148 霧の夜、惑え酒場のタランテラ
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| 一つ言えるのは とても自分に正直な連中
だったってことだ (233) 2022/05/26(Thu) 22:48:39 |
|
[ それだけ口に出せば
「俺のことはいいんだよ」と これ以上は語らず もっとそちらの話を聞きたがった。 ]
(234) 2022/05/26(Thu) 22:49:09 |
| ─ ギムレット ─ [ 腕を掴まれた感触はなかった >>218 が、振り返れば立ち上がった姿に どうした?なんて首を傾げる。 ] 俺と? ( 一緒に飲もうと誘ったのは >>218 周りを見回しても どうやら俺のようで間違いはないようだ。) (235) 2022/05/26(Thu) 22:49:32 |
| (a26) 2022/05/26(Thu) 22:49:59 |
| サンキュ じゃあこの一杯で お客さんを酔わせてみせようか? なんてな [ ニヤリと笑って。 乾杯をしよう。 彼の友用の瓶は1本になったけれど 二人で分け合うのも素敵だと思う。
魔法のサービスは 瓶を開けたら花弁が舞う仕様に 変更しておいたぜ
夜なら月の光で花弁が輝くように見えるはず 景色を肴に友人と飲んでくれよな。 ] (236) 2022/05/26(Thu) 22:50:29 |
| この日の出会いに乾杯 って言えたら雰囲気出るんだろうけど [ 慣れないことをしたせいか 少しばかり挙動不審になり。 ] 仕切り直しだ 乾杯! [ そんな勢い任せの乾杯になったかもしれないな。 用意したお酒は「ギムレット」 ] (237) 2022/05/26(Thu) 22:50:46 |
| は〜〜 やっぱり酒は美味しいな! それが奢りなら尚更に [ 霧の夜は時間の間隔を麻痺させる。 深い霧はまだ晴れない。 酔いを深めるまでは十分に。 ]** (238) 2022/05/26(Thu) 22:52:38 |
| やっぱりお刺身を盛るには、 和船が良いですよね! [詫び寂なんて流石に分からないけれど、 日輪の国の料理を、日輪の国の船に盛る。 しっくりくるとは思っていた。 上手く伝えられなくて、 "硬派"なんて言葉になったけど。 >>174] (239) 2022/05/26(Thu) 22:56:40 |
| [ペンを求める声に、 >>179 伝票に書き込むのに使っていたのを渡す。 紙も近くにあったのを取ってくる。 さらさらと、文字が書き込まれるのを眺めた。] と、 ……。 というのは、 日本語で海の青を指す言葉でしょうか? 有難う御座います。 三つも日輪の言葉を覚えられました! [忘れないように、 何度も を言う言葉を繰り返し呟いては、 日輪の国で見た海の色を思い出した。] (240) 2022/05/26(Thu) 22:57:36 |
| お客様は、故郷から離れて大分経つのでしょうか? 今日こういった形で出会う事が出来て、 僕も嬉しいですよ。 本場の日輪の味を知っている人も、 言葉を教えてくれる人も、多くはありませんでしたから。 酒場ではこういった出会いも楽しいですよね。 お客様も、夜が明けるまで是非楽しんでいってください。 [唇は弧を描いて、話に花を咲かせるのを暫し眺めた。*] (241) 2022/05/26(Thu) 22:58:08 |
| [好きなものの話は、いくらしたって楽しい。 ペガサスナイトのお兄さんとの話は、 弾みっぱなしだ。 >>185] お客様とは気が合いそうで、嬉しいですよ。 美しい景色が宝石だというのも分かります。 そうですね……僕だったら、人魚の海域とか、 シードラゴンとか、後は北の空に靡くオーロラ。 夜に天を駆ければ、 町の明かりが 星 のように見えたりするんでしょうか。 (242) 2022/05/26(Thu) 22:58:39 |
| 良かったらまた、ペガサスさんと一緒に来てください。 僕は閉店時でも、割とこの店にいることが多いので。 勿論、お時間にゆとりがあって気が向いたらでいいので。 [もう一度、あの美しい姿を見たい。 触れることは叶わなくても、 声を掛けてみたら気付いてくれたりするかもしれない。 「どうぞごゆっくり」と頭を下げて、 注文を取りに行った。*] (243) 2022/05/26(Thu) 22:59:04 |
| そんなことないよ。 そうしたいと思わせる、相手が良い人だってこと。 [ユスターシュの"優しい"と言う賛辞に、 緩く首を振る。 >>180 自分が良い人なのか否か、 ここで働く店員たちは自信のなさそうな人が多い。 僕は自信が無いのではなく、否と確信している。 でも流石に、誰彼構わず意地悪するほど、 嫌なやつではないと思うけど。 僕の迷いが晴れたその先には、 暗雲が立ち込めているのかも。 一寸先は闇……なんて言うでしょう?] (244) 2022/05/26(Thu) 22:59:48 |
| [すり抜けず触れた手は、 >>181 自分でも目的の分からないものだったから、 所在なさげに一瞬止まって、すぐに離れた。] 僕はもう子供じゃないよ。 [13年で成長の止まった体に、18年在り続けた心。 プロテアの成人年齢は20歳だけれど、 僕はよく大人びていると評価されるからね。 2歳くらい上に鯖読んでも、問題ないでしょう。 流石に店長までいなくなるとは考えにくいけれど、 何人ここから巣立って行っても、僕は笑顔で見送ろう。 少なくとも今夜、僕の未練が晴れることはない。] (245) 2022/05/26(Thu) 23:00:58 |
| 行ってらっしゃい。 [お客さんに呼ばれるユスターシュを見送った。 >>187*] (246) 2022/05/26(Thu) 23:01:25 |
| [その後、ターバンのお兄さんに所在地を聞いたところ、 紙に地図を描いてくれた。 >>184 「なんで?」と問われるのは当然のこと。 僕のやろうとしていることは、 児戯と思われても仕方の無いようなものなので、 一瞬言葉に詰まるが、正直に話すほかない。] (247) 2022/05/26(Thu) 23:01:54 |
| 僕はこれから、星に願いをかけます。 "このお酒を飲む人達"に、 美味しいと思って貰えるようにって。 僕も生前は知らなかったことなのですが、 流星に願いをかける時は、願いを三回言って、 願いを叶える場所も言わないといけないらしくて。 ちゃんとお願いが届くように、 所在地も言っておきたいんです。 [こんな時くらい、 "子供らしい"と流して貰えたりしないだろうか。 自分の都合に合わせて、子供と思われたがったり、 大人と思われたがったり、図々しい事この上ないけれど。 そもそも今夜はこんなに霧が深い。 星なんて見える筈がないのに、 それでも僕は星に願うつもりだ。**] (248) 2022/05/26(Thu) 23:02:42 |
| (a27) 2022/05/26(Thu) 23:07:12 |
| [俺が"抱えているもの" いや、"抱えたもの"?
あの日の事は、今でも鮮明に覚えているよ。] (249) 2022/05/26(Thu) 23:44:14 |
── 続・あの日の話
──
[崖から足を滑らせ落ちた行商人一行の一人を
救助しようと現場に向かった俺は、
無事に目当ての人物を見つけた。
それは女性のように見えた。
長いブロンドの髪。
遠くから見てもわかりそうな濃い目のメイク。
大き目のネックレス、腕輪に指輪などの装飾品。
酒場の女性が着るような深紅のドレス。
胸元が大胆に開いたそれからは
逞しい胸板が見える。
肩を出したそのスタイルは、
よく見ると結構な幅があるように思う。
首元に目を移す。
なかなかの太さに喉仏が見えるような。
いや、これは────……
]
「ああ騎士様っ!助けにきてくれたのね!
あたし、すっごく怖かったの……。」
[口を開く。低音が響く。
あ、これ男性だな。
アリアから降り立ち、近くに駆け寄る。]
もう大丈夫ですよ。
怪我は無いですか?
……いえ、足を負傷しているようですね。
痛みはどうでしょうか。とりあえずは応急処置を。
仲間の皆さんは無事なので安心して下さい。
さぁ、ここから上がりましょう。
天馬に乗って一緒に───……
[少し、考えた。
目の前の人物は男性だと思われるが、
服装や口調はどちらかというと女性寄りである。
ならば女性対応をするべきなのか?
そして相手は足を怪我している。
踏み台化ではなく担ぎ上げるべきだろう。
触って、持ち上げ良いものかと伺いを立てる。]
「えっえっ……それじゃあ、あたし……
お姫様抱っこして貰うのが夢だったの!
」
[俺は夢を叶えた。
重くない?との問いかけに
羽のように軽いですよ
、と答えながら
岩のような重さを体験した。
寒くはないですか、と外套をかけて渡した。
落ちてしまわないように、彼女(?)を俺の体に
しっかりと紐で縛り付けた。
対応は何も間違えていなかった筈だ。
間違えては、いなかったのだが。
]
念のため、後ろからもしっかりと
私に掴まっていて下さい。
…………っ!?
いえ、あの、そこまで強く抱きつかれると
鎧が割れてしまうので、もう少しソフトに……。
「あたしの名前はロザリンド。
ねぇ白馬の騎士様、貴方の名前を教えてくれる?」
[ロザリンドは情報通だった。
次の日には家に御礼の手紙が届いた。
それに返事をして、そこで終わる縁の筈だったのに。]
「エアハート様って、
お父様が騎士でお母様が商人なんですって?
まるであたし達の関係みたいですね♡
馴れ初めってどうだったんですか?
もしかしてあたし達みたいな運命的な出会いだったかも。」
「エアハート様がアリアちゃんと一緒に食べられるように
人参のスコーンを作りました♡
あたしの事をもっと好きになってくれるようにって
おまじないをかけたので是非食べて下さいね。」
("もっと"とは??食べ物は粗末にしませんが
呪文の効果は無かったようです)
[じわじわと、攻め込んでくる。
ついに家にまでやってくるようになった。
"俺は恩人なだけ"そう言い聞かせて対応していたが、
同時に何か身の危険を感じていた。
────そしてついに来た。]
「エアハート様、あたし……
そろそろちゃんとした関係を持ちたいんです。
本当はエアハート様の方から
切り出して欲しかったのだけど
どうか、あたしとお付き合いして下さい。
」
[
断ろう
(即決)
ロザリンドは決して悪い人だとは思わないが、
どうしても、生理的に無理だった。
申し訳ない。
曖昧な態度を取り続けてしまった事は謝罪しよう。
想いを手紙に綴る
その結果は───……
これが俺を今悩ませている出来事。
俺は一体、どうすれば良かったのだろうか……?]**
| [友を語ろうとして言葉に詰まった彼を見た。 >>232どうやら「友と呼べるやつが居た」は、生死が原因で過去形になったわけではなさそうだ。 そうであれば、言葉に詰まるならただ酒を飲めばいい。 今だけはきっと、すべてを忘れさせてくれるのだろう。 …ザルじゃなければ。 そして、彼を引き留めて酒を準備してもらう。 彼が発した言葉を聞いた >>237さっき、別のテーブルの少女が言っていたのと、とても似た言葉だった。 >>168] (250) 2022/05/26(Thu) 23:48:46 |
| そっか。 そうだな。 [何かすとんと腑に落ちた。 今の時点で、既に、自分にとってこの出逢いには価値があるのだ。 こんな風に色々なことを考えている、美味しいものを食べている、そして、飲んでいる。 楽しいな。 そう思った。 また後で少女のテーブルにも行こう。 そして、改めて乾杯しよう。 旅の出逢いに。今日の出逢いに。] この日の出逢いに乾杯。 [挙動不審に言い直した彼 >>237に構わず、笑って最初の言葉で乾杯した。 そして、続けられた言葉を聞けば >>238、更に笑って、彼が居るんだけれども居ない、何の質感もないその背中をぱんぱんと叩く仕草をしただろう。]** (251) 2022/05/26(Thu) 23:50:42 |
| へえ
[少年の話を聞く。 自分の住んでいた辺りではなんとなく流星は幸せの徴、みたいなことは伝えられていたが、そういう言い伝えがあったのか。 それとも、これもまた、ゴーストの彼らが使う魔法のようなものなのか。 しかし…]
星に願いか。 星かあ…
[ちらっと窓の外を見る。 外はただひたすらに暗い。 ただ、来た時濃霧だったのは間違いなかった。
でも実は、星なんて、濃霧だろうが嵐だろうが、いつでも雲の上では輝き流れ落ちているのかもしれない。
そう考えると逆に今度は星への願いなど効果があるのか…?とも考えてしまうが、そう願いながら、自らに自らの願いを明らかにしながら何かをしていくことにはきっと意味があるのだろう。 きっと美味しいの魔法は濃霧の夜だってかかるのだ。] (252) 2022/05/26(Thu) 23:53:16 |
| 色々ありがとう。 こういう謂れは、どこかの地域のものなのか?
しかし、うーん。 書けたけど、わかるかな。
[改めて礼を伝えつつ、紙に書いた地図を少年に見せた。 王国の城下町からのなんとなくの方向と距離感、近くの中都市からの位置感覚が伝われば幸いだ…]** (253) 2022/05/26(Thu) 23:53:55 |
| (a28) 2022/05/26(Thu) 23:56:09 |
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