情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
【人】 桧垣 やよい[ テディベアの小さなぬいぐるみのキーホルダー はづきちゃんが大切にしていたものだというのは 教えてもらえなくても、わかってた。 もしそれがいつも身につけられていたなら勿論 どこかにしまってあったとしても、 私は、見つけてしまったのだろう。 だけど、私はそれを あの日以来、使うことはしなかった。 私はそれを鍵のかかる箱に入れて クローゼットに入れてある 一緒に添えられているのは国語のノートと 当時使っていた、スマートフォン。 私たちの、思い出の箱として。 ] (184) 2023/02/22(Wed) 20:59:19 |
【人】 桧垣 やよい[ 私はクローゼットを開く。 思い出の箱は目にするけれど、 別に手を伸ばすわけじゃない。 取り出したのは水色を基調とした服。 昔、はづきちゃんが好きだったような服。 ……なんでかな、 私ね、あのあとからずっと、 水色もピンクも、両方とっても好きなんだ。 枕元にはさっきまで抱きしめられていた 猫と犬のぬいぐるみが揃って並んでる。 ] (185) 2023/02/22(Wed) 20:59:43 |
【人】 桧垣 やよい[ あのあと生活はだいぶ変わった。 一日はだいぶ長くなったし、 全部ひとりでこなすのってすっごく大変なの。 だけど傍には哲弥くんが居てくれる。 私は、ひとりじゃなくなった。 変わらないことだってたくさんあるよ 私の髪にはまだあの日の桃の花が煌めいてる お気に入りのぬいぐるみ、お気に入りの服 私たちが大切にしていたものは、変わらない。 ] (186) 2023/02/22(Wed) 21:01:12 |
【人】 桧垣 やよい[ それにね、 私、今は日記を、つけてるんだ。 国語のノートでもメモアプリでもない 私以外の誰が、見るわけでもないけれど 私は、ずっと、あなた宛てに書き続けてる ] (187) 2023/02/22(Wed) 21:01:24 |
【秘】 →こんばんわ、やよいです。 今日街路樹のもみじがとっても素敵でした。 もうすぐ冬だねえ、って哲弥くんと話しながら 歩いて帰ってきたの。 昔春が好きだって私言ったけど やっぱりあなたに出会えた夏も好きだし、 紅葉に色づく秋も好きだよ。 それから楽しいことたくさんの冬も! 全部だね。 毎日、楽しいよ。ありがとう (-167) 2023/02/22(Wed) 21:02:03 |
【秘】 →こんにちは、やよいです。 聞いて。昨日見た星空がすごく綺麗だったの! 冬の空ってすごく綺麗なんだよねえ。 星座の名前、わかんないけど、 なにかの三角形?だけはわかりました。 どうして昨日の夜の話を書いてるかって? 星を見た後、すぐ疲れて寝ちゃったんだ だから日記が書けなかったの。ごめんね。 あなたもこの星空を、 誰かと一緒に、見てるかな。 それとも、私の目を通して、見えたかな。 (-168) 2023/02/22(Wed) 21:02:25 |
【秘】 →こんばんわ、やよいです。 今日は私の誕生日ー!!!! そして、あなたの誕生日だよ。 ふたり分お祝いするために バースデープレートには ふたりの名前を書いてもらったんだ。 ハッピーバースデー、桧垣やよい。 生まれてきてくれてありがとう。 P.S.ちなみに食べたのもふたり分くらいです…えへへ (-169) 2023/02/22(Wed) 21:02:54 |
【人】 桧垣 やよい[ 春を迎えて、夏を越え、秋が巡って、冬が来る 私とわたしが生きてきた、十二か月は いつの時代も同じように繰り返す。 ] (188) 2023/02/22(Wed) 21:03:18 |
【秘】 →おはよ、やよいです。 今日はちょっとだけ時間がないけど これだけは書いて出かけようと思いました。 私ね、今日で、桧垣じゃなくなるの。 私が……じゃないのかな。 たぶん、はづきちゃんが。だと思うんだけど。 ううん、あえて私たちが、っていうね。 私たちが、 お父さんとお母さんから貰った大切な苗字。 今日でお別れしちゃうの。…ごめんなさい。 今まで、ありがとう。 これからの旅立ちを、新しい生活を。 応援してくれると嬉しいな。 愛智 やよい (-170) 2023/02/22(Wed) 21:03:47 |
【独】 精神科医 結城 理/* けっこん!!! 家族が体調不良で閉じまで見守れなさそうなのですが 明日の目覚めと同時に読みに来ますね。 この度はご参加ありがとうございました。 HOのバランスは初手で捨てましたが(!!) どのHOにも愛だけはこもっています。 素敵にロールしてくださって本当にありがとうございました! (-172) 2023/02/22(Wed) 21:09:35 |
【人】 愛智 哲弥[ 春に出逢って、初めて 恋 を知った。君を想うと、胸を打つ鼓動が早くなる。 君のことを、自然と目で追ってしまう。 君の傍を通ると、周囲の温度が 数度上がった錯覚をする。 春の陽気が、夏の日差しに感じるほどに 君という存在が俺に影響を与えてくる。] (192) 2023/02/22(Wed) 21:43:05 |
【人】 愛智 哲弥[ 化学的にあり得ない。 論理的に証明もできない。 それでも、確かに生まれた感情は、 一葉、二葉、君が注いだ笑顔で芽吹き、 三葉、四葉、君が育てた愛情で花開く。 嬉しさも、悲しみも、 楽しさも、苦しみも、 愛しさも、妬ましさも、 君たち、ふたりが引き出してくれたもの。] (193) 2023/02/22(Wed) 21:43:07 |
【人】 愛智 哲弥[ ―― そして、 初めて迎えた夏の祭りのこと。 俺は、大きな選択をした。 大切な人を、好きな人を失わないために、 選んだ未来に後悔がないわけじゃない。 それでも、隣で手を繋いで歩いてくれる。 愛しい君がいてくれるから、前を向けた。 ] (194) 2023/02/22(Wed) 21:43:09 |
【人】 愛智 哲弥[ あれから少し変わったこと。 君を"やよいちゃん"と、 特別な呼び名で呼ぶようになった。 最初は慣れなくて、 呼ぶたびに頬が熱くなってしまったけど、 愛しそうに呼ぶ音は、夏の暑さに負けない温度で。 君も"哲弥くん"と、 特別な呼び名で呼んでくれるようになって、 愛しい響きに、春の温かさを感じた。] (195) 2023/02/22(Wed) 21:43:11 |
【人】 愛智 哲弥[ ―― それから、 ふたりで食べる食事の楽しさと嬉しさを知って、 父と一緒に夕飯を食べるようになった。 妹のようにはできないけど、 たまにぽつり、ぽつり、と淡々と、 それでも時々、嬉しそうに話しをすると、 父も、ほんの少し嬉しそうに頷いてくれて、 家族らしいやり取りができるようになったんだ。] (196) 2023/02/22(Wed) 21:43:13 |
【人】 愛智 哲弥[ 茜色に染まる秋の景色を、 寄り添い歩くと心の中も色付いて。 白色に染まる冬の景色を、 手を握って温もりを分け合って。 桃色に染まる春の景色で、 始まりの出逢いに思いを寄せて。 青色に染まる夏の景色に、 失ったものと約束を胸に刻んで。 ] (198) 2023/02/22(Wed) 21:43:16 |