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人狼物語 三日月国


225 秀才ガリレオと歳星の姫

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エウロパ教師 モモイ

【秘】 エウロパ → ユスティ


   
   恋人だってどうしてバレてたんだろう。
   私はシトゥラにしか話していないのに。
  
   シトゥラはやっと素直になったんだ、って
   笑いながら、よかったねってお祝いしてくれた。
   ………シトゥラが誰かに言うわけないし
   どうしてモモイ先生が知ってたのかは
   ユスティが言わないなら分からないまま。


  
(-9) 2023/10/13(Fri) 0:15:04

【秘】 エウロパ → ユスティ


   
   でも、もし知ることが出来たら
   嬉しいって言っちゃうと思うんだ。

   君のいない学園に未練はない。
   私も同じことを思うから。


 
(-10) 2023/10/13(Fri) 0:15:43

【秘】 エウロパ → ユスティ



   特にモモイ先生から引き止められることもなく
   職員室を後にして二人で歩く。

   恋人なんだから手を繋いでたって
   おかしくはないはずだけど繋ぐことはない。

   触れたいって想いはあっても
   それが君を危険にさらすことにつながるなら
   自分から手を繋ぎたいってなかなか言い出せない。
   
   まさか、君も手を繋ぎたいって思ってるとは
   察することは出来ないんだ。
   前に手を離されたのも覚えてるから、余計に。**


 
(-11) 2023/10/13(Fri) 0:16:16

【人】 エウロパ


***


   「それはそう、かもしれないけど………。
 
    ユスティまで問題児だって思われるの、
    私は嫌だけどな………。」


  
(4) 2023/10/13(Fri) 0:16:46

【人】 エウロパ



   君とは一緒に居たいけれど
   それはそれとして退学になるならそれは当然。
   そう思ってた私は、学園を煽って
   後に引けなくする、なんて発想はなくて。


   結果的にユスティの印象が悪くなってたら
   嫌だな、って思ってしまうんだ。
 
   
私のせいだ、って思ってしまう。


  
(5) 2023/10/13(Fri) 0:17:38

【秘】 エウロパ → ユスティ



   「死ぬなんて、言わないで欲しい……。
    言葉の綾、なんだと思うけど、それでも。

          もう何も傷つけたくないの。」


  
(-13) 2023/10/13(Fri) 0:18:04

【秘】 エウロパ → ユスティ



   「でも、ありがとう。
    君が傍に居るなら、君のためなら、頑張れる。」


  
(-14) 2023/10/13(Fri) 0:18:21

【独】 エウロパ


   
   モモイ先生とのことが蘇る。
   取り返しのつかない失敗をしないための練習で
   もし、失敗してしまったら?
   怪我でもさせてしまったら、どうしよう。



   
ユスティとは対照的に自信なんて持てなかった。


  
(-12) 2023/10/13(Fri) 0:18:59

【墓】 エウロパ



   明確に目的が決まっていたし、
   以前にモモイ先生と来た時に入った部屋だから
   イメージしやすかったのもあって。

   開かないかもしれないって思ったけど
   願い通りに扉は開いてくれた。

  
(+3) 2023/10/13(Fri) 0:19:40

【墓】 エウロパ



   小道具の中から燭台を見つけると
   それを少し遠くに置いて、
   ユスティに火をつけて欲しい、と頼む。
   自分ですればいいんだろうけど
   私は火に関する魔法が極端に苦手だった。
   誰かを巻き込みそうな場所で
   火を扱うのは私にはまだハードルが高い。

   
  
(+4) 2023/10/13(Fri) 0:20:13

【墓】 エウロパ



   私の相談に君は真剣に応えてくれる。>>+2
   あんまり具体的なことを聞いたわけじゃないのに
   分かりやすく、私の問題を指摘してくれて。

 
(+5) 2023/10/13(Fri) 0:20:26

【秘】 エウロパ → ユスティ



   「うん、すごくわかりやすい。

    前に水を出し過ぎちゃったときなんて
    まさしく蛇口が全開だったってことだよね。

    普通なら、全力を出しても
    あそこまでひどいことにならないんだろうけど。」

  
(-15) 2023/10/13(Fri) 0:20:41

【墓】 エウロパ



   問題はどうやって加減するか。
   自分では加減したつもりでも
   他の人にとっては加減出来てない、なんて
   私にとってはよくあること。

   方法が分からなくて困ってるわけだけど
   実際にやってみるのが早い、と
   ユスティに促される。

  
(+6) 2023/10/13(Fri) 0:21:00

【墓】 エウロパ



   
   「大丈夫、かな。

    ユスティに怪我させたり、しないかな……。」



  
(+7) 2023/10/13(Fri) 0:21:20

【墓】 エウロパ



   躊躇いを見せるものの、
   実際にやらなければ身につかないのは分かってる。

   大きく息を吸って、覚悟を決めると。

   ユスティの手はそのままに
   さっき火を灯してもらった燭台の方を見る。

  
(+8) 2023/10/13(Fri) 0:21:48

【墓】 エウロパ



   「あの燭台の火を、消したいんだ。
    燭台を倒すことなく、火だけを消すような風を
    魔法で起こせたらいいんだけど……。」


   普段の私の魔法制御を考えると
   何も考えずに魔法を放てば
   燭台までなぎ倒してしまうと思う。

  
(+9) 2023/10/13(Fri) 0:22:18

【秘】 エウロパ → ユスティ



   
「……ユスティのこと、信じるよ。」


  
(-16) 2023/10/13(Fri) 0:22:51

【墓】 エウロパ



   
「悠久の時を巡り続ける星のように。
    ―――――安寧の風をこの手に起こせ。」



   詠唱とともに、火を消すための風が巻き起こる。
   その風は火を消すには強すぎるもので―――――。*

  
(+10) 2023/10/13(Fri) 0:23:57

【独】 エウロパ



   死に追いやられないための努力に
   なにをしていたのか私は知らない。

   ユスティがそこまで言うなら大丈夫だとは思っても
   危険だと分かってても付き合ってくれるその決意に
   応えられるか、自信がなくて。

   でもそれも、秀才を舐めてるってことになるのかな。


 
(-25) 2023/10/14(Sat) 5:04:30

【独】 エウロパ



   火の魔法は単純に相性が悪いのかなって思ってた。
   だって、私は氷や風の魔法が得意で
   それと火は相性が悪いのかな、って。

   ユスティに聞かれるまで深くは考えてなかったけど
   小さい頃に火傷したことがあるのを思い出して
   原因の一つかもしれないって思うんだ。


   
火傷させないか怖いから火を使いたくない。

   聞かれなければ曖昧なままだったことも
   ユスティのおかげではっきりとして。

  
(-26) 2023/10/14(Sat) 5:05:29

【秘】 エウロパ → ユスティ



   「魔法で何かあったわけじゃないけど
    小さい頃に火傷したことはあったよ。

    加減を間違えて火傷したくないし……
    火傷させるのも嫌だから、
    魔法で火を扱いたくないの。


    
焼け落ちたりしたら取り返しつかない……。」


  
(-27) 2023/10/14(Sat) 5:06:19

【墓】 エウロパ



   言いながら、袖をまくって腕を見せる。
   よく見ればそこには火傷の痕が見えるはず。
   私の家族では痕までは消せず、
   自分でも消し方が分からなくて。
   火傷の痕を意図的に隠したりはしてないから
   何処かで知られててもおかしくはないかな。


 
(+11) 2023/10/14(Sat) 5:07:58

【墓】 エウロパ

   

   どうして風を選んだか、っていえば
   氷の次に得意な魔法でもあるからだけど
   氷を飛ばしてモモイ先生の腕を落とした出来事が
   頭に過ってしまうからで。


   もし、ユスティにどうして氷の魔法じゃないの?
   って聞かれたならモモイ先生の講義のことを
   話すことになるけれど。

 
   風の制御が難しいのは理解しているつもり。
   この前空を飛んだのは偶然に近い成功。
   あれを安定して成功させることは出来ない。
   空を飛ぶまでいかなくても
   今の私では難しいだろうと思う練習を選ぶのは
   隣にいるユスティへの信頼から。

  
(+12) 2023/10/14(Sat) 5:08:58

【秘】 エウロパ → ユスティ



   君がいるなら出来るかな。
   君の傍に居るなら成功させたい。


   ユスティの心境も知らないまま
   私は真剣にどうすればいいか考えてた。

 
(-28) 2023/10/14(Sat) 5:09:23

【墓】 エウロパ


   
   成功させたいって想いだけで簡単に成功するほど
   制御の練習は甘くない。


   燭台を吹き飛ばしかねない風が巻き起こって
   どうしよう、やっぱりできなかった、って
   動揺してしまったのが伝わったのか。


  
(+13) 2023/10/14(Sat) 5:09:56

【秘】 エウロパ → ユスティ



   
「ユスティ……?これじゃあ私……。」


  
(-29) 2023/10/14(Sat) 5:10:12

【秘】 エウロパ → ユスティ



   不必要な魔力まで溢れているのは私にもわかるのに。
   どうすればいいんだろう、わからない。
   不安そうにユスティを見てしまう私を
   落ち着かせるように、支えるように
   強く手を握られる。

        
―――――魔力の流れが変わっていく。


  
(-30) 2023/10/14(Sat) 5:10:46

【秘】 エウロパ → ユスティ



   必要ない魔力はユスティへと流れて
   風が弱まり始める。


  
(-31) 2023/10/14(Sat) 5:11:16

【秘】 エウロパ → ユスティ



   この感覚を覚えないといけない。
   私が少しだと思っていた魔力量は多くて
   もっと少ない魔力でも魔法は成功するのだと
   
   君が、教えてくれる。


   強風はいつしか頬を撫でるような風へと変わり
   蝋燭の火はゆらりと揺れた後に、消えた。


  
(-32) 2023/10/14(Sat) 5:11:46