132 【身内RP】穏健なる提案【R18G】
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まあ、でも、しかし。
思い返してみると、
僕煩かったな……
とは思うので。
ぎゅっと目を閉じて、ペットボトルをぽんと生む。
お気に入りのレモンティをぐーっと飲み干せば
あとは口をつぐんで、W大人しい観客Wをしていた。
あ、なんか、もうこの味、好きじゃないかも。
男はいつだって、言動を起こしてから気が付く。
後悔する代わりに、意地の張り方だけが上達していった。
「そうか。それならちゃんと見届けてやれ」
それだけ呟いた。意地を張り続ける奴だな、と呑気に思う。きっと前を歩くにはそうする必要があるんだろうなとぼんやり思いながら。
「いじめたつもりはなかったんだがな。悪いと思わないから謝らない」
最初の顔合わせでも似たようなやりとりをしたなと思いながら、それでも最初とは違う態度と答えを返して前を向いた。
「 。」
前を向いて一人の人間が一つの決断をした瞬間を見届けた。
思うところはあったが、自分は傍聴席。喝采もブーイングもする気のない、必要ないと思っている観客の一人。
だから、口を閉じて見守り続ける。
やっぱり、理解は出来そうになかった。
| (a5) 2022/03/06(Sun) 0:10:30 |
| #水族館響く靴音に水の音。 皆が合議をしている時間、舞台は、裏。巨大な水槽の上。 従業員が餌などを与えるその橋の上に、二人の男が立っていた。 (1) 2022/03/06(Sun) 2:18:37 |
| #水族館泳ぐ魚を見つめながら、一人の男が移動をする。 フカワはセーフティーの鎖を準備し、 水槽を覗き込むカミクズの後ろへと回り込む。 そして、フカワは カミクズの背に当てた手を、そのまま前にぐんと伸ばした。
(2) 2022/03/06(Sun) 2:21:18 |
| (a6) 2022/03/06(Sun) 2:21:54 |
| #水族館「―― さん」 小さくて届かないフカワの声。 カミクズの視界に広がるのは、青、蒼、碧。 熱が離れる、背に残るのはフカワの手の感触だけ。 不安定になるカミクズの前には、狭いあお。 熱が離れる、一歩二歩と、音が遠ざかろうとする。 無造作に落ちでもすれば、 少なくとも怪我をした者が落ちれば、 無事では済まないであろう水槽が彼らの目の前にあった。 (3) 2022/03/06(Sun) 2:23:21 |
#水族館「────、」
それは、唐突な事だった。
聞こえた言葉、背を押される感触。
直後、ぐらり、視界が、傾いで。
ああ、時が来たのだな、と思った。
| #水族館あっけなく行われ広がる光景に、忘れていた手を伸ばした。 消さなければ。 その、水を。 造られた海に落ちていく君を俺は見続けている。 吸い込まれるようにして堕ちる姿を目に焼き付ける。 いつまでも、いつまでも、最後まで見守り続けている。 (4) 2022/03/06(Sun) 6:06:11 |
| #水族館紫のシオンと、淡いグラデーションのカンパニュラ。 花束から崩れた花を君にをばらまきながら、鈴の音を幻聴に聞く。 そして、苦しまないように、一思いにと。 ひとつの重りを頭上へと、落とした。 もし、君がここで命を落とすというのなら。 最後まで笑わなくて良いのだから。 最期の赤い華が咲くまで、花屋はずっと水槽をみていた。 (5) 2022/03/06(Sun) 6:11:40 |
#水族館きみが手を伸ばす光景は、清掃員に見えていたかな。
見えていたら、少しだけ申し訳無さそうに笑って、
手は、伸ばさなかったかもしれないな。
清掃員は、きみの事を投げ出して生きるつもりは無かったから。
死にたくはなかったけれど、でも。
少しでも長く一緒に居たかったけれど、でも。
それがきみの望みに繋がるなら、それでよかった。
だから、きみが楽しかったと語った思い出の、この場所で。
抗わず、ただ重力に従って。
──与えられた終わりへと落ちていく。
| ナツメは、ぱたぱた。待ち合わせ場所へ、後から向かう。 (a7) 2022/03/06(Sun) 12:26:34 |
| (t7) 2022/03/06(Sun) 13:02:08 |
| (a8) 2022/03/06(Sun) 13:59:54 |
| フカワは、 奇跡 なんて起こらない、だから自分の 手 で。 (a9) 2022/03/06(Sun) 14:00:13 |
| (a10) 2022/03/06(Sun) 14:00:34 |
| フカワは、その夜、 の横でよく眠っていた。ずっと、ずっと。 (a11) 2022/03/06(Sun) 14:07:38 |
「はいはい、そうだな。俺の見間違いだ。」
後輩へ軽く返事をして、再び視線は舞台へ。
「…ま、悪いと思ってないんなら仕方ないか。」
最初の顔合わせと違う態度と答えに、変わったなあと。変えたのは自分だという事実に対する、嬉しさを隠して。
人殺しをどうして重く考えるのだろう、と思った。
勿論、道徳や法律とか、色々なものを知らないわけじゃない。
だけど全ては選択の一つ。
同じ直線の上にあるんだから、重さは同じじゃないかって思う。
あくまで俺の意見だよ?あくまでも。
それはもしかしたら、人を殺した後の時間を生きたことのある自分と、君たちの差なのかもしれない。
だけど、死にたくないくせに殺させようとする彼に対するコメントは一緒だ。
気持ちは違うけど
「
同じ人殺しなのに、どうしてこんなに違うんでしょうね。
」
口の形だけで、そう呟いて。
やっぱり、理解は出来そうになかった。
きみのくれた、誰かの死を悼む花と、
真っ赤な花
を抱いて。
(……死にたくないなら、死ぬなよ。
生きる権利がまだあるなら、死ぬ義務を選ぶなよ。)
浮かぶ言葉。
なんだか既視感がある。
飲み切ったペットボトルを床に転がせば
きっともう、この味を自ら選ぶことはない。
どこでも──コンビニなんかで手頃に買える、透明な黄色いレモンティ。
体に悪そうな甘さに、レモンの風味。チープな味が親しみやすくて、好きだった。
止まりかけた鼓動が、
再び生きたいと鳴らしたあの音が、呼吸音が、頭から離れない。
もしも、自分がまだあの場に居たら。
『エノ』とたった二文字、書けなかっただろう。
もう遅いのだろうけど。「理解、したかった。お前の事。」
| エノは、本当はあの薬局に居た時、次はアクタに会いに行こうとしていた。 (a12) 2022/03/06(Sun) 16:46:32 |
| エノは、君のくれた温もりと、安っぽいレモンティの味が好きだった。また飲ませて欲しかった。 (a13) 2022/03/06(Sun) 16:47:50 |
| エノは、目を覚まして、最初に、君が候補者に選ばれてるのを知った時、ただ純粋に悲しくなった。 (a14) 2022/03/06(Sun) 16:48:58 |
| (a15) 2022/03/06(Sun) 16:51:26 |
裁判場を後にするアクタを一瞥した。
死んでほしくない人がいるという気持ちは漸く分かってきた。けれど、皆の話がどうしても遠いもののように感じてしまう。何故あんなにも悩んでいるのかと。
死は取り消せない。死だけは作り物ではない。否、死だけじゃない。感情だって本物だ。
自分の胸の内にはその感情と呼べるものの死骸ばかりが転がり腐れ果てていたけれど。
「……貴方なら、どう思っていたのでしょうね」
他人に寄り添う優しすぎる青年の姿が脳裏によぎった。名残すらも大切に、心を痛める清掃員ならこの現状に何を思うのかと。
「……」
周囲を見渡す。
漸く、彼が裁判場に来ていない事に気付く。余程のことがない限り、傍聴席で参加者の話を聞いていた彼の姿がない。
そんな日もあるだろう。でも、掃除で無理をしてしまったんじゃないだろうか。
後で彼の様子を見てみようか。そんなことをぼんやりと頭の片隅で考えていた。
| ユメスケは、口を開いた。 「聞いてよアクタお兄さん。いや、やっぱり聞かないでくれ」 (t8) 2022/03/06(Sun) 18:32:01 |
| とある時間水族館にある一つの巨大な水槽の中身はからっぽだ。
紫のシオンと淡いグラデーションのカンパニュラが、
水槽の床に広がった、赤い血の上に撒かれている。
カミクズの死体があったその場所には、
清掃員の帽子と、見慣れない血に染まった黒いエプロンだけが置いてある。 (L0) 2022/03/06(Sun) 18:35:54 公開: 2022/03/06(Sun) 18:40:00 |
| 彼はすくと立ち上がり、胸に手を当てる。 「 『私が哀しくて泣いている時、あなたはそばにいてくれたわ』 」 「 『あなたの言う"そんなもの"で、 私は哀しい夢でなく、きっと良い夢を見るの』 」 「 『あなたが何かをしたわけでなくても、 あなたに何かをされた人はいるのよ』 」 (@2) 2022/03/06(Sun) 18:36:31 |
| ユメスケは、空が白む前、横になって目を閉じた。ベッドの端っこ。いないまま。 (t9) 2022/03/06(Sun) 18:40:03 |
| (t10) 2022/03/06(Sun) 18:40:14 |
| (t11) 2022/03/06(Sun) 18:56:04 |
| (t12) 2022/03/06(Sun) 19:09:54 |
目も口もただ閉じられて、笑みの形でこそ、ないけれど。
──合議が終わってから。
眠って、とびきり優しい夢を見て、目を覚まして。
ぐしゃぐしゃの紙束が占領するベッドの中で
スマホ端末を確認して、誰かからのメッセージを見ればひとつ頷く。
「行こう、」
遅い話を、蒸し返す為に。
| フカワは、皆の前に姿を表さない。マップの虚無を転々としている。 (a16) 2022/03/06(Sun) 22:47:20 |
| フカワは、広場に行って、誰かの真似をして穴を掘ったり。 (a17) 2022/03/06(Sun) 22:49:18 |
| ユメスケは、起きてから世界をふらり。ブランコの隣の水族館を見た。 (t13) 2022/03/06(Sun) 23:16:54 |
| ユメスケは、空クジラを見上げて、それから、水族館に入った。 (t14) 2022/03/06(Sun) 23:17:19 |
| ユメスケは、そういえば思い出したので、暇を潰せる別の話を送ることにした。 (t15) 2022/03/06(Sun) 23:25:33 |
鉄の匂いが抜け切らない唇に指を当てながら思考する。……数が足りない。
長い時間どこかで過ごした後、寮を出た。けれど、思い当たる節は無かった。
寮を出てすぐ、見慣れぬ建物の方を見た。水族館だ。
合議を終えて裁判場を出た時点でなんとなく見えていたが、見慣れないものは慣れるまで異様に目を奪われるというもの。
「……」
眉一つ動かさずそちらへと足を運んだ。返ってこない連絡の代わりを探しに。
>>水族館
さりさりと床を踏みしめる足音。顔を上げれば透明な壁一枚隔てた先に紛い物の海中が広がっている。
照明が落とされた薄暗い建物の中、向こう側の水の中がまるで逃げ道のように輝いていて。けれどあの煌めく世界もまた人の手によって作られ管理された箱庭であることを知っている。
「どこに行っても、何かが誰かに管理されているばかりだな」
何の気無しに呟いた。
ふと少年に頼まれて作り出した空を泳ぐ鯨を思い出す。アレはまだ泳いでいるんだろうか。
>>水族館
水族館は過去に一度も行ったことがなかった。小学校の修学旅行は体調を崩して行けなかったし、中学や高校の旅行などにはそもそもスケジュールに組まれていなかった。
魚たちの為に作られた薄暗い空間が続く景色も、鮮やかなブルーライトの中で泳ぐ生き物たちの様子も、こうして見るのは初めてで。
「……」
それでも、心が動くことなど決してなく。
一度に色んな種類の魚が観察できて便利だな程度の感想だけを胸中に落として先へと進んだ。
「それとも、■■■■で何か変わったりしました?」
「……なんて。さすがに■■で変わるとか、
そんな胡散臭い話はないですよねえ」
誰かに言われた言葉が響いて消える。変わった訳では無い筈だが。昔は知らない景色を見るだけで楽しかった筈なのに。
無意識のうちに左胸を押さえてしまう。手を当てたところで服の下、肉の中にあるそれが何か声を上げてくれることなどないのに。
死者は貴方の中で生き続けるなど、いったい何処の誰が言い始めたのだか。
反吐が出る。……ああ、これは、恐らくW不愉快Wだ。
| (a18) 2022/03/07(Mon) 7:34:30 |
| (t16) 2022/03/07(Mon) 8:01:37 |
| (a19) 2022/03/07(Mon) 12:19:13 |
| (a20) 2022/03/07(Mon) 12:19:31 |
| エノは、何故、俺なんかにそんなことを言ってくれるのだろう、と思った。 (a21) 2022/03/07(Mon) 12:23:18 |
| エノは、ここ数日、泣いてばかりだ。20年の分を、取り返すみたいに。 (a22) 2022/03/07(Mon) 12:23:52 |
| (a23) 2022/03/07(Mon) 13:45:50 |
| ナツメは、 45が60に近いほど、ブランコにうまく乗れる? (a24) 2022/03/07(Mon) 14:01:38 |
| (a25) 2022/03/07(Mon) 14:03:55 |
>>水族館
見て回る途中でポスターが目に入った。
Wバックヤード見学ツアーW。
……。ここは怒られない。怒る人がいない。つまりバックヤードも入り放題。
悪いことに気付いた青年はツアーに申し込まず正々堂々関係者以外立ち入り禁止と書かれた扉を開けてあちこち不法侵入し始めた。
来場した人間を楽しむ為の空間と違い、関係者にとって必要なものを詰め込み見てくれは二の次にした場所は他のエリアよりも少し眺める時間が長かった。
「……む」
一つだけからっぽの水槽がある。
否、中身はある。紫と赤の花。清掃員の帽子と黒いエプロン。
誰かが生きて、生きようとした事の、名残。
その終わりに寄り添ったものの、名残。
それを汲み取る事のできる、最後の痕跡。
人が人らしく生きたように
思える最期のメッセージ。
梯子を作り出し、それを使って落ちないように水槽の中へ。
表に咲いた血は一度に流れ出たにしては少々不自然で、二回にわたって血を流したと考えるほうが自然だろうか。また、争った形跡らしきものも無い。まるで抵抗なんてする気がなかったように。
思いを馳せる。何があったのか、名残から組み立てていく……
……が、足りない。自分では補えそうなパーツが作れなかった。何が起きたかまでは穴だらけの推測はできても、"何を思っていたか"までは分からない。それもその筈だ。他人のことなど、今まで碌に興味を持たなかったし、今も殆どそうだから。とある一人を除いて。
>>水族館
端末でいくつか操作を済ませる。とある人が水族館を一人で徘徊した後、裁判所にも向かわず外を出歩いている形跡が発見された。
返ってこない連絡。置き去りにされた帽子。表示されない現在地。
……名残が教えてくれるものは。即ち。
「……そうか」
それだけを呟いて、更に端末を操作する。
モップ、水の入ったバケツ、それからオキシドールの入ったハンドスプレー。
清掃員が教えてくれたものをなぞるように取り出していく。
「カミクズさんは恐らく死んだのか」
最後に紙袋を取り出して、それに帽子と血のついたエプロンをしまった。
>>水族館
このまま放置してもよかった。
ただ、まだ彼が投票権を持っていた頃。立候補した際自分の事は話さないでほしいと語っていたのを思い出す。それは帰ってからの話ではあったが。
それに。
「誰かがそこに居た事を、踏み躙られないように。
それが、その人の望まない形に歪められてしまわないように。
ちゃんと…綺麗にする必要もあるんですよね」
そうも話していたから。ここに踏み躙るような者がいるか話は別だが、そう考えているのなら。歪まないうちに綺麗にしてやるべきかもしれないと判断する。
このまま放置してもよかった。
ただ、彼には世話になったから。それくらいの義理を果たしても、きっとバチは当たるまい。
水槽の中を綺麗にしていく。そこで何を起こして何を思ったか正確に知れるのは、当事者二人だけ。
>>水族館
どれくらい時間が過ぎたのか定かではないが。
暫くして水槽の中は文字通りからっぽになった。橋の上から生きていた名残も死の欠片も、何もかも無くなってしまった空間を見下ろす。
「……」
お世話になりましたくらい言うべきだっただろうか。
とはいえもう清掃員はどこにもいないのだから此処で言っても仕方がない。無意味なものだと青年は切り捨てた。
帽子やエプロンを詰めた紙袋をかさりと揺らしながら、手帳型の端末に何かを書き込む。
「水槽いっぱいの水と、それから……」
書き終えて満足したのか、それを最後に青年は水族館から立ち去った。
程なくして、からっぽだった水槽は水で満たされ始める。誰かの生きた名残は、人が人らしくいた痕跡は、水の底に沈められる。
──その場に残されたのは、生きた名残を塗りつぶしていくのは、水槽という狭い箱庭の中で泳ぐ二匹のクラゲだった。
| (t17) 2022/03/07(Mon) 14:56:46 |
| (t18) 2022/03/07(Mon) 15:09:19 |
残された言葉を聞かれていたら困る。だからW今W言った。
| >>t17 出ていく誰かさんとは館内のどこかですれ違った。単純にそこにあったから見ていったのだろうくらいに思う程度だった。 「……ここ作ったのあの人だったらいやだな。 多分フカワお兄さんだろうが」 振り返って見た後ろ姿にひとりごちて、薄暗い空間を見て回る。水槽の中に入ってみたりなんてこともしてみちゃったりして。 そうして彼がそこに辿り着いたのは、全部の後。 「ん〜…???」 巨大な水槽に、クラゲがたった二匹だけ。 (@3) 2022/03/07(Mon) 15:48:19 |
少し脚を気にしながら寮の廊下を歩く。
傍聴席から送受信した、いくつかのメッセージを読み返して。
そういえばあの人は上手くいったのかなあ、と思い出した。
呼び出したマップを眺めて、アイコンの数を指折り数えていく。…また一つ減っていた。
二つ減っていないってことは、多分、概ね計画通りできたのかな。
運良く殺せたのか、それとも、運悪く殺せたのかはわからないけど。
(感想はちょっと聞きたいかも)
(それぐらいはいいよな?)
………同じ人殺しでも、やっぱり自分と違うことを感じるんだろう。
だから難しいんだ、理解者作りって。
| エノは、もうマップに反応のない"友人"に会いたいと思っていた。 (a26) 2022/03/07(Mon) 17:09:00 |
| (a27) 2022/03/07(Mon) 17:09:26 |
| エノは、「………ずるいよ…………馬鹿………」と、ただ、俯いて呟くのだった。 (a28) 2022/03/07(Mon) 17:10:02 |
誰かと会う約束をする前に手を洗った。ちゃんと、教わったことを実行する。
| フカワは、『本当に参考にしないでくださいね』と繰り返した。 (a29) 2022/03/07(Mon) 17:34:21 |
| (a30) 2022/03/07(Mon) 19:35:41 |
| エノは、4日目の投票前、「じゃあ、明後日にでも話すよ」と誰かに言った。 (a31) 2022/03/07(Mon) 19:44:37 |
| エノは、その数時間後、その約束を破るように、裁判所で挙手をしたのだった。 (a32) 2022/03/07(Mon) 19:45:15 |
| メイサイは、あはは。いつものように笑って、手を振った。 (t19) 2022/03/07(Mon) 19:54:13 |
| その日も裁判所に現れなかった男は、広場に掘られた穴の前。 男の手によって、何も埋められていない花の種を植えるには大きすぎるそれへ、返り血のついた白の緩いタートルネックが入れられ、埋められていった。 証拠隠滅、気分だけでも味わうつもりで。 「少しのリアリティは、面白いよな 態々お土産を店で買う振りをして、 態々出せる物を手作りまでして。 市販のチョコレートを溶かして固めるだけと同じ気分か?」 「……見つけられても、何も悪いことしてないし。 ドラマの真似事ごっこはもうやめるか」 「解散」 (L1) 2022/03/07(Mon) 20:00:17 公開: 2022/03/07(Mon) 20:55:00 |
| ユメスケは、何日か前に言ったのと同じことを口にした。 (t20) 2022/03/07(Mon) 20:04:46 |
| (t21) 2022/03/07(Mon) 20:05:33 |
| >>みんな 『こんばんは。ナツメです。 今日、飲みたい物は何ですか?』 定刻がくる、少し前の時間。 少女は、そんなメッセージを全体へ向けて送った。 現実逃避のために、自分のために用意しはじめたそれ。 誰かのために用意するのなら、まずはここから、はじめなくちゃだめだと思って。 (6) 2022/03/07(Mon) 20:09:21 |
| フカワは、根拠もなく、多分、飛んでくると思っている。 (a33) 2022/03/07(Mon) 20:13:49 |
| とある誰かと少しの気晴らしの時間を過ごして、その後暫く。
見慣れない水族館がいつの間にか出来ていて。 マップ上から、合議の間いなかった人のうち1名の反応がなくなっている事に気付いた。 それで、何となく色々を察してしまった。 あの人が最後、どこにいたのかももう分からないけれど。
「お疲れ様でした」
青い水族館の中を歩いていて、クラゲが2匹だけ入れられた水槽の前を通り過ぎた。 ああ。いいな。 クラゲってさ、臓器も考える脳みそもなくてちょっと羨ましいよね。 (@4) 2022/03/07(Mon) 20:16:41 |
| メイサイは、全体メッセージを見て、少し笑った。返事はしない。見学なので。 (t22) 2022/03/07(Mon) 20:17:49 |
| >>6 ナツメ 『体調が悪いので欠席します』 学校の出欠確認のようなメッセージを返した。 (7) 2022/03/07(Mon) 20:17:54 |
| (a34) 2022/03/07(Mon) 20:18:47 |
| (t23) 2022/03/07(Mon) 20:20:17 |
| エノは、ナツメ >>6にどこかからメッセージを送った。『俺の好きな奴』 (a35) 2022/03/07(Mon) 20:21:33 |
| ユメスケは、返事はしなかったが、起きた後に飲みたいものは考えた。 (t24) 2022/03/07(Mon) 20:34:53 |
| ナツメは、ちょうど、キリが良いところだったのは伏せておいた。 (a36) 2022/03/07(Mon) 20:38:39 |
| (a37) 2022/03/07(Mon) 20:39:37 |
| ユメスケは、あふれた気持ちを海に落としきったことにした。98uは増えも減りもしなかった。 (t25) 2022/03/07(Mon) 20:51:43 |
| カイは、ナツメに返信した >>6 『なんでもいい』一番困るやつ。 (a38) 2022/03/07(Mon) 20:52:10 |
| (a39) 2022/03/07(Mon) 20:55:46 |
| ナツメは、フカワ >>7に返信。『お大事に…』 あとでプリント持って行こうか? (a40) 2022/03/07(Mon) 20:56:57 |
| (a41) 2022/03/07(Mon) 20:57:09 |
| (a42) 2022/03/07(Mon) 20:57:20 |
| ナツメは、 ツルギ >>c51に返信。『OK!ユスくんは?』 あなたに聞けばいいと思ってる。 (a43) 2022/03/07(Mon) 20:59:01 |
| ナツメは、送られてくる返事のすべてに返信。合議場にきっと、用意される。 (a44) 2022/03/07(Mon) 20:59:23 |
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