41 【身内】幽霊さんとお嬢さんと【R18】
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怪我にはなってないだろうから、
心配しなくていいんだよ?
それに、痕になったって、
それは稀が付けた印だから、気にしない。
[
心配そうに見つめてくる彼女が、
とても愛おしい。
また目が覚めた時に見てもらおうかと
思いながら、彼女がゆっくりと
体の向きを変えていくのを眺める。
普通なら、両手と両膝をついて
四つん這いになるだろうけれど、
稀は経験上、あまり両手をつかなくなった。
でも、えっちなんだよね。
稀の匂いが、部屋中に充満していく。
キュッとしまった小さなお尻が、
右は左へと動いていくのを
見つめていれば、稀の口から、
名前が呼ばれて、彼女のそばに行った。
]
いつから稀は我慢できない子になってたの?
そんなに我慢できないなら、
僕と一緒に暮らそうよ。いつでも、一緒。
[
一緒に暮らさないと、
わからないことだってあった。
てりてりに輝いてた秘部に、
先端を往復させるとぷつり。
簡単に入ってしまって、
稀の大好きな奥へと到達したのは
体を密着させてすぐのこと。
中の収縮的に、軽く彼女はイってしまったかな
]*
| おや、可憐な女子だと思うたら まれではないか。
[ 岩場に腰を掛けて、けらけらと笑います。 湯船に浸けた足でちゃぷん、と音を立てました。 小さな滴が水面を騒めかせます。 ]
先程からずっと、あの男の背後に居て、 まれのことを見ていたというのに、 ちっとも気付いてくれぬものだから、 まれに瓜二つの娘かと思うていたのだ。
[ くつくつと喉を鳴らして、手で湯を掬って、 ぴしゃ、とまれの顔に向かってかけてやりました。]
(11) 2020/09/06(Sun) 1:08:56 |
| そ、れは…!いらっしゃるなんて、 思わなくて、……っ、
きゃっ……!
[ 弁明をしていると、その人はいたずらをするように 彼女にお湯をかけてきた。
とっさのことで、目をキュッと瞑ってしまい、 手は自分の顔の前でお湯を避けるように いつのまにか動いていた。 ]
酷いです……! わざとではないのにぃ……
[ むぅ、っとその人を見れば頬を膨らませ 彼女は軽く腕を組むのだった。 ]
(12) 2020/09/06(Sun) 5:47:30 |
| [
マットを探すのに、少し時間がかかったけれど、 無事に戻ってきた僕は、 稀の表情に違和感を覚えた。
だって、ひとりなのにほっぺた膨らませてる。 可愛いけれど、 誰にかに向けているような気がして。 気にしなかったといえば嘘になる。 僕の稀の表情は、僕のモヤを大きくする。 マットと桶を露天風呂に持っていけば、 どうしたの、と声をかけるだろう。
]
髪伸びた?すごく可愛いよ。
[
ちゅっと彼女の髪に口づけを落としてみた。 そのまま、どうしてみたい?なんて、 聞いたんだっけ。
]*
(13) 2020/09/06(Sun) 22:10:24 |
| [ 亭主の戻りを知らせる、扉の開閉音が 聞こえます。
当たり前のようにはっとそちらを向いて おかえりなさいと声を掛けるまれを目にして
わかってはいたのにどんと鉛のような重さが 胸にのしかかりました。
彼女は己のことをどのように思うているのだろう、 と馬鹿馬鹿しい疑念がふと過れば、 さらに仄暗い気持ちが腹の底から湧き上がるのを 止められずに。 ]
(14) 2020/09/07(Mon) 10:32:02 |
| [ 所詮己は形亡き者、彼女を好いたとて どうにもならぬことくらい理解して居りますし 彼女とて、真に愛して居るのは その男なのでしょう。
…ならば、何故、 何故彼女は夫と俺と
二人に愛されたいなどと…
平安の時代から、女子の心は 得心出来ぬものというのが 常識であるようですが、まさにその通り… ]
(15) 2020/09/07(Mon) 10:33:45 |
| [ 嗚呼、これはもしかすると まれの瞳に美鶴を見て、 掻き抱くように事に及んでしまった 己に対する罪咎なのでしょうか ] (16) 2020/09/07(Mon) 10:37:01 |
| [ ぶるりとひとつ頭を振って。 また元のように岩場に腰をかけて。 にこにこと笑う仮面を被って 彼女を見ていることでしょう。 瞬きすら惜しむように、じっと。 * (17) 2020/09/07(Mon) 10:40:19 |
| んっ、おかえりなさい……! 少し伸びたかもしれないかな?
[ 戻ってきた彼が少し濡れた髪をすくって 口づけを落とせば、体を彼の方に近づけ、 少し頬を赤らめながら、顔を近づける。
彼の持ってきたマットを見ると、 少しだけ心が躍る。 誰も見ていないけれど、 自然は彼女たちの情事を見ているし、 その人も、それらに紛れて 今日は彼女を見つめているから。 ]
もっと、ご奉仕させて……?
[ マットに座った彼に覆いかぶさるために 風呂から上がれば、濡れた体を むぎゅうっと彼に押し付ける。 胸の谷間が鼻に行くように、 優しく、やさしく。 ]*
(18) 2020/09/07(Mon) 12:14:55 |
稀、賢斗さんのことが……
好き、過ぎて……っ、ぁ……!
賢斗さんなし、なんて……ひ、ぅ……
[ 考えられない。
彼の熱が感じられ、彼の吐息を感じれば、
軽くイってしまい、ふるふると
彼女の肩は震えてしまっていた。
彼女は彼が好きすぎる。
メンヘラに近いものがあったかもしれない。
だから、彼の一緒に暮らすかという問いは、
彼女がある意味望んでいたこと。
求めたがりだから、離れているときは
1人で彼の名前を呼びながら
慰めているほど。 ]
くらした、ぃ………だ、め…?*
| ん、綺麗だよ。僕は好き。
[
彼女が顔を近づけてくれば、 軽く唇を重ねたことだろう。 欲しがっているのなら、してあげないと、 稀が拗ねてしまうからね。
近くに敷いたマットに腰を下ろせば、 おいで、と腕を広げてみる。 彼女は腰を上げて濡れた体を 優しく押し付けるために膝たちになった。
] は、っ…………きもち……
[
谷間に唇が触れれば、ちぅっと吸い付いて しっかりと痕をつけていく。 1ヶ所じゃ物足りないから、3ヶ所くらい。 満足したら、彼女が上になれるように 寝転がって、押し付けられたままあとは 彼女にまかせてみる。
]* (19) 2020/09/07(Mon) 12:46:47 |
僕も、稀以外考えられないよ。
……また、しっかり話をしようね?
[
トライアル同棲生活。
なんていい響きかな。
でも今は、目の前の稀以外
考えてる余裕なんてなかった。
彼女の腰を優しく支えて、
彼女の息が整わないうちに
ゆっくりと腰を動かし始める。
まとわりつくこの感覚は、
普段なら味わうことができない。
稀が、嫌がらない子で良かったと
心底思ったのはこのときだっただろうね。
]
稀、そんなに締め付けちゃ…
離れられないよ?*
ん、っ…………
だぁめ……稀が、ご奉仕するの…!
[ 胸に吸いつかれると、そっと彼の頭を撫でた。
強請っているのに、聞いてもらえないのかと
思ってしまった彼女は、
小さく声を上げるのだった。
しかし、彼はそんな意思がなかったようで、
彼を押し倒すような形になれば、
稀は体を少し下ろして、彼の胸元に
口づけを落としていき、
お返しに、と腹部に彼女が痕をつけていく ]
なんだか、こんなに痕つけるの
久しぶりだわ……素敵…………
[ 赤くなってきた痕をなぞりながら、
彼女は体を起こし、彼の腰に跨って、
水着と水着を擦り合わせていく。
ゆっくりと体全体を前後に動かして
熱を持ち始めている彼の肉塊を
感じることができ、彼女も悦に浸る ]*
んん、っ……!!ひ、ぁ……んぁ!
けんとさ、っ……そんな、はげし、ぃ……!
[ 彼の熱が、彼女の中を侵していく。
彼女は顔を横に向けて、瞳を閉じながら
彼の動きに声を上げてしまう。
激しいのに、荒々しくない。
そんな彼の動きに、彼女はきゅんと
キツく彼を離せなくなった。 ]
はなれちゃ、だめなの……
けんとさんと、ひとつに……ぁっ、ひぅ…!
[ ふるりと震え、彼女はまた果てていく。
彼女の下に反っていた腰が少し丸くなって、
ぴくっ、びく、っと顕著に見えてきた。
彼は、流石にまだ果てることはないだろうが、
もし果てるときは、彼の顔を見ていたい。
彼女はそう思いながら、彼の名前を小さく呼ぶ。 ]*
| −ある日の話−
[ 偶に、若い仲居達と一緒に温泉に入ることがある。 女性同士だから、といろんな話題が飛び交う。
体の話、客の話、性の話。
3:4:3くらいの割合ではあるのだけれど、 ひとつひとつが濃い。 ]
『女将って、どうしてそんなに柔らかいの?』
え、あっ……お風呂上がり、…賢斗さんに、 ボディクリーム塗ってもらうくらいよ……?
「えー!嘘!羨ましい!」
あら……貴方は、旦那さんがいたはずじゃ……
「こんなところにいるってことは?」
…………うまくいかないの?
「そうなのそうなの。仮初みたいなもの。 書類上だから、あたしがどこで働いていても興味なし」 (20) 2020/09/07(Mon) 15:30:37 |
[
ちり、ちり、と
腑の中に燻る、艶羨の
燈
淫らに重なり合う二人は夢中のよう。
口元には笑みを絶やさぬまま
けれど目つきは幾分鋭くなっているのが
自分でも分かります。
こちらに目をやる彼女と視線が合うたなら
その胸元に咲いた紅い
花
を
触れられぬ距離でそっと指差して
そのまま己の手の甲から人差し指に
唇を這わせて
]
[ ぎらりとした目で見つめながら
上がる口角は何を待つのでしょう。
じんわりと滲む己の血を
見せつけるようにぺろりと舐め取って
くつくつとまた喉を鳴らして
彼女を見ていましょうか。
ざぁと時折強く吹く風が、
露天に植えられた木々を揺すって
まるで囃し立てるように鳴きました。 ]*
| 『でもそういうのも大変よね。あたしは興味ないけど』
「ま、別に旦那も別の女いるみたいだし?」
恋愛結婚だったの?
「親同士のあれ。……そんなのでうまくいくわけない」
[ その言葉は、稀の心にちくりと刺さった。 稀も、賢斗も、その道を辿る予定だったから。 だから、今のこの生活は幸せでしかない。
あのとき、告白してくれた彼。 優しくはじめての稀を受け入れてくれた彼。 そして、プロポーズをしてくれた彼。
稀の頭はいつも賢斗で埋め尽くされている。 ]
なら、私は……本当に幸せものなのね。……* (21) 2020/09/07(Mon) 15:56:07 |
稀は、痕つけるのもつけられるのも、
好きだったねぇ……
[
ふふっと笑いながら、彼女の髪を
片方にまとめてみた。
体ごと動く彼女はとても艶めいていて、
下から眺めるのも、とってもいい。
]
稀、可愛い顔してる。
……もっと見せてよ、その顔。
[
なんだか、彼女は眉間にシワを寄せたような。
でも、一瞬のことだったから、
イってしまったのかな、なんて軽く考えていた。
段々と、僕も熱持ってきて、
稀にもっと、とお願いをしたことだろう。
]*
ふふふっ…賢斗さん、熱いわ……
っ……!
だめ…………
[ 何が、とは言えないけれど、
その人の行動が目に映れば、
眉間なかシワが寄ったことだろう。
彼女は、我慢ならず彼の足の間に入り込んで、
正座のような体勢になり、彼の水着をずらせば、
ちゅぅっと先端に吸い付いた。 ]
まれの、すきなもの…………
まれが、大きくするの。…ね?
[ 彼女は、指先でソレに触れれば、
唾液を垂らして潤滑油とした。
口に含むかと思いきや、
水着によって作られた谷間で
するりと熱を捉えるのであった。
それはどこか彼がつけた痕を隠すかのような。 ]
賢斗さん、……好き?*
[ きゅうと寄せられた眉は、
それは己に向けられた物
奥底に吹き荒れる黒い嵐を
どうにか抑え込むように
含み笑いを喉で鳴らせばまた指を
ゆっくりと舐め上げて。
胸元の紅い印を隠すように動く彼女と
その豊かな谷間で捉えられた
男の物を少し冷やかに見下ろしました。 ]
[ ざわと騒めく木々の揺れに
動きを合わせるようにそっと動いて
彼女の背中に音も無く近づいて。
夫を愛して止まぬ彼女を
愛されていると信じて疑わぬ男
と
愛する資格さえ無い己
とで
挟むように屈んで。
その白く薄い背中に指を伝わせました。
少し窪んでなだらかな曲線を描く背骨に沿って
上から下へと、触れるか否かという
繊細な距離で、そっと。 ]*
ん……好きだよ、稀。
[
稀が、僕に隠れて覚えたこと。
すごく柔らかい彼女の胸を使う奉仕。
僕と離れて暮らしていた頃に、
検索してわざわざ覚えてくれたらしい。
中の気持ちよさもさることながら、
この胸の谷間は異常に気持ちがいい。
]
もっと、出来るよね?
[
笑みを見せながら、少しなびく風を
感じ、彼女に寒くないか、
なんて聞いたような。
]*
[ 胸の谷間で、彼の熱が更に熱くなる。
彼女は、それを嬉しそうに感じて、
ちゅぷ、ちゅぅっと胸の動きに合わせて
先端に吸い付いて、口の中で
奉仕をしていけば、
彼の頬の赤らみが見えて、
嬉しそうに口と胸を使った奉仕に集中する。 ]
ん、ふ……賢斗さん、もっと……
きもちよくな、って……?っ……!
[ 両手で胸を支えながら潤滑に動く
彼の肉塊を扱いていれば、
背中に何かを感じた。
ぴくりと体が反応して、
その人の姿を探すと、見えなくなっていた。
風なのだろうかと、
その人は興味を失ってしまったのだろうかと、
思いながら彼女は彼への奉仕を続けるのだった ]*
[
彼女の動きは、少しえっち。
だから、いつまでも見ていられる。
あんまり奉仕をさせたくないけれど、
させなさすぎると、稀が爆発する。
だからお願いされたら、
偶に、させてあげるようにした。
爆発した稀は、手がつけられないから。
]
すごく気持ちいいよ、稀……っ、
どこに出してほしい?
[
口か、顔か。胸に出すのもいい。
どうやっても、稀が可愛くてえっちなだけ。
僕の気分はさらに高まっていく。
新しい水着の稀は、正解。
また違う水着を、早く着せたくなるけれど、
微妙に脱がせてみたくなってしまう。
]*
激しいの、好きだろう?
っ……稀……は、っ……
[
彼女が何度か達してしまえば、
僕も一瞬体の動きが止まる。
名前を小さく呼ばれ、
彼女のことを抱きしめたくなった。
]
そろそろ、僕も、いい?
[
彼女の震える体を寝かせて、
正常位にもどしてあげれば、
彼女の膝を抱えながら、体を近づける。
2人が初めて避妊せずにやるセックス。
甘くて、甘くて仕方ないものにしたくて。
]
んんっ…胸に、だして……?
でも、まだ足りないから……
まだ、させてほしいの、っ……
[ 胸に感じる熱。脈を打つその感覚に、
彼が果てようとしているのが伝わった。
彼女は、そのまま出して、と
胸をえらんだ。彼女の頭の中は、
彼の体液で汚された自分が浮かんでいた。
彼もそこまでは、できないが、
そんなことを考えている稀のことを
嫌がる事はないから、大好き。 ]
脱がしちゃ、ダメ…よ?
[ 胸を動かしながら、改めて、彼に釘を刺す。
脱がしてしまっては、ただのエッチだから。 ]*
あれ、脱がせたいのバレてた?
…そうだね、おねがいしようかな、っ……
稀、っ…………だ、すよ……
[
まだご奉仕をねだる稀。
可愛くて、OKを出しちゃった。
少し体勢変えて楽しもうかな、
なんて思っていると、我慢が利かなくなってきた。
脱がすことなく、彼女の水着姿を楽しんでいると、
吐精感に駆られて、彼女に伝えれば、
僕は彼女の溢れそうな胸に吐き出した。
]
っ…………は、……
今度は、ちょっと体勢変えようか。
[
そう言いながら、僕は彼女から一瞬体を離して、
膝立ちになってみるのだった。
]*
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