154 【身内】Cute, Beautiful, Awesome 【R18】
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……ン、んんッ……、んぅッ……
[唇に挟み込まれたネクタイが唾液に湿る。
上手く空気が吸い込めずに、
ふ、ふ、と鼻で息すれば、視界が滲んで。
唇を近づけられて低い声でいやらしいことを囁かれたら、
ぶるっ、と身体が期待に震えた。]
ン、ンンぅッ、ふ……ぅッ……、
……ッ、ふ、……ぅン……、ッ…
[怖くはないけど、堀江クンの顔を見れないのは少し寂しい。
でも、背中に感じられれば、
抱き竦められてるような感じになるのかな。
少し、躊躇うように瞳を伏せながら、一度身体を彼から離す。
唇を塞がれている代わりに、おずおずと身体を反転させて、
そっと後ろを振り返れば、意図は伝わったかな。*]
[ 否定の仕方もいちいち可愛いな……。
顔全体真っ赤にして否定するんだよ。
可愛すぎてちょっともう……。
やだぁって何??
言い方えっちってか可愛い。
恥ずかしいからやだって言ってることにしよう。 ]
ははっ、体の反応は素直ってことで、いいんだね?
[ これで違うって言われたらぼくは、
紗優ちゃんにひどいことを
していることになるんだけどね。
ぼくもそうだけど、反射神経みたいに
体の反応がすごく素直になると思うんだ。
だから、反応見たさにゆっくり腰を動かして。 ]
え?………紗優ちゃんのにおいがなくなったら、
多分起きるから、一緒にいけるとは、思う。
力みすぎて体力戻らないかもしれないけど…
[ 紗優ちゃんに引き止めるように
ぎゅっと捕まえられたら、なんか……
そういうしかないじゃん???
いや、いつもさ、紗優ちゃんがこうやって
泊まってくれたら、紗優ちゃんの匂いが、
感じられなくなって起きるんだよ。
だから、いつも通り起きれたら一緒に行くけど
もし、ね?最悪の事態になれば、
ぼくを置いて授業に行ってほしいなって。 ]
[ ネクタイ自体は100円均一とかで買った、
いつでも買い直しできるやつだから、
汚されるとかあんまり考えてなくて、
紗優ちゃんの指が怪我しちゃうほうが
ぼくにとっては悲しいから、
しっかり噛んでてくれるといいな。 ]
ちょっとの間だけ、ね?
[ よしよしって宥めてたら、
紗優ちゃんの体が離れて背中を見せてもらった。
そんでもって、後ろを振り返られたら、
GOサインと見るよね、それはもう。
紗優ちゃんの後ろに膝立ちになって、
ゆっくりまた紗優ちゃんの中に入り込む。
この瞬間は、何回やっても新鮮すぎる。 ]
紗優ちゃん、紗優ちゃん好き……。
ね、さっきよりも奥に届いてる気がするよ。
[ 体を密着させて耳元で囁いた後、
ぼくはうなじや首元、肩甲骨とか、
顔が近づけられる場所に痕をつけてあげた。
紗優ちゃんの中、気持ちいい。
ゆっくり動くのはやめないけど、
奥をしっかり打ちつけてたまにぐりっと
先を押し付けてみたりも、やったね。
紗優ちゃんの体に赤い斑点、たくさんだ。
紗優ちゃんがこの体勢もたなくなってきたら、
また体を寝かせてあげて、
顔を突き合わせながらひとつになるはず。 ]*
[やだ、とぐずっていたら堀江クンが
えっちなおじさんみたいなことを言う。
恥ずかしくて答えられなくて、顔を赤くしたまま俯いた。
でも、わざわざ聞くってことは本当は分かってるってことだと思う。
いやらしく中が蠢くのを確かめるように、
ゆっくりと掻き回されれば、堪らずに身悶えて。]
……っは、ぁッ、ぁ……ンっ……、
[撓んだシーツをぎゅうっと掴んで、声を押し殺す。]
[咥えたネクタイに唾液が染みていく。
食いしばろうとしても布が邪魔をして、唇が合わさらない。
ちょっとの間ってどのくらいだろう。
喘ぎ声は確かに抑えられるけど、喋れなくなってしまって
ちょっともどかしさと不安に涙が滲む。
後ろを向いてしまって顔も見れなくなってしまったから、余計に。
ベッドに上半身を沈ませて、軽く腰を上げれば、
彼の手が腰元に回り込んできた。
また、ゆっくりと埋められていく感覚が、
体中ぞわぞわと鳥肌立つように快感が押し寄せる。]
……ふ、……んん、ンぅッ……、
んー……、ッ、……ふっ、ぅ……
[思っていたよりも奥に彼のモノを感じる。
弱く首を振ればシーツの上にパサパサと髪が広がって、
手繰り寄せるようにシーツを引っ掻いた。]
[後ろから抱き竦められるように
身体をくっつけて、耳元で甘く囁かれる。
口元は塞がったままで、ふぅ、ふぅ、と
布の隙間から荒い吐息が幾筋も零れ落ちていった。]
……ン、んんッ、……
[首筋から肩筋にかけて、唇を押し付けられる度に
ぴく、ぴくと身体が弱く反応する。
ゆっくり、ゆっくり中を探られるように弄られて、
不意に最奥まで届いたと思ったら、腰をスライドされて。]
……ん〜〜〜〜ッ、ふぅぅッ……ンッ、
ん、ンッ、……ッ、ぅ……ンんッ、っふ、……
[くぐもった声を漏らしながら、何度も首を振り、
快楽から逃げ惑うように、腰を揺らしてしまう。
気持ちよくて、良すぎて、どうにかなりそうで。
ネクタイが涎と涙を吸い込んでいく。
もう、今にも達っしそうでぶるりと身体を震わせた。*]
は………やば、これは……
紗優ちゃんそんな……あ、ぶな……
[ 肯定のような俯きを見て、
中の蠢きを感じて、やばいって。
顔真っ赤にしてるの、最高に可愛い……。
大好きすぎる。好きだよ、好き。
だから、紗優ちゃんが悲しむことのないように
頑張って起きるよ、ぼく。
そんなことまで考えてたから、
紗優ちゃんからみたら変な顔してそうだなぼく。 ]
イくときは紗優ちゃんの顔見たいから、
だいじょーぶ、そんなに長くないよ。
[ 声聞きたい気持ちもあるけどさ、
母さんたちに聞かれたら紗優ちゃんが
凄く恥ずかしくなると思うと、
体勢戻すまではネクタイ咥えてもらわないと。
紗優ちゃんの耳元でつぶやいて、
上半身がベッドに沈む反動のように
腰から下が浮き上がってるから
くっつくまでに時間はかからなかったよね。 ]
あ、まって。マジ、まじやば……
紗優ちゃん、後でネクタイ外してあげる。
でも、………
イって、みて。
[ 腰動かし始めたら、紗優ちゃんってば
逃げようとするんだよ。気持ち良すぎ?
でもぼくも逃す気はないからさ、
腰しっかり掴んでぐっと奥目指すんだ。
紗優ちゃんが体震わせるのは、
イく前兆だってぼくは思ってるから、
今の腰の動きからもっと激しく動かす。
パチンって肌触れる音凄く聞こえるね。
ぐちゅぐちゅって音もするし、
中の締め付けも結構キツくなってきたし、
そろそろイっちゃうんじゃないかな。 ]
***
っは、ァ……。
紗優ちゃん、ぼくそろそろイきそう。
────── 一緒に、イこ?
[ 紗優ちゃんがバックの状態で1回イってくれたら、
ぼくは紗優ちゃんからまた離れて、
仰向けになって寝てごらん、ってお願いするんだ。
それで、口からネクタイを外してあげるし、
はぁ、はぁって若干激しめに呼吸をしながら、
紗優ちゃんの頬を撫でてあげたはず。
一緒に絶頂超えたら、
気持ちよく眠れそうじゃない? ]*
[ベッドに顔を埋めて、ネクタイを咥えたまま
耳を貸せば、うつろに彼の声が響く。
長くないってどういう意味だろう。
上手く働かない思考の中で、わけもわからないまま、
こくん、と首を縦に揺らす。
どう縛ったのかネクタイはしっかりと口元を覆っていて、
鼻と僅かな隙間から荒い息が、しとどに溢れていた。]
……っ、ン、っふ……ぅッ、……
ん、んッ、んんッ、……ンッ、ぅ……!
[逃げようとした腰を抑えられて、ずん、と奥を穿たれる。
びくっ、と背が跳ねるように波打って、涙が溢れた。
絶頂を促すような声に合わせて、だんだん動きが早くなっていく。
腰がぶつかりあう音が響いて、ネクタイを噛んでいても
くぐもった声が喉奥から込み上げていく。]
……ンンッ、ぅッ……ふぅッ……、んッ!
ンッ、……んんッ、んんんッ、
んンン〜〜〜〜ッ!!
[バチュン、って一際強く腰を叩きつけられた時。
チカッと眩い光が目の奥に飛び散るみたいに弾けた。
同時に、びくんっ、びくんっと何度も腰が跳ねて、
身体が言うことを効かない。
中を何度も穿つ杭を、きゅうきゅうと内襞が締め付けて。
がくっと力が抜け落ちていくみたいに身体がシーツに沈んだ。]
[達した身体が気怠くて上手く力が入らない。
彼の身体が離れていって、体勢を変えてと言われて、
緩慢な動きのまま、彼と向き合うように向きを変える。
ようやく外してくれたネクタイは、
咥えていた部分だけ色を変えて、しっとりと涙も含んでいた。]
……っ、ふっ、もう、ネクタイはやだ……、
[少し苦しかったのもあるけど、
なんだか無理やりされてるみたいで気持ちよくない。
そりゃ声は出したくないって言ったのは私だけど。
少し拗ねるみたいにじとめで見上げて、
両腕を伸ばして首筋に絡みつく。]
……ん、一緒にシよ。
……今度は、こっちで塞いで……、
ね?
[ちゅ、と唇を軽く食んでキスを深めるように首を傾ける。
こうしてキスしていれば、喘ぎも彼の唇の中に溶け込むだろう。*]
[ ネクタイ咥えさせてるのって、
ちょっと背徳感が湧いてくるんだね。
………これで手を縛ってたら、
完全にSMっていうか、ほら、うん。
後ろから見てるの楽しいんだ。
だって、紗優ちゃんの体が凄いビクビクするんだよ。
となれば、感じてくれてるのもろわかりだから、
激しくしたくなっちゃうよね?? ]
っ、は…ぁ……ん、っ………!
[ 激しく腰を打ち付けていると、
紗優ちゃんの体が一層跳ねて中がひくつく。
あっぶねー……。出しそうになった。
それはなんとか堪えて、
体勢を変えてネクタイを外した紗優ちゃんに
またごめんね、って謝った。
ネクタイはやっぱり紗優ちゃんに合わなかったね。
紗優ちゃんの唾液で汚れたそれは
ベッドの端において、紗優ちゃんと肌を合わせる。 ]
ふは、そうだね。
イったら、今日はおやすみしよ。
[ 首元に両腕回ったら、あ、すべすべって感想がね。
唇に唇が合わされば、ぼくもチューで返して、
腰から下はまた紗優ちゃんの中を目指して入っていく。
ぬぷっ、って感覚かな。抜け出せない沼みたい。
紗優ちゃんの中はぐちゅぐちゅで
超気持ちいいから、簡単にイきそう……。
1番奥まで入ってしまったら、
ちゅーしながらだけどそのまま腰を動かして、
ぐちゅ、ぐちゅって音を立てていくよ。
だんだん我慢できなくなって、
動かす速さが上がってきたら、
紗優ちゃんの様子はどうなるかな?
気持ちよさそうに感じてくれてたなら、
ぼくの腰は更に激しくなって、
最後はぐっと奥に押さえ込んで果てるんだ。 ]
っ、ふ………。
[ 紗優ちゃんに抱きついて呼吸を整える。
すっごく荒くなっちゃったから、
よしよしって撫でながら、落ち着いたら、
ちゅって頬に唇を当てて、体を離したはず。 ]*
うん……、
[ちゅ、と唇を触れ合わせれば、柔らかな感触がして
返されるキスにゆっくりと目を伏せていく。
啄むだけのキスから、舌先を絡め合わせ
深くなっていくキスに酔い痴れてうっとりとしていれば、
秘所に彼のものが宛てがわれて、またゆっくりと押し入ってくる。]
……ふ、ぅ……ぁッ、ぁ、んんッ……
んぁ、それッ……、きもち、ぃッ……、
[十分に中は解されているから三度目の挿入はすんなりと入って、
二人の隙間で卑猥な音を立てる。
唇を合わせたまま、小さく囁けば彼の腰が揺らめく。
ぁ、ぁ、と小さく声が洩れる度に、唇を舐められて。
見上げたら汗を掻いた彼と目が合って、ドキリとした。]
[ばつ、ばつ、と淫らな音が室内に響く。
動きはだんだんと速くなっていって、キスの合間に声が洩れる。
弱い箇所を責め立てられる度に身を捩って、
じわりとまた涙が滲んできてしまう。
こわい、と思うのに気持ちよくて、どうにもならなくて。
押し寄せる波に震えるように彼にぎゅうっと抱きついた。]
……ぁッ、んッ、ンンっ、……む……、
っふ、ンッ、……ちゅ、ンんぅ、ッ……
[合わさった唇の隙間から喘ぎが零れ落ちていく。
突き上げられる度に、びくんっと身体が跳ねて、
さっきもイったばかりなのにまた前兆が訪れる。]
ぷぁ、ッ……ぁ、あッ、……だめッ……、
イくッ、……イッちゃう……ッ、!
……んぁッ、ぁッ、
んんンッ、〜〜〜〜〜〜ッ!!!
[ぐっと一際強く中を穿たれ、背が撓る。
苦しげに彼が眉を寄せたと同時に、
腰がびくびくっと痙攣するようにひくついて、
剛直を内襞が強く締め付ける。
皮膜に包まれた彼のものを絞る取るように、中が収縮して。
ふっと力が抜けたかと思うとベッドに二人して沈み込んだ。]
[肩で息をしながら、暫く何も言えずに呼吸だけを整える。
息の上がった彼の呼吸が、肌越しに身体に響く。
擦り寄るように頭を肩にぶつけたら、撫でられて。
その行為がなんだか擽ったい。
唇が頬を掠めていく、しばらく繋がったままそうしていて。
お返しに私からも、鼻先にキスを贈る。それから。]
……きもち、よかった……、
[小さく、小さく、囁いて微笑んだ。*]
[ 腰の動きに合わせて漏れる紗優ちゃんの声。
ぼくも紗優ちゃんの中の動きで偶に呼吸が乱れて、
ちゅーしながらだったからさ、
眉間に皺が寄った気がする。
いやとかじゃないんだよ?!
で、段々我慢できなくなって、
紗優ちゃんの中で果ててしまったのがさ、
最高に気持ちよくて死んでもいい……。
あ、ダメだね。そんな気分になっただけだよ! ]
…………よかった、本当…。
明日も、一緒に行こうね学校。
[ 鼻先にちゅーしてもらえたら、
ぼくの顔はぱぁっと明るくなって、
紗優ちゃんのことをぎゅーっと抱きしめた。
夜中だからお風呂は朝に入るとして、
体を拭いてから紗優ちゃんとふたりで、
ぐっすり眠ったんだ。
で、次の日は新しい下着をチラ見せしてもらって
ご機嫌な状態で学校に行ったんだ。 ]
| [ 大学に入りたての頃に、英語の勉強を 拓真としてたときがあったんだ。 そこで見つけた、紗優ちゃんを表す言葉 ] 『Awesome……紗優ちゃんじゃん…』 [ こんなこと言ってたら、 隣にいた拓真に白い目で見られたっけ…。 紗優ちゃんはぼくにとって、 可愛くて、綺麗で、最高 の恋人だよ! これからも、ぼく、堀江豊久は、 穂積紗優ちゃんを愛し続けます! みんな、見守ってねー! ]**
(0) 2022/06/28(Tue) 23:34:37 |
[翌朝、おばさんたちが起きるよりも早くに
目を覚まして、シャワーを借りた。
鏡越しに見た自分の体にはそこかしこに
彼の印が残っていて、少し恥ずかしくなる。
彼に選んでもらった下着を身に通せば、
キスマークの赤と下着の赤が妙に馴染んた。
お泊り用に置いておいた洋服に着替えて、
部屋に戻れば、新しい下着が見たいっていうから。]
……ちょっと、だけだよ?
[そう言って、Tシャツの裾をたくし上げ、
ジーンズを少しずらして上下を見せる。
朝からすごく恥ずかしい。
手が伸びてきそうだったから、だめ。とぺちんと手を払った。]
こっちは、次の機会にね?
[せっかく選んでもらったのに、お預けにするのは
ちょっと可哀想な気もするけど、もう学校に行く時間。]
| [堀江クンの家を出て、来た時と同じように 手を繋いで大学に向かう。 いつもと同じ光景、いつもの二人。 二人で居るのが当たり前みたいに思われる私達。
隣を見上げたら、ちょうどこちらを見下ろす彼と目が合って ふわりと細い目を更に細くして笑った。] (1) 2022/06/28(Tue) 23:54:53 |
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