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【人】 カリスマアイドル 行衡―BL号・大ホール― [何かすることもなく、行く先もなく、普段の生活とは極めて対極的に壁の花を決め込んでホールの隅でグラスを傾け続けていた頃、ふと視界に入ったのは一人の男>>11。 目を数度瞬かせたのち、左右をきょろきょろと見渡してからつかつかと近寄って行き潜めた声を掛けた] ……あの。テオさん……ですよね?配信者の。 [実際に会ったことがあるわけでも、話したことがあるわけでもない。だが、顔と名前は知っていた。 仕事の移動中やオフの日に何の気なく動画サイトを見ることが多く、その時に偶々出会ったのが彼らの投稿動画で、テンポの良い掛け合いとクスッと来る動画内容は妙に癖になり、今でも偶に見ているというわけだった] 突然声かけちゃってすみません。 いつも動画拝見してるので、嬉しくてつい声を掛けちゃって…… (14) 2022/01/06(Thu) 10:23:43 |
【人】 配信者 テオ―BL号・大ホール― [オレンジジュース入りのグラスを手に取り、これから五泊六日の旅を共にする乗客らの顔でも覚えようかとホールを眺めていた時、不意に控えめな声>>14が己の名を呼ぶ。それも本名ではなくネット上での名で。 幾度か経験のあることではあったが、斜め後ろを振り返りその声の主を確かめれば思わず驚きに目を瞠った] ――……RYO、さん? [そこに居たのは紛れも無く今を時めくアイドル。そして、かつて片想いしていた幼馴染がオーディションの頃から応援している男。最初は一体この気取った男の何が良いものかと嫉妬心に駆られたこともあったが、その意地が続いたのは彼の歌声を聞くまでだった。端的に言えば声が非常に好みだったのである。 その彼からの予想外な言葉に気怠げな双眸は少しばかり視線を泳がせ、ややあってから落ち着きを取り戻し目を合わせた] ありがとうございます。 その……すげぇ嬉しいです。オレもRYOさんのこと、応援っつーか、よく見てるんで。 あー……っと、今日はプライベート、っすかね。その服装的に。 (15) 2022/01/06(Thu) 21:04:50 |
【人】 小市民 氷雨―BL号・大ホール― 分かるんですね、さすがです。万年筆ならパーカーが一番だって父に勧められて……っと、すみません自分語りを。 [いかんいかん。つい話>>13に乗ってしまったが些細なきっかけで盛り上がるのは完全に目を付けられるフラグだ。後ろに並んでるファンからの視線が心なしか痛いしさっさと退散させてもらうとしよう。差し出された手帳と万年筆を受け取って頭を下げる。ファーストネームどうこうとか言ってるけど顔覚えられてないよな?平気だよな?] そう…ですね。船旅は長いですし、機会があれば。その時はどうぞお手柔らかに。 [当たり障りない社交辞令と共に列を抜ける。社交辞令!つまり誰にでも言う言葉だからフラグじゃない!頼むそうであってくれ!世界的俳優だろうが誰だろうが男とケツまさぐりあうのはゴメンじゃー!] (16) 2022/01/06(Thu) 21:26:12 |
【人】 カリスマアイドル 行衡―BL号・大ホール― [有名人である自覚はあったがきちんと自分の名前呼ばれれば>>15澄ました顔は少しだけ喜色に染まって緩んだのが目の前の男にも分かったろうか] あ、俺のことご存知なんすね。嬉しいな… 俺もいつも見てますよ。この間のGFPの実況とか、俺もあのゲーム好きなんでめちゃくちゃ面白かったです。ツアー中宿泊先でずっと見てて。 [最近観た動画の一例として先日彼らが動画を上げていたシューティングゲームのタイトルを挙げる。ゲームは自分のグループのメンバーとプライベートで遊ぶことも多く、そうでなくても休日一人ぶっ続けで遊んだりするくらいにはゲームが好きなため、思わず目を輝かせる。 らしくもなくテンションが上がったのか少し語りすぎてしまったか?と冷静になり一つ咳払いをする] 俺は今回は完全プライベートですね。テオさんもですか? 良ければ乾杯くらいしましょ。 [飲み物を配り歩くボーイに小さく手で合図、白ワインの揺れるグラスを二つ貰って一つは相手の方へ差し出しながら小首を傾げる。 受け取っても受け取らなくても、悪い気はしないだろうが] (18) 2022/01/06(Thu) 23:15:39 |
【人】 配信者 テオ―BL号・大ホール― ……ふっ。なんか、RYOさんって思ったより気さくな感じっすね。 [華美な衣装、整ったルックス、そして見目だけではない確かな実力。頻繁にゴシップが出回る奔放さも含めてどこか遠い世界の住人のように感じていた相手>>18が目の前で表情をころころと変え、あまつさえゲームの話で盛り上がる様を見ればつい笑みが零れた。 今までは歌声にしか興味が出ずトークを聞く機会はほぼ無かったが、これを機に見てみるのも良いかもしれない。 そんな風に思い始める程、相手の妙な人懐っこさに絆されながら空いたグラスをボーイに渡すと代わりに白ワイン入りの其れを受け取って] オレもプライベートです。 でも、一応動画は撮る予定なんで……RYOさんも出演します?……なんて。ひとまず乾杯しましょう。 [テンションこそ普段通り落ち着いてはいるものの、おだてられたことで気を良くし、調子に乗った誘いを掛けたところでふと我に返る。自分もある程度名が売れている配信者とはいえ、本来であれば正式にオファーを出したとしてもコラボが出来る可能性は限りなく低い人物なのだ。 照れ隠しに肩をすくめて冗談めかせば、そっとグラスを持ち上げた] (19) 2022/01/07(Fri) 1:26:50 |
【人】 二世議員 時任ーBL号・廊下ー [こちらを認識できていないのか、曖昧な反応>>12を返されて、一瞬にして声を掛けたことへの後悔が広がる。しかしながら上辺だけで合わせられなかったのは、誠実な対応をして貰えていると捉えるべきだろう] ……いえいえ、こちらこそ申し訳ない。どこかで、お会いしたことあるような気がしてしまって……なんて言ったら、まるでナンパ文句みたいですね。 [言葉の途中、場を取り繕おうとした言い回しが、意図しない軽薄な意味合いにもとれることに気付いて、つい自分で吹き出してしまった。間の抜けた笑いを響かせてから、咳払いをひとつ。改まった挨拶がてら、握手を求めて右手を差し出す] 実は僕も、貴方のお名前すら、わかっていなかったんです。失礼。 改めまして、時任です。お互い、良い旅にしましょう。 (20) 2022/01/07(Fri) 6:43:56 |
【人】 色を好む者 藍染ーBL号・廊下ー ナンパ文句…?あ、言われてみれば確かにナンパ文句だ。 こういう場だし、少なからず君>>20みたいに声かけてくる人が居たからそんな事全く思いつかなかったよ。ふふっ。 [笑い出す彼につられ、僕も思わず口元に手を添えつつも笑ってしまった。幸いなのかそうじゃないのか、他の客の大半はホールに居るからか人は少なく廊下に二人の笑い声が少しの間だけ響き渡ったかもしれない。少しすると彼の名と共に右手が差し出されていた。] ううん。僕の事が分からなくてもそれは仕方ないって思うから気にしないでよ。 僕は藍染 柚葉。藍色に染める、柚の葉っぱと書くよ。 こちらこそヨロシクね、時と… [差し出された右手をしっかりと握り、名前も明かしてから彼の苗字を口にし掛けた所でふと考え込む。仕事で来ていたら苗字でもいいが、確かテレビで騒がれてもいたはず。なら、プライベートでこの船に来たのかなと考え] …定道。 [仕事も家も関係ないと意味も込め、夏の太陽に向かって咲き誇る鮮やかな向日葵色の様な笑顔でファーストネームを口にてみたがどう思うかは相手次第な訳で] (21) 2022/01/07(Fri) 8:06:23 |
【人】 カリスマアイドル 行衡―BL号・大ホール― 気さく……初めて言われたかもしれないです、っふは。 テオさんも、動画で見るより気さくだって思います、俺。 [目の前の男>>19に言われた言葉を復唱しては自分にまりにも不釣り合いな単語だったために目を細めて破顔、笑い声すら零す。 『天狗』『ナルシスト』『我儘』が週刊誌に頻繁に書き立てられる自分のイメージだ。それを自分は決して否定はしない。開き直るくらいでないと、言われたことの全てを気にしているようではこの世界ではやっていけない] え、いいんですか? ……と、言いたい所なんですけどね。 動画は厳しいかもなぁ、事務所結構うるさくて。 でも、インスタに写真載せるくらいだったらいけるかもです。 俺のスマホで一緒に撮ってもいいですか? [傾けられたグラスに自分のを向け、テオの目と視線を合わせる。言った通り乾杯をし、相手が許してくれるのであればスマホを取り出し共に写真を撮るつもりで] (23) 2022/01/07(Fri) 17:29:41 |
【人】 二世議員 時任ーBL号・廊下ー お恥ずかしいことに、相手のことがわかっていないままにやり過ごすことも、よくあってね。ちゃんと名前が聞けて良かった。柚葉──綺麗な響きの名前だね。 [苗字しか名乗っていなかったが故に、相手>>21から投げかけられた名に驚いて僅かな間、瞬きが止まった。すぐに見開いた双眸の力は抜けて目尻が下がり、柔らかな笑みの形へと変わっていく。 プライベートであれば、絶対的な威を持つと共に己を縛りつける時任の枷よりも、個を尊重する名で呼ばれる方が心地は良い] 次に会ったときには、ちゃんと名前で呼ばせてもらうよ。では──また。 [最後にしっかりと視線を重ねてから握手を交わしていた手を離し、向けた笑みは相手の笑みの眩しさには叶わずとも随分と晴れやかに。 軽い会釈で挨拶をしてから、元々目指していた客室へと再び向かった*] (24) 2022/01/07(Fri) 23:30:53 |
【人】 二世議員 時任ーBL号・デッキー [部屋に戻ってやったことは、結局メールのチェックや仕事関係の諸連絡で、これでは休暇も何もない。今度こそ気分転換をしようと選んだのは、時間的にもまだ然程人がいない様子のデッキだった。 途中カウンターで受け取ったシャンパンを片手に、潮の香りを纏った空気を吸い込み、息をつく。セットした髪が風に乱されることすら、解放感でしかなく] はー、久々に釣り行きたいな。 いや、いっそサーフィンでも行くか? [揺れる波を眺めつつ、次にいつとれるかわからない長期休暇に思いを馳せた。普段よりもゆっくりとしたペースで、シャンパンを味わう。少なくともグラスが空になるまでは、この場所で過ごすつもりで] (25) 2022/01/08(Sat) 0:01:55 |
【人】 色を好む者 藍染ーBL号・廊下ー あんな世界に身を置いていれば嫌でも身に付く事だからね、仕方ないさ。柚葉は深い緑の色の1つなんだ…僕もこの名前は大好きだから、そう言って貰えて嬉しいよ。 [彼>>24が自分の名前を綺麗な響きと褒め、その事に僕は僅かに恥ずかしさを覚えつつもそれを嬉しさで隠しつつ微笑みを続けた。彼の様子からも、驚きはした物の嫌では無かったことも分かり少し安心もした。なぜ、安心したかは分からないが] ええ、その時は廊下とかではなく何処か落ち着く場所でゆっくりと話もしたいかな。では、また。 [手元から離れる熱を名残惜しいと感じつつ、彼を引き止める理由は思いつかずそのまま見送った。この船に居る限り、また会えるだろう。そう無意識に考えては僕もまた何処かへと移動しようと足を動かした。*] (27) 2022/01/08(Sat) 0:40:24 |
【人】 色を好む者 藍染ーBL号・カフェスペースー [特に知り合いと来た訳でもなく、だからと言って体を動かす気も美術鑑賞もする気も起きず結局は持ち込んだ染料のテストも兼ねて少しの画材を持ち込みコーヒーブレイクすることにした。少々甘めのホットラテを注文し、窓際の席に腰を落ち着ける] 折角の海景色だ。この前作ってみた青系のチョークを試してみるか。 [小さなスケッチブックに真新しいチョークを滑らせ、自分が生み出した色の具合を確かめる。世辞にも絵心が有る訳では無いが、色が作り上げる世界に夢中になり暫くはそこで過ごす様子で] (28) 2022/01/08(Sat) 1:08:02 |
色を好む者 藍染は、メモを貼った。 (a10) 2022/01/08(Sat) 1:47:43 |
【人】 二世議員 時任―BL号・デッキ― [ぼんやりと波の揺らぎを眺めて過ごす時間は幾分か過ぎ、グラスの中身も少なくなってきた頃。不意に声を掛けられ、小さく肩が揺れた。驚きを繕って振り返ってみれば、そこに立っていたのは予想外の人物>>26で、さらに目が見開かれる] ……、ええ、勿論。どうぞ。 [船中、メディアで見掛ける顔をちらほらと目にしたが、まさか世界的な知名度を持つ男まで乗船していたとは。特にそれに触れなかったのは、相手がその扱いを望んでいるかどうか判断しかねたからで、著名人同士のプライベートとしての配慮だった。相手が己を知っているかすら、怪しいところだが] 今は波も風も落ち着いてますし、眺めも良くて、なかなかの特等席ですよ。 (29) 2022/01/08(Sat) 5:49:33 |
二世議員 時任は、メモを貼った。 (a11) 2022/01/08(Sat) 5:50:18 |
【人】 俳優 レオニス―BL号・デッキ― ありがとう。折角の船旅だから、イチゴイチエを楽しみたくてね。 [些かの驚きを含んだ表情を浮かべながらこちらを振り返った青年>>29のことは、残念ながら政治まで詳しくはないレオニスには名前がわからなかった。 しかし、自分が向こうを知っていようがいまいが、向こうが自分を知っていようがいまいが、あまり興味もなく、親しげな笑みを浮かべながらその隣へと歩を進めた。] 本当だ、なんと言っても見晴らしが良い。そこかしこを飛ぶカモメの鳴き声も愛らしいし、成程、良い風を受けてはタイタニックの真似事をしたくなるのも頷ける。 [そう言ってレオニスは船首の方へと目を向ける。 そこには一人が両腕を伸ばし、もう一人がそれを背後から抱きしめる姿勢をとったカップルの姿があった。その二人のいずれもが男性であったことは、この世界の事を良く知る画面の前の諸兄らには、説明するまでもないだろう。] (30) 2022/01/08(Sat) 9:25:02 |
【人】 配信者 テオ―BL号・大ホール― っ、はは。オレも、そんなの初めて言われましたよ。 [突然零れた相手の笑み>>23に目を瞬かせる。何か変なことを口走っただろうか。そんな一抹の不安を覚えながら相変らず恐ろしく整った笑顔を窺っていたものの、同じ言葉が返ってくれば思わず己も笑みを噴き出した。嬉しくもあり、可笑しな気持ちでもあり、成程道理で笑われたわけだと合点がいく] んー、やっぱりそう……え、いいんですか? ……じゃあ、一枚お願いします。インスタに載せてくれたら、そこからオレもダウンロードするんで。 [案外気楽に会話が出来る相手だと分かったのも束の間、相性だけでは如何ともし難い問題に直面すれば想定内のことながら惜しい気持ちになるが、代替案を聞くと眠たげな目を輝かせる。 あのRYOとツーショットが撮れるだなんて、それだけでも奇跡に近い。 髪を整えながら隣へ寄っていくと、軽く腕が触れる距離で止まって相手の動きを大人しく待った] (31) 2022/01/08(Sat) 12:49:36 |
【人】 二世議員 時任―BL号・デッキ― 一期一会……せっかくの出逢いを祝して乾杯したいところなんですが、もう殆ど飲んでしまったんですよね。 [空に近いグラスを揺らして肩を竦めてみせる。何かと今後の繋がりを意識しての会話を作りがちな普段からして、相手の口にした言葉>>30は妙な安心感として胸にはまった。緊張の色を隠しきれずにいただろう瞳の力が幾分か和らいで] 確かに、この船もこの風も、そういう気分になるのも頷けますね。 貴方がやると、さらに絵になりそうだ。 [船首で繰り広げられる映画のワンシーンの再現は会話の流れでチラリとだけ視界の端に映して、すぐに隣の男へと視線を戻して。風に晒された長い髪が僅か乱れていることすら男前に見えるのだから流石だ。思わずまじまじと見入ってしまったのは、流石に不躾だったか] (32) 2022/01/08(Sat) 21:01:43 |
【人】 俳優 レオニス―BL号・デッキ― おっと、僕もグラスを持ってくればよかったなぁ。後でボーイに持ってきてもらおうか、乾杯はそれからでも遅くない。 [ややオーバー気味に肩をすくめて見せながら、おどけた様子でそう告げる。 いくらか相手の緊張が解れた様子>>32に、レオニスは目を細めて微笑んだ。] フフ……普段ならできないことも、このシチュエーションが人を開放的にするんだろうね。 絵になる、か。どう?やってみるかい?ちょうど空いたようだよ。 [船首でごっこ遊びをしていたカップルは満足したのか、いそいそと船室の方へと戻って行く。その様子をちらりと横目で見てから、相手からの視線を気にする様子もなく、軽く首を傾げて眼前の青年へ尋ねてみた。] (33) 2022/01/08(Sat) 21:27:49 |
【人】 カリスマアイドル 行衡―BL号・大ホール― [SNS経由で撮った写真をDLすると言う相手>>31に暫しきょとんとしてから不思議そうに首傾げ、陽の世界で育ってきた者特有のあっけらかんとした態度で言いのける。] ……インスタから落とすのだと画質悪いし、面倒じゃないですか? LINE交換しましょうよ。そしたら俺送りますし。 とりあえず先撮りましょ。 [カメラアプリを起動したスマホを器用に片手で構え画角を整えれば、近付いてきた相手に少し身を寄せるようにして自分も表情を作りシャッターを切る。 声をかけて一応数枚撮り、写りをテオにも確認してもらうために今しがた撮った写真たちをスワイプして表示する。] こんな感じで大丈夫です? 写り気に入らないとかだったら全然、まだ撮ります。 ……まさかテオさんとツーショ撮れる日が来るとは思わなかった……。 (34) 2022/01/09(Sun) 0:35:51 |
【人】 俳優 レオニス―BL号・デッキ― どうせなら、誰か写真に撮ってくれる人でもいたら良かったんだろうが……。 では、お手をどうぞ。 [相手から了承の言葉を受け取れば>>35、エスコートしようと恭しく手を差し出す。 相手が仮にそれに応じずとも特段気にする様子もなく船首へ向かい、両手を広げた青年の体を背後から抱き締めるような形で支えた。] あぁ、サモトラケのニケの話かい。 そういう裏話は、作品が相当好きか、あるいは業界人じゃなきゃあ中々耳には入らないものさ。 君、ルーヴルでニケの実物を見たことは? [照れた様子に気がついているのか、あるいは気づかない振りをしているのか。 レオニスは涼しい顔のまま、青年の耳元へ顔を寄せて囁くように問いを重ねた。] (36) 2022/01/09(Sun) 15:09:50 |
【人】 配信者 テオ―BL号・大ホール― えっ、それって……と、はい。 [不思議そうな表情を浮かべる相手>>34を見れば自身もまた同じような表情で見つめ返し、次いで提案された内容に目を瞠った。今後も継続して連絡を取る予定が無い限り連絡先を確保しない己にとっては驚くに値する出来事だったが、相手の様子を見るになんら特別なことでは無いのかもしれない。 撮影を促す言葉に素直に頷きスマホへと視線を遣ると、隣の彼と比べて控えめながらも微笑を口元に湛えて数秒。撮影が終わり一枚一枚表示される写真を見て、数枚目のところでぱっと指を差し出した] ――あ。これ良いんじゃないですか。 相変わらずオレの表情が硬いけど、他のより自然な感じがして……。 [あまり顔映りを気にしたことも無ければ、このような美丈夫の横では気にするだけ無駄だとは思う。それでも少しでもマシな物をと考えていれば、不意に相手が零した言葉に間近の瞳を横目で見ながら柔らかく微笑んで] ……ふ。オレらのこと、そんなに気に入って貰ってたんですか。嬉しいです。 (37) 2022/01/10(Mon) 0:04:39 |
【人】 二世議員 時任―BL号・デッキ― [柔らかな低音>>36が吐息さえ拾えるほどに間近に響いて、小さく息を飲む。抱きしめられるように触れられている体勢からして、身体に緊張が走ったことにも、気付かれてしまったかもしれない。横に伸ばしていた手も僅か震えてしまった] ……ええ。昔、子供の頃に家族旅行で。 でも、あの頃は作品の意味なんてほとんどわからないまま見ていたから。あれがそうだったんだろう、程度の記憶なんですよね。また改めて行ってみたいな。 レオニスさんは、美術館とかよく行かれるんですか? [遮るもののない空間で全身に浴びる風は冷たいのに、背後から触れる体温は温かい。むしろ熱く感じるくらいだ。 饒舌なくらいの喋りは、何かしら意識を別の方向に向けなければ、取り乱してしまいそうだからで。 名乗られてもいないのに名を呼んでしまったと気付いたのも、言葉を発し終えた後のこと。自分で勝手に戸惑って、落ち着きなく頬の裏の肉を噛んだ] (38) 2022/01/10(Mon) 4:09:20 |
【人】 俳優 レオニス―BL号・デッキ― ふふ、子供だと美術館は退屈だったかもしれないね。あるいは、未知のものがたくさんある良い冒険スポットだったかな? 大人になってから行くと、また違う赴きを感じられるだろう。 [腕の中の体が強張ったことは、密着状態にあるレオニスにはすぐに感じ取れた>>38。 慣れぬことをしているがゆえか、船首に近づいたことで見えた海面に落ちることを案じたか、あるいはそれ以外の理由か。そのいずれかを察することまではできずとも、緊張を解してやろうと思って子をあやすように抱きしめた体を優しく撫でた。] 時間のある時にお忍びで行ったりするよ。あそこは静かで良い。 ……ところで、君だけ僕の名前を知っているのは不公平だと思わないか? もしよければ、君の名前を教えて欲しいんだけどね、ミスター。 [名乗った覚えもない名を呼ばれることは、顔と名前を売り物としている身としては気にかけることもなかったが、相手が知っていて自分が知らないのは面白くない。 にこりと笑みを浮かべながら軽く首を傾げ、穏やかに尋ねた。] (39) 2022/01/10(Mon) 10:11:21 |
天のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。 2022/01/10(Mon) 14:26:02 |
天のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。 2022/01/10(Mon) 14:26:13 |
【人】 小市民 氷雨―BL号・遊戯室― わけがわからないよ……。 [思わずそんな呟きが漏れてしまうのも仕方ないだろう。「遊戯室」なんて名前がついているからには旅館にあるようなゲームコーナーか、はたまたカジノとかそっち系だろうなと思って蓋を開けたらダーツとビリヤードだ。いや確かに遊戯だけど。さすがは豪華客船、俺のような庶民の想像をこうもあっさり上回ってくれる。とはいえ知らん人ばかりのゲームテーブルに混ざれるほどの腕もなければ度胸もない。ついでにフラグも欲しくない。それなら歩き回るなという話だろうけど、こんなこともなければ来ることもない豪華客船だ。見て回りたいという庶民心に負けての散歩である。いやしかし本当広いな遊戯室、下手なダーツバーより広いんじゃないか?むしろボウリング場を連想してしまう] (40) 2022/01/10(Mon) 22:31:58 |
【人】 クルーズスタッフ キャスパー―BL号・???― [BL号の一室。...は他の黒服からの報を聞き、神妙な顔をして頷いた] ……そうですか。では、仕方がありませんね。 W様は地下行きで……。 [その指示を受けた黒服は、Wと呼ばれた男を確保するためにすぐさま動き出した。その様子を見送って、...は小さく息を吐く] ……やれやれ。ワタクシの手を煩わせないで頂きたいものですねェ……。 (41) 2022/01/10(Mon) 23:51:24 |
【人】 二世議員 時任―BL号・デッキ― [こちらを気遣ってのことか触れられた手の宥めるような手付き>>39に、安心感と共に気恥ずかしさも湧き上がった。気を逸らすように、目前に広がる海に意識を向けて、潮の匂いを肺いっぱいに吸い込む。全身に風を感じると解放感に満たされ、自然と相手に身を委ねるよう力が緩んだ] “I'm flying”──確かに、飛んでるみたいな感覚、だ。 っ…と、失礼。僕は、時任……トキトウ サダミチといいます。堅苦しい名前で発音しにくいかもしれないですが、お好きに呼んでいただけたら。 [名を尋ねられて、慌てて首だけ斜めに振り返る。こんな触れ合い方をしながらの自己紹介も随分とシュールだが、逆に緊張からの壁を取り払うのには丁度良かったのかもしれない。 振り返ったことで、こちらを気にしているらしいカップルらしき二人組の視線に気付いた。思わずクスリと笑い声を立てつつ、広げていた腕を下ろした] ……次の順番を待っている方々がいるみたいですね。 やっぱりみんな試してみたくなるのかな。 (42) 2022/01/10(Mon) 23:53:36 |
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