情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
【秘】 無敵の リヴィオ → マスター エリカ──これは、一日目が来る前のお話。 バーの扉に手をかけ開けば、カランカランとドアベルの音が響く。 馴染みのある音と言い難いはずのそれを久しいと思うのは、 ここに訪れるのが数ヶ月ぶりだからだろうか。 昔からずっと通っているという訳でもない、 プライベート上でたまに訪れるだけの少しの縁がある場所。 それでも久しいと感じるのは、 ここが他の店よりも心落ち着く場所で。 "リヴィオ"という一部を知る者がいるからだろうか。 「やぁ、マスター。久しぶりだね。 おすすめのワインを1杯いただいてもいいかな」 口にするものはなんだって良かった。 ただ、悩みという疲れを癒したいと考えていたのかもしれない。 いつもと変わらないように見える男の表情に、少しの憂いが浮かぶ。 誰にも見せない、見せたくない"リヴィオ"の一面。 何も言わずに、それでも理解しているというように、 こちらを見るアイスブルーの瞳へと、静かに微笑んだ。 ──どうか今日も、そんな君でいてくれないだろうか。 それだけで俺はきっと、明日も頑張れる。 男は、そんな身勝手な思いを抱きながら、 差し出されたワイングラスへと口付けるのだった。 #バー:アマラント (-3) 2023/09/11(Mon) 21:11:24 |
【赤】 無敵の リヴィオもう一匹の狂った犬は、同じ"志"からここにいるのか。 問いかけたところで肯定を示し笑みを浮かべるだけ。 しかし、為すことは同じであり、 道は違えど行き先は一緒といったところだ。 それは、守りたいものがある訳ではない。 それは、帰るべき場がある訳ではない。 だからこそ利用しやすく、だからこそ選ばれた。 真に自分の意志を持たない犬は、命を受けどんな者にも牙を剥く。 それはもう一匹の狂犬を真似るように、 『 N.N. 』と名乗ったことだろう。/* 遅くなりましたがもう一匹の凶狼です。 改めましてどうぞよろしくお願い致します。 是非ともご提案に乗らせていただければと思います。 どういった立場かという点ですが 本来の人間性として、表向きとは異なるものを持つ事を暴かれ その結果半ば脅すような形で参加することとなりました。 つまりは『利用しやすさ』『命への忠実さ』からこの場におります。 狂犬でありつつも皆様の良き手足になれれば幸いです。 (*3) 2023/09/11(Mon) 22:42:06 |
【赤】 無敵の リヴィオ椅子に腰掛けることなく、 壁に背を預け、遠くを眺めるようにしていた一匹は、 響いた靴音に反応して扉へと視線を向ける。 何か言おうかと口を開き、告げようとする頃には、 もう一匹が芝居がかったそれを演じていたものだから。 真似る必要はないだろうと、軽く一礼をし預けた背を浮かして。 「名乗る必要性を感じませんが、自分がN.N.です。 エヌと……そう呼んでくれればそれで」 普段の様子とは違い、大人しさを見せる一匹は そのまま近くの椅子を引き、その場に腰掛けた。 どうやら目の前の二人の会話を邪魔する気はないらしく。 机に肘をつき指先に髪を巻き付けて、 薄らと笑みを浮かべながら、二人の様子を眺めている。 (*6) 2023/09/11(Mon) 23:27:32 |
【人】 無敵の リヴィオ>>17 ニーノ ねこ! と突然の声に振り返る男は、まるで知り合いだと確信めいているような様子で。 浮かべた笑顔をこちらへ向かってくる君へと向け、 片腕をあげ緩やかにその手を振ってみせる。 「やぁニーノ、お疲れ様。 これと眼鏡が関係あるかと聞かれればNoだが…」 と君が近くまで来れば、 振っていた手を止め人差し指で黒猫を示して。 「昨日からのおニューでね。 気に入ったから今日も付けてきたんだ」 可愛くて声が出てしまう気持ちは分かる。 そう言いたげに頷いて君の肩を軽く叩き身を屈めた。 身長差がある分少し見えにくいだろうから、 この素敵な黒猫が君に見えやすいようにするために。 #街中 (24) 2023/09/11(Mon) 23:43:22 |
【赤】 無敵の リヴィオてっきりもう少し話し込むと思っていたためか、 目の前へとやってくるまで指先は解かれずにいて。 物を差し出されてようやくその指先を解放し、 携帯電話と紙を受け取る。 まず目を通すのは口座番号とパスワードが書かれた紙。 続いて古びた携帯電話を軽く操作する。 操作といっても、本当に簡単なものだけだ。 「…了解です。有難くいただきます」 気が済めばそれらをスーツの内側に仕舞い、 確認したい事があると口にする狂犬に視線を向ける。 様子からするに、特に質問はないのだろう。 揃えた指先でどうぞとでも言いたげにさして、 もう一度机に肘をついた。 (*10) 2023/09/11(Mon) 23:59:53 |
【赤】 無敵の リヴィオここに来た時点で最初から他言する気はない。 自分に言われている訳ではなくとも頷いて。 言葉として紡がれた確認に、小さく笑った。 「…勿論、それで構わない。 自分も、同じ方針で行く予定だからね こうして告げるのは事実確認としてよりも、 宣言という方が正しいだろう。 ようやく崩した形で話し始めた一匹は、 皇である『女史』と狂犬に深めた笑みを向ける。 マフィアだとしても警察だとしても。 誰であるとしても 、疑わしきは罰せよ。その方針を元に一匹は動き続ける。 例え、己の牙が奪われてしまったとしても。 それは自分自身がそうであった……というだけの話なのだから。 (*13) 2023/09/12(Tue) 0:38:35 |
【赤】 無敵の リヴィオ「…自分も、それについても構いませんよ」 基本の方針、 "アリソン女史"の方針がそれだと言うならばそれに従おう。 崩れた言葉を元に戻して、投げられた資料を手に取る。 何故ファミリーに?と問うことはない。 それは目の前の人間の素性を知らぬ故ではなく、 どちらであったとしても、わざわざ問おうと言う気はないだけ。 黙って資料を読み込んだ後、そのまま静かに頷く。 あとはこの資料を破棄し、実行するだけ。 とは言っても、隣にいるもうひとりのやる気を見るに。 本命は任せてもいいのかもしれないと机を軽く叩いた。 「……別の摘発チームについても了解です。 自分も、何か情報が入り次第共有します」 邪魔になるようだったら……さて、どうするのか。 従うつもりでいるもう一匹は、好戦的な笑みを横目に眺めた。 (*19) 2023/09/12(Tue) 11:25:45 |
【赤】 無敵の リヴィオ「…了解」 潰せと命を下されるなら話は早い。 要らないものは狂犬らしく喰い荒らそう。 解散の合図と同時に立ち上がり、 次の場所についても理解したと肯定を示すように頷いた。 ここでいつものように振る舞うのもひとつだが、最初の会合だ。 まともさを少しくらい見せておく方が 使える だろう。そのまま2人へと軽く頭を下げ、扉に手をかけた後。 男はひとり先に、この場から立ち去っていく。 まるで何事もなかったように、いつも通りの笑顔を貼り付けて。 (*22) 2023/09/12(Tue) 13:26:45 |
【人】 無敵の リヴィオ>>52 ニーノ 恥ずかしいと口にする君へ頷くのは、 その気持ちが"普通"であると知っているからこそだ。 「きっと似合うさ、楽しみにしているよ」 まるで君が自分へ見せてくれる前提に微笑みかけ。 綺麗なブロンドだ。似合わない色はないだろうとは思うが、 君の髪で輝く可能性の色を思い浮かべた。 そうこうしているうちに、小さな声で聞こえた「恋人」という言葉。 それに合わせて思春期のような反応に、珍しく男は吹き出した。 「…いや、残念ながら今はフリーだよ。 友人というのも違うね」 まるで勿体ぶるように言葉を選んで、指先を滑らし顎を撫でる。 言えない相手ではないし、可愛い後輩からの贈り物というだけだが、 面白い反応を見せられては素直に返すのも……というところ。 #街中 (70) 2023/09/12(Tue) 20:32:53 |
【人】 無敵の リヴィオ>>73 ニーノ 砕けたところで指摘もしない。嫌な顔もしない。 むしろそのままで構わないというように微笑んでいる。 今までも例えその瞬間があったとしても、 同じように笑顔を見せていたはすだ。 引き続き面白い反応を見せる君に、 顎を撫でていた手を口元に運び、 普段は見せない真っ当そうな反応で声を上げ笑い始めた。 「ははっ……いや、からかってすまないね。 特に秘密の関係という訳でもないさ。 …ネタばらしをするとね、可愛い後輩からだよ」 笑い終えて深めの息を吸った後、 君とは反対に両手をパッと開いて簡単なネタばらし。 仕事についてはショーウィンドウを鏡にする時点で今更だ。 気にしないでくれと笑いながら変わらない平和な街を一瞥した。 #街中 (82) 2023/09/12(Tue) 23:14:21 |
【人】 無敵の リヴィオ>>101 ニーノ 「おや、随分と残念そうだ。 スクープがある方が好ましかったかな?」 何を言ったところで残念ながらスクープは生まれてこない。 変わり者の男には浮ついた話など存在しなかった。 「さぁ、どうだろう。直接思いを問いかけたことがないからね。 それでもそうならいいね、せっかく続いている縁だ」 詳しいことはお互いに語らないし、語る必要もないが。 それでも今尚続くその行為にそうした感情があればいいね。 サプライズにはならないであろう言葉には頷いてお礼を添える。 別にサプライズにすることが全てではないのだから、 何かを渡したいという気持ちだけでも有難いものだ。 「…話したいことか。うん、勿論構わないよ。 夜はそれなりに空いているからね、いつでも連絡してくれ」 見上げるその瞳を見つめ返し、また笑みを浮かべる。 後輩からのお誘いにはいつだって乗ろう。 #街中 (103) 2023/09/13(Wed) 12:15:04 |
【赤】 無敵の リヴィオ/* お返事遅くなりました、申し訳ございません! 特に出された案で問題ないかと存じますので、 そちらにてよろしくお願いいたします…。 また現場に行くで大丈夫です。 ガイオはお任せし、残りの部下確保にあたります。 お手数お掛け致しますが、 運営ちゃんへのお声かけよろしくお願いいたします…!! (*28) 2023/09/14(Thu) 1:37:50 |
【人】 無敵の リヴィオ>>106 ニーノ 「はは、どきどきする……か、なるほど。 それなら俺よりももっと相応しい人達がいるかもしれないね」 色恋話題でそわつくのは何も失礼とは言いきれない。 とはいえ男には出せる色恋話題がないため、 他の人間ならと可能性の話を君に伝えて。 「そうだね、確認するのも悪くはないが、 俺はこのままでもいいと思っているから機会があればね」 今のままでも十分居心地のいい関係と言える。 ただ、何かのきっかけがあるならそれも悪くはない。 また連絡するという言葉に頷きながら、 プレゼントの主を一瞬思い浮かべた。 「こちらこそ、休み中にありがとう。 連絡楽しみに待っているよ、それじゃあ」 また、職場かプライベートか。 どちらにしても君に会う機会はそれなりにある。 当たり前のように再会を期待して、 見送ってくれる君へ、手を振り返しながら歩き出そう。 そんな今日の見回りはきっと、 変わらず平和なものだったことだろう。 #街中 (152) 2023/09/14(Thu) 20:22:39 |