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【人】 Scorri, fiume eterno! ヴィンセンツィオ>>127 血の絡んだ髪が引きちぎられて頭皮が飛び、切れた瞼の下からは白い骨が見える。 鼻骨は折れて元の面影を残す面は少しずつ削られて尚、スカイブルーが貴方を見ていた。 しっかり組み付き切った膝は肩でホールドしたまま。 脚が地面を蹴る。二人分の重さが急に重力を失ったようにふっと軽くなって、 きらきらと海面の光る水の上へと投げ出された。 それでも尚視界に迫る膝を見て咄嗟に出来たことと言ったら。 勢いをつけた殴打は手段としては取れない。 基点となっている肘をぐるりと回して、指が伸べられたのは、 包帯で塞がれた、傷ついた眼窩の内側だった。 どっちが有効打であったのかが判明するよりも早くに、 スローモーションで動く秋の海の冷たさが迫ってきていた。 #BlackAndWhiteMovie → (128) 2023/10/01(Sun) 19:11:27 |
【人】 Scorri, fiume eterno! ヴィンセンツィオ>>127 ――続きは。 「海の底で、やるか」 これで決着がついたとは思わない。相打ちだとも思わない。 だったらこれから先の予定なんてのも決まっている。 それを未だ楽しみだと思えることにか、まだ互いを付き合わせていけることにか。 着水の瞬間、ようやく頬を緩めた。 果ては地獄の底でさえあっても。 #BlackAndWhiteMovie (129) 2023/10/01(Sun) 19:11:38 |
【人】 アリソンに捧ぐ鐘 黒眼鏡>>128 「てめえ」 口を大きく開いて、 赤い飛沫が白波を横切り、 橙の燦光が瞼を過り、 視界と天空が回転する。 「なあ」 がづん、がづん、がづん、がづん。 肉と骨が打ち合う衝撃が、今も続いているのか、 それともずきずきと鈍く残る残響なのかもわからないまま。 誰も逃れられぬ運命のごとく、 重力が追いついてきて、 「──ふざ」 #BlackAndWhiteMovie → (130) 2023/10/01(Sun) 19:18:23 |
【人】 アリソンに捧ぐ鐘 黒眼鏡音も衝撃も、感じなかった。 気が付いた時には、全身に泡がまとわりついていた。 どちらが漏らしたものかもわからない 気泡が全身を覆って、 海面で乱反射する夕日が薄暗く差し込んで、 がぼ。 この泡は、自分の口から出たものだ。 それだけを自覚しながら、 ごぼ ごぼぼ。 ――握り締めた拳を、そ の顔面に 叩き #BlackAndWhiteMovie → (131) 2023/10/01(Sun) 19:19:32 |
黒眼鏡は、ヴィンセンツィオとケリをつけた。 #BlackAndWhiteMovie (a44) 2023/10/01(Sun) 19:25:35 |
【置】 Commedia ダヴィード昔、両親に言われたことがある。 「人を叩いたり、悪口を言ってはいけないよ。 ダヴィードもそうされたら悲しくって泣いちゃうでしょう? 誰にでも優しくしてあげるようにしようね」 その通りだ、と思った。 両親は優しかった。 今も甘ったれた性格のままなのは、どちらに似ていたんだろう? 昔、叔父に言われことがある。 「お前が居なけりゃ良かったのになァ。 どうせお前の人生もこれからお先真っ暗だよ」 そんなはずない、と思った。 一年とすこしの間の叔父との生活は、積み上げられた酒瓶と気まぐれに押し付けられたアイロンの熱さしかもう思い出せない。 永遠に続くと思っていた日々は突然に終わった。 幸せな日常も苦痛の責苦も、等しく。 そして今回も、また。 未だ分からないままに、幸せに置いていく日々を開封する日が来るのかは、これまた分からない。 ただひとつだけ分かることは、 慕わしいものはすべて地獄へ堕ちると言う。 地獄とは永遠に許されることのない罪人が集められ、永遠に責苦を受けると言う。 ならばそれに倣って、己もいずれその場所に行こう。 (L4) 2023/10/01(Sun) 20:13:04 公開: 2023/10/01(Sun) 20:15:00 |
【置】 Commedia ダヴィード「両親に二度と会えないことよりも、 大切な人たちに二度と会えない方が怖いんです。 アハハ、俺は親不孝な息子ですよ」 (L5) 2023/10/01(Sun) 20:14:51 公開: 2023/10/01(Sun) 20:15:00 |
【人】 摘まれた花 ダニエラ (136) 2023/10/01(Sun) 20:26:47 |
【人】 摘まれた花 ダニエラ (138) 2023/10/01(Sun) 20:32:21 |
【人】 黒眼鏡>>138 『…もしもし?』 その電話を取ると、 男の声が聞こえた。 ──君はきっと、よく知っている。 思い出せるかは分からないが、思い出してもおかしくないくらいに。 ……あのジェラート屋の店主だ。 『──ああ。ええと。今日、あんたから電話がくるか、 あんたが電話に出たら、こう言えと言われてます』 彼はあなたの声を聴くと、 何も尋ねることなく、 『「俺が一番好きなのは、カップのバニラ」って』 『お届けしましょうか、なんて聞いたんですが、いや、食いたいわけじゃないと……』 咳払い。 『すみません、私が首を突っ込むことではなかったです。 それだけ…ああ、その電話はやるから好きにしろと。 それだけ伝えろと言われていますので、伝えました。 あ、私は姿を晦ましますのが、店は娘が継ぎます。 今後とも、ごひいきに』 がちゃり、と電話がきれて、それきり。つー、つー、つー、という電子音だけが聞こえた。 (139) 2023/10/01(Sun) 20:36:14 |
リヴィオは、「ねぇ、ニーノ。………いや、えっと」 (a45) 2023/10/01(Sun) 20:38:03 |
リヴィオは、署内での"ニーノの話"を思い返して悩むような仕草。しかし、言葉は続く。 (a46) 2023/10/01(Sun) 20:38:11 |
リヴィオは、「俺達はまだ、お互いに知らないことも多いからさ。落ち着いたら話をしようか」 (a47) 2023/10/01(Sun) 20:38:21 |
リヴィオは、言えること、言えないことがあるだろうけど──それでも、話すべきことがあるから。 (a48) 2023/10/01(Sun) 20:38:31 |
フィオレは、気まぐれに、もらったリップを塗っている。似合う?なんて近くにいる彼に聞いたりして。 (a49) 2023/10/01(Sun) 20:38:38 |
リヴィオは、「あぁ、そうだ。晴空の下の散歩も忘れずに行こうね」 (a50) 2023/10/01(Sun) 20:38:41 |
リヴィオは、 暫く は君と、君達と歩んでいくために、足並みを揃え歩んでいくのだった。 (a51) 2023/10/01(Sun) 20:39:32 |
フィオレは、なんとなく、予感がしたのだ。 (a52) 2023/10/01(Sun) 20:39:32 |
【人】 摘まれた花 ダニエラ (140) 2023/10/01(Sun) 20:45:00 |
フィオレは、予感が、悪い方向に当たるなんて。この時は思っても見なかったのだけれど。 (a53) 2023/10/01(Sun) 20:48:31 |
ニコロは、幸福の為に、これからも歩き続ける事を決めた。 (a54) 2023/10/01(Sun) 20:52:16 |
ニコロは、月桂樹の花を、ゴミ箱へと捨てた。 (a55) 2023/10/01(Sun) 20:52:59 |
ルチアーノは、「早起きが毎日出来るようになったらな」そう告げて、貴方と共に海辺を歩いた。 #ReFantasma (a56) 2023/10/01(Sun) 20:53:46 |
ダニエラは、「ああ、でも…。」 (a57) 2023/10/01(Sun) 20:57:49 |
ダニエラは、この中にある、鍵だけは、どうしようかは決めていた。 (a58) 2023/10/01(Sun) 20:57:59 |
ダニエラは、きっと近いうち『お兄さん』に連絡を入れる。 (a59) 2023/10/01(Sun) 20:58:33 |
ダニエラは、彼の方が、自分よりずっとあの場所での思い出が多いと知っていたから。 (a60) 2023/10/01(Sun) 20:58:39 |
【置】 Scorri, fiume eterno! ヴィンセンツィオ本名:ヴィンセンツィオ・ベルティ・デ・マリア(Vincenzo Berti di Maria) 死因:■■■■■■ 発見場所:■■■■■■■ 遺体の様子: ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ (L6) 2023/10/01(Sun) 20:59:15 公開: 2023/10/01(Sun) 21:00:00 |
【置】 摘まれた花 ダニエラねえ、アレッサンドロさん。 あの日、聞くことができなかったこと。 だから、本当のことはわからないままのこと。 あたしは、―― 親孝行 できていましたか?聞けた方が良かったのか。 聞けないままで良かったのか。 その答えすら、今も出ない。――きっと、これからも出ることはない。 (L7) 2023/10/01(Sun) 20:59:40 公開: 2023/10/01(Sun) 21:00:00 |
【人】 摘まれた花 ダニエラ荷物を転がし、抱えて、少しの距離を往く。 虚実不明の明るい鼻歌を奏でる。 そうやって向かう先にいるのは王子様。 あたしのひと。いつものように、女はその名前を呼んだ。 (141) 2023/10/01(Sun) 20:59:55 |
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