人狼物語 三日月国


179 【突発R18】向日葵の花枯れる頃【ソロ可】

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極夜の季。異形の刃が朱に染まれば、月の女神が蒼ざめる。
地上の民は怯え、惑い、鋭き刃に蹂躙される。
女神はただただ無力を嘆き、涙を零すのみ。

――三日月国の伝承

【人】 ぶんまる

ぷぅぷぅ。
(0) 2022/10/11(Tue) 22:40:08
霧ヶ峰 友紀が参加しました。

【人】 霧ヶ峰 友紀

 
あの人だけを見つめていた。
あの人だけを。
ずっと貴方だけを想って。
でも、その想いが終わろうとしている。
そこ想いを終わらせるのは、私か、あの人か。
 
想いを枯らす日が来るなんて思っていなかった。**
 
(1) 2022/10/11(Tue) 22:41:45
天のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。
2022/10/11(Tue) 22:42:27

霧ヶ峰 友紀は、メモを貼った。
(a0) 2022/10/11(Tue) 22:43:23

【独】 霧ヶ峰 友紀

/*
参加予定だった村に参加直前にコロナにかかり、プロローグ中に家族全員感染したので泣く泣くそちらの参加を諦めましたがみんな復活してきたのでのんびりRPできればと立ててみました。
初村たてなので、不手際ないか心配です。
ソロで延々書くのもありかなと思いつつ。
ソロの参加で良いのでどなたか来てくださると嬉しいです。
(-0) 2022/10/11(Tue) 22:47:18

【独】 霧ヶ峰 友紀

/*
あと、立てようとしてみてめっちゃチップセットがあって迷いに迷いましたよね。
どのセットも素敵だな…。
でも、現代日本で今回のコンセプトに合うのはこれかなと。
ファンタジーにするかも迷いましたし。
ひとまずのんびり待ちます。思いついたら書きます。
(-1) 2022/10/11(Tue) 22:51:15

【独】 霧ヶ峰 友紀

/*
最低一人でも来てくだされば、よく見る村たてID+参加IDの2 IDで村が動くから、そうなって欲しいなあ。

動くよね?
それならダミー、オオカミ、囁き狂人×2だから。
ダミー消えてもオオカミ、囁き狂人×2だからエピローグにならないよね?
ちょっと囁き狂人の設定?が裏切り陣営とかなんか選べたけどこれで合ってるよね…?(不安の塊)
(-2) 2022/10/12(Wed) 7:33:50

【独】 霧ヶ峰 友紀

/*
流石に誰も来てくれなかったら、3ID使っての自分だけ参加は何すんだ自分ってなるから廃村にする予定。
もちろんそれまでにTwitterで宣伝はします。
まあ約一週間あるので、のんびり待ちましょう。
(-3) 2022/10/12(Wed) 7:36:41

【人】 霧ヶ峰 友紀


あの人を見つけたのは小さい頃。
お兄ちゃんと一緒に日曜朝に見ていたテレビの中だった。
戦隊物の青の人。
一目惚れではなかった。
所謂青の人にありがちな沈着冷静枠でもなかった。その戦隊物の時には、その役割は緑の人だった。
ただその人は優しくて、的にも裏切り者にも勿論仲間にだってとても優しかった。
その優しさに私は惹かれた。
あの頃から私は青が好きになった。
お兄ちゃんのお下がりの服も青い服なら喜んで着ていた。
毎回一緒にテレビを見て応援して。
映画ももちろん見たし、おもちゃも沢山買ってもらった。
あの人が出ている作品は子供ながら見つける度に見たいみたいと強請って。
ある程度時間とお金に余裕が出てくると、あの人の過去作品を網羅した。
 
(2) 2022/10/12(Wed) 18:59:55

【人】 霧ヶ峰 友紀

 
もちろん青の人の優しさは演技だとわかってる。
でも、雑誌でのインタビューとか。
舞台での活躍とか。
そんな物を通じてあの人のことをいつまでも応援していたかった。
所謂推し活?
あの人の演技に涙して、笑って、癒されて。
悪役の時には胸を痛めて。
でもそんな演技が素晴らしいって、一ファンとして応援してた。
ううん。
単なるファンに止まらない。
一人の人間として応援してる。恋してる。
私の自由時間のほとんどがあの人の為に費やされてきた。
あの人の為なら、いくら課金しても惜しくない。
そんな気持ちでずっと過ごしていたのに。**
 
(3) 2022/10/12(Wed) 19:00:15

【独】 霧ヶ峰 友紀

/*
おや?
切ないよりネタ臭がぷんぷんしてきたぞ?
(-4) 2022/10/12(Wed) 19:00:40
高峰 誠一郎が参加しました。

【人】 高峰 誠一郎

—あの時のあいつは一等眩しかった。
(4) 2022/10/12(Wed) 19:29:06
高峰 誠一郎は、メモを貼った。
(a1) 2022/10/12(Wed) 19:33:46

【人】 高峰 誠一郎

チャペルの中で人知れず涙を流した。
真っ白い衣装はあいつの、生まれながらの金髪を引き立たせる。
ショートカットの上に鎮座するシルバーのティアラも。
控えめなフリルに彩られたウエディング衣装も。

……こんな幸せは知らないと言いたげな笑顔も。

眩しくて眩しくて、目が眩んで。

いや。
眩んでいたのか。
自分が今この瞬間居るのが花道でないことを悔やんでいたのか。

分からない。
(5) 2022/10/12(Wed) 19:49:15

【独】 高峰 誠一郎

/*
ゔあー。
ヴァージンロードって直しそびれたー。
(-5) 2022/10/12(Wed) 19:50:40
高山 智恵が参加しました。

【人】 高山 智恵


「いらっしゃいませ!
 ――(1)1d4名様ですね? こちらの席へどうぞ」


 私はただの店員の顔で、賑わうカフェを訪れる学生たちを案内した。
 “ 彼女 ”の顔が目の前にないこの時、私は私の想いなど頭に過らせることもなかったよ。

 では、仮にこの時迎え入れた客が“ 彼女 ”だったとしたら?
 私は顔を赤らめた? 鼓動の速さを覚えた? 仕事中だって解っているのにどぎまぎした?
 ……さて、どうだったろうね。
(6) 2022/10/12(Wed) 19:50:48

【人】 高山 智恵

 焦がれる程の想いはあった。確かにあった。
 夜の夢に彼女の姿を映しもしたし、昼の現に一人勝手な願望をつい思い描いたりもした。
 他にもあれやこれや――その話はまた少し後にするとして。

 そんな夢を見続けていたいつかの時だったか。
 それとも本当は、最初から判っていたことだったか。
 私は知っていたんだ。
 彼女の目はいつだって、ひとりの男を見ていたんだって。

 「それでも」「あるいは」「もしかしたら」
 そんな、自分に都合の良い思考を連ねたりもしたけれど。
 告白するだけしてみる勇気もない癖に「もしも」の期待ばかり抱く自分に嫌気が差してきて。
 いい加減、綺麗さっぱりこの想いは断ち切らないとなって――この頃はそう考えるようになったんだ。**
(7) 2022/10/12(Wed) 19:51:47

【人】 高峰 誠一郎

あいつの隣に立つ男は俺より背が高くて。
肩幅も身体の厚みもあって。
背筋がすらりと伸びていた—バランスの良い身体をたまに傾けてあいつの薄い青のような、紫のような大きくて丸い瞳を覗き込んではとろけるように笑う。

……こんな幸せは知らないと言いたげに。

だらしなく緩むのだ。

ああ、悔しい。
恨めしい。
(8) 2022/10/12(Wed) 19:58:05

【人】 高峰 誠一郎

だが俺は土俵にすら上がらなかったのだ。
この立ち位置はおあつらえ向きということ。

なんで。
(9) 2022/10/12(Wed) 19:59:10

【人】 高峰 誠一郎

(なんで俺とあいつは、幼馴染だったんだろう…………)**
(10) 2022/10/12(Wed) 19:59:48

【独】 高峰 誠一郎

/*
我ながらクソデカ感情練るの楽しすぎてわろてまうな……www
(-6) 2022/10/12(Wed) 20:01:57
高山 智恵は、メモを貼った。
(a2) 2022/10/12(Wed) 20:02:11

【独】 高峰 誠一郎

/*
  高山
霧ヶ峰

現参加者名で思いついちゃったじゃないか……[やめろ]
(-7) 2022/10/12(Wed) 20:10:12

【独】 霧ヶ峰 友紀

/*
人増えてる! 嬉しい!
これで最低限動いていけるぞー!
(-8) 2022/10/12(Wed) 20:21:31

【人】 高峰 誠一郎

『せーちゃん』

幼馴染、だからなのか。
あいつが人懐こくて『世渡り上手』だからなのか。
幼稚園の頃から呼び方はこうだった。

その当時から柔らかそうなブロンドと。
喜怒哀楽がすぐに出る性格と。
なにより。

俺が落ち込んだりするとすぐそばに来る察しの良さ。

しかも俺が行動を起こすまで、ただ。
近くに居る。

こちらに行動の如何を委ねきって。
泣いたら励ましてくる。
愚痴ると相槌をうってくる。
暴食には付き合う。

……支えられてばかりだった。
(11) 2022/10/12(Wed) 21:05:07
高峰 誠一郎は、メモを貼った。
(a3) 2022/10/12(Wed) 21:05:58

【人】 高峰 誠一郎

あいつは【強かった】。

揶揄われても跳ね除け。
自分はこう!と、胸を張ることができる人間だった。
それはひとえに家族に愛され、家族を愛する自信から来ていたと思う。
あいつは家族と仲がいいことを自慢にしていた。
(12) 2022/10/12(Wed) 21:33:41

【人】 高峰 誠一郎

一回だけ。
あいつが、嘆き悲しんでいたところを見たことがある。

お袋さんが亡くなった時だった。

『せーちゃん……』

呼ぶ声が震えていた。
丸い目にいっぱいの涙を溜めていた。

俺は。
あいつが次の言葉を紡ぐ前に抱き寄せていた。
肩を貸してあいつが落ち着くまで縋られるままで居た。

温かくて、丸い肩だった。
大声をあげるのではなく、長いこと啜り泣いていた。
服を握ってくる手はあいつにしては力が強くて驚いた。

……それ以上。
距離が近づいたことは、無い。**
(13) 2022/10/12(Wed) 21:40:21

【人】 霧ヶ峰 友紀

 
あの人が結婚した事を知った時にはそれはそれはショックだった。
でもそれでもまだ恋を続けていた。
盲信的と言っても良いのかも知れない。
或いは至上主義というべきかも。
あの人は所謂2.5次元的存在なのだから、結婚したならその幸せを祝福しよう。
涙を流しながらも結婚おめでとうと輝かしい未来へとエールを送って。
それからもまた数年、片思いを続けていた。
奥さんが妊娠した。おめでとうとお花を贈り。
子供が産まれた。無事生まれてよかった!とベビーグッズを贈る。
もちろんあの人の出る番組や舞台はチェックして、アルバイト代を注ぎ込んで。
この注ぎ込んだ分のお金でまた彼に仕事が回る。
彼の幸せに、生活につながっていく。
それで良い。それで良いじゃない。
そう思ってたのに。
 
私の想いを枯れさせたもの。
それは、私が恋焦がれた彼に対する、解釈違いというものだった。
 
(14) 2022/10/12(Wed) 21:41:28

【人】 霧ヶ峰 友紀

 
「浮気をするなんてしんじられない…。」
 
 
浮気報道。離婚。そこから暴かれる家庭内問題。
きっと優しいあの人は、幸せな家族を作っているんだろう。
そう思っていたのに、まさかの浮気。
勝手に思い描いていたと言われればそれまでだけれど、きっと誠実で、きっと優しくて、きっと愛情溢れる人。
そう思って憧れていた人のそんな部分に私は打ちのめされてしまっていた。
ご飯を食べる気にもなれない。
カフェのバイトに行く気にもなれない。
 
 
「こればっかりは…地雷だなあ…。」
 
 
今までのあの人に対するたくさんの思い出。
それが崩れてしまったようで。
私は部屋であの人に関するグッズを封印していた。
あの時もカッコよかった。
あの時も素敵だった。
でも。浮気するような男だった。
 
(15) 2022/10/12(Wed) 21:41:48

【人】 霧ヶ峰 友紀

 
「ふええええん…。」
 
 
思い出は綺麗なものばかり。
沢山幸せな想いをもらったけど。
こればっかりは本当、解釈違いで。

私は思い出の品を詰め込んだ段ボールに突っ伏して嘆くのだった。**
 
(16) 2022/10/12(Wed) 21:42:34