人狼物語 三日月国


185 【半突発R-18】La Costa in inverno【飛び入り募集】

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「邪毒」 スカリオーネが参加しました。

【人】 「邪毒」 スカリオーネ

[影街に近い居住区に男は店を構えていた。
『美』を求む者の見目を向上させるという魔法を利用した技術を施す店は本日も閑古鳥が鳴いている。

見目とは人を惹きつけるために重要な要素であろう。
第一印象のほぼ全ては見目によってなされるしその印象が容易く覆ることはない。
顔が良いから許される等と言ったこともあるのが世の中だ。

その見目を向上させると謳う男の見目は醜かった。
目の周囲が特にであるが焼け爛れておりとてもではないが男が謳う技術を持ち合わせているようには見えなかった。
かつてはそうではなかったと嘆く暇もない程に紆余曲折も端折られあれよあれよと言う間に男の住処と店は影街の方へと追いやられていった。
男の技術や能力に問題があるわけではない辺りが男にとってもまた憎らしいところである。
それらも無いのならばいっそのこと諦めることも出来たであろうに]
(7) 2022/11/21(Mon) 6:50:57

【人】 「邪毒」 スカリオーネ

[現在も店を構えているのは誰かの『美』を磨くことを男の『美』の体現とする。
諦めきれない意地が半分と誰かの『美』を食いものにしていることが半分と中途半端な立ち位置で足掻きながらも影街に近づいていることを実感している。

そんな男は店の二階にあるベランダから居住区と影街を見ながら紫煙をくゆらせる**]
(8) 2022/11/21(Mon) 6:51:08
「邪毒」 スカリオーネは、メモを貼った。
(a3) 2022/11/21(Mon) 11:56:30

【人】 「邪毒」 スカリオーネ

──かつての話──

[男は『美』肌の魔術師として名が通っている。
かつては栄光ある二つ名として。
現在は落ちぶれた者の代名詞として。
だが未来ではきっと誰も覚えてはいないだろう薄れゆく字。

かつて男は『美』肌をウリとし一世を風靡していた。
自身の肌も完璧で男の手に掛かれば最低10年はお肌が若返ると噂されていたが事実である。
男の前には皺もニキビも黒子もシミも弛みも存在は許されることはなかった。
珠のような肌を求め、光り輝かんばかりの『美』肌を手にせんと予約は一年先までいっぱいだった。

順風満帆。
正に言葉通りの生活を謳歌し忙しなくもやり甲斐のある日々を過ごしていた。

あの日、どこぞの大富豪のお嬢さんが男の手で『美』肌を手にしたにもかかわらず落選した腹いせに男を襲撃させ顔を松明で焼きご丁寧に瘢痕化するように治癒魔法を掛けて行くまでは]
(40) 2022/11/21(Mon) 17:45:02

【人】 「邪毒」 スカリオーネ

[ヒトの第一印象は見目でほぼ決まると言われている。
『美』肌はそれを補うには十分すぎるものであるが、男にはお肌を磨くことはできてもヒトの心まで磨くことは能わなかった。

男は自分の顔を見て嘲笑した。
これが追い求めていた『美』肌の行き着く先であると、醜い顔を見てただ笑った。

歪に治癒された火傷の瘢痕は治せない。
既に治っているのだから治る余地がない。
痕はずっと残り続けていく。
まるで男の醜い心情が現れたかのように。

かつてが現在となった今では一等星を目指す星を食いものにしていく下衆な男を引き戻すように顔にあり続けている**]
(43) 2022/11/21(Mon) 17:56:04

【人】 「邪毒」 スカリオーネ

[かつての男は主に既に一等星であった者たちをより磨くために技術と能力を費やしてきたが現在は一等星を目指す未熟な星たちを主に商いをしている。

理由としてはかつては広場に近い場所に店舗を構えていたものが影街スレスレの位置に転居したことにより単純明快なまでに料金が安くなったからだろう。
男の見目で一等星は近づかないが料金に苦心する層には程よいもので、同時に未熟な星が育つ様を見るのは男にとっては矜持を満たしてくれる。

小気味良い。
貧する生活ではあるが悪くはなく。
食いものにするにしても育ってからの方が『美』味なるものであるから最初から手を出すことはない。
二度、三度と効果を知り必要な行為であると思い込ませる。
意識に滴り落ちた毒はやがては全身に巡るものだ]
(52) 2022/11/21(Mon) 18:23:26

【人】 「邪毒」 スカリオーネ

[男の生活は貧相なものだ。
店をやるのにも薬代やら何やらかかるのに収入は先の通り。
矜持のために意地でも格を下げることなく上に戻るために必要な要素を何一つ見たせないままに燻った生活をしている。

故に男は今日もパンの耳を食んでいたところに>>26予約してない客がやってきた]


この野郎。当店は予約優先でございますれば。
他のお客のご迷惑になりますからお帰りください。


[他の客は影も形もない上に店主は食事中ですらある]


前にも言ったよな?
お客のプライベートな時間だから見せないって。
俺は何度言えば良いんだ?


[さらに言えば本日の予約もないので見せられることは何もない、本当に何も。

男は言い終えるとパンの耳の残りを口に放り込みとてつもなく黒い珈琲を口に含み苦さに怖い顔を浮かべた**]
(56) 2022/11/21(Mon) 18:33:41

【人】 「邪毒」 スカリオーネ

――ベランダ――

[男が紫煙をくゆらせ恐ろしく黒い珈琲を口に含んではこの世のものとは思えない程に苦々しいものを飲んだような顔をしていると真っ黒な梟が飛来してきた。
>>75黒き梟はいつも決まって同じ位置にとまり要件を伝えてくる。
梟が言語を語る光景は初見であれば物珍しさに瞳を輝かせようものだが残念なことに男は珈琲の苦味を口内に残したままの表情であった。
言葉が終われば男は口を開く]


これはこれは梟殿。
毎度完璧なる執事の様な振る舞い大変素晴らしい。
予約でありますが……。


[脳内に浮かぶ空白に男は超絶苦い珈琲を口に含んでいる時以上に苦々しい表情を浮かべた]
(90) 2022/11/21(Mon) 20:33:48

【人】 「邪毒」 スカリオーネ

ブランシュ様に言伝を。
大体いつも通りの具合です。
来られたい日取りをお伝えください、と。


[言伝の内容で好きな時間に来られたしということは伝わるだろう。
彼の魔法店「ヴンダーカマー」の店主には世話になっている。
主に使用する魔薬の抽出を依頼するのだが対価に>>50「寿命」を求められたあたり男は自分のことを棚にあげながらも怪しいと言わざるを得なかったがそこは処世術。
努めて笑顔のままに『寿命よりも余程に若さを保たせますよ』と引き込んだのが付き合いの始まりであったか*]
(91) 2022/11/21(Mon) 20:33:51

【人】 「邪毒」 スカリオーネ

――店内――

[男は末恐ろしい程黒い珈琲を二度口に含む。
>>83何度言っても理解してくれないこの野郎ことリュディガーは一体いつになったら理解してくれるのかと不毛な思考を脳内で広げる]


ちょっと軽めの痣やニキビが『美』を損なう。
軽めだから大事ないのではないんだぞ。
誰しもが不安なんだ。
少しの痕が尾を引くようにな。


[男は右手で自身の顔右半分を覆いそこにある瘢痕をなぞる]


お前さんの姉もそうだったんだろう。
不安だから同席を求めた。
来店したときの表情と吹き出物が消えたときの表情。
俺はどちらも覚えているよ。


[この世の終わりを迎えたかのような表情は吹き出物を消し去り終われば晴れやかな春うららかな日々のような表情へと変化した]
(93) 2022/11/21(Mon) 20:41:57

【人】 「邪毒」 スカリオーネ

許可を取れる客がいるなら構わんさ。
チップを出す出さないはお前さん次第だ。
だが、見つからないだろうとは思っている。


[以前から仮に許可が得られるならば許可しようとは伝えてあると記憶している。
一等星を目指している星たちには描かれることは未だ荷が重かろうし、食いものにされた星であれば尚の事拒むだろう。

リュディガーだけの伝で連れてくることが出来れば宜しいと単純明快な解答を伝える]


見たいなら自分の身体を使えば良いだろうに。
お腹の方ならば見えるじゃないか。
うちはその辺りで差別も区別もしないからな。


[男女の差別区別はしないと暗に口にしているがこの男、リュディガーのことを男と思っている。
そのための野郎呼ばわりであり姉に関しても男と二人きりは怖いから弟を連れてきたのだろうと認識していた*]
(94) 2022/11/21(Mon) 20:49:56
「邪毒」 スカリオーネは、メモを貼った。
(a20) 2022/11/21(Mon) 20:52:47

【人】 「邪毒」 スカリオーネ

――店内――

>>100言葉を返そうとして男は口を噤んだ。
現在までの間に『ケチではない』などのやり取りを幾度したことだろう。
パンの耳や珈琲を最低級のものにしている辺りケチであることに疑いはないのだが、事が事であればケチなことはしないと決めている。

呟かれた願いを叶える術は男にあるが為すためには僅かに築いた信用や信頼を失いかねない覚悟も必要なことも事実だ。

>>101変わり身を探すと言っているが可能かどうかはさておいて]


無駄な肉がなくなりほっそりした身体つきになれるな。
後は身体中の毒素を抜き出して肉体を健常化させたりな。
身体の線を整えるのも『美』肌の内だぞ。
何も吹き出物だけが対象ではない。


[男の場合でも肉体『美』を魅せるために余分な堕肉を落としたいならば可能だ。
流石に筋骨格から変えることはできないが]
(105) 2022/11/21(Mon) 21:42:11

【人】 「邪毒」 スカリオーネ

はいはい、約束だ、約束。
指切でもしてやろうか?


>>104どうやら今日は帰ってくれるらしいが近々見つかっても見つからなくてもやってくるだろうことはいつもの流れなのでやや気のない返事をする]


お前さんも『美』肌を磨けば客の気持ちがわかるかもな。
描くなら気持ちがわかったほうが良いんじゃないか。


[結局は誰かを連れてこようとするだろうその背に助言を送り見送った]
(106) 2022/11/21(Mon) 21:45:06

【人】 「邪毒」 スカリオーネ

……ふぅ。


[紫煙をくゆらせる。
これもまた魔薬の一種であり独特な香りがするものだ]


『綺麗』、か。
久しく本人以外からは聞かない言葉だな。


[男は一つ頷くと頬を噛むように緩むのを抑えながら大きく紫煙を吸い込み、噎せた。

今の表情をリュディガーに見せるわけにもいくまいと仏頂面で見送った後、店内にはそうした咳の音が響いていた**]
(107) 2022/11/21(Mon) 21:47:50
「邪毒」 スカリオーネは、メモを貼った。
(a23) 2022/11/21(Mon) 21:53:59

【人】 「邪毒」 スカリオーネ

――店内――

[期待していなかったところから得た称賛に気がよくなるのだから男は身勝手なものだと自嘲しながら店内を掃除して回る。
客商売であるから暇であっても店内の清掃を欠かしたことはない。
特に術を施す円柱状の部屋は念入りに整えておく。

室内は白色で清潔感を出し過度な装飾品は存在しない。
絵画や絨毯を敷いているのは主にロビーの方となる。
中央に身体が沈み込む程に柔らかなベッドが一つあり、他の調度品はベッドよりも低い位置にしかない。
上を見上げると天井は吹き抜けになっておりステンドグラス風のガラスがはめ込まれ陽の運動によって室内に差し込む光の色や加減が変わるため白色である方が好ましい。

四角い店舗の中に円柱状の部屋があるのだから他の部屋の間取りは窮屈なものだが男は気にした風はなく二階に住んでいた]
(130) 2022/11/21(Mon) 23:16:06

【人】 「邪毒」 スカリオーネ

――ベランダ――

[ベランダもそうした歪な部屋割りの結果生まれたものだ。
>>124慇懃無礼な黒い梟は伝えた言葉を適当に正して伝えてくれるだろう。

礼の品となると男は顎を擦る]


金よりは魔薬があると助かると伝えてくれるか。


[量はブランシュ嬢の方で決めてくれるだろう。
>>125飛び去る黒い梟を見送ると男は室内に戻った。

男が出来るのは『美』肌にすることだけで現在の年齢内で非常識なまでにお肌の状態を最高にするだけのことで実際の年齢に対し効果はない。
気持ちの持ちようにより若く感じることもあるだろうがそれはそれ。
男は自分の腕前に自信と自負があったが果たして使い魔を使役する女を満足させられているかと言えば少しばかり自信がなかった**]
(134) 2022/11/21(Mon) 23:24:06
「邪毒」 スカリオーネは、メモを貼った。
(a29) 2022/11/22(Tue) 0:22:49

【人】 「邪毒」 スカリオーネ

――居住区――

[中央広場に近しい居住区の街路を男は歩いている。
時折立ち止まってはフェスの準備に明け暮れる人々を眺め喧騒が伝わってくる方向に進めば自ずと中央広場にたどり着く。
かつて男はこの辺りに店を構えていたが現在では足を向けることもない。

明日の一等星を目指す星たちが、既に一等星である星たちが、星たちに魅せられにきた人たちが熱狂し狂乱する。
男が熱狂の中心地に最も近くいた時は既に十年程も前の話だ]


よし、これで最後だな。


[落ちぶれた男は現在の店の壁紙を張って回っていた。
集客は一日にして成らず。
定期的に壁紙を用意し店舗情報の集まる掲示板に張ったりはするがすぐに剥がされたり上から別の紙を張られることなどザラにある。

ヒトを魅せれる者が優先される。
理解しているからこそ数や場所を考え網にかかる星を得るという涙ぐましい努力を続ける。
張り付ける紙も『美』肌だけではなく体調改善や娯楽を謳う文句もつけておく]
(183) 2022/11/22(Tue) 21:15:57

【人】 「邪毒」 スカリオーネ

……今回は無駄にならないと良いがな。


[期待はしていないことはないが望みは薄かろう。

口コミで話題になった店の方が余程に繁盛するが男の店は男の見目だけで悪評が重ねることが容易なのだから期待できるものではない。
壁紙もいつものように役には立たないだろう。

ため息にも近しい吐息を溢し男は雑踏に紛れ込む。
目ぼしい星を探すために**]
(188) 2022/11/22(Tue) 21:27:10

【独】 「邪毒」 スカリオーネ

/*
おめでとう(拍手
(-111) 2022/11/22(Tue) 21:39:28

【人】 「邪毒」 スカリオーネ

――街路――

[雑踏に紛れ歩く男は周囲の熱気の中では浮いた存在であった。
熱狂や狂騒に憑りつかれているわけではなく、それでいてヒトを見て歩いていた。
視線は真剣そのものだが見ているのは肌である。

惜しい、もう少し、後僅かと勝手なる評しては『美』を披露する者たちを心の中で応援して回る。
男とてかつては中心近くまで行ったことがある身だ。
星が輝く様を見るのは好きなことである。

だが、同時に嫌悪ではなく感情を分析するならば羨望や嫉妬と言った類のものを覚えてしまうことがある。
星が最も輝く手前、その感情はとても強くなり客として着ていれば下衆な行為に及んでいる――と]


おっと……危ないな。


>>219小さな悲鳴と共に誰かがぶつかった衝撃が走る。
男の体躯であるから跳ね飛ばされることはなく、声の主が正しく声の通りであれば若い女であろうからと手を伸ばす。
雑踏の中で唐突に立ち止まるとより危ないと頭を下げる女性を路の端へと連れていく]
(233) 2022/11/22(Tue) 23:53:48

【人】 「邪毒」 スカリオーネ

こちらこそすまないな。
俺も余所見をして歩いていたんだ。


[周囲で観光している者たちもまた同じように自分の周囲ではなく星を見て歩いているので止まると危ない理屈は明確であろう]


君は……。


[男は女性の衣装と髪、最後に瞳へと視線を移していく]


君も『美』の体現者だったか。
そちらこそ怪我はないか。
肌でも怪我していたら折角の綺麗な髪と瞳が勿体ないぞ。


[男に頭を下げてくれるのだから悪い娘ではないのだろうし、輝く手前の独特の雰囲気を纏っている気がする。
男が、とても、食べごろだと思う頃合いで――そのまま女の肌を見て]


惜しいな。


[不意に言葉に漏らしてしまったのはそんな言葉であった**]
(234) 2022/11/22(Tue) 23:53:54

【独】 「邪毒」 スカリオーネ

/*
え、疑似的にさんぴ(r
(-133) 2022/11/22(Tue) 23:55:16

【独】 「邪毒」 スカリオーネ

/*
私の知らないところで出力限界を求められる。
頑張ろう
(-135) 2022/11/22(Tue) 23:56:40
「邪毒」 スカリオーネは、メモを貼った。
(a49) 2022/11/22(Tue) 23:57:28

【人】 「邪毒」 スカリオーネ

>>252女性の視線が男の顔に向けば火傷の瘢痕を認めたであろう。
多くの"ヒトを魅せる者"たちは男の容姿を見ただけで距離を取ろうとしたものだが>>253ぶつかったとは言え微笑みを返されると男は僅かに目を細めた]


いや、失礼した。


[心の美醜は男には磨くことはできず男自身の心もまた瘢痕のように醜く爛れたものになっている。
一方的に惜しいと口にしてしまったことが何よりも如実に男の心情を表してしまった。
即ち、傲慢とも取れるものをだ。
持てる者は誰しもがではないがそうなっていくのだろう。
例え自身が"持たざる者"になったとしてもだ]


あなたを心配するのは当然のことだ。


[女性は輝く手前なのだろうか。
男は違いに気づかせてくれたことと無礼を詫びる意味で謝罪の言葉を紡ぎ、星を想う気持ちは当然であると唱える]
(255) 2022/11/23(Wed) 12:32:24

【人】 「邪毒」 スカリオーネ

そしてもう一つ、失礼するならば。
俺はこれでも『美』肌に五月蠅くてね。


[男の見目を思えばその言葉は失笑に付するものだろうが言葉を続ける。
細めていた瞼を開き星の瞳を見つめながら男は自身の瘢痕に手を伸ばし撫でた]


俺を見れば分かるだろう。
肌は重要なファクターだよ。
髪や瞳が美しくとも肌が今一つであれば美しさも陰る。
いや、陰るは言い過ぎか。


[前置きを唱えると視線を一度逸らし雑踏を見ると再び視線を女性へと戻した]


あなたがどのような『美』を魅せているのか。
俺は知らないのだが百点満点の髪と瞳を活かすのに。
肌をもう少し磨いた方が良いと思ったよ。

服装を見るにそれなりに肌は見えるのでは?


[見目はどこかが際立っていても最終的には総合点として見られるものだ。
男の目から見てお肌の点数が後少し欲しいと、真剣な眼差しで伝えると男はまた女性の反応を待った。
一笑に付すか、或いは――彼女がどのような反応をするのかを認めるために**]
(256) 2022/11/23(Wed) 12:46:47

【人】 「邪毒」 スカリオーネ

>>244横目で雑踏を見た際にちらりとよく見かける人物――リュディガー――を見た気がしたが営業中でもあるため男から何かしら気づいた素振りをすることはなかった。

ただ視線は合ったかもしれないが過分に反応すれば恐らくだが接近してくるのではないかと思っていた**]
(257) 2022/11/23(Wed) 13:00:33

【独】 「邪毒」 スカリオーネ

/*
やらかした
ヨコ文字なるべく使わないと決めていたのにファクターって!!
(-149) 2022/11/23(Wed) 13:31:13
「邪毒」 スカリオーネは、メモを貼った。
(a60) 2022/11/23(Wed) 13:32:02

【人】 「邪毒」 スカリオーネ

――店舗・夜――

>>258大富豪が訪れた時間は就寝前の時間だった。
男はナイトガウンを羽織り戸口に立つと扉を開ける。

不機嫌そうな表情を隠すこともせず先程までくゆらせていた紫煙の残り香を吐き出す]


居るには居るがね。
俺はお肌の魔術師だぞ。
夜は肌のために寝る時間なんだがなあ。


[余程の事情があるのだろうねえと暗に含ませて一切引くことなく大富豪へと視線をやる]
(265) 2022/11/23(Wed) 15:18:03

【人】 「邪毒」 スカリオーネ

>>259以前訪れた際に大富豪は小気味良い程に単刀直入に要件を伝えてくれた。
>>260内容もその隠すこともない傲慢さも気にいらないが唯一簡潔という二文字においては評価していた]


そうだな、悪い話ではないな。
だが、断らせてもらいましょう。


[貶められ影街に追いやられようとしていた。
誇っていた『美』肌も醜いものとなり大富豪のように嗤う者も数多い。
嗤いには最早慣れていた]


金なんてものはですね。
この街ではコバンザメのようなものなんですよ。
『美』に引っ付いているだけのものだ。

『美』は金になるが金は『美』にはならない。


[男は懐から葉巻を取り出すと遠慮もせずに火を点け紫煙をくゆらせ始めた。
魔薬の素材の一つで作ったもので精神的安寧を得られる代物は煙草とは異なる香りがする]
(266) 2022/11/23(Wed) 15:18:20

【人】 「邪毒」 スカリオーネ

良い方の言い方をすれば……。
知っている癖にお人が悪い。


>>261提示された内容に悪い面は一つもないように思える。
然しながらパトロンがつくということはパトロンの意に副わなければならない。
その意が『美』を魅せる者と同じならば幸せなことだろう。
何せ街の中心で披露するには有力なパトロンが必要不可欠だからだ]


悪い言い方をすれば……。
喰えない狸ですね、あなたは。


[有力なパトロンの全てが善ではない。
中には悪いパトロンも存在すると男は目の前の大富豪にそちらの評をつけていた]


俺の『美』肌はね。
女神の寵愛を受けたい者にたたき売りしていますので。
シメオン・ジョスイ氏ご自身が求めるならば。
喜んでこの腕を振るいましょう。
(267) 2022/11/23(Wed) 15:18:37