人狼物語 三日月国


104 【R18G】異能遣い達の体育祭前!【身内】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


シオン・グレイヴズ人魚姫 透 静
楢崎大地人魚姫 透 静(ランダム投票)
市川 夢助人魚姫 透 静
御旗栄悠人魚姫 透 静
透 静人魚姫 透 静
若井匠海人魚姫 透 静
鏡沼 創 鏡沼 創
笹原絵莉人魚姫 透 静
白入 熊人魚姫 透 静
柏倉陸玖人魚姫 透 静
世良健人人魚姫 透 静
牛丸紗優人魚姫 透 静
尾関春歌人魚姫 透 静
織田真宙人魚姫 透 静
普川 尚久人魚姫 透 静

処刑対象:透 静、結果:成功

市川 夢助! 今日がお前の命日だ!

絶望死:シオン・グレイヴズ

後追死:笹原絵莉(絆相手:透 静

後追死:尾関春歌(絆相手:透 静

後追死:織田真宙(絆相手:市川 夢助

煽動:世良健人

[犠牲者リスト]
市川 夢助
世良健人

事件:幽界の歪み

本日の生存者:楢崎大地、御旗栄悠、若井匠海、鏡沼 創、白入 熊、柏倉陸玖、牛丸紗優、普川 尚久以上8名

/* わかっちゃいたけどいい加減死んでくれ鏡沼創

/* はい、霊界の皆さんこんにちは
  面白おかしい木霊窓と言う名のダンス会場へようこそ
  ゆっくりして逝ってね!

/* 投票わざとです察して

メモを貼った。

/* 吊りが2に増えた程度じゃ死ねないんですよウケる
  これは妖精勝利ですかね

/* 生存者です6日は余裕
  向こうでも宣言しますかね

メモを貼った。

「?」

「ちょっと月面逃避して来るわ!!!」

【人】 勝利への渇望 御旗栄悠


数刻、遅れて。歩いて学校に着く。

「はい、問題ありません。
 ……いえ、仲間がいてくれたおかげですよ。
 それより、今日は忙しくなりますから。はい、また」

どこかに連絡をかけながら、校門を通って。
流石にちょっと無理をしたので、今日は分厚い靴下。

「さて、と───
 今日は自習時間が多くなるだろうし。
 やれるだけ体育祭の練習に詰め込むか」

少しだけ。ほんの少しだけ吹っ切れて、
悪い子になったみたいだ。

多分先輩はそれでも寄り添ってくれるし、
後輩の憧れの目もきっと向いたまま。
信頼には前向きで、今日も張り切っていく。
(0) 2021/11/04(Thu) 21:15:50
今日も自転車を漕いだ。息が白い。表情は、希望に溢れている。

朝方少しだけ早く、しかし普段通りに、
学校から歩いてすぐ近くで灰色の高級車が停まった。
「じゃあ、また夕方に迎え来て。今日もありがと、御爺」


前日と同じ車から降りた白髪の青年は、
もう一人降りるのを待ってからドアを閉めて、
走り去っていく車を軽く見送る。

ピンポンパンポーン

『おはようございます 朝の放送です
 昨日は機材ミスにより、無音の放送だったみたいで
 不安にさせてしまった方は申し訳ありません

 それはさておき、今日はいくらか静かな朝になりました
 休みがちな生徒も増えてきているようです
 風邪や流行り病などに、十分に気を付けるよう
 耳にタコだと思いますが、……無理をしないように
 体育祭当日を盛り上げていきましょう

 それでは朝のHRに遅刻しないように
 今日も一日頑張りましょう』

ピンポンパンポーン

「いくないくな オイ。
 まあ説明すると。まず俺は初日の時点で『ああいうしがらみ』に捕まってました。関係に組み込まれたわけじゃなく、『応援する役割』として……どこぞの男女に、ね。

 だからまあ、昨日からこうなることは分かってたし、
 もっと言うと、俺はそういうくだんない日常とか青春に当てられて、こっちの役目が疎かになってたり。

 もう、それを気にする事も無くなったんだけど」

 僅かに憔悴した表情で、そこに。


「こうすることの理由、最後まで見つからないし、多分───もっと『しょうもないこと』な気がするんだけど。
 今は、行けるとこまで行くって決めたんで。運命共同体として付き合ってやろうじゃないの」

【人】 鏡沼 創

>>+0 静
同じ様に車から降りて来たのは、何処にでも居る男だ。
「ありがとうございました」なんて、常よりは幾分か丁寧に
運転手に礼を言って、走り去る車を見送った。

「すっかりお世話になっちまいましたねぇ」

そう、傍らの透静に笑い掛けた。
(1) 2021/11/04(Thu) 21:25:09
カイロを貼っている。

【人】 保健委員 白入 熊

「寒くなってきたからねぇ……皆風邪引かないといいな〜。
 ぽかぽかしたいときはいつでも言ってね〜」

ふわふわの毛並みでのそのそ登校。
静かな朝にしょんもりしながら、
冷た〜い風で冷えた生徒を流れ作業で
ハグしては学校の中につめつめしていく。
朝の放送が聞こえてうれしい。
(2) 2021/11/04(Thu) 21:27:29
/* ここに来てロシアンルーレット発動wwwwwwww


「ん。広い家の、活用……」
ちょっと誇らしげにしている。

「練習始まるまで、ちょっと一人で散歩、する。
 また、後で連絡、してもいい?」
次いで、首を傾げて貴方の方を見た。

/* 吐くほど笑ってる

【人】 楢崎大地

聞こえてきた放送に安堵の笑みを浮かべ
今日も菓子パンをかじりながら登校した
(3) 2021/11/04(Thu) 21:30:31

【人】 勝利への渇望 御旗栄悠

>>2 白入先輩

「あ、俺も俺も〜!」

いつも通り列に並んでハグされにきた。
あったかいのは、大好き。
(4) 2021/11/04(Thu) 21:31:46
いつものようにふわふわと廊下を歩いている。

/* 生徒会役員全滅しません!
  いや、占い職が残ってたらワンチャンある
  でも今日で死んでそうなんですよね

  

「…………」

今日も人目を避けて登校しようとした。
……なぜか周囲の人が少ない気がして、普通に登校する。

少し、落ち着かない。

【人】 保健委員 白入 熊

>>4 御旗くん

「おはよ〜。今日もがんばろね〜」

もふもふ、ぎゅっ。
常連さんにあったかいのお裾分け。
(5) 2021/11/04(Thu) 21:35:31
勝利への渇望 御旗栄悠は、メモを貼った。
(a0) 2021/11/04(Thu) 21:35:41

【人】 楢崎大地

>>1 白入

「先輩、今日もハグ活お疲れ様です」

穏やかに笑って、今日ももふもふだなぁと
(6) 2021/11/04(Thu) 21:36:00
メモを貼った。

/* でも鏡沼ほ狼じゃないんですよ
  最悪です、最悪

メモをはがした。

握り返した。

勝利への渇望 御旗栄悠は、メモをはがした。
(a1) 2021/11/04(Thu) 21:40:07

メモを貼った。

2021/11/04(Thu) 21:40:33

/* すげー悩んでくれてるとこ申し訳ないけど
  鏡沼投票で死なないのごめん感

メモをはがした。

メモを貼った。

/* ロシアンが自分に当たる可能性ってあるのかな
  教えてエロい人

【人】 牛丸紗優

>>2 白入

「ぽかぽかしたい……」

どさくさにまぎれて冷えた生徒たちの列に並んだ。
朝の放送もいつも通りだ。
今日もいつも通りだといいなあ。
(7) 2021/11/04(Thu) 21:45:04
「ハァ〜風になりてぇならんけど」
平常だ。今日も平常昨日も平常大体ずっと平常だ

「はぁ応援?される側じゃなく?する側?はぁ〜…。そりゃまた二足の草鞋。なるほどね〜」
平常だから気にしない。気にする役でもなし

「ま!騒動なり体育祭が?終わるまで?よろしくお願いしま〜すってカンジ?まなんかあったらご協力。手ぐらい貸すよぉ初日にも言った気はするし借りっぱは俺だけどネッ
まぁ返す気は?ないぜ!」
平常運転でお送り

【人】 鏡沼 創

>>+2 透
「ええ、勿論でやがりますよ。
 それじゃあ、また後で」

「ばいび」と、いつかのあなたの真似をして。
鏡沼は、登校する生徒達に溶け込んでいった。
(8) 2021/11/04(Thu) 21:47:01

【人】 鏡沼 創

>>2 白入先輩
何処にでも居る男は、いつもの様に突然現れて
あなたをぎゅっとハグするだろう。

「あー、今日もモフモフでやがりますねぇ」
(9) 2021/11/04(Thu) 21:50:43
朝方の車送迎からほんの少しだけ経ち。
登校する人が増えてくる頃、
廊下でぼんやりしている青年に、誰かが話しかけている。

「    ? 
……うん、楽しかった」
「うん、そう。    ……これ、何? 栄養ドリンク?」
無記名のラベルが貼られた小瓶を手渡され、不思議そうに首を傾げた。
中にあるのは無色透明の液体のようにも見える。

「応援? 嬉しい。友達に分けてもいい? ……ん、わかった」
嬉しそうに受け取りつつ、
練習行く、と相手に声をかけてどこかへと歩いていく。
誰かに分けるかもしれないし、そのまま持っているかもしれないが。
"それ"を飲んで部活に向かうまでそう時間はかからない。

/* ソロール時々置いてるから、霊界お嬢様は遡って見てらしてね
  喫煙RPありましてよ
  ゼビウスはやっておりませんけれども

【人】 保健委員 白入 熊

>>6 >>7 >>9

「おつかれありがと〜。
 もふもふしてってね〜」

穏やかに笑う子をハグしたり、
順番待ちの子をハグしたり、
いつも居る子をハグしたり。

今日もぽかぽか、もふもふ、ふわふわだ。
(10) 2021/11/04(Thu) 21:58:05
――ぱしゃん、こぽ、こぽ、
プールへ着いて水着を纏えば、白く細いシルエットが水中へと沈む。
壁を蹴ると普段よりももっと長く、速く身体が動き、
その不可思議さに無言で首を傾げた。

ちらほらと泳いでいる他人の影を眺めながら、
僅かな息苦しさに呼吸をしようと口を開く。
がぽり、溜め込んでいた吐息だけが吐き出される。

『あれ」
息が吸えない。声が出ている。 
水中なのに。

「え、」
当たり前の事が出来ない。脚から細かな泡が出始める。 
胸が苦しい。

「くる、し、」

呼吸をしようと口を開けど、只々何かが出るだけで一向に肺へ入らない。

本能で身体が勝手に動いて、
知識のない頭は青年の頭部を水面から飛び出させた。
大きく咳き込み深呼吸を繰り返す異様さ、
明らかに溺れたような様子
に周囲の視線が向く。

「ッげほ、は、 ……なん、で……」
未だ水に入ったままの両足からは小さな泡が出続け、
漸くの呼吸に胸が大きく動き続ける。

身体が消えたりはしないけれど、泡になったりはしないけれども。

絵本の最後、それが人魚としては在れなかったように。

人魚姫が水中に居られない、ただの人間に成ったことは、
もしかすると一つの噂程度にはなるのかもしれない。

/* 鏡沼創、焼きモンブランとイモから見ても怪しさの塊

メモを貼った。

若井匠海は、今日もウェーイ!
(a2) 2021/11/04(Thu) 22:08:37


生徒会は副会長以外散っていった。体育祭は間近。
今日の薬の犠牲者は七人。つまりそれだけ根回しの数も──

    「死ぬ」


 過労死:
普川尚久

 過労死:
柏倉陸玖


[犠牲者リスト]
 普川尚久
 柏倉陸玖

【人】 綴り手 柏倉陸玖

 
──稲生学園は。

今日も今日とて騒々しい朝だ。
そう、今日も。生徒会副会長は、
日々何処かで何かが起きている事を知っている。

あらゆる異能者が集まるこの稲生学園に於いて。
ちょっとした隠し事を拾う目や耳など、幾らでもある。
誰も知り得ないような事は"知らない"けれど。

ずっと前からそんな気はしていたのだ。
ここ数日間続いている、『噂』による曖昧な不安は
一介の生徒に抑え切れるようなものではないと。

ここまで大事になってしまえば。学園側としても
真偽の程には関わらず、白を切り続けるのは難しいだろう。

つまるところ、終わりは近いのだ。

であれば、生徒会副会長のすべき事は変わらない。
今日も、いつも通りの仕事を始めよう。
(11) 2021/11/04(Thu) 22:19:44
柏倉陸玖は、憂鬱だ。
(a3) 2021/11/04(Thu) 22:19:50


「お疲れ様です」

なんだかんだ一番自由にやってんのはコイツじゃなかろうか。

口元が、緩んでいる。

いつになく上機嫌だ。

普川 尚久は、同じく憂鬱だ。
(a4) 2021/11/04(Thu) 22:24:55

御旗栄悠は、申し訳なく思いながらも上機嫌だ。
(a5) 2021/11/04(Thu) 22:25:10

それは、何処にでも居る男のうちの一人が聞いた噂。
「人魚姫がただの人間になった」という話。
その知識は、即座に『本物』の彼へとフィードバックされる。

男は、多くの騒ぎに関わっていた。
恐らく、一連の件で最も疑惑を集めているだろう。

けれども、実の所。
男は、誰よりも薬を拒んでいるだけに過ぎなかった。

唯でさえ垂れ流し状態の、制御出来てない、自己の定義さえ
曖昧になるような危険な異能が、更に変質して堪るものかと。

別に、騒ぎの主犯を摘発しようとしていた訳でもない。
ただただ、自己の身に降り掛からないでもらいたいと。
自信もあった。
逃げる事・隠れる事に関しては、最強に近い異能だったから。

鏡沼創には、確固たる自己が無い。
“鏡沼創”の認識を何と定義するかで、何にでもなれるから。
他人の定義によって、容易く揺らぐ存在だから。

けれども、鏡沼は今確かに“怒り”を感じていた。

紫煙を燻らせるだけでは、落ち着かない程度には。

「がんば!」

ウェイをしている

鏡沼 創は、怒りを感じている。
(a6) 2021/11/04(Thu) 22:29:15

監視の目の一つが手がかりをつかんだ。かれこれ数日続けていた調査がやっと実を結ぶ達成感、後輩の身を案じる気持ち。募る疲労、貧血。万全とはいいがたい状況だった。そんな状況で、かかった罠を確認しに行けば──。

 罠にかかるのは己の方だ。


背後から抑え込まれ、強引に薬を押し込まれる。意識は深い闇におちてゆく。


「ありがとうございます……まあ……仕事ですので……」

◾ポケットモンスター
 過労死ブラック[風紀委員] 普川尚久過労死ホワイト[副会長] 柏倉陸玖
 
明日発売!!


 …………なんて浮かんだあたり、疲れているのかもしれない。

まだ朝のHRがはじまる前だろうか。

意識は引き戻される。頭の中をかきまわされるような感覚によって。記憶が、光景が、走馬灯のように巡って行く。昨日のことのように思い返される。頭が痛い。けれど、それ以上に、目が痛い。

瞼が重い。開かない、暗い。ここはどこ──。
立ち上がることもままならないほどの混迷の中。手探りで様子を探ってみれば、音を立てて金属製の何かが落ちる音。下手に動かないほうがよさそうだ。

そうしてただ静かに光が戻るのを待つ。NowLoading……。

【人】 楢崎大地

「なんか、憂鬱そうなのと上機嫌そうなの極端な気が……?」
(12) 2021/11/04(Thu) 22:49:39

【人】 鼓動を鳴らせ! 若井匠海

「空気重めの人は体育祭の準備で大変なんしょ〜!多分!」
軽いウェイ
(13) 2021/11/04(Thu) 22:52:41
Connection Succeeded

瞳を開けばそこは薄暗い、使われてない倉庫のようだ。女子をこんなところに閉じ込める所業には憤慨を覚えたが。直ぐにそれどころではないことに気が付いた。

視界が歪む。窓が、扉が、
穴と認識できる、視界内の全てが
 ありとあらゆる場所とLinkする。先週行ったショッピングモール、今年の夏の海、子供のころに行った遊園地、幼少期を過ごした小学校。縁日のあった神社。

ポータルを生成する。

まずい、目を覆えない、閉じられない……。人通りこそ少なかったが、異様な光景に興味を示す生徒がいない保証はない。

保健室で再度の眠りについた。/昨日

【人】 綴り手 柏倉陸玖

「職務の割り当て、立場の違い……ははは……」

三年生、忙殺されています。あ〜あ。
(14) 2021/11/04(Thu) 22:56:26
「やめて!! 戻ってこられなくなる!!」

そう叫んで、倉庫の中に逃げ込もうとして、扉を開ければそこは数年前に立ち寄ったケーキ屋さん。

どこにも行かないように、どこにもいかせないように、走り出した。

/* はい4敗

若井匠海は、不穏ノー根余裕外し✿エスケープ
(a7) 2021/11/04(Thu) 22:58:59

【人】 鏡沼 創

>>+6 静
あなたが泳げなくなったと聞き、プールへと向かう。
まだ、其処に居るだろうか。
居なければ、探す手段は幾らもあるけれど。
例えば、あなたが「“鏡沼創”に傍に居て欲しい」と願えば
それだけで、男は其処に現れる。
(15) 2021/11/04(Thu) 23:00:53

【人】 楢崎大地

「……これ以上のトラブルないといいよな」

フラグ
(16) 2021/11/04(Thu) 23:02:28

【人】 何処にでも居る 鏡沼 創

>>14 柏倉先輩
忙殺されるあなたの傍に、いつもの様にその姿は在った。
文字通り、拾う目や耳など、幾らでもありそうな男が
当たり前の様に、生徒会会計として其処に居る。

しかし、常にいつも通りである筈のその男は。
纏う雰囲気が、何処となく、いつもと異なっていた。

「どうかしちまいました? 浮かねぇ顔してやがりますが。
 流石の柏倉先輩も、過労気味になっちまってます?」

口調も表情も、いつも通りである筈なのに。
(17) 2021/11/04(Thu) 23:02:49
「おー、なんか大変そうだねぇ」

朝の放送を終えて校舎内を歩けば、憂鬱そうな同学年。

「猫の手も借りたいってんなら何かしら手伝うよ」

適当に。誰かしらに向けて。

登校してすぐに、友達から栄養ドリンクのお裾分けを貰った。

“それ”が何なのか、まだ気づいていない。気づくのはもう少し後のことだ。

【人】 保健委員 白入 熊

「平和がいいね〜」

ポータルが実家の北極と繋がっていたので
校庭の日陰に小さめの流氷を飾っている。
頑張ってアザラシぽい形にしようと削った。

出来栄え:80
(18) 2021/11/04(Thu) 23:09:23
白入 熊は、かわいいアザラシができて満足。
(a8) 2021/11/04(Thu) 23:09:57

【人】 何処にでも居る 鏡沼 創

>>+10 笹原
「あー……こりゃまた面白い事になっちまってますねぇ」

何処にでも居る男は、それこそ何処にでも居るので。
何処に通じているかもわからない、開いたままの扉を
実に悠々と潜って行こうとして、消えた。

そして即座に、少し離れた場所に現れた。
まるで、残機製のゲームの如き挙動である。

「……そうじゃねぇかと思ってましたが、これ僕が通るには
 一人じゃ出来ねぇですねぇ」
(19) 2021/11/04(Thu) 23:11:39
 鏡沼

息継ぎを一度も経験していない青年は、この状態ではまともに泳げない。
驚きはしたものの、大人しくプールサイドの隅に腰掛け、
他人の邪魔にならなさそうな場所で足だけ水に入れたりしつつ、
ぼうと空を眺めている。

【人】 綴り手 柏倉陸玖

>>17 鏡沼
「ああ……どうも、鏡沼君。
 いえまあ、これだけ騒ぎが続きますと、ね。」

流石に、と苦笑していつも通りを取り繕う。
取り繕っているのは、きっとお互い様。
であればお互い、上辺のその下はわかり切っているのだろう。

「そちらも晴れ晴れ、とは行かないようですが。
 本当に無理してません?」

上級生は頼るものですよ、なんてまた一つ苦笑い。
(20) 2021/11/04(Thu) 23:12:41
/* リスポーン楽しい

男子の方のプールサイドが騒がしいことに首をかしげた。

【人】 鏡沼 創

>>+12 静
あなたの、泡が上る足に視線を落とす。

「…………それ、痛かったりはしねぇんです?
 逆に、感覚がねぇですって事は?」

表情こそ貼り付けた様な笑みだが。
纏う空気は、何処か重い。

人魚から、海を奪った者が居る。
その事実が、重く圧し掛かる。
この人魚が、今以上を求める筈も無いと知っているからこそ。

騙し討ちしか有り得ない。
(21) 2021/11/04(Thu) 23:26:05
「……どうしたんだろ」

そこかしこが静かで、喧しい。

【人】 何処にでも居る 鏡沼 創

>>20 柏倉先輩
「ええ。もう何が無理で無理じゃねぇか、わっかんねぇですよ」

それは本音の欠片か。
そもそも、この男に本音なんて在ったのか。

「早く終わってくれやがりませんかねぇ、こんな状況。
 でねぇと、僕も何しちまうかわかんねぇですよ」

声の調子は、いつもの軽口だ。
内容が少し、不穏なだけ。
(22) 2021/11/04(Thu) 23:31:36

【人】 楢崎大地

「…………」

深々と息を吐き

「嫌な予感だけする」
(23) 2021/11/04(Thu) 23:33:43
「絵莉……?」

ふと、窓を見る。
繋がるはずのない居場所に歪曲するように繋がる場所を見る。
それがあり得ない光景で、どこからか繋いできたようなものだから……見知った人の顔が浮かんだ。

/* ちなみにリスポーン鏡沼の理屈ですが、
  こちら側から異空間内の状況を認識できない以上
  入った瞬間、『“扉に入ったと認識された鏡沼”を観測し続けられる脳』が無くなるので消えます
  外には見てる人が居るので、その認識を使って復活します

/* ゲームキャラみたいな挙動すな
  存在がバグッとる

 鏡沼
「……ん? うん、平気。
 しゅわしゅわ、炭酸に漬けてるみたい、擽ったい」

特に問題はなさそう。
見た目の変化も水中で小さな泡が出る程度で、
大きく何かが変わったかといえば、水中で呼吸ができない辺りか。
人間としては当然ではあるのだが。


「今日は、泳げなさそう。
 他の人みたいに、息継ぎする方法、知らないから」
「授業始まるまで、やること、なくなった……」
降って湧いた空き時間に、困り顔になった。しょも……

発熱で欠席ということになっている。自分で学校へそう連絡した。

「…………」

今日も僕は早朝から登校していた。
教室で本を読みながら、朝の放送を聞くと窓の外を見る。

「……」

気のせいか、騒がしい。
3日連続、身の回りで騒動があったんだから流石に何となく想像もつく。
嘆息した僕は、日常って儚いな……なんて柄にもないことを思っていた。

【人】 鏡沼 創

>>+15 静
「大事ねぇってんなら、構わねぇんですが」

────何が?

「……なら、取り敢えず髪でも乾かしてどっか行きましょうか?
 今、僕すげぇドライヤーしてぇ気分でやがりますんで。
 させてもらって構わねぇです?」
(24) 2021/11/04(Thu) 23:46:35

【人】 綴り手 柏倉陸玖

>>22 鏡沼
「ははは。本当に」

その一瞬だけ。
調子はそのままに、言葉に胸中を滲ませるあなたとは反対に。
この副会長は、言っている事こそいつも通りだけれど
その声色は随分とうんざりしたようなものだった。

「ねえ、鏡沼君。
 今に始まった話ではなく、きっと君は無理をしていますよ。
 随分慣れてしまって、それが無理なのだとわからないだけで」

それも束の間、いつも通り穏やかにそう切り出す。

「きっと君が必要と判断してそうしている事でしょうから。
 それを咎めるつもりは、俺にはありませんが。
 それでも、少しでも"上手くやる"為には。
 利用できるものは利用すべきと思いませんか?」

「放送室での一件もそう。
 後からでも、きちんと俺に話を通しておいてくだされば
 普川に便宜を図るくらいはしましたのに。」

根掘り葉掘り事情聴取を受けたかったのなら、話は別ですが。
一度言葉をそう締め括って、また一つ苦笑した。
(25) 2021/11/04(Thu) 23:47:21
 鏡沼
「……? うん、わかった」

プールを見て少し物足りなさそうにするものの、
泳げない以上長居はできないと思ったのか、素直に更衣室へ向かった。

いつものように、クラスメイトを見ている。

そして"彼の持つ、火の異能"をそっくりそのまま、真似てみせた。

市川夢助は、笑っている。

【人】 何処にでも居る 鏡沼 創

>>25 柏倉先輩
「利用できるもの……でやがりますか。
 まるで、ご自分がそうみてぇな事言うじゃねぇですか」

いつも通りに、鏡沼は微笑んで────
否。
これは、無表情だ。
微笑みの形の無表情。

「根掘り葉掘り聴取を受けてぇだなんて、そんな気持ちは
 とんとねぇですよ。ただ、そうでやがりますねぇ」

   ▼
(26) 2021/11/05(Fri) 0:05:34

【人】 何処にでも居る 鏡沼 創

>>25 柏倉先輩
「利用って、信頼は兎も角、信用は置ける間柄でねぇと
 成立しねぇと思いやがりません?
 頼った先に引っ繰り返されんのも、利用しようとした先に
 寝首掻かれんのも、僕は
真っ平御免でやがりますよ


其処に在るのは、猜疑心と怒りだ。
陥れられるモンならやってみやがれ
と言わんばかりの敵愾心。

「何かに、誰かに頼りゃ“上手くやれる”だなんて、
 随分とまあ胡散臭せぇ話じゃねぇですか。
 世の中、そんなに甘めぇ訳ねぇでしょうが」
(27) 2021/11/05(Fri) 0:06:27
メモを貼った。

鏡沼 創は、誰の事も信用しない。
(a9) 2021/11/05(Fri) 0:07:56

メモを貼った。

メモを貼った。

/* 誰殺すかわからんから、全てに牙剥くしかないんや

御旗栄悠は、全てを余所に、今日もグラウンドを走る。
(a10) 2021/11/05(Fri) 0:22:13

御旗栄悠は、グラウンドを走る脚はやがて壁を走って。
(a11) 2021/11/05(Fri) 0:28:18

御旗栄悠は、前とは逆に、フェンスを乗り越えて屋上に登った。
(a12) 2021/11/05(Fri) 0:28:50

【人】 鏡沼 創

>>+17 静
「………………。」

物足りなさそうなあなたを見つめる表情は、いつも通りだ。
表面上は。


更衣室へ着けば、宣言通りにあなたの髪を乾かし始めるだろう。
昨夜は問題無かった。
今朝別れるまで、同じ物しか飲み食いしてない。
なら。
これ以上、何かを問う必要も無い。
あなたに、騙されたのだという事実を突き付ける気も。

誰がやったかなんて、もうどうでもいい。
(28) 2021/11/05(Fri) 0:31:13
校舎の隅で蹲り、騒ぎが収まるのを待つ。

【人】 勝利への渇望 御旗栄悠


「もう、ちょっと真面目な普通の生徒、
 なんて評価も無縁になっちゃうかな」

そも、シオン某の家に伺ったり、
薬の件に深く、深く関わっていたり、
学校を縦横無尽に動ける異能だったり、

そういう色々隠してたことが明るみになったら、
みんなの見る目も変わっていくんだろう。

体育祭までは、きっと大人や先輩たちが根回しする。
(シオン関連に関しちゃ別問題だけど。)

その日に何かが変わるか、って言われたら。
でもまあ、特に大きく変わりはしない気がする。
(29) 2021/11/05(Fri) 0:37:54

【人】 綴り手 柏倉陸玖

>>26 >>27 鏡沼
「おや、信用されていませんでした?
 ちょっとショックです。
 これでも日頃の行いは良い方と自負していますのに」

とはいえこれも偏に俺の不徳の致す所でしょうか、なんて。
眉尻を下げてそう呟いた。
柏倉は、その敵愾心を物ともしない。

「そうは言っても、それはそれ、これはこれ。
 ええ、頭から信用して掛からないのは賢明な事ですよ。
 俺だって、君に隠し事が無いわけじゃない」

そんな猜疑心を煽りかねない事を一つさらりと言って。
実際の所、柏倉の隠し事なんて幾らでもある。
それはたとえば、異能の事だとか。

「信用していないからこそ、ただ利用すればよろしい。
 もしも何かが、君の信用、信頼、期待に付け入って。
 全て引っ繰り返そうとするなら、寝首を掻こうとするなら。
 
その悪意さえも利用し返してやるという気概を持ちなさい。


「現実は実に残酷で、世の中は決して甘くない。
 何かに期待する事すら億劫になる事もありましょう。

 それでも俺達は、たった一人で全てを為せるほど
 時には気に食わないものでも、頼らずには居られないほど。
 決して強くはないのですよ。ええ、忌々しい事に。」
(30) 2021/11/05(Fri) 0:39:37
/* 占い職ーーーーもし生きてたら、鏡沼を呪殺してくれーーーーー
  白入くんとかに当たっちゃったら村の空気最悪になっちゃう!
  それ以前に焼きモンブランとイモが発狂しますが

楢崎大地は、机に突っ伏してだらだらしている
(a13) 2021/11/05(Fri) 0:40:43

 鏡沼
「んー、ん……」

……それらには気付く様子もなく、大人しく乾かされている。
触ってみたとしても、それは今までと全く変わりない。溺れた割には言動も落ち着いていて、特段困惑したりもしていない。

「感謝……乾かす、自力は苦手……」

【人】 勝利への渇望 御旗栄悠


牛丸後輩は変わらず俺に無条件の憧憬をくれるし、
市川後輩は変わらず俺の考えに一番似た答えを出すし、
健人先輩は……変わらず待っていてくれるだろうし。

それに、この件があったからこそ仲良くなれた人も多くて。
仲間たちも、あっちの仲間たちだってそう。
それは確かにこの騒ぎが残してくれたもので。

でも別に、それらは人生が変わるほどでもなくて。できた縁も多分、力を与えてくれるなんてかっこいいものではなくて。

きっと俺はどこまでも凡才で、輝くようにはなれなくて。

(───ま。それでも)

スポットライトを独り占めする主役にはなれないけど。
群像劇でスポットをちょっと当てられる名脇役くらいなら。
まあ、なれるんじゃないかって気がした。

「加担した報酬は……
 ”加担しなかったことに”、にでもしよっかな」

体育祭の後も日々は続いていく。
勿論全力で、勝ちに行くつもりではあるけれど。

何も成果を出せなかったときのことを、必要以上に恐れる必要も別にないな。そう思った。
(31) 2021/11/05(Fri) 0:52:07
御旗栄悠は、かっこつけて屋上に登ったけど特にすることもない。部室まで降りなきゃ。
(a14) 2021/11/05(Fri) 0:52:50

若井匠海は、一瞬だけ窓に昔の光景が映った気がした。見ない振り。見ない振り。
(a15) 2021/11/05(Fri) 0:53:47

【人】 何処にでも居る 鏡沼 創

>>30 柏倉先輩
「柏倉先輩の行いがどうって訳じゃねぇですから、そこは
 安心しやがってください。
 僕の中には、最初から信用もクソも何も在りゃしなかったって
 だけの話でやがりますんで」

“鏡沼創”は、何にでもなれる。
何にでもなれるから、何者でもない。
或いは、あなたは“鏡沼創”に『こうなって欲しかった』のかも
知れない。
今の“鏡沼創”は、
あなたが言った通りの存在
だ。

「…………たった一人? 面白い事言いやがりますね。
 こんなに大勢居る“僕”に言う事じゃねぇでしょうに」

いつの間にか、あなたの目の前には
ざっと数十人の

“鏡沼創”が居た。

綺麗に整列している訳でもない。
よく見れば、各々が少しずつ異なる身体的特徴を持っていたり
別人にしか見えないほどに掛け離れた個体も居る。
現実には在り得ない、人の形さえしてないものまで。
けれど、
それら全てが“鏡沼創”だとわかってしまう
だろう。

「……ああ、でも。本当に僕以外誰も居なくなっちまったら
 僕の異能ほど無意味なものもねぇですね」

そんな言葉と共に、他の鏡沼創は一斉に姿を消す。
────さて、此処に居る“鏡沼創”は『本物』だろうか。
(32) 2021/11/05(Fri) 1:08:36
若井匠海は、人生を謳歌している!
(a16) 2021/11/05(Fri) 1:24:27

【人】 鏡沼 創

>>+19 静
「大丈夫でやがりますよ。僕がやっちまいますんで」

────何を?

ドライヤーを手に取り、あなたの髪を乾かしていく。
その手付きに迷いは無い。
自分は決して、優しくはないだろうけれど。
それでも、
受けたものをそのまま返す
くらいは出来るから。
(33) 2021/11/05(Fri) 1:27:31
/* 透くん落ちたタイミングでロシアン発動は、もう闇堕ちするしかないからさ
  仕方ない。全部システムのせい。今回、何から何までシステムのせい
  全部Whoが悪い。透くんごり押ししてきたのも、透くん吊れたのも、
  その直後にロシアン発動も、全部Whoのせい

  それはそれとして、鏡沼創は駄目。酷い男すぎる

 鏡沼

「んん……」「上手い……」
ちょっと尊敬の眼差しを向けている。

「終わったら、あなた、はどこか行く?
 勉強、始まるまでなら、同行できる。多分……」
「空き時間……やること、思いつかない」

【人】 綴り手 柏倉陸玖

>>32 鏡沼
「ははは。いよいよ俺の周りは同類ばかりらしい」

とはいえ決して他者を信用していないわけではない。
基本的に、人の言う事は信じる方だ。
それはそれとして、常に不測の事態に備える事を選びはする。
柏倉陸玖は、いつだって他者に期待しないだけ。

だから他者に対して『こうなって欲しい』などと思う事は無い。
ただ在るが儘に、在りたいように在れば良いと思っている。
自分に誰かの在り方を変えられるような力は無い。

「たとえお前がどれだけ殆ど無数に遍在できるとしても。
 それらには、必ず集約される先である『鏡沼創』がある。
 身体は増えても、精神は一つだけ。違います?」
(34) 2021/11/05(Fri) 1:50:26

【人】 鏡沼 創

>>+20 静
「お褒め頂いて光栄でやがりますよっと」

綺麗に乾かし終えて。

「僕も普段、此処まで早く登校しやがらねぇですからねぇ。
 どっか適当に散歩でもしちまいます?
 静は、授業サボったりする訳にいかねぇでしょうから
 あんま遠くには行けねぇですが」

規則正しく、家と学校を車で往復するあなただ。
近場であっても、それなりの冒険にはなるだろう。
(35) 2021/11/05(Fri) 1:51:01

【人】 綴り手 柏倉陸玖

>>32 鏡沼
「仮にそうだと仮定するなら、『鏡沼創』は一人だけだ。
 枝は分かれても、その幹は一つ。
 その上、枝の伸びるその先に関しては
 どうせ"観測"されていなければ干渉できないんだろう。

 その異能は結局の所、何もかも。
 
他者の認識に依存したもの
なんじゃないか?」

姿を現し、そして消える『鏡沼創』を見て、そう結論付けた。

柏倉陸玖の両親は、異能の研究を手掛けている。
そして異能戦闘で勝つ為に、ままならない自身の異能と
それより余程戦闘に向いた他者の異能との差を埋める為に。
自らあらゆる異能と向き合い、分析を続けた。

あなたはこれまでで、もう十分に手の内を明かしてくれた。
今はまだ、その全てを見抜けたわけではなくとも。
柏倉は、見せ掛けに惑わされてくれるほど優しくはない。

それはそれとして。
残ったものが、真実『本物』であるかどうかは関係無い。
今相対しているものもまた、確かに『鏡沼創』なのだと。
そう認識し、そして定義しているのだから。
(36) 2021/11/05(Fri) 1:51:36
柏倉陸玖は、他者に期待しようとしない。期待させたがる馬鹿は居るが。
(a17) 2021/11/05(Fri) 1:51:48

柏倉陸玖は、在るが儘と向き合い続ける。いつだって。
(a18) 2021/11/05(Fri) 1:51:57

 鏡沼
「……んー。うん、する。
 一人で学校以外、全然行ったこと、ない。コンビニだけ」

興味本位、というよりは完全に好奇心でその提案に頷く。
あとは貴方の後ろをついてまわろうとすることだろう。

【人】 何処にでも居る 鏡沼 創

>>34 >>36 柏倉先輩
「流石でやがりますねぇ。大正解でやがりますよ。
 誰かさんと違って、別に隠してた心算もねぇですがね。
 だって、垂れ流しじゃねぇですか。僕の異能なんて」

パラパラと、疎らな拍手を送る。
もっと大人数で盛大に鳴らしましょうか?なんて嘯きながら。

「ただ、精神が一つかどうかっていうのは微妙なトコですねぇ。
 確かに“鏡沼創”の情報は全部『本物』とでも言うべき
 僕にフィードバックされちまいますが。
 “生徒会会計の鏡沼創”も“風紀委員の鏡沼創”も
 それ以外の“鏡沼創”も居やがりますからねぇ。
 今みたいに、こっちから弄る事も出来ちまいますが
 基本的に僕は、相手の認識に沿わせちまってるんで」

あなたの推測は的を射ている。鏡沼創の異能は
『脳に干渉し“鏡沼創”という存在の認識を書き換える』
だ。
五感全てに干渉出来る為、例え其処に居なくとも
触れた感覚さえ再現出来る。
ただ、干渉出来るのはあくまで“脳”だ。
あなたなら恐らく、鏡沼が学園側からGPSの携帯を義務付け
られている事も知っているだろう。
(37) 2021/11/05(Fri) 2:25:37

【人】 鏡沼 創

>>+21 静
「そんじゃ、決まりでやがりますねぇ。
 コンビニは行った事あんなら、其処以外にしちまいましょう」

とは言え、特に目的地がある訳でもない。
気が向くまま、足が向くまま。
他愛無い話をしながら学園周辺を適当に回れば、すぐに
時間は過ぎるだろう。
あなたを、授業に間に合う様にクラスまで送って。

「……放課後、何かしてぇ事ありやがります?」

そう訊いた。
水泳に費やしていた時間が空いてしまうだろうと思ったから。
(38) 2021/11/05(Fri) 2:34:22
 鏡沼
「放課後」
言われて、考える。俯いて無言のまま……
幾つか思いついたものから更に熟考を重ねる。

「……あと、で。連絡、送る。
 したいこと、ちょっと、ある」

【人】 鏡沼 創

>>+22 静
「そりゃ何よりでやがりますよ。
 じゃ、また連絡お願げぇしますね。いつでも構わねぇんで」

さて、一体何が送られてくるのだろうか。
心待ちにしつつ別れを告げ、鏡沼もまた教室へと向かうだろう。
(39) 2021/11/05(Fri) 2:46:41
/* 鏡沼が、墓下にしか優しくできない生き物になってしまったのに
  墓上で鏡沼クラスにギシアンやれそうなの柏倉先輩か普川先輩くらいで
  他があまりにも善属性じゃない?
  御旗くんはアレ、鬱屈してるだけで最終的に善なやつ

  ついついお客様黙殺センターさんに頼ってしまいますね!
  黙殺されてないから優しい……一生電話します(やめろ)

【人】 綴り手 柏倉陸玖

>>37 鏡沼
「可愛い後輩からのお褒めの言葉は一つで十分ですよ。
 隠すつもりがあるか否かと、隠せるか否かは別の問題ですが。
 俺の異能は幸い、隠し通す事もできなくはない。
 であればこんな異能、隠す事こそ義務と思いますけどね」

こんな異能、という言葉が指すのは自身の異能。
その性質は、随分と物騒なもので。
であれば誰にも知られぬよう葬り去るのが賢明というものだ。

「人間、誰しもTPOに応じた側面があるもので。
 "自分"が複数あるのは何もお前に限った話じゃないだろうよ。
 問題は、その場合それら複数を並行して行える事。
 その負荷でそれらの統合される先が潰れれば御破算だ。」

或いは、他の『鏡沼創』が新たに成り代わるのかもしれないが。
そうだとしても、『本体』にあたる統合先が
高負荷に陥れば、何処かで機能不全を起こしかねないわけで。

「だからその負荷を分散できる先をよそに作れ、と。
 その為に利用できるものは利用しなさいと。
 お節介な副会長はそう言っているんですが。
 大層器用で、そしてお強くいらっしゃる後輩さんには
 どうにもご理解頂けない理屈でしょうかね?」
(40) 2021/11/05(Fri) 3:00:50
普川 尚久は、落ちていたサッカーボールを見かけて、
(a19) 2021/11/05(Fri) 3:01:17

普川 尚久は、でも、“蹴れなかった”。あの日から、そして今も。
(a20) 2021/11/05(Fri) 3:01:55

【人】 何処にでも居る 鏡沼 創

>>40 柏倉先輩
「隠すのが義務でやがるなんて、随分ととんでもねぇ代物
 みてぇですね?
 少なくとも、ただ『傷を塞ぐ』なんて異能じゃねぇでしょう。
 分子間力でも弄れちまいます? 当てずっぽうでやがりますが」

「あー、普川先輩にも似た様な事言われちまいましたねぇ。
 僕にとっちゃ生まれつきなんで、普通の状態ってのが
 よくわかんねぇですが……、……。」

鏡沼の異能は『“鏡沼創”を知る人間』にしか効果が無い。
逆に言えば『“鏡沼創”を知る人間』には効果が出てしまう。
常に垂れ流しに等しい状態なのだから。
そしてその人数は、右肩上がりで増えていく。
幾ら鏡沼が、ある種神がかり的な処理能力を持っているとは
言え、
いつかは限界が訪れる。

その事に、鏡沼自身は気付いていなかった。
今、あなたに指摘されるまで。
明日も今日と同じ様に捌けると、当たり前の様に思っていた。

「──……仮にそうだとして、こんなのどう分散しろって
 言いやがるんですかねぇ?
 僕にメモリでも増設してくれちまうんです?」
(41) 2021/11/05(Fri) 3:36:27
/* 5敗目を喫しそうになったけど、40秒以内に気付いたからセーフ
  つまり引き分け 4敗1分

若井匠海は、クラスメイトも居ないし、殿畑も居ないし、昼メンは数人減っていたが、暢気していた
(a21) 2021/11/05(Fri) 4:34:59

普川 尚久は、他者に期待しようとしない。期待しても互いに不幸になるから。
(a22) 2021/11/05(Fri) 4:45:45

普川 尚久は、ただ一人、例外がいたから。しようとしない馬鹿に期待を望む。
(a23) 2021/11/05(Fri) 4:46:14

普川 尚久は、望んだら叶えてくれるのをもう知っている。
(a24) 2021/11/05(Fri) 4:46:18

今だけは何も感じていない。

若井匠海は、安定の平常の大仰の通常運転だ。身振り手振りは嫌ほど大きい。
(a25) 2021/11/05(Fri) 4:57:46

【人】 綴り手 柏倉陸玖

>>41 鏡沼
「ははは。そんな大層なものならどれだけ良かったか」

決して、『傷を塞ぐ』だけではない事は否定しない。
それでも事実、そんな大層なものではないのだ。

「まあ、俺だけ教えて頂くのもフェアではないという事で。
 特別にお教え致しましょう。内緒ですよ?」

隠されるものには、隠されるだけの理由がある。
あなたはきっと、それがわからない人間ではないだろう。

そう考えて、一度声を潜めて囁いた。
(42) 2021/11/05(Fri) 5:03:45

【人】 綴り手 柏倉陸玖

>>41 鏡沼

「…それはさておき。
 そうですねぇ、一度それに慣れてしまえば…
 というより。君にとっては生まれつきそうであって
 その状態が"普通"なのでしょうけど」

それでも、異能抑制剤を使用してはいるのだから。
一般的に言う所の、『普通の状態』というものに
何も全く想像が及ばないという事もないのではないだろうか。
そんな詮無い事を思う。

「これまでその努力をしていなかった、とは思いませんが。
 根本的な解決を図るなら、制御を試みるしか無いのでは?
 自分に合った薬を探す、でも良いとは思いますが。
 あちこち首を突っ込むな、と言われてそうできるほど
 君は決して薄情者ではないようですし。」

何れにせよ、今一度、改めて制御の方法を模索するのであれば。
その為に適切な道を提示する事はできる。
何せ柏倉の家はそういう家系だ。

「それから、これは場当たり的な処置ではありますが。
 あちらこちらで抱えた問題を相談して頂けるのであれば。
 勿論、俺はいつだって力になりますけども。
 それもまた、ある程度は分散先の一つになりますでしょう?」

「つまり、結局の所。
 もう少し人を頼る事を覚えなさい、という事ですよ。」
(43) 2021/11/05(Fri) 5:05:10
若井匠海は、自分の世界に殉じたい。
(a26) 2021/11/05(Fri) 5:34:49

若井匠海は、「だからPresent for You !グットラックをおすそ分け❤」
(a27) 2021/11/05(Fri) 5:37:04

【人】 何処にでも居る 鏡沼 創

>>42 柏倉先輩
あなたの異能を聞いて、鏡沼は何を思ったかくつくつと笑った。
その顔からは、さっきまでの剣呑な雰囲気が消えている。

「……変なトコ似てやがるから、ビックリしちまいましたよ。
 仕方ねぇですね。じゃあ、僕の異能もオマケでちょい情報
 追加しちまいますね」

まあ別に、隠してる情報って訳でもねぇんですが。
そう、あなたへと耳打ちする。
(44) 2021/11/05(Fri) 6:17:56

【人】 何処にでも居る 鏡沼 創

>>43 柏倉先輩
実際、鏡沼も事情聴取時には、異能抑制剤を飲んでいる時の
『いやに静かで落ち着ける感覚』がそれではないかという旨の
発言はしている。『普通』の感覚が逆なのだ。

「自分が、力加減ド下手糞野郎だって自覚はありやがるん
 ですがねぇ。気軽に練習出来るモンでもねぇですし」

「薬を常用すんのは、今まで考えた事ねぇパターンで
 やがりますね。ただ『新薬』ってのは御免被りてぇです。
 唯でさえ手に余ってんで、強化とか変質は要らねぇですよ」

あなたの様に、何かしらのコネや伝手がある訳でもない。
鏡沼が普段使っている異能抑制剤は、メジャーな市販品だ。

「人を頼る事をでやがりますか。 ……ま、考えときます。
 そう言われて、今すぐ頼ろうってならねぇ程度には
 スレちまってるみてぇなんですよねぇ、僕」

他人に頼ろうとはあまり思えなかったし、自分に出来る範囲が
広すぎたというのもある。
鏡沼創は、正しく“天才”だ。


他者の認識の中に居る“自分”を全て知ってしまう異能を
持つが故に、人間の汚い部分はかなり見てしまっている。
其処に“鏡沼創”が混ざったなら、醜悪な妄想さえも
自身にフィードバックされてしまうのだから。

けれど、この男はそれでも人が嫌いになっていないのだから。
あなたの言葉に頷ける日も、いずれ来るだろう。
(45) 2021/11/05(Fri) 6:21:43
/* 例えば「鏡沼ボコボコにしてぇ」って思った人間が居たら
  『ボコボコになってる(またはボコボコに出来る)イマジナリー鏡沼』が発生するし
  それ実際ボコられたらフィードバック来ちゃう
  まあ、そのレベルなら鏡沼もバカじゃないので即消しするし
  認識に介入して「ボコボコにしてぇ」の方を書き換えるか、そいつの認識から消えます

/* あと、性格に対して鏡沼の体格若干小柄なのは
  酒とか煙草とかえっちぃ事とかその他諸々やり始めんのが早そうだな、っていうのが理由です
  身長の伸び悪くなりそうな事、いっぱいしてそう

/* 寝る寝る詐欺しちゃった。寝ます

/* 鏡沼創、自分の認識を外見年齢30代くらいに弄って、酒・煙草その他諸々普通に買う
  ちなみに、酒は泥酔して異能暴走したら大変な事になる自覚がある為、嗜む程度

  思い付いた設定垂れ流してないで寝ろ。ハイ。
  木霊窓は落書き帳じゃねぇんですよ

神谷 恵太は、一般人だ。
異能抑制剤がなければ『傍迷惑な』一般人だが、今はそうではない。なんの異能も使えないがまともに話せるし考えもできる。普通の人間。

下手をすればつかの間の、上手くやればこの先も続く、平穏な時間を噛み締めながら。
この日も勉強の合間に人探しを──

とか考えていたのに。
なんだか今日もどこかでトラブルが起こっているらしい。
誰かが溺れた?だの。
人が消えた?だの。
空間に穴が開いた?だの。
例の薬のせいだろうか。噂にはすぐに尾ひれがつくし、正しいところは解らないけど、まだ騒動は続いているようだ。

ま、ぼくには関係ないけどね。
どうせできることなどないだろうし。

御旗栄悠は、期待されるのが嫌いだ。
(a28) 2021/11/05(Fri) 13:35:31

御旗栄悠は、期待しない人たちのことが好きだ。
(a29) 2021/11/05(Fri) 13:35:40

御旗栄悠は、期待なしに人々を肯定する。
(a30) 2021/11/05(Fri) 13:36:00

「………………ええ…………」

ぼくには関係ないけどね。そう思ってた。
目の前になんかようわからん穴が開いているのを見つけてしまうまでは。


いやなんか……
良くゲームとかでワープゲートがこんな感じのエフェクトで表示されてるけど、リアルで見ると……
こんなもんに余裕で体突っ込むやつらの気がしれない
って思うな……。怖いでしょ。どう見たって。

…………でもなあ。
ぼくの異能、変化したあとは転移能力がついてたんだよな。てことはコレと近かったりするのか……?
一度入ってみれば何かコツが掴めるかな。でも怖いな。
ゲートの前でうろうろ。一人チキンレース。

自分が嫌いで 世界が嫌いだった。

実の所、周りの評価がどうなろうと、今の自分は好きでいられそうだ。

楢崎大地は、穏やかにおやつを食べている
(a31) 2021/11/05(Fri) 14:34:56

若井匠海は、全くの空想上の物を作ろうとし、"失敗"した。
(a32) 2021/11/05(Fri) 14:56:45

若井匠海は、目の前にある物の再現が一番得意らしい。
(a33) 2021/11/05(Fri) 14:58:43

熱のせいで妙な夢を見た。2足歩行の天馬が大勢でタップダンスをしている。

異能が無軌道に変質している。アパートの下の住民が同じ夢を見た……。

若井匠海は、ふらっと自習中の教室に戻ってきて早速イヤホンをつけた。
(a34) 2021/11/05(Fri) 16:54:45

【人】 鼓動を鳴らせ! 若井匠海

「サボったツケの額、458円。」
これは授業抜けの口止め料として小分け袋菓子を買う男
(46) 2021/11/05(Fri) 17:27:57
鏡沼 創は、冬休み中は一人になるかもしれない。
(a35) 2021/11/05(Fri) 17:48:56

【人】 何処にでも居る 鏡沼 創

>>+24 神谷
あなたが言う所の『余裕で体突っ込むやつら』の一人であり
一際おかしな挙動(>>19)を見せた男は、ふと振り返った。

「一体、何をそんなに悩んじまってるんです?
 この騒ぎを解決してぇって訳でもなさそうでやがりますが」

あなたに対して怒りを表さないのは、既に薬を服用した後だと
知っているからこそだ。
後悔し、自分に助けを求めて来たあなたは、犯人たりえない。
だからこそ鏡沼は、あなたに対していつも通りだ。
(47) 2021/11/05(Fri) 17:59:12
談話室。

だーれもいやしない。
別に用があったわけではないのだが、
これはこれで寂しいものがある。

ふぅむ。こめかみを軽く掻き、室内を占拠する。
今日もまた、影が薄いのは後遺症だろうか。

/* 流石に、本体は突っ込まねぇと思います。幾ら鏡沼でも。
  墓下新入りさんに説明すると、肩書きが付いてるのはイマジナリー鏡沼です。
  
焼きモンブランとイモがミスってなければ。

  『本物』にしか出来ない事と、イマジナリー鏡沼にしか出来ない事があったりします
  流石に、本物はリスポーン出来ません。ちゃんと飛ばされます

  

談話室でお昼寝。ガーゼがあるので肉は書けない。

鏡沼 創は、何処にでも居るが、実は誰も居ない所には居なかったりする。
(a36) 2021/11/05(Fri) 18:48:45

鏡沼 創は、概ね、人の居る所に姿を現す。本当に一人で居る事があるとすれば、それは『本物』の鏡沼創だ。
(a37) 2021/11/05(Fri) 18:56:57

/* 木霊窓の事、飼い主窓って呼べる気がして来た

【人】 綴り手 柏倉陸玖

>>44 >>45 鏡沼
「…どんな異能も、持ち主が制御下に置く事ができなければ。
 どうしたって、大小問わず困った事にはなる。
 それを克服する為に、日夜研究は進んでいるのですよ」

明かされた詳細に動じないのは、自分の異能の事もあってか。
或いは単純に、そんな事もあると理解しているからか。
ともあれ柏倉は。
ままならない現実に、素直に甘んじてやるような人間ではない。

「気軽に訓練のできる異能ではないのは重々承知しています。
 であれば、薬によってある程度弱めた状態から始めれば良い。
 この頃はそういったやり方もあるのですよ。
 少し専門的な所で行うものですから、
 これまでご存知無くとも仕方ありませんけどもね。」

幾度も突き付けられる現実に、内心唾を吐きながら。
それでも。みっともなく、見苦しく、泥臭く。
利用できるものは、全て利用してでも。
ここまで足掻いて来たのが柏倉陸玖という人間だ。

「どのような形であれ、君が克服する事を望むなら。
 俺はその為の道を模索し、そして提示し続けましょう。
 尤も、その道を選ぶかどうかは、君の自由ですが。

 利用するに値すると感じた時だけ利用なさればよろしい。
 俺というものは、結局。前途ある君達の為の
 引き立て役たる影であり、乗り越える為の試練であり
 そして君達に寄り添う相談役、なのですからね。」
(48) 2021/11/05(Fri) 19:00:38

【人】 綴り手 柏倉陸玖

>>44 >>45 鏡沼

「とはいえあの薬はダメですね。
 いえ、それそのものは決して悪いものではないのですが。
 やり方も良くなければ、適切に対応できる用意もない。
 そういった条件下で異能を不安定にすれば。
 それは、こうもなろうというものです。」

そうは言ってもそれはそれ、これはこれ。
生徒会副会長というものは、連日の騒動に対処する側でもあり。
杜撰な体制にそれはもううんざりとしていたのだ。

「ねえ、鏡沼君。
 犯人探しは、やめておいた方が良いですよ。
 少なくとも今は。直接関与した人間達を止めた所で
 他の誰かが犯人になるだけですから。」

それはまるで自分が犯人ではないかのような口振りで。
とはいえ柏倉は、直接関与していたにせよ、していないにせよ。
結局は同じ事をするのだろう。そういう人間だ。

「それでも君が"できるからやる"と言うのであれば。
 俺は決して止めはしませんけどもね。
 何よりも、やり返してやるというのは胸がすくものです」
(49) 2021/11/05(Fri) 19:01:39

【人】 綴り手 柏倉陸玖

>>44 >>45 鏡沼

「けれど、今はもっと優先してやるべき事があるでしょう?
 だと言うのに無闇矢鱈と負荷を増やすというのは
 俺はあまり、得策ではないように思うのですよ。」

今のあなたには、既に随分と負荷が掛かっている。
そのように見える。
今まで生徒会役員として、それなりに接して来た中で。
これまで出す事の無かったボロを出してしまう程度には。

「真に是正すべきは、これを看過し続けた学園側。
 俺は実際の所、実に無力な副会長ではありますが。
 君に代わって苦情を届けるくらいは致しましょう。
 だから君は、今は知り合いの傍に居る事に注力なさると良い」

「幾ら君が、"何処にでも居る"としても。
 心ここに在らずというのは、寂しいものですよ。」
(50) 2021/11/05(Fri) 19:02:05
 守屋

談話室の前を通りかかると、見覚えある姿があった。
近寄るけど、反応はない。
眠っているらしい。

「……風邪引きますよ」

カーディガンを脱いで、その背に掛けておいた。

空き教室だった。人目に付く場所でやるのは憚られたからだ。
いつも人寂しくても談話室にいるのは、何か頼られることがあれば、と。
求められる側であるならと、そこにいた。けれども今は違う。

話は朝に戻る。
手の中にあるものを握りしめる。溢れた血を確かめる、けれど、痛みはなかった。
今までのように痛みを覚えるでもなく、その前に傷は吸い込まれるように消えた。
たしかに其れは、異能の進化した姿なのだろう。
だから、きっと。願って、希望を叶えようとしたのに。
そうは、ならなかった。

【人】 何処にでも居る 鏡沼 創

>>48 >>49 >>50 柏倉先輩
「……そういうやり方もありやがるんですねぇ」

克服したいという意志があったとは言い難い為、異能を
取り巻く昨今の状況については、決して詳しくない。
仮に調べようとしたとして、一介の高校生が知れる情報はそう
多くはないだろう。幾ら、目や耳が無数にあったとしても。

現実を、他人の認識を、在りのまま受け容れ。
抗う事すら知らず、流されるに任せ。
何処までが自分かすらわからない程に、透明な存在。
自分で足掻くという事を知らない──否。
足掻いている事さえ認識出来ないのが、鏡沼創という人間だ。

「望んでるかってのは、正直わかんねぇですが。
 制御出来てねぇってのが問題なのは、理解しちまいました。
 ……となると、公共の福祉に則って柏倉先輩が僕に異能の
 制御を提案するってのは、強ちおかしな話でもねぇですね」

結局の所、鏡沼創は。
道を示された所で、自分の意志で何かを選べる人間ではない。
もし選べる人間なら、実質“何にでもなれる異能”を与えられて大人しく一介の高校生で居る訳がないのだ。
となると、その判断基準は相手。次に公益性。

「信用も信頼も期待も、正直ねぇですがね。
 利用すべきって判断は下せちまいましたよ」

「柏倉先輩、アンタが『自分』ってのをそう定義しやがるんなら
 引き立てられる光やら、乗り越えてく人間やら、寄り添われ
 相談する側ってのは必ず要りやがるんじゃねぇです?」
(51) 2021/11/05(Fri) 21:10:21

【人】 何処にでも居る 鏡沼 創

>>48 >>49 >>50 柏倉先輩
「──犯人探し、でやがりますか?
 柏倉先輩には、僕がそういう事をする奴に見えちまってます?」

口調はふざけているが、声色は一段冷たいもので。
怒りを宿して尚、“鏡沼創”は透明だ。

「誰がやっただとか、やってないだとか。
 別に、どうでもいい話だと思いません?」

一言漏れた言葉にだけ、いつもの口調が混ざらなかったのは。
それが
嘘偽り無い本心だから
だ。

「僕はただ、
 
“鏡沼創”がやったんじゃねぇかだとか

 
“鏡沼創”ならやっててもおかしくねぇだとか

 
“鏡沼創”のせいになりゃいいのにだとか

 
“鏡沼創”がやってたらどうしようだとか

 
そう思う人間が居りゃ、
ご期待に沿っちまう
だけ
ですよ」

こちらもまた、自分が犯人ではないかの様な口ぶりで。

「……ああ、“鏡沼創”に飲ませてやりたいってのだけは御免
 被るんで、その時は流石に反撃しやがるでしょうがね」
(52) 2021/11/05(Fri) 21:12:21

【人】 何処にでも居る 鏡沼 創

>>48 >>49 >>50 柏倉先輩
「しっかし、いやに気遣ってくれやがりますねぇ。
 もしかして、僕に潰れられたら困っちまいます?」

言葉を切って、すっかりいつもの調子に戻る。
不自然な程の態度の切り変わりは、あなたの推測が的を射ている
何よりの証明だろう。

「代わってと言われちまいましても、どういう風に出しゃいいか
 サッパリでやがるんですよねぇ。
 学園側に言いてぇ事がある訳じゃねぇですし。
 柏倉先輩がそうすべきって思うなら、適当にやっちまっといて
 ください。僕の名前は、別に使っちまって構わねぇんで」

最後の言葉に、少し考える様子を見せて

「……そういうモンでやがるんですかね?
 ま、そこまで言ってくれやがるんなら、お言葉に甘えちまい
 ますかね。
 お気遣いありがとうごぜーます、って事で」

その場から、鏡沼は姿を消すのだった。
(53) 2021/11/05(Fri) 21:14:05
牛丸紗優は、今日のお昼はどでか肉まんだった。購買部にある数量限定メニューらしい。
(a38) 2021/11/05(Fri) 21:30:47

/* 狸アピめっちゃしときましたので
  皆さま、ロシアンルーレットのご覚悟お決めあそばせ!

尾関春歌は、お昼休みに鞄を開けた。

ただ学食に行くためにお財布を取ろうと思っただけだったけれど、ふと今朝貰ったドリンクが目について。

食後に飲むのに丁度いいかも、なんて
お財布と一緒に抜き取った。

談話室。

「────…………んが……?
 ……ん〜…………?」

目が覚めると、見覚えのないカーディガン。 
誰のだろう?
案外タブに名前でも書いてないだろうか?
……流石に高校生ともなればなかった。

「…………一体誰が……」

心当たりを思い浮かべる。
……人の良いやつが多くて絞れんなぁ。
すんすんと、鼻を鳴らして匂いを確認する。
なーんもわからん!

寝惚けた頭じゃあ、なんもわからん。
諦めて、大きく伸びをする。あーよく寝た。
目を擦りながら、周りを見る。

……自分と会った後、それを飲んだ友達がどうなったか。

噂話に関心があれば、とっくに耳に入っていてもおかしくはなかったのに。
それでも尾関春歌は知らなかった。

「(今日は朝から会えてラッキーだったなぁ……)」

空になった食器をまとめて、栄養ドリンクの封を切る。
知らない、とは時に罪だ。

昼休み明けの授業中に、倒れて保健室に運ばれた。

今日もふわふわ。熱に浮かされている。

/* 鏡沼創、マジで犯人どうでもいいと思っております
  此処まで一貫して、対応はしまくったけど原因究明はしてません
  何故なら、こいつは妖精陣営なんで……自分が死ななきゃ原則それでいいんです
  透くんの件には腹立ってるけど、犯人ぶちのめしたいとかは別にない
  もう、何を望まなくとも降り掛かる火の粉なら、全力で返す気になっただけ
  役職が無差別テロだからね……。

/* 木霊窓あまりにうるさいよね。ソロ窓なのにね
  狼窓追いにくそうで、ごめんなさいの気持ち

【人】 綴り手 柏倉陸玖

>>51 >>52 >>53 鏡沼
「はは、仰る通りです。
 手の掛かる子ほど可愛いとはよく言ったもので。
 こういう立場を選んだ以上、必要としてくれる人が居なければ
 結局俺の居場所なんて何処にもありませんから。
 つまり、こうして気遣うのは。結局は自分の為という事です」

柏倉は、日頃から必要とされる為の努力をしているつもりだ。
その為に副会長という立場を選んで、
その為に、誰もが頼れるものであるように振る舞っている。

「けれど、それと同時に。
 知り合いが困っていたら助けたいと思うのは。
 それって別に、誰しも当たり前の事だとは思いませんか?」

だからと言って、"自分"を蔑ろにしているわけではない。
寧ろ、それこそが自分なのだと開き直ってさえいる。
そう定義している。きっと誰もが呆れ返るほど頑固に。

「とはいえまあ、釘を差しただけですよ。
 世の中言われなかったからと好き勝手する馬鹿も居るもので。
 そう仰るのなら、こちらも"適当に"やっておきますとも。
 ですから鏡沼君も、"上手くやって"くださいね。」

そんな言葉と共に、いつも通りに姿を消す後輩を見送った。
結局の所。
たとえその理由が、周囲の為に、であったとしても。
総合的に判断し、去就を"選んで"いるのは、『鏡沼創』だろう。
柏倉陸玖は、そのように認識している。
(54) 2021/11/05(Fri) 22:07:38
 守屋

「……ああ、起きたんですか。先輩」

談話室の窓から外を見上げていた僕の姿が目に入るだろう。
カーディガン惜しさに起きるのを待っていた訳じゃない。
飽きるまでは、と言ったから。ただそれだけだ。

「寝るならベッドにした方がいいですよ。
 また保健室の世話になりたいんですかね」

真っ先に小言を言った。
冗談でも何でもない、ただの皮肉だ。

 朝日
「────なんだ朝日か」

げぇぇと、苦々しい顔。
人がいると思わなかった。
蛮行の一部始終を見られていたかもしれない。
また、先輩の尊厳ポイントが減っていそうだ……。

「……急患でもないもんが、
 ベッドを独占するわけにはいかんだろう
 それか、寮に戻れと暗に言ってる?
 その時は、下校の放送はお前に任せるよ?」

これはあなたのかと、カーディガンを指し示す。
そうであるなら、小さく畳んで献上しよう。

 鏡沼

「うわびっくりした。
 あっ、鏡沼先輩。丁度良かった、探してたんです。
 この間は迷惑かけてすみませんでした」

お前本当にこないだの神谷と同一人物か?

ってくらい流暢に話す。いや実際には普通レベルなのだけど。

「何かを解決するとかそんな烏滸がましいことは
 考えていないんですけど。
 目の前にいきなりコレがあったもんで……。
 入ってみるべきかどうか迷ったっていうか」

 守屋

「僕ですけど。何か問題でも?」

カーディガンも僕のです。
畳まれたものも気にせず、僕はさっさと袖を通そうとして。

「下校の放送を任されたくないから、そうならないように寝る場所は選べと言ってるんです。
 あと先輩は僕じゃないんですから、匂い嗅いだところで何も分からないと思いますよ」

袖を通すのをやめた。
先輩のお陰で僕が変態みたいじゃないか。

 朝日
「やっぱ見てんじゃん」


現実は非常である。
机の上に手を組んで項垂れよう。
ただのポーズだけど。

ふぅ。

「……そういえば朝日は
 クラスの方で競技に出たりとかするんだっけ?」

することもなければ、名前の通り談話することにしようか。
今日は静かだ。

【人】 何処にでも居る 鏡沼 創

>>+33 神谷
「おっと、驚かせちまいましたかね?」

普通は人間がリスポーンしてたら驚くし、リスポーンしてた
人間が話し掛けて来たら更に驚くだろう。

「迷惑って言うほどの迷惑は掛かってねぇですから、別に
 気にしねぇで構わねぇですよ。
 しっかしアンタ、意外と普通に喋っちまってますねぇ?
 あん時は、例のアレで意識朦朧でやがったんです?」

「解決する気もねぇのに、入ろうとしやがってたんです?
 中々、正気じゃねぇ事言いやがりますね。
 何か理由でもありやがるんです?」
(55) 2021/11/05(Fri) 23:45:34

【置】 保健委員 白入 熊

「……貝く〜ん。聞いてくれる?」

ある夜。
寮の部屋で一匹、水槽に向かって話しかける熊。
透明なガラスの中で、ぷくぷく泡が立っている。
大きな身体を丸めて、隅っこで貝と一緒。
静かな夜を、大きな影と小さな影で分け合っていた。

「最近みんな静かでね〜、休んでる子とかもいて。
 凛子ちゃんが休み始めてからかな。
 そこから急に、お薬の噂が広がって」

異能が強くなる薬。
体育祭を前にしてかどうか、
強くなりたい子たちがたくさんいるらしい。
のんびり屋の自分には、闘争心ってものがわからない。
ちょっとだけ、その熱意に憧れる気持ちがあるのは本当だ。
(L0) 2021/11/05(Fri) 23:56:04
公開: 2021/11/06(Sat) 0:00:00

【置】 保健委員 白入 熊

「でもね、お薬がどんなものかわからないし、
 みんなには危険な目にあってほしくないんだよ。
 けれど、ぼくには難しいことはわからないからさ」

効果とか、副作用とか。そういうもの。
知らずに飲んだ子だっているだろう。
何かしたくても、ぼくのハグは
苦しくなった子にしか大きく効かない。
それがちょっぴり寂しくて悲しい。

「ぼくはみんなに元気でいてほしいなって思うんだ。
 だから朝も、玄関の近くで
 元気のない子をぎゅってするようになったんだけど」

ふわふわして、もふもふして、それで幸せが増えたらいいな。
朝のハグ活動は、そんな小さな願いから始まっていた。

「それからすぐに動物いっぱいの騒ぎが起きて…
 あのときに貝くんと会ったんだよね。
 仲良しのお友達ができて嬉しかったんだあ」

道でばったり出会ったきみと、ぼくはここまで仲良くなった。
日々の変化っていうものは、悪いことばかりじゃない。

良いこと、悪いこと。
それがミルクとコーヒーみたいに混ざり合ってる。
(L1) 2021/11/05(Fri) 23:56:28
公開: 2021/11/06(Sat) 0:00:00

【置】 保健委員 白入 熊

「ぼくの知らないところで、きっと色んなことが起きてる。
 わからないことは、わからないままなんだけど……
 それでもぼくにできることって、あるんだよ」

また光樹くんの手料理が食べたいな。
また陽菜ちゃんの放送が聞けてよかった。
また、みんなの元気な姿が見れればそれで良いんだ。

慣れないことをいっぱい考えた頭はふわふわしたまま。
ぷくぷく泡立つ水の中で、
貝くんがずっと聞いててくれるからほっとした。

「だから体育祭の準備を頑張って、
 頑張りすぎてる子をぎゅってして、
 最後はみんな笑って楽しいお祭りにできたら、
 とってもハッピーだよね」

そのために、ぼくが一番元気でもふもふしてなくちゃって思う。

「聞いてくれてありがと、貝くん。
 また明日も、素敵な一日にしようねえ」
(L2) 2021/11/05(Fri) 23:57:02
公開: 2021/11/06(Sat) 0:00:00
白入 熊は、今日も、明日も、明後日も。白くて、もふもふで、ふわふわだ。
(a39) 2021/11/06(Sat) 0:00:00

 守屋

「……」

そりゃ見ましたけど。
どうしてくれるんですか、このカーディガン。
先輩に責めるような目を向ける僕だけど、明らかに前髪が邪魔だった。

「はあ、体育祭の話ですか。
 残念ながら。教室の隅で本を読んでるようなやつを競技に推薦する奴はいませんよ」

というか、それを望んで隅にいた。
残り物に福があるならと、精々推薦されて借り物競争くらいだ。

「サボろうかな、体育祭……」

異能がバレた今となっては、どうなるか分かったものじゃない。

牛丸紗優は、そう信じているし、そうなるように祈っている。
(a40) 2021/11/06(Sat) 0:12:48

そう言うならね、と言ってほんの僅かに笑った。

今日一日だけは、ちょっとだけ、満たされている。

鏡沼 創は、まだ迷っている。信じるべきか、否か。
(a41) 2021/11/06(Sat) 0:30:51

 鏡沼

「いえ、あの後柏倉先輩に、異能絡みで……
 カウンセラー? 医者? の方を紹介してもらって。
 普段喋りが下手なの、異能に頭取られてるからってのも
 影響してるってんで色々してもらったんです。
 それで今は割と喋れてる感じで」

つらつらっと言い放つ。
大丈夫。このストーリーだけは何度もさらった。
演技の経験なんてありはしないが、そこそこ自然に聞こえるだろう。何せ以前の喋りがアレだし、それに比べれば。

「……ぼくの異能、空間に作用する部分もあるらしく。
 コレも空間に作用してるじゃないですか。
 通ったらなんか……感覚的にピンとくるかな、って。
 ちょっと思ったってだけですよ。
 実際入ってないでしょ」

/* 急にバタバタして、反応鈍ってしまいましたの謝罪。
  しかし、謎空間に躊躇なく踏み込んでリスポーンする人間にだけは 
  「正気じゃねぇ」とか言われたくないと思います(真顔)
  正気じゃねぇのはどう見たって鏡沼創の方。

 朝日
「……」

視線を感じたような気がする。
気付かないふり……。
…………苦笑い、を浮かべた。

「それは困るなぁ……
 競技だって楽しんでほしい
 高校二年生としての体育祭は、一度きりなのだから
 カッコいいところ見せてくれたら実況してやるからよ
 ……いや、一番は放送部としての仕事をだね?」

【人】 何処にでも居る 鏡沼 創

>>+37 神谷
「あー……、異能に頭取られてたから、ああいう喋りで
 やがったんですねぇ」

あなたの言葉に、納得を見せる。
実際に、鏡沼の異能も脳のリソースはかなり食う方だ。
そのせいで、実は寝起きがとても悪い。
自身は処理能力でごり押し出来てるとは言え、似た異能の
あなたがああなっていたのも、無理からん話だと。
加えて、我らが副会長が絡んでるとなれば、尚更だ。
きっと自分に焼いた様な世話を、あなたにも焼いたのだろう。
鏡沼からすれば、今の説明に不審な点は見受けられない。

「別に、咎める気なんてねぇですよ。
 何なら、同行しやがりましょうか?
 僕はこれ、一人じゃ通れねぇんですよね。
 空間系の異能じゃねぇんで、力にはなれねぇでしょうが
 一人じゃ踏ん切りがつかねぇんでしたら。
 普通に入ったら分断されちまう可能性もありやがりますが
 僕なら、それもねぇ筈ですし。
 無事帰って来られるって保証は出来ねぇですが、命綱の
 代わりくらいは出来るんじゃねぇですかね」
(56) 2021/11/06(Sat) 1:05:09
 守屋

僕は嘆息して、先輩の苦笑いを見た。
いや、そもそも貸した僕も後先を考えていなかった。
嗅覚がいいのも考えものだ。

「嫌ですよ。目立ちたくないんです、僕。
 それに今更、カッコイイも何もないでしょう。
 僕ですよ?」

精々先輩に振り回される程度がお似合いだ。
何故か誇らしげな勢喜の顔も浮かんだ。本当に嫌。


「放送部の方は、まあ。
 先輩の言う通りですけど」

とはいえ準備や片付けの方が僕はやる事が多そうだ。
当日僕が働くとすれば何かハプニングでも起きた時と思う。
ない方がいいのは違いない。

 朝日
「今さら、なんて言葉はないぞぉ
 いつだって、変われるのは自分次第
 ……
なれよ! カッコいい自分!


囃し立てるように盛り立てる。
とはいえ賑やかし程度なので、無理に強制することもなく。
……出来ることなら、みんなが輝くところが見たいがね。
私にとっては、一緒に参加できる最後の体育祭だ。

「……ふふ、楽しみだねぇ」

立ち上がり、窓の方へと足を運ぶ。
隣に並び立ち、校庭を眺める。
疎らではあるものの、運動する生徒たち。
どれも、当日のための準備。……実るのが楽しみだ。

ふわふわな夢を見る。

 守屋

「……無茶言わないでください」

隣に並んだ姿を見て、短く息を吐く。
まあ、元気そうで何よりだ。
早いところ、頭のガーゼも取れてくれれば尚いいんだけど。

もう一度、窓の外を見る。
グラウンドに、数日前の自分を幻視した。
それそのものをもうどうにか思うことはない。
良い気もしなければ、悪い気もしなくなった程度には昇華したつもりだ。

「それじゃ、僕は行きますよ。
 次は目を覚ました時、僕以外の人がいるといいですね」

なんだ、なんて言うくらいだし。
先輩の返事も聞かず、窓際から離れた僕は談話室を出る。

体育祭を楽しみにする、その呟きには触れなかった。
台無しにするような言葉しか、僕は吐けそうになかったから。

若井匠海は、先生から肩を叩かれる日を暢気に待っている。欠伸をしながら
(a42) 2021/11/06(Sat) 2:59:00

/* 諦め悪く、鏡沼創が死ねる可能性を探っているアカウントがこちらでございます

/* 今日は珍しく静かなお嬢様でございますわ!
  毎日昼辺りまでお話ししておりましたから、皆さま限界かと思っておりましたのに
  どこかに元気なお嬢様がいらっしゃるんですのね!?

ビート板を使いつつ、プールで息継ぎの練習をしている。

鏡沼 創は、焦った様子で走り出した。
(a43) 2021/11/06(Sat) 9:12:48

世良健人と世良風磨は、入学したときから一部では話題になっていた。
といっても、特別に彼らが目をかけられていたとか、有能だったわけではない。
新しい環境で生活していくにあたって、双子のサッカー部員というのはやや話題性があったのだ。
それは例えば全校生徒から、だとかいう大したものではない。
そのほとんどは同じサッカー部員や同じ一年のミーハーな女子によるもので、
つまり二人は、おおむねセットで扱われることが多かったのだ。

運動神経抜群で、空を飛ぶ異能を駆使してルールの範囲内でのトリッキーなプレイをする弟。
チーム全体のメンターとして働き、マネージャーとして治療の異能を使う兄。
サッカー部の中で二人の存在は必要なものになっていった。
一つのプレイにかける思いとしても、次の世代へ移り変わるにしても。
ヒーローめいた活躍をしてみせる弟も、縁の下の力持ちの兄も、
どちらもあるからにこその稲生学園サッカー部だと、そう思われるようになっていった。

二年の秋、ちょうど今から一年前。
異能格闘のメンバーに選ばれた風磨は、サッカー部としての練習に加え、
自らの異能を使った効果的なプレイを身につけるために日々研究に励んでいた。
当然体に無理を強いるような練習を続ける健人はそれを止めようとしたが、
「一世一代の大舞台かもしれないじゃん」と、風磨は隠れて練習を続けていた。

大会に向けて追い込みも兼ねた、練習試合の最中だった。
全力を出せるように打ち込んだ風磨は、後半あと少しでポイントを稼げるというところで、
"発作"を起こして倒れてしまった。

風磨は先天性の心臓病を患っていた。
健人も、サッカー部のチームメイトも、顧問も、もちろんわかっていた。
だからサッカー部の練習や試合では彼に無理をさせないように気を遣っていた。
兄に監督させ、練習の息抜きはしっかりと行わせ、体への負担を少なくさせた。
それを加速させたのは、異能格闘に選抜されたという期待だった。
きっと、嬉しかったのだと思う。選ばれたということ。認められたということ。
そして、一世一代の大舞台に、自分の全てを賭けられるかも知れないという、願い。
光り輝くような栄光への道に、体は耐えてくれなかった。

世良健人が医学部を目指すことを担任の教師へと宣言したのは、その頃だった。
年頃の男子らしい遊びに興じたり、こっそりゲームセンターへ抜け出したり、
女子となんとなく交友に勤しんでみたりする、そうした十代の若者らしさは抜け落ちた。
目標が出来てしまった。それが良いことかどうかは、他人にはわからない。

世良風磨は寮生活を止め、自宅での療養に専念した。
今は保健室登校の形になり、調子のいい時は教室での勉強も許された。
細かな手術のある前後は、入院のために登校さえ難しくなり、部活動は辞めたらしかった。
もともと双子で使っていた寮の部屋は、ひとりきりの部屋になってしまった。
不自然に空いた同室募集があったのは、そうした理由があったからだった。

ともかく、二年の秋、体育祭の前。一年前の風雪が。
二人の兄弟の行路を変えてしまったのは、かつてあった、小さな動きだった。
誰もが知ることじゃない。けれど、隠されたわけでもない。
よくある話だった。

異能を以て弟の病気を治すことは出来ないだろうかというのは、何度も試みたことだった。
小さな頃から、学園という場で異能の可能性を見てから、一年前のあの時から。
試みが実を結ぶことはなかった。複雑な病理の前では、異能の力は無力だった。
医者が言っていた言葉が何度も思い出される。
残念ながら、既存の方法を以て一定の回復を見ていくのがせいぜいでしょう。
特別に効果的な方法が開発されるそれまでは、今の彼の望みを可能な限りで優先させましょう。
可能な限りというのはつまり、過度な負担をかけたり、危険の大きい方法は避けるということです……

地道な治療を続ける横で、地道な勉強を続けるのが償いであり、望みになった。
出来事は双子の人生を変えた。自分の力で歩み続けることが、希望への道だと知った。

けれどももしそれが覆せるものがあるのならば。
ちょうど感傷的になりかけた秋の頃、耳に入った噂は少しの誘惑として兄を揺さぶった。
もしも、自分の力に新しい芽吹きを得て、今まで出来なかったことが出来るようになったなら。
怪我や火傷ばかりではなく、病気さえも治せるようになったのなら。
そんなことはない、ないのかもしれない。そんなリスクに自分が賭けちゃ、意味がない。
わかっていても、健人の背中を後押ししたのはごく優しいひと押しだったから。
少しだけ信じてみようと、思ってしまったのだ。

薬を飲んで、一日、二日。
ゆっくりと花開くように、効果は表れたのだ。

朝起きて、カッターの替刃を折ったもので手のひらを傷つける。
握りしめれば傷が出来る。それはいつもどおり。なぞれば、傷は消える。それもいつもどおり。
それを繰り返して、繰り返して。日に何度も、一時間のうちに何度も確かめて。
今か今かと、効力が出るのを待った。何かの変化があることを待ち続けた。
握りしめた手のひらの中から痛みさえも消えた時、急いで自転車を漕ぎ出したのだ。

家に入り、まだ起き出してもいない家の中に駆け入って、弟の傍に駆け寄った。
叩き起こして手をかざし、何度も質問を重ねた。
違和感は消えたか。痛みはないか。いつもと変わったことはないか。
苦しくはないか、楽になったりしてないか、いつもと変わったことはないか。
無理を強いて説得をして、説明をして、病院にまで連れていかせた。
親にも、弟にも、保健室の先生にも拝み倒して、その日の予定を変えさせて。
困り果てた医者の返答としては、病状に変化はないと。
事情も話せないまま、けれども必死な形相の健人を見て、医者は優しく言ったのだ。
不用意な行動を叱りつけたりもせず、残念だけれど、と。

時刻は夕方に戻る。
午後からひとり登校して、なんでも無いようすの学校を見上げる。
正確にはもう少しばかり騒動に見舞われていたけれど、対処できない問題ではないようだった。
誰かの何かが変わって、手を差し伸べて、変化を抱きしめて明日へと歩んでいく。
そういう優しいものが、あったのだろう。
自分は、何も変わりはしなかった。
異能が進化を遂げても尚、痛みさえ治し切るほどになっても、無力なままだった。

からすの声がかあかあと降り注ぐ。
秋空が暗んでいくのは早くて、練習や外作業の生徒がばたばたと戻るのが聞こえる。
それでもなお、まだ何も変わらないのだ。自分に出来ることはなかったのだ。
暮れていく空が色を失っていくのが、夕焼けが熟れて黒くなっていくのが、
無性に苦しく、寂しい思いを胸に呼び起こした。

最初は腰掛けた机を蹴ったくらいだった。足先は痛みもなかった。
蹴り倒して、跳ねた足が自分の脚を掠めても、傷もなく痛みは感じなかった。
教室のスペースを空けるために組んで積まれている机を蹴ったら、崩れてしまって。
決して軽々ではない重みが顔を掠めても、傷はなかった。シャツが破れたのに。
机を両手で持ち上げて、思い切り叩きつけた。大きな音を立てて、パーツは外れた。
幸いネジ留めの部分が折れたくらいで、修復は可能そうだった。
けれども吹き飛んだ上側のパーツは壁を少し凹ませて、その勢いでジャケットとシャツを薙いだ。
普通だったら少しくらい切り傷のようになってもおかしくないのに、それもなかった。
思い切り叩きつけたにも関わらず手の痺れもなく、関節も柔らかく動いた。

なんにも手ごたえがない。なんにもならない。
何をしたって痛みも疲れも感じないし、何も変わりはしない。
それが無性に苦しいような、空しいような、どうしようもない心地を呼び寄せて。
三年生用の階、空き教室の静けさ。生徒たちの騒々しさのせいで、お互いに何も届かない。
空っぽで、息苦しくて。
だから、空き教室の窓ガラスを、思い切り叩き割ったのだ。

素手でガラスを割ったのに、怪我一つ無かった。

【置】 綴り手 柏倉陸玖

 
いつかは少々空っ風の吹き込んでいた教室。
割られた窓は、今や傷一つ無い。
修復に適した異能者の手によって、
おおそよ"完全"な姿でそこにある。

手袋を外して、それに触れる。
何も変化は無い。
この異能は、そこにある傷にしか影響を及ぼさない。


結局の所は、そういうものだ。
得てして直す、或いは治す異能というものは。
初めから"そうである"ものには対しては、
どうしようもなく無力でならないのだろう。

こんな身に余る大層な力をくださるのなら。
もう少し夢を見せてくれればいいのに、と思う。
世界というものはどうにも残酷で、現実は何処までも甘くない。
(L3) 2021/11/06(Sat) 17:33:06
公開: 2021/11/06(Sat) 18:00:00
柏倉陸玖は、無力な副会長だ。
(a44) 2021/11/06(Sat) 17:33:14

【置】 綴り手 柏倉陸玖

 
けれども、大人しくその事実を受け入れて
しおらしく諦めてやるほど、柏倉は殊勝な人間ではない。
異能が頼りにならないのなら、他の道を模索し続けるまで。
死んでも全てを諦めて泣き寝入りなどしてやるものか。

だから、手の掛かる、それでも諦めない人間が好きだ。

無力な自分に縋ってでも、現状から抜け出そうとする人間が。
心の底で理不尽な現実や気に食わないものに唾を吐きながら、
それでも利用できるものは何だって利用する。
たとえどれだけ傷を背負い込んでも、執念だけで立ち上がる。
そういう人間にこそ、手を差し伸べようと思うのだ。

そうしてみっともなく、見苦しく、泥臭く足掻いて。
いつか彼等がざまあみろと現実を見返してやれる時が来たなら。
その時はきっと、自分の努力も救われたような気になれる。
そんな自分勝手で独り善がりな希望。

結局の所、全ては自分の為の事。
あの薬は、あなた達の存在は、異能というものは。
憎たらしくも、忌々しくも。
それでも紛れもなく、自分にとっての希望なのだ。
(L4) 2021/11/06(Sat) 17:34:33
公開: 2021/11/06(Sat) 18:00:00
柏倉陸玖は、これからもそうなのだろうと思う。
(a45) 2021/11/06(Sat) 17:34:40

/* 置き手紙やってみてぇな〜〜〜〜〜って思いつつも、実質この窓が
  『墓落ちしたら見られる時限式置き手紙』の役割を果たしてくれてるので
  特にそんな使うべき場面が思い付かない……。
  今日のラストに首吊狸ロール入れるかどうかってくらい

/* 木霊窓の私物化良くない。猛省します
  でも人間、誰かが聞いてくれてると思ったら呟いちゃう生き物なんだ
  だからTwitterに常駐しちゃったりするんだ
  流石に、役職予想関連とかは独り言でやっておりますがね

/* 柏倉先輩のスタンス凄く好き
  えっ、最後のロシアン、この人に当てちゃう可能性があるんです?
  そんな事になったら、焼きモンブランとイモが焼けるどころか消滅しますが?

  と言うか、鏡沼創に関わってくれた人皆大好き
  こんな概念みたいな男に付き合ってくれて本当にありがとうの気持ち

午後の授業には出られそうだ、目隠しして、ジャージ姿で

/* 本当は全員に絡みたかったけど、恋窓勢が(あと多分狼窓勢も)割と潜航気味でタイミング掴めず
  あと焼きモンブランとイモがザコイモなので、全には絡めませんでした! キャパの死
  Who秘話は透くんしか出ないもの……。

自分の道を見つけている。だからこれは少しの誘惑で、而れども少しは辛いのだ。

/* 鏡沼創は割と本当に概念みたいな男なので、人によって結構見えてる面違うと思います
  一応、焼きモンブランとイモ的には、絡みあった墓下勢で言うと

  勢喜くん:(役職的にも)信頼度だけカンストしてる鏡沼創
  朝日くん:同士であり友人である鏡沼創
  守屋先輩:救えそうなくらいの弱さがあって、最終的に救える鏡沼創
  神谷くん:言動がヤベェし怖い先輩な鏡沼創
  透くん:欲しかった理想の友達としての鏡沼創 → 手に入る鏡沼創
  
こんな感じ。
シオンくゃんや市川くんと話したのが、“凡そ一般的な生徒が抱く鏡沼創のイメージ”に近い鏡沼創です
少なくとも、焼きモンブランとイモはそのつもりでやってました
墓上勢に対しても此処に書き散らかしていいかは悩むんで独り言にします

御旗栄悠は、薬を勧められた。
(a46) 2021/11/06(Sat) 18:43:51

御旗栄悠は、とりあえず悩むことにした。
(a47) 2021/11/06(Sat) 18:44:08

 鑑沼

「同行……、いや、止めときます」

判断は早かった。
歪んだ空間から離れ、息をひとつ吐く。

「ひとりなら兎も角。
 先輩まで巻き込んで何かあったら、
 ぼくが他の先輩方に殺されますよ。
 先輩の異能がどんなもんか知りませんけど、
 空間系の異能じゃないなら、下手したら
 戻ってこれなくなるかもしれませんし」

そして先輩にこの話をした以上、自分が帰ってこなかったら先輩は何かしらアクションを起こすだろう。
二次被害を増やす訳にもいかない。
となれば必然、選択はこうなる。

「むしろ先輩こそ、意外ですけど。
 ここは止める場面じゃないのかなって」

【人】 何処にでも居る 鏡沼 創

>>+47 神谷
あなたの言葉を聞いて、鏡沼創はおかしそうに言った。

「あはは、殺される事はねぇんで安心しやがってください。
 僕は絶対に巻き込まれねぇですから。
 此処に居る僕は、分身みてぇなモンだと思ってもらえば
 話が早えぇですかね?
 納得出来ねぇってんなら、もうちょい説明しちまいますが」

           ・・・・・・・・・・・・・
「ん? そりゃアンタが止められてぇとは思ってないからじゃ
 ねぇですかね?」
(57) 2021/11/06(Sat) 19:13:23
/* レス来ると思ってなくて長文独り言書いてた愚か

はしゃいだところで、一番にはなれないのだ。結局、状況は変わらない。

/* 噛みですがこれどうしましょうか 御旗くんが吊られる事ですし、俺か若井くんが噛み入れておかないとですよね。どうしましょう?もう時間もギリギリだし任意でいいでしょうか?

※墓下も合わせてこれが見える1人はGMさんがいると想定して

/* 鏡沼創、態と一番にならないようにしてるくらいの最悪の天才だったから
  市川くんもっと絡みに行ってもよかっ……いや、明らかに地獄を増やしてしまう事を考えると
  これでよかったんですかね?

/* 助かります〜!!! GMなのですが(覇王)、白入くん、楢崎くん、牛丸ちゃんからそろっと選んで噛んでいただければよいかと

/* GMさんだ!了解です。もう襲撃連絡も必要なしでいいでしょうか?(エピローグ入りでしょうし)それならもう俺と若井くんでその三人から好きな子選んでランダムに任せてもいいかも知れないですね

/* ですね。エピローグ後に襲撃関連のロールやったりとかもアリです。よろしくお願いします〜〜

鏡沼 創は、今日も何処にでも居る。 ……が、いつもよりは大分少ない。
(a48) 2021/11/06(Sat) 19:27:30

/*
念のための居ます!のご報告をば。
こちら特に指定御座いません、この後中身が席を外すかもなのでお伝えを…(既ににコミット済)

/* アクションやら白窓やらに匹敵しかねないくらい呟いてるソロ窓って気持ち悪いな…と思いつつ
  ロシアン発動があるんで落ち着かないんです助けてください
  正直見てみたいとか言ってすみませんでした
  発動しないもんだと思って舐め腐ってたんです許してくださいザコイモです

  あと、ソロール置くような状況でもないんだよな鏡沼創が
  今、鏡沼創が何したいのかわからん
  いや、設定上そもそも「何したい」がほぼ無い男なんだけど
  ロシアンのせいで、どんなロールすりゃいいかももうわからんくて終着点はどこ

/* コミットは確か実は更新後に……しないといけないはず……!(なので21時にはコミット入れる数分の時間は取れるようにしておく方がいい…)ただ襲撃は別に本当にランダムになるだけなので若井くんも3人からセットしていてくれたらいいかと〜!

/* 御旗くんは殺さなくても死んでくれるはずなので
  それ以外の6人全員、それぞれ殺ってしまった場合を考えようとしたのですけれども
  白入先輩入ってる時点でオエッてなりませんこと? なりますわよね?

 鏡沼

「何一つ話は早くないですけど。まあいいや。
 鏡沼先輩はニンジャ。理解しました」

理解したのか?

「…………?
 ぼくの思考を読み取って反応してる……
 ってことです?
 それって、テレ……」

問いかけたとき、頭の後ろのほうがずきり痛んだ。
……思考を読み取る、と言う言葉からなにかが繋がりかけたのか。なんにしてもこれは止めておこう、と首を横に振る。

/*
あれそうだったんですか!それは失礼しました…!急ぎの用事ではないので多分時間取れると思います。
此方からも誰かに一つ入れておく、成程了解です。お手数おかけしました…!

【人】 鏡沼 創

>>+48 神谷
「ま、ニンジャにもなれるって意味じゃ、間違いはねぇですね」

実にさらっと、とんでもない事を言って。

「テレパシーって言うよりは……あ。
 もしかして、神谷はわかんねぇんですかね?
 『自分が今、相手にどう認識されてるか』っての」

似た異能を持つが故に。
この男は至極当たり前の様に、あなたにもそれが出来るもの
だと思っていたのだ。
(58) 2021/11/06(Sat) 19:52:28
/* ぐちゃぐちゃ考えてたら5敗目を喫しました

 鏡沼

「いや分かるわけなくない?」


敬語がどこかに飛んだ。

「え? 分かるんですか?
 分身的存在全部で見たり聞いたり? 考えたり?
 なに? チートか?

 ぼくだってそもそも誰に見られてるとか
 どう見えてるかとか分かるならもう少しこう……
 
悪いことも考えますけど。

 そうじゃないから困ってたわけで」

【人】 何処にでも居る 鏡沼 創

>>+49 神谷

「えっ、わかんねぇんです?」


こっちはこっちで驚いている。
珍しく、普段細められてる目が開いて紫色が見える程度には。

「チートっつうよりは、増殖バグでやがりますが。
 見たり聞いたりは出来ちまいますね。
 尤も、何処にでも居られる訳じゃねぇですが。
 こん中にだって、一人じゃ入れねぇですから」

と、件の扉を指し示す。

「しかし、わかんねぇなら、そりゃ思う様にも出来ねぇですし
 薬の件がなくても日常に支障出まくりじゃねぇですか。
 ま、僕はそのせいで“自分”って言えるモンがほぼねぇんで
 してぇって程の事もありやがらねぇんですがね」

わかるという事は、アイデンティティの喪失に繋がりかねない。
出来る様になった所で、あなたの救いになるかは疑問だ。
(59) 2021/11/06(Sat) 20:11:41
 鏡沼

「……増殖、バグ……?」

あれは小説だったか、漫画だったか。
たぶん最近のやつじゃない、SFものだったと思う。
何人もの自分に分かれた後、『自分たち』の間でいさかいが起こり、殺し合いにまで発展する話。

そうだ、あの話でいさかいが起こった理由は──

「あの、鏡沼先輩。
 先輩は、『どれが本物か』って分かるんですか?
 記憶とか経験は、どうなって……?」

そもそも。
目の前にいる鏡沼先輩は、本当に鏡沼先輩なのだろうか。
自分は今、誰としゃべっている……?

一歩、後ろに下がる。

人は理解できないものを見ると、思ってしまうのだ。
『気持ち悪い』と。
それは神谷とて例外ではない。

【人】 何処にでも居る 鏡沼 創

>>+50 神谷
「……一応、『本物』って言えるモンはありやがりますよ。
 出来る事・出来ねぇ事ってのが異なっちまってるんで。
 記憶や経験は、全部その『本物』にフィードバックされて
 ますから、齟齬が出たりはしやがらねぇです」

それは、全てを並行処理出来る処理能力があってのものだ。
この処理能力も異能の一部なのか、必要だから開花した才能
なのかは、鏡沼自身にもわからない。
処理出来るのが、鏡沼にとっては当たり前というだけの話。

鏡沼創は知っている。
あなたに自分が
『気持ち悪い存在』として認識されている
事を。
(60) 2021/11/06(Sat) 20:34:34
/* どうも、アオハル村のホラー担当です

/* しかし、秘話返信見落とししてそうでドキドキする
  してたら後で土下座しますごめんなさい
  鏡沼創は驚異の処理能力を持ってますが、PLはザコイモのため……。
  この人数でさえPLは潰れそうなのに、どうなってるんだ鏡沼創

/* 柏倉先輩撃ち抜いたら千切れるよ

/* 勝手な予想だけど、許さんだと思ったため……。
  ザコイモはホラー担当

/* 柏倉先輩の気遣いを無にしそう

/* 違ってたら笑ってください

ピンポンパンポーン

『もうすぐ下校時間になります
 校内に残っている生徒は作業を中止し、
 速やかに下校の準備を始めてください』

『繰り返します』

『もうすぐ下校時間になります
 校内に残っている生徒は作業を中止し、
 速やかに下校の準備を始めてください』

ピンポンパンポーン

 鏡沼

「そう、なんですか……」

異能なんてそもそもが訳のわからないものであるが。
自分のそれも他人に言わせれば気持ち悪いもので、自分だってそう思ったりするが。
それにしたって、眼前の人間は。

「……や、すみません。
 なんか込み入ったことを聞いちゃって」

更に一歩、下がる。
生理的嫌悪に近い何か。神谷の中にあるのはそういうもの。
踏み込んではいけない気がする。
頭の奥の蓋がかたかた揺れている。


無意識にポケットの中身をまさぐった。
まだ薬はある。まだ、……何錠かは。

若井匠海は、帰る間際、軽く振り帰って虚空に手を振った。「じゃ、また明日!」
(a49) 2021/11/06(Sat) 20:57:10

 




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若井匠海
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永遠の命題だ

鏡沼 創
7回 残 たくさん

此処に居たい

白入 熊
2回 残 たくさん

秘話〇もふもふ

柏倉陸玖
14回 残 たくさん

手の掛かる奴。

普川 尚久
10回 残 たくさん

戻りました秘○

犠牲者 (10)

椿屋凜子(2d)
0回 残 たくさん

 

竹村茜(3d)
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朝日元親(4d)
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秘話〇

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2回 残 たくさん

 

市川 夢助(6d)
0回 残 たくさん

全が、遅

笹原絵莉(6d)
0回 残 たくさん

諸々○入眠

世良健人(6d)
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未来は手の中に

尾関春歌(6d)
0回 残 たくさん

えへへ…/秘話○

織田真宙(6d)
0回 残 たくさん

 

楢崎大地(7d)
2回 残 たくさん

 

処刑者 (6)

勢喜光樹(3d)
0回 残 たくさん

余裕少

神谷 恵太(4d)
4回 残 たくさん

 

守屋陽菜(5d)
0回 残 たくさん

最後の体育祭だよ

透 静(6d)
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