人狼物語 三日月国


77 【ペアRP】花嫁サクリファイス 弐【R18/R18G】

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【人】 鬼 紅鉄坊




 ────鬼がいたみたいじゃないか。*
(119) 2021/07/02(Fri) 23:15:06

【人】 龍之介

 
[不思議そうにしていれば
 お咎めを受けた。
 どうやら周知のことだったらしい。>>68

 村の覡たちが
 うっかり伝え忘れていたのか、
 今、教えていただいたばかりの事実を]



   こころを、よせ……?   
っっ!!




[繰り返すように呟いた瞬間、
 言葉と意味が結びついて
 頬が、耳が、全身が、ぼっと熱を持つ。

 先ほどまで
 死にそうに見えるほど青褪めていたというのに
 首筋まで茜色に染め、

 これ以上ない血色の良さになっていた。]
 
(120) 2021/07/02(Fri) 23:29:57

【人】 龍之介

 
[体を火照らせながら
 連ねてくださるお声に傾注すれば、
 もうひとつ驚きの
 嬉しすぎる事実を教えられ>>68


 その上、
 貴女の形のよい唇が
 自分の名を紡いでくださる。

 一音一音を味わうように声にしてくださるその顔が、

 雨上がりに架かる七色の橋のように
 美しくて、可憐で。>>-131



    ‥‥‥‥



[声を取り戻したばかりだというのに
 言葉を失ってしまった。]
 
(121) 2021/07/02(Fri) 23:30:01

【人】 龍之介

 
[それにしても

 腕に息づくこの”龍”が
 みくまり様の、もうひとつのお姿だったなんて…、
 

 そう分かってから見つめると、   
 なんだか
愛おしさ

 込み上げてきて
    

 思わず、手のひらで
 そっと優しく撫でてしまっていた。]**
 
(122) 2021/07/02(Fri) 23:30:18

【人】 水分神

 
[動揺で要らぬことを口走ったが
 人々からどこまでのことを知られているかを知らぬ
 妾目線での話。

 周知のことではないやも知れぬ。>>120

 妾が猛烈に感じているのは羞恥。]
 
(123) 2021/07/03(Sat) 0:52:45

【人】 水分神

 
[然し其れも、
 龍之介が無事であることを噛み締めれば
 何処かへ行ってしまう。]
 
(124) 2021/07/03(Sat) 0:52:53

【人】 水分神

 
[腕の龍を大事そうに撫ぜるのが見えれば>>122


   (あっ、、あーー、あーーーー)


[感覚が繋がっている訳ではないが。
 妾自身が
愛でられている
ようで
 みょーにどきどきそわそわするのじゃぁ……。]
 
(125) 2021/07/03(Sat) 0:53:43

【人】 水分神

 
[態とらしく咳払いをすれば
 表情をきりりと引き締めて立ち上がる。]


    ……、……

    疲れておるじゃろうから今宵とは言わぬが……
    覚悟が決まれば、閨に来るが良い

    其処で妾の夫に相応しいかとくと見極めてやろう


[抱擁した時に着物が汚れた。
 身を清めてから部屋に戻るとしようか。]
 
(126) 2021/07/03(Sat) 0:54:00

【人】 水分神

 
[────言うたものの。
 夫婦が閨で何をするかは良う知らぬ。
 何をどう見極めるとか、考えておらんかった。**]
 
(127) 2021/07/03(Sat) 0:54:40

【人】   天狗

―― 後日譚 ――
[天狗の加護を受けていた村の一つが「無くなった」という話は
偶然その村を訪れた行商人から周囲の集落に伝わった
何事かと駆け付け調べては見たが、そこにあるのは焼け跡のみで
居た筈の住人の姿は「どこにも」無かった
ただ一人、娘が彷徨っているのを保護したが、答えられる状態ではなく
よほど恐ろしい思いをしたのだろうと人々は噂をした

だが、誰一人として、それが天狗の仕業だとは口にしなかった
それは、口にすれば災いが及ぶなどという話ではなく
「山神様がそのようなことはしないだろう」と皆が思ったからだった
山神様は山裾の村々を護り、その「礼」にと娘を嫁に送り出す
それはもう、ずっと昔からのことで、そもそもそれが何故かなど
村人はほとんど覚えてはいなかったので]
(128) 2021/07/03(Sat) 2:30:06

【人】   天狗

[それから少したって、天狗は保護している村全てに使いを送る
そのようなことは滅多になかったから村人は驚き
そうして、先の村が滅んだ一件を思い出す
もしや、この先に良からぬことが起きるのではないかと

不安げな人々に向かって、使いは天狗の声で「安心せぇ」と笑って見せた
使いは「影」であり、それを通して話しているのだと前置きしてから
此度の要件を語りだす

……「もう、嫁はいらぬ」と]
(129) 2021/07/03(Sat) 2:31:04

【人】   天狗

 もう嫁はいらぬ
 此度、ワシは長きにわたり共にある「眷属」を得た
 これまで、大切な娘を送り出してくれたことに感謝する
 そして、悲しい思いをさせただろう、すまんかった

[村人はざわめき、そうして泣き出す者もいた
天狗が去ってしまうのではないかと、そう気に掛けるものもいた、が]

 安心せぇ、ワシはこれからもこの地を護る
 嫁を取らぬようになるだけじゃ

 じゃがの、一つ気がかりなことがある……
 皆も知っとるじゃろ、先日「無くなった」村の件じゃ

[村人たちがはっとして使いを、天狗を見る]
(130) 2021/07/03(Sat) 2:32:11

【人】   天狗

[此度の嫁がその村から送り出されたことは皆知っている
その嫁が眷属となりこの先も「山神様」を支えるなら、それはとてもめでたいことだ]

 良き嫁を得た礼に、久々に村に下りたんじゃ……
 じゃがの……

[その村は酷い
業病
に蝕まれていたと天狗は言った
もっと正しく言えば、何か良からぬものに「憑りつかれて」いたようだと
それに気づかなかったのは天狗の不徳と言い置いて]

 人を狂わせる病じゃ……互いに殺しおうて手に負えんかった
 ワシらにまで刃を向けてきての……火まで放って酷い有様じゃった

[
嘘ではない、事実彼らは自らの手で滅んで行ったのだから
]

 あれは放っておけばほかにも広がるもんじゃった
 ワシはこのあたり一帯を護らにゃならん……あんな業病にさらすわけにはいかんかった

[だから、浄化したのだ、と]
(131) 2021/07/03(Sat) 2:34:26

【人】   天狗

[そう、あの村は病んでいた、病み腐っていた
嘘は言っていない

そうして、他の村の者たちもそれを疑いなく信じた
そう信じたくなるようなものを、人々も感じていたのかもしれない]

 浄化はしたがの、あれは人に憑りつく魔物のようなもんじゃ
 あの村は……まあ、元から少しばかり変わっとったがの
 そこに付け入られたんじゃろう

 あれはワシの力じゃ防げんものじゃ
 だからの、お前たちも努々油断召されるな
 皆で協力して支え合っていくがええ、それが多分一番じゃ

[「山神様」の言葉に人々は頭を下げる
やはり村を守ってくれているのだと
、もう長い事天狗は悪さをしてこなかったので
]
(132) 2021/07/03(Sat) 2:36:14

【人】   天狗

[それから、件の村の跡地は必要なら皆で管理するようにと伝える
あのあたりは土地がよいから放置して荒れるのはもったいないと
そうしてもう一つ
それまでは禁足としていた「嫁の岩屋」のある洞穴付近を解放し
新たな禁足区域を山頂付近のみにすると伝えた
山頂付近は天狗の力の影響が強く物の怪が寄り付きやすいから、と
解放した区域の山の幸は皆で分け合うようにと]

 皆がこれまで通りあり続けるなら
 ワシもこれまで通りにこの地を護ろう
 変に祀り上げたりする必要はないが、そうじゃの
 怖がらんでくれたら、ありがたいかの

[冗談めかして言えば村人からも笑い声が届く
使いは、つまりは天狗は満足げな表情を残して村を去った]
(133) 2021/07/03(Sat) 2:38:16

【人】   天狗

 さて、茅よ、これでよかったと思うかの?

[と、傍らで……正確には腕の中で全てを聞いていた「嫁」に問う
もっと言えば
寝床の中
なのだが、そこはとりあえず置いておこう


かつて悪行を重ねた物の怪は、いつの間にやら本物の「山神」になっていた
そのこと、今だ天狗に自覚はないのだが、この「嫁」の影響は大きいだろう]
(134) 2021/07/03(Sat) 2:40:07
 よい眷属を、嫁を得て、茅と出会えて
 ワシは、本当に
しあわせ
じゃぁ……

[そう呟いて、愛しい子天狗へと顔を寄せる
生まれて初めて「しあわせ」を口にして**]

  お主の発想は面白いな。
  もしかするとそうした生き物もな。
  この世界のどこかには居るやもしれぬ。


[鼻をかんだ後、指先は湯につけ擦り流しておく。
後は湯の流れに従い勝手に廃されていくだろう]


  ただ、、そうさな。
  予はこのような目であるから遠くへは行けぬ。
  人から話を聞いたり、村の周囲の景色しか知らぬ。
  知らぬ景色は数多もあり。
  星の数程にもこの世界は予にとっては見知らぬものだ。


[次は溺れぬようにと鼻だけは出るような高さへとリンの位置を調整する]


  ほれ、またそう戯れる。
  そうされると予は心地好いものよ。


[それへの刺激は心地が好い。
ただ幼き身に欲情するかと言えば――]

  ま、世の中そちらのが良いという者もいようが。
  予としては胸も尻もそれなりに欲しいものだ。
  内緒というわけではないぞ?
  例えば今お主が挟んでおるモノだがな。
  それはお主の身体の――そうさな。
  股座の孔に突っ込んで使うものだ。


[挟み込んでいるなら理解できようが単純に身体の大きさが合っていないのだ。
緋扇がそうしたところも教えてくれていると助かったのだがそれはしていなかったらしい。
男の身で女子に身体のことを教えようとすればどうしても行為が混ざる]


  今の身ではそこに予のものは入るまい。
  出来ぬことを教えるは良いが。
  教えても試みることができぬのだ。
  それなら先に詩や音を教えた方が良いだろう?


[百――と途中を端折りそこだけを口にする]

  さ、上がるとしようか。
  夜は同じ床で眠りにつくまで子守詩を謳ってやろう。
  その前には香油であるかな。
  五色の家に咲く椿から取った香油があるはずだ。
  あれで香りをつけてやろう。


[自然の浴槽からあがると脱衣所へと向かう。
拭き布でリンの身体につく水滴をとん、とんと優しく拭ってやるが男は自分の身体は割と雑に拭いていた。
髪の毛もしっかりと水分を取れば頭に乾いている布を巻いてやり、それから香油を肌に馴染ませるように塗ってやろう]


  予たちは遥か西の方よりこの地へ参ったらしい。
  彼の地は神々が集う地らしく、蘇芳や緋扇。
  他にも永く眠った者たちは自然そこへ旅立つのやもしれぬ。
  いつか――。


[香油を塗り終われば寝間着を着させて寝室へ向かうとしよう。
共に同じ床に入り身を寄せて――]

  そう、いつか――。
  予はこの目で確かめることはできぬが。
  共に旅が出来ると良いものだと思うよ。


[そう囁きながら、子守詩を紡いでいこう。
この地ではない遥か遠い西の地にて、永遠に受け継がれる神々の詩を**]

【人】 龍之介

 
[予想に違わず、激励と受け取った自分。>>-227



   
はい…!




[発声の勘も徐々に取り戻し
 気合も入った分だけ、力強い返事になった。]
 
(135) 2021/07/03(Sat) 9:17:16

【人】 龍之介

 
[心を寄せてくださった証でもある
 もうひとつの尊いお姿を
 慈しむように撫ぜていれば

 咳払いが聞こえて、



   (そうだ、今は何よりも
    目の前の貴女を優先しなければ…!)



 慌てて視線を戻し、見上げれば、
 気遣いのお言葉と
 閨へのお誘いが降ってきて、>>126

 
どくん、ッ


 鼓動が驚くほど大きく飛び跳ねる。]
 
(136) 2021/07/03(Sat) 9:17:28

【人】 龍之介

  
[閨房術は、
 指南書などで学んで
 頭に叩き込んでは来たけれど

 家事とは異なり
 実践を積んできた訳ではないから
 自信はないに等しい。

 上手く、出来るかは分からないけれど



 …というか、それよりも何よりも



   (貴女に触れられる…なんて
    考えただけで、心臓が破裂してしまいそうだ…)



 唐突に、キツく抱きしめられた時の
 柔らかな感触も蘇ってきて
 体中の血が沸騰してしまったみたいに、ぐらぐらする。]
 
(137) 2021/07/03(Sat) 9:18:01

【人】 龍之介

 
[湯で蛸みたいに
 かっか、ぽっぽしながら
 艷やかな髪のたなびく後ろ姿を見送って、

 七◯秒ほど。



 ものすごい勢いで
 身綺麗にし
 潰れた実を選り分け甘く煮詰めながら
 部屋を片付け、拭き上げて、
 更にもう一度、かいた汗を流しつつ
 念入りに体も磨き上げて、

 ミクマリ様の寝所へと向かう姿があった。]**
 
(138) 2021/07/03(Sat) 9:18:18

【人】 子天狗 茅

―― 後日 ――

[すっかりと定位置となった天狗さまの腕の中で、子天狗はくふりと笑う>>134

ほら、なんだかんだ、天狗さまは優しい
子天狗は知っていた

その全てが聞こえるわけではないけれど、天狗さまの心だって、子天狗にはちゃんと聞こえていたのだから

すり、と内腿を天狗さまの脚に擦り付けて、甘えたようにその喉元に口づける

それから……口にされた言葉に、茅は瞬いた。]
(139) 2021/07/03(Sat) 9:19:20
[
>
『しあわせじゃぁ』
って
“あなた”が言うから。

触れ合った唇から、じわ、じわ、と胸の内に広がる暖かさは、きっと。
あぁ、こんなものまで天狗さまは、分け与えてくれる。]

 ふふ。
 
しあわせ、


[しあわせだった。
しあわせでしかなかった。

溢れそうになるその想いのまま、茅は天狗さまに抱き着いて、勢いのまま、二人して褥の上に転がる。
どちらともなく、また唇を重ねた。**]



              
―― 天狗の嫁取り《完》 ――

【人】 水分神

 
[懐剣を取り出せば大事に仕舞い直した。

 屋敷に残されていたもので
 妾にとって不要なものじゃったが
 彼奴の命を救ってくれたとあれば
 感謝の気持ちも芽生える。

 そうして手放せば
 身を清めたのち光沢のある薄手の着物へと着替えた。]
 
(140) 2021/07/03(Sat) 9:56:02

【人】 水分神

 

    ……そーいえばっ


[先程は龍之介が助かったことに安堵して
 それどころではなかったが
 妾は悪いことをしたのじゃ。>>9
 果物がなくなりそうだというのは嘘じゃったし
 採りに行って欲しいというのも嘘。
 それで危険な目に遭わせてしまったのじゃから
 其処は謝らねばならぬ。
 
二度と、斯様なことはせぬじゃろう。

 
(141) 2021/07/03(Sat) 9:56:06

【人】 水分神

 

   (流石に今宵は休むじゃろう。
    明日言うのじゃ……)


[ころんとふかふかな布団の上に転がった。
 もの凄い勢いで支度をしているとは知らず。**>>138
 
(142) 2021/07/03(Sat) 9:56:09
 




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