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【人】 紅玉の魔女 ルービナさて、返事を書きましょう [ 時間と場所の了承と 用意できそうな細かな材料は こちらで揃えると付け足す。 一番大事なのは場所と特定の素材なのだから 最後に会える日を楽しみにしているわ。と ] ん?これは弟子に送る言葉として正解かしら……? (92) 2022/03/27(Sun) 23:03:47 |
【人】 紅玉の魔女 ルービナ[ 消して、また書いて。 手が止まる。 こんなことで悩んでいたら先が思いやられるわ! 女は 度胸と 勢いと 執念深さよ!!! 出来上がった手紙には 秘密のまじないを一つ 何のまじないかって? 愛情よ。 愛を込めたラブレターってわけ。 愛にも色々あるでしょ? いろいろ。 込めたのはその 色々よ。 大丈夫、あの子は全然気が付かないから。 返事を送れば、月が綺麗な窓の外に視線を移して。 ] (93) 2022/03/27(Sun) 23:06:04 |
【人】 紅玉の魔女 ルービナこの城を少し空けることになるわ いない間のこと、よろしくね [ 窓枠に触れながらそう城に話しかけると 隙間風が返事をした、ように聞こえた。 ]** (94) 2022/03/27(Sun) 23:06:35 |
【人】 魔法使いの弟子 オペラ[色のない空から降りしきる雨。 誇りではなく、喪に服すための黒。 手向けられた花々も。 奪われた目にはもう、何一つ映らなかったけど。 残された眼が映す色は、うるさいほど鮮やかだった。 片割れを欠いた魔眼の力が、制御できなくて。 不安定になったのは、心のせいだったかもしれない。 過敏反応で勝手に知覚してしまう、見えざるもの。 叔父の抱える白い花に、ほんのわずか。 移り香のように残った、紅。] (97) 2022/03/28(Mon) 6:42:10 |
【人】 蒼鉛の魔術師 ヴィスマルト[死に分かたれる事なく、姉は義兄と共に葬られた。 だが、それを幸いと呼ぶには、あまりに若すぎた。 葬列は長く伸び、 名だたる人物も花を手向けに訪れたが。 実際に二人と付き合いのあった者が、 どれほどいたのかはわからない。 そんな中。隅に追いやられていた、 差出人名のない百合の花。>>86 名を残さないからこそ、思いが残る気がして。 家 のために訪れた多数の弔問客。名 もなき花は不要だろうと、棺に入れた二輪の他は、全て引き取った。 雨に濡れる墓地の中、 泥に塗れて枯れて行くのは忍びなかったから。] (99) 2022/03/28(Mon) 6:42:26 |
【人】 蒼鉛の魔術師 ヴィスマルト[さすがの私も葬儀の前後は、実家に顔を出して。 百合の花は、姉の気に入りの場所へ飾った。 幼い頃、家族で過ごした団欒の窓辺に。 気落ちした父母がそれを眺めて、 いくらか安らいだ顔したのを見れば、 送り主に感謝して。 自分もそれを眺め、 一体、誰が送ってくれたのだろうかと考えた。 白 紅 いと言った姪の、言葉の意味には気付いていなかった。] (100) 2022/03/28(Mon) 6:42:34 |
【人】 蒼鉛の魔術師 ヴィスマルト[思いに気付いていたのなら。 もう会わないつもりだと、>>79 そんな思いを抱かれる事も無かったのだろうか。 それとも、私の方が、 ただ思い知らされるだけなのだろうか。 顔も見せなかった弟子には、 何か言えるはずもないのだが。] (102) 2022/03/28(Mon) 6:42:48 |
【人】 蒼鉛の魔術師 ヴィスマルト[オペラを迎え入れた時。 弟子を取るつもりの無かった自分は、一瞬、 師の元へ送れば良くしてくれるのでは…、 などと考えてしまった。 自分の元で学ぶより、姪のためにもなるだろうと。 だが、一瞬の事だ。できないと思う理由があった。 師匠の思いに対して鈍い私も、 多少は考える頭を持っている。 アガーテ様は、友の話をするのがお好きなようだ。 ルービナ様の新しい弟子の話は、 私の耳にもいくらか入っていた。 だから、邪魔をしてはいけなかろうと。 (103) 2022/03/28(Mon) 6:42:53 |
【人】 蒼鉛の魔術師 ヴィスマルト[翌朝。オペラに声を掛けて、 今度は忘れずに、協力者の説明を行った。] 紅玉の魔女、ルービナ様は私の師だ。 アガーテ様とも旧知の仲で、 人物も魔術の腕も、信頼の置ける方だから 今度の機会に、よくよく学びなさい。 [という言葉も添えて。 弟子に推挙する事はなかったものの、 孫弟子にあたるのだから。 旅の間に、そんな機会もあるだろうと。 優れた術師の教えを受けられるのなら、 受けさせてやりたいと思ったのだが…… 孫弟子。孫を持った覚えはない、 と言われてしまうだろうか。はたして。] (104) 2022/03/28(Mon) 6:42:59 |
【人】 魔法使いの弟子 オペラ紅玉の魔女… [その名は聞いたことがあった。 確か、師匠を尋ねてきたアガーテ様の世間話で。 ううん、他にも聞いたことがあったかしら… たとえば、高名な魔術師として。 あるいは、古城に住む魔法使いの話。 師匠の家は静かなものだけれど、 私の家はそうじゃなかったから。 魔術界のことなら、色々な噂が飛び交っていた。 でも、それらが、 紅玉の名で結び付くほどのものだったかは…さて。 何にせよ、もし教えを受けられる機会があるなら… 受けたいと思うかは、どうだろう。 師匠の言い分を聞くなら、 本当に信頼できる方なんだろうけど。 怖い方かしら…… ] (105) 2022/03/28(Mon) 6:43:09 |
【人】 魔法使いの弟子 オペラ[出発前に、そんなことを考えていたせいか。 旅の緊張もあったと思うけど。 辿り着いた目的地で、いざその人に会うとなったら 私は緊張で固まってしまって。] し、師匠…お迎えは、 本当にここでいいんですか。 思い違いで、お待たせしては 失礼に…… [なんて、お顔を見る前からオロオロしている始末。] (106) 2022/03/28(Mon) 6:43:18 |
【人】 魔法使いの弟子 オペラ[あれから。 ぽっかり空いた眼窩には、新しい眼を埋め込んで。 顔の傷だって、すっかり癒えて。 今はもう、いたずらに 視 てしまうことはないけれど、それでも紅玉の名を冠するその人に会えば。 それに相応しい色を、肉眼でも認めたなら。 私は知らず、同じ 言葉 を漏らすのだろう。] (107) 2022/03/28(Mon) 6:43:22 |
【人】 蒼鉛の魔術師 ヴィスマルト[目的地には早めに着いた。 偶然ではなく、意図しての事である。 旅先では、何もかも予定通りとは行かないから それに備えて、というのもあるが。 余裕を持って行動し、現地での滞在先など下見して、 師匠の手を煩わせないようにするためだ。 これも、かつての弟子の習いというもの。 自分の事はともかくとして、こういう行動は>>85 昔から心がけていたつもりだった。 さて、道中特に問題も無かったので、 こちらの予定通りの時刻に到着し。 雑事を済ませ、万全の態勢で 師匠を迎えるつもりだったのだが。] 落ち着きなさい。いくらなんでもここに来て、 うっかり間違うという事もないだろう…… [弟子にはそう言って。 元々硬い表情筋を、可能な限り余裕の顔に近付けた。 了承の返事は受け取っているし>>92 自分は自分で、しっかり確認もした。 手違いはない…はずだ。おそらく。 師匠次第だが (108) 2022/03/28(Mon) 6:43:31 |
【人】 蒼鉛の魔術師 ヴィスマルト[……落ち着かないのは、弟子だけではない。 弟子の影響かとも思うが、 そうではないと思う自分もいる。年甲斐もなく。 会ったらまず、何と言うべきか。 あの頃は一体、どうやって会話していたのだろうと 思い出そうとしても、上手く行かなかった。]** (109) 2022/03/28(Mon) 6:43:34 |
魔法使いの弟子 オペラは、メモを貼った。 (a4) 2022/03/28(Mon) 23:00:36 |
蒼鉛の魔術師 ヴィスマルトは、メモを貼った。 (a5) 2022/03/28(Mon) 23:00:54 |
【人】 紅玉の魔女 ルービナ急ぎなさい、リアント! 寄り道しすぎたわ [ 市井に出たのが久しぶりなせいか あちこち寄って行ってしまい 気が付けば約束した頃合いも間近。 ] (110) 2022/03/28(Mon) 23:20:13 |
【人】 紅玉の魔女 ルービナ[ 手には買ったばかりのケーキ。 それと途中で買った 蝶ネクタイ(変声器付き)accや競泳水着cosm、 煙管armsも見つけて衝動買いしてしまったわ。 ねりきりsweetやグレンオードsakeもこっそりね。 少し駆け足気味に目的の場所に向かったわ。 待たせたら師としての尊厳が……! ケーキで取り戻せるかしら。] (115) 2022/03/28(Mon) 23:26:53 |
【人】 紅玉の魔女 ルービナ[ 集合場所に見知った後ろ姿を見つければ>>108 こっそり近付いて……。 ] 久しぶりね。ヴィスマルト あの頃より成長したんじゃない? [ 後ろから 挨拶がてらの羽交い締め をして「鍛錬が足りないわ!」 と喝を入れようとしたけれどその企ては成功したかしら? それはきっと貴方が弟子だった頃にも 避けるか受け止められるかが出来るまで 続けられていた挨拶のようなもの。 どちらにせよ 久しぶりに会えた喜びで 嫌味の一つも言う前に体が先に動いたわ>>80 懐かしさも合わさって 「成長したわねぇ。」と頭を撫でることにはなるはず。 ]* (116) 2022/03/28(Mon) 23:36:18 |
【人】 魔法使いの弟子 リアント (117) 2022/03/28(Mon) 23:37:20 |
【人】 魔法使いの弟子 リアント君さ、魔法使いだね? 魔力の流れを感じる それならもっと 堂々とした方が良い 弱さを見せると付け込まれるよ 今の君、弱そうだから その仮面は隠れるため? ……それとも ああ、いや、詮索したいわけじゃない 自己紹介をしよう 私はリアント 今はまだ魔法使いの弟子の身分だが いつか偉大な魔法使いになるのが夢だ。 それで……君は? (118) 2022/03/28(Mon) 23:41:01 |
【人】 魔法使いの弟子 リアント[ 歯に衣着せぬ言い方になってしまうのが玉に瑕 なんて自己紹介に付け加えろと先生に言われた事など 綺麗さっぱり忘れたね。 率直な意見を述べたまでだよ。 別に悪いなんて思ってないさ。 同じ魔法使いとしての歩み寄りを見せたつもり。 先生がこれを見れば コミュニケーション力を先に勉強させるべきだったとか いうのかもしれないな。 あんな辺鄙な場所で勉強できるかは謎だけど。 ……確かに人付き合いなんてしてこなった。 失礼なことを言ったつもりはないのだけれど もし、相手が嫌な思いをしたのだったら 謝罪はしようとは思う。 その時には悪かった部分を教えてくれるだろうか。 ] (119) 2022/03/28(Mon) 23:44:09 |
【人】 魔法使いの弟子 リアント[ 君の反応次第では 少しばつの悪そうな表情に なってしまったかも知れないな。 その時は先生の買ってきたケーキを渡してみようと思う。 「ケーキには笑顔になれる効果がある」 と先生が言っていたから。 ]** (120) 2022/03/28(Mon) 23:46:03 |
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