫野菜の料理のお裾分けもしてくれるし。
むしろ次は何をするのか彼女の行動が興味深くて、構っている節があったりもするのだ。]


  今年も貢献、期待してるからなー。


[そしてなんだかんだ、演説の通り鳳は働き者で。
こまめに気がついてよく動くし、計算も早くて重宝した記憶もある。
優秀すぎるんだよなぁ、趣味嗜好は謎すぎるけども。
なんて改めてしみじみ思いながら。]


  そういや、今年の花巻庵の屋台は
  たいやきとべっこう飴らしいぞ。
  この間もらった料理の礼、それでもいいなら
  あとでご馳走してやろうか。


[以前、おやつにとっておいた花巻庵の饅頭を料理の礼に渡したこともあったので。
準備に向かう背中にそう投げて、ひらひらと手を振ろうか。*]
(144) 2021/07/21(Wed) 23:11:57

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
― 提灯の飾り付け ―

[長尾先生が脚立に手をかけたら、>>124
それなら私は、と提灯飾りに手を伸ばした。

重さの違いについてはあまり考えていなかったが。
よくよく考えたら、制服、下はスカートだったので。
万一お見苦しいものをお見せしても申し訳ないし……

と、頭を掠めた思考を、
わざわざ口に出したりはしなかったけれど。

お言葉に甘えて、先生が脚立を登ったら、
私は提灯を手渡してゆく。
時折、少し離れて]


 そこはもう少し右に……
 そうそう、その辺りです。


[なんて、近くからではわかりにくいだろうバランスを見て。
下にいるなりの働きをしようと努めたつもり。]
 
(145) 2021/07/21(Wed) 23:16:49

【人】 教師 落川 禅

[それから。]


  ────ん?
  あれは………誰だったかな。


[小雪に声を掛け、駆け出していく黒髪の女生徒。>>85
それ自体、なんら変哲もない準備風景の一幕なのだけど。
後ろ姿に見覚えあるような気がしつつも、名前と顔がすぐには思い出せず。
首を捻りながらひとりごちた。*]
(146) 2021/07/21(Wed) 23:17:05

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[初めてのお祭りの手伝いに、
生徒同士ではなく、先生と二人で作業。
私にとってはなかなか、緊張する状況だったけれど。

新任の長尾先生にとっても、
今回の手伝いは初めての事だろうから。
それを思えば、初めて同士で仲間意識も湧き、
手元の提灯が尽きる頃には、私の緊張も大分解けてきて。

前回のテストの頑張りを
しっかり見ていて貰えた事>>125も、嬉しくて。
作業中の真面目な顔から一転、年相応の笑みを見せた。]


 ありがとうございます。
 数学、元々そこまで得意じゃなかったんですけど、
 先生の教え方、わかりやすかったです。


[ちなみに、そこまで得意じゃないと言っても、
普段は真面目に勉強している方。
しっかり勉強する事で何とか成績をキープしているわけで、
そこが疎かになると、
ガタガタッと落ちてしまうタイプなのだった。]
 
(147) 2021/07/21(Wed) 23:18:18

【人】 二年生 田邊 夕鶴

[そうして、先生と少し打ち解けた気分になった頃には、
この辺り一帯の飾り付けも完了し。
ずらり並んだ提灯が壮観で、
お祭りらしくなってきましたね、と感想を漏らす。

しかし、提灯置き場には
まだ別の山があった気がするけれど、
あれは予備だろうか、別の場所の分だったか。
そこまで把握していなかったので、]


 あとはどうしましょう?


[と尋ねてみれば、先生は何と答えてくれただろう。

もし他の場所の分だとして、低い位置のものならば、
次は別々の場所を手分けしてやってもいいし、
私一人でも大丈夫かもしれない。
勿論、残りも一緒にと言ってくれるなら、
それはありがたく。]*
(148) 2021/07/21(Wed) 23:19:51
二年生 田邊 夕鶴は、メモを貼った。
(a41) 2021/07/21(Wed) 23:27:23

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 
── そのあと “紅葉ちゃん” ──


[さぁてふらふらと祭りを眺めていた頃に。
 前方不注意?俺の後方不注意?>>139

  おおっと、

[どん、とぶつかったほうを振り向けば
 同級生の顔がひとつ。

    …… えっと、
    そう、紅葉ちゃん、だったっけ
    名前が出てくるまでに、
    ほんのすこし時間がかかったのは
    さあて、なんでだったでしょう。


 
(149) 2021/07/21(Wed) 23:34:20

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[蹌踉めいたけれど尻もちをつくほどではなく
 手を差し伸べられたら、いや、大丈夫、なんて
 その手を取らずに笑っただろうか
 手を取ってたら、なにか違和感に気づけたのかな]

  大丈夫、大丈夫。
  …紅葉ちゃんこそ、大丈夫?

[なにか運んでた?それなら手伝いを申し出るだろうし
 急いでるようなら見送るかもしれないし。

 そうじゃないなら、ああそうだねえ、
 なんとなく懐かしいものを見るような目をして]

  なんか紅葉ちゃん久しぶりに会った気がする

[クラスが別だったっけ、そうなんだっけ
 なんだか「紅葉ちゃん」と口から発せられる音が、
 久しぶりどころか初めてのような、そんな気もして。
]*
 
(150) 2021/07/21(Wed) 23:35:00
二年生 蓮見 朱鷺也は、メモを貼った。
(a42) 2021/07/21(Wed) 23:35:51

【人】 二年生 神崎 紅葉

-花一高校の七不思議-

「……って知ってる?」

[学校からの帰り道、坊主頭の少年が傍らの友達に向かって言う]

「あー、なんか聞いたことある。
でもあれ、あんま大した噂じゃねーだろ。
トイレの花子さんとか、理科室の人体模型が夜中に、とか。
あとなんか謎の狐面がどうのこうのとか」

[まあ、最後のはよくわかんねーけど。
でもそんなのどこの学校にもあるだろ。

そう言う黒髪短髪の友達に、坊主頭の少年はどことなく緊張した面持ちで言う]

「……それがさ、”見た“人がいるらしいんだよ。
はなひら神社で、制服を着た女のユウレイをさ。
なんでも夏祭りの準備係に選ばれて、お祭会場に行く途中に交通事故で死んだ女の子らしいぜ。

自分が死んだってことに気付かないまま、永遠に夏祭りを繰り返してるらしい」
(151) 2021/07/21(Wed) 23:43:06

【人】 二年生 神崎 紅葉

[まあそんなの、作り話に決まってるけどな。

ついさっき、”クラスのマドンナ“に話しかけられて浮かれていた坊主頭の少年はそう言った。
言葉とは裏腹に、どこか顔を引きつらせてーーちょうど神社の目の前に差し掛かった通学路の真ん中で]

「……あっ、俺そういやコンビニ寄ろうとしてたんだった!それじゃ!」

[おいふざけんなよ、と追いかける黒髪の男子。
なんだかんだじゃれ合うように走り去る二人の姿を、セーラー服の女の子は黙って見つめていた**]
(152) 2021/07/21(Wed) 23:43:52
二年生 神崎 紅葉は、メモを貼った。
(a43) 2021/07/21(Wed) 23:47:26

【人】 数学教師 長尾 浩明

――社務所近く――
  

  花巻庵が屋台を出すという宣伝を聞けば>>132
  屋台に寄る、と笑って口にした。
  甘味が好きなのは居合わせていた花巻なら
  知っているだろうし、隠すことでももちろんないし。
  最中のサクッとした食感もいいものだけど
  もちっとしたたい焼きも魅力的だ。

  たい焼きと言えば変わり種もあったりするから
  当日を楽しみにしていよう、なんて思いつつ。
(153) 2021/07/21(Wed) 23:59:18

【人】 数学教師 長尾 浩明

――提灯の飾りつけ――


   「 こっち、か?
     バランス見てくれる人がいると
     作業もはかどるな。 」


  田邊が準備係になったのは初めてだとは
  知らないけど、緊張しているそぶりがちらりと
  見えれば、先生と二人じゃ気まずいかもな、と
  少し申し訳なく想ったりもしつつ。

 
   「 それは先生としては嬉しい言葉だな。
     俺も数学は得意じゃなかったし。 」


  元々そんなに数学が得意なわけではなかったけど
  自分と同じように苦手な人にもわかる授業が出来たら。
  そう思ったのが教師を目指した理由。
  だから、田邊の言葉は素直にうれしくて
  声にもそれが表れていたと思う。
(154) 2021/07/21(Wed) 23:59:49

【人】 数学教師 長尾 浩明


  少しは緊張も解けたのだろうか
  お祭りらしい、という感想を漏らしているのを
  聞いて、脚立から降りてあたりを見回してみる。
  随分にぎやかになったな、と呟いた。


   「 そうだな…確か神社の入り口の方に
     搬入待ちの荷物があった気がするから。
     飾りつけが一人でもなんとかなりそうなら
     そっちに行ってみようかな。 」
  

  低い場所の飾りは一人でも問題ないはず。
  何よりあまり二人でいても
  田邊は居心地が悪かろう、と。
  そう考えれば、この場を離れつつ
  手を振って別れたことだろう。**
(155) 2021/07/22(Thu) 0:00:21

【人】 二年生 稲出 柊一

[
知らない方が幸せな事ってあるよね。
>>136
トキヤにまで犬と思われているとは知る由もないけれど、
そこまでいったなら柴犬と犬種を断定して欲しい。
まぁでも柴犬じゃない犬も可愛い。ついでに猫も可愛い。]

 おーし、じゃあ明日一緒に写真撮ろうぜ!
 ショーワっぽかったら、
 モノクロフィルターかけて撮るわ。

[女の子じゃなくてごめんな……。
という気持ちがない訳ではない。

人に呼ばれたのかふらりと遠ざかる背中に、
「看板サンキュー」ってもう1回言って、
オレも適当なタイミングで、その場を離れた。
あの看板しんどかったし、飲める時に
水分補給しといた方が良いだろうと思って、
荷物のある社務所へと向かった。*]
(156) 2021/07/22(Thu) 0:01:53
数学教師 長尾 浩明は、メモを貼った。
(a44) 2021/07/22(Thu) 0:03:57

村の設定が変更されました。

【人】 二年生 神崎 紅葉

-蓮見くんと-

わたしは大丈夫だよ!
ありがとう、蓮見くんは優しいね。

[「蓮見くん」まるで毎日ずっと呼んできたかのように、馴染んだ声で相手を呼んで。
屋台の組立用の木材が足りなくなりそうなので、社務所に寄って新しいものを持ってくるところだ、なんてことも話しただろうか。

急ぎではないので、ほんの少し足を止めて]

久しぶりって、毎日学校で会ってるのに?

[小さく笑いながら言う。
嘘をついている、わけではない。
彼女にとっては全て真実だ。
だって彼女は「二年○組の神崎紅葉」なのだから**]
(157) 2021/07/22(Thu) 0:06:59
二年生 神崎 紅葉は、メモを貼った。
(a45) 2021/07/22(Thu) 0:08:47

二年生 神崎 紅葉は、メモを貼った。
(a46) 2021/07/22(Thu) 0:11:40

【人】 二年生 稲出 柊一

社務所


[荷物置き場に置いた鞄から、
スポーツドリンクの入った水筒を取り出し、がぶ飲みした。]

 冷たくてうまっ。

[そう1人言ちると、美術教師の落川先生の姿が見えた。>>146
やる気なさそうだけど、いい先生だよなー。
捨て犬を一時、美術室で保護していたのを思い出す。>>50
可愛くて、黒鉄のフードとかおやつとか、
差し入れで持って行ったんだよな。>>113
無事、貰い手が決まったと知った時は本当に嬉しかった。]

 せんせー、サボってんすか?

[単刀直入にそう言った。
まぁ小雪ちゃん1人だと心配だったり、
いざ何かあって先生を呼ぶ時に
どこに居るのか分からないというのが
困るのは分かるんだが。

その状況を利用してここに居座っていると
オレの第6感がそう告げていたんだ。**]
(158) 2021/07/22(Thu) 0:16:15
二年生 稲出 柊一は、メモを貼った。
(a47) 2021/07/22(Thu) 0:27:49

二年生 稲出 柊一は、メモを貼った。
(a48) 2021/07/22(Thu) 0:28:51

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

俺こそ女の子じゃなくてごめんな!
>>156
 心の中のクソデカボイスは伝わることないが
 モノクロフィルターにげらげら笑う

 そうして
しばいぬ
柊くんと別れたあとは
 今度はクラスのマドンナである筈の、>>157
 神崎紅葉とぶつかることになったわけで。]

  毎日学校で……?
  あ、ああそうだよな?

[疑問符浮かべながら、そうだそうだ、と
 2年〇組の、神崎紅葉をまじまじと見る

 ちなみに恐らくクラスは別だ
 なぜなら確かに祭りの係決めは
 俺のクラスでは、行われていたはずだから
>>84
 
(159) 2021/07/22(Thu) 0:32:48

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[神社をバックに佇む神崎紅葉の姿
 ……それが何故か、いつかの景色と重なる
 去年、祭りにきたときにも
 同じように佇む彼女を見たような気がして。

   「 ……んぱい、なにやってんすか 」
   「 そっか昨日から準備してたんすね 」

  去年は夏祭りの準備に参加しなかった俺が
  敬語を使い、夏祭り当日に誰かに話しかけ、
  その姿はまるで ─────


 「蓮見ーっ、ちょっとこっち手伝える?」

 その思考を遮ったのは、俺を呼ぶ声で。
 去年見た、なにかの影は、ふっと霧散する。]
 
(160) 2021/07/22(Thu) 0:34:07

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

  ……よばれた。
  行かなきゃ。

[へらりと神崎紅葉に微笑みかける。]

  お祭り、楽しいものになるといーね。

[その声と、いつか誰かに向かって発した
 俺自身の声が、こだまする

   「 先輩、お祭りたのしみましょーね 」
    ── って。あの時も俺は、微笑んだ。
]**
 
(161) 2021/07/22(Thu) 0:34:50
二年生 蓮見 朱鷺也は、メモを貼った。
(a49) 2021/07/22(Thu) 0:37:27

【人】 一年生 花巻 楓

[先生方への営業は反応>>140>>153からして上手く行ったよう。
うちの餡子は後に残らないすっきりとした甘さで、祖父から父、そして兄にも引き継がれるだろう自慢の一つだ。
かくいう私も自慢には思ってるし、お菓子に合わせた生地の触感もそれぞれ美味しいと思ってもらえればうれしいので]


 はーい。

[落川先生と長尾先生それぞれに良いお返事をしてから小雪に荷物を預けたのだった]
(162) 2021/07/22(Thu) 0:41:24

【人】 一年生 花巻 楓

[さて、無事に荷物も預けたところでお手伝いに向かうのは勝手知ったる屋台列。
あたしの家は老舗と称するだけあって商店街の古株だから
商店街の人はほとんど見知った顔ばかり。
自転屋さんとか服屋さんとかは業種的に遠いから普段から御馴染みとは言えないけど
堂本青果店さんはフルーツ大福に使う果物を卸してもらってるから
多分他のお店よりも馴染みは深い、はず。
娘さんは一学年上だから、学校でもたまに顔を見ることはあるけど]


 (明菜ちゃんを見習えって、よく言われるんだよなぁ…)


[本当は中学だけで辞めるはずだったバレーを、高校になっても続けたいって父親に言った時から、何度か引き合いに出されてるのもあって
店の手伝いに専念しないで部活をしてるあたしがどう思われてるのかなって
そんな理由でちょっと勝手に気まずくなってて、
高校に入ってからはあんまり話したりとかできていない。
学年が違うからそんなもんだと思ってくれてたら良いんだけど]
(163) 2021/07/22(Thu) 0:41:39

【人】 一年生 花巻 楓


 ふぁ、あ、はい?


[そんな物思いは、屋台の設営に入っている人からの呼びかけで現実に戻ることとなる。
幕が足りないんだけど予備ってあるかな?とか、
水道につなげるホースってこれだけ?とか
主に備品についての問い合わせが来て]


 あー、それだったらあっちの倉庫にあったはずですけど
 無かったらちょっと商店街の方行って借りてこないとかも。

 確認してきますね。

[貸し出し用の天幕やホースなどがしまってあるのは神社の敷地内の備品倉庫だから
確認してくると告げて、そちらに向かうことにした**]
(164) 2021/07/22(Thu) 0:41:59
一年生 花巻 楓は、メモを貼った。
(a50) 2021/07/22(Thu) 0:45:27

【人】 教師 落川 禅

── 回想・墨の鶴 ──

[あれは、去年の夏頃。
授業終わり、一年の女生徒に呼び止められた。>>120


  鶴ぅ?
  それらしくって……写生したいのか。


[脈絡のないそれに、意図がつかめず首を傾げれば。
独特な墨のにおいと共に、差し出された半紙に描かれた鳥……らしき足長生物。
数秒間、受け取ったそれをじっと見て。]


  あー……鶴、と言われれば鶴に見えなくもないが、
  随分芸術的な鶴ではあるな。


[なんとなく、理解した。]
(165) 2021/07/22(Thu) 0:45:49

【人】 教師 落川 禅



  そうだなー……
  ただ上手く描きたいだけなら、絵も字と同じで、
  手本を模写する練習を繰り返しするだけなんだが。


[とりあえず、技法だとか小難しい話はすっ飛ばす。
書道も水墨画も専門外だ。
けれど半紙というキャンバスに描かれた文字は、ひとつの芸術でもあると思うし。書道の作品を見るのは、純粋に面白い。
というのはただの俺の話なので、さておき。]


  あと大事なのは、
  自分がどう描きたいか想像することだな。

  田邊は、どんな鶴を描きたいんだ?


[鶴に込められた思いは知らないまま。
彼女の中の理想を探るように。
そんな風に問い返したのは、単なる興味。**]
(166) 2021/07/22(Thu) 0:45:55
教師 落川 禅は、メモを貼った。
(a51) 2021/07/22(Thu) 0:52:21

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[長尾先生も数学が得意じゃなかったと聞けば、
私は少し驚いて。先生というものは大概、
自分の得意分野を教えているものだと思っていたから。

でも、その嬉しそうな声は、
決して嫌々やっているわけではないのだろうと。
そう思えて、私はまた笑顔を返した。

その後、作業の合間に]


 数学得意じゃないのに、
 先生はどうして教師を目指したんですか?


[と、聞いてみる時間はあっただろうか。
連携作業が捗りすぎて、難しかったかも?
それなら今度、いつかのタイミングで聞いてみようかな。
と思いつつ、

もしその理由を聞けたなら。>>154]


 それはとても素敵な事ですね。
 そういう先生がいて下さると、
 私みたいな生徒には頼もしいです。


[なんて返しただろうけど、その機会はあったかなかったか。]
 
(167) 2021/07/22(Thu) 0:54:54

【人】 二年生 神崎 紅葉

「お祭り、楽しいものになるといーね」

[その言葉に、神崎紅葉は楽しげに笑って答えた]

うん!いっぱい楽しもうね!

[それは”あのとき“と同じ答え。
今よりもほんの少しだけ幼い相手に話した言葉。
一年経って、同じ学年になって。
きっと来年は”先輩”になる。
成長していく相手と、ずっと同じことを繰り返す自分ーーその矛盾を、矛盾と気付かないまま。

呼ばれた相手に、ひらひらと手を振って。
少女は踵を返したのだった]**
(168) 2021/07/22(Thu) 0:55:44

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[搬入待ちの荷物の方へ行く、という先生には>>155
わかりました。と素直に頷いた。

荷物の受け取りのような仕事なら、
先生が行くのも当然の事と受け止めて。
私の居心地の方を気にしていてくれたとは気付かずに。]


 先生のおかげで早く終わって、助かりました。
 ありがとうございました。


[振られた手に会釈で返して見送れば、
私も残りの提灯の方を確かめようと、
脚立を担ぎながら、先ほど来た道を戻るのだった。

高い所の仕事がもう無ければ、
脚立は元の場所に戻しておきますのでご安心を。
高い場所の仕事があっても、ちょっとくらいなら
ジャンプすれば届きそうだから大丈夫大丈夫。
]*
 
(169) 2021/07/22(Thu) 0:58:09

【人】 二年生 鳳 凛


小牧さんも。


[優しいと自身を褒める小牧に凛は目を細める。>>96


小牧さんは人の優しさに気付いて、それを相手に素直に伝えることが出来る素敵な女性ですわ。


[手作りのプレゼントを渡した時のことを思い出しながら凛は告げる。
その道のプロを母親に持つ小牧からすれば、凛の渡したツギハギのぬいぐるみは見るからにボロボロでみすぼらしかったが、彼女はそのプレゼントを喜んでくれた。
とても嬉しいと笑顔を向けられた凛は、彼女以上に嬉しそうにして、零れるように微笑んだだろう。
きっと、彼女に大事にされて部屋に飾られているぬいぐるみも幸せに違いない。]



…私、財布や通帳にお金が残っていると落ち着かないんです。


[いつもお釣りを全額募金している凛は小牧から、そのお金を修復費にしたらどうかと提案を受けたことがある。
確かに傍から見れば、人一倍貧しい暮らしをしているのにも関わらず寄付をする凛の振る舞いは普通じゃなく、けれど凛は彼女にとってはそれが普通なのだという風にそう応えた。
そんな凛の行動は、前世が貧乏神だったというのは本当なのではないかと思わせる雰囲気があった。]
(170) 2021/07/22(Thu) 1:02:09

【人】 二年生 鳳 凛



鳳凛です。
…嬉しいわ、私達、もうお友達ね。
私のほうこそ、いつも端切れを分けて頂いて感謝していますわ。


[お店の商品を買わず余りものの布ばかり求める凛に、篠田屋のひとはいつも優しく接してくれている。
売上にならない客は厭うのが世知辛い世の真実ではあるが、そうではない人たちも居る。
そして、目先の利益やお金に囚われずに、人を大切にする篠田屋のような人たちは将来、必ず成功すると凛は思っている。]


あ、でも、大丈夫、安心してね。
小牧さんはどこからどう見ても将来有望で、私とは違う世界に羽ばたく人だから。


[前世(自称)だが貧乏神と友達と言われて、小牧が不安に思わないよう凛は付け加えた。]
(171) 2021/07/22(Thu) 1:02:17

【人】 二年生 鳳 凛


…というかよく貧乏神が人を貧乏にしていると誤解されるのですが、貧乏神にそんな力はないのですよ。
貧乏神がとりつく人は元々、その素質があるひとなのです。



[貧乏神が好む“人の考え方や生き方、振る舞い”があるのだと、求められても居ない説明をしていた凛の『半分こ』は小牧にあっさり却下された。>>98


…あ!


[手前のほうをと言って、先に進んでいく小牧。
その背中は凛に『異論は認めません。』と告げていた。]**
(172) 2021/07/22(Thu) 1:02:20

【人】 二年生 神崎 紅葉

-回想/事故のこと-

[神崎紅葉を轢き殺した車の運転手は、高校の教師だったらしい。
ここ、はなひら神社がある学区とは別の地区の、中年の男性教師。

なんでも職場の人間関係がとてもギスギスしていて、仮病で休んでいる日についうっかり飲酒運転をしてしまったんだとか。

当時はだいぶ問題になり、報道陣がその高校に詰めかけたりもしていたようだが……]
(173) 2021/07/22(Thu) 1:08:39

【人】 二年生 神崎 紅葉

-現在/社務所へと向かう最中-

[社務所へと向かう最中、ばったりと出会ったのは>>155]

長尾先生お疲れさまです!
先生もお手伝いですか?

[にっこりと笑って、目の前の教師に話しかける。

神崎紅葉、その名前に相手は聞き覚えがあるだろうか**]
(174) 2021/07/22(Thu) 1:08:57
二年生 神崎 紅葉は、メモを貼った。
(a52) 2021/07/22(Thu) 1:13:44

二年生 神崎 紅葉は、メモを貼った。
(a53) 2021/07/22(Thu) 1:13:55

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
― 回想・墨の鶴 ―

[数秒の間。>>165
芸術的、と評してくれた落川先生の、
優しさ……そうこれは優しさなんだ……を噛みしめて、
私は肩を落とした。
覚悟していたものの、やっぱり恥ずかしかった。

気を取り直して。先生の説明によると、
どうやら、手本もなしに想像で描いたのが悪かったようで。
それはそうだ

なるほど、と頷きながら話を聞いていたのだけれど。]


 私の描きたい鶴……ですか。
 うーん、そうですね……


[名前にちなんで、という軽いノリで選んだモチーフ。
絵としてどんなものにしたいかは、考えた事がなかった。

再び数秒の間。今度は私が考えを巡らせる。
自分の技術だとか、難しい事は置いておいて。
ただ、鶴のどんな姿が描けたら楽しいだろう、と考えた時、
真っ先に出てきたのは。]
 
(175) 2021/07/22(Thu) 1:43:14

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 

 飛んでいる鶴、かな。

私、高く跳ぶのが好きだったから。
  



[ぽろりとこぼれた独り言の方は、
何でもないです、と脇に置き。]


 ………… 難しくないですか?


[……うん。自分で言っておいて何だけれど。
ただの立ち姿よりずっと、難易度高そうな気がするな、と。

私の口から出てきたのは、
始まる前から降参する勢いの弱気な声だった。

広げた翼とか。一体どうやって描くのだろう。
私の頭の中からは、縦線の入った台形の物体くらいしか出てこないのですが
]**
 
(176) 2021/07/22(Thu) 1:47:44
二年生 田邊 夕鶴は、メモを貼った。
(a54) 2021/07/22(Thu) 1:55:33

【人】 三年生 堂本 明菜

[かごめ商店街には他にも様々なお店が軒を連ねている。
 例外もあったかもしれないが基本持ちつ持たれつな
 ところもあって。
 自転車を購入する時は朱鷺也の実家である『ハスミ自転車』で
 弟共々お世話になった。
 小さい頃は、お手伝いに飽きたら「遊ぼ?」なんて言って
 お店を覗いていたこともあったか。

 去年父親が倒れた折に声をかけられれば>>69


 ん、熱中症と疲労だって。
 今は至って元気。
 もうちょっと大人しくなってくれてもいいんだけど。

 心配してくれてありがとう。


[当日の様子を知る人がいればとても取り乱していた
 ことが知れようが、今はすっかり普段通りに返事を
 返したことだろう。
 そっちは変わりない? なんて世間話をするように
 質問を打ち返したら、会話はどこまで続いたかな。]
(177) 2021/07/22(Thu) 2:46:40

【人】 三年生 堂本 明菜

[『服飾店篠田屋』は最近商店街に仲間入りしたお店。
 新しいお店が入ると聞いた時は、この商店街がより
 活気づくといいななんて思いながら、
 挨拶ついでにオープンしたお店に足を運んだ。

 二つ下の可愛らしい女の子がいたので、
 「何かわからないことがあったらなんでも聞いてね」
 なんて先輩風を吹かせてみたけれど、
 教えてもらうことが多かったのはきっとこちらの方。
 おススメされた服があれば一,二着くらいは買った
 こともあっただろう。

 花が綻んだような笑顔を浮かべる小牧を見れば、
 男の子はこういう子を好きになるんだろうなぁなんて
 密かに思っていたりもするのだ。]
(178) 2021/07/22(Thu) 2:47:45

【人】 三年生 堂本 明菜

[柊一はお使いでお店に何度か来てくれたことがある。>>95
 基本買い物に来る客層は主婦や年配の人が多いから
 同じくらいの年頃の子は目が行きやすい。
 それが男子ならなおさらだった。
 柴犬の散歩に遭遇出来たなら、撫でていい? なんて
 少しそわついた空気で尋ねたこともあっただろう。

 陸上部員だと聴こえれば>>128部活移動の際にグラウンドで
 見かけたことを思い出しながら、
 ゴリマッチョというワードに何かを想像し、
 肩を震わせていたのは内緒だ。]
(179) 2021/07/22(Thu) 2:51:17

【人】 三年生 堂本 明菜

[そんなこんなで、
 二人からは好感触な反応を貰えたことに少し
 胸を撫でおろす。>>111>>135


 うん、ありがとう。

 でも無理はしないでね。
 食券もお小遣いも有限だし。


[育ち盛りの男子高校生であるし、きっと惹かれるのは
 焼きそばやたこ焼き、それこそトウモロコシの方であるのは
 想像に難くない。

『花巻庵』が出す甘味も気になるところだ。
 老舗の味がお祭りで手軽に買えるとなると
 毎年手が出てしまうのはお約束。

 だから一応そう付け足しておいた。
 嫌々食べても、きっと美味しくないだろうから。]
(180) 2021/07/22(Thu) 2:53:28

【人】 三年生 堂本 明菜

[しばらくして、それぞれ方方へと散ることになったら、
 明菜は屋台列の方へと足を向けた。
 設営も販売もご近所さんに手伝ってもらうと言っていたが、
 集中すると水分補給を忘れるものだから、
 釘を刺しに行こうと思ってのことだ。

 先ほど『花巻庵』のことを考えていたからだろうか、
 向かう途中でちょうど楓>>163に会った。]


 久しぶり だね?
 あれ、右目どうしたの? 大丈夫?


[相手が気まずく思ってるなんて、きっと気づいてはいない。
 やりたいことがあるのは良いことだから、
 高校でもバレーをやっているのを知る機会があったなら、
 頑張ってるなぁ、なんて応援していただろう。

 どこかへ向かう途中のようだったから、
 急いでるならば会話もほどほどに切り上げるし、
 何か手伝えることがあるなら、手伝うよなんて声をかける
 つもりで、とりあえず気になった眼帯について尋ねてみた。]**
(181) 2021/07/22(Thu) 2:56:42
三年生 堂本 明菜は、メモを貼った。
(a55) 2021/07/22(Thu) 3:04:58

【人】 二年生 鳳 凛

─回想:社務所近く〜落川先生と〜─


ええ、今年も立候補しました。


[凛が声を掛ければ、落川から返ってくるのはいつもの鷹揚な声。>>143
そして、これもまた、いつものように額をおさえる仕草に凛は微笑む。]


では、どのような趣味だったら良いのですか?
先生のこの、お金持ちの人達とは無縁の空気は誰でも簡単に出せるものではありません。
私にとっての
マイナスイオン
出ています。

心が安らぎます。


[凛にとって、落川の空気が心地よい、というのは本当。
けれどそれは、人生に活路を見出せず、自身の不幸を自身を思う家族にあたる彼女の父親とは違っていた。]
(182) 2021/07/22(Thu) 8:00:34

【人】 二年生 鳳 凛


『人間とは不思議な生き物で、自分にとってどうでも良い人には気を遣うのに
一番お世話になった人や一番自分を好きでいてくれる人、

自分にとって一番大事な人を、ぞんざいに扱ってしまうものなんですよね…』



[美術室で、自身の父親のことをこのように話したこともあっただろうか。]
(183) 2021/07/22(Thu) 8:00:36

【人】 二年生 鳳 凛



大丈夫、私はお金がなくても幸せになれますから。


[最後にこの決め台詞()を言うのもいつものこと。
周囲に人が居る時は大体、ここでドッと笑いが起きていた。]
(184) 2021/07/22(Thu) 8:00:39

【人】 二年生 鳳 凛

[それでも。
これまで落川が凛を邪見に扱うことはなかったように思う。
彼女の言動や行動に、人々はそっと距離を置き、離れたところから様子を眺めるのが殆どなのだが、美術室を訪れる凛に来ないでくれというようなこともなかった。

彼が雨の中、捨てられた犬を保護する様子を凛は見ていた。>>113
一時の感情ではなく、教頭先生から怒られても途中で投げ出さず、引き取り手を見つけるまで面倒を見たことも。

向日葵の扇風機も捨てられることなく、美術室に行けば優しい風をそよがせている。
育てた野菜は、そのままサラダにしたり、カセットコンロを使ってスープにしたり。

熱が出たとき、病院に行くお金がないと何処かで摘んできた“よもぎ”で対処していた凛を保健室に連れて行ってくれたこともあったか。]
(185) 2021/07/22(Thu) 8:00:41

【人】 二年生 鳳 凛



花巻庵の和菓子は美味しいと有名ですから、
今年も注目していました。
あのお饅頭も美味しかったですし。


[落川から出し物の内容を聞いて、凛は頷く。>>144
彼女にとって、この夏祭りは年に1回の無料(食券)外食イベント。
それ以外の外食(無料限定)はデパ地下の試食巡りか、お通夜に振る舞われる精進落としくらい。
知り合いでもないのにお通夜に参列し、遺族以上に悲しんで、料理を頂くことを外食と称していることは話したことがあるだろう。]



───本当ですか?



[落川の話が、振る舞った料理のお礼にご馳走するというくだりに届けば、凛は分かりやすく目を輝かせた。
いいも悪いもない、というか悪いことがあるわけがない。

通りすがりの話は短く、凛は準備に向かったのだが、ふと足を止めると手を振る落川を振り返り、]


忘れないで下さいね、約束ですよ。


[そう念を押すのだった。]**
(186) 2021/07/22(Thu) 8:00:44

【人】 一年生 篠田 小牧

 ― 回想:堂本先輩 ―

[古株に入るそのお店には勿論両親がだけどご挨拶済み。>>99
 かくいう私も堂本青果店にはちょくちょくお買い物にいってるわ。ママってば重いのに限って私に持たせようとお使い頼むのよ。もぅ。

 >>178そこにいた先輩の第一印象は『わぁ、美人な人』だったわ。
 それでいて頼もしい言葉をくれたから「ありがとうございます。頼りにさせて頂きますね」なんて、ちゃっかりご縁をしっかり結んでおいたのよ。

 「お洋服は全体のバランスでシンプルでもお洒落に見えたりします。うちのお店は個性強いアイテムはないですが、その代わりベースになる着回ししやすいアイテムが豊富なのが売りなんですよ。
 基本のベースに使いやすいシャツなんていかがでしょうか。
 あ、制服のちょっとしたお洒落に出来るワンポイント刺繍が入った靴下も人気です」

 なんて、美人さんにうちの商品を着て貰えるかも? とやや熱の入った接客をしちゃったわ。
 内心では、ママが作ったお人形の洋服みたいなの着た姿見てみたいわぁ……なんて思っていたのは心の中だけの秘密よ。]

 
(187) 2021/07/22(Thu) 8:17:30

【人】 一年生 篠田 小牧

 ― 部活動とクラスメート ―

[運動がさほど得意じゃない上に、まだ開店したてのうちのお店のお手伝いをしたい私は活動が少な目で落ち着いた空気がする茶道部に入ったの。

 花巻さんとは出席番号が遠いのもあって、最初はそんな関りなかったんじゃないのかしら。


 それはある日。私は部活で使うお茶菓子を用意しに先輩と和菓子屋、「花巻庵」に向かったのよ。
 そこで花巻さんを見かけた事があったの。

 苗字とおうちが結びついたから、間を見て学校で話しかけてみたわ。]


 ねぇ、花巻さん。おうち和菓子のお店なのよね?
 私ね茶道部に入っているの。
 よかったら和菓子のお勧めとか教えてくれないかしら?
 
(188) 2021/07/22(Thu) 8:20:07

【人】 一年生 篠田 小牧

[そのお願いは受けて貰えたかしら?
 忙しそうなら無理にとは言わなかったわ。
 どちらにしても私はこう提案したのよ。]


 うちの部活人数少ないから、一回の体験からでも歓迎しているんですって。
 お友達連れてきていいって言われているから今度お茶でもよかったら飲みにきてね。


[私のお茶はまだ、ちょっと粉っぽくて泡立ちが少ないんだけど……。
先輩がたててくれたものなら問題なく美味しい抹茶が用意されるから安心、安全なのよ。]
 
(189) 2021/07/22(Thu) 8:20:52

【人】 一年生 篠田 小牧

 ― 裏話 ―

[うちのお店に蓮見先輩のお母さんと妹さんが来る予定、なんて無論今の私は勿論知るよしもないわ。

 ご来店の暁には両親が金魚や花火、朝顔等々色々な柄の浴衣をお勧めしているさなか。
 複数買うと更に値引きのお得セールをやっていると聞いて、その二人が先輩まで手をのばすかどうかは……どうかしらね。>>110

 ちなみに、ショーワ臭する浴衣は>>136ひっそりとあるわ。 ]
 

 
(190) 2021/07/22(Thu) 8:26:39

【人】 一年生 篠田 小牧

 ― 鳳先輩と ―

>>170私も、と返答が来ればくすぐったく目を細めるのよ。]


 ふふ、そう言う風に人を褒めれる素敵な先輩に褒められるのは嬉しいです。


[ツギハギだらけだし、プロと比べたら……ではあってもそもそもプロと比べれば素人の作品が拙いのは当たり前よ。
 あるもので一生懸命作ってくれたその気持ちを嬉しいと思わないなんてないもの。


 お金が残っていると落ち着かない、と聞けば返答に困った顔でそうですか、と反応していたわ。
 考え方を無理やり変えるよう諭すのも何か違って。無理はしないようにね。ととどまったことになったわ。]
 
(191) 2021/07/22(Thu) 8:29:14

【人】 一年生 篠田 小牧

 
 わぁ、綺麗なお名前ですね。
 そうですね、お友達ですね。嬉しいです。

 端切れはまとめ売りするしかないですし。手にして活用頂ければこちらも嬉しいです。


[ママのお人形のお洋服に使うにも限度があるわ。
 使う人が買ってくれる方がいいのよ。]


 ? 安心?
 将来有望なんて照れくさいです。
 将来の夢は人それぞれですからね。違う分野に行く可能性は高いですよね。


[安心の意味がよくわからなくて。貧乏神の事を気にしているのも通じなくて。
 違う世界=違う分野とまで考えた私は大概にして抜けているのよ。]


 へぇ。ああ、お金にはお金が集まるとかききますよね。そういうものなのでしょうかね。

 お金を浪費するのもまた才能がいるとは聞き及びますが……。


[そう、私は先輩が裕福でないんだろうな、とはわかっているけれど貧乏神がついているとかそういう発想がないのよ。
 だから雑談だと思って普通に返答したの。]
 
(192) 2021/07/22(Thu) 8:31:24

【人】 一年生 篠田 小牧

 
 では先輩はこのあたり……あ、あそこにマークありますね。あそこに設置お願いしますね。


[とゴミ箱置き場を視線で示して有無を言わさず立去ったのよ。
 更に歩く場所に先輩を行かすなんて後輩としてとても、とても。

 先輩と別れた後は、ゴミ箱を指定の位置に設置して。ビニール袋を忘れたわ……。なんて事に気づいて取りに行ったりとぱたぱた動くことになるのよ。]**
 
(193) 2021/07/22(Thu) 8:33:06
一年生 篠田 小牧は、メモを貼った。
(a56) 2021/07/22(Thu) 8:38:33

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 


  「 うん!いっぱい楽しもうね! 」>>168
  
『 うん!いっぱい楽しもうね! 』



[頭で二重に声が響いた気がして、一瞬、怯む。
 秋の彩りには未だ早い夏のこと

     遠くで聞こえた救急車のサイレン
     いつかの夏の日 窓の外の蝉しぐれ
     矛盾は矛盾と、気づかない。気づけない。



  ……あ。うん。
  そうだな。………ッ、あ、えっと

[口を開きかけて、何を言おうとしたのか忘れる
 否、やっぱりそれを、いつかの夏も言った気がして。
 どうして言いたくなったのか、忘れてしまったけれど]
 
(194) 2021/07/22(Thu) 8:44:02

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 


  怪我とか、気をつけて。

[怪我とか事故とかには気をつけて。
 はなひらの子どもたちが、お祭り準備の時には
 必ず言われる言葉のひとつ。
 
それは ─── さあ、なんでだったっけ。
]*
 
(195) 2021/07/22(Thu) 8:44:22

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 
── いつかの明菜先輩 ──

[明菜先輩とは割と長い付き合いだったから
 子供の頃は一緒に遊んだこともあったし >>177
 明菜先輩の弟がいくつだったかは定かじゃねえけど
 男同士、そっちでつるんで遊んだことも多かったかも

 ちなみに俺の妹の“つぐみ”は4歳下だから、
 ちょっと年上のキレイなお姉さん、のことを
 どこか憧れめいた目で見ているのを
 現在進行形で、俺はよーく知っている。


 そんな明菜先輩の親父さんの倒れた原因が
 熱中症と疲労だって聞けば少し胸をなでおろす]


  ……そっか、でかい病気とかじゃなくてよかった
  

[当日の様子は流石に知らなかったから
 淡々と返事を返す明菜先輩には、
 こちらも普通に返事を返すだけだったけれど。]
 
(196) 2021/07/22(Thu) 9:08:23

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 


  こっちは親父もオカンもみんなピンピンしてる
  つぐみも元気っすよ。今年小学校卒業だから、
  最後の夏を満喫するんだ!とか言ってる。


[笑っちゃいますよね、って微笑む顔は、
 たぶんね、本当にみんな相変わらず元気だし、
 蓮見家の仲が良好だってこと、
 それなりに伝わるんじゃないかなって、そう思う。]


  でも暫く大変すね
  お店、明菜先輩も手伝うんすか?


[明菜先輩が店番したら
 そんだけでお客さん寄ってきたりして。
 なんて茶化す声も、付け足すのを忘れない。]* 
 
(197) 2021/07/22(Thu) 9:08:36

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 
── 閑話:こまきちゃんのお店 ──

[ところで今俺がこうしている最中にも、
 母とつぐみは今頃こまきちゃんのお店に行って>>190
 キャッキャしながら浴衣を選んでいるはずで。

 商売上手なご両親がお値引きセールを売り込んだら
 まあお得なのね、って男性用の浴衣にもきっと手を伸ばす。

 その中にも「ショーワ臭する浴衣」はちゃあんとあって
 お兄ちゃんこれでいいんじゃない!?なんて
 つぐみが余計な事を言いながらケラケラ笑ってるなど
 今一生懸命準備を頑張ってる俺に!届くわけもなく!!

 でもあの子浴衣なんて着るかしら?なんて
 理性を良心を取り戻した母親が手にとったのは甚平

 ……そうだね、結局何を買ったんだろう
 たくさん選択肢がある中で、まさかひっそりと存在してる
 ショーワな浴衣を手にとってるとは思い難いが(フラグ)

 派手めの甚平

 ……一発勝負だ、神のみぞ知る]
 
(198) 2021/07/22(Thu) 9:17:51

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[どうしてたくさんの選択肢がある中で、母親は
 普通の甚平ではなく派手目のをチョイスしたんだろう>>198

 その理由は一目瞭然で、
 背中に描かれた派手めの柄が朱鷺だったからだ。
 それ以外にない。容易に想像はつく。

 黒の上下、それはともかく。
 なぜ後ろに白地に薄いオレンジの映える朱鷺を
 こんなにも大きく描いてしまったのか…
 そうだな、中二の俺だったら喜んだかもしれない
 けれど俺は多少恥じらいもある高校二年生。

 ついでに麻の中折ハットまで用意した母親は
 俺に何を目指して欲しいのか、わからない……

 わからないんだ…
 って悩むのは、そうだね、この日の夜の話。]*
 
(199) 2021/07/22(Thu) 9:25:38
二年生 蓮見 朱鷺也は、メモを貼った。
(a57) 2021/07/22(Thu) 9:26:32

【人】 二年生 稲出 柊一

― 回想:堂本先輩 ―

[堂本青果店の看板娘のクールビューティー。
という印象の堂本先輩。
黒鉄の散歩中に、
時々鉢合わせて挨拶することはあったんだ。>>179
「撫でていい?」と訊かれれば勿論。]

 どうぞどうぞ。
 こいつ大人しいから、噛んだり吠えたりしませんよ。

[興味ありげに黒鉄が先輩に近づくのを、
微笑ましく見守っていた。
基本的には、人に向かって吠えたりはしない。
獣医さんだけは例外みたいだけど。

犬はサツマイモが好きだから、
母さんが堂本青果店で買ったサツマイモを蒸したりすると、
脇で正座待機するほどのファンなんですなんて話したっけ。
オレや兄ちゃんが食べてると寄ってきて、
取り合いみたいになることもあったけど、
今ではお座りして潤んだ瞳で小首をかしげるのが
1番効果的だと学習するに至ったりしている。

お父さんとの仲が不穏らしいって噂で聞いたけど、
オレは勝手に女の子とお父さんの関係は難しいし、
クールな雰囲気が誤解されてるだけなんじゃないかなって、
勝手にそう解釈していた。]
(200) 2021/07/22(Thu) 9:37:22

【人】 二年生 稲出 柊一

回想:はなひら神社の怖い話


[黒鉄は基本的に人に向かって吠えたりしない。
獣医さんは例外だけれど……。
でもそういえば、もう1つ例外があったのを思い出した。

いつだったろうか、いつも通り夕方に散歩に行った。
時々は気分転換に散歩コースを変えたりしていたけれど、
この日は神社の近くを通ったんだ。
普段はオレを引っ張ってどこかに行きたがったりは
あんまりしないんだけど、
この時は珍しく凄い勢いで神社の中へ向かって行って、
何かに向かって吠えだしたんだ。]

 「どうしたんだよ?」

[その先には、セーラー服を着た女生徒が。
足元がうっすら透けて見えたのは、陽炎か何かの所為か?


後で友達にその話をしたら、
はなひら神社には夏祭りの準備に向かう道すがら、
交通事故にあった女生徒の幽霊が出るって話聞いて。>>151
人生初の不思議体験をしたのだった。**]
(201) 2021/07/22(Thu) 9:49:30
二年生 稲出 柊一は、メモを貼った。
(a58) 2021/07/22(Thu) 9:53:51

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
― 回想:幼少の頃 ―

[今はもう、失われかけた感覚。

子供の頃、世界は狭くて。
『ご近所さん』の枠を越えてしまえば
それはもう、遠い国のような。

あの頃の私達はもしかしたら、
季節を渡る異邦人だったのかもしれない。]

 
(202) 2021/07/22(Thu) 10:07:38

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[私の家は、花一高校からぎりぎり徒歩圏内、
というくらいの場所にあるのだけれど。
だから多分、学区とか違ったのかもね
>>54
かごめ商店街のすぐ近くに、祖父母の家があって。
小さい頃から兄弟とよく遊びに来ていて、
特に夏休みには、泊まり込みで入り浸っていた。

男兄弟の真ん中に生まれた私は、
女の子らしい服や遊びよりも、兄の真似をしたがって。
そんな趣味嗜好のまま小学生まで育ったので、ご近所からは、
読んで字の如く『三兄弟』と思われていたかも。]
 
(203) 2021/07/22(Thu) 10:09:14

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[じっとしていられない年頃には、毎日のように外遊び。
当然、すぐ近くの商店街にも出入りしていて。

例えば。

遊びに行く度に、祖母が出してくれる和菓子。
たまたま切らしてしまっていた時に、
ええ!とがっかりしていたら、
「それじゃあお使いに行ってきて」とがま口財布を渡されて。
私の初めてのお使いは、老舗和菓子屋さんの水羊羹だった。

兄の、「夏だ!スイカ割りをしよう!」の一声で、
三人分のお小遣いをかき集めて
青果店まで兄弟みんなで走って行ったら、
一玉買うには足りなくて、店の前で呆然とした事もあった。

兄弟みんなの最初の自転車は、祖父が買ってくれた。
私にだけ「もっと可愛いのにしたら?」と言われたけれど。
「嫌だ、これがいい!」と選んだのは、
黒いラインの走る、格好良い子供用自転車。
補助輪付きのそれに乗り、家の周りでぶいぶい言わせていた。
嘘。今より人見知りだったので、一人の時に誰かと会ったら逃げました。
]
 
(204) 2021/07/22(Thu) 10:10:54

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[近所の子に混じって遊ぶような事もあったっけ。
顔見知りになった子には、
休みの終わりに「またね」と手を振り、
次の休みに会ったら「久し振り」と挨拶をして。
宿題じゃない方の『夏休みの友』みたいな存在に
なっていたかもしれない。

でも、中学に上がったら。
私は女子の制服を着て、短かった髪を伸ばし始め。
勉強に部活に忙しい毎日を送るようになって、
祖父母の家からは足が遠のいた。

身長だけはずっと、背の順の列で最後尾争いができるくらいに
すくすくと、竹のように育ったけれど。
それもそろそろ打ち止めのようで。

花一高校への入学をきっかけに、
また祖父母を訪ねる機会も増えて、
再び商店街の辺りもうろつくようになったけれど。
あの頃の私と今の私が結びついた人は、
どれほどいたのだろうか。]*
 
(205) 2021/07/22(Thu) 10:11:52
二年生 田邊 夕鶴は、メモを貼った。
(a59) 2021/07/22(Thu) 10:13:57

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 
── 幼い日のこと ──

[夏休みの時にだけ、会う顔があった。
 ……というのは、遠い遠い、昔の話。>>203

 うちの店に「男の子が三人」遊びにきたのは
 俺は自転車の補助輪が取れて、
 補助輪無しの自転車でブイブイ言わせてた頃のこと。

 うちの店にはいろんな自転車があったけど、
 何故か俺に与えられるのは、最新型じゃあない。
 塗装の剥げてしまった商品とか
 型落ちした自転車だとか、で、
 最新型の「カッコイーモデル」を店頭で眺めては
 いいなあ、いいなあ。ってぼやいていた幼少期。

 そんな俺が目をつけてた「カッコイーモデル」を
 オカイアゲいただいたのは、
 そんな「三人兄弟」をつれたおじいちゃんだった。]
 
(206) 2021/07/22(Thu) 10:23:29

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[だからそいつのことはよーく覚えてる。
 あの自転車、のってるところが見たくって、
 俺、お店の伝票盗み見したんだもん(悪)

 ボーハントウロクのために書かれた
 住所と言う名のコジンジョーホー。
 それがごくごく近い住所だってわかったから
 あの日から俺、近所を何度か探しに行ったんだ。

 それが、おじーちゃんちの住所だってのは知らず
 あの子の住所だって思い込んではいたんだけどさ。



     ……家の周りでぶいぶい言わせるあの子、
     わりとすぐ、見つけたはずで。]
 
(207) 2021/07/22(Thu) 10:23:49

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 


  ……見つけた!


[今よりもほんの少しやんちゃで元気で、
 走るのが大好きで、日にも焼けていた子供の頃の俺
 今よりも人見知りだって言う、その「男の子」は
 そんな俺を見て、どう思ったんだろう。>>204

 逃げようとした?
 逃げようとしたら、止めたよね。

 俺んちで自転車買ってくれた子だよね、
 その自転車、すっごいかっこいいよね!!って。]*
 
(208) 2021/07/22(Thu) 10:24:03
二年生 蓮見 朱鷺也は、メモを貼った。
(a60) 2021/07/22(Thu) 10:24:44

【人】 一年生 篠田 小牧

 
 ー 閑話:篠田屋 ー

[>>198 こうしている裏で、我が家は商売繁盛売り込みを頑張っているわけでして。
 値引き効果により更に男性ものにも手が伸びてくれたわけで。

 ショーワ臭な浴衣もお得意先の仕入先にお願いします、と泣きつかれて店に並べてみれば案外ご年配の方には評判が悪くないみたいなの。
 コテコテのも需要があるかもね、と祭の文字プリントやら。
 手を伸ばされた派手めの甚平もお試しでおいてみることにしていたみたいなのよ。
 売れた以上これからの季節、浴衣や甚平に関しては派手めなものが少し、置かれる事になるのはまだ私は知らないお話よ。

 お買い上げ、ありがとうございました。]**
 
(209) 2021/07/22(Thu) 10:25:11

【人】 三年生 神田 京平

 ── 看板運び中 ──

 稲出くんは陸上部なんやねぇ >>128
 はわわっ
 
眩しい…! 
青春の光が稲出くんが溢れとるわぁ!

[大げさに眩しがっているように見せるが
青春の光は太陽とも月とも違う輝きでその輝きは強烈なのだ。

学校かどこであったか、以前視線を感じた先に
彼の姿を見た覚えがあった。 >>88
奇異の目はこういうナリをしているのだから少なからずあるもので
それが興味か嫌悪か分かる程には経験を積んでいた。
その気遣いが伝わる視線に気が付けば
にっこり笑ってふりふりと手を振って返してはいたけれど
気付いてくれているかどうかはわからなかった。
このことを聞こうとは思ってはいないけれど
今回こうやって話すことができて嬉しいという気持ちはあるのだ。]

 走るのも跳ぶのも難易度高そうな競技やね
 走り続けられるんは”愛”やなぁ
 ええねぇ、その情熱を俺は応援するで

[走って跳ぶ稲出くんを見てみたい。そう思えたのだ。]
(210) 2021/07/22(Thu) 10:46:56

【人】 三年生 神田 京平

── 少し前:明菜ちゃんと ──

  
ツンデレさんや〜〜


[ぽそりと返ってきた言葉が聞こえてしまい>>100
いてもたってもいられないこの思いを叫び出したい気持ちになった。
いや、
実際叫んでしまっている。
これが
後の祭り
ってやつだ。]

 ほ〜う? 明菜ちゃんの保証があれば完璧やね
 明日が待ち遠しくなってきよったで

[お腹の空いた時に聞いてさらにペコペコ状態。
明日の楽しみが増えて喜ばしく思う。
だがその話を聞いてお腹は今すぐ食べたいと鳴り出しそうで抑えるのに必死だ。

願い事の話を聞くと>>102
ツンデレの感動がまたぶり返して
ワッ!と顔を覆うジェスチャーを大げさにしてしまう。

そんなやりとりがあり、尊いものを見たと
思わず手を合わせて拝みそうになってしまう程であったが
こちらの瞳を見つめてくる彼女の目と視線が合う寸前で
にっこりと笑い掛けその目から自分を逸らす。
避けようとした訳ではないけれど
真っ直ぐな視線を受け止めるのは今の自分には難しかった。
お面を取り払って己を見ようとする意志の強い目は自分には強烈すぎたのだ。*]
(211) 2021/07/22(Thu) 10:53:21

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
― 幼い日のこと ―

 えっ。

 ひ、ひとちがいです。


[ある夏の日、真っ青な空の下で。

見つけた!と勢いよく探し出されてしまった私は、>>208
一体、何がなんだかわからなくて。
暑い夏に流すにしては、冷たい汗を滴らせながら、
とりあえずそれだけを言って、じりじりと後退った。

だって。何も悪い事していないし。
(私は。>>207

思い当たる事もなかったので、
知らない男の子を前に、
じゃ、そういうことで……と逃げようとしたら、
なぜか止められて。]
 
(212) 2021/07/22(Thu) 11:28:25

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
 ……なーんだ、最初に言ってよ!
 すごい勢いで、びっくりしたじゃない。


[男の子に指名手配(?)された理由がわかれば、
ほっと胸を撫で下ろしながら、文句を言って。

おどおどした態度がすぐに引っ込んだのは、
私が男兄弟に挟まれて育ったからとか、
元気いっぱいな男の子の雰囲気が話しやすそうに感じたとか、
そんな理由もあったけれど。
一番はやっぱり、
お気に入りの真新しい自転車を褒められたから。

そう。
私の自転車は、褒められて然るべき逸品。

誰彼構わず自慢したかったというのが、本当のところ。
聞けばあのお店の息子さんだと言う彼に、
さすが、自転車屋さんの子はわかってるなあ。
なんて感想を抱いて。]
 
(213) 2021/07/22(Thu) 11:29:46

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
 うん、すっごくかっこいい!
 一目ぼれしちゃった!


[と。かっこいいよね!!>>208に全力で同意したけれど、
実はいいないいなと自転車を狙っていた彼は、
一目で横から掻っ攫った私を、どんな風に思ったのだろう。

やっぱり、いいなあという視線が自転車に向かうなら、]


 ……乗ってみる?


[なんて。

上機嫌だった私は、
ちょっとだけ貸してあげてもいいなと思って、
そう尋ねてみたはずだ。]
 
(214) 2021/07/22(Thu) 11:30:36

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[ところで、彼は自分の自転車に乗って来ていただろうか。
もしそうなら、自転車屋さんの子供は、
どんな自転車に乗ってるのかなと、
私の目が向くのは自然な流れだったと思う。

もしそうなら。]


 ……………
 ……………


[塗装が剥げていたか、型落ちしていたか……>>206
は、関係なく。

私の視線が釘付けになるのは、そこにあるべき補助輪が、
きれいさっぱり取り払われているその部分。

同じ年くらいだと思ったのに……
裏切られた……


なんて感想を、抱いてしまったかもしれない。

私の自転車に、彼が乗ってみるという話になっていたなら、
代わりに彼の自転車を借りて、
補助輪なしを試させて貰えたりもしただろうか?

背の高い私にも、背伸びしたいお年頃はあったのだ。]*
 
(215) 2021/07/22(Thu) 11:33:08
二年生 田邊 夕鶴は、メモを貼った。
(a61) 2021/07/22(Thu) 11:35:39

【人】 一年生 篠田 小牧

 
 よし、ビニール袋もちゃんと被せてテープで固定もした、と。


[ゴミ箱設置が満足いく出来になって一人得意気にふふん、と満足しているのよ。
 ごみのポイ捨て反対です。]


 さて、まだ作業はあるかしら?


[周りを見渡しつつ、ぶら下がった提灯を見ればお祭りらしい景色の象徴にそれは思えてふふ、と笑みが浮かんだのよ。

 脚立を運ぶ人背の高い先輩が目に入れば、大丈夫かしら。と心配になるの。>>169


 お手伝いはいりますか?


[なんて声をかけてみたわ。

 私の方はその先輩に見覚えがあったわ。田邊先輩。学校入りたての時、部活動の仮入部で書道部に行った事があるの。
 その時私の事を見てもらった覚えがあるわ。
 少し丸みを帯びた字で、格好いい字が書ける気が全くしなかったのよね。
お菓子につられて
最終的には茶道部にしたのだけれど。でもいい先輩だったなって印象は残っているのよ。

 向こうが覚えているかはわからないけれどね。]**
 
(216) 2021/07/22(Thu) 12:11:59

【人】 数学教師 長尾 浩明


  教師を目指したのはどうして?なんて聞かれれば
  作業の合間に答えた。>>167
  作業ははかどっていたけど
  口だって動かしたくなるものだ。


   「 そんな大層なことでもないよ。
     でもそうだな、
     分からないことがあったらいつでも
     質問は歓迎。頼ってくれると嬉しいかな。 」


  実際大層なことではなかったりする。
  手に職つけたいなんて普通の理由も付属しているし。

  花一高校に来てそんなに経ってないのもあって
  質問に来る生徒は多くない。もし来る人がいれば
  顔と名前を覚えられるくらいには。
  だから、質問は歓迎だと伝えておこう。
  
たまにいるんだよな、面倒くさがって

  
質問を厭う教師が。それに遠慮する生徒も。
(217) 2021/07/22(Thu) 12:16:14

【人】 数学教師 長尾 浩明


  そうして、提灯の飾りつけがひと段落ついて
  搬入待ちの荷物のある入口の方へと向かっていると
  女子生徒に声をかけられた。>>174


   「 こんにちは。
     そう、手伝いに… 」


  当たり前のように返事をして。
  女生徒の顔を見て、どこか既視感を覚えた。
  ……別におかしくないはず。
  だって、教え子ならどこかで見た顔であるのは
  当然のことなのだから。

  でも何故だろう、こんな生徒いただろうか。
  そんな違和感を持ってしまうのは。
  
            
―――何故だろうな?
(218) 2021/07/22(Thu) 12:16:59

【人】 数学教師 長尾 浩明


   「 準備お疲れ様。
     夕方とはいえ暑いし、
     水分補給を忘れずにな。 」


  彼女の名前がぱっと思い出せず、
  でもわざわざ聞くのもなんとなく忍びなくて。
  笑みを浮かべて先生らしく注意をしてみせた。

  
もし名前を覚えていないのを相手が察して

  
万が一名乗るようなことがあればその時は――
(219) 2021/07/22(Thu) 12:17:32

【人】 数学教師 長尾 浩明

――回想:元同僚について――

           ・・・・・
  神崎紅葉。元同僚が轢き殺した女子。
  あぁ、その事故のことは記憶にある。
  名前を覚えているのはもちろんの事、
  新聞などで写真を見る機会だってあったかも。

  元同僚は、良くも悪くも人間らしい人だった。
  目上の人間には適度にお世辞を言って。
  生徒には厳しすぎず緩すぎず。
  人当たりがいいと言えば聞こえはいいが
  悪く言えば八方美人。

  そんな彼はやっぱりというべきか。
  他の教員からあまりよくは思われておらず
  不満のはけ口として悪口の対象に…
  なっているだけならよかったのだが。

  
彼が大事な書類を紛失したりすることが

  
増えたのはきっと彼の責任では

  
なかったのだろう。
(220) 2021/07/22(Thu) 12:18:56

【人】 数学教師 長尾 浩明


  ストレスをためる環境だったのは確かで。
  仮病に飲酒運転なんて普段ならしないような
  行動をとってしまうのも
  無理のないことだったのかもしれない。


  報道陣が詰めかけたとき、
  学校側は男性教師の問題であり
  学内では何の問題もなかったと、言い張った。

 
  あくまで保身しか考えない学校の態度も、
  男性教師が思い悩んでいることを知っていながら
  小心者故に何もしなかった自分のことも


  
――――反吐が出るほど嫌いだと思ったっけ。*
(221) 2021/07/22(Thu) 12:20:44
数学教師 長尾 浩明は、メモを貼った。
(a62) 2021/07/22(Thu) 12:25:26

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 
── かつて・ゆづるちゃん ──


[補助輪なしでブイブイ言わせてた頃だったので
 その子のおうちまでも自転車で行ったはずで
 そのせいで裏切られたって思ってるなんて>>215
 いやあ、さすがに思わなかったんだけど。

 人違いです、って逃げようとするその子を呼び止めて
 なんとか呼び止めた理由をわかってもらえたら
 あ〜よかったぁ、って俺も胸をなでおろしたはず

 
       ……ところでちょっと
       女の子みたいな喋り方の子だな?


 
(222) 2021/07/22(Thu) 13:17:19

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[補助輪つきとはいえ、憧れのカッコイイ自転車。]


  乗ってみる!


[って食い気味に言うくらいにはまだ幼くて。>>214
 代わりに乗ってみる?って
 補助輪なしの自転車を差し出した。あ、でも]


  ……乗れる?


[だって、その子の自転車には補助輪がついてたから。
 練習したかったら広場、あそびにいこ!って
 強引に連れ出したのかもしれない。
 草むらのほうが、きっと練習しやすいでしょう?]
 
(223) 2021/07/22(Thu) 13:17:30

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[たぶんそれはその1日だけじゃあなくって
 翌日も、その翌日も、
 もしその子が練習するって言うなら、
 広場に連れてって、一緒に自転車漕いだはず。

 当時から背は高かったのかな…
 まだ小さな俺は、そこまで背は高くなくって
 中学の後半から急激に伸びたたちだから。
 もしかしたら自分より背、高かったのかも。]

 
(224) 2021/07/22(Thu) 13:17:51

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 


  そういえば、なんてなまえ?
  俺は、トキヤ!


[ゆづる、という名前を聞いたなら
 多分俺の第一声は「ゆづるくん」。

 くん付けした俺を正してくれたら気づいただろうし
 そうじゃないならいつ俺は、
 きみが女の子なんだって気づけたんだろうね

 それからきみがあの家の子じゃないってことも
 夏休みにしか会えないってことも、
 ……いつ、俺は知ることができたんだろうね。


       知ることは、できたのかな。 ]*
 
(225) 2021/07/22(Thu) 13:18:06
二年生 蓮見 朱鷺也は、メモを貼った。
(a63) 2021/07/22(Thu) 13:19:00

【人】 二年生 鳳 凛

〜小牧さんと〜


[相手の良い部分を見つめて交わす会話は暖かい。>>191
その行為をお世辞だ、おべんちゃらだと非難する人もいるけれど、例えば苦手な人のことでも、ひとつでも良いところを見つけて褒めることが出来る人はきっと、自身が好意を示すことで相手がその感情を受け止め、それを返してくれることを知っている。
計算や知識としてではなく、経験でそのことを知っている人は、呼吸をするように自然に人を褒めることが出来る。
目の前の小牧も、それがわかっているひとなのだと褒められながら凛は思う。
素敵なひとだと心から、嘘偽りなく思った。]


ありがとうございます。
名前を奇麗と言って頂けたのは初めてですわ。
名前は、私が生まれて最初に両親から貰ったプレゼントですから、そう言って頂けると嬉しいです。

小牧さんのお名前も、響きが可愛らしいと思います。

ええ、篠田屋さんの端切れはどれも模様が素敵で、重ねたり繋げたりして色々活用させて貰ってますわ。
(226) 2021/07/22(Thu) 13:32:39

【人】 二年生 鳳 凛


[小牧が抱えていたゴミ箱を一旦地面に下ろすと、これからも宜しくお願いします、と微笑んで、少しの雑談。>>192
ところどころ、話が嚙み合っていない部分もあったけれど、それは小牧のせいではなく、多分に凛にあると言える。
そうして最後の『半分こ、』『駄目です。』のやり取りは先に行動に出た小牧に軍配が上がったのだった。]


…もう、


[負担の少ない近い場所を凛に指示して、彼女はさっさと歩いていく。>>193
それはきっとわざと凛に有無を言わせなくするため。]


小牧さんったら意外に強引なのですね。


[遠くなっていく背中に柔らかくそう零すと凛はマークに従い、ゴミ箱を設置するのだった。]**
(227) 2021/07/22(Thu) 13:32:41
二年生 鳳 凛は、メモを貼った。
(a64) 2021/07/22(Thu) 13:36:49

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
― 続・提灯の飾り付け ―

[脚立を運ぶ最中に、掛けられた声に振り向けば。>>216]


 あ、篠田さん。
 篠田さんも手伝いに来てたんだね。


[そうか、そういえば名前があったような。
社務所でちらりと見た名簿の中身を思い出しながら、
改めて、お疲れ様、と挨拶をした。]


 手伝ってくれるの?
 ありがとう。

 高い所のは大体終わらせたと思うんだけど、
 まだ提灯残っていたはずだから、
 そっちもやっちゃおうかと思って。

 手が空いてるなら、一緒にやってくれたら助かるな。


[脚立運びは、戻しに行くだけだから大丈夫だよ。
と、そう伝えるけれど。他の仕事でも構わないのなら、
それじゃあ、一緒に提灯取りに行こうか。
と言って、提灯置き場に案内しよう。]
 
(228) 2021/07/22(Thu) 13:47:02

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[そんな感じで、私としてはすっかり顔見知りの反応だ。

仮入部に来てくれた事は勿論、
部員一同大歓迎した事もしっかり覚えている。
入部して貰えなかったのは残念だけれど、
見学に来てくれただけでもありがたいくらいなので、
特にしこりなどが残るわけもなく。

大体、とても行儀の良い仮部員だったように記憶している。
試しに書いて貰った書にも、真面目に取り組んでくれて。
丸みのある文字を覗き込みながら、]


 可愛い字だね。花びらみたい。
 篠田さんの雰囲気にぴったり。


[と感想を述べたのだけれど、篠田さんの反応はどうだったか。
もし、格好良い字を目指していた?ような事を聞いたなら、
可愛い字だって個性だし、私は好きだよ。
というような事を伝えていたはず。]
 
(229) 2021/07/22(Thu) 13:48:24

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[それにしても、しっかりした後輩である。
今だって、上級生に自ら手伝いを申し出て。
やはりお店の手伝いをしているからなのだろうか?
と、篠田屋さんの事を思い浮かべる。

仮入部に来た新入生の
実家まで知っているのには、理由があって。
お店の屋号でわかるって?そうなんだけど、どうか最後まで聞いて欲しい。


あれは確か、篠田屋さんの店先に
浴衣が並んですぐの事だったはず。]


「ねえねえ、あそこの服屋さん、
 和服も扱ってるんだって!」


[と言って、書道部の先輩が部室に駆け込んで来たのは。]
 
(230) 2021/07/22(Thu) 13:50:21

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[ここで一旦、話は遡るのだけれど。
時はユニフォーム戦国時代。
新入部員獲得に各部がしのぎを削る中、
今の三年が抜ければ廃部寸前の我が書道部は、
春の部活動紹介において、袴姿にたすきを掛けて、
華やかな書道パフォーマンスを披露する事で
ぜひとも我が部に、と一年生を勧誘していた。

うちに入れば、こんな事できますよ、の他に。
こんな格好ができますよ、というのは、
動機としては少々不純かもしれないけれど。
あの部もその部もこの部だって、
しっかりアピールしているわけで。

つまりどういう事かというと。
通販で購入した洗いやすさが取り得の上下セットは、
和装という物珍しさはあっても、
華やかさなんてちっともなくて。
運動部と変わらない……どころか、
防具を着けた弓道部員と比べると、格好良さでは数段劣る。

これではいけない!と頭を悩ませた先輩部員達は、
文化部ならではの、何かこう……
文化的なユニフォーム用の袴セットを欲していた。]

 
(231) 2021/07/22(Thu) 13:51:53

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[そんな書道部に朗報が。
なんと、良心価格で和服を取り扱うお店があるらしい。

正確には浴衣だったのだけれど。
例え和服を取り扱っていたとしても、
部活用ユニフォームの注文なんて、
受けて貰えるかどうかもわからなかったけれど。

駄目元で交渉に行った部長と、付き添いの顧問と、
彼らの持ち帰った返事はどうだったっけ。

返事はどうあれ、そんな事があったので。
仮入部に来てくれた篠田さんが
篠田屋さんの娘さんだという事は、
私を含めた書道部の皆が知っていて。

花一高書道部の者です、この間はお世話になりました。
なんて言いながら、お店の方にお邪魔して、
お手頃価格のTシャツを数枚買って帰ったのはつい先日の事。

帰り際、綺麗な浴衣を眺めて。
私には似合わないだろうなあ、と、
手に取る事はせず通り過ぎたけれど、目に楽しかった。
ほら、着丈とか。男物の方が合いそうな予感すら……
]
 
(232) 2021/07/22(Thu) 13:53:20

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[そういう事もあったから、
そちらの印象の方が強く残って、
私が篠田さんの仮入部の事は覚えていないかも?
なんて思われているとしたら。

そんな事はない、ちゃんと覚えているよって、
話す機会があったなら、そう言うのだけれど。]*
 
(233) 2021/07/22(Thu) 13:54:23
二年生 田邊 夕鶴は、メモを貼った。
(a65) 2021/07/22(Thu) 14:00:26

【人】 教師 落川 禅

[後ろ姿だったので、顔は仕方ないとしても。>>146
名前を思い出せないのがどうもスッキリせず、石段からのそのそと動けば、社務所の名簿を覗きこんだ。]


  神崎紅葉……神崎、
  ああ確か去年もいた、な?


[なんで思い出せなかったのだろう。
去年もあんなに手伝ってくれた、気がするのだが。]
(234) 2021/07/22(Thu) 14:35:46

【人】 教師 落川 禅

[なんて、も一度首を捻っていたら。
ちょうど水分補給に戻ってきた男子生徒と目が合った。>>158

例の捨て犬保護の時、世話になった犬好きな生徒だ。
フードの種類多すぎてどれがいいのかわからん、だとか。
陸上部のランニングのついでに散歩連れてってくれ、だとか。
犬の世話に慣れてる様子を見て、色々と聞いたり頼んだりしたもので。]


  稲出も人聞き悪いなー。
  俺がいつもサボってると思ったら大間違いだぞ。

  監督係ついでに、今地蔵の気分を味わってるんだよ。
  地蔵っていいよなー……
  座って見守ってるだけでお供えがもらえるんだもんな。


[度々、美術室でぐうたらしてる姿や、犬とうたたねしてるとこなんかを見られたりもしたものだから。
鋭い指摘にも慣れた風に、今日も適当すぎる言い訳にならない言い訳なんぞ口にして。
稲出をちょいちょいと手招きした。]
(235) 2021/07/22(Thu) 14:37:54

【人】 教師 落川 禅

[手に持ったままの名簿を見せながら。]


  ところで、稲出。
  去年も準備係してた神崎って覚えてるかー?


[ちょうどいいところに去年の参加者が。>>10
これ、と名前のひとつを指差して聞いてみようか。
まあ結構人数もいるから、知らなくても不思議とは思わないが、一応な。一応。**]
(236) 2021/07/22(Thu) 14:39:51

【人】 二年生 稲出 柊一

看板運び


 いや、大袈裟っすよ……。

[眩しい!と青春の輝きに充てられているっぽい
神田先輩の様子>>210を見て、たった1つしか年変わらないし、
先輩だって青春時代圏内でしょなんて思う。

時々オレが、神田先輩だ!と目をやると、
こちらに気付いてくれることがあって、
小さく手を振ってくれるのを見て
いい人なんだなと、とりあえず思った。(チョロイ説)
気付いた時は嬉しくてこちらも手を振り返すのだ。

続いて応援の言葉を受け取れば、
おじさんみたいですよ……という本音は飲み込んで。]

 チーム戦のスポーツとかと違って、
 詰まる所は己との戦いって感じが、
 オレには性に合ってるみたいです。

[そんな風に答えた。
ハードル走だって横にずらりと競合相手が並ぶわけだが、
周りの影響を受けることなど殆どない競技だ。
スタートラインに立ち、最初に一歩踏み出す瞬間の、
緊張感が自分は好きだ。]
(237) 2021/07/22(Thu) 14:46:12

【人】 二年生 稲出 柊一

[折角話す機会が出来たのだからと、勇気を出してみる。]

 そういえば神田先輩、関西出身なんですか?
 関西弁が気になって。良いっすよね!

[美人が京都弁で話せば、上品な感じがする。
可愛い子が博多弁で話せば、あざとさよりも可愛さが勝る。
もしかしたらガチの関西人が聞けば
違和感に気付いたりするのかもしれないが、
生憎自分は関西人の知人は多分いない。
お面のことはここでも、
触れて良いのか分からなかったので口に出さずだ。*]
(238) 2021/07/22(Thu) 14:47:16

【人】 二年生 神崎 紅葉

-回想/はなひら神社で、一人と一匹と-

[夕暮れの神社に、女子高生がひとり。

制服は血塗れで、
鞄は取手の部分が破れていて、
なにより顔の半分が、つぶれてひしゃげて、それはもう二目と見られない姿になっていて。

なのに、少女は笑っていた。
楽しそうに、楽しそうに]
(239) 2021/07/22(Thu) 14:52:29

【人】 二年生 神崎 紅葉

早く、はやく、お祭りの準備をしなきゃ。
まだ誰もいないけど、皆が来てくれる前に。

きっと皆楽しみにしている。
わたしもすごく楽しみ。

皆に会えるのが。
みんなとお話できるのが。

だから、ああ、はやくーー。

[そんなときに、ふと聞こえたのは>>201
可愛らしいワンちゃんと、その飼い主だろう男の子の声。

まさかこんなに早く来てくれるなんて!

もしかしてもう、お祭りは始まっているのだろうか?]

来てくれてありがとう!
でも、まだここには何もないの。ほんとにごめんね……。
でももしよかったら、一緒にお祭りを楽しみましょ?

[そう言って少女は微笑むだろう。
血塗れの体で、相手に手を伸ばすだろう。

はたして、一人と一匹はそれにどう答えただろうか?**]
(240) 2021/07/22(Thu) 14:53:03

【人】 一年生 篠田 小牧

 ― 田邊先輩と ―

>>228振り向いた先輩からはなんでもないように私の名前が出てきたの。
 今日は名乗らなくても名前を知ってて貰っている日なのね。なんてのんびり考えたわ。]


 はい。お祭りの準備って楽しそうですし。


[実際場所がどんどん変わっていくのを見たり、手伝ったりは珍しさも加わり楽しく感じているわ。]


 提灯ですか。わかりました。ご一緒します。


[ゴミ箱設置作業はまだ残っているかもしれないけれど、自分の作業はきちんと区切って来たもの。奥の方は配置して来たし残りがあったとしてもそう苦労しないと思うわ。それなら大変な方を先にやった方がいいと判断したの。

 脚立は遠慮されてしまったまま引っ込んだわ。
 無理やり手を貸そうとしてバランスを崩すほうが危ないと思ったのよ。

 提灯置き場に案内されれば、いかにもお祭りといったそれがおいてあって。それを触れるのに内心でうきうきしていたのよ。]
 
(241) 2021/07/22(Thu) 15:07:01

【人】 一年生 篠田 小牧

 
[さらりと名前を呼ばれたって事は、体験入部の事を覚えているのかしら。なんて考えるのよ。

 体験入部は部活動に入るつもりの新入生はあれこれ行くのが通例で。入ったり入らなかったりは当然の事と思っているしこちらも特に気にはしてなく。
 私は回ったのは興味を持った文化部だけだったけれど、いくつか回ったどの部でも折角だもの。きちんと真面目に頑張って来たわ。
 先輩は私の丸めな文字を褒めてくれたの。つい顔が熱くなったわ。]


 あ、ありがとうございます。
 ……花びらですか。素敵に例えて頂けて嬉しいです。


[丸さは幼さを示すようで。個人的にはちょっと恥ずかしい気はしていたのよ。でも春めいた印象で例えて貰えたのが嬉しかったわ。

 格好いいというより大人びた文字にしたい、と返したわ。好きだよなんて言われたら、顔はますます紅くなっていっていたのよ。]
 
(242) 2021/07/22(Thu) 15:08:45

【人】 一年生 篠田 小牧

 
>>230しっかりした、と思われていることを知れば、私はむしろぼんやりしてますよ? なんてきょとんとするんだと思うわ。
 自分からお手伝いに来ているんだもの。お役にたちたいじゃない。

 お店も学校も新入生。そんな私だけどお店関連で知ってる人は知ってる。そんな当たり前のことでもそれでもとてもありがたいことだと思っているの。

 浴衣が入荷してすぐ、お客さんが目を付けてくれたのはうちからしたらとても嬉しい事だったわ。


 >>231新入生獲得合戦はどこも熾烈を極めていたのでしょう。人数が少ない部なんかは死活問題だものね。

 部活紹介、書道部のパフォーマンスは十分凄かったと感じていたわ。袴にたすき姿ってそれだけで十分格好いいと思うのだけれど、本人たちの内心はまた違っていたとしれれば目を丸くするのでしょうね。]

 
(243) 2021/07/22(Thu) 15:11:17

【人】 一年生 篠田 小牧

 
[話は戻り。うちの店に部活用の注文が来た時は>>232両親は有難いお話だって喜んでいたわ。
 元より服を作る側の職業を経て、お店を構えた両親には注文で作るという事に関して問題なんてなかったのよ。
 ただ、数があるなら専門の量販的なお店を頼る方が安いですよ? とは伝えていたわ。
 もしもそっちを選んだのならどのお店を頼るといいか、まできちんと教えたことになるし、注文すると決めたのなら納得いくお値段で注文に至る事は出来たんじゃないかしら。


 それからお世話になったからってTシャツを買いに来てくれた時は嬉しかったわ。
 私も梱包を手伝いつつありがとうございましたって笑顔でお辞儀したわ。

 浴衣を眺めている姿は残念ながら気づけれなかったけれど、先輩の浴衣姿だって似合いそうな気はするのよ。ただうちの店は専門じゃない分、合う丈のサイズで望みの柄、となると難しいのは事実だったわ。]
 
(244) 2021/07/22(Thu) 15:12:55

【人】 一年生 篠田 小牧

[体験入部行ったの覚えてます? なんて世間話をしてみればやっぱり覚えていてくれていたみたいで。
 そうこうしながら提灯を手に作業を始めようとするのよ。]


 先輩、これどうやって飾ればいいんですか?


[なんて質問しつつ。うきうきと楽しく作業を進めていくのよ。]**
 
(245) 2021/07/22(Thu) 15:13:51
一年生 篠田 小牧は、メモを貼った。
(a66) 2021/07/22(Thu) 15:19:04

【人】 二年生 鳳 凛

─凛の家族、生活─


[幼いころの凛は今でいう、ネグレクトよりの“放置子”だった。
食事も衣服も、愛情も、父と母、それぞれが気が向いたときにだけ、与えられる。

凛の両親は心に余裕がなく、いつも自分のことで頭がいっぱいだった。
この生活から抜け出したいのに抜け出せない。
どうしたらいいのか、その道は本当はすぐそこにあるのに見えなくて、見れなくて、見ようとしなかった。
絶望を繰り返すうちに思考の凝り固まった内へ内へと沈んでいく。
彼らは周りに『助けて、』と言えなかった。

そんな彼らを真っすぐに見つめる凛の瞳は、時に彼らを励まし、時に彼らを傷つけてもいた。
凛の視線に耐えられなくて、彼らは彼女から目を逸らした。

彼らの様子に、凛は自らなるべく家に居ないよう、外出するようになった。
町の公園や図書館、このはなひら神社も、そう。
裏にある山にも足を伸ばしていただろうか。]
(246) 2021/07/22(Thu) 15:21:47

【人】 二年生 鳳 凛

[ひとりで過ごして、一人で過ごすことにも慣れて。
けれど、毎日のように公園に居れば、声をかけられることもあった。
一緒に四葉のクローバーを探したり、テレビゲームをしようと家に誘ってくれた子も居た。


初めて遊んだRPGでは、気付くと凛が『ぬののふく』や『やくそう』をいくつも買って所持金を0にしたり、高価な装備はもったいないと身に着けようとしないため、必要以上にレベルを上げることを余儀なくされたりもあっただろうか。
けれど、初期装備で工夫して物語を進めるのは普通とは違う楽しみがあり、最後のステージをクリアしたときの感動もひとしおだったという。]*
(247) 2021/07/22(Thu) 15:21:50

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
― かつて、トキヤくんとのこと ―

[特に、性別を隠していたわけでもなく。
かと言って、特に、訂正するでもなく。慣れていたので。

そんな感じで、どっちかなー?と思われる事は>>222
度々あったかもしれないけれど、私は無頓着だった。

小さい頃は、どうにも『私』という一人称が気恥ずかしくて、
自分を名前で呼んでいた事も、
色々と拍車を掛けていたかもしれない。

今思うと、自分を名前で呼んでいた事の方が
よほど恥ずかしいのだけれど。
小さい子供の言う事だから許されていたと信じたい。
そう、信じて、記憶に蓋をして、
この話は蒸し返さないようにしよう。そうしよう。
]
 
 
(248) 2021/07/22(Thu) 15:24:37

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[食い気味の返事に圧されながらも>>223
どうぞ、と自分の自転車を差し出して。
嬉しそうにペダルを漕ぐ姿を見られたなら、
私は満足げな顔で、ニコニコと見守っただろう。

代わりに差し出された、補助輪なしの自転車に、
乗れる?と尋ねられれば、神妙な顔をして。]


 ……やってみる。


[キリッと言いながら、頷いた。

脳裏に浮かぶのは兄の顔。
補助輪付きなんて、まだまだだな〜。お子様だな〜。
と言いたげなあの顔を思い浮かべると、
俄然やる気が漲ってきて。

そうだ、家族に面倒を見てもらわずに、
自分で補助輪なしの自転車を乗りこなせるようになったら、
どんな顔をするんだろう?

それはとてもいい考えに思えて。
だから、練習をしようと広場に誘われたなら、
二つ返事で草むらまでついて行った。]
 
(249) 2021/07/22(Thu) 15:25:42

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[運動神経は、悪い方じゃないけれど。
一日二日で乗りこなせるようになるほど、良くもなく。]


 ……教えてくれる?


[と頼んだら、何かコツを聞けたり、
後ろを支えて貰ったりもしただろうか。
子供同士じゃ支えるにも限界があって、
一緒に転んでしまった事もあったかもしれない。
もし怪我をさせてしまったなら申し訳なくて、
すごく謝ったと思うけど。
それでも家族には内緒にしたい、とお願いしたら、
我儘を叶えて貰えたかな。

そう、あの頃から身長はぐんぐん伸びていて。
あの年も。あの年も。
私の方が背が高かったのを覚えている。]
 
(250) 2021/07/22(Thu) 15:26:34
二年生 鳳 凛は、メモを貼った。
(a67) 2021/07/22(Thu) 15:26:41

【人】 二年生 稲出 柊一

社務所


["稲出も"という事は、>>235
一定数人聞きの悪い人間がいるのだろう。
それも何だか、落川先生らしいなと思った。

犬の世話は大歓迎!寧ろ率先して引き受ける勢いで、
あれこれ世話を焼いたのを思い出す。
犬と一緒に微睡む姿を見た時は、
不覚にも成人男性相手に可愛いという感想を抱いたほどだ。
きっと女生徒にモテるに違いない。
何となく同僚の女教師より、
女生徒の琴線に刺さりそうな予感がした。>>76]

 灼熱の夏も極寒の冬も、
 ここから一歩も動けないのって、
 そんなにいい生活ですかね?

[思わずマジレスしてしまう。]
(251) 2021/07/22(Thu) 15:27:17

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[
蒸し返したくはないのだけれど

自分を名前で呼んでいたくらいだから、
名乗られた時は、すぐに私も名乗り返して。>>225]


 ゆづる。
 夕方の、鳥の鶴なんだよ。


[音から想像しにくいのか、
字はどう書くの、と大人にはよく聞かれたので、
聞かれる前からセットで答える癖が付いていた。

くん付けはそのままに。
私もあの頃は、トキヤくんと名前で呼んで。

私自身は無頓着だったけれど、
私の兄弟か、家族か誰かにトキヤくんが疑問をぶつけたなら、
無事に?私の性別は判明していただろうし。
そうじゃなければ、ずっと気付かないままだったかも。]
 
(252) 2021/07/22(Thu) 15:28:46

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[でも、さすがに薄情だったなと後日後悔したのは、
出会った年の夏休みの終わり、私が家に帰る時。
トキヤくんに伝えるのを、すっかり忘れていた事。

毎日のように遊んでいた相手が突然姿を消したら、
さすがのトキヤくんも、うちの祖父母に確認に来ただろうか。

言い訳をすると。
私にとってはもう、恒例行事のようなものだったから、
毎年、来るのも帰るのも当たり前になっていて。
誰かに連絡するという発想自体が抜け落ちていたのだ。

次の年、ごめんなさいを言おうと、
私から会いに行ったのだけれど。
久し振りって声を掛けた時、
トキヤくん、どんな顔していたっけ。]**
 
(253) 2021/07/22(Thu) 15:30:20
二年生 田邊 夕鶴は、メモを貼った。
(a68) 2021/07/22(Thu) 15:37:34

【人】 二年生 稲出 柊一

[名簿を見せられ、>>236
神崎という準備係の生徒の話に及べば。]

 神崎せ……神崎さんっすか?

[オレは今……何を言おうとした?

去年の準備日に、せっせと働く姿がノイズ交じりで浮かぶ。
そこに赤黒く染まった制服姿が重なり……>>240


……何かがプツリと切れたように、
それらのイメージは記憶の底に落ちた。]

 覚えてますよ。
 2年〇組の、マドンナでしょ。有名ですからねー。

[自分はまだ見ていない筈だが、今日も来ているのか。
そういえば去年も今年も準備係なのは、
他にもいた筈だが、全然一緒になってないな。
せめて挨拶くらいはしたいけど……なんて思った。*]
(254) 2021/07/22(Thu) 15:38:07

【人】 二年生 稲出 柊一

はなひら神社の怖い話


[ワンワン吠え立てる黒鉄を抱き上げると、
その体は酷く震えていた。こんなことは初めてだと思う。
改めてセーラー服の女生徒に目を向けると、
なぜ一目見て気付かなかったのか、
血まみれの制服に顔は半分……。
>>239

自分たちの存在に気付いたのか、
笑顔で語りかけ、手を伸ばしてくる。>>240]

 え……?お祭り所じゃないですよ!
 ケガ、大変じゃないですか。救急車……!

[冷静に考えれば、救急車所でもないが、
この時のオレは、彼女の姿にすっかり動揺してしまっていた。
震える指でスマホをタップするも、中々うまくいかない。
その間彼女は変わらぬ様子で、
オレに語り掛けていたのだろうか。*]
(255) 2021/07/22(Thu) 16:03:27

【人】 二年生 稲出 柊一

回想:前世貧乏神の彼女


[幼い時から、一人の時間も割と好きだったオレは、
1人でふらふら出歩いて遊ぶことも、珍しくなかったんだ。
そんな時、同じように1人にしている
女の子を見かけたから>>247、声をかけたんだ。

そんな事が数回続くと、やった事ないって言うからさ、
吃驚しつつ、家でゲームしよう!って誘ったんだ。]

 『なにやってんの!?
  それ、ちょっと行った洞窟の宝箱に入ってるよ?』

[いきなり布の服や薬草を買い占めだすプレイスタイルには、
流石に面食らったが、当時その概念すら知らなかった
縛りプレイというのも、存外面白いものだと知ったんだ。
初期装備でクリアって出来るんだな……。


彼女の境遇や前世の話を、聞くことはあっただろうか。
無かったとしても、決して豊かではなさそうなことくらいは、
子供のオレにも察する所はあったんじゃないかと思う。
生意気ながら、彼女のことを心配する気持ちも、
少しずつ大きくなっていったような気がする。*]
(256) 2021/07/22(Thu) 16:25:45
二年生 稲出 柊一は、メモを貼った。
(a69) 2021/07/22(Thu) 16:32:27

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 
── かつて、夕鶴と ──


[子どもの頃の俺に、
 的確な自転車コーチが務まったとは思えねえが>>250
 それでもその子が練習したい!というなら、
 やろうぜ!なんてノリノリで付き合ったはずで。

 別に箱入りの子どもなわけでもなかったから
 一緒に擦り傷作った日もあったとおもうし
 家族に内緒にしたい!って気持ちもわかったから
 ちょっと擦りむいたからって理由は内緒のまんま
 
 あまりに毎日が楽しかったせいで、
 家に帰って親にうっかり「あのときの自転車の…」って
 喋りはじめようとしちゃったときは、
 慌てて「なな、なんでもない!」って秘密にしようとした

 否よく考えれば、きっと
 俺は親に内緒にする必要もなかったんだろうけど
 だけど子ども同士の秘密のまんまにしておきたかったんだ


 すいすい乗れるようになったら
 俺、自分のことみたいに喜べたはず。]
 
(257) 2021/07/22(Thu) 16:59:26

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[で。名前と性別の話だけど。
 名前を聞いたときには、随分と驚いた!]


  夕方の、鶴…
  俺も!名前の「とき」っていうのが
  鳥の朱鷺だから、おそろい!


[妹も鳥の名前で「つぐみ」っていうんだって
 それを話せたのはその日かどうだったか、
 まあどちらでも良い話だったけれど。

 鳥つながりで嬉しくて、
 すっかり聞き忘れた性別のことと学年のこと。

 同じ学年だって知ってたら、
 クラス聞いちゃいそうだったから
 多分その年は少なくとも知らなかったんだと思う

 
(258) 2021/07/22(Thu) 16:59:46

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[──── だけど暫くゆづるくん呼びが続いて、
 それでふとした時に、男の子じゃないって知ったなら
 めちゃめちゃに謝ったと思うし、

 今更ゆづるちゃんって恥ずかしくて呼べなくて
 たぶん、呼び方は「夕鶴」になった。


     「 夕鶴、あそぼー 」

     男の子も女の子も関係なくって
     また明日って約束もしなかったけど
     遊びに行けば、逢える存在だったから ]

 
(259) 2021/07/22(Thu) 17:00:02

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 


  ……なんで、今日もいないの?


[夏休みも終わりに近いある日から、
 夕鶴の姿が見えなくなった。

 今日はおでかけかな?とか思ってたけど
 結局夏休み最後の日まで会えなくて、
 おうちの周りでうろうろしてたおじいちゃんに
 夕鶴のこと、聞いたらさ。

 ここに、住んでない、とか、言うから。
 夏休み遊びに来てただけなんだ、って言うから。]
 
(260) 2021/07/22(Thu) 17:01:25

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 


[ その秋は、すっごい寂しかったんだ ]


 
(261) 2021/07/22(Thu) 17:01:39

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[だから翌年、ほんの少し背が伸びたけれど
 まだまだ夕鶴に追いつけなかった俺が、
 再び夕鶴と再会した日には >>253
 まるで幽霊見た!みたいな顔をして。

 ……ほんの少し泣きそうだったのは秘密。]


  自転車、スイスイ乗れるようになった?


[なんてね。
 自転車スイスイ乗れるようになっちゃって
 流石におじいちゃんちに自転車持ってきてなくっても
 また今年も遊んでくれたら、嬉しいし、ああそうだ]
 
(262) 2021/07/22(Thu) 17:02:28

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 


  今度神社でお祭りがあるんだよ。
  一緒にいこうよ。


[もう神社に子どもだけで行って良い年齢だったら
 それは純粋なお誘いだったし、
 そうじゃなかったとしたら、
 それでも早い時間、夕方くらいかな、
 屋台をめぐるくらいゆるされないかなあ、って。]**
 
(263) 2021/07/22(Thu) 17:03:59
二年生 蓮見 朱鷺也は、メモを貼った。
(a70) 2021/07/22(Thu) 17:05:21

【人】 二年生 神崎 紅葉

-現在/長尾先生と-

はい、そのへんはバッチリです!

[水分補給を忘れずに、そう言う相手に、肩からかけたポシェットからスポーツドリンクを取り出して、笑ってみせる。

夏真っ盛りの炎天下、長丁場の作業。
その辺りの準備を怠ってはいけないと、
あの日
今日の朝考えて、きちんと持ってきたのだ]

他の人のと取り違えないように、ちゃんと名前も書いたんですよ!偉いでしょ!

[えっへん、と胸を張って。
ペットボトルのラベルの上から書かれた名前を相手に見せる。

「二年○組 神崎紅葉」

その名前を。
はたして相手はどんな気持ちで見ただろうか]
(264) 2021/07/22(Thu) 17:35:00

【人】 二年生 神崎 紅葉

[じゃ、わたしも準備があるので失礼します!
先生もお祭り楽しんでくださいねー!

[ひらひらと手を振って、制服のスカートをはためかせて、少女はその場を後にするだろう。
自分を殺した人間、その顔を知っている相手を、その場に置き去りにして**]
(265) 2021/07/22(Thu) 17:35:40

【人】 二年生 神崎 紅葉

-回想/はなひら神社にて-

どうして?
わたし、怪我なんか、してないよ?

[伸ばした手はとってもらえなかった。
それがなんだかとても悲しくて、少女は悲しげに眉を寄せた。

彼の胸元に抱き抱えられて、小さな犬はこちらに向かってひどく怯えたように吠えていた。

何故だろう?
今はお祭りなのに。
お祭りは、みんな笑顔になれるはずなのに。

何故だろう?
お祭りなのにわたしの他に誰も来てくれなくて、ずっとひとりぼっちなことと関係あるのかな。
ああ、でも]
(266) 2021/07/22(Thu) 17:49:01

【人】 二年生 神崎 紅葉

救急車、だなんて。
わたしのこと心配してくれてるの?
へんなの。わたしどこも怪我してなんかないのに。

[可笑しそうに、楽しそうに、少女は笑う。
きっと逃げ出してもおかしくない場面で、留まってこちらを助けようとしてくれた彼の優しさを無意識に感じているのか]

もしあのとき、こんな優しい人が近くにいたら、わたしは死なずに済んだのかな。


[そんな“もしも”は、意識の表面には浮かびもしないまま**]
(267) 2021/07/22(Thu) 17:49:30

【人】 二年生 稲出 柊一

回想:はなひら神社の怖い話


[こちらが必至で電話をかけようとしている中、
不思議そうに、"怪我なんてしてない"なんていうから、
黒鉄を宥めて、一旦地面に下ろす。
黒鉄はオレの方を見て、最後に"くぅん"と一声鳴いた。

もしかして、お化け屋敷のスタッフの方
だったりするのだろうか。
だってこんな、生きているのも不思議な
レベルの大怪我を負って、平気でいられる訳がない。
夏祭りにお化け屋敷なんてあったかな?]

 あ、ごめんなさい。
 オレ、突然だったからびっくりしちゃって。

[確認しようと伸ばされた手にそっと触れる。
その場所にも、見るからに痛々しい傷があった。]

 お祭り、オレも準備係なんです。
 楽しみですね!
 オレ、稲出柊一って言います。
 準備の日、宜しくお願いします。

[そう言って、笑顔で頭を下げた。
この時に彼女の名前も聞けただろうか……。
残酷な真相を知るのはまだ少し先。
そして、件のお祭りの準備日を迎える頃には、
何故だか自然と2年〇組のマドンナ、神崎紅葉の記憶と
気が付かない内にすり替わってしまっていたんだ。*]
(268) 2021/07/22(Thu) 18:44:55
二年生 稲出 柊一は、メモを貼った。
(a71) 2021/07/22(Thu) 18:50:41

【人】 一年生 花巻 楓

[どうせ確認に行くなら一度に済ませてしまおうかと、
不足のものは無いか屋台列を聞いて回って。
ついでに電球の交換とかも頼まれたので、
両手に荷物を抱えつつ、備品倉庫へと向かっていたのだが]

 あ、

    明菜ちゃん。

[丁度向かいから歩いてきた明菜>>181に、立ち止まって名を呼び返すも
ひっそり気まずくなってたのもあってちょっとぎこちなくなった。
とはいえ、右目という分かりやすい異変があるから
動き自体ぎこちなく見えるかもしれない]


 あ、えっと
 ちょっと転んで瞼のとこ切っちゃって。

 あ、でもその、
 切ったって言っても掠ったくらいだから大丈夫だよ。
 念のために眼帯してるだけ。
(269) 2021/07/22(Thu) 19:28:30

【人】 一年生 花巻 楓

[荷物を抱えてるから手を振れない代わりに顔を横に振って。
明菜も屋台の手伝いかな、って思ったところで
そういえば、と去年のことを思い出し]


 足止めさせちゃってごめんね、心配してくれてありがと。

 あたしは大丈夫だからさ、おじさんとこ行ってあげて?


[お父さんと言い合いしてるらしいとは聞くけど、
あたしが知ってる堂本親子はお互いに気遣いあってる印象で
去年おじさんが倒れたこともあって心配だろうと思って言ったわけだが明菜ちゃんはどう受け取ったか。
手伝ってくれると言われたら、申し訳なく思いつつも備品倉庫まで荷物を一緒に運んでもらうまではお願いするけど
必要な物の確認までは付き合わせるのも悪いからそこまでで大丈夫って言って明菜ちゃんとは別れるでしょう*]
(270) 2021/07/22(Thu) 19:29:01

【人】 一年生 花巻 楓

─ 部活動とクラスメート ─


[本当は中学で辞めるはずだったバレーは、小学校から始めたものだ。
小学生の頃は背が高い方だったからそこそこ重宝されて、
中学生になってから背は伸び悩んだけれど、バレー自体が楽しくて
高校になっても辞めたくないってくらいには好きになって。

でも多分、バレーをやってる時はコンプレックスを忘れられるからが大きいと思う。


真剣な表情の時は、みんな大体顔立ちがきつくなるから。

あたしが紛れ込んでても、きつそうだなって思われないで済むだろうって


一番の理由は、きっと、そうだ]
(271) 2021/07/22(Thu) 19:29:50

【人】 一年生 花巻 楓

[今でこそ髪も短くて、飾り気も少ないあたしだけど。
子供の頃は長い髪にリボンやレース、可愛い格好が好きだった。
母や祖母に抱かれながら店先で子供ながらの接客をしていた時だって
可愛いワンピースに、長い髪をリボンで結んで喜んでた。

でも、成長するにつれて段々分かってくる。

あたしの顔立ちは、父や祖父に似たきつい目つきで
母や祖母みたいに柔らかさ、かわいらしさは無いんだって。

自覚は、自身の中からだけじゃなく
口さがない男子とかの、似合わないという率直な言葉からも齎されていって


───自分の好きなものと、似合うものは別なんだって。

それに気付いた時から、あたしは髪を短くするようになり
レースやリボンからも遠のいていった]
(272) 2021/07/22(Thu) 19:30:26

【人】 一年生 花巻 楓

[それでも中学の時はまだ良かった。

高校に上がってバレーを続けるなら家業と学業も両立しろという父の言いつけに
睡眠時間を削って予習復習と店の手伝いをするようになって
目の隈は化粧で隠してるけど、よりきつくなった目つきはどうしようもない。

空いている時間は店の手伝いをするって約束だから
部活と委員会以外の交流も出来なくて、
クラスメイトであってもろくに話したことが無い人だっている。
目つきも付き合いも悪いから、怖がられてたりするかもなって思っていたから
篠田さんから話しかけられた時>>188は、ちょっとというかすごくびっくりした]


 ん、あ、え、っと、おすすめ?

 いーけど、えーと…


[お勧めと言われて、ぱっと浮かんだのは練り切り。
季節に合わせた花を模った生菓子は濃茶にぴったりだけど、
茶道部でってなると、予算はそんなにかけられないかもしれないから]
(273) 2021/07/22(Thu) 19:31:04

【人】 一年生 花巻 楓

 …お値段とか気にしなくて良かったら、季節の生菓子がお勧めなんだけど…
 部活で使うんだったら、干菓子…落雁だったらちっさめで可愛い形の詰め合わせがあるから、それをおすすめしたいかな。
 って言っても薄茶じゃなくて濃茶の方だと干菓子は軽すぎるか。

 おやつで食べるならはなまき餅とか最中とかもお勧めしたいんだけど、お茶の席にはちょっと向かないんだよね。
 あ、ちっちゃめサイズのどら焼きがあるんだけど、あれならお茶の席に出しても大丈夫かも。


[たっぷり餡子を包んだ求肥に花の焼き印が押されたはなまき餅は、うちの家名が付いてるだけあって自慢の一品。
だけど、べたつかないよう表面にたっぷり片栗粉をまぶしてあるので汚さず食べるのが難しい。
最中もさくさく生地が美味しいのだが、その分崩れやすいのでやっぱり綺麗に食べるのは難しくて中々茶道の席にはおすすめし難くて。
代わりに最近年配の方や子供向けに作り始めた小さいサイズのどら焼きを思い出したのでそちらをお勧めしたわけだが。
篠田さんの琴線に触れるものはあっただろうか]
(274) 2021/07/22(Thu) 19:32:35

【人】 一年生 花巻 楓

[ともあれ、あたしなりのお勧めを伝え終えたところで
篠田さんからの提案>>189というお誘いが返されて。
お友達って言われたのに内心びっくりはしたけれど、
ろくに話もしてないのにそう言ってくれる嬉しさに頬がちょっと熱くなった。

誘ってくれたことも嬉しくて、だからうんって頷きたかったけど]


 …ありがとう、篠田さん。

 でも、その…ごめんね
 ちょっと、時間がとれないと思うから…

 行けないや。


[部活が無ければまっすぐ家に帰るのがバレーを続ける上での決まりだ。
折角誘ってくれたのに、って気まずさに目線を下げて謝りながら
それでも視界に入る彼女の姿に、意識の隅っこで、
篠田さん、あたしが子供の頃に伸ばしてたくらいの髪の長さだな、なんて思ってた*]
(275) 2021/07/22(Thu) 19:33:27
一年生 花巻 楓は、メモを貼った。
(a72) 2021/07/22(Thu) 19:45:31

【人】 一年生 篠田 小牧

 ― 回想:クラスメートと ―

>>273お話しかけしてみた時、花巻さんがビックリした様子だったのには突然過ぎたかしら? なんてのんびり考えていたの。

 それでもいいよ、と答えて貰えたから。
 ありがとう、と返して。それを忘れないようにメモに取りつつしっかり聞いたのよ。

 基本の練り切り。季節ごとの見た目なんて綺麗ね。なんてうっとりするけれど、勿論部活の予算の問題があるのよね。]


 そうね、お値段は気にしないといけない部分ね。
 ああ、落雁いいわね。可愛いし美味しいわよね。

[はなまき餅、というのが名前からしておうちの品なのね。と私はまだ買った事がなかったからそう考えて。後に個人的にしっかり買いに行ってみたわ。だって気になったんだもの。]


 どら焼き! いいわね。
 餡子たっぷりのとか栗が入っているのとか好きだわ。


食べにくい最中は無理でしょうけれど、
どら焼きいいなぁ。と思ったの。]


 ありがとう。
 先輩に今度はどら焼きがいいって頼んでみるわ。


[後に本当に活動用にどら焼きが用意される事になったのよ。美味しかったわ。]
 
(276) 2021/07/22(Thu) 19:56:53

【人】 一年生 篠田 小牧

[クラスの女子同士。そこまで関りがなくてもこれから関わる事だって十二分にあるもの。
 頬が少し染まって見えたのが嬉しかったわ。]


 そうなの。

 それは仕方ないわね。
 あ、急にごめんね。
 唐突だったのもわかっているから気にしないでね。


[本当に気にしてないわよ、とにこりと笑って返したの。
 時間がないのは本当に仕方ないもの。大丈夫。と笑ってもう一度お礼を言って席に戻ったわ。


 彼女が私の髪を見て、何を考えていたかなんて
 気付く由はなかったのよ。]
*
 
(277) 2021/07/22(Thu) 20:00:21

【人】 二年生 鳳 凛

〜凛と柊一〜



『こんにちは。』


『また、あったね。』


『わたし、りんっていうの。あなたは?』




[最初と2回目はなんとなく目が合っただけで終わった。
3回目にどちらからともなく挨拶をして、4回目に初めて言葉を交わした。
二人がお互いの名前を知ったのは初めて会ってから、何回目の時だっただろうか。]
(278) 2021/07/22(Thu) 20:07:50

【人】 二年生 鳳 凛


『この子が柊一の新しい家族?
初めまして、凛と言います。』



[それからまた、少しして。
黒鉄が柊一の元に来た時は、未だ彼に抱かれ小さかった柴犬の瞳を見つめて凛はそう微笑みかけた。
それからは一緒に裏山へ散歩に出かけたこともあっただろうか。
そこで、ラズベリーが沢山実っている場所を見つけて、今でも時折、取りに行っている。
凛が初めて、彼の家を訪れたときに持って行った手土産も、このラズベリーだった。
手作りの籠にラズベリーを摘んで持っていき、おやつにしながらゲームをプレイしたのだが、]


何って、お金が残っていると気持ち悪いというか……
『やくそう』はいくつあっても困らないでしょう?
『ぬののふく』もペラペラでかわいいし着替え用に───…


[凛の行動に面食らう柊一。>>256
ゲームで着替えなど必要ないことは言うまでもない。
けれど何度説明しても、彼が少しでも目を離すと凛は所持金を使い込んでしまうのだった。]
(279) 2021/07/22(Thu) 20:07:58

【人】 二年生 鳳 凛

[きっと、凛の身形を見れば、その境遇は子供でも察せられただろう。
お金を嫌う凛の性格は前世の記憶。
人より貧しいにもかかわらず手元にお金を残さず、募金してしまう姿も、貧乏神だったという彼女の話も柊一は直接か間接か見聞きしことがあるだろう。

けれど凛自身は、柊一を心配させているとは思わず、貧しいことが幸せなことのように振る舞い、笑っているのだった。]**
(280) 2021/07/22(Thu) 20:08:01

【人】 二年生 神崎 紅葉

-はなひら神社にて、一人と一匹と幽霊-

うそ、君も準備係なんだ!
うれしいなあ。君がいれば、お祭りがもっともっと楽しくなりそう!

[まさかお化け屋敷のスタッフだと思われているなんて夢にも思わず>>268

同じ準備係だということが分かれば、ぱっと花が咲いたように笑った。
血が滴る手が相手に触れる。
その手はきっと、相手にとってはまるで血の気がないかのようにひどく冷たかっただろうけど。
少女にとっては、とても温かく感じられた]
(281) 2021/07/22(Thu) 20:40:39

【人】 二年生 神崎 紅葉

柊一くんっていうんだね。
わたしの名前は神崎紅葉だよ。
紅葉っていう名前だけど、夏がいちばん好きなの。おかしいでしょ。

うん、絶対楽しいお祭りにしようね!

[くすり、楽しそうに笑って手を振る。

きっと次に会うときは“同級生”の2人どうし、名乗りあったことも忘れてしまう。
そんなことは知る由もないまま、再会を願って**]
(282) 2021/07/22(Thu) 20:41:17
二年生 神崎 紅葉は、メモを貼った。
(a73) 2021/07/22(Thu) 20:52:07

【人】 教師 落川 禅



  ……やっぱ地蔵って大変な仕事なんだな。
  俺は気分だけで遠慮とくわ。


[即前言撤回。>>251
夏祭り始まったら俺だって屋台回りたいし、たいやきもべっこう飴も焼きトウモロコシ食べたい。(今年はキュウリもあることはまだ知らない)

犬の時は、前のめりに色々教えてくれてめちゃくちゃ頼もしく。
あれ以来、たまに俺の世話も焼いたり構ってくるし、今もこうしてどうしようもない冗談にも乗ってくれる、かわいいやつだが。
その率直なコメントは、なかなか辛辣だ。
まあそれが遠慮しなくていい相手と思ってもらえてるってことなら、嬉しくもあるのだけど。

稲出のおかげで、犬がサツマイモ食べるとか初めて知ったし。
その際には、堂本青果店にも多少の売上貢献があったかもしれない。]
(283) 2021/07/22(Thu) 21:03:48

【人】 三年生 堂本 明菜

― 回想:小牧のこと ―

[堂本青果店には娘の他にもう一人、
 中学生になった息子がいる。
 父親の陽の面を受けついだような性格で、
 お客さんたちにも受けがいい。
 それは商品の名前も全て憶えられてはいないけれど
 堂本青果店も安泰だね、などと言われるほど。
 まだまだやんちゃ盛りだから、
 店の手伝いに立つことは少ないけれど。

 だけど最近は、進んで手伝うこともあって。
 何を企んでるんだろうとよく観察すれば、
 すぐにその理由も知れることとなる。
 小牧がお使いに来た時>>187だけ明らかに
 テンションが違ったのだ。

 恋なのか憧れなのか目の保養なのかまでは知らないが、
 店や近所ですれ違えればラッキーぐらいの弟を尻目に
 姉は堂々と小牧の店を再訪していた。
 以前接客をしてもらった時に買ったシャツ>>187
 使いやすかったからだ。]
(284) 2021/07/22(Thu) 21:07:07

【人】 教師 落川 禅

[それはひとまずおいといて。
稲出に名簿を見せれば、答えはすんなり返ってきた。>>254


  ああ、マドンナ。
  そういやそんな呼ばれ方してたなー。
  いや、神崎ってどんなやつだったか
  今一瞬思い出せなくなってさー歳かな。


[ああそうだ、マドンナと喋ったとかなんとか。
騒いでた男子生徒らがいたりもしたっけ。>>83
俺は通りすがりに眺めながら、若いなーとかぼやいたりして。
はて、あれはいつの話だったか。]
(285) 2021/07/22(Thu) 21:07:43

【人】 教師 落川 禅

[謎が解明したような、更に深まったような。
狐につままれたような気分になりながら名簿を捲っていれば。
ふと、手伝いを求める声が聞こえて顔を上げた。]


  え。本部のテントをまだできてない?
  あー組み立てに大人いた方がいいなら、仕方ないな。
  へーい、今いきまーす。

  稲出はどーする?


[よいしょ、と立ち上がって身体を伸ばす。
フレームを組み立てたり地味に力が要るから、男手がいてくれると有難いが。
他を手伝いに行くなら、無理に誘うつもりはない。*]
(286) 2021/07/22(Thu) 21:09:06

【人】 教師 落川 禅

── 回想・飛んでいる鶴 ──


  なんだ。
  飛んでる鶴なら、簡単だろ。


[あっさりと答えて。>>176
綺麗に消したばかりの美術室の黒板の前で、チョークを手にとった。
まずは緑で、適当な山っぽいものをふたつ並べ。
次にその上に、赤で大きめの丸をひとつ描き、塗りつぶす。

そして白いチョークでカッコを2つ、横につなげたようなものを、ひとつ、ふたつ、みっつほど。
昔話の絵本の背景を超簡略化したような絵のできあがり。
制作時間およそ一分。]


  よしできた、飛んでる鶴。

  ちなみにこの緑の山を、青い海に変えると
  カモメにも見えたりする。


[簡単だろ、と得意気に田邊を振り返ったなら。
まだ弱気な顔をしていただろうか。]
(287) 2021/07/22(Thu) 21:09:38

【人】 教師 落川 禅



  これくらい簡単でも、見えるもんだろー。
  あっでもこれ墨で描くの難しいな。
  いや採点用の赤いやつ使えば二色でいけるか……

  って、そうだ田邊。
  そろそろ次の授業行かなくて大丈夫か?


[壁の時計を見て首を傾げ。
田邊が美術室を出ていくようなら、手をふり。]


  高くとんでる理想の鶴が描けるといーな。


[そう笑って、掌のチョークの粉を払えば。
超簡略化鶴は、石灰と墨の混ざったにおいがした。*]
(288) 2021/07/22(Thu) 21:10:02

【人】 三年生 堂本 明菜



 またおススメアイテムあれば聞きたいな。

[その理由を話せば喜んでくれたかはさておき、
 小牧がいたなら世間話でもするように
 そう尋ねることになっただろう。
 服屋の店員に話しかけられるのは苦手だが、
 小牧の言葉は変に緊張せずすんなりと聞くことが出来る。
 篠田屋も安泰だねなんてどこかで聞いた台詞を零しながら、
 きっと小牧のおかげで明菜のオシャレレベルが
 (6)1d10くらいアップしたのではないだろうか。

 人形の洋服のことを知れたなら、
 それは全力で顔を横に振ることになっただろうけれど。
(289) 2021/07/22(Thu) 21:10:23

【人】 二年生 稲出 柊一

回想:鳳凛


 「ボクは、しゅういち!」

[あの頃の一人称は、まだボクだった。
それがオレに変わり始めた頃は、
やっぱり少し恥ずかしかったな。
でも、そんな事にも今はすっかり順応している。
オレたちは、少しずつ成長して今大人へと向かっている。

黒鉄が家に来た時には、嬉しくて兎に角自慢した。
何か芸を覚えれば、遊びに来た時に逐一見せては、
自分のことのように誇らしかった。

凛は幼い頃から、節制生活の心得があって、
果物の実る樹や、色々なもののリサイクル活用術なんかも、
教えてくれたように思う。
うちに来るときは、別に気にしなくていいのに、
お土産を持って来てくれた。
対してオレはそう言ったことに気を遣う
生活を送っていなかったので、
一緒にゲームをしたり、漫画を薦めたりしたんだ。
少年漫画は、オレのバイブルの様なものだった。
まぁ、女の子が読んでどう思うものなのかなんてことは、
当時の……いや、今のオレでもよく分からないけれど。]
(290) 2021/07/22(Thu) 21:13:10

【人】 二年生 稲出 柊一

[次第に凛の家が裕福な家庭ではないこと、
あまり家族に優しくされていなさそうなこと、
前世は貧乏神だったと自称しているらしいこと、
少しずつ分かっていって。

別にオレは、凛の慎ましさや価値観を否定しようと
思っているわけじゃない。
実際にお金なんかなくたって、
幸せになる事は出来るのだと思う。
でも1つだけ、どうしても
ずっと引っかかっていたことがあるんだ。
踏み込み過ぎているのは分かっている。
でも、これだけは譲れないと思ったから、
嫌われるのを覚悟して、もう2度とは言わないと心に決めて、
高校生になった時、思い切って伝えた。]

 なぁ凛、今の家庭が理想だって、
 思っているのかもしれないけどさ、
 いずれ大人になって、自分の家庭を築くときも、
 同じような家庭にしたいって、思ってるのか?

 別にな、旦那がニートのヒモ男でも良いと思う。
 お金なくたって幸せになれるって、
 凛は幸せだからそれで良いんだって思ってるよ。
 でもさ……どんな理由があっても
 大事な家族を粗末にするような、
 そんな相手は止めて欲しいかな。
 いや、どんな立場で言ってるんだって話なんだけどさ。
(291) 2021/07/22(Thu) 21:14:52

【人】 二年生 稲出 柊一

 例えばさ、旦那さんが家族に
 手を上げる様な奴だったとするだろ。
 痣だらけの凛がニコニコ笑って
 「理想の家庭で幸せ」とか言っても、
 オレは「良かったな!おめでとう」なんて言えないよ。
 突飛な話してごめんな。でもそれだがけ心配だったんだ。
 こっから先どうなっても、もう2度と言わないから……。

[唐突に仮定でこんなこと言われても、
凛はさぞ困った事だろう。
彼女が日頃言っているのは、基本的にお金の有無の話だ。
クソデカお節介押し付けて本当に申し訳ないんだが、
それでも伝えて、安心したかったという、ただの自己満足。
的外れの杞憂であるなら、それが1番いい。
いつか、彼女のお眼鏡にかなった相手を知って、
安心できるときは、来るだろうか。*]
(292) 2021/07/22(Thu) 21:16:00
教師 落川 禅は、メモを貼った。
(a74) 2021/07/22(Thu) 21:17:03

【人】 三年生 堂本 明菜

― 回想:父親の話 ―

[昔から、八百屋の娘というのがコンプレックスだった。
 スーツをビシッと着こなす会社勤めの父親がいて、
 オシャレな庭付きの家に住んでる子が羨ましかった。
 同じ自営業でも楓のような和菓子屋やケーキ屋だったら
 良かったのに、なんて楓にぼやいていたことも
 あっただろうか。

 別に野菜は嫌いではない。
 旬ものが毎日食卓にあがるのはさすがにげんなりする
 こともあるけれど。
 ただ父親のいい加減さや調子の良さが、
 嫌気がさす原因の大本だったような気もする。

 昔、小学校で
自分の名前の由来を親に聞いてきましょう

 なんて宿題が出た時なんかが代表的で。
 菜という漢字を入れる辺り大した由来など
 期待はしていなかったのだが、]


「生まれた時に特売していた野菜の頭文字をとった!」



[と悪びれもない様子で宣言された時は
 さすがにブチ切れた。]
(293) 2021/07/22(Thu) 21:20:14

【人】 三年生 堂本 明菜

[そのまま家を飛び出して、どこか遠くへ行こうと思いつつも
 小学生の足でははないち神社が精いっぱい。
 本殿に続く石段の途中に座り込み、持ってきてしまった
 宿題のプリントをぐしゃぐしゃにして
 怒りのまま階下へ投げ捨てた。

 そんな具合で思春期や反抗期もばっちり通過していったから、
 不仲だとか噂されても間違ってはいなかったりする。
 喧嘩してない時であっても、
 この顔であるから誤解されることも
 多々あっただろうけれど。*]
(294) 2021/07/22(Thu) 21:21:33

【人】 三年生 堂本 明菜

― 回想:夕鶴と ―

[そんなことがありつつ迎えたいつかの夏休みも
 お店の手伝いはちょくちょくしていて。
 店の軒先が賑やかになったと思ったら静かになって、
 どうしたのかなって顔を出したら兄弟かと思われる子が
 三人、スイカを見つめて呆然としていた。>>204

 尋ねればスイカ割がしたいけどお金が足りない
 ということは教えてくれたかな。
 父や母が対応に出てくれば困ったように
「親御さんは?」なんて聞いたりもしていただろう。
 子ども相手とは言え足りない分を値引きは出来ない。
 それを察したら明菜は奥へと引っ込んで、戻ってくるなり]


 混ぜてくれるならアタシも出すよ!


[なんて、兄弟たちに抱えた貯金箱を見せたんだ。
 6つ下の弟も連れまわせる時期だったなら一緒にと頼んで、
 承諾してくれたなら、スイカを買っていざスイカ割り!
 なんて意気込んで商店街を駆ける姿があったかも。

 だってスイカ割りなんてイベント滅多にないから、
 知らない子とでもきっと楽しめると思ったんだ。
 祖父母がお店のお客さんで顔見知りだったなら、
 親も止めはしなかっただろう。*]
(295) 2021/07/22(Thu) 21:32:56

【人】 二年生 稲出 柊一

社務所


[働くって、というか生きるって大変なんだな。
あっさり手のひらを反す落川先生を見て、そう思った。
神崎さんの記憶に関しては、歳の心配をする歳ではなかった筈。
マドンナ……大好きな少年漫画では、
それほど珍しい存在ではないけれど、
現実にもそう称される人がいるのは、凄いことだと思う。
クラスが一緒になったことは無いので仕方ないが、
マドンナだという事しか知らないと言っていいほど、
彼女のことを殆ど知らないことに気付く。

そんな雑談に興じていたら、
テント設営の仕事が舞い込んだ。]

 オレも行きます!
 勝手にちょっと休憩しちゃいましたし。

[慌てて水筒を元に戻して、落川先生について行った。*]
(296) 2021/07/22(Thu) 21:35:08

【人】 一年生 篠田 小牧

 ― 回想:堂本先輩 ―

[堂本青果店に行くと、よく中学生くらいの子が明るく接客してくれるの。>>284
 その理由に気づかないくらいには鈍感な私はいつも偉いわね。って笑って話しかける事もあったわ。

 堂本先輩がお店にくれば、雑談の一つとして弟さん可愛いですね。と言った事もあったわ。

 うちの店を気に入ってくれたのかしら。そう思えば嬉しかったわ。教えて貰えたのならわかりやすくぱあっとした顔をして喜んだの。]
 
(297) 2021/07/22(Thu) 21:37:13
二年生 稲出 柊一は、メモを貼った。
(a75) 2021/07/22(Thu) 21:38:04

【人】 一年生 篠田 小牧

 
 はい、では本日入荷のカットソーなどいかがでしょうか。ゆったりしたデザインは着心地がいいですし、下をすっきりしたズボンやロングスカートなどで合わせるとシルエットにメリハリが出ていいですよ。

 重ね着にも使えますし季節をそこまで気にせず使える一品でございます。


>>289なんて、私なりにお店を構える事に決まってから一生懸命した勉強の知識を頑張って披露するの。
 無論押し売りはしないわ。心から気に入って手にしてくれる方が服もきっと嬉しいもの。
 安泰ね。なんて言葉にはくすぐったくなるの。嬉しいわ。
 以前よりお洒落度がアップしたとわかったのなら。自分の事のように喜ぶことになるのよ。


 人形のお洋服事は、私の心の中でだけ。
 心や頭の中だけなら自由よね?
 万が一、機会があった日には全力で着せてみたい。そう思うだけは自由なのよ。ふふふ。]**

 
(298) 2021/07/22(Thu) 21:40:10

【人】 三年生 堂本 明菜

― 回想:柊一と黒鉄 ―

[撫でる許可を柊一に貰えれば>>200そわそわしながら
 しゃがみ込んで手を伸ばす。
 いきなり頭を撫でようとしたら注意されたかな。
 それとも、怖がることなく撫でさせてくれる子だったなら、
 そのまま頭を撫でることになったかも。]


 
……可愛い……



[思わず零れた言葉は控え目で、
 その内心多分に悶えていたことは、
 僅かに緩んだ表情からは判断出来なかったかな。]
(299) 2021/07/22(Thu) 21:43:38

【人】 三年生 堂本 明菜

[サツマイモのエピソードを聞いたなら、
 撫でる手は止めずに黒鉄を見つめて]


 そうなんだ、サツマイモ好きなの。
 ……うちは父さんが飼うの
 許してくれなかったから羨ましい。


[それでもファン、という言葉を聞いたらきっと喜ぶだろう。
 そう思ったから夜に話してみたら
 やはり悪い気はしなかったようで、
 後日買い物に来てくれた時、売り物にならない小さな
 サツマイモを奥から持ってきて]


 ファンサービス、だって。
 これからも御贔屓に。


[なんて言いながら人差し指を口元にあてて、
 そっと袋の中へ入れることもあったっけ。*]
(300) 2021/07/22(Thu) 21:47:20

【人】 二年生 神崎 紅葉

-回想/はないち神社にて、家を飛び出してきた女の子と-

……きみ、どうしたの?迷子?

[学校からの帰り道、石段の途中に蹲っている女の子を見つけた>>294
小学生だろうか。ただのんびり神社の景色を楽しんでいるようにはとても見えなくて、つい声をかけてしまった。

声に反応してくれたなら、彼女の目に映るのはひしゃげて潰れた顔ーー、
……ではなく、心配そうに見つめている、少し年上の少女の顔だ。

それはまだ、神崎紅葉が生きていた頃の話。
まだお祭りの準備係にもなれなくて、はやく高校生になりたいな、なんて考えていた頃の話。

そのとき女の子とはどんな言葉を交わしただろうか。

もし少女が、相手の名前の由来を聞くことがあったなら>>293]
(301) 2021/07/22(Thu) 21:47:44
一年生 篠田 小牧は、メモを貼った。
(a76) 2021/07/22(Thu) 21:47:45

【人】 二年生 神崎 紅葉

明菜ちゃん、素敵な名前だと思うけどなあ。
……でも、名前のことで悩んじゃうのはちょっとわかるかも。

わたしの名前、紅葉、っていうんだけどね。
秋生まれだからってお母さんがつけてくれて……勿論素敵な名前だし、気に入ってるんだけど。
出来ればもっと、夏っぽい名前が良かったなあっておもうの。
わたし、夏が大好きなんだ。
ほら、夏ってお祭りがあるじゃない?

出店があって、花火があって、きらきらしてて、みんな笑顔で……。

そんなお祭りが大好きなの。
だから出来れば、お祭りにちなんだ名前が良かったなあって……どんな名前だよって言われたらあんまり思いつかないんだけどね、あはは。

[そんな会話があったかもしれない。
彼女は覚えているだろうか?**]
(302) 2021/07/22(Thu) 21:48:16

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
― 続・提灯の飾り付け ―

[脚立を無事元の場所に戻し終えたら、
一緒に来てくれた篠田さんと、>>241
残りの提灯飾りを分配して。]


 うん、これで最後みたいだね。
 それじゃ、一気にやっちゃおうか。


[と言って、次の飾り付け場所に移動した。

私がさっきやっていた場所と違って、低めの配置。
脚立は無くて済みそうだけれど、
私には十分手が届く範囲に見えても、
篠田さんにはどうだったかな。]


 あ、これはね、こんな感じで……。


[と、飾り付け方の質問をされれば、>>245
近くで手本をひとつ見せ。

もし高さで難儀するような事があれば、
ちょっと貸してみて、と
横から手を伸ばしてみただろう。]
 
(303) 2021/07/22(Thu) 21:48:24
二年生 神崎 紅葉は、メモを貼った。
(a77) 2021/07/22(Thu) 21:49:45

二年生 神崎 紅葉は、メモを貼った。
(a78) 2021/07/22(Thu) 21:50:13

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[真面目くさって準備に励んでいた私だけれど、
篠田さんの楽しそうな雰囲気が伝わって来れば、
お祭りの、賑やかな空気を思い、
私の気持ちもふわりと浮き上がって]


 明日、楽しみだね。
 篠田さんは、やっぱり浴衣を着るの?


[作業で手を動かす傍ら、お祭り当日の話をしてみたり。

篠田さんの丸い文字を、花びらに例えた私。
あの時、はにかむ篠田さんの頬が色付いて、>>242
それこそ花のようだった。

だからきっと、花の散りばめられた
素敵な浴衣が似合うんだろうなあ、なんて、
勝手にその姿を想像して。]
 
(304) 2021/07/22(Thu) 21:50:20

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[そんな、花のような雰囲気を持つ篠田さんの、
おっとりとした……自称ぼんやりとした?>>243性格を、
これからもっと話をする機会があれば、
私も理解して行くのだろうけれど。

今は、一年生なのに自分で動けて、
先輩にも物怖じしないで話しかけられる、
しっかりした後輩、という印象を持っていて。

作業の終わりに、]


 ありがとう、助かった。
 篠田さんはしっかりしててすごいねえ。


[なんて笑って言えば、
きょとんとした顔を返されたのだろう。]
 
(305) 2021/07/22(Thu) 21:51:39

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[そうそう、浴衣の話をした時に、
書道部のユニフォームの事にも話が及んで。

部員の金銭的負担なども考えた結果、
篠田屋さんへの注文は、上着の方のみ、
という事になっていたのだけれど。
その代わり、袴に合わせた
着物の色柄などを(予算内で)しっかり検討して。

秋にまた着る機会があるから、
それまでに、という納期の話はどうなっていたか。
もし難しければまた来年の春までに、
となっただろうけれど、
引き受けて貰えていたら、現在進行形で、
お家の方を忙しくさせてしまっていたかもしれない。]
 
(306) 2021/07/22(Thu) 21:52:33

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[篠田さんからは、お祭りの服装の事や、
明日の予定などの話は聞けただろうか。
だとしたら、きっと楽しくお話できたと思う。

私の方は結局、浴衣を用意してはいないのだけれど。
いいんだ、見せる相手も特にいないし……。
そう、私は今のところ、お祭りぼっち参加の予定なのである。
思い出して、浮いた気持ちがちょっと、しょんぼりした。]
 
(307) 2021/07/22(Thu) 21:53:52

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[そんな感じで、ほのかに浮いたり沈んだりもしたけれど。
提灯を全て飾り終えた頃には、
花一高校のお手伝いの時間も、
そろそろ終わりに近付いていただろうか。]


 お疲れ様。ここはもう大丈夫。
 他もそろそろ終わる頃かな?


[そう声を掛ければ、篠田さんはどうしただろう。

まだ終わっていない所があれば、
そちらに向かう事も考えつつ。
私は、帰る前に一度、
本殿にお参りして行こうかなあ、などと考えていた。]*
 
(308) 2021/07/22(Thu) 21:54:55
二年生 田邊 夕鶴は、メモを貼った。
(a79) 2021/07/22(Thu) 21:58:52

【人】 一年生 篠田 小牧

 ― 提灯の飾りつけ ―

>>303どうやらこの作業はここである分で終わりみたいで。そう思えばやる気がまた上がるのよ。]


 はい、頑張りましょう。


[分配された分の荷物を持って移動先についていくの。
 低めの位置とはいえ、私には……少し背伸びしないと無理かしら? と思いつつまぁなんとかならなかった時に考えましょう。なんてのんびり考えていたの。]


 ふむふむ。
 ええと、ここをこうして……こうですね。
 出来ました、先輩!


[手先は器用な方だわ。見本のままに手を動かせばなんとか見れる状態で飾る事は出来たのよ。なんというか、ちょっと垂れ下がっているような? いいえ、後から線をしっかり引っ張ればいいのよ。

 高さで少々難儀をそんなこんなでしていたら横から手を貸してくれたわ。身長について特に思う事はないけれど、こういう時にあるといいなぁ、なんて思うのよ。]


 ありがとうございます。


[それはそれとして、お礼はしっかり伝えるのだけどね。]
 
(309) 2021/07/22(Thu) 22:15:52

【人】 一年生 篠田 小牧

 
>>304空気は感染するものって聞くこともあるわ。
 うきうきした浮かれた空気が相手にも伝わっているとは気づかずやっぱりお祭りが楽しみでうきうきしたままなの。]


 そうですね。楽しみです。
 ええ、そのつもりですよ。
 宣伝にもなりますし。


[そこは商売人の娘根性。ちゃんと自分で買ったうちの浴衣を着るのよ。

 お花が似合いそうなんて思われているのは知らないけれど、お花の柄を選んでいたから当日見る機会があれば想像があたったとわかる事になるんでしょうね。]
 
(310) 2021/07/22(Thu) 22:16:47

【人】 一年生 篠田 小牧

 
[自称でもなんでもなく。私は鈍い、とよく昔から友達に言われていたしそうなのね、なんてぼんやりした返答していたから間違いじゃないと思う……のよね。

 作業が終われば心地いい汗が流れているの。]


 いえいえ、私も準備係ですし。
 ……え? しっかり……? そうでしょうか?


[なんて予定調和のきょとん、とした反応を返したの。]
 
(311) 2021/07/22(Thu) 22:17:44

【人】 教師 落川 禅


  別にちょっと休憩したって、
  食券返せとか言わないから平気だぞ?
  生徒が熱中症になったら監督が責められるんだからなー。


[体育会系のいい返事に、頼りにしてるぞーと笑いながら。>>296
稲出を連れて向かった本部になる予定のスペースには、袋に入ったパイプフレームと天幕があった。
慣れた手つきで、袋から出したパイプを種類順に仕分け。]


  稲出は組立したことあったか?
  短めのが、両側になる桁で。長いのが前後の梁な。
  まずは置く地面にこう並べて、と。

  テントの脚になる支柱も並べて、
  支柱の端に差込口あるだろ? それにはめ込んでくの。


[指挟まないように気をつけろよ、と声を掛けながら。
テントの骨組を組み立てていこうか。]
(312) 2021/07/22(Thu) 22:18:34

【人】 教師 落川 禅



  そういや、稲出はマドンナは好みじゃないのかー。
  いやー他の男子生徒はマドンナと喋ったって
  真っ赤になってたけど、お前あっさりしてたしさー。


[組立の指示を出しながら。
さっきの雑談の延長で、そんな話を振ってみる。]


  まさか。
  そういうの、興味ないとか言わねーよな?


[健全な男子の反応を楽しむように、にまにまと。*]
(313) 2021/07/22(Thu) 22:18:53

【人】 三年生 堂本 明菜

― 回想:美術室の犬のはなし ―


 
……可愛い……



[多分に漏れずそんな感想を漏らしながら
 写生の授業をしていた時があった。>>113
 美術室に犬がいるという噂は耳にしていたが、
 まさか写生のモデルとして邂逅することになろうとは。
 丸まって寝ている姿も、ちょいちょいと耳をかく姿も、
 欠伸をする姿もどれも愛らしくて
 ちっとも筆が進まないことに注意を受けたっけ。

 出来上がったものは96点くらいの出来栄え。
 犬が可愛すぎたのだから仕方がない。
 授業が終われば次の授業ギリギリまで犬を撫でて、
 美術室を飛び出していくことも多かった。]
(314) 2021/07/22(Thu) 22:19:43

【人】 一年生 篠田 小牧

 
>>306上着の注文をしっかり受注して、現在進行形で仕事の合間を縫って両親が頑張っているわ。

 秋に着る機会がある、と聞けばそれまでに頑張ります。と約束して。期限に間に合わそうと鋭意努力中です。間に合わせますとも。

 それを着る機会の時は私も是非見てみたいものだわ。
 その時はお願いしようと密かに思っているの。


 >>307 明日の予定については、お祭りギリギリまでは着付けに来られるお客様の対応が忙しいでしょうからおうちの手伝いをする予定です、と言うのよ。
 おうちの混雑具合によっては行けるのが遅くなるかもしれないから約束はしてないの。
 本当はずっとお手伝いしてもいいのだけれど、折角のこの土地にきて最初のお祭りなんだもの。遊んでらっしゃいって両親が言ってくれていたから遅れることがあってもいくつもりなのよ。

 先輩の浴衣や一人のお話が聞けたならば。うちにサイズがもっとあればよかったのですが……とちょっとしょぼくれたの。

 ぼっちなのはお互い様。会えたらいいですね。って私は私でのんびりしてるの。お一人様夏祭りに抵抗ない花の高校一年生です。]
 
(315) 2021/07/22(Thu) 22:20:51

【人】 三年生 堂本 明菜

[そんな折に落川先生がサツマイモを
 買いに来たのなら>>283ピンと来て]


 ジュニアにですか?


[ポチ>>77という名前だったかもしれないが、
 うちのクラスでは禅ジュニアと呼ばれていたのでそう尋ねて
 美味しそうなものを選んだこともあっただろう。

 里親になることは叶わないから、
 いなくなった時は嬉しくもあり、寂しくもあり、
 そんな気持ちでジュニアが描かれている
 絵を眺めていたんだ。*]
(316) 2021/07/22(Thu) 22:21:10

【人】 一年生 篠田 小牧

 
>>308そんなこんなで作業も全体的に終わりを迎えるころだったかしら。そういえばずっと作業していた気がするわ。
 そう思うと急に体が水分を欲したわ。]


 お疲れ様です。
 そうですね。もう終わりそうですよね。

 私一先ず水分とってきますね。
 あ、先輩もよければ塩飴どうぞ。


[すっかり忘れていたけれど水分で思い出したから、遠慮されなければ一つころりと差し出したの。

 では、と先輩と別れて荷物に一直線。

 水分をとれば生き返る気がしたわ……。
 一気に疲労感がきて。少しの間休んでそれからまだ作業がありそうなら手伝って終わるまで最後まで付き合ってから帰宅することになったのよ。]**
 
(317) 2021/07/22(Thu) 22:23:09
一年生 篠田 小牧は、メモを貼った。
(a80) 2021/07/22(Thu) 22:25:19

【人】 三年生 神田 京平

 
 ── かつての蓮見君と ──

 
ハハッ
、あははっ

[最初は小さく、身を引くと思っていたから。
 次に大きく笑い声をあげる。
 挑戦的なその態度に驚いて。>>131 ]

[チラリと見せた欠片を>>118
取りこぼすことなく見つめてくる視線には>>130
やはり慣れずに飄々と躱してしまうけれど。]

 狐が鳴いたら それは危険
 でも狐の声が 聞こえたら
 耳を傾けて聞いてごらん

 
君の力になるかもしれないよ


[歌うようなリズムで言葉を紡ぐ
それは質問に答えているのかはぐらかしているのか。]

 またな、蓮見くん

[
“また”が あれば 

その時には─────
の意も込めて
手を振り話を終わらせるのだった。]
(318) 2021/07/22(Thu) 22:27:38

【人】 三年生 神田 京平

 
 ── 看板運び ──

 ちゃうちゃう
 俺は生粋の篭芽町育ちやで

 稲出君は? 蓮見君も明菜ちゃんも
 同じ匂いがすんねんけど
 まあ外部からという方が珍しかもしれへんな

 はなひら神社の夏祭り
 昔からめっさ好きなんよ
 そのお祭りのお手伝いが出来て光栄に思うとるんや

[サラッと答えてみせる、けれど
何故関西弁なのかという謎は残したまま。
関西弁が好きだというのにはパアッと
「せやろ?俺も気に入ってんねん」なんて明るく答えて
鼻歌をふんふんと歌っていたことだろう。]
(319) 2021/07/22(Thu) 22:28:32

【人】 三年生 神田 京平

 
 ── 看板運びが終わって ──

 ふぃ〜、めっさ疲れたわぁ
 お疲れさん
 いやぁ働いた働いた

[看板を運び終え労いの言葉を3人へ掛ける。
まだ準備は始まったばかり、けれど]

 さーて、一服しましょか〜

[そう言ってまだまだ頑張れそうな皆を見送り
一人ふらっと祭りの準備の喧騒から遠ざかった。**]
(320) 2021/07/22(Thu) 22:29:28
三年生 神田 京平は、メモを貼った。
(a81) 2021/07/22(Thu) 22:33:39

【人】 二年生 稲出 柊一

回想:堂本先輩


[確かに頭を触られるのを嫌がる犬は多い。
だが幸いうちの黒鉄は人懐っこい性格で、
初対面で頭触っても喜ぶ犬だった。
なので「好きなところどうぞ」って、付け加えたんだ。

気に入って頂けたようで、
何処か柔らかく感じる視線>>299に、
オレも嬉しくなったんだ。]

 確かに家で商売しているとなると、
 ペットは中々飼いづらいっすよね。

[お父さんに反対されたことを聞くと、そう漏らす。>>300
だが、これは犬飼ってる人あるあるなのだが、
大体どの家も1番反対するのがお父さんで、
結果飼うことになった時、
一番可愛がるのもお父さんという統計がある。

堂本家でもその兆候があったのか、
ファンサービスには大いに喜んだ。
オレも勿論喜んだし、黒鉄も飛び跳ねて喜んだ。
今ではすっかり、買い物に行くたびに
期待の眼差しを向けられるようになってしまった。*]
(321) 2021/07/22(Thu) 22:57:31

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

── かつての神田先輩と ──


[じっと見つめた仮面の奥に、
 どんな顔が隠されてたんだろう >>318
 結局その時は、何も明かされないまま、
 まさに風のように躱されて
 残されたのは、唄うように奏でられた言葉だけ

 躱されるなら、こちらも一歩引き
 小さく息を吐いてから微笑む。]


  ……うん、また。


また
、があれば、その時は。
 
────── 教えてくれますか?って。


 結局その「また」は叶えられておらず
 今日も飄々とした神田先輩と一緒に看板を運んだり。
 
    神田先輩の出自の話はまたさらに
    彼の謎をひとつ深めたとか、なんとか。>>319
]*

 
(322) 2021/07/22(Thu) 23:02:42
二年生 蓮見 朱鷺也は、メモを貼った。
(a82) 2021/07/22(Thu) 23:04:42

【人】 数学教師 長尾 浩明

――見覚えのある顔の子と――


   「 ちゃんと持ってきてて偉いな。
     それなら大丈夫そうだ。 」


  相手が屈託なく笑うものだから。
  こちらも違和感に蓋をして笑っていたけれど…


     
“二年○組 神崎紅葉”



  取り違え防止のための記名を見て
  背筋がぞくりと冷えるような心地がした。
(323) 2021/07/22(Thu) 23:07:00

【人】 数学教師 長尾 浩明


  同僚が、轢き殺した女子と同じ名前。 
  見覚えがあったのは……教え子だからではなくて。
  被害者であるからに、ほかならない。

  まさか、そんなわけがない。
  だって彼女は亡くなったはず。
  思考がまとまらず、でも笑顔を崩すことも出来ず。


   「 あ、あぁ。
     お互い祭り、楽しもうな。 」

  
  名前を見たから神崎さん、と呼ぶことも出来たが
  どうにも呼ぶのすら躊躇われて。
  暫くその場に棒立ちになって、
  スカートが翻ったほうをぼんやりとみていた。*
(324) 2021/07/22(Thu) 23:07:17

【人】 二年生 稲出 柊一

テント組み立て


[確かに熱中症対策は大事だ。
でも見た感じ結構女子が多いし、
男子でも力仕事が捗りそうな人員が
限られているように見受けられる。]

 体育祭の時とかに手伝ったことあるので、
 大丈夫だと思います。

[他にも学内の行事や、陸上部で使うこともある。
でも先生の説明>>312をしっかり聞いて、
注意して作業しなくては。

さっき切り上げた話の延長か、
マドンナについての話になると。]

 好みも何も、
 名前と顔と学年とマドンナで
 お祭りの準備係って事しか知らないっすからね。

[何か記憶が燻る気がするが、やはりそれ以上は何も知らない。]

 
オレは興味ありますよ。ない訳ないじゃないすか。

 
(女子が)オレに興味ないだけで……。

 せんせーはどうなんです?

[悔しいからとりあえず聞き返した。
適当に躱されるんだろうなぁと予感しつつ。*]
(325) 2021/07/22(Thu) 23:10:24

【人】 一年生 花巻 楓

─ 回想:ちっちゃな頃 ─


[その子>>204が初めて一人でお店に来た時、あたしの髪はまだ長かった。
お使いにきたという言葉に、ちっちゃかったあたしは張り切って接待をしたのだが]


 あのね、うちの水ようかんね、

 つめたくておいしいんだよ!


[いかんせん子供の語彙力ではこんなお勧めしか出来るわけもなかった。
今だったら竹の容器に入ってて、さらりとしながらも滑らかな口当たりとすっきりとした甘さがお勧めです、なんて言ったりも出来るのだけど
でも、子供から心の底から美味しいと思ってお勧めしてる顔は、言葉を尽くすよりよっぽど営業力があったかもしれない。
夏休みの間、その後もそのお使いの子が買いに来てくれたなら美味しかった?!って聞いちゃったりもしたけど、あたしの顔は美味しかったって返事が来るって信じ切ったものだったはず。
ちっちゃな頃からお店の手伝いばっかりだったから、その子と一緒に遊んだりしたことは無かったけど、たまにかっこいい自転車で走ってるのを見て、楽しそうだなぁなんて思ってたのは、内緒のお話]
(326) 2021/07/22(Thu) 23:13:18

【人】 一年生 花巻 楓

[でも、ただおつかいに来てただけの子をあたしが今でも覚えてるのは
その子が、っていうよりも、その年のお祭りがあたしにとって決定的なものだったから。

それは初めて祖母があたしに誂えてくれた浴衣が発端だった。
白地に薄藍の流水紋と、袖と裾にあしらわれた青もみじ。
ともすれば渋く見える柄を、ふんわりとした兵児帯が子供らしい愛らしさにまとめ上げて。
長い髪を結いあげて、母にトンボ玉のかんざしを挿してもらって、自分ではすごく可愛くしてもらえたと思ってたのだ。

でも、お祭りに行ったあたしを待っていたのは、


「かわいくねーのによくそんな恰好できるよな」


って。
同い年の男の子の、そんな言葉であたしの中の気持ちはぽっきり折れて。
次の日、ばっさり切った短い髪を初めて家族以外で見た人が、その子だったから。
その時、なんて言われたのかまでは覚えてないけど、その子の顔だけは覚えてる]
(327) 2021/07/22(Thu) 23:13:44

【人】 一年生 花巻 楓

[だけど、変わったのがあたしだけじゃなく
その子も成長という名の変化で変わったから

中学の、部活での交流試合に
コートの上で再会してるなんて気付くことは無く。


他校のチーム一人一人を認識してるわけでもなかったから
名前すら覚えてはいなかったけれど



身体をしならせて跳んだその人が
まるで鳥が飛び立つみたいな錯覚を受けるくらい綺麗だったから


その姿だけは、妙に目に焼き付いて──

自分もあんな風に、綺麗に跳べたら良いなって思ったのは、
田邊先輩の面影とは重ならず、記憶の片隅に入ったまま*]
(328) 2021/07/22(Thu) 23:15:06

【人】 数学教師 長尾 浩明

――荷物の搬入――

  ぼんやりと立ち尽くしていたのは
  どれくらいの時間だっただろう。
  
  はっと気づいて、ひとまず搬入待ちの荷物…
  確かお面の屋台とか言ってた気がする、
  などと思考を切り替えようとしてみた、が。


       
さっき見かけたのは…誰だ?

       
俺が知っている
神崎紅葉
なのか?



  切り替えられるわけがない。
  いないはずの人間…そのはずだというのに。
  同姓同名の別人、にしては既視感が拭えない。

  
  少しでも気を紛らわそうと入口の方に向かって
  荷物が置いてある場所にたどり着けば
  境内へと運び込むために段ボールを一つ
  持ち上げた。指定の場所まで運んでいれば
  もしかしたら誰かと会ったかもしれないが。
 
  運び込みがひと段落着けば、いい時間になっていて
  どこか手伝いが必要なところが
  ないか確認を終えてから帰宅することになった。*
(329) 2021/07/22(Thu) 23:15:35

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
― かつて、鳥仲間の友達と ―

[そうだ、何もトキヤくんまで
秘密にしておく理由は無かったはずで。>>257

でも子供同士、大人に秘密の話を共有する事は、
少しの後ろめたさと、それ以上の楽しさがあって。
私はいつも「この事は内緒ね」って念押しをした。

草むらの秘密基地で、秘密の特訓をした日々。
開けた場所が秘密基地だなんて、
今思い返すと、なんだかおかしいけれど。

いざ補助輪が取れて、秘密にする必要も無くなったら、
私はちょっと、つまらないなと思ってしまって。

すいすい乗れるようになった事、
トキヤくんはとても喜んでくれたのに、
私は「ありがとう」と笑いながらも、
どこか不満そうなのが態度に出てしまっていた。]
 
(330) 2021/07/22(Thu) 23:20:54

【人】 二年生 稲出 柊一

看板運び


[神田先輩は関西人ではないらしい。>>319
ではなぜ関西弁なのかまでは、教えて貰えなかった。
言うほどのことでもないのか、はたまた言いたくないのか。
どちらにせよ、そこまで詮索するつもりはない。]

 オレも篭芽町生まれ、篭芽町育ちです!

[元気にそう言った。
確かにここは地元民が多い印象がある。]

 オレは2年連続で準備係なんすよ!
 看板運びみたいな、ちょっときつめの作業もあるけど、
 前夜祭みたいに活気があって、わくわくしますね。

[少しずつ整っていく風景を眺めるのは、
やっぱり誇らしい。
明日のお祭りもきっと、いや絶対、楽しいに違いない。*]
(331) 2021/07/22(Thu) 23:22:18

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[お揃いの、鳥の名前には、私も目を丸くして。]


 わあ、お揃い!すごい偶然だね。
 朱鷺ってどんな鳥?


[鶴も朱鷺も、日常で本物を目にする機会は無かったから、
私は上手く説明できなかったけれど、
朱鷺也くんはどうだっただろう。
妹さんの名前も教えて貰ったら、
それはどんな鳥?とまた聞いてみたりして。

私は私で、兄弟の話をして。
うちは、兄が少し年が離れていることとか。
弟は二つ下なんだとか。
そんな中で同い年なことは判明したと思うので、
この辺もきっと、二年目以降の話だったよね。
]
 
(332) 2021/07/22(Thu) 23:22:59

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[男の子じゃないってわかったら、
思い切り謝られたのは解せなかった。]


 なんで謝るの?
 何か悪い事した?


[と首を傾げて。

くんもちゃんもどちらでも、無くたって構わないけれど、
夕鶴、と親しげに呼んでくれるなら、
私もいつの間にか、お揃いの呼び方をして。]

 朱鷺也!待ってたよ。
 早く行こう!

[そんな風に。
気軽に遊びに出掛けられる友達が出来た事、
嬉しく思っていたはずなのに。]
 
(333) 2021/07/22(Thu) 23:23:49

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[>>261その節は、本当に、ごめんなさい。
深く反省している。

翌年顔を合わせた時の朱鷺也の反応に、
そこまで驚かなくても、と思ったけれど。

一瞬、その顔が歪んだように見えて、>>262
それで私も、なんだか悲しくなってしまって。
申し訳ない事をしてしまったと、心から思った。]


 自転車はもう完璧。
 もう少ししたら、弟にも教えてあげるんだ。


[お姉ちゃんだから、先生をしてあげないとね。
なんて偉そうに言って。

秘密の特訓がいらなくなって寂しく思ったの、
朱鷺也が気付いていたかどうかはさておき、
自転車が無くても遊んでくれるなら勿論嬉しくて。

でもそんなの当たり前だよねって顔をして、
私はその年の夏も、元気に走り回って遊んだ。]
 
(334) 2021/07/22(Thu) 23:24:58
一年生 花巻 楓は、メモを貼った。
(a83) 2021/07/22(Thu) 23:25:02

二年生 稲出 柊一は、メモを貼った。
(a84) 2021/07/22(Thu) 23:25:03

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 

 お祭り行きたい!

 一緒に行くっ。


[お誘いの返事は勿論、喜んで。>>263

夕方の神社で、お小遣いを握りしめて、はしゃいだ日。
もし私の方がたくさん持っていたなら、
朱鷺也と同じ金額になるようにそれを分けて、
あれもこれも、二人で一緒にやろうとしただろう。

型抜きとか。射的とか。
どっちの方が上手に出来るか、勝負しようって。

子供の財布にはちょっと高い食べ物の屋台では、
二人で半分こしない?って言ってみたり。]
 
(335) 2021/07/22(Thu) 23:26:22

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[そんな交流が、いつまで続いたんだったかな。

中学生になるまで、同じように親しくしていてくれたなら
私は今度こそ、きちんと会いに行ったはず。

真新しい制服を着て。
多分、朱鷺也には見せた事の無かったスカート姿。
似合わないでしょ、と笑って言って。

小学校と中学校では、学区も微妙に違っていたりして、
朱鷺也も私も、交友関係に変化があったんじゃないかな。
私の制服は、朱鷺也の中学とは別のもの。

私、バレー部に入ったから、
夏の間も練習で、あまりこっちに来られないかも。

そう、ちゃんと伝えていたはずだ。]

 
(336) 2021/07/22(Thu) 23:27:29

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[それじゃ、またね。の次の、久し振り。
私はいつ言えたんだろう。

同じ高校に入って、同じクラスになったら、
名前を確かめなくても君に気付いたけれど。
私の方は随分、変わった気がしていて。

だから、]


 蓮見くん。


[今の私は、君をそう呼んでいる。]*
 
(337) 2021/07/22(Thu) 23:28:13
二年生 田邊 夕鶴は、メモを貼った。
(a85) 2021/07/22(Thu) 23:33:35

【人】 一年生 花巻 楓

[さて。
髪を切ったあたしは、服装も変わったけれど
それ以外は変わることなく、店先にも立つのは続けていた。

バレーを始めて練習に時間を費やすようになって
中学の間はそれに加えて受験勉強もあったから
その間は接客とかはしてなかったけれど
高校に上がって、練習が終わった後閉店までとか
少しの時間でも接客をするようになっていたから篠田さんの要望に応えられたのだろう>>276]
(338) 2021/07/22(Thu) 23:44:48

【人】 一年生 花巻 楓


 うん、落雁も季節によって形を合わせられるし
 菓子盆の上に並べるだけでも可愛いから…

[と、お値段と見た目と内容とを考えてお勧めしたわけだが、
薄茶と濃茶両方となるとパンチが弱いから、追加でおすすめしたどら焼きのほうが篠田さんの琴線に触れたみたい。
良い反応を返してくれたから、更に後押し、とばかり]

 うん。
 栗入りもあるし、うぐいす餡とか白餡とか…

 あ、生クリームとこしあん入りもあるよ。

[そんな追加情報を入れたのが決め手になったかどうか、
茶道部の活動用にどら焼きの注文が入ったと聞いて良かったーって思ったのは勿論のこと、
後日はなまき餅を買いに来てくれた篠田さんを見かけて、ありがとうってお礼を言ったのは言うまでもない]
(339) 2021/07/22(Thu) 23:48:25

【人】 一年生 花巻 楓

[とはいえ、この時点ではまだご期待に添えたかどうかは分からないこと。

しかも折角の彼女の誘いを断ってしまったのもあって
視線を落としてしまっていたのだけれど
気にしないで、という声と笑顔>>277に顔をあげて]


 ううん、こっちこそ。

 誘ってくれてありがとね。


[あたしが笑っても、可愛くなんてなれないけど。
せめて、嬉しいって思った気持ちがウソじゃないよって伝えられたらいいなと思って笑顔を返して席に戻る彼女を見送った**]
 
(340) 2021/07/22(Thu) 23:48:49
一年生 花巻 楓は、メモを貼った。
(a86) 2021/07/22(Thu) 23:50:47

【人】 三年生 堂本 明菜

─ 少し前:京平と ─


 
声がデカい



[ここは
「違うし!そんなんじゃないし!」
なんて返せれば
 100点満点だったのだろうけど、>>211
 生憎そんなノリは持ち合わせてはいなかった。

 まだまだ食べ盛りの弟もいるし、
 
一人親
なのだから倒れられたら困るというのも
 本当のこと。
 だからツンデレと言われてもピンと来ていなくて、
 京平が顔を覆った時も面白いことが言えなかったから
 愕然としたのかと思う始末。]
(341) 2021/07/22(Thu) 23:51:36

【人】 三年生 堂本 明菜

[見つめた視線は反らされた気がしたけれど、
 お面があったから確かめることは出来なかった。
 
だから当然その理由も聞くことは出来ずに、

 視線は看板を持つ二人組の方へ。

 京平とは学年が同じであるから同じクラスになったことも
 もちろんあって、その時もお面をつけていたのなら
 一番に目がいった。
 赤面症だからと本人か、友人伝手で聞いたから、
 特に今までそれ以上言及したことはないけれど。

 口元しか見られないのは
 やっぱりちょっと寂しい気がした。*]
(342) 2021/07/22(Thu) 23:52:17

【人】 教師 落川 禅

── 回想・枯れない向日葵 ──

[誰かさんが持ちこんで以来。
美術室の一角には、枯れない向日葵が咲いている。>>185
そよそよ、そよそよ。たまにカラカラ。
オンボロだった名残で、時折に変な音を立てながら。]


  
どうしようもない最低だなって、思うけど。


  
人間って弱いからなー……

  
余裕ないときに甘えてしまうのはいつだって、

  
自分を大事にしてくれるひとなんだろーな。



[向日葵の風の特等席は今は譲ってしまっているため、団扇でぱたぱたと仰ぎながら。
生徒らから提出させた課題のスケッチブックを捲って確認する、俯く顔は伸びた前髪で隠したまま。
軽い相槌のように返したのは、さて誰の話だっただろう。>>183
(343) 2021/07/22(Thu) 23:53:10

【人】 教師 落川 禅

[そして、続くいつもの決め台詞には。>>184
いつだって目を細めて、苦笑しながら。]


  その年でそう言えるって、鳳はえらいよなー。
  まあ俺も金があることが幸せとは思わないけど
  でも、そこそこ金あったほうがいいとは思うかなー。


[まあ、見ての通り金持ちとは無縁だし。>>182
マイナスイオンとか、自分じゃサッパリわからないが。]


  金があった方が、幸せの選択肢は広がるんじゃないか。
  たとえば、饅頭と最中どっち買うか迷えたりとか
  試食してうまかったものを腹いっぱい食えるとか
  熱が早く下がったり、とか。


[”よもぎ”は民間万能薬とか言われたりもしたが。
まさかそれで風邪を治そうとか、ばあちゃんの知恵袋かと呆れながら保健室に引きずっていったことはまだ、記憶に新しい。]
(344) 2021/07/22(Thu) 23:53:18

【人】 教師 落川 禅



  つまり、幸せの幅を
  狭めなくてもいいんじゃないかってことだ。


[変なとこ頑固だなー、とぼやきながら。
向日葵の風にあたって幸せそうに髪を靡かせる姿を眺めていると、俺も心が安らぐ気がするので。
そう言われて懐かれるのを、嫌だと思ったことはなかったし。
理解し難い趣味ではあるが、距離を置いたり、否定したりする気は起きなかったので。

枯れない向日葵は今も、美術室の一角で風をそよがせている。*]
(345) 2021/07/22(Thu) 23:53:27

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

── 鳥仲間 ──


[かつての鳥仲間?なお友だち。>>332

 朱鷺も鶴も、そしてつぐみも、
 ちゃあんと調べないと上手く言えなかったから
 聞かれたあとに親にどんな鳥?どんな鳥?って
 聞きまくったのは秘密。

 知らない男の子、は
 いつのまにか知ってる女の子、になって
 朱鷺也と夕鶴で、呼び方もお揃いになったはずなのに
 
 そうだね、子どもながらに、知らないこと、
 いっぱいあるんだなって思い知らされた一年目。

 だから二年目の夏はお祭りだけじゃあなくて
 町のいいところとか、いっぱい紹介するつもり!
 商店街も、俺が通ってた小学校も、
 自転車の練習の代わりにね、ぜんぶ連れてった。]

 
(346) 2021/07/22(Thu) 23:55:40

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[神社のお祭り、良い返事が聞けたら喜んで。>>335
 友だちと行くの!ってお小遣い多めに(俺基準)貰って
 神社の境内を駆け抜けた。

 型抜き、上手にできたかなあ。
 手先、どのくらい器用なんだっけ。
 (11)1d100点くらいの出来だったかも

 食べ物はんぶんこ大賛成!
 あつあつのたこ焼き、大騒ぎしながら食べたり。]

 
(347) 2021/07/22(Thu) 23:55:58

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[11点はさすがにひどくないですか]

 
(348) 2021/07/22(Thu) 23:56:20

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[楽しかったんだ。すごく。
 でも夜が近づけば、帰らないと怒られちゃうし
 ほら神社にはこわーいきつねも出るって、
 どこかで聞いたことのあるようなうわさ話。]


  夜遅くなると、きつねに攫われちゃうんだって


[そうだね、そんな流れで、きっと。
 夕鶴に余計な一言、言ってしまったかもしれない]

 
(349) 2021/07/22(Thu) 23:56:38

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 


  
……一度、攫われてみる?
 >>5

 
[なあんて、冗談。すぐに笑った。
 だけど、このまま攫われてしまえば、
 夕鶴はこの街から帰らなくていいのに、なんて
 心の中のどこかで思っていたのは、秘密のはなし。]
 
(350) 2021/07/22(Thu) 23:57:05

【人】 一年生 花巻 楓

─ はなひら神社 備品倉庫 ─

[さて、そんなこんなで備品倉庫まで辿り着き
切れた電球は回収ボックスに入れ、替えの電球やら天幕やらホースやらはたまたロープやら
頼まれた品があるかどうかのチェックをしつつ、
ふと、そういえば──祖母から、浴衣を仕立て直した、と聞かされたのを思い出した。
なんで思い出したか、といえば]


 紅葉先輩、今年も準備に参加してるのかな。


[そう、毎年準備に入ってる二年生の先輩───去年、来年は同じ高校だねって笑って話して───

そう、去年二年生だからことしもにねんせいなんだよね。


まだ今年は会ってないけど、楽しそうに準備してる彼女を思いだして、ふにゃ、と顔を綻ばせた*]
(351) 2021/07/22(Thu) 23:57:26

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[それからも、毎年夏だけの交流は続く。
 真新しい制服、スカート姿の夕鶴は新鮮で>>336
 思春期の訪れ始めていた俺は、褒めることも
 けなすこともせず「別に」とか言ってみたり

 交友関係に変化もあって、
 女子とよりも男子と遊ぶほうを好むようになったし
 学区外の女子と遊んでるところを、なによりも、
 ほかの男子に見られたくなくって、

 だんだん、だんだん、会う頻度は減ってたと思う。

 俺の背が夕鶴に追いつきそうになる頃合いには、
 ちら、と顔を見に行って手を挙げる程度。
 一緒に遊ぶことはしなかったんじゃないかな。]
 
(352) 2021/07/22(Thu) 23:57:48

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[だからまあ、正直驚いた。

 同じ高校に入って、同じクラスになったのは偶然。
 目線はいつの間にか同じくらいになっている。

 呼び方も ────── 変わった。


         蓮見くん、
         彼女の声が、そう紡ぐ。
 ]

 
(353) 2021/07/22(Thu) 23:58:03

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 


  久しぶり。……田邉さん。


[今の俺は、きみをそう呼んでいる。]** 
 
(354) 2021/07/22(Thu) 23:58:14
 




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稲出 柊一
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『愛』してる

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38回 残----pt

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59回 残----pt

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