情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
【人】 遠い記憶の 慈姑「おやどうしたんですか、こんなに大勢で集まってきて。 私の葬式にはまだ少し早いですよ」 茹だるような暑さの中、田舎に帰省してきたあなた達は、そんな不謹慎な言葉に出迎えられる。 くつくつと笑いながら、民家から顔を出した老婆は、思い出そのままの皺の深い顔をしていた。 僅かに嫌味な笑みを浮かべる老婆──慈姑に挨拶を済ませたあなた達は思い思いに、田舎で過ごす準備を始めるだろう。 (0) 2021/08/08(Sun) 0:06:42 |
天のお告げ(村建て人)◇人狼について 人狼らは『どうにかして集まった皆をここに引き留めなければならない』という衝動に駆られている存在。 思い出の村を愛するが故の純粋な己の感情からでも構わないし、 矛盾した気持ちを植え付けられて苦悩するような子もいるだろうか。 ただ、等しく狼たちは、毎晩村人を数人"秘密基地"に連れて行くことだけは確かだ。 (#0) 2021/08/08(Sun) 0:28:59 |
天のお告げ(村建て人)◇世界設定 現代世界観。我々のよく知る00年代日本とそう変わらない世界の話。 電波も中々届かないほどの田舎に、色々な理由で帰ってきたあなたたち。 これは、ひと夏の思い出のお話。 ダミーチップ:慈姑 今回の“人狼”(扱いにおいては後述)騒ぎの言わば元凶。 都市開発の話もあり、都会に我が子、孫のように思ってた子たちが散らばっていく中 そっと息を引き取って その最中に「また彼らと一緒に田舎で」と願った。 それにより、今回の村が生まれた。 つまり今回集まる田舎の村は、かつて暮らしていた場ではなく夢とか桃源郷とかに近い形。 故にちょっとした噂や幼少期の話として語られるような”不思議な体験”も起きうるかもしれない。 ちなみに夢の中とかそういう意識はプロローグ時点では無く、 みんな帰省だったりそういう理由だと思い込んでいる。 交流を重ねるにつれて、だんだんと違和感に気付いていくかもしれない。 (#1) 2021/08/08(Sun) 0:30:32 |
天のお告げ(村建て人)◇田舎について 田舎と聞いてイメージするものはなんだってある。 川だったり駄菓子屋だったり、さびれた海の家から望む一面の海原だったり。 必要とあらば夏祭りだって行われるだろう。 夢と現、死者と生者がもっとも近くに交わるのはいつだって”祭の日”だ。 ここが且つて皆が住んでいた田舎とそっくりそのままか、は重要ではない。 映し出されるのは、”田舎に残ることを望んでいた、 或いはいる者たちの、思い描く田舎の姿”なのだから。 エピローグ時には、どの陣営が勝利したにせよ田舎からは帰っていかなければならない。 そこであった記憶を外で、現実でハッキリ覚えているか否かはそれぞれに委ねられるだろう。 (#2) 2021/08/08(Sun) 0:31:07 |
天のお告げ(村建て人)◇襲撃について この村での襲撃は、“秘密基地に誘い込む、あるいは連れ込む”という形になる。 連れ去られても、所謂墓上の人と互いの話し声は聞こえてくるだろうし、会話することだってできる。 必要があるのだったら顔を合わせたり触れ合ったりして、ちょっとした”内緒話”もできる。 ただ、助け出そうとしても、それだけは叶わない。 狼の手によって、一時的に”夢の側”に縫い止められているのである。 ”夢の側”に縫い止められること=田舎から離れたくなくなる。 この村に居続けたいと思う事、これはエピローグまで続くことになり。 その気持ちを抱いた思い出は何処かに残るかもしれない。 ◇吊りについて 噛みと同じ扱いで、"秘密基地"という名の夢に執着する側に迷い込む事になる。 狼の意思を抜いた、ふらりと迷い込んだりするような形である。 (#3) 2021/08/08(Sun) 0:31:49 |
天のお告げ(村建て人)――――――――――― ◇レギュレーション ・処刑は天の声から指示があるので合わせてください。 ・秘話は消極的に縛る。 PL連絡は推奨。性的あるいは暴力的ロールなど表でやるのが憚る場合ものは構わないとする。 過去やハンドアウトの開示、関係の進展はできるだけ見える場所に出すのが望ましい。 (田舎なのでそういうネタは直ぐ出回るという設定!) ・空気感→[胡乱、ほのぼの(主軸)、軽いシリアス] PLたちの好みによってちょっと片方に寄るかも。お気になさらず 指標は”健康に、現代社会を生きる人々”で。 シリアスに寄せるならば現代社会で起こりうる様々な悩みとかを捏ねるとよい 本人の死ネタ、短命ネタは極力避ける。怪我をしていたり、ロール内で怪我をするのはOK ・ファンタジー要素は基本“見てわかるキャラチップ” あるいは本当に(見てわかるチップ以外で何か似たようなロールを)やりたいことがあるならば “あからさまに人間離れしたところがある”というのをメモに加えていただければ幸いです。 (#4) 2021/08/08(Sun) 0:32:26 |
天のお告げ(村建て人)◇墓下について めちゃくちゃ田舎大好きになります。 もう少し程度を和らげて、 都会に帰ろうって気持ちが薄れ、 田舎に残りたいって気持ちに包まれるとかくらいで大丈夫。 (#5) 2021/08/08(Sun) 0:35:46 |
天のお告げ(村建て人)以下はPLの皆さまと演じるキャラクター一覧です。 (ダイスの出目のつよさ順) 夕凪 :とーみん! 編笠 :乳母イーツ 青嵐 :浪速のスピードスター 涼風 :万華鏡 鬼走 :性感44倍耐久勝負 髪置 :鮭animal 花守 :夏祭りの境内裏 清和 :100日後に死ぬセミ 宵闇 :モルに駆ける 添木 :世界幸福委員会 百千鳥 :何!? 卯波 :八月三十二日 御山洗 :パッキャラマオ太郎 竹村茜 :たくあんチョコレート (#6) 2021/08/08(Sun) 0:36:24 |
(n1) 2021/08/08(Sun) 0:38:21 |
天のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。 2021/08/08(Sun) 0:39:01 |
【人】 宵闇「あの婆さん、殺しても死ななそうだけどな」 本人の前で言うのをやめた不謹慎返しを独り言ち、男は笑った。 帰還して初めてヘッドホンを首元へずらすと 気だるげに伸びをし、澄んだ青空を臨んだ。 届かない入道雲、蝉しぐれのオーケストラ。 ざわめく夏草のハーモニー……あの頃の、夏の、田舎の匂い。 髪から靴まで、真っ黒を纏う背が自然の風景には浮いていた。 「相変わらずなんもない。帰ってきたんだな、俺」 男はどこか楽し気にも、おかしそうにも鼻を鳴らし、目を細めた。 ギターケースを背負い直し、歩き出す男の名は宵闇。 売れないシンガーソングライター。よくそう自称する。 (1) 2021/08/08(Sun) 2:19:59 |
【人】 宵闇名前:宵闇(ヨイヤミ) 年齢:28歳 現在の職業:シンガーソングライター ひとこと: ホント田舎ってなんもないね。いや、嫌いってワケじゃないんだ。 虫寄ってくるのだけは勘弁だけどさ。はは、モテ期ってヤツかな。 (2) 2021/08/08(Sun) 2:24:40 |
【人】 デザイナー志望 竹村茜「……思わず隠れちゃった」 覚えのある声に返事をするでもなく、近くの建物の陰に隠れた少女がそっと顔を出す。 他の帰省者達に気を取られている隙に、きょろ。と景色を見渡した。 抜けるような青空。苗が植わった田んぼ。夏野菜の実る庭の菜園。少し古臭い建物達。どれも、思い出の中と変わらない。 耳障りな蝉の鳴き声も、強い日差しも。幼い頃の記憶のままだ。 「……皆、覚えててくれてるかな」 アイスブルーに染め、メッシュの入った髪を揺らし 他の皆が来るのを少し離れて待っている。 (3) 2021/08/08(Sun) 2:39:02 |
【人】 デザイナー志望 竹村茜名前:竹村茜 年齢:16 現在の職業:高校生。デザインの勉強中。 ひとこと: せっかく帰ってきたし、インスピレーション貰えるといいな。 10年近く離れてたから、皆から忘れられてないか心配…… って、そもそもこの見た目じゃ分かんないかもだけど…! (4) 2021/08/08(Sun) 2:43:10 |
【人】 清和「何も変わってないんだな。慈姑の婆さんも、この田舎も」 うだるような暑さなど存在しないかのように、涼しげな顔で微笑みをたたえる。 その端正な顔立ちと深緑のような碧の目は、田舎という舞台には似つかわしくないようにも思えた。 それでも確かに、この男は青春時代を田舎を過ごしたひとりだ。 「また会えるだなんて思ってもみなかったな。お前たちとも」 そして10年前。 誰にも、何も告げず、一番に田舎を離れたのも、この男だった。 (5) 2021/08/08(Sun) 3:29:39 |
【人】 清和名前:清和(セイワ) 年齢:28歳 現在の職業:「なんだと思う?」 ひとこと: 10年ぶりの再会だろ。そう怖い顔しないでくれよ。 また仲良くしようじゃないか。あの頃みたいにな。 (6) 2021/08/08(Sun) 3:31:37 |
【人】 百千鳥「葬式なんて縁起悪いなぁ、慈姑さんってば」 出迎えた老婆に挨拶を終えて、 爽やかな風の吹き抜けるあぜ道を歩く。 「あ〜あ、呼子お姉も一緒だったらよかったのに。 ってかみんなに会いたいって言い出したの呼子お姉だし!」 ジワジワと鳴く蝉の声の中 照り付ける陽射しの下で、 ずり落ちた鞄の位置を直しながら口を尖らせた。 「引っ越したのが10年前だからー… えーっと、5歳の頃が最後? でも意外と覚えてるなぁ、この辺とか全然そのまんまじゃん! …みんな、モモチの事わかるかなぁ?」 百千鳥がこの田舎に居たのは、たったの5年だけ。 みんなが気付いてくれるかはわからないけど… それでも、姉がいつも懐かしげに語る田舎での思い出達は 百千鳥だって、覚えてないわけがない! ………多分! (7) 2021/08/08(Sun) 6:48:48 |
【人】 百千鳥名前:百千鳥(モモチドリ) 年齢:15歳 現在の職業:中学生 ひとこと: 呼子お姉、夏休みにみんなに会いに行こうって 自分で言い出したのにドタキャンってどういうことさ! まったくもう、モモチ一人で来る事になっちゃったじゃんか! こうなったら呼子お姉の分まで遊び倒すしか… あれ?そういえば誰かの家に泊めてもらうって話だったけど 誰の家だっけ、こっち方面って事は確か〜…… (8) 2021/08/08(Sun) 6:49:43 |
百千鳥は、メモを貼った。 (a0) 2021/08/08(Sun) 6:56:39 |
音楽家 宵闇は、メモを貼った。 (a1) 2021/08/08(Sun) 7:14:57 |
【人】 四角形の記憶 卯波「ふふ、でも貴方ならきっと、 ここにいる誰よりも長生きすると思いますよ? ……あはは、冗談です!」 首から下げた愛用のデジタルカメラで、 変わらぬ笑顔のお婆さんを撮って。 スーツケースを転がし、実家へと歩いていく。 ほのかに滲んだ汗で、顔に貼りつく橙色の髪の毛は、 まるで良く熟れた果物かなにかのよう。 「暑いなあ。クーラーとかないんだろうな。 でもその代わり、ここだと川遊びができるからね」 申し訳程度に舗装された地面から顔を上げて、 視界いっぱいに田舎の景色を目にいれて。 「……楽しみだな。みんなとまた話すのも」 ぽつぽつと見える人影に、薄く微笑んだ。 (9) 2021/08/08(Sun) 7:19:03 |
【人】 四角形の記憶 卯波名前:卯波(うなみ) 年齢:17歳 現在の職業:高校生/写真部 ひとこと: 慈姑婆ちゃんとは違って、 他のみんなは、十年も経てば色々変わってるんだろうな。何もかもあの日々のまま、ってわけにはいかないね。 ──俺も、十年前から随分変わった、と思うし! (10) 2021/08/08(Sun) 7:26:25 |
音楽家 宵闇は、メモを貼った。 (a2) 2021/08/08(Sun) 7:37:08 |
四角形の記憶 卯波は、メモを貼った。 (a3) 2021/08/08(Sun) 7:37:51 |
【人】 学生 涼風 空の中に、海が舞い上がる。 「笑えない冗談は良くありませんよ。慈姑さん」 熱を含んだ風に掬われる海色の髪を押さえながら老女を諫める。 本日は快晴。からりとした天気に染められたかのように屈託なく微笑んで、学生は暫し歓談に興じる。 「はい。今回は一人で帰ってきました。父さんの事は任せて、療養も兼ねてたまには休んでこいと。 ……はい?堅苦しい?やだな、だって私はもう十八ですよ。もうあの頃とは違…… …………ふふ、あははっ。それもそうだ。取り繕う必要なんてないか」 目をぱち、と瞬かせ。続いて学生は耐えきれないとでも言うように笑い声を上げた。 ここはかつて過ごした故郷。背伸びをする必要なんか無いのだ。 「ただいま、慈姑おばあちゃん」 (11) 2021/08/08(Sun) 9:06:11 |
【人】 学生 涼風名前:「涼風(スズカゼ)。覚えてる?」 年齢:「つい最近18になったばかりさ」 現在の職業:「高校生。受験生だよ」 ひとこと: 久しぶり。随分髪が伸びたって?まあ色々あってね。 これじゃあ昔みたいに、むしろ昔以上に女の子扱いされるかな。それはちょっと……困っちゃうな? (12) 2021/08/08(Sun) 9:07:25 |
学生 涼風は、メモを貼った。 (a4) 2021/08/08(Sun) 9:19:44 |
清和は、メモを貼った。 (a5) 2021/08/08(Sun) 11:20:48 |
清和は、メモを貼った。 (a6) 2021/08/08(Sun) 11:22:30 |
清和は、メモを貼った。 (a7) 2021/08/08(Sun) 11:22:43 |
【見】 天狼の子 夜長「母さん……? ここにいるんだろ?」 慈姑に挨拶をして暫く。家からバス停までの、それなりに長い道のりを数度行ったり来たり。足取りはなんとなく覚束ない。 ……馴染んだ都会の気配なんて欠片もないこの夏の景色に、彼が意識を向けられるようになるのは、もう少し後のこと。 (@0) 2021/08/08(Sun) 14:29:48 |
【見】 天狼の子 夜長名前:夜長 和臣(ヨナガ カズオミ) 年齢:32歳 現在の職業:商社マン ひとこと: 母さん……雪子さん、を見ていないか? 今年も帰っているはずなんだ。 (@1) 2021/08/08(Sun) 14:31:43 |
【見】 天狼の子 夜長【設定】 ・和臣(カズオミ) 32歳 言葉少ななため誤解されがちだが、とても家族思いで情に篤い。雪子の両親には誤解をされたままであり、彼らから話を聞いている村人らからの印象も良くはない。村自体は好きだが、どうしても人に苦手意識があるのが態度に出ており、悪循環を生んでいる。 村がなくなり、そのまま疎遠になった人がほとんどだろう。 ・雪子(ユキコ) 32歳 昔から都会へのあこがれや上昇志向が強く、常々将来の夢は玉の輿と言っていた。都会の高校へ行き、そこで和臣と出会う。結婚の話は彼女がそこそこ強引に進めた。村が嫌いなわけではなく、村自体はむしろ好き。和臣と結婚する前も、夏には村へ帰って来ていた。 村がなくなってからも、連絡を取ったり子どもを連れて会 いに行ったりと、交流の頻度はそれなりに高い。コミュ強。 ・晴臣(ハルオミ) 7歳 外見性格共に和臣似だが、彼と違って村への苦手意識はない。村のことが好き。夏だけでなく村にいたいと言っていたのを聞いたことがある人もいるだろう。 写真や思い出話でしか村に触れたことがない。 ・その他 一家全員冬生まれ。 (@2) 2021/08/08(Sun) 14:37:45 |
天狼の子 夜長は、メモを貼った。 (t0) 2021/08/08(Sun) 14:40:21 |
夜長は、夏空の下、雪探し (t1) 2021/08/08(Sun) 14:57:41 |
【人】 添木じわ、じわ、じわ―――。 「うひゃ〜、暑いなぁ………。」 ……遠くに響く、蝉の啼く音。 汗が浮かび上がるのを感じて、襟元を緩める。 最近は俄然、空調の効いた部屋にいることも多かったものだから、少しくらくらしてしまう。 出迎えには、口元には仕方なさそうな笑みが浮かんだ。 「ひどいなあ、おばあちゃん。顔見に来ただけだよ。時季じゃないか」 あなたの言葉に笑って返しながら土産物を渡し、砕けたやり取りに心癒されるのを感じる。 さて、山ほど買い込んだ土産物を配ろう。 会いたい顔も多いから。 (13) 2021/08/08(Sun) 16:22:48 |
【人】 添木名前:添木(ソエギ) 年齢:26歳 現在の職業:警察官僚 ひとこと: 「いや〜、いいねーこういうところ。よく味気ないとかいうけどさ、都会は都会で息苦しいし、どこも似たような建物しかないしさ。 あ、これお土産。バターキャラメルサンドクッキー、並ぶの大変だったよ」 (14) 2021/08/08(Sun) 16:26:38 |
添木は、メモを貼った。 (a8) 2021/08/08(Sun) 16:43:49 |
【人】 鬼走朝朗け。何時間も車を走らせる。 辿り着いた早々、婆さん嫌味と蝉の洗礼を受けつつも、慈姑の家の中を見知った様子の我が家とばかりに上がってコートを掛けた。 「待ってる癖によく言う。素直に喜んでおけ。 俺を見る数倍喜んでるのが声でわかる」 蝉の声の種類が違う。 人や動物の騒音の洗礼は都会でも変わらないのだが、夏の匂いのお陰か不快感が少ない。彼女の家の雑用を手慣れた様子で始める。 この習慣も何度目だったか。 「若い奴らも昔みたいにもう暇じゃねぇんだ」 (15) 2021/08/08(Sun) 17:02:38 |
【人】 鬼走名前:鬼走 年齢:34歳 現在の職業:警察官 ひとこと: 10年か。見分けが付かんな。 俺か。老け顔扱いは否定はしないが、特に喜びもしない。 (16) 2021/08/08(Sun) 17:21:05 |
【人】 夕凪「やっと着いたんだ」 心を凪がせるような風が吹き渡る。 じっとりと汗が纏わり付く季節、民家で老女は客人を招いた。 亜麻色の鞄を引っ提げ、暖かな髪に馴染むシュシュを揺らす。 熟れた葡萄のような目をした目尻は、僅かに下がり気味。 熱で頬に赤らんだ愛嬌のある顔立ち。 紫のオフショルダーから黒のタンクトップを覗かせ、 デニムを履く姿は二十代を思わせた。 「慈姑さん、お元気そうでよかった。 夕凪たちはぼちぼちです。 ……はい、のんびりと羽を伸ばしに一人で来ました。 またお手伝いをしに顔を出しますね!」 大切なものを置いてきたような、 寂しさと懐かしさの感じられる景色に身を寄せて、 声のする方へと小走りをした。 「早くみんなに会いたいな」 (17) 2021/08/08(Sun) 17:26:16 |
【人】 夕凪名前:夕凪(ユウナギ) 年齢:22歳 現在の職業:大学生 ひとこと: 何年ぶりかな、懐かしいね。 お弁当、残っちゃったのだけど、誰かお腹すいていないかな? おにぎり作り過ぎちゃって、ふふっ、先着順ですよ〜。 (18) 2021/08/08(Sun) 17:29:12 |
音楽家 宵闇は、メモを貼った。 (a9) 2021/08/08(Sun) 17:41:39 |
【人】 おかえり 御山洗「慈姑お婆ちゃん……人が悪いですよ。 みんなげんきな顔を見に来たんですから」 蝉の声が目立って聞こえるのは都市部より涼しいせいだろう。 露出した土の靴触りも、焼けたアスファルトよりはずっと快適に思えた。 やけに高い太陽を照らす銀の突き出しより、森の緑は目にも優しい。 帰ってきたんだと、そう思った。 ありふれたお土産を渡す手は引っ込み思案の男の子のものではなかった。 ひょろりと長いだけの上背は、頼もしいと思えるくらいに広くなってるだろうか。 少し焼けたような髪の色は、アスファルトの照り返しのせいかもしれない。 なんだか居住まいの置き方がわからなくて、むずがゆがるような表情は、 けれど、快活な同世代達と過ごしていた時のもののままだった。 「ただいま」 (19) 2021/08/08(Sun) 18:08:54 |
【人】 おかえり 御山洗名前:御山洗彰良(オヤマアライ アキラ) 年齢:28歳 現在の職業:料理人/炭焼き職人 ひとこと: 俺に出来ることなんていうのはそう無いかも知れないけど。 ここで過ごしていくみんなの為に何か出来ればいいと思うんだ。 ここは、みんなの帰り着く場所なんだから。 (20) 2021/08/08(Sun) 18:09:38 |
おかえり 御山洗は、メモを貼った。 (a10) 2021/08/08(Sun) 18:10:28 |
おかえり 御山洗は、メモを貼った。 (a11) 2021/08/08(Sun) 18:15:04 |
夕凪は、メモを貼った。 (a12) 2021/08/08(Sun) 18:17:22 |
【人】 花守「現役で畑弄ってるような健康優良ばーちゃんが早々死ぬわけ無いでしょ。 ひさしぶり、元気してんねばーちゃん」 荷物を適当なところに置いて縁側に脚を投げ出す。 時折吹く風は反射熱で熱されたそれと違い心地よく抜けていく。 蝉の鳴き声、揺れる風鈴、草木がさざめき、川のせせらぎ、どれもが懐かしく、あの頃のままの夏の音だ。 (……だだいま、ばーちゃん) ブシッ──! 「ぅっわ! ばーちゃん!ばーちゃん!雑巾!雑巾持ってきて!ラムネ失敗したっ!」 道すがら購入していたラムネを開けようとして、盛大に吹きこぼして両手がベタベタになった。 (21) 2021/08/08(Sun) 18:23:36 |
【人】 花守名前:花守縁(はなもり ゆかり) 年齢:26歳 現在の職業:医者(内科医) ひとこと: 「あっ、お医者さんになったの疑ってるんでしょう? どっこい本当なんだよな、病院のHPにも載ってるんだから……って、ここパソコンあったっけ? まあ、でも、『ウソ守』は『ホント守』になったのでした〜!」 (22) 2021/08/08(Sun) 18:24:56 |
花守は、メモを貼った。 (a13) 2021/08/08(Sun) 18:29:44 |
【人】 編笠…―― バスから降りて大きく伸びをした。 セミの声が煩い、日差しが暑い。 額の汗を拭ってバス停の右も左も田畑で埋まっているのを確認して、表情も変えずにうんざりとした。表情筋がまるで死んでいる。 「……慈姑の祖母(ばぁ)ちゃん。 高校生が社会出る前の貴重なモラトリアムを、 こんなド田舎で消費させるって正気かい。 俺はこの貴重な一分一秒を寝て暮らしたいのに」 来年4月から警察学校への入学が決まっている高校生は、 うんざりとした顔で見事に田んぼだらけの遠景を眺める。 「どっち見ても見事に何にもないな。 ……奇声発しながら走り回ってやろうかな帰省だけに」 (23) 2021/08/08(Sun) 20:01:20 |
【人】 編笠名前:編笠(アミガサ) 年齢:18歳 現在の職業:高校生/卒業後警察内定済み ひとこと: 「……今聞くことじゃない気がするけど、 警察学校きついってマジですかい? ……進路希望軽率すぎたか? 警察だけに」 (24) 2021/08/08(Sun) 20:02:18 |
編笠は、メモを貼った。 (a14) 2021/08/08(Sun) 20:04:02 |
【人】 青嵐「縁起でもない事言うなよな! っていうかそんな事言って婆ちゃん全然変わってなくね!?実は美魔女?」 カラカラと笑いながら軽口を言い合って別れる。 茹だるような暑さに生温い風がそよぐ。 そこから香るのは土の匂いと草木の青臭い香り。 遠くから蝉の声がジワジワと聞こえる。 帰ってきた。10年前に別れた故郷に。 懐かしさの余りちょっと感動さえ覚える。 大きく息を吸って肺に故郷の空気を送り込めば息を吐く 「あっはは、なまぬりぃしあっちーし整備されてねぇからスケボーできねぇし何すっかなー」 そういった彼は好奇心と希望に満ちた目で、 10年前の子供の頃の様に楽しそうに笑った。 (25) 2021/08/08(Sun) 20:18:31 |
【人】 青嵐名前:青嵐 年齢:18 現在の職業:高校生 ひとこと: やべー超久しぶり。10年ってやばくね? 皆変わってるんだろうけど、昔みたいに楽しく遊びたいよな! っていうか久しぶり過ぎて逆に俺の方が緊張してきたな。 おまじないしとくか(掌に人の字を書いている...) (26) 2021/08/08(Sun) 20:19:11 |
鬼走は、メモを貼った。 (a15) 2021/08/08(Sun) 20:21:24 |
鬼走は、メモを貼った。 (a16) 2021/08/08(Sun) 20:30:43 |
青嵐は、メモを貼った。 (a17) 2021/08/08(Sun) 20:35:18 |
編笠は、メモを貼った。 (a18) 2021/08/08(Sun) 20:38:41 |
四角形の記憶 卯波は、メモを貼った。 (a19) 2021/08/08(Sun) 20:56:34 |
インスピレーション 竹村茜は、メモを貼った。 (a20) 2021/08/08(Sun) 20:57:02 |
インスピレーション 竹村茜は、メモを貼った。 (a21) 2021/08/08(Sun) 20:57:50 |
インスピレーション 竹村茜は、メモを貼った。 (a22) 2021/08/08(Sun) 20:59:23 |
【人】 Eno.16:髪置「ふふ、どんな準備も早いに越したことはありませんよ。 今度帰るときはお墓のカタログも持ってきますね」 言葉に含まれる嫌味に一切気づかず、 慈姑の肩を軽くトントンしながら真面目に返答する。 むちゃくちゃすごい顔で見られた気もするが、 今日も元気でよかったと思いながら屋敷をあとにするだろう。 「いやぁ、今日も世界は平和ですね。良きかな良きかな」 夏の太陽を背に、ぐっと背伸びをした。 (28) 2021/08/08(Sun) 23:34:21 |
【人】 Eno.16:髪置名前:髪置 優(かみおき すぐる) 年齢:18 現在の職業:高校生 アルバイター ひとこと: 10年ぶりに実家に帰ってきたけど、 なんにも変わってないですねぇ。 あ、夏休みの宿題終わらせないと。 「お前は自由研究でいいよ」って 先生も言ってましたし、 かっこいいカブトを捕まえて観察しましょう! (29) 2021/08/08(Sun) 23:34:41 |
Eno.16:髪置は、メモを貼った。 (a23) 2021/08/08(Sun) 23:35:09 |
髪置は、メモを貼った。 (a24) 2021/08/08(Sun) 23:40:41 |
学生 涼風は、メモを貼った。 (a25) 2021/08/09(Mon) 14:36:05 |
清和は、メモを貼った。 (a26) 2021/08/09(Mon) 17:06:25 |
花守は、メモを貼った。 (a27) 2021/08/09(Mon) 17:41:46 |
夕凪は、メモを貼った。 (a28) 2021/08/09(Mon) 18:07:35 |
花守は、メモを貼った。 (a29) 2021/08/09(Mon) 18:07:54 |
おかえり 御山洗は、メモを貼った。 (a30) 2021/08/09(Mon) 18:17:11 |
君ぞ来まさぬ 百千鳥は、メモを貼った。 (a31) 2021/08/09(Mon) 18:49:05 |
四角形の記憶 卯波は、メモを貼った。 (a32) 2021/08/09(Mon) 19:09:55 |
インスピレーション 竹村茜は、メモを貼った。 (a33) 2021/08/09(Mon) 19:17:09 |
音楽家 宵闇は、メモを貼った。 (a34) 2021/08/09(Mon) 19:29:13 |
インスピレーション 竹村茜は、メモを貼った。 (a35) 2021/08/09(Mon) 20:05:20 |
(a36) 2021/08/09(Mon) 20:49:45 |
[1] [2] [3] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新