人狼物語 三日月国


145 【R18G】星仰ぎのギムナジウム2【身内】

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【人】 司書 エルナト

「…………いない。」

いつも穏やかに微笑んでいる少年も。
今日、この朝ばかりは沈んだ面持ち。
朝起きた時から、姿の見えないルームメイト。
どこへ行ったのかと、探して回っていたら、
いつもより食堂に来るのまで遅くなってしまった。

「………………。」

いつものように、皆の食事の風景を眺める事もなく。
椅子に座って、窓の外をぼんやり眺めた。
(0) 2022/05/04(Wed) 21:08:03

【恋】 司書 エルナト

/*予想してない人まで誑かしてしまっていて、こちらも思考を停止しています………ごゆっくり………!
(?1) 2022/05/04(Wed) 21:11:06

【恋】 司書 エルナト

/*ゆ、ユメカワ先輩………!
(?3) 2022/05/04(Wed) 21:15:14

【人】 司書 エルナト

>>2 シャルロッテ

少年は、その声を聴いても、少しの間だけ、窓を見続けた。
それから、酷く緩慢な動作で、振り返る。

「………………。」

口を開いて。
閉じて。
君を見て。




「………朝からいない。」
「…多分、昨日の夜からいない。」
「………彼の布団が冷たかったから。」


君の心をすり減らす現実を、口に出した。
(5) 2022/05/04(Wed) 21:18:14

【人】 司書 エルナト

>>6 シャルロッテ

口に出せば現実になってしまうと思ったのが、一つ。
君に告げるべきではないと思ったのが、一つ。

二つが少年の口を塞いだが、君が三つ、要求したので
渋々と言った様子で口にした。


「あっ………シャルロッテさん!」

そうして、駆け出す背中を。
手を伸ばしこそすれど、追いかけることなどできず。
小さく息をつくのだった。
(8) 2022/05/04(Wed) 21:27:56

【独】 司書 エルナト

哀しくて仕方ない。
あぁ。


お気に入りのペットが死んでしまったような感覚だ。




愛着があったのに。
(-7) 2022/05/04(Wed) 21:28:51

【人】 司書 エルナト

「…………はぁ。」

家族のように思っていた者たちが、どんどんと消えていく。
しゃんとしないとな、とは思うものの。
中々心というものは切り替わらないもので。

「…………。」

がたり、と椅子を鳴らして立って。
いつもより少し早く、図書室に向けて歩いて行った。
あそこが一番落ち着くから。
(11) 2022/05/04(Wed) 21:34:33
エルナトは、図書室で本を読んでいる。『揚羽が番を食い殺す物語』
(a3) 2022/05/04(Wed) 21:43:10

【秘】 神経質 フィウクス → 司書 エルナト

/*
拝啓、ロールの流れで能力行使先を決めていたら
気付けば恋窓がブンされていました。

こちらのハンドアウト上、
この絆の解釈次第ではちょっとまずい(まずくはない)事になるので

取り急ぎ要点だけ掻い摘んでお伝えします……

こちらご覧の通り物凄く情緒不安定なヒス男なのですが、
実際は
『人に向ける感情が全て怒りに捻じ曲がってしまう』
という病気です。
喜怒哀楽に始まり、恐怖や困惑や驚きに果ては愛情まで。
とにかく何でもかんでも例外なく最終的に怒りという感情に着地します。

論理的思考は感情とは異なりますし、理性もありますが、
仮に親愛や何らかの情を抱いても病によって捩じ曲がったそれらをそうと定義できるかは疑問が残ります。

という感じに……なっています……。
こちらPLには特にNG事項は無いため(場合によってはPCが上手く応えられるかは怪しいですが)、絆の扱いについては当たり障りのないものでも当たり障りのあるものでもご随意にして頂ければと……
(-13) 2022/05/04(Wed) 21:52:53

【秘】 司書 エルナト → 神経質 フィウクス

/*
クロノちゃんだけだと思ってたらなぜかもう一人
誑かしてて、本当にびっくりしてるPLです……

ハンドアウト、了承しました!
正直どうせこうなってしまったならもういっそ、当たり障りあるやつにしてやろうか、と思ってるんですが……(テロ)
こちらの方も設定上、ちょっと色々、あり……端的に言うと、

『自分以外を平等にペットとか動物的なものとして見てるので、
 それらに向ける感情以上のものを抱けない』


というものでして………
故にどんな感情(怒りに変換される前の)を向けられても、応えることが大変難しく……
むしろ怒りに変換された方がお互い楽かもみたいな……状態です!


絆の扱いは、ロール上、フィウクスくんが抱きそうな感情を抱いてもらえれば、と思います。こちらもNG自体はなく!
今までのやり取りだとちょっと難しいですかね?デート、したほうがいいですか……!?
(-21) 2022/05/04(Wed) 22:50:50

【秘】 神経質 フィウクス → 司書 エルナト

/*
つまりこのヒス男が多少突っ掛かったところで
でかいねこちゃんがキレ散らしてる程度に見える……ってコト!?
では節度をもって当たり障りありまくりに……なっちゃおっ……かな!?


デート……してもどうにかなるんでしょうかねこれ?(困惑)
おそらくフィウクスとしては現状エルナト君への印象は
ちょっとお話した事で他人事でこそなく、でもなんか気になる(なんか気に障る)くらいかな、という感じなのですが…
互いに変に好意的であろうとしない方が楽そうなのは本当にそう。
こちらは無関心が比較的マシ、険悪が一番楽……という有様なので……

ただこのヒス男、あんまり怒らせると手が出てしまう可能性があり…
暴力をお求めの際は容赦なく地雷を踏み抜き、
暴力沙汰を避けたい場合は
上手に躱したりチキレして頂ければ幸いです。


こちらから急いでお伝えすべき点は多分これで以上となります。
何かご質問やご相談等ありましたらいつでもお気軽に…
(-27) 2022/05/04(Wed) 23:43:24

【秘】 司書 エルナト → 神経質 フィウクス

/*
そう!突っかかられたら猫ちゃん威嚇してるなぁとおもうし、
殴られたら猫ちゃん引っ掻いてきたなぁ……って思う!
やった〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!

ならないかも………。
とはいえデート、というほどではなくとも、
話しかけられそうなタイミングでまたお話、しに行こうと思います!
何か気になるを…凄い気になる(マジギレ)にさせちゃおっかな…。



了解しました!では、キャラの思うままにやっていきつつ、
不明な所は聴いちゃったりしつつ、やっていきましょ〜〜〜〜!!!
(-28) 2022/05/04(Wed) 23:58:38
エルナトは、成長期だからお腹が減る。お腹が減ったと図書室でお腹をさすった。
(a11) 2022/05/05(Thu) 1:21:39

【秘】 司書 エルナト → 中等部 バラニ

「…………バラニ!!」

夕刻過ぎ。
寝る準備も始めなければ、と思い部屋に戻ったところで、
居なくなったと思っていた存在が居ることに驚きの声を上げて。
とたとたと、長くも無い距離を小走りで詰める。

「どこ行ってたの!心配したんだよ。」


「…………大丈夫……………?」


という心配の言葉は。
神隠しの噂を嫌でも想起してしまうから。
なにも、なかったのかと、鷹色の目が君を見つめる。
(-61) 2022/05/05(Thu) 6:45:10

【人】 司書 エルナト

>>14 トット

「…………おーい、トットくん。」

呼び声は、建物の方から。
1階の窓、図書室があるはずの場所から、君に。
手を振る少年の姿。

「またお花のお世話かい?精が出るね。」
「お花好き?」

他愛のない会話。
なにか話していたくて、そんな雑談を。
(19) 2022/05/05(Thu) 6:48:11

【秘】 中等部 バラニ → 司書 エルナト

「……ああ、エルナトくん」

どこかぼんやりとしている様子だったが、あなたの驚く声と小走りでこちらに詰め寄ってくる姿を見れば少し申し訳無さそうに笑みを浮かべて。

「先生たちと大切な話をしていたのだよ……それが少し長引いてね」
「心配させてすまないね……置き手紙でも残していけばよかったか」

何しろ急な出来事だったものだからと、気まずそうに頬を掻く。
寝台に腰掛けていたところから立ち上げて、アピールするように両手を広げて。

「もちろん大丈夫さ、ご覧の通りね!」
「そして……
 ふふ、それだけでないのだけれど……わかるかな、エルナトくんに」

昨日の意趣返しだと言わんばかりにどこか悪戯っぽく笑いながらあなたに問いかける。

今まで座っていたからはっきりわからなかったけれど、明らかに背丈があなたより大きくなっていることなんて、すぐにわかることだ。
(-67) 2022/05/05(Thu) 9:52:57

【秘】 司書 エルナト → 中等部 バラニ

「大事な話って…………そんな夜通し……」

それだけのわけが無いじゃないか、と。
思いはすれども口には出せない。
傷を抉ってしまいかねないから。

それから、立ち上がる君を。
見つめた時に、いつもより首が痛いことに気づく。

わかるかなって。
わからないわけがないでしょう。
昨日もお話したのに。毎日見てるのに。


「……どうしたの、その体。」

笑う君とは対称的に、少年は眉を下げたままだった。
(-84) 2022/05/05(Thu) 13:25:42

【人】 司書 エルナト

>>20 トット

「うん、こんにちは。今日もいい天気だね。」

窓枠に頬杖をついて、微笑む。
無邪気な笑顔は、見てると心が癒される気分。
さながら可愛い子犬を見てるかのような感覚。

「もう随分春だからね。お花の季節だ。」
「じゃあ、動物も好きなのかな?卵や赤ちゃんから頑張って育ってるし」

綺麗、とか可愛い、とかじゃなく、
頑張ってるのが理由なんだ、ちょっぴり独特な考え方だなぁ、
と君を鷹色の目で見つめながら、思いつつ。

「将来はお花屋さんとかになりたい?」

日常に身を浸すように、他愛のない会話を続ける。
(22) 2022/05/05(Thu) 13:31:42

【神】 司書 エルナト

>>G0 フィウクス

「カラスの鳴き声は平気なんだ。」

とさ、とさと、靴が土を踏む音。
施設の方から、境界線まで。
軽くも重くもない足音が響いてくる。

「こんなところで何をしてるの?」
「出たい訳でもないのに。」
(G1) 2022/05/05(Thu) 13:34:44

【秘】 中等部 バラニ → 司書 エルナト

「ふふ、やっぱり君にはすぐ気付かれてしまうね」

流石に30とまでは言えないがね、と肩を竦めながら。
その背丈は目測でも、10cmほどは大きくなっている。

一晩で成長したと言うには、あまりに奇妙だけれど。

「父上が、私に早く戻ってきて欲しいとのことでね」
「病気の治療も……積極的に行うことになったんだ」

大事な話というのも間違いではないだろうと、言葉を添えて。

「背が伸びたのも、きっとその影響なのだろうね。
 私の抱える病は……精神が身体に影響を及ぼすものなのだから」

そう語るバラニの様子は、一見すればいつも通り……ともすれば、いつも以上に快活なものに見える。
けれども、嬉々として語った話の内容は、あなたと昨晩語りあったことを思えば違和感を感じさせる。

それはまるで、彼が言った魔法の薬を飲んだかのようで。

飲まないと強く宣言していたはずのバラニの言動を考えると、これほど不自然なことがあるだろうか。

(-91) 2022/05/05(Thu) 15:40:09

【秘】 中等部 バラニ → 司書 エルナト

そして、不意に何かを思い出したようにあなたの方を確かに見つめて。

「そうだ、エルナトくん」

「……君は冗談だと言っていたけれど」
「もしそれが本当だったのなら、考えさせてくれと言った件、私は構わないよ」

にこりと笑顔を浮かべながら、何の躊躇いもなく言い放った。
考えさせて欲しいと言ってから、さほど時間も経ってはいないというのに。

「君は私の大切な友人だもの、苦しい思いをしているのなら力になりたいんだ」

その言葉には間違いなく、あなたを親しく思う気持ちと力になりたいという意思が籠っている。
けれど、昨日まではそこにあった不安や躊躇いは、綺麗さっぱりなくなってしまったかのよう。

どこか様子がおかしいまま穏やかに微笑んで、あなたの返事が如何なるものかを、待っている。
(-92) 2022/05/05(Thu) 15:40:53

【人】 司書 エルナト

>>23 トット

「えぇ、朝晩はまだ寒いと思うけどなぁ。」
「ちゃんと上着は持ち歩かないとダメだよ?」

というのは、少年が寒がりだからそう思うだけかもしれない。
例年通りなら、そろそろ食堂のメニューに野菜カレーとかが出てくるのだろうか。
自分が食べるわけではないけれど、ちょっと楽しみだ。
園芸部の子達が達成感を顔に浮かべて美味しそうに食べる姿は可愛らしいし。
……あと、野菜が苦手な子が神妙な顔をしてるのも面白い。

「生きてるのが偉いんだ………」
「それならトット君も偉いね。」

僕も偉いし。
触ると暖かいし、小刻みに震えてて可愛らしいよね、と手で示すものに同意を示しつつ。
この施設に本が無かったら、自分も飼育部にでもなろうかと思ってた程度には、動物が好きだ。

「おや、そうなのかい?将来の夢はあった方が良いよ。」
「その方が、頑張って病気を治すぞーっていう気になるしね。」
「皆の役に立つっていうと……お医者さんとかかなぁ……。」

未来が来て当然と、能天気に考える少年は。
君の将来の姿をあれこれ想像してみたり、口に出してみたりする。
(24) 2022/05/05(Thu) 17:07:26

【秘】 司書 エルナト → 中等部 バラニ

10cm。
少しだけ見下ろしていた目線が、今は少しだけ見上げるものに。
友が、宣言通りに成長している。
その事象は喜ばしいものなのに、それにかかった時間があまりに短すぎるから、何一つと喜べない。

柱に傷をつけて、互いの身長を競い合うような。
そんな数年を経て、見上げたかった。


「積極的にって……なにをしたのさ。」
「君が立派な大人になりたがってるのは知っていたけれど。」
「そんな簡単になれるものじゃ……なりたいわけじゃなかったはずでしょ。」

だって、そんなすぐに大きくなれるなら。
君は何のために、存在を隠してまで初等部の頃からここに居て。
中等部まで、健気に地道に、立派になろうと努力してきたのか。
"そんな風になりたくなかった"から、頑張ってきたんじゃないのか?

「……なんでそんな元気でいられるの。」

何も分からない。
不気味さすら、感じてしまう。

(-96) 2022/05/05(Thu) 17:33:54

【秘】 司書 エルナト → 中等部 バラニ

それから、唐突に言われる言葉に。
尚更に少年は怪訝そうに眉を顰めて。
鷹の目が、じっと見据える。

「…言ってる意味が分かってるの?」

偽りのない言葉だという事は分かる。
元々君は、あんまり嘘が付けないタイプだと思ってる。

だから、不気味だ。

昨日とあまりに違いすぎる。
まるで別人になったのか、あるいはまっとうな感性が消えてしまったのか。

「……汗も、涙も、口の中に溜まった唾液も。」
「血液も、尿も…………精液だって。」
「僕に捧げられるって事?何の戸惑いもなく?」

ゆっくりとした口調で、羅列する。
普通なら吐き気すら催すくらいの内容だ。
昨日までの君なら、気持ち悪そうな顔を浮かべたかもしれない。


「……君が何でそうなったのか、わかるまでは。」
「いらないかな。」

今、気持ち悪そうな顔を浮かべているのは。
少年の方だった。
(-97) 2022/05/05(Thu) 17:34:18

【人】 司書 エルナト

>>25 トット

「めんどくさいよ。遊べなくなるし。」

ベッドの上で寝るだけになっちゃう。つまんないよ〜と脅しというには柔らかすぎる言葉を告げて。
野菜カレーの日に誇らしくしている君も、人参相手に剣呑な目をしている君も、やはり少年は好きだ。
ペットがご飯に威嚇しているのを見ている感覚。
狭い鳥籠の中の小さな娯楽。

「僕も好きだよ、皆の事。」
「犬みたいな子もいるし、猫みたいな子もいる。」

何かと動物に例えたがる少年だ。
君の病の事はあまり知らない。いつも包帯を巻いてるから、良く怪我をしてるのかな、くらいの認識をしている。
となると、やはり園芸部の方が怪我の要因が少なくていいのかもしれないな、等と思いつつ。


少しの間に、きょとん、と見つめて。

「今何か考えてた?」

問いかけて。

「調剤師だね。全然仕事の内容は知らないけど、お料理みたいに作れたら楽しそうかも。」
「何でお医者さんより調剤師がいいの?」
(26) 2022/05/05(Thu) 18:27:04

【秘】 司書 エルナト → 童心 クロノ

どこかの、日も落ち始めた頃。
君がどこにいるか、どこにいるとしても、
少年は施設の中を散歩して、君を見つければ声をかける。

「クロノさん、こんにちは。」
「穏やかに過ごせた?」

こっちは大丈夫だったけれど、そっちも大丈夫だったかな、と。
(-107) 2022/05/05(Thu) 18:38:38

【神】 司書 エルナト

>>G2 フィウクス

「僕も烏の鳴き真似を練習しようかなぁ。」

そうしたら苦しくない?と。
少年はいつもと変わらぬ能天気な笑み。

「なるほど、逃げ場所なんだ。」
「…なに、そんな怖い顔しないでよ。泣いちゃうよ。」
「あなたが言ったんでしょ。ここに居るしかないんだって。」

言葉のほうは意にも介さず。
だって、君の脚は動かないままだから。
去っていくならごめんねくらい言おうとも思うけれど。

鴉が飛び去るのを見上げた。

「外の世界はどうなってるんだろうね。」
「早く外に出たいよ。きっとここより楽しい。」
「この森、深いのかなぁ。」

境界線の上に立つ木に手を添えて、どう思う?なんて。
深くない森なら、頑張って歩いたら抜け出せそうじゃない?、と
冗談めかして笑った。
(G3) 2022/05/05(Thu) 19:15:02

【神】 司書 エルナト

>>G4 フィウクス

「なれたほうが楽しいじゃない。」
「夢を見るのは自由だよ。誰だって。」

そんな棘もやはり気にすることもなく。
君の言動や態度に左右されず、常にマイペース。
穏やかで落ち着いている、と大人には評されているけど、
きっとただ、少年のペースが傍から見たらそう見えるだけだ。
あんまり人を省みていない。


「僕の泣き顔じゃ満足できない?残念。」
「つまり逃げ場を潰された君は、今は正当に怒る権利があるという事だね。発散してく?僕は構わないけれど。」

少年は前誰かに"いい性格"だと言われた。
きっと君に、君が相手に抱かせる印象と同じものを、少年へ抱かせるかもしれない。
つまり、性格が良くないという事だ。

それから、質問を聞けば。
いつも通り微笑みながら、少し眉を下げて。

「何歳になっても乳離れできないから嫌になっちゃったんだって。」
「僕が帰る場所にはもう、僕じゃない子供が座ってるんじゃないかな。」

ここから出たらどうしようねぇ、なんて。
やっぱり能天気に呟いて。
(G5) 2022/05/05(Thu) 20:57:32

【人】 司書 エルナト

>>27 トット

「不健康スパイラルだね。」

動いても止まっても病気になるなら、
やっぱり予防はちゃんとしないとね、と。
上着の重要性を説いておいて。

「皆可愛いよね………」
「トットくんは………ちっちゃいわんちゃん。」

先の印象をそのまま伝える。
小さくて庭を駆けまわってるタイプのわんこ。
元気な様子を微笑ましく見守っていたいタイプだ。

それから、答えを聞いて。
ふむ、と一つ思案して。

「……トットくんは、普通じゃない怪我をしてるの?」
「病院、よく行ったりしてた?」

調剤という行為に興味がある、というより。
逃げの一手、という感じなんだなぁと、感想を抱いた。
(28) 2022/05/05(Thu) 21:05:09

【人】 司書 エルナト

>>30 トット

一人の子供の未来を救った。
良い子になれたな……なんて頷きつつ。

「うん、ちっちゃいわんちゃん」
「撫でたりしたくなっちゃうな。」

僕は猫かなぁ……とぼんやり考える。
暖かい所によくいるし。

話を聞いて。
小さな声も、きちんと、顔を寄せて拾いあげて。

「血……………」

指を、口元に持っていって。
思案のような間。



「…………素敵だね?」

その間の後に告げたのは。
酷く能天気な言葉だった。
血から花が咲く、何とも美しそうな気がするな、と
想像してみたりしつつ。
(32) 2022/05/05(Thu) 22:29:34

【秘】 中等部 バラニ → 司書 エルナト

「何を、と言われれば色々、と答えざるを得ないのだが。
 今の状態を診てもらったり、薬を飲んだりはしたかな」

それだけで、これ程までに時間を要するはずはない。
彼が多くを語らないだけで『大事な話』とやらには、様々なものが含まれているのだろう。

「ああ、うむ、そうだったね……確かにそうだった、のだけど」

そんな風になりたいはずじゃなかったのだろうと。
そう尋ねられれば、その言葉を肯定しながらもどこか、気まずそうにしながら。
(-128) 2022/05/05(Thu) 22:33:22

【秘】 中等部 バラニ → 司書 エルナト

「……わからないのだよ、今は。
 どうして私はあんなに悩んで、不安になっていたのか」

ぽつり、と不思議だとでも言うように言葉を漏らして。
”そんな風になりたくなかった”から、ずっと頑張ってきたのを忘れてしまったわけではない。

けれど、わからなくなってしまったのだ。

どうしてそう思っていたのかが。
あんなに苦しく思っていたのか、嫌だと思っていたのか。

彼の抱いた想いと地道な努力はいともたやすく踏みにじられた。
どうしてその想いを抱いていたのかも、深い霧の中に隠されてしまったのだ。


「……まあ、これも、病気が良くなったからなのかも知れないね」

だからこそ、このように能天気な事も言えてしまった。

何も分からないのは、あなたと同じなのだが。
(-129) 2022/05/05(Thu) 22:34:50