人狼物語 三日月国


52 【ペアソロRP】<UN>SELFISH【R18G】

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[一年間もの間、
 ひとりでイジメを耐えてきた彼だけでも
 どうにか逃がせやしないかと
 がむしゃらに抗ったが、多勢に無勢だった。

 なんとしても助けたいって気持ちが
 鳩尾の辺りでぐらぐら煮えたぎっているのに、]



   くっそ、……ッ



[文字通り、
 手も足も出せなくなった。
 自分の無力さが、死ぬほど腹立たしい。]
 

 
[真昼くんの頬を軽く叩きながら下す
 悪趣味な命令。

 ”ご褒美”だなんて呼び方をしているが
 昨日のあの最悪なことを
 またさせようとしていることは明らかだ。


   
(って、…… 今、なんて言った?

    
新入りにご褒美?

    
それって、それって、つまり……)



 考えを巡らせるオレの前で
 大ボスが意味深なことを言って笑う。
 きっとこれも良い意味じゃない。]
 

 
[状況を把握し打開しようと
 焦れば焦るほど、思考は空回りして。

 そうこうしている内に
 真昼くんが、また
 自分を犠牲にする道を選ぼうとする。

 こわいものが出るから、って
 二度も、オレが関わらないで済むように
 言ってくれた時と同じ。]



   真昼くんッ、従わなくていいッ!
   君がされなくて済むんなら、オレが代わる!!




[頼むから止まってくれ、と
 繋がれた椅子の上で
 必死に頭を振って、身を捩って、
 椅子が倒れてしまいそうなくらいに暴れた。]
 

 

   
オレは、もうッ

   
キミが苦しむ姿は見たくないんだッ!!!!


                         **

終焉の獣 リヴァイは、メモを貼った。
(a1) 2020/12/06(Sun) 1:50:36

 
[自己犠牲の台詞も演技で打算だ。
 君の良心が痛み僕に意識が向くように。

 まんまと乗せられた君が
 身代わりになることを主張する。


   ……っ、空澄くん


[心が揺さぶられたかのように
 瞳を揺らして見せた。

 けれど頭の中は冷ややかだ。]
 

 
[……僕は自分が犯されるのが好きで
 誰かがされているのを見る趣味はないし

 君は正しく想像出来ていないだろう。

 無理矢理身体を暴かれるのが
 一体どれほど恐怖と痛みを伴うものなのか

 尊厳を傷つけられると
 一体どれほど自分を失ってしまうか――…]
 

 
[君も同じ目にあえば、僕と気持ちが共有できる?]
 

 
[……なんて一瞬考えたけれど、
 この場を仕切るGMは夜端で僕じゃない。

 僕の欲求を満たすためだけにある放課後だ。
 ああは言っても夜端は
 僕ではなく彼を犯す展開にはしないだろう。]
 

 
[椅子に縛り付けられたまま暴れる彼が
 ひっくり返らないよう、
 膝を脇の下で押さえつけるようにしながら
 ファスナーを下ろそうと指をかけた。

 すると、思いの丈が叫ばれる。


   ……っ


[一瞬、びくりと肩を震わせるが
 脱がす動作を止めはしない。]
 

 
[Wもうキミが苦しむ姿は見たくないW

 ――可哀想な、空澄くん。

 僕は君の前で苦しんだことはないよ。
 君に守られる価値も僕は有していないのだ。
           
ぼく

 嘘で塗り固められた友だちに気づかずに
 ああ、君は本当になんて美しく
 可哀らしいのだろう。]
 

 
[下着をずり下ろし柔らかな性器を露出させると
 静かに立ち上がり
 キシ……ッ、彼の膝の間に片膝をついた。]


   ……本当に僕は、大丈夫だから


[左耳の後ろに手を当て、顔を近づけていく。
 その眼差しには
 可哀想な彼に感じて止まない
愛おしさ

 ほんの少しの
が滲んでいた。]
 

 

   初めてならごめんね
   
(初めてだと良いな)



[申し訳なさそうに言うと、唇を塞いだ。
 かわいらしい上下一対の柔肉。
 啄むように自らの柔らかいのを擦り付け
 味わうように深く重ね愛でていく。]
 

 
[君を喰んでるって思うと
 味なんかしないのに甘くて酔いそうになる。

 キスの経験の有無は知らないけれど
 セカンドもサードも皆奪いたいかのように
 何度も口付けながら
 右手は下へと伸ばす。]


   ……、ちゅ、…はぁ、そらすみく……


[ズボン越しに膝頭を撫ぜ、内腿を辿り、
 暴いた中心へ。

 命の種を作り出す二つの膨らみを
 掬い上げるように掌で包み
 やわやわと揉み上げ

 先が包皮に包まれているなら包まれたまま
 触れるか触れないかの優しさで竿を摩る。**]
 

 

   っ……。


[ 手を伸ばし、男のそれに這わしていく。

  時折男が宝石を弄り、撫で摩る度に
  手の動きが止まり身体をピクりと震わせる。

  悪戯めいたその口調に
  指先がふるふると震えるも、奥歯を噛みつつ。


   
( 何も……何も、考える、な…… )



  両手で扱きながら、口先でそれを含み
  ちろちろと舌先で先端を押し潰し。

  そうしていくうちに、
  男のそれは硬さを増していき、
  天へとその姿を持ち上げるのであった]
 

 
[ そうした時だったか、男の腕で
  無理矢理体を実験台の上へと引き上げられる。

  これから先何をするかなど、考えるまでもなく]


   っ…! や、やめろ……!


[ 両腕を振り、逃げようと抵抗するも
  伸びてきた蔦に両手首を拘束されてはそれも叶わず。

  仰向けにされた両脚の向こう
  男の赤黒く育った昂りが、
  徐々に近付き、脚の付け根へと触れた。

  そうしてそのまま、男が腰を落としていくのにつれ
  熱く昂った剛直は身体の中へと沈んでいく]
 

 
[ その圧迫感に、裂ける痛みに
  思わず身体を激しく震えさせ、目尻には涙が滲んだ。

  男の語りかけには、内心何度も「嫌だ」と
  拒絶の言葉ばかりが浮び。

  けれどそれすらも、身体を貫く熱さに
  何もかも掻き消えていく]


   あ、あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ────!

   痛い!痛い!痛い!痛い痛い痛い痛い痛い
   痛い痛い痛い痛い痛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!


[ 開いた口から迸るのは悲鳴めいた叫び声。
  今にも気を失いそうな痛みが身体を走り抜ける

  もはや男の語り掛けなどに耳を傾ける余裕などなく
  下半身を暴れさせながら痛みに耐え続けるだけで]
 

 
[ そんな時、男の手で鎖が引き上げられて
  それに伴い己の首を締められれば
  激痛の中で意識が朦朧とし始めて。

  何度も男にその全身を貪られていくのを
  遠退く意識の向こうで感じながら、

  そのうち視界は全て黒く塗りつぶされていった。
 

 
 
─── 目覚めた後で ───



[ 気怠い中、男の声がする。

  声のする方へ顔だけ向ければ
  食事やら装備品やらが用意してあった。

  続く声には耳を傾けながらも
  言葉を返す気にはなれず。

  去り行く姿を見送りもしないまま
  上半身を起こし、ただ茫然としていた]
 

 
[ 暫くして食事の乗ったトレイへと
  手を伸ばし、そこに置いてあるサンドイッチを
  無理矢理食べては喉に流し込もうとした。

  けれども、胃はそれを受け付けることなく]


   ぅ……お゛ぇぇ………


[ 込み上げる嘔吐感に、急いで流しの方へと近付けば
  何度もえづいては、口に含んだサンドイッチと
  胃液の混合物を吐き出していった。

  背筋が何度もびくびくと跳ねる。

  口元からは糸を引き、
  酸っぱい匂いの胃酸が滴り落ちていく]
 

 
[ 頭の中を過るのは先ほどの情事の光景。

  それを思い出す度に、胃がヒクつき
  口からは胃液が吐き出された。


  そのうち床へと座り込み、
  頭を抱えるようにして膝に埋める。

  すると、泣いた子供のように、
  身体を小刻みに震わせながら
  閉じた瞼から滴が零れ落ちていく。

  それと同時だったか。

  こんなのは嫌だと、早く楽になりたいと。
  今までなるべく思わないようにしていた
  生への疑問が胸の奥から浮かび出してきていた]
 

 
[ 両親が死んで、兄妹とも死に別れて。
  ただただ生きるのに必死であった。

  何も考えずに、ただ生きろと。
  脅迫的にそう思い続けていた。

  人の物を盗み、命を奪い、
  金を手に入れる事全て生きる為であった。

  なのに、今、こうして苦しんで。
  どうしてそこまでして
  生きなければいけないのか。

  胸に浮ぶは迷いばかり]

 

 

[ 何の為に■と■を犠牲にしたのだろう ]


 

 

[ そんな胸の呟きに、耳の奥で誰かが囁く ]


 

 

「生きる為に、仕方がなかったんだよ……」


 

 
[ 暫くした後で、ゆっくりと身体を持ち上げる。
  開いた瞳には何の感情も宿さない
  光を浮かべたまま。

  そうしてそのまま二階へと向かい
  風呂に入り身体を清めた後
  服を着替え、身支度を整え。

  全て準備を整えた後
  館の入り口まで足を向けた]*
 



 ……おう、来たか。


[いわゆるダンジョン探索用の装備一式に身を包み、
館の入口で移動の為の魔法陣をテストしていると……

ゆらりと幽鬼の如し身のこなしで
アシュレイちゃんが奥の部屋からやって来た]


 ふむ、武器をそいつにしたとはお目が高い。

 お前さんの元の短剣に似ちゃいるが────
 

[振り返り、言いかけた言葉が途切れる。


めっちゃ、目が死んでいた]



 やっちまったかこりゃ……


[心当たりはある。ありまくる。
思わず額を掌で抑えながら、歯噛みした。

いやだってなぁ、めちゃくちゃ好みだったっつか
我慢できなかったっつうか……

正直俺様の顔も見たくないだろうに、
身だしなみを整えて此処まで来れたって事は
一応言葉は聞こえているようだが。

そもそも今のままでダンジョンに潜ったとして、
果たしてまともに戦えるかどうか、だ]


 しゃあねぇ、今日はやめだやめ。
 アシュレイちゃんの歓迎会にすっか。


[溜息をつきつつ、魔法陣の一部をガリガリと書き換えていく]


  あー────そんじゃ、まずはその服を脱ごうか?

─魔王様と一緒─


[ゲロと涙に塗れた服を
真紅のドレスとハイヒールに着替えさせて。


やって来たのはとある大都市の一角。
ドレスコードのある飲食店だった。
当然、俺様も三つ揃えのスーツと洒落込んで]


 どうせお前さんは食事っつと
 冒険者の酒場くらいしか知らんだろうが。

 俺様は仮にもお尋ね者なんでな。
 逆にこういう所じゃないと来れないってワケだ。

 お忍びの貴族とその連れって事になってるから、
 下手かますなよー?


[ま、認識阻害の魔術ももちろん使っているんだが。

とりま怪しまれずに店に入る事には成功したらしい。
通された個室の外からは、
ピアノの旋律が小さく聞こえてきて]



 適当にコースで良いか。

 ほれ、まずは食前酒でも飲みやがれ。


[と、運ばれてきた赤ワインでも薦めてみようか。

俺様もまた、向かい合い、グラスをゆるり傾けて]


 ……ったく。
 もう生きててもしょうが無いって顔しやがって。
 
 ────まず最初に言っとくと、
 今のお前さんは、俺様の許し無しには
 死ぬにも死ね無いからな?

 ただまぁ、判ってるように痛みはあるし、
 新しい身体作んのはめちゃくちゃ手間だから
 死なん様にはしてもらいたいんだが……


[果たして聞こえているのかどうか───…
彼女へと、言葉を紡ぐ]

 




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