人狼物語 三日月国


112 【R18】アルステラのもとに婚姻を

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【人】 翠眼 ユンチェ

― 婚儀の儀 ―

[儀式自体にはさして興味はなかったのだが、両族が手を取り合うことについての宣言だけ注意深く聴いていた。

 ヴィスとリル、どちらの名前を先に言うのが正当であるか――そんなつまんなくてどうでもいい話と、それを気にする者と、それを気にする者を気にする者と……色々と思惑や調整があったと思うのだけど。]


 しょうがないですよねー


[>>3 ヴィス族側からしたら下に取られる並べ方だと憤慨するかもしれないが……自分は相手よりずっと年下だからもともとそれでも構わないし、他にも「リルの女の人はそんな感じ」なイメージがあるので仕方がないとしか言いようがなかった。]
(22) 2021/12/05(Sun) 13:41:10

【人】 翠眼 ユンチェ


 アルステラのもとにしゅくふくをーっ


[初めてのお酒は。
 喉を通すときに焼けというか痛みのような障害はあるけれど、それを除けば苦手な方ではなかった。

 もともと脳天気なせいもあるか、並べられた料理も今日2番めに美味しいものばかりで――先ほど拭った水餃子による口元の油分は、今度は揚げ物で塗られていたりする。
 そしてそれ以上に笑顔を溢れさせたのは、自分の目の前に座るひとの存在だ。]


 シオンさ〜んっ


[ちょっと俯き加減なのは何故だかわからないけれど、こっちを向いてほしくて、にっこにこな笑顔のまま向かいの席から手を振ってみせたり。]
(23) 2021/12/05(Sun) 13:41:42

【人】 翠眼 ユンチェ

[ここらへんはお酒の勢いというものも手伝ったに違いないが…しまいには自分の盃と取り皿を持って席から立ち上がって、両族が並んで向かい合うテーブルの反対側に――つまりリル側の席に回り込んで。]


 あの、すみませーん

 席替わってくれませんかー?


[話しかけた相手は、仮面をつけているであろうリル族の男性。
 つまりここが入れ替われば、向かい合わせに座るのが隣り合わせになる夫婦が2組出来上がることになる。>>#1
 できれだけ近くに行きたい欲求による、ある意味国境を超える提案は承諾されるだろうか――。*]
(24) 2021/12/05(Sun) 13:43:43

【人】 翠眼 ユンチェ

― 婚儀の儀 ―

[席の交換を承諾してくれた仮面の男性には朗らかに礼を述べて。>>29
 持ってきた盃と取り皿を置くとシオンとは横並びに座る……並ぶと言っても彼女の方を向いているので平行とは程遠い。]


 えっへへ……

 さっき食べてた時の、向かいにシオンさんがいてくれるのも凄く良かったですけれど……やっぱり近くがいいです。

 
[もちろん本人はこれをやらかしとは思っておらず、彼女のいたたまれなさについて何も理解できなかったのであるが――>>35]
(68) 2021/12/05(Sun) 19:26:14

【人】 翠眼 ユンチェ


 僕…
 お嫁さんになるのがシオンさんだとは全然思ってなくて

 でもなってくれたらいいなって思ってて、でも違ってたらそれ思ってるの凄く悪いし…

 だから、僕の前の席にシオンさんが座ってくれたの凄く嬉しくて――…

 僕…僕…――


[感情を爆発させるのがスムーズに行かなかったのか、そこで言葉が詰まって。
 いったん言葉を切って、酒を注ぎ直して――飲むペースとか知らないままくぴぴと仰いだり。]


 …――シオンさんは、どうなんですか?


[会って早々に手間を掛けさせたり――自分が夫としては頼りないのは分かっている。
 だから満足な回答は得られないかもしれないけれど……それでも、たとえ強制されたものだとしても、微かでも、自分を選んでくれたのなら――と、すぐ隣のひとを見上げた。*]
(69) 2021/12/05(Sun) 19:26:55

【秘】 翠眼 ユンチェ →   シオン


 [ たとえ、強制された相手でなかったとしても―― ]
 
(-11) 2021/12/05(Sun) 19:28:10

【神】 翠眼 ユンチェ


 シオンさん――…


[テーブルの下では。
 見上げて問う際に、自然と腿を叩いた手を握って。*]
(G1) 2021/12/05(Sun) 19:29:36

【秘】   シオン → 翠眼 ユンチェ

[言葉を口にしなくても、抑えきれていなかったのかもしれないけど]
(-12) 2021/12/05(Sun) 20:16:15

【人】 翠眼 ユンチェ

 はい、ヴィス族のユンチェです
 

[にっこりと笑って、念を押すかのように名乗り直して。
 これだけでは不自然というほどではないはず。>>75

 見つめる先にいる女性は。
 あたたかで、やわらかで、優しくて――それでいて、それでも母とも姉とも違う年上の女性だけで言い表しきれないものも秘めた感があって。]


 よかったぁ…


[シオンがユンチェに対してどう思い描いていたのかは分からないが、何かしら覚悟と決心はして来たのだろう。
 それでいて自分で良かったと言ってくれるのがどれだけ胸を打ったのか。]
(87) 2021/12/05(Sun) 21:13:52

【人】 翠眼 ユンチェ

 
 これは…
 全部シオンさんのおかげですし

 かっこいい、だなんて……


[彼女によってユンチェの衣装は手直しされ、自分が纏うものになり――それだけで感謝は尽きないのに、頼りない自分を男性として扱うかのように褒めてくれて。

 赤らんだ顔は、きっと酒のせいではなく。
 恥ずかしさで新たに盃を煽ったりもしたけど、高鳴りによる紅潮に勝るほどにはなりそうもなかった。]


 シオンさんも飲みますか?


[左右の距離を肩が触れるぐらい縮めて。
 酒の力がないと告げられない想いなんて無いけれど、より楽しい時間を作ろうと、瓶を手にして彼女の盃に注いであげた。
 きっと、飲み姿も綺麗だろうと思ったから。*]
(88) 2021/12/05(Sun) 21:14:14

【神】 翠眼 ユンチェ


 シオンさぁん…


[自分の名前を呼んでもらえて、繋いでいない方の手で眼鏡の内をぬぐった。*]
(G3) 2021/12/05(Sun) 21:17:59

【人】 翠眼 ユンチェ

[マンユゥが相手の男の膝の上にちょこん☆としている。>>94
 励ましあったり落ち込みあった相手が睦まじくできているのはとても良いことで。
 あの様子ならきっと幸せに到れるはず……ご近所さんとしていつか成果を聞けるといいなとか。]


 ( いいなぁ… )


[それにしても、妻となったばかりの女性を膝の上に座らせるという、男として何か誇らしいような体勢。>>80
 リル族って男性も――というイメージ強化よりも尊敬とか羨望に近いものを感じ入ったが……]


 ( くすん )


[それには男女の体格差が必要なように感じた。
 身長差が負の数値な自分には届かぬ夢だった――という話。**]
(97) 2021/12/05(Sun) 21:55:55

【秘】   シオン → 翠眼 ユンチェ

 持ってきた他の服もサイズが合わないなら、ちょっとずつ直すから。他人ならお金を貰うところだけど、もう家族なんだし。
(-15) 2021/12/05(Sun) 22:03:27

【人】 翠眼 ユンチェ

[自分は水餃子のおかげで食事はそこまで必要ではないけれど、お酒はもう少し嗜みたい――と思っていたら。]


 あ、はい…


[気遣って言ってくれたことは間違いないのでとりあえず頷きはしたのだが。]



    …――このあと?



[結婚経験者のシオンには分かっていて、初めての自分には見えていないことがあるらしい……。>>101
 宴が終わればふたり新居に入って――と高速で思い描いていると…]


 …シオンさん?


[お酒が入った彼女はとても綺麗で――そして綺麗すぎた。>>101
 盃に寄せる唇に、酒の残滓を掬う舌先に…蕩けた瞳に。
 そして眼だけでなく、酒なのかそうでないのかあやふやな声に聴覚もなぶられ……肩にかかる柔らかい重みに、頬を撫で鼻先をくすぐる髪が、味覚以外の全てを奪われ始めて。]
(113) 2021/12/05(Sun) 22:33:41

【人】 翠眼 ユンチェ


 えっと、何か、シオンさん変ですけど…

 
[色んな意味で危険の予感はしたのだけれど、彼女を止めるのも自分に抗うのも出来そうになかった。
 結局は、そろそろやめなければって遅すぎる自分への警告を鳴らしただけでもう1杯注いで盃を差し出した。

 ……そして変調を覚えたのは自分へ対してもだった――それは酒によるものでなく。*]
(114) 2021/12/05(Sun) 22:36:49

【神】 翠眼 ユンチェ


 …――っ!!


[妻とする女性の、顔や手とは違う、カラダの肌。
 その白さと艶めかしさは完全には理解できなかったが――それでも完全に眼も意識も引き込まれたし、さらに奥を求める想いが募って……]


 ( もじ… )

[女を求めたぶん、男が目覚めて、両脚が少し落ち着かなくなった。*]
(G5) 2021/12/05(Sun) 22:41:48

【人】 翠眼 ユンチェ

[もちろん見ていたいのは妻なので、他所の様子にはそこまで気に留めるつもりは無かったのだが……
 自分からの視線に気付いたらしいマンユゥの夫が親指を立てて来た。>>110]


 …………。


[さて、何を言いたかったのだろう。
 自分はその仕草の意味を知らない――人里離れているからなだけで、ヴィス族でも通用する仕草なのかもしれないが。]


 ( あ…… )


[親指に関する動作に心当たりと言うか直近の秘密の経験を思い出して、正しくはないかもしれないが理解した。]


 ……………。


[赤らんで、分かったと頷く。
 そして包容力で勝負なのはあながち間違ってはいなかった……ただ、勝負される側だったりしたのはさておき。

 だから、シオンの所作はちゃんと受け入れようと――そして視線の続きが酒だったのも然りとなったわけだ。*]
(119) 2021/12/05(Sun) 22:58:39

【人】 翠眼 ユンチェ

[というわけで2人の前にあるのは強めの酒だったわけだが……口当たりは良いし、酒に詳しくない自分には分からなかったし、シオンへの影響もまた然りで。]


 …。


[盃を置く音がさっきより大きかった気がする。>>120
 人里離れていた自分には酩酊を目撃する機会に恵まれなかったので――新鮮でありちょっと面白かったのだが……そういう段階ではなくなっていることに気付けなかった。]
(127) 2021/12/05(Sun) 23:38:47

【人】 翠眼 ユンチェ


 あ…
  はい……


[頬に差し込まれた掌の熱さに向きを添えられてシオンを見つめあげて。
 あれから飲んだのは彼女だけだけど、抗弁することなく頬が熱い事実に頷いて。]

 
 …っ

[目の前で、酒と熱で潤んだ唇と舌に魅了されていれば。
 それがピントを失ってぼやけるように大きくなって…近付いてきたのだと思い至った瞬間――]


 …――っ!!


[親指とは比較にならない柔らかさと熱さの味が、唇で感じ取らされた。
 酩酊の症状にそんな上級があるなんて知る由もなく――初めての感覚やら実績やらを吸い取られた。*]
(128) 2021/12/05(Sun) 23:39:10

【人】 翠眼 ユンチェ


 ちゅ…ん……

[音が、唇を重ね合っている事実を助長して。]
 

 ぷは…


[離れて少し熱が冷めかけると急速に寂しさを覚えて。]


 んっ…おいしいです……


[寄せられた唇には答えるように自分からも当てて。
 脚に触れる手の動きにぴくりと体も蠢いた。*]
(129) 2021/12/05(Sun) 23:42:37

【人】 翠眼 ユンチェ


 シオンさん…

  あの…っ!


    ここでは……その……


 あ、あのっ…!
 せめて人目につかないところで……!!


[押しのけようとする力が入らない。
 これでは本当に出会ったときの勘違いが実現したようなものだ。>>0:173 *]
(131) 2021/12/05(Sun) 23:49:55

【独】 翠眼 ユンチェ

/*
 
 誤爆しちゃった……

 とはいえあんまり影響ないかもだけど…
(-26) 2021/12/05(Sun) 23:50:50

【人】 翠眼 ユンチェ

[くぐもった声とか思わず顕になってしまったりとか、自分で自分が制御できなくなって。
 頭がボーッとして、ユンチェと呼ばれる声に反応できなくなっていたり……

 ただ、シオンの体が離れたってことが今できた知覚で……再びの感覚は手を取られたことと立たせようと引っ張られたこと。]


 あ、はい…

 えっと、お先に失礼します
 おやすみなさい


[夫婦揃って同じ挨拶をしたものの、寝るつもりの有無というか寝たいか寝かさないかの差はあったかもしれない。]
(138) 2021/12/06(Mon) 0:39:15

【人】 翠眼 ユンチェ

[並んで家路に。
 何だかんだでまだ入っていない新居……小さめの家に。
 荷物の梱包はほぼされていないであろう中に入ろうとしたら、彼女が振り向いて。>>134]


  …ただいま


 えっと……

   はい、末永く――


[歩きながら、僕これからどうなっちゃうんだろうって不安もあったりしたのだが、出迎えてくれたひとは紛れもなく自分の妻となるひとで。
 頼りない夫だけれど……それでも選んでくれたひとと共にと、腕を伸ばして。**]
(139) 2021/12/06(Mon) 0:39:38

【秘】 翠眼 ユンチェ →   シオン

[華奢な体では腕の中に包み込みきれないけど――]


 僕と、僕の花嫁が幸せになれるように――


[…――とは、彼女の祈りでもあるのだから。]
(-32) 2021/12/06(Mon) 0:40:12

【人】 翠眼 ユンチェ

[こじんまりとした家の中で。
 荷物は…ほとんど梱包したままなため、寝台に並んで腰掛けて。]


 ……えっと、名前が違うのはごめんなさい

 僕はユンチェではありません

 誰にも言わないつもりだったのですけれど……


[どうやら本当はシオンに対しても隠しておくつもりだったらしい。]
(159) 2021/12/06(Mon) 19:25:15

【人】 翠眼 ユンチェ


 ユンチェは花婿候補に選ばれたのですが、参加できなくなってしまいまして……

 それで急遽、僕が代わりに


[衣装がぶかぶかだったのは、ユンチェ用のそのまま着たせいだろう。
 雑な身代わりだが、人里離れて過ごしていたから最近のユンチェを誰も知らないので行けるだろうと。

 ただ、身代わりではなく、ただの代わりとしか思っていないのが、能天気な部分であろうか。]
(160) 2021/12/06(Mon) 19:25:51

【人】 翠眼 ユンチェ


  僕は…

  代わりになったユンチェになりきるつもりだったのですけど……


[それでも、目の前のひとには真なる名前を告げたのだ。
 それは苦渋ではないにしろ熟慮を経ての決断だったのだろうが、それを打ち明けるのは晴れ晴れとした面持ちで。*]
 
(161) 2021/12/06(Mon) 19:27:25

【秘】   シオン → 翠眼 ユンチェ

[一生懸命に包こもうとしてくれたから、信頼を示すように少し体重を預けた。]

 ふふ。

[自分の為にした訳ではない祈りだけれど、そうなるように努力を続けよう。]
(-47) 2021/12/06(Mon) 20:15:12

【人】 翠眼 ユンチェ

 病気…
  なのかなぁ……


 ユンチェは、子供を作れない体、なんですけれど……

 僕にはよく分からないのですが、両親が言うには酷い容態だと
 

[ユンチェの容態?を思い返して、朗らかなまま、納得しにくそうに首をひねる。

 例えば死病持ちだったならばさすがに候補から外してもらえるだろう。

 そして彼が言うように子供が作れないなら部族の目的を果たせないからこれも考慮外になる……はずなのだが。

 しかしそれが通用せずに密かに代役を立てなければいけなかったぐらいの不具合なので、病気と呼ぶには微妙ということのようだ。]
(173) 2021/12/06(Mon) 21:15:27