人狼物語 三日月国


73 【誰歓突発RP】私設圖書館 うつぎ 其漆【R18】

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一日目

村人:5名、黙狼:1名、童子龍:2名

【人】 とある書物


 どう?

 ほら、そっちの子も

 あなたを待ってる。

 
(0) 2021/05/19(Wed) 7:00:00
コミット要求:ON

【人】 絵描き ルナリア



  空は快晴。お日様が頬を照らす時間。
  動かしていた筆をふと止めて
  顔を横に向ければ、そこにはじっと
  私を見つめる彼がいた。


   「 ずっとそうしてて、飽きない? 」


  すい、と首を動かし、
  再びキャンバスに向き合いながら
  私は思ったことを口に出す。

  いつからこうしていたんだったか。
  覚えていないのは、それほど昔だった
  というわけではなく
  単純に興味がないから。
(1) 2021/05/19(Wed) 10:04:23

【人】 絵描き ルナリア



  横目に、彼がこくりと頷いたのがわかる。
  飽きないのなら、まあ。
  それでいいのだろう、知らないけれど。

  動く筆はいつものように。
  私の表情も、いつもの如く。

  それらを眺めていて楽しいなんて
  奇特なものだと、私は思った。**
 
(2) 2021/05/19(Wed) 10:04:32

【人】 『伽藍堂』 江戸川 颯介

[舌戦にも睨めっこにも敗北を喫した俺は
 ヒビ入りの花瓶へと視線を移して
 何度目かのお断りの言葉を述べた。
 がその言葉すら、まつ毛に飾られた目の光を
 陰らせるには至らなくて。]


  ……お前さんこそ、明日には俺より
  もっと良い奴が見つかるかもしれないのに
  眼を曇らすと見えるもんも見えねェぞ。


[好きになれ、と言われてもなれないのは
 俺もよく知っている。
 でもここで引いてしまって
 その柔らかそうな頬に口付けてしまえば
 全部全部、無駄になってしまう。]


  …………好きとか、嫌いとかじゃねンだよ。
  聞き分けろ。


[そう厳しい顔を作ってみたけど
 結局、また来週になればこの子は店に来るだろう。
 多分、その手にコーヒーを持って。]
(3) 2021/05/19(Wed) 19:59:08

【人】 『伽藍堂』 江戸川 颯介



  強行手段て。


[いきなり噴出した物騒ワードに
 うまい返しが思いつかず
 俺はひくり、と口の端を震わせる。

 若い言葉はよく分からなかったが
 ともかくデートじゃなく
 友達と遊ぶらしいのだけは分かった。]


  クラブもスペードも無ェよ。
  遊びに遅れッちまうから早く行きな。


[突き放す言葉を重ねたのに
 ひらひらと手を振り店を後にするお嬢さんが
 コーヒー持って現れる光景を瞼に描いて
 つい、くす、と笑みが漏れる。]
(4) 2021/05/19(Wed) 20:02:27

【人】 『伽藍堂』 江戸川 颯介

[嵐のような娘がいなくなれば
 古物たちの匂いと、重ねた年月分の
 濃厚な沈黙が店の中を満たすだろう。

 医者になれ、とうるさい母から逃げて
 うるせぇ、これが俺の好きなものだ、
 これが俺の人生なんだ、と始めた店を
 四方八方埋め尽くさんばかりの俺の宝物たち。

 分かるさ、何言われても止められやしない。
 これだ、と思い込んだら
 どデカい壁に当たるまで突き進む。]


  ……ふう、


[すっかりぬるい茶を喉へと流し込むと
 それでも俺は次の断り文句を考える。]
(5) 2021/05/19(Wed) 20:11:24

【人】 『伽藍堂』 江戸川 颯介

[「あの店ジンジャークッキー以外に
  何があったっけ」─────なんて

 一瞬頭をよぎった莫迦な考えを
 ぺちん、と頭を小突いて振り払って。]*
(6) 2021/05/19(Wed) 20:12:54

【人】 西園寺 飛鳥




   もし明日、江戸川さんよりいい人が
   見つかって、ここに来なくなれば、
   清々した!と思うんじゃないんだ?


[あ、そっか、寂しい?もちろん寂しいよね?と
 にこぉっと唇は弧を描き、うんうんと頷けば
 「だから、寂しくないようにまた来る」と
 伝えて、ぐいっとお茶を最後まで飲み干した。
 飲み口についたグロスを軽く拭って。

 聞き分けろ、なんてW大人の意見Wには
 「聞き分けは悪い方なの」とさらりとかわし]

 
(7) 2021/05/20(Thu) 0:27:22

【人】 西園寺 飛鳥




    そーゆー顔も好き


[渋い表情に笑顔を向けて、店をあとにする。

 強硬手段に出られないわけじゃない。
 だけど、迷惑をかけたいわけじゃない。
 その前にどうかこっちを向いてほしい。
 わたしの方を見てほしい。
 あの日はちゃんと合った、通じ合った。
 だから電流が走って、私は恋に落ちた。
 ここに通うようになってからも、
 目が合うことはあるのだけれど、
 あの時のように真っ直ぐじゃない。
 どこかできっと、一線引かれていて
 引いた線の上に透明の分厚い板が置かれてる。
 届かない。触れらない。きっと、今以上
 距離を詰めることを彼は怖がってる。]

 
(8) 2021/05/20(Thu) 0:27:40

【人】 西園寺 飛鳥



[───その理由が、わからない。
 私が彼より若いから?まだ大学生だから?
 だけど成人はしているし。
 家だって知ってるくせに。

 見た目が嫌?もっと可愛らしい、女の子らしい
 シフォンやフリルを使ったような服を
 着るほうが気に入ってもらえる?

 ───ううん、そんな事したくない。
 わたしはありのままの私を、知ってほしい。
 見つめてほしい。それで、好きになってほしい。
 それは、わがままなのかな。

 そんなことを考えながら、次の週。
 わたしはまた、彼の元を訪れる。]


   コーヒー、持ってきたよ、江戸川さん


[そう言ってにっこり微笑みながら、
 家の蔵と似た匂いのする店の中へと足を
 踏み入れるのだ。]
 
(9) 2021/05/20(Thu) 0:27:59

【人】 西園寺 飛鳥




   これ、ドリップにしてもらった。
   飲みやすいかなって思って。


[そう言って、父の行きつけの喫茶店で
 準備してもらった紙袋を手渡す。
 ちなみに、お茶菓子は用意していない。
 また美味しいお菓子、準備してくれてるかなって
 そんなささやかな期待を込めて。

 それからもうひとつ。
 カバンの中に忍ばせた、隣町の美術館で
 開かれている展示会のチケット。
 興味を持ってくれたらいいな、そうしたら、
 デートに応じてくれるかな、と
 ちらちらそちらを窺いながら。
 隙を見て切り出す算段で。]*

 
(10) 2021/05/20(Thu) 0:28:21

【人】 ぷにぷに アポス


 やはり聞いただけですべてをしることは、
 いささかむずかしい…ということだな…っ…!

[ 全然違うと共にきょろきょろする友人にしんみょうに頷いた。>>0:68
 森の中と違って、色彩の情報量も多い。きらきらで、ぴかぴかだ。ざわざわしてて、にぎやかだ。]

 くるだけでまなべるとは…、
 おくがふかい…。

[ 他のみせを見ている友人を気にせず、興奮のままに好きな場所を見に行ってしまう。友人がついてきてくれたからよかったものの、そうでなければ思い思いに動きはぐれてしまっていたかもしれない。
 友人がみていたぷるつやにしてくれるお店もぜったいに気になるものだったが。
 だがそれに今は気付けずに、見ている横から掛けられた声に頷いた。>>0:69>>0:70
(11) 2021/05/20(Thu) 4:06:12

【人】 ぷにぷに アポス


 おしえたら、
 やつらも自らここへのりこんでくるかもしれないな。
 くくく、やつらがもっとくわしくと話を"こう"ようす、
 そうぞうするだけで楽しくなってくるな…っ!

[ 直訳すると、土産話に目を輝かせる友人の顔を見るのが楽しみということなのだがいやこの言い方もあれか?いい言い方をもさくしなければ。
 そうして友人と共にメモをかきはじめる。絵の巧さは76点。他の友人たちの気の引ける絵はかけるだろうか。しかし協力すれば時間は半分だ。描けば描けるだろう。

 じゆうけんきゅ〜の話を伝えると、お店の人にもほめられる。それは誇らしいことで、胸をえへんと張ったのは顔を見合わせた後、友人と同時にだった。
 ここまでほめられたならば、やはりじゆうけんきゅ〜はカンペキにしないとなっ!]
(12) 2021/05/20(Thu) 4:06:27

【人】 ぷにぷに アポス

[ 甘いにおいにつられてしまうのはお互いさまらしい。ふわふわと漂うかおりにはあらがえない。仕方がない。>>0:71
 友人がにょんと伸びる。こちらはぴょこんぴょこんと連続ジャンプして覗き見た。

 全部の作業は見えないが、こ、これは…!]


 ふぁあ〜………。

[ 溶けた様な声が出た。
 あつあつ。じゅうじゅう。音がするたびかおりがする。ふんわりと充満するあまいあまいかおり。
 ぺらぺらが盛りつけられていく様に、どんどん目を輝かせる。]
(13) 2021/05/20(Thu) 4:06:43

【人】 ぷにぷに アポス


 な、なな なまくりーむ、だと…!?
 いいのか、あんな あんなにたっぷり……!!?

 いちごまで!?
 しかし森でたべるいちごよりおおきいぞ…っ。
 ふぉおお、あれはっ、あれはまさかっっっ。

 いや、なまえまではしらないんだが…、
 とてもあまくて…幸せのかたまりのような黒いおかしがあるらしい……!
 もしや…っっ……!

[ 夢中になりながらもうるさければ気付かれるだろう。そうして"チョコ"の名前を覚えると、ちょこ、ちょこか…、なるほど、ちょこ…と繰り返す。さっそくチョコという黒いものをメモに書き記した。
 食べ物を買う事にまだ迷いがあったからだ。

 他の客が、さきほどのぺらぺらにたくさんいろいろ詰めたやつを美味しそうに食べている。やはり目が行ってしまう。そわそわしてしまう。ムムムムム。
 友人もむむむむと唸っていた。>>0:73

 そして、>>0:74>>0:75
(14) 2021/05/20(Thu) 4:07:00

【人】 ぷにぷに アポス


 ―――
もしや おまえ 天才か…っっっ!!!??

 イチリあるどころか、せかいが"わななく"ぞっ!!

 いやはや、うすうすそうではないかと思っていたのだ。
 もはやそれは大大大天才のはっそうっ…!

 そんなすばらしいて〜あんを ひてーする理由は、
 なにひとつないっ!のだっ!

[ 全肯定だ。当り前である。
 だってだってあれは絶対に食べてみたいものだったのだから。

 ふたりでひとつの"クレープ"を注文する。ちょことやらをたっぷりめにオマケしてもらえ、たくさんたくさんお礼を言った。宝石を渡す時もなんらためらいはない。

 そうして一口。] 
(15) 2021/05/20(Thu) 4:07:26

【人】 ぷにぷに アポス


 ふぁ〜……。

[ 感想も言葉も全部とける心地だ。もうだめだ。これはあくまのたべものだ。
 そう思ったので感想メモにもそう書いた。溢れんばかりの感想は、メモになんぺーじもかきたかったけど、メモの量も"ゆうげん"であるからそうもいかなかった。
 でもこの思い出はきっと絶対に忘れることはないだろう。

 口の周りにべったりとなまくりーむとちょこをつけたまま、大満足だった。]
(16) 2021/05/20(Thu) 4:07:36

【人】 ぷにぷに アポス


 ……

 こほんっ。
 おなかもいっぱいになったことだし、
 街のたんさくを、さいかいするとするかっ!!

[ 元気いっぱいつやつやだ。
 そうして街を見て回っていると、ふと。鈴の音がした気がし>>0:2、路地裏>>0:n0へと視線を向けた。
(17) 2021/05/20(Thu) 4:07:56

【独】 ぷにぷに グレザン

/*
かわいすぎいきものかよ!!!!!!!!!!

世界がわななくほんとわらう 天才です
絵がじょうずもかわいいな……おくちべたべたもかわいいな……
え? かわいいいきものですね……ぷにぷに……
(-0) 2021/05/20(Thu) 4:11:34

【独】 絵描き ルナリア

/*
私の描く「彼」が「私」にとって都合の良い男すぎて、書くのがちょっとだけ恥ずかしくなってしまう。
(-1) 2021/05/20(Thu) 12:04:37

【人】 絵描き ルナリア

 

  来る日も来る日も、彼は私の顔を見に来る。
  何がそんなに楽しいのか、私にはわからない。

  でもきっと、私が絵を描く理由だって
  彼にはわからないのだろうから
  お互い様というものなのかもしれない。
 
(18) 2021/05/20(Thu) 12:34:54

【人】 絵描き ルナリア



   「 食事? ……奢りなら。 」


  とある日、一段落、というように
  息を吐いて筆を置いた時。
  彼が口を開くと、食事に行かないか、なんて。
  そんなふうに誘いの言葉をかけられる。

  私は普段、あまり食事に頓着せず
  多くを食べないものだから、もしかしたら
  そんな生活を気にしていたのかもしれない。
 
(19) 2021/05/20(Thu) 12:35:26

【人】 絵描き ルナリア



  服はいつものように華美なものでなく
  多少絵の具の汚れがついているもの。
  それでも彼は文句を言わず、
  顔を向けた私に微笑みかける。

  ぱちり、と琥珀の目を瞬いた私は
  漸く、疑問の言葉を心の内、浮かべたけれど。
  形にすることをしないままに
  彼と共に、街の中を歩くのだ。**
 
(20) 2021/05/20(Thu) 12:35:34

【人】 『伽藍堂』 江戸川 颯介

[もしこのお嬢さんが
 もう何週間も顔を見せずに
 ある日店の前を、知らない男と一緒に
 ちらりと此方を振り向くことなく歩いていたら

 清々する、なんて思わない。
 別に嫌いだから拒んでるんじゃない。

 少し三白眼を見開いて、
 それからその背を見送ったあと
 ひとりそっと微笑むに止めるだろう。

 良かったな、なんて
 褪せた色の店で一人呟いて。
 ─────結末は、それでいい。
 結ばれるだけがハッピーエンドじゃねェ。]
(21) 2021/05/20(Thu) 19:03:12

【人】 『伽藍堂』 江戸川 颯介

[もうぐうの音も出ない俺は
 「すき」の言葉に舌打ちひとつ。

 他に女がいる、といえば良いのか。
 それとも、とてつもなく嫌われることを
 すればいいのか。
 お嬢さんが居なくなっても俺の頭の中には
 赤い口紅がにっこり弧を描いて
 時々、ちゅ、とキスを投げてくる。

 見上げればこちらをにやにや見下ろす
 恵比寿天と目が合って
 俺はカウンターに残された、
 グロスの赤がほんのり残る茶碗に目を落とす。]
(22) 2021/05/20(Thu) 19:05:35

【人】 『伽藍堂』 江戸川 颯介

[親友殿を笑えないほど
 前に酷い女に引っかかった事がある。
 曰く俺と手前は前世で王子と魔女、
 禁じられた恋人同士で、
 来世で必ず結ばれると願って身投げをし
 嗚呼今こそその念願の叶う時、とか。
 なんじゃそれはと一笑に伏したら怒髪天、
 店の中で包丁振り回した大立ち回りときた。

 そんな手合いと比べれば、毎週店に押しかけて
 茶を嗜んでいくことの、なんと可愛いこと。

 けれど、彼女の求める方に
 足を踏み出しては、いけない。
 踏み出した足はきっと彼女の未来を汚す。]
(23) 2021/05/20(Thu) 19:09:56

【人】 『伽藍堂』 江戸川 颯介

[ぼう、と考えながら一週間が過ぎようという時
 俺はまた親友殿の店に顔を出していた。

 コマドリの描かれたアンティークのティーカップは
 店主のお眼鏡に叶ったらしく
 カウンターでうきうきと磨いている。
 俺はそれを眺めながら、いい断り文句を
 絞り出そうと渋面を作っていただろう。]


  「……ねえ、顔ひどいよ。」


[視線はカップに向けたまま
 店主はたしなめるような声を出した。
 店主は例の人とは順調なのか
 その顔には曇りはない。

 それすら妙に腹立たしくて
 カウンターに腰掛けたまま、ぷい、と横をむく。

 レジ横にある小さなショーケースには
 紅茶セットにつく小さなおやつシリーズが
 小分けに袋詰めにされている。]
(24) 2021/05/20(Thu) 19:11:30