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【人】 販子 ジャヤートあんまり大勢で押しかけるのも目立つしな。 バラバラに行って単独行動するか。 [軽く打ち合わせた末、誰がどこの宿に泊まるか、 連絡が取りたいときはどこで集うかなどを決めて。 男と同胞数人は、別々の馬車で旅に出た] (15) 2022/07/29(Fri) 13:13:27 |
【人】 糖画 ユゼまーたこの夢かよ…… [朝日に目を細めながら、うんざりとした気持ちで布団から起きる。 この夢を見るのは、もう何度目になるだろう。 己がまだ幼かった頃、母を失ったあの日の記憶。何年も経ったはずなのに、未だに忘れられない思い出となってこびりついてしまっているのだろう。 ……本当に、嫌になる。 今日はこの近辺で、祭が行われる日だ。一番の稼ぎ時だというのに、こんな目覚めをするなんて。……先が思いやられる。] (18) 2022/07/29(Fri) 22:07:07 |
【人】 糖画 ユゼまーしゃあないわな。気持ち切り替えてとっとと準備しますか、っと。 [目覚めが最悪だったとはいえ、今日は本当に大事な日なのだ。治安の悪い路地にある安賃貸で一人暮らしなんていう身分な以上、働かなくては生きていけない。 朝の身支度をし、屋台を開くための道具の準備に取り掛かる。けっこうな重労働ではあるが、これも生活のため。 幼い頃とはもう違う。今は、一人でも十分生きていけるほどの知恵を沢山身につけたし、糖画の腕も上がった。 誰にも頼らなくたって、自分は大丈夫だ。そう毎日、自分に言い聞かせてきた。] (19) 2022/07/29(Fri) 22:21:48 |
天のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。 2022/07/29(Fri) 22:38:17 |
【人】 販子 ジャヤート[祭があるからか、乗合馬車の混み具合は相当だった。 それでも寝入る隙はあったが、 寝入っている間も、車内のざわめきを夢に見た気がする。 浮き足立つ乗客たちが我先にと降りていくのを見ながら、 祭の賑わいを予感した。 騒がしい会場の中か、あるいは帰り道か。 その辺りで金目のものを盗むなり、 少年でも捕まえるなりして、同胞と合流する。 そんな計画なのだが。 男にこの町の土地勘はない。 だからひとまずは観光客を装うことにした] (23) 2022/07/29(Fri) 22:48:18 |
【人】 販子 ジャヤート祭の会場ってどう行くんだ? [御者に声をかけ、道案内を聞いた。 案内の看板もあるようで、迷うことはなさそうだ。 いろいろな出店があるからと親切に案内してもらった中で、 ひとつ、男の興味を惹く言葉があった] (24) 2022/07/29(Fri) 22:48:49 |
販子 ジャヤートは、メモを貼った。 (a0) 2022/07/29(Fri) 22:53:36 |
天のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。 2022/07/29(Fri) 23:15:39 |
【人】 糖画 ユゼ[祭会場に到着。屋台を広げて、いつものように糖画を作る。 お客様には愛想良く、丁寧に。 複雑な「絵」を頼まれても落ち着いて。多少の野次は無視して。笑顔で受け取ってくれる相手には、こちらも満面の笑みで返して。 すっかり馴染んだ一連の行動。 自分で言うのもなんだが、俺の糖画はかなり出来がいい方だと、思う。母の教え方が上手だったのもあるだろうし、元より自分に向いていたのだろう。 「生きるため」の術ではあるが、「絵」を描くのは実際楽しい。 自分の手から、いろんなモノが紡がれるというのは、楽しい。] (26) 2022/07/30(Sat) 20:02:14 |
糖画 ユゼは、メモを貼った。 (a1) 2022/07/30(Sat) 20:05:39 |
【人】 糖画 ユゼ出来上がりました、さあどうぞ。 お気に召しましたら、まだ描きますよ? [完成した『金魚の絵』を、男に渡す。 これは俺が一番最初に教わって、最も多く描いてきたものだ。手が、頭が、自然と描き方を覚えているから。早く描けるし、なにより老若男女問わずウケがいい。 つまりは、効率が良いのだ。 今日の『金魚』も我ながら自信作である。コレで掴めたなら、あとはどんどん惹きこんで、売るだけ。 ……この男はどこまでかかってくれるだろうか?]** (30) 2022/07/30(Sat) 21:26:31 |
糖画 ユゼは、メモを貼った。 (a2) 2022/07/30(Sat) 21:29:23 |
【人】 販子 ジャヤート……これって、食べるものなのか? [飴細工なら食べても良いのだろうが、 躊躇いが浮かんで、素直に尋ねた。 あまり食べ物には見えなかったのだ。 芸術品という印象が近かった]* (32) 2022/07/30(Sat) 22:15:10 |
販子 ジャヤートは、メモを貼った。 (a3) 2022/07/30(Sat) 22:16:09 |
糖画 ユゼは、メモを貼った。 (a4) 2022/07/30(Sat) 22:42:23 |
【人】 販子 ジャヤート食べるものなんだな……。 なら、惜しくなくなったらいただこう。 今はもうちょっと眺めてたい。 [わざわざこんな手の込んだ細工をして、 その上で食べるというのは奇妙な話に思えた。 それが糖画の良さなのかもしれないのだが、 ジャヤートには少々理解し難いものだった。 それでもいずれ味も楽しむことにはなるだろう。 旅人の身には、長く飾っておける場所などないのだから]** (37) 2022/07/30(Sat) 23:03:10 |
販子 ジャヤートは、メモを貼った。 (a5) 2022/07/30(Sat) 23:04:46 |
【人】 糖画 ユゼできました、どうぞ。 お代はこれくらいになります……では、よい旅を。 [完成した『龍の絵』を、男に手渡す。値段は先程の『金魚の絵』くらいにしておいた。 持ち合わせの無い客が長居することはないだろう。旅人だというならなおさら。営業用の笑顔は崩さないまま簡単な挨拶をして、次の客を待つことにする。] (40) 2022/07/30(Sat) 23:26:22 |
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