「んふ、っ……連れ戻さなくていいですぅ。
　　琉瑠が常盤さんの可愛い秘書ちゃんでいますから
　　暫くはここ、琉瑠のお仕事です。
　　誰にも譲るつもりはありませーん」


　　女心をわかっていると言うのだろうか。>>3:$0
　　そうでしょうそうでしょうと自信を持たせてくれる。
　　彼が飽きるまで、秘書をやれると思っているから
　　飽きさせない努力をしていれば暫くは、
　　安定した職についていられる。

　　まさかね、2社連続でそんなことをするとは
　　夢にも思っていなかったけれど
　　凄くいい待遇で、いい男で、少し欲が出ていいなら、
　　遊び以上の関係になればいい、くらい。
　　多分こんなにやっていたら跡継ぎ問題も
　　難なくクリアしそうだと思っているくらいに
　　ほぼ毎日、彼と肌を合わせているので。

　「返すの忘れたら、彼女さんに見つかるかも？
　　だから、ちゃぁんと返してくださいね？
　　満足するのが、明日でも明後日でも、
　　琉瑠は構わないので。っ、ぁ、……！！」


　　明日明後日も、急ぎの案件はない。
　　何かあれば最近はweb会議も取り入れているから
　　リモートで対応してもらえばいいし。
　　朝から晩まで抱き潰されるのも慣れたし楽しい。
　　押し倒されると思ったけれど、
　　挿入してからわざわざソファに移動するから、
　　短距離なのにゴツゴツと奥を突き上げてくる。

　「ん、もぅ………っ、とき、わさ、っ……！」


　　ソファで対面座位の体勢になれば彼の要望をきいて
　　ワンピースを脱いでしまい、
　　全裸で彼に奉仕をすることに。
　　胸を寄せて、彼の顔を胸で潰してあげながら
　　腰を前後上下に動かすことで、
　　奥までしっかり届き、声が我慢できなくなりそう。

　「おっき、ぃ…ぁんっ、るるの、なか、
　　ときわさんで、いっぱぃ…おかしく、なりそ…！」
　　
　　会社の中なので、一応、声を抑える。
　　その分、社外に出たら抑えることはなく、
　　彼にたっぷり鳴かされて夜を超えるのが通常。
　　声を抑える分、社内奉仕では動きがより一層激しくなり、
　　キスも、増えていってしまうのだった。

　　彼が1回満足したなら、ひとまず今日のホテルを
　　決めてもらって、その間に身支度を整える。
　　ホテルに着いたら、扉を閉めて再スタート。
　　彼と唇を合わせながら、お互いを脱がせて、
　　前戯不要の終わらない夜が始まる。*