人狼物語 三日月国


145 【R18G】星仰ぎのギムナジウム2【身内】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【秘】 中等部 バラニ → 司書 エルナト

「う、うむ……うまくいって欲しい……」
「い、いや!
 うまく行かせるのは私自身だ、このように気弱ではいけない……」

珍しく少し気弱な言葉を吐いてしまうも、すぐにそれを振り払うように言葉を重ねる。

「み、みんな好きなのは私とて同じさ!
 だがね、そういうことではなくてだね……」

きょとん、とした表情に続いて。
曖昧な笑いを浮かべる姿に少し腑に落ちなさを感じながらもその行き場はなく。

「……まあ、君ならそれくらいわかっているよね。
 居ないと言っているのなら、そうなのだろうし……」
(-167) 2022/05/02(Mon) 4:07:43

【秘】 充溢 バレンタイン → 司書 エルナト


「…………」

観念した様で、小さなため息を吐いてから、
申し訳なさそうに僅かに頭を下げた。

「不幸な物語も……嫌いな、わけじゃないけれど、
 ……読後感ってのは……やっぱり、大事、だ」

本を受け取って、もちろん今読んでいる本が先なので、
ひとまずは傍らへと置いておく。読むときが楽しみだ。

「相容れない二人……愛の力、か……
 実感したことは、ない、けれど……」
「あったら素敵だな、とは……すこし思う」

だから恋の一つでもしてたらよかったんだけどね。
言葉裏にはそんな苦笑じみたニュアンスを含める。

「勿論……好きだと思う人はいるよ……
 でもそれは君とか、ルームメイト、とか……
 好意的に思ってる、程度……なんだろうし」

瞳を閉じ、頬杖をついて言う仕草は、
心当たりみたいなものも、特にない様子だった。
(-170) 2022/05/02(Mon) 5:32:27

【秘】 充溢 バレンタイン → 司書 エルナト


「……アオツキさんに、も、
 好きな人がいないか聞かれたけど……」

「そんなに……僕の、……そういう事情は気になるのかい」

心なしかムッとした声色でいう。
何であろうと好きな人がいればいるんだろうし、
いなければいない。そんなもんだと思っているけど。
(-171) 2022/05/02(Mon) 5:34:51

【秘】 司書 エルナト → 中等部 バラニ

「ふふ、そうだね。今は立派な学級委員長だ。」
「バラニはどこに出しても恥ずかしくない子だよ。」

胸を張る姿をにこにこ見つめて。
こうして良い友人を得られたのだから、
君がしっかり表舞台に出られることを祝福しているのは、本当のことだ。

なんでも聞いてね、なんて大言壮語を語らって。
いつか籠の外に出るまで、ひと時の止まり木になれたならいい。
気楽で子供らしく振る舞えるこの関係が、大切だ。


それから、あとの言葉にはやはり曖昧に眉を下げて笑って。
うーん、とかあー、とか生返事。

「あんまり、誰か一人を特別に好きになるって気持ちないからなぁ」
「どういう感覚なの?やっぱその人が1番大切で……誰よりも優先したくて……」
「……えっちなことも、したくなるとか?」

興味津々、といった様子で質問を投げかける。

君のことに話題を移して、はぐらかす。
(-183) 2022/05/02(Mon) 12:33:00

【秘】 司書 エルナト → 充溢 バレンタイン

頭を下げれば、よし、と満足気に頷き。
別に謝らせるのが目的では無いのだけれど。

「そうだねぇ、愛の力があれば病も治るのかな。」
「そんな奇跡があったら素敵だよね。」

言葉尻から、君には今のところその色はなさそうだと残念がり。
それから、あとの発言には。

「ふーん、ルームメイトとも普通くらいなんだ。」

と、嬉しそうな……というよりは、都合の良さそうな反応をする。
先程のバラニとの話と関わってくる所かもしれない。
そっかそっか、なんて楽しげに。

「んー、なんて言うんだろう。」

最後のムッとした問いかけには、少し悩んでみつつ。

「君って、あんまり誰か一人を特別に好きになることがなさそうだから」
「もし、誰か好きな人がいるんだったら…………」
「おも………………楽しい?」

言い直すも、あんまり意味合いは変わらない。
つまるところ、この狭い鳥籠の中の、娯楽が欲しいのだった。
(-184) 2022/05/02(Mon) 12:43:14

【人】 司書 エルナト

>>45 クロノ

「優しかったら僕達は出会ってないかも。」

なんて苦笑を返して。
こんな病に苦しんでる子供たちがいるのが、
神様が優しくない証拠に他ならない。
見放されてる。そんなものからは。

神という言葉は便利だ。
自分の力の及ばぬ所にある存在は、みんな神と言える。
子供の力なんて、どこにも及ばないのだから。
世の中神だらけだ。



「ごゆっくり。」

そうとだけ告げて。
あとは君が図書室を出ていくまで、エルナトは掃除にでも精を出していただろう。
(46) 2022/05/02(Mon) 12:47:02

【秘】 充溢 バレンタイン → 司書 エルナト


「……君、は、結構……
 “いい”性格、だよな……常々思うよ」

こちらも結構人を振り回す側ではあると思うのだが、
それにしたって君は別格だな、とか思っていたりして。

何か意味ありげな応答に、疑問符を浮かべつつ視線を向けたが追及するような真似はしなかった。

「確かに……そうなったら、僕も、
 面白……いと思う。というか、
 そこを、楽しいと言い換えても……
 ほとんど、ニュアンスは……同じじゃないか」

ようやく初めて、笑ってるみたいに吐息を溢す。

「ともあれ、そういう夢でも見たら、
 報告でもしてあげる、よ……

 それが現実になるかは……さておいて、ね」
(-186) 2022/05/02(Mon) 14:03:06

【秘】 中等部 バラニ → 司書 エルナト

「な、な……!!」
「は、はしたないぞ!エルナトくん!」

それから、何かを言いたそうにするも結局は言い出せず。
そわそわと落ち着かなくて、
 バラニが平静を取り戻すのにしばらくの時間が必要だった。

「……ま、まあ……そうだね。
 誰よりも優先したくなるというのは間違いではない……と思う」
「それにひとつ付け加えるのならば……
 特別、恐怖のようなものが伴うというか……」

「こう……繊細なものに触れるような感覚だ!
 壊してしまわないか、離れてしまわないか……
 心配になりながらも、どうしても触れたくなるというか……」

「そんな感覚だろうかな、うむ……」
(-199) 2022/05/02(Mon) 17:03:56

【秘】 司書 エルナト → 充溢 バレンタイン

「あはは、褒められちゃった。」

揶揄に気付いていない、フリ。
勿論読書家の少年はその表現の含むものを知ってるけれど、
いい風に受け取って笑う。
大人しく、穏やかではあるけれど、
子供らしく、悪戯っぽい所もある。
品行方正ではない、普通の子供だ。

あとでシャルロッテくん………さん、にも、聞きに行こうかな、なんて思いつつ。

「あんまり嘘をつきたくないなぁ……と」
「思ったら」
「誤魔化せなくなっちゃった。えへへ。」

君の笑うような吐息に、こちらも無邪気に微笑んで。

「ふふ、期待していようかな。」
「今日の君の夢が、素敵なものでありますように。」
「そうでなくとも、悪夢じゃないといいね。」

夢見を気にするくらいだから、あんまり夢見が悪くないのかな、なんて思いつつ。
(-200) 2022/05/02(Mon) 17:24:59

【秘】 司書 エルナト → 中等部 バラニ

「っふふ、あはははっ!」
「慌てすぎだよ、バラニ!まるで本当にそうしたいみたいじゃない。」

こらえきれず、口元に手の甲を当てて吹き出してしまう。
本当に可愛らしい反応だ。
だからついつい、揶揄いたくなってしまう。
エルナトは大人しく穏やかな子供ではあるけれど。
子供らしく悪戯っぽい子でもあるのだった。

それから、君の説明を聞けば、なるほど…と相槌を打って。

「……小動物に触るみたいな感じ?」

言われた感覚で、自分の中で一番近い記憶を想起して口に出す。
触れたいけど触れたら壊れそうな、小さな命。
恋など分からぬ少年にできる想像は、それが限度であった。

「ふふ、頑張って触れていかないといけないね。」
「明日は一緒に過ごしてみたら?デートにでも誘ってさ。」
「一緒に遊んだりして、楽しませてあげなよ。」

応援してるよ、と君の背中を言葉で押すのだった。
(-201) 2022/05/02(Mon) 17:32:19

【秘】 中等部 バラニ → 司書 エルナト

「うむ……そのような感じ、かな?」
「こう、だね……もっと、逃げられないようにそっ、と近付いて……そこから逃げないように捕まえておきたいというか」
「……こ、これ以上は止そう! 顔が熱くて仕方ないし……うう、エルナトくんが変なこと聞くからだ」

ぱたぱたと手で顔を扇ぐ姿は、まさに恋の悩みを抱えるただの少年だ。
彼が貴族の子だとは思えないほどに、年頃らしく健全な反応がずっと返ってくる。

「そ、そうだね!近頃は神隠しの噂などで不安がってることも多いことだし……
 少し、考えてみようか……彼女が悲しそうだったりすると私も悲しいからね」

応援の言葉を背に受けて、ありがとう、と感謝の言葉を確かに返す。
そこからは作戦を考えるなどと言って、読書に興じながらもシャルロッテを誘う計画を立てたりしていたことだろう。
(-224) 2022/05/02(Mon) 20:42:56