人狼物語 三日月国


145 【R18G】星仰ぎのギムナジウム2【身内】

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視点:


月が姿を変え、新たな一日が始まった。村人は集まり、互いの姿を確認する。
ジャステシアが無残な姿で発見された。

伝承は真実だった。異形の刃を持つ魔物“人狼”は、確かに存在するのだ。

もはや村人たちに猶予は無い。早く人狼を見つけ出し、処刑しなければ。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ない……。

幽界の歪み
突如として空間が歪み、この世とあの世の境界が曖昧になってしまった! 今日に限り、生者も死者の声や姿をハッキリと捉える事が出来るだろう。

現在の生存者は、バラニ、クロノ、ラピス、エルナト、フィウクス、テラ、リアン、シャルロッテ、アオツキ、バレンタイン、トット、イシュカ、バットの13名

リアンは、今日もいつも通り、優雅に朝食をとっている。
(a0) 2022/04/30(Sat) 21:38:53

クロノは、暗い顔で、けれども今日もラピスと食堂に来た。
(a1) 2022/04/30(Sat) 21:41:52

トットは、いつも通りいっぱい食べるし、おしゃべりだけど……いつもより、きょろきょろしている。
(a2) 2022/04/30(Sat) 21:43:53

【人】 雷鳴 バット

朝の陽を受け、水面はきらきらと輝いている。
早々に食堂での食事を終えると、中庭の噴水の端っこに座り込んだ。
しんと静まり返った中庭は吹き付ける風も冷たく、食堂より過ごしやすいとはいえない。
持ち出した食事を口に運びながらぼうっと、昨日今日の変化を思っていた。
(0) 2022/04/30(Sat) 21:44:01
テラは、いっしょうけんめい配膳をしている。
(a3) 2022/04/30(Sat) 21:44:59

【置】 不遜 リアン

リアンは、食堂に来る前。
部屋と共用スペースに誰もいなくなったことを確認してから、支度を始めている。
今日も、そのようにした。食堂に最後に入るのは、いつだってそうだ。

だから、これもいつも通り。
(L0) 2022/04/30(Sat) 21:48:31
公開: 2022/04/30(Sat) 21:55:00

【人】 充溢 バレンタイン


「……」

先導する者がいなくなって、
疎らに席に着く皆を、怠そうな姿勢から見回している。
表情の堅い少年にしては珍しく、
不安感をありありと情報量の少ない顔に乗せていて。

「……どこ、……どこだ?どこ、……」

ぶつぶつとなにやら呟きながら、
トレイを持って机の下やカーテンの向こうを、
何度も、何度も見ている。

誰かを探す瞳には、睡魔は宿ってはいなかった。
(1) 2022/04/30(Sat) 21:54:56

【人】 童心 クロノ

テラの配膳を待ち、
置いてもらえば「ありがとう」と声を掛ける。

誰かの姿を探すように視線をしばらく巡らせた後、
食事へと視線を落とし、食べ始めた。
(2) 2022/04/30(Sat) 21:57:04

【人】 司書 エルナト

今日も見えない。
さて、本当に神隠しにあってしまったのだろうか。
彼女がいつも座っている席を見る少年の、
その瞳に何の感情が宿っているのかは、
誰もわかるはずもなく。

「テラ君は今日も偉いね。」

視線を、食事をするみんなへと向けた。
いつも通りに眺めよう。
(3) 2022/04/30(Sat) 22:04:27

【人】 神経質 フィウクス

先日の要望に許可が降りたかはともかくとして。
気難し屋は今日も人の輪から外れ、
食堂の片隅、人気の疎らなテーブルの席に着いている。
そうしていつも通り、朝食はとらず、視線は窓の外。

誰が居なくとも、誰に先導されずとも。
(4) 2022/04/30(Sat) 22:07:01

【人】 花信風 トット

「ん〜〜〜〜…………」

フォークを咥えながら、ぐるりぐるりと飽きずに見回している。

「きょうもいなくない?」
「あれかなー、うわさあったよね……」

「こわ!」

今日の朝食はスパゲッティ。ミートボールが何個も入っていて、トットはそれが大好き。
「こわくない?」「ねねこのスパゲティーおいしいよ!たべた!?」と周りの子に大きな声で話しかける姿はいつも通り。
(5) 2022/04/30(Sat) 22:11:19
【1日目の夜】


「………………」

こん、こん、こん。
夜も深まった頃にジャステシアの部屋を数度、ノックする。

「?」 「!」

片手に持ったお盆には色違いのマグカップ二つに、淹れたてのホットミルク。
赤い方──彼女のお気に入りの色──には蜂蜜たっぷりと、■■■を入れた。
味を誤魔化すために。
これから起きることを煙に巻くように。
甘くて柔らかくて温かい匂いが立ちのぼっている。
それを身体に纏わせながら、部屋の主に招き入れられて扉が閉まった。


***

──暫くして。
机の上には飲みかけのマグカップが残されている。

非力な己では彼女を運べない。
非力な己では命令に逆らえない。

だから眠らせて、皆が寝静まっている間に大人に運んでもらうのだ。
本当は眠らせずとも付いてきてもらえたら良かった。
でも彼女は察しが良い性質だから。この方が都合が良い。

「…………」

深く寝息を立てる同級生の横で手持ち無沙汰に、延々と手帳──大人たちの前だと黒板はうるさいと言われるから──に少し歪んだ文字を書き連ねる。
取り憑かれたように。
ずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっと。
文字の上に文字を重ねて重ねて重ねて重ねて。


Justicia carnea, the Brazilian plume flower, Brazilian-plume, flamingo flower, or jacobinia, is a flowering plant in the family Acanthaceae.
The perennial plant is native to the Atlantic Forest ecoregions of eastern Brazil.
It is cultivated and sold as a decorative potted plant and is planted in landscaping as a feature plant in warm temperate and subtropical climates.

「……。」

一頻り書き続けて、もはや読み取れなくなったページだけが残る。
吐き出した文字の分だけ思考が軽くなる気がした。
そんなことを続けていたら、広い歩幅の足音が近づいてくる。
そっと静かに扉を開くと、大きな影がぬるりと現れて。

《■■■■■■■■■》

ぐちゃぐちゃになった手帳の一頁について何か言われたけれど、覚えている必要もない言葉だったと思う。

《ジャステシアはきっと良い子になるからね》
───調子が悪そうだった。だから選んだ。

《言いつけを守っていれば君もクロノもトットも、同じ班の子ども達も、いつか良くなる日が来るさ》
───"治して"くれるんだよね。それが怖いことだとしても。

《君もそろそろ、治療を受けないと》
───私のことは後でいい。

《声より大事なものを失うかもしれないよ》
───後で、いい。

それから影が、眠る友人を抱えあげて。
そしてどこかに連れ去った。

これが昨日の夜にあったお話。
おしまい、おしまい。

"きみたち"はこれをぶぶんてきにしっているかもしれないし、はたまたしらないのかもしれない。

【人】 神経質 フィウクス

>>1 バレンタイン

「………おい」

視界の端。
あちこちを、何かを、忙しなく、何度も何度も探す様子。
それを見かねたのか、単に気に障ったのか。
何れにしても、お世辞にも優しいとは言えない声が一つ。

「さっきから何を探してるんだ」
(6) 2022/04/30(Sat) 22:19:55

【人】 夢見る乙女 シャルロッテ

食堂を訪れれば、少女は「おはよう、フィウクス」と隅のテーブルへ声をかけて。
それから、他のみんなにも挨拶を。

――いつもの快活な声は、今日も聞こえない。

そうして食堂を見回すさなか、忙しなく歩き回るルームメイトの姿をみとめれば、そっと、そばへ歩み寄る。

「……レン、」
(7) 2022/04/30(Sat) 22:22:48

【人】 境界 テラ

「✌️🎵」

*一生懸命さを褒められてうれししいテラです
*目の前の事にしか意識を割けられないから
*上級生のお姉さんが今日もいない事に気付いていません
*だからいまのテラはとっても上機嫌です
(8) 2022/04/30(Sat) 22:29:42

【人】 充溢 バレンタイン

>>6 フィウクス

「……」

ずり落ちかけの帽子、ぶかぶかの上着、
それに似つかわしくないハッキリと開いた
が、
不安そうに歪められてあなたのことを見据えている。

「ジャステシアさんがいない、
 だからいないってことは探さなくてはならなくて、
 探してもいないから、まだ探さなちゃならねえ……

 ここにはいない気はするんだが、まだ探している……」

言葉の蛇口が開いて垂れ流しになっているみたいに。
自分でもおかしいことが分かっているのか、
単語を重ねるたびにその不安は外ではなく内側へ。

「……薬。飲んだら、大丈夫。
 ごめんなさい。
探さなくちゃ、
目障りになっていたら」

声を掛けられた理由を探って、
短く息を吐きつつ、なんとかそれを付け足した。
(9) 2022/04/30(Sat) 22:34:27

【人】 充溢 バレンタイン

>>7 シャルロッテ

「シャ……ロッテ」

ルームメイトにも不安気な瞳を向ける。
きっと部屋で『こう』なることは、
それなりにあって、あなたも見慣れてはいる筈。

「違うんだ、多分考えすぎなのは分かっている。
 ああでも探さなくちゃ。どこかにいるかもしれない。
 ほら食堂だって見えない部分は沢山あんだろ?

 いや……うん、大丈夫、大丈夫だ、
 薬は食後だから少し手間取るだろうけどな、大丈夫」

そうやって大丈夫と何度も言うのは、
他でもなく自分を落ちつけさせるために。

言葉はとめどなく溢れ出ていたが、
とりあえず手に持っていたトレイを机に置くことはできた。
(10) 2022/04/30(Sat) 22:41:19
天のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。
2022/04/30(Sat) 22:43:37

【人】 神経質 フィウクス

>>9 バレンタイン

「……別に。俺には関係のない事だ
 好きなだけ探せばいい。気が済むまで」

説明と謝罪には、突き放しているような答えだけ。
声色はやはり優しいとは言えないものだけれど、
特別不機嫌そうなものでもない。

どうする事もできない衝動は。
抑圧するだけ無駄、却って逆効果だとよく知っている。
何らかの形で発散している間が一番楽だとよく知っている。
たとえその後がどんなに苦しくなろうとも。

>>7 シャルロッテ

「ちゃんと見ておいてやれよ」

気難し屋は、あなたが声を掛けた時。
返事はせず、ほんの少し、そちらを見ただけで。
この場も無愛想な言葉一つ掛けて、ふいと二人に背を向けた。
(11) 2022/04/30(Sat) 22:47:38
司書 エルナト(匿名)は、メモを貼った。
2022/04/30(Sat) 22:51:13

バレンタインは、「ありがとう」と溢した。それでも衝動を抑えようとう〜んと眉間に皺を寄せつつ。
(a4) 2022/04/30(Sat) 23:00:28

リアンは、いつも通り、のはずだった。
(a5) 2022/04/30(Sat) 23:02:21

【人】 高等部 ラピス

「……」

結局、今日もジャステシアは食堂に来ていないらしいことは、周囲の様子からも明らかだった。
また代わりに年少の子たちを連れてきて、テラの配膳を待たせて、席につくまで世話をして。
浮かない顔のクロノの隣で努めて明るく振る舞って。
時折他の生徒の手も借りながら、朝の食卓を象っていく。
いつも通りの光景に、彼女だけがいないのがどうしても調子を狂わせた。
(12) 2022/04/30(Sat) 23:04:36

【人】 不遜 リアン

ガシャン!


床に物が当たって砕ける音。
白いブレザーにコーヒーが飛び散って、じわり。黒いシミを作った。

暫し呆然とした後、眉間に皺を寄せる。

「……最悪だ」
(13) 2022/04/30(Sat) 23:10:05

【人】 夢見る乙女 シャルロッテ

>>10 バレンタイン
「うん、うん……」

少女は、あなたの言葉にただ、相槌を返す。
そうして、すべてきちんと聞いてから。

「だいじょうぶ」

あなたの言葉を、ゆっくりと繰り返す。

「あのね、レンのおなかが空いてたら、うまく探せないかも。
だからね、そう、まずは朝ごはん」

机に置かれたトレイを示す。

>>11 フィウクス
「フィウクスも」
「レンのこと気に掛けてくれて、ありがとう」

それから、背を向ける上級生にも一言。
(14) 2022/04/30(Sat) 23:14:43

【人】 神経過敏 フィウクス

「…………」

不意に聞こえた、何かが砕ける音。
衝動的に眉を顰め、じろりと視線をそちらへ向けて──
(15) 2022/04/30(Sat) 23:27:13

【人】 神経質 フィウクス

故意ではないと察すれば、
ゆっくりと息を吐いて感情を腹の底に押し込んだ。

フィウクスはいつも通りに固執しない。
神経質ではあるけれど、定型やルーチンに執着する事は無い。
どうせいつだって何もかもめちゃくちゃだから。
気にするだけ無駄な事だから。

それでも、いつも通りが崩れ、そこからまた調子が狂い。
振り子が徐々にずれていくようなこのありさまは。
いくらなんでも、耐え難いものだった。
けれど、だからといって。
誰に何ができるというのだろう?
(16) 2022/04/30(Sat) 23:27:37

【人】 司書 エルナト

「……んー……」

概ねみんなを眺め終わって、伸びをして。
もうそろそろ席を立ってもいい頃かな、と椅子を引く。

「今日は何をしようかな。」

天気は青空。ピクニックでもしたら気持ちよいのだろう。
もちろん、そんなことできやしないけど。
今日も本の中で、ピクニック気分を味わおうかな。

「…あぁ、図書室の掃除もしないとなぁ。」

やることはそれなりにある。
誰が居なくなっても変わらず。
歩を図書室に向けた。
(17) 2022/04/30(Sat) 23:33:54
【2日目】


「………」

今日も空き教室に人影がある。

かつ、かつ、かつ。

いつもの合図を鳴らしながら、仲間が来るのを待っている。

/*
重々RPしておいてなんですけれど
襲撃予告秘話も飛ばさなければですから、ここからは時間との戦いが始まってきますわ〜〜!!!!!!!!48時間はあっという間ですのよ。
今日からは吊りwhoもあるので被りを気にしないといけませんわね。
バットくん以外を引き当ててくださいまし
サクッとwhoを振りたい狼お嬢様はおりまして!!!?!!?

フィウクスは、二人の言葉は聞いていたけれど、それに何かを返す間は無かった。
(a6) 2022/04/30(Sat) 23:44:04

【人】 不遜 リアン

「……ああ、片付けておいてくれ。
 僕は部屋に戻る。授業には、間に合わせる。心配は無用だ」

パンとフルーツを食べ終えた後で幸いだった。
後始末を取り巻きに任せ、ヒールの音を鳴らしながら食堂を足早に後にする。

その際に、班の人間の姿を横目にちらりと見て。
それだけ。
(18) 2022/04/30(Sat) 23:48:00

【人】 月鏡 アオツキ

「今日も美味しかったですね、え? 味わっていましたよ。
 みんなの残り物を食べるために早く食べているんです」

先ほどまで座っていた席を立って、手を振り生徒に別れを告げる。
目が合えば、首をかしげて、その視線の問いに答えまた離れて。

「今日の味付けですか?
 数日前のものよりソースが濃かったような……
 私達が通っていた数年前から変わりませんけどね〜」

漸く。やってきたのは赤色の髪の隣だ。
>>16 フィウクス

「おはようございます。フィウクスくん。
 そういえば、先日の食事の件の理由を君の口から聞く時間がありませんでした。
 詳しく教えてくれませんか?」

言いたくないないと突っぱねればそれまでと。
なんでもないように君に尋ねるその表情からは、相変わらず感情はうかがえない。
(19) 2022/04/30(Sat) 23:51:48

【人】 神経質 フィウクス

>>19 アオツキ

「……理由?そんなの今更言うまでもないだろ…」

先程の事もあり、今日も不機嫌さは隠そうともせず。
問い掛けられれば表情は更に怪訝そうなものになって。
俄に苛立たしげに、それでも答えを返すのは。
あなたの目的が『自分の口から理由を聞く』事だからだ。

ここじゃ落ち着かない
からだ。
 誰が気が散る場所で食事をとろうと思うんだよ…」
(20) 2022/05/01(Sun) 0:19:28
/*
重々RP最高でしたわ〜〜〜!!!kiss……
とっても眠くて寝て今起きましてよ!

襲撃もランダムってことだけれど、
who振るでいいのかしら?一応主催確認しておくわ〜!
よければわたくしwho振りたいですわ〜!

/*
whoランダムでいいそうですわね〜!
システム周りのRP処理についても少し訊ねて来ましたわ!

吊られ人間も狼に構われたいって事だから、
そちらも襲撃者とは別に連行ロールいたしましょ〜ワン!

/*
了解ですわ〜!
バットくんとはちょっとだけ仲良くしてますので他に希望者いなければ連行させてくださいまし……。
トットくんもwho振りたいかもですけれど今回はクロノちゃんに任せて明日振っていただきましょう。

【人】 童心 クロノ

コーヒーをぶちまけたリアンの方を、
心配げに見つめつつも、けれども何をする訳でも無く、
結局退室して行くまで見ているだけだったクロノは、
朝食を食べ終え片付け終えれば、食堂を後にする。

「…………がんばらなきゃ……。」


小さな呟きは、生徒達が廊下を歩く音に
紛れて掻き消されて行った。
(21) 2022/05/01(Sun) 1:35:19
/*
ラピスちゃんのバットくん連行、異論ありませんわ〜!
トットくんごめんあそばせ、
取り急ぎwho振らせてもらいましてよ!<<バット>>who

/*
……吊りと被ったら流石に振り直していいわよね?
<<クロノ>>who

/*
わたしのダイス、どうなってるの〜?!
<<ラピス>>who

/*
流れるようなダイス………………
これが前フリってやつですのね

/*
エーーン!
<<バット>>who <<イシュカ>>who <<イシュカ>>who
無効時左から順に採用

/*
ようやく決まりましたわ〜!
イシュカさんを連行致しますわよ……!教育実習生を?!

/*
己とのダイスバトルお疲れさまですの……。
イシュカさんを〜……ではお二人のどちらかに任せて他は襲撃パスを選択すれば確実にダイアログが担当者に決まるはず………ですわよね?襲撃担当の決定はトットくんを待ちましょうか

【人】 月鏡 アオツキ

>>20 フィウクス

目的は達成された。
確かに実習生は生徒の不満を聞いて、行動に出る。

「そうでしたか〜。
わがままさん
ですね〜
 そんな、わがままさんの特例です。今から行きましょう」

君の腕を掴むアオツキの言葉は、真実か否か、声と表情からは読み取れない。
素手は触れさせず、服の上からしがみつけばそのまま引きずっていこうとするだろう。
(22) 2022/05/01(Sun) 1:58:39
/*
多分そう……だと思いますわ!
襲撃担当はRPの流れで決めてもいいかもしれないですわね、
何にせよトットくんの反応待ちですわね!

合図の音から幾らもせず、
少女の姿が空き教室を覗く。
罪悪感と不安と緊張と恐怖を綯い交ぜにした、
その面持ちは少女であれた。

「…………ジャスちゃんは、
 無事、連れて行けたみたい……かしら。
 ラピスちゃん、おつかれさま」

今朝も居なかったかの上回生の姿を思い浮かべながら、
労う言葉は矢張り、沈んでいる。

「!」

労いの言葉には静かに笑みで返した。

『ありがとうございます。
 昨日は上手く行きました。
 今日からが本番と言えるでしょう』

心に残った疲れは見せず、また白い文字を連ねていく。

『大人たちはバットくんに目をつけているようですね。
 彼には私が後で少しお話しをしに行きます』

「………」

『今日からは班の皆も、何かしら警戒をするでしょう。
 足元を掬われることもあるかもしれません。
 くれぐれも、気をつけてください』

あくまで自分たちは、同じ子どもなのだから。

バットは、早い内に食堂を抜け出てしまっていたから。同じように抜け出る姿があれば目撃くらいはしていたのだろう。
(a7) 2022/05/01(Sun) 2:19:15

リアンは、共有スペースに洗ったブレザーを掛けている。
(a8) 2022/05/01(Sun) 2:22:53

リアンは、授業には、予備のブレザーを着て出席した。久しぶりに出したものだから、少しパリッとしている。
(a9) 2022/05/01(Sun) 2:23:30

【人】 神経質 フィウクス

>>22 アオツキ

俺が我儘を言いたくて言ってるとでも
……ッおい、」

その返答に、先日のような苛立ちを。
口に出しかけて、けれどそれは途中で遮られた。

声や表情からは真意や感情は読み取れずとも、
有無を言わせるつもりが無い事だけは行動からわかる。

ここで意地を張る方が余程後が面倒だとも、わかっている。

──せめて行き先くらい言え!
行くったって何処に…」

だから口答えこそすれ、実習生の一人に連れられ食堂を後にして。
食堂の片隅には引かれたままの椅子が残された。
(23) 2022/05/01(Sun) 3:42:23
声をかけるのも日常化してきて。
休み時間にも時間はとれるかと、黄緑の姿を探ししつつ。

胸のなかで自分の立場を確かめる。

一人のために尽くせるからだでも立場でもない。
そんな自分が、潰れずに皆を支えられる?
早くも壁にぶつかった気分だった。


「バレンタイン君は」
「好きな子はいないんでしょうか……」

お陰で真顔で訪ねる会話もふざけたものになってしまう。



『私とかと付き合ってみるのはどうですか〜?』

愛の言葉はどこからともなく降ってくるものだ。

/*
おはようございます!いまおきました!
連れてかれるのはイシュカさん、連行ロールはラピスさん、異論はございませんでしてよ!!
すやすやの間に決めていただいてありがとうございます&申し訳無いですわ……。
ロールの流れでシステム襲撃者はお決めになさるの?

昨日と同じく、軽い足取りは秘密の教室に。
教室に入った時の面持ちは……明らかにぎこちなく、固い。
けれどあなたたちの姿を見れば、いつもどおりの笑顔に戻った。
……戻したとも言えるかもしれない。

「……ジャステシア、行ったの?」
「…………」
「おつかれさまだねえ!!いちばんやり、ラピスかっこいーよ!!」

/*
おはようございます!よく寝て偉いですわよ〜!
折角だからシステム襲撃者と襲撃ロール者は合わせたい
気持ちでしてよ!

キャラクター的にイシュカさんと接点があるとかなら
任せようかなと思いますが、無ければ流れで
決めようかな〜の気持ちですわ〜!

「……う、うん。それじゃあ、
 バットくんはラピスちゃんにお願い……して……」

指示されたのは、彼ひとりだ。
けれども大人たちに協力する自分たちの安全を確保するには、
言われたことだけをやっていては、足りない。
ちゃんと頑張って、働いて、お目こぼしを貰わないと。

「……もっと、連れてかないとだよね……。
 わたしたちも、やらないと」

トットへと視線をやって
それを、俯くように下ろす。
ラピスにばかりはたらかせないで、
自分たちもやらなければならない。


「……」

あからさまに困惑している。

出会した瞬間に愛の言葉を囁かれれば無理もない。

ただ、声をかけられたこと自体は迷惑でもないのか、
苛立ちや、立ち去りたいという意志を見せることはない。

「好きな人……ですか……
 うーん……あまり考えたこと……ないかな」

何より、ここは自分の病に向き合う人々が多く。
支え合う事までに意識が及ぶ子たちがいるかどうか。

「アオツキさんは……好きな人、
 ギムナジウムに……いたり、した……んですか?」

/*
すやすやで偉いですわ〜〜!!
本来は噛み先だけが『生徒の選んだ犠牲者』らしいのですが、
吊り者から要望があるようなので今回はそちらの連行も狼がやりますの……。

バットくんはラピスが連れて行くとして、今は噛み先のイシュカさんをクロノちゃんトットくんのどちらが連れて行く(襲撃予告ロールをしに行く&システム襲撃設定をする)かですわね。
希望があればロールや挙手を是非どうぞですわ。

『寮長ですから』

これくらいはこなせなくては、と言いたげに。

『後は私たちの判断で選んだ人を連れて行くことになっています。
 できれば、一人でいる時間が多い人や、居場所のわかりやすい人などが計画を立てやすくて良いですね』

もちろん例外もあるかもしれないが。
大まかな指標を示しつつ、秘密の会議は進んでいく。

【人】 ライアー イシュカ

「……なにあれ、よっぽど構いたいのか?」

先日に引き続き、同僚がフィウクスに
随分目にかけているように見える様子に一言。

今日はさすがに黙々と……
トマトはないし、
この時期になると逆に話題にする人が減るから

食欲もまだまし
だと思い込ん
で食事を終えた。

ついでに厨房を借りる申請もしておいた。
(24) 2022/05/01(Sun) 8:36:51
リアンは、授業に向かう途中で、怪我をして泣いている小等部の生徒を見かけた。
(a10) 2022/05/01(Sun) 8:40:43

リアンは、少しだけ遅刻した。
(a11) 2022/05/01(Sun) 8:41:20

クロノからの視線を貰い、一思案。
ウンウン唸っていたけれど、はたと思いついたように顔を上げる。

「…………んと、」
「あんさあ、つれてくひとってこどもじゃなきゃだめ?」

「おれんとこにね、よくひとりでイシュカがくんの」
「うさぎのえさもらいに……」

「…………どう?」

二人に目配せ。

【人】 充溢 バレンタイン

>>14 シャルロッテ

「……うん、……だいぶ落ち着い……た。
 シャルロッテさん、も……ありがとう、な」

言葉ごと喉に詰め込むように食事をしつつ、
すこし固まったかと思えば、あなたにも感謝を。

「……ジャステシアさん、のこと、は……
 あとで……先生に聞いてみたり、しておこう。
 ……この頃は、だいぶよくなってきたと思ったんだけど」

まあ食堂にいるわけないな、と、
物事を俯瞰できる冷静さは取り戻せたようだ。

とはいえ自身の病状には複雑な思いでいる。
(25) 2022/05/01(Sun) 11:36:47
/*
と、いうわけで……その……丁度ご本人から秘話が届きましたの!
前々からイシュカさんとトットが交流を持っているので、もしお二人がよろしければトットが噛みたいな……よければ……と思っていますわ。
いかがでしょう……?

充溢 バレンタインは、メモを貼った。
(a12) 2022/05/01(Sun) 12:11:37

充溢 バレンタイン(匿名)は、メモを貼った。
2022/05/01(Sun) 12:14:05

充溢 バレンタイン(匿名)は、メモを貼った。
2022/05/01(Sun) 12:14:12

はい、いましたよ〜
 3年前です。
 たった3年、されど3年です」

「だいすきな子がいました。それはもう〜
 今もこの胸にしっかりと刻み付けられている子が」

「その子は、
 病気が治らず卒業を境に私の前から姿を消しました」

始終真顔で、なんともないように。
卒業をしても病気がなおらなかったこと。
そのあとの生活が明るくならなかったこと。
幾つかがこもった紛れもない事実を告げた。

「あのときの私がちゃんと隣で寄り添えたら
 今もあの子はここにいて、無事だったのかなぁ〜、なんて。
 代わりにしているみたいですか?
 ……なにもしてあげられませんでしたからね〜。
 学生の頃なんて勉強と、先生の言いつけを気にしてばっかで」


『好きじゃないから必要ない』

ここでの生活に愛だの恋だのを求めている余裕があれば、
また私も彼も変わったのかもしれなかったな。

エルナトは、授業が終われば図書室で本を読んでいる。いつも通り。
(a13) 2022/05/01(Sun) 13:20:31

「イシュカさん……?
 ええ、と、ううん……いいのかな……」

トットの言に、どうなんだろうと首を傾げ
……それでももし良いのなら、
子どもを連れて行くよりもいいように思えた。
彼ら教育実習生は自分たちより大人だから、
大人の元に行っても大丈夫だろうと。

大人を連想する大きい人は居なくなった方が、うれしい。
悪いと分かりながらも、そう思ったりもするから。


「……トットくんがいいなら。
 わたしが手伝うことあったら、手伝うから、
 その時は、よんでね」

【人】 夢見る乙女 シャルロッテ

>>25 バレンタイン
「ううん、いいよ。
ルームメイトだもん」

他の子たちだって同じ班に所属している分、親しみを持っているけれど。
寝起きを共にしているから、あなたのことは、更に。
詰め込むように食事するのを見れば、コップに水を汲み、あなたの前へ。喉に詰まるといけないから。

「……そうだね、ここであれこれ憶測するより、それがいいかも」
「レンだって、突然のことに不安になって、びっくりしちゃったんだよ、きっと」
(26) 2022/05/01(Sun) 13:30:35
/*
構いませんことよ!
それではトットくんのみ襲撃設定をして他二人はパスを選択ということに致しましょう。

『イシュカさんですか。
 私も良いと思います』

うん、とひとつ頷いた。
交流があるのなら連れて行くのもやりやすいだろう。
今回連れて行く相手は決まりだ。

『それでは、今回はトットくんに任せましょう。
 よろしくお願いしますね』

/*
RPでも言いましたが一応、
トットくんから襲撃で問題ないです!こちらはパスしておきましてよ!


「代わりだったら……何かいけません、か……?」

それは心底意外そうな声で。

「……考えても、みてほしい……
 万が一……僕が好きな人がいる、って言ってたら。
 あなたは……後悔の無いように、と……
 僕の背中を押す……そうしていたの、では……」

今の話を聞く限りでは、
多分そんな風に思うのではないか、と。
それだって、代わりにしてるのに違いはないのでは、と。
なんともなさそうな真顔を見る目は真剣だ。

「試してみれば……いい。アオツキさんが寄り添って……
 僕が元気に……卒業できれば……
 そこで初めて……分かるもの、も、あるだろう」

教師の言いつけをあまり守らない生徒は、
いつだって思いもよらぬことを言う。のかもしれない。

「あなたも、先生だけど、生徒に違い……なくて……
 僕だって、人を気遣ったりは……上手くできないけど。

 ……苦しいのを和らげるくらいなら、
 きっと……僕にもできるんじゃないか……って」

最後の方は、少し自信を失くしたか、
声量がどんどん尻すぼみになってしまったが。

【人】 充溢 バレンタイン

>>26 シャルロッテ

「……そうか……」

あまり迷惑をかけたいとは思わないが、
迷惑だとも思ってなさそうなので、まあいいか。

水を渡されれば、うんと頷いて、
無感情に食事を喉奥に流し込んでいく。
好き嫌いはあるので、ただ表情が堅いだけ。

「びっくりしても、あんまりああならないように……
 したいんだけど……まだ、難しいか……

 だから、薬があるんだろうし……」
(27) 2022/05/01(Sun) 14:17:12
「プライベートを持ち込むことは、生徒に真摯に向き合っているように思われないとマニュアルにありましたから……」


誰にでも優しく、平等に接しなさい。
特別扱いはいけません、恋愛沙汰も起こさぬように。
生徒たちの平穏を守って、規律正しく、



「言われてみれば、こんな話をしてしまう時点で失格だったみたいですね〜」


先生、アオツキにそんなことができると思っていたんですか。

実習生として、失格だ。
固執したらいけない、仕事で義務。
誠実ではない。生徒たちを昔の思い出と重ねるなんて。
それでも、ここでの生活に諦念を抱えることが正しいとはしたくなかった。


見つめ返す視線を僅かにそらした。
表情こそ変わらずとも、視線や僅かな動きは感情の表れだ。

「試して、ってそんなの〜……」


試さなくてもわかるに決まっているのに。



「君が完治して元気になれば、誰でも和らぎますよ。
 私以外の先生も、生徒もです。
 ずっと先ですから、きっと

 ――その頃には私は正規の先生になれる頃でしょうか」


そんな両方が叶う未来が、何処かに存在するとしたら。
どれほど嬉しいことだろう。

「結局。代わり云々のはなしですけど……、
 過度な期待して欲しくないと言うのも今のうちです。

 これは私の中で実習生として以上に、
 個人の感情で完治を望んでいるのと同じです。

 重く、辛く残り続ける呪いになっておかしくないもの。
 ……それを私は課させて、君は抱えないといけないんです。

 私は、ずるい大人ですから。
 これからも多くの生徒に期待と歓喜と絶望をするでしょう。

 それでもこうして話し合った君たちには、
 ちゃんと後悔をしないように、無理をしないで生きて欲しい。
 それだけが望みです」

フィウクスは、今は使われていない、どこかの寮の一室で。
(a14) 2022/05/01(Sun) 16:03:49

フィウクスは、また少しだけ声を荒らげた。ほんの一瞬の事。
(a15) 2022/05/01(Sun) 16:04:19

バットは、"病気の"こどもたちが遠くで笑い合う様子を眩しそうに見つめている。
(a16) 2022/05/01(Sun) 16:37:35

「うん」

「イシュカ、なら……だいじょぶ」
「おれがんばる!ちゃんとやるからね」

「じゃーなにかあったらクロノにたすけてーってする!
することにならないよーには、がんばる……」

口元に笑みこそ浮かべているものの、普段よりはぎこちない。
自分が一番信用している大人を差し出す。
あの人なら大丈夫。信用している。
きっと大丈夫。
だけど、だけど……。


「うまくやりまーす。ふふふ」

/*
ありがとうございます!!
では二番手、行かせていただきますわよ……。襲撃設定もいたしましたわ!


少しだけ、腑に落ちない様子で。

「あなた、は……」
「『何か』としてのマニュアルに従っていたいのか、
 『何か』というマニュアルに囚われたくないのか、
 どっち……なんだろうな、と……」

一見すると、実習生のあなたは基本奔放に見える。
何を考えているのか分からなくて傍若無人。

だけど。見えるけれど、芯のところで、
何かに縛られているように、肌の方で感じる。
思わず呟いたそれは正しくそれに対する疑問の表れ。

「……あなたが僕に期待して、
 歓喜して、絶望して……
 それが重荷になることは……ないと思う。

 あるいは……
 抱えきれないものを分かち合う……と、
 アオツキさんは……言ってくれたから、そう」

うむむ、と何やら思案するように一呼吸おいて。


「何かあった時は、僕以上に……
 あなたが……責任を、感じてくれるんでしょうね」

言葉面だけ受け取れば、ただ事実を並べたような。
だけど解釈のしようによっては、
『それで構わない』とでも言っているような。

曖昧な、眠たげな話し方ではあるけれど、
やはり確かな信頼と、小さな心配が籠った、
落ち着いた姿勢であなたと向き合っている。

【人】 司書 エルナト

食堂にちらりと顔を出す。
成長期の子供も数多くいるこの場所は、それ相応に
食事の量というものも必要であり。
既定の食事だけでは満足できない、という子供のために、
軽食や飲み物の類がいつでもこの食堂に用意されている。
スライスされたバケットであったり、クロワッサンだったり。
陳列されたそれらが所々穴あきなのは、既に
誰かが食べていった後だからなのだろう。

「……………。」

お腹をさすって。
並んだパンたちをじっくりと眺めて、すん、と香りを嗅いで。
それから、はぁ、とため息をついて顔を離した。
昼下がりの出来事だった。

動物の餌みたい。
よく皆こんなもの食べられるな。
……僕がおかしいのか。
(28) 2022/05/01(Sun) 17:02:25
「………」

普段より少しぎこちない笑みを見留めて。
ほんの少し心配げに眉を下げたけれど、すぐ戻る。
今はトットに任せよう。

『それではまた、明日のこの時間に』

/*
システム処理周りは大丈夫そうですわね。
2日目も張り切って参りましょうですわ!!

【人】 童心 クロノ

図書室の一角で、本棚を眺め上げている。
それは児童文学を通り過ぎて、
大人でも読むのが難しそうな本の並んだところ。
民族、伝承、そんなものが並ぶ棚。

お行儀よく並ぶ背表紙を見上げながら、
困ったような面持ちでその辺を彷徨いていた。
(29) 2022/05/01(Sun) 18:16:12
「ん!またあした!」

「あしたはだれになるのかな〜……」
「……クロノも!これからなんかあったら、おれてつだうから!」
「ラピスも!」

「おれ、なんでもやるから!よろしくね!」

……そう意気込んで、パタパタと駆けて教室をあとにした。

/*
オオ〜〜オオオ〜オオ噛みお知らせPL連絡送信済み返信待ちにございます〜〜〜〜震える 震える 震えていいですか!? 震えますね オオ……張り切って参りますぞ〜〜!!

【人】 司書 エルナト

>>29 クロノ

「………あれ、クロノさんだ。」

少しの離席の後。
いつも時間を過ごしている図書室に戻ってみれば、
誰か人がいることに驚きの声をあげて。
本の管理をしてる少年は、そのまま図書室の管理もしているので。
困った顔が管理内にいれば、見過ごすわけにはいかない。

「読みたい本でもあるのかな?」

君に近づきながら、小難しい背表紙たちを見上げた。
(30) 2022/05/01(Sun) 18:34:47
ラピスは、夕方頃、一人で中庭を散歩している。
(a17) 2022/05/01(Sun) 18:46:12

ラピスは、ベンチに腰掛けてひと休み。すとん。
(a18) 2022/05/01(Sun) 18:47:01

【人】 童心 クロノ

>>30 エルナト

…………エルナトくん、」

驚きに一瞬、そのかたちを変えて

(31) 2022/05/01(Sun) 18:53:32

【人】 童心 クロノ

>>30 エルナト

次にはまた元の気の弱そうな少女の顔で、あなたを見上げる。
ぴき、と小さな、骨や筋の歪む音。

問い掛けにはこく、と小さく頷いた。

「あの……。
 神隠しの本、とか、
ないかなって……思って……」


ジャステシアの姿が見えない事を受けて
件の噂が気になったのだろうか。
尤も、この本棚から目的の物を見つけたとて
クロノには難しい内容のものだろう。
(32) 2022/05/01(Sun) 18:54:23
「……うん、ありがとう、トットくん。

 わたしも、なんでもやる……から……、
 がんばって、……がんばろう、今日も、明日も」

応援の気持ちで、少し笑んでみるけれど
不安も罪悪感も晴れる訳では無い。

また明日と同じように言って、
クロノもまた教室を後にするのだった。

【人】 司書 エルナト

>>32 クロノ

耳障り、と形容できてしまう、嫌な音。
少女の中から響く音。


「……うん、こんにちは。」

一瞬変わった姿、それから元に戻る姿に、微笑みを浮かべて挨拶。
何度か、見たことはあるけれど、目の前で見る機会はあまりない。
一瞬間が空いてしまった。

それから、そちらの話を聞いて。

「神隠しかぁ………うーん、ある、かもしれないけど……」
「クロノさんにはすこし、難しいと思うよ。」
「絵本とかにしたら?」

と言っても、知りたいのはそんな子供だましに脚色されたものではないのだろうけど。
しかして内容が理解できなければ本を読む意味がない。
本は読み手を選ぶ。いつどこであっても。

「……不安かい?神隠しにあっちゃうかもって。」

よいしょ、と少し腰を曲げて視線を合わせて。
首を傾げて見せた。
(33) 2022/05/01(Sun) 19:10:33

【人】 童心 クロノ

>>33 エルナト

一瞬空いた間に、ほんの少しだけ苦笑して
問い掛けに、再び難しい本の並んだ本棚へと向ける。

「………、」

 うん…… 



不安、と呼ぶには、少しだけ痛まし気に
眉根をきゅっと下げて、頷いて、小さな溜息を一つして。
不安で、怖いのは、ほんとうだ。だけど。

改めてあなたを向いて、同じ方向に首を傾いだ。

「……じゃあ、絵本にする。
 どこにある、かしら」
(34) 2022/05/01(Sun) 19:23:55

【人】 司書 エルナト

>>34 クロノ

ごめんね、と素直に謝罪する。
君からすれば慣れた反応なのだろう。
それでも失礼な反応なのは確かだから。

それから、君の様子を見て。

「……なにか思うことがあるなら、誰かにお話するんだよ。」
「ルームメイトでも、実習生でも。僕でもいいけど。」
「自分の中だけに留めるのはよくないからね。」

ほら、交流は治療にも繋がるって言うし、と微笑み。
それから、こっちだよと手招き。
背の低い本棚が集まった一角に連れてくる。

「ここらへんのがそうかなぁ。」

指さした先にある絵本は。
大抵が、禁忌の場所に踏み入って、そして帰ってこなくなるという、よくある神隠しの物語だ。
(35) 2022/05/01(Sun) 19:33:56

【人】 童心 クロノ

>>35 エルナト

気にしないでと言うように、
ふるふると首を横に振って。

「…………」

分かっているのか、それでも言えない何かがあるのか
返事をしないで、けれど大人しく着いていく。

低い本棚の一画、指し示された本を幾つか手に取って
軽く捲って見れば目当ての話はすぐ見つかる。
よくある神隠しの話。禁忌の場所に踏み入って、帰って来なくなる。

「うん……このあたり、みたい。
 ありがとう、エルナトくん。」

該当の本を最初から捲り直しながら
小さな声が、控えめに言葉を続ける。

「………」

「……いい子にしてれば、
 誰も、神隠し、あわないでいられるのかな」


問い掛けの様でも、独り言の様でもある言葉を。
(36) 2022/05/01(Sun) 19:51:16
二人が出ていくのをひらひら、手を振って見送る。
残されたのは無音の教室と無言の生徒だけ。


「………………………」

がたがた、かたん。

椅子を一脚、教卓まで持ってきて黒板の前に置く。
背が足りない分の踏み台代わりだ。
いつも持ち運んでいる小さな黒板は、机の上でお留守番。

それに乗り上げて、チョークを握る。
普段使っている精々ノートくらいのサイズの黒板と比べたら、教室のこれは何倍も大きい。
目一杯使ったら、どれだけの量を書けるだろう。
それがちょっとわくわくして、口角が持ち上がる。

ここには仲間以外は誰も来ない。
大人だって。
誰にも何も言われず好きにできる。

「………」

かつ、かつ。
最初はゆっくり。書き味を確かめる。
軽やかに響く音を転がして。

「………」

かつかつかつ。
少しずつ速く。思考と筆記を同速に。
とうとうと文字が流れて。

───────────。
段々と速く。文字が思考を追い越していく。
流れるままに動くままに書きたいままに吐き出すままに書いて重ねて引いて塗って叩いて。


Water (H2O) is a polar inorganic compound that is at room temperature a tasteless and odorless liquid, which is nearly colorless apart from an inherent hint of blue. It is by far the most studied chemical compound and is described as the "universal solvent"and the "solvent of life". It is the most abundant substance on the surface of Earth and the only common substance to exist as a solid, liquid, and gas on Earth's surface. It is also the third most abundant molecule in the universe (behind molecular hydrogen and carbon monoxide).

Whisky or whiskey is a type of distilled alcoholic beverage made from fermented grain mash. Various grains (which may be malted) are used for different varieties, including barley, corn, rye, and wheat. Whisky is typically aged in wooden casks, which are often old sherry casks or may also be made of charred white oak.

「………………」

吐き出しきった後に残ったのは、緑が殆ど見えなくなった板。
椅子に乗っても手の届かない部分だけ、綺麗な面が顔を覗かせている。

長く息を吐く。
こうすると、頭の中に空白ができる。
一種の思考整理だった。

随分と磨り減ったチョークは新しいものに替えておき。
黒板消しを上からかけていけば、書くのに要した時間よりずっと早く黒板は元の姿を取り戻した。

椅子も元の位置に戻せばおしまい。

何食わぬ顔で、小さな身体は教室を後にした。

【人】 夢見る乙女 シャルロッテ

>>27 バレンタイン
その通り、少女は特に迷惑を感じてはいない。
それでも、彼女がいないことを不安に思う気持ちは同じくあるから、意識して、穏やかな表情を保つ。

「少しずつよくなれるように、ロッテたちは一緒にいるんだもん。
今はまだ難しくても、だいじょうぶ」
「本当はもう少しゆっくり、よく噛んで食べてほしかったけど。
それも今日は難しそうだから、だいじょうぶ」
「お薬飲んだら、落ち着く?」
(37) 2022/05/01(Sun) 20:31:04

【人】 中等部 バラニ

「ううむ、どこに行ってしまったのだよ、ジャステシアくん……」

この日、バラニは授業や食事の合間を縫って姿が見えないジャステシアの事を懸命に探していた。

しかしながら、その努力は実を結ぶことはなく結局、日も暮れる頃だ。
神隠しの噂は本当だったのだろうか、なんて不安が頭を過るのを振り払い、辺りが暗くなりきるまでは探してみるようだ。
(38) 2022/05/01(Sun) 20:54:03

【人】 司書 エルナト

>>36 クロノ

帰ってこない返事を催促することもなく。
伝えたい事だけ伝えれば、あとは図書委員としての仕事を。
初等部もいるここは、絵本のバリエーションも豊かだ。
探せば望む物語は見つかる程度には。

「うん、見つかってよかった。」

よければ座って読んだら?と椅子と机のある方を指さして。
図書室ではお茶は出ない。
紅茶とお菓子を頂きながら優雅な時間…とはいかないのが残念だ。

「……………。」

小さな呟きには、少し考えて。
答える内容を、ではなく。
答えるべきかどうか、を。

「……神隠しって、神様が人を攫うというからね。」
「神様からしたら、人の行いなんて、あまり関係ないんじゃないかな。」

つまり、良い子にしてようが神隠しには遭う、ということ。
少年は悩んだ末、君を子供扱いせずに、きちんと、少し冷たい考えを述べるのだった。
(39) 2022/05/02(Mon) 0:05:33
不遜 リアン(匿名)は、メモを貼った。
2022/05/02(Mon) 0:20:21

司書 エルナト(匿名)は、メモを貼った。
2022/05/02(Mon) 1:53:09

【人】 ライアー イシュカ

「……無駄にデカいから楽だな……」

しみじみと言いながら寮の厨房を覗き込んで、
適当に調味料を手に取っている。

時間は消灯間際。これは夕方堂々と行っていたら、
誰に見つかったもんじゃないという根回し。
とは言え、禁止時間でもないので覗けば見つかる。

…………。
一人黙々と調理してるだけなので、面白いかはさておき。
料理と言うより、菓子作りが得意な人間なら
材料でそれとなくわかるかもしれない。

パウンドケーキらしい。材料として珍しいものは、
小ぶりの瓶にみっちり野イチゴくらいで。
(40) 2022/05/02(Mon) 2:11:50
不遜 リアン(匿名)は、メモを貼った。
2022/05/02(Mon) 2:27:01

【人】 高等部 ラピス

すんすん、匂いにつられて小動物が現れた。

といっても偶然鉢合わせてしまっただけなのだけれど。
お菓子作りの道具が横に並んでいるのを目に留めたが、深く尋ねることもない気がしたのでお辞儀で挨拶するに留まった。

寮の厨房は何人かで使えるから、空いたスペースで手鍋に牛乳を注いで火にかける。

「♪」

マグカップとスプーン、蜂蜜の瓶を用意してあとは待つだけ。
小さな身体はこういうときに他人の邪魔にならなくて便利だ。
他には、たまに野いちごの入った小瓶や、お菓子を作る手つきを目で追ったりしたくらい。

ホットミルクを作るだけなので、実習生より早く厨房からはいなくなるだろう。
(41) 2022/05/02(Mon) 2:30:45

【人】 ライアー イシュカ

「……
うわっ!
…………」


もう見つかってしまった!
そもそも、うわも何も場所が悪い。
だが幸いにも騒ぎ立てるタイプの少女じゃなかった為、お辞儀に対して遅れた「ン」と呟きだけ返した。

…………。気まずい。

彼女はそんなこと思ってないだろうが、
いやわからない。この瞬間何を思われてるかなんて。

『あの■■■野郎、ケーキにだけは素直ってか……』


なんて思われてないとは絶対には言えないのだ──
男は猜疑心がとにかく強かった。
なおこの間にもバターと卵と砂糖は混ぜられていた。

そんなことしてる間に用事を終えた少女の背を見送った。
(42) 2022/05/02(Mon) 2:55:36
イシュカは、そう言えばラピスに聞きたいことがあったのを思い出して、
(a19) 2022/05/02(Mon) 2:56:03

イシュカは、まあ明日でいいか。と、引き止めるのをやめた。
(a20) 2022/05/02(Mon) 2:56:23

不遜 リアン(匿名)は、メモを貼った。
2022/05/02(Mon) 2:59:16

「あらあら〜……そうですね〜。
 私は
どっちも
、です。先生には内緒ですよ」

「ここでは、マニュアルに従わないと先生になれません。
 でも従順に聞いているだけでも目指す先生にはなれません」

「大人になるとずるいことばっかりおもいつきますから〜。
 つまり望まず規律正しく見せています」

全てマニュアル通りに。
そうしなければ、長くここには居られない。
ギムナジウムの中で"悪い子"と判断されてしまえば、
先生になれそうなこの人生に傷がついてしまうかも知れない。

「私は、"病を治せる先生"になるために来たんです。
 それを私だけじゃなくて、生徒達みんなが喜ぶように。
 
 バレンタインくんの重荷にならないのならよかった〜。

 君は私の大切な、
 実習生として受け持ったはじめの生徒です。
 幸せになってくれませんと、泣いちゃいますよ」

たとえ、この抱える病が治らなくとも。

「報酬がなければ、私だって心が病んでしまいますからね。
 もっと笑顔が溢れる学園にしていきましょう〜」

無表情で見つめ返し、自分の口元をわざと指であげる。
夢の中のような、絵空事のような。
そんな甘い言葉を吐いて励ますのが、アオツキだった。

ラピスは、『あの■■■野郎、ケーキにだけは素直ってか……』とは幸い考えていなかったようだ。
(a21) 2022/05/02(Mon) 3:07:28

ラピスは、部屋に戻るときに共用スペースのメモを見た。
(a22) 2022/05/02(Mon) 3:07:47

【人】 月鏡 アオツキ

>>42 イシュカ

「イシュカ? あらあら〜、一人でこんな時間に。
 甘い香りに釣られてきちゃいましたよ〜。
 何か作るなら教えてください、何作るんですか?」

ラピスとすれ違いざまにあらわれたのは無表情でストールを肩にかけ出歩くアオツキだ。
消灯時間に一人でである。

声は小声で騒ぎたてはしないが、
君の手元を見れば納得したように頷き。
適当な椅子に座って膝を組みながら頬杖をついた。

「丁度良かった、例の定例会。
 この間出来なかったじゃないですか〜。
 いつにします? 小等部の子達の話沢山ききたかったところなんです」

今日も静かで、何事もなければいいのだけれど。
そんな事を宙に呟きながら、同僚を見守っていた。
(43) 2022/05/02(Mon) 3:16:57
フィウクスは、手を取 ない。
(a23) 2022/05/02(Mon) 3:32:44

【人】 ライアー イシュカ

>>43 アオツキ

うわっ!
……いや鼻が良すぎるだろ……」

用事がありそうだったラピスはともかく。
なんて言いたげな顔をしつつ、ある意味この同僚ならこの時間とかの場所でも不思議ではないな…と言う認識だった。

おい、座っていいと僕は言ってないぞ。
なんて抗議の声はあがったが効果は言ってる本人すら期待していなかった。野いちごをザラザラ入れて生地に混ぜている。

「パウンドケーキは今すぐ焼けないぞ」

それでも精々1時間だ。
じゃないと夜から作り出さないとも言えるが。言うほどてきぱきもしていない。趣味程度なんだろう。

「え?あー……そういや決めてなかったんだっけ。
 お前が小等部に興味あったのは意外だが。
 受けもつ確率の低い学年、気になるものか?」

何事もなければ。随分と空虚な言葉だ。
いつも何事も起こっていた事は自分達も知っているのに。

「──んじゃ、明日」
(44) 2022/05/02(Mon) 3:43:04
イシュカは、ラピスの心が読めたら安堵しただろうが、サトリの才はなかった。
(a24) 2022/05/02(Mon) 3:44:10

【人】 童心 クロノ

>>39 エルナト

本に視線を落としたまま、
あなたの言葉を聴いて。

「……神様って、
 やさしくないんだね」

ともすれば、少し安堵を含んだ声が
そうやって返事をしながら、あなたから離れていく。

神隠しが無くならないのは、分かってた。
どれだけいい子で居ようと、神隠しは起こるものだ。
それがほんとうに神様の意思かは、置いておいて。


「ありがとう」

改めてもう一度言いながら、
あなたの勧めたように、椅子へと向かう。
そうして、しばらくの間本に向き合っているのだろう。
(45) 2022/05/02(Mon) 6:53:01

────どうしようもなく時間は進む。

誰なら、『神隠しの森に消えても帰って来られる』?

誰なら、『止めなければならない』?


自分のすべき事は────


──自分にできる事は?

花信風 トット(匿名)は、メモを貼った。
2022/05/02(Mon) 8:43:17

2022/05/02(Mon) 9:18:09

リアンは、腕を掴んだ。
(a25) 2022/05/02(Mon) 9:52:31

【人】 司書 エルナト

>>45 クロノ

「優しかったら僕達は出会ってないかも。」

なんて苦笑を返して。
こんな病に苦しんでる子供たちがいるのが、
神様が優しくない証拠に他ならない。
見放されてる。そんなものからは。

神という言葉は便利だ。
自分の力の及ばぬ所にある存在は、みんな神と言える。
子供の力なんて、どこにも及ばないのだから。
世の中神だらけだ。



「ごゆっくり。」

そうとだけ告げて。
あとは君が図書室を出ていくまで、エルナトは掃除にでも精を出していただろう。
(46) 2022/05/02(Mon) 12:47:02

「……不思議な、人だな。あなたは」

まるであなたこそがしがらみに縛られてるみたいに。
自分の荷を預ける、その方法は分からないし、
それに耐えうる相手だともまだ思えていないけれど。

「……セン、セイって、呼んでも……いい、ですか。
 まだ早い……のだろうけど、気分だけ……」

そうであると望むなら、そう呼ぶべきかな、なんて。
同じ生徒であることには変わりないはずなのに。

「僕は、……あまり規律とか……気にしていないし。
 やっぱり、手がかかる生徒だと思う……。
 それでもいい、なら……頑張る……」

【人】 充溢 バレンタイン

>>37 シャルロッテ

「病気を和らげる、ために……
 薬が……出ているから……副作用とかもあるけど」

食後とかじゃなくてずっと効くのがあればいいのに。
それは最早特効薬とかの域で、無いのが分かってるけども。

「よく噛んで食べるの、は……明日からやる……
 明日も、不安でも……なんとかしてみよう」

もう一度食堂全体を見る。
漠然とした不安こそ胸の内に残ってはいるけれど、
目の前に目標を置いてみれば、幾分か楽になった気がした。

「……できるかは……置いといて」

今一つやりきる意思だけが足りなかったが。
あらかた平常運転になってきたようである。
(47) 2022/05/02(Mon) 13:16:46
フィウクスは、その手を──
(a26) 2022/05/02(Mon) 16:01:27

【人】 月鏡 アオツキ

>>44 イシュカ

「一時間ぐらい誤差ですよ〜。
 味見させてくれますか? それとも、余分に小さなケーキを作ってくれてもいいですよ、二つです」

期待をしないかる口を叩いて瞳を閉じた。
夜更かしをして明日の朝に響くのは自分だ。
規則正しく生徒の模範を求められている限り、体力は使わぬよう休息は取っている。アオツキは不良のイシュカとはちがう。

「なにいってるんですか、イシュカ」

「受け持つ可能性が一番たかいのは小等部の子、ですよ〜。
 私たち、なんのために教育実習生をしているんですか」

先生
、になるためでしょう?

静かな夜の後ろで小さな獣たちが戯れている。

「明日ですね〜、仕事が終わったらにしましょう。
 もちろん私よりは生徒を優先するんですよ、
 夜眠れない子はここにたくさん居るんですから」

夜更かしをしすぎて朝に影響が出なければ良いけれど。
変わったものも、変わらないものもある。嫌でもわかったことだ。
(48) 2022/05/02(Mon) 16:31:05
神経質 フィウクス(匿名)は、メモを貼った。
2022/05/02(Mon) 18:32:50

【人】 ライアー イシュカ

>>48 アオツキ

「何でどっちも食わせる選択肢しかないんだよ。
 子供よりお前の方が嗜好品取り放題だろうが」

夜更かしはするわこの時間に焼き物をし出すわの男よりは、
貴方の方が品行方正なのは確かだろう。
学生時代からそこは埋まらない差である。

最も、意図して夜更かししている訳ではないのだが、
それもまた大人になれば顧みられることもない話だろう。

「……その聞き方をされれば否定はしないが、
 僕の“先生になる”とお前の先生になるは別物」

一般的な教師は生徒の為に教師の勉強を積むのかもしれないが、
この男からはその感情が殆ど見受けられない。

「うるさいな、わかってるっての……
 僕は別に仕事自体はしてるしサボった事もないだろ。
 夜は知らない。それこそ僕だって解決できた試しがない」

まるで子供の様な言い草で不機嫌そうだが、やってる事は
オーブンで焼き加減を見ている菓子作りの人だった。
(49) 2022/05/02(Mon) 18:46:31

【人】 童心 クロノ

共用スペースの机の上。
何かが置いてある事に気付き、それを手に取った。

「宿題を手伝う時間を作ります……」

滑らかな女の声で読み上げ、軽く頷く。
手伝ってもらおう、と。ひとり明日の予定を定めた。
(50) 2022/05/02(Mon) 19:09:34

【人】 夢見る乙女 シャルロッテ

>>47 バレンタイン
「副作用はつらいけど、落ち着くなら、ちゃんと合ってる薬ってことだよね。
お薬にも相性とか、あるって聞くし……」

あまり詳しくは知らないのだけれど。
それであなたが落ち着くのなら、よかったと思うのだ。
明日からはよく噛んで食べるをがんばってくれるようだし、少女は満足そうに頷いた。

「できない方を見てたら、そっちに引きずられていっちゃうよ。
レンはだいじょうぶ。
今もほら、いつも通りになってきたでしょう」

それはある種、無責任な言葉だ。
それは或いは、少女自身にも言い聞かせるような。
(51) 2022/05/02(Mon) 20:08:06
充溢 バレンタインは、メモを貼った。
(a27) 2022/05/02(Mon) 20:10:26

【人】 充溢 バレンタイン

>>51 シャルロッテ
「ああ……これ、は間違いなく……
 僕に一番、よく効く……薬に違いない」

服用している自分が言うのだから間違いない。
未来を憂いているわけではないので、
ここまで持ち直せばもう、平時の大らかな気性が顔を覗かせる。

「……そうだね。いつも通り。
 だから……シャルロッテさん、今は、
 僕のことそこまで気にかけなくても、いいよ。

 たぶん……僕より手のかかる子とか、いるだろうし」

そう言いつつ辺りを見る。喧嘩やあるいは行儀の悪い子がいれば何か言ってやる必要もあるため。

「できることから、やる。
 ……ここでは、……大事だよな。やっぱり……」
(52) 2022/05/02(Mon) 20:39:10
バレンタインは、図書室で、珍しく恋愛小説を借りた。
(a28) 2022/05/02(Mon) 20:40:24

【置】 焦躁 フィウクス

「…………」

もう殆ど、夜にほど近い時間。

天文部の活動の為、常に開け放たれた屋上で。
柵の向こうをただ見ていた。

いつかの言葉をなぞり、図書室から持ち出した本は。
ついぞ読まれる事は無く、カンテラの横に置かれたまま。
役目を果たすことは無かった。
(L1) 2022/05/02(Mon) 20:46:56
公開: 2022/05/02(Mon) 20:50:00

【人】 夢見る乙女 シャルロッテ

>>52 バレンタイン
「ん」

短く頷いて、少女もまた、周囲へ視線を向けた。
あなたも随分と持ち直したから、もう、そうじっと見ている必要はなさそうだ。

「目の前にある、できることからちょっとずつ」
「だからロッテは、朝ごはんを食べます」

少女はあなたばかり見ていて、自分の食事はまだ、用意さえしていない。
一度席を立ち、食事を取りにゆく途中。行儀の悪い子を嗜めたり何だりして。
そんな風に、朝の時間は過ぎていっただろう。
(53) 2022/05/02(Mon) 20:52:20
夜。


空き教室に一人で机に伏せている。
顔を腕に埋めて。


なにもしない。
なにもしていない。
なにもしたくない。


明日の朝、きっと彼の姿は見えない。



「………………。」
「おれのばか」 

【置】 ライアー イシュカ

 
【liar】
 1.[名](特に常習的な)うそつき
  You're a liar. 君はうそつきだ
 
(▼強い意味になるので軽い気持ちで使ってはならない)
 (出典|プログレッシブ 英和中辞典)


【Leier】

 1.リラ,
竪琴
(たてごと).
  die alte die gleiche Leier ((話)) 聞きあきた話.
 
(出典|プログレッシブ 独和辞典)
(L2) 2022/05/02(Mon) 20:58:16
公開: 2022/05/02(Mon) 20:55:00
花信風 トット(匿名)は、メモを貼った。
2022/05/02(Mon) 20:58:18

【置】 不遜 リアン

夜に入って。風呂から戻ってきたころ。

顔を顰めながら 右目を抑え、足早に寝台へ向かっていた。
ぽたり。

部屋に赤黒い雫を一つ落として、"いつも通り"半分の仮面をつけて横たわる。
しばらくすれば、これも収まるはずだ。"いつも通り"。
(L3) 2022/05/02(Mon) 20:59:00
公開: 2022/05/02(Mon) 21:00:00

【人】 月鏡 アオツキ


>>49 イシュカ

「私が食べたいからです。
 イシュカがお菓子作りが上手だと宣伝もしますよ」

良い子にこの時間眠い、すぐにでも体の動きを止めたい。
どうやって皆が起きているかわからない、あくびをこらえながら甘い香りをただ嗅いでいる。

「ええ、同じじゃないでしょうね〜、君の先生と私の先生は。
 それでもサボって無くて偉いですねー、本当」

生徒達の思う先生も、先生達が考える先生像も全て違うだろう。
正しさ? 誰にとってだったか。

「解決なんて、簡単にできませんから、気長にやりましょう〜。
 気長にね」
(54) 2022/05/02(Mon) 20:59:56
 




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