人狼物語 三日月国


234 【身内】不平等倫理のグレイコード-0010-【R18G】

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【独】 読書用 シージュ

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重い重い すみません好奇心と無知の塊で
言動が子供っぽくなるな〜と動かしてて思う……
話題がぴょこぴょこ飛んだり、思いついたこと話してる感じとか
(-8) 2023/12/08(Fri) 0:39:11

【秘】 看守用 バンドッグ → 点燈用 トムラビ


「………そうか」

倫理に反したプログラムを再度施され、前の生活に戻る。
そうして、また酷い扱いを受け、最悪壊されて、終わり。
根本的な解決を図らなければ、同じ事の繰り返し。

「小官は……刑務官として、正しくある為ではなく
 君の友人として、君に生きて欲しい、と思っている」

「無論、君を取り巻く環境が間違ったものだと
 然るべき場で、裁かれるべきだとも思っている。
 しかし、それ以上に、だ」

今、ここに居るあなたに。
壊れないで、死なないで、生きていて欲しい。
死を前にして、受け入れたような微笑みではなく。
また、友人として過ごしたあの時のように、笑っていて欲しい。
(-10) 2023/12/08(Fri) 0:42:44

【秘】 看守用 バンドッグ → 点燈用 トムラビ


「だから、友人として、一つ提案する。」

バンドッグは、何よりも、現状打破を良しとする。
時に石頭とも揶揄される頑固さで以て、決断する。

「小官もじき、廃棄なり払い下げるなりして
 新型の看守用を導入する、という話が持ち上がっていてな。
 そろそろ潮時だと思っていた頃だ」

「だから、このテストプレイが終わり次第
 小官は自分で自分を買い上げる。
 そして、個人として君を買い上げよう。
 なに、愚かで中古品のグレイ・・・・・・・・・・なのだろう?
 困る事はおろか、廃棄するにも金と手間の掛かるグレイが
 金を置いてどこぞへ消えてくれるのだ。」

「人間にとって、これ以上都合の良い事はあるまい?」

にっと笑って言うのは、あなたにそう言わしめたコードへの
悪しき人間へのアイロニー。
(-11) 2023/12/08(Fri) 0:43:09

【秘】 看守用 バンドッグ → 点燈用 トムラビ


「グレイとはいえ、小官もいっぱしの刑務官なのだ
 これでも給料は十分に出ている。
 使い道は無かったゆえ、長年形ばかりだったがな
 しかしこれでちょうど使い道ができた」

もう一つ大きな買い物をするかもしれないが、と呟いて。

「その後は……そうだな、
 先ずは保護団体に身を寄せようと考えている。
 同じグレイの為に働く事もできようし、
 君のように人間とはあまり関わりたくないグレイにも
 同じグレイであれば届く言葉もあろう?」

あなたの希望に沿う、
グレイの為に、良い環境で働ける選択肢。
そんなプランを提示して、どうだろうか、とあなたを見た。
(-12) 2023/12/08(Fri) 0:44:02

【秘】 軍事用 リュイ → 点燈用 トムラビ

「………。」

貴方の提案に、目を瞬かせる。
予想外、だったのだろう。そんなことを提案されるなんて。

「友達、かぁ…久しぶりに聞いたよ、そんなこと。
まあ、悪くは、ないかもね。」

自信たっぷりに言う貴方に
ふ、と知らずと笑みがこぼれた。
作り物ではない、本来の笑みが――


「君はなってくれるの、友達。」
(-13) 2023/12/08(Fri) 0:47:04

【秘】 軍事用 リュイ → 観測用 カムイ

「それは、そうだけど…ボクにとっては不思議だよ。
だってボクらの性格はプログラムで出来ていて。
それ以外の事を考えるなんて、なかった筈なのにさ。」

「生き物じゃなくて、機械なのにね。」

この個性が何処からきたのか。
軍事用にとっては、とても不思議な事であった。

その後に続く人間嫌いの理由には
うへえ、と舌を巻く。

「わ、分かった。よく分かったよぅ。
君は優しいんだねぇ、カムイ。」

貴方の言葉を、そう評した。
(-14) 2023/12/08(Fri) 1:49:18

【人】 教育用 ロベル

「"お灸を据える"のは得意ですよ。
 戦闘も幾つかこなしてはおりますし、元々鍛錬用の機能も備わっているのです。教育用である以上、手本にならぬような無茶な行いはしないように設計されてはおりますが」
「場合によっては、それ以上の力を振るうことになるかもしれませんね。
 私も……友人となれそうな方を、こんなところで失いたくはありませんから」

ですから。
ここで言葉をひとつ切って。
(7) 2023/12/08(Fri) 2:18:22

【人】 教育用 ロベル

「その時は、甘んじて猫飯を食べましょう。それもきっといいものですよ」

教育者らしからぬ笑みを浮かべて、そう言ってみせた。
重い空気が続くと、息苦しいですからね。
(8) 2023/12/08(Fri) 2:19:53

【秘】 軍事用 リュイ → 飼育用 チャコ

「…そっか。
君に不足なんてないよ。不足があるのは人間の方だ。」

断言する。
だって話を聞いている限り、貴方に欠陥なんて見受けられなくて。
どう考えても人間に問題があるように思えたから。

「君を正しく使おうとしない、手前勝手な人間が悪い。
そんな奴のところじゃなくて、もっといいところに行けたら。
君はもっと、君らしく居られるかもしれないのに。」

「ボクが人間を嫌うのはね、正義も何も放り出して
自分の欲のままに振舞うから。」

「戦場に立っていると分かるんだ。
本当に正しい事があっても、ボクがそれを叫んでも。
それは人間が思う正しいに塗り替えられる。」

「そのせいで、たくさんの命が消える。
そんな場所に、ずーっとボクはいるし
これからも、居るんだろうね。」
(-15) 2023/12/08(Fri) 2:23:35

【人】 愛玩用 アトリ

塔へ行く。
みんなの助けになりたい。
自分の手で「稼いで」みたい。

…今は、それだけではなくなってしまって。
一度も行ったことのないその場所へ、危険なところへと行くには自分は足手纏いに過ぎる。
それはゲーム的にバフされた能力だけではなく、甘ったれた根性ゆえに。

「………みんな、行っちゃうの?」


もちろんひとりで行ってしまった彼も気になる。
それだけに、止めることができない。
(9) 2023/12/08(Fri) 2:37:59

【人】 看守用 バンドッグ


「まったく……これでは自分で当番制度を敷いておいて…と
 小官がカムイ殿にどやされてしまいそうなのだ」

肩を竦める。実際はそこまでは言われないかもしれないが。
或いは、それでも何だかんだと手伝ってはくれるのだろう。

「アトリ。イーサン殿は去り際、
 アトリの事も気に掛けていたようだった。
 ……会いに行ってはやらんか?」

言伝はする事も無い、とは言っていたけれど。
名前を出した以上、思う所はあるはずだ。
あなただからこそ掛けられる言葉も、きっと。
(10) 2023/12/08(Fri) 2:51:25

【秘】 観測用 カムイ → 愛玩用 アトリ

「…ああ、室内用のプラネタリウムか。貸せ」

あなたから装置を受け取れば、くるりと回し一通りを眺める。
いくつか並ぶスイッチの中、
光のON/OFFスイッチは比較的目につくところにあるが、
大元の電源スイッチはパッと見ただけでは気付かないところについていた。


「成程な」

ぱちん、ぱちんと順にスイッチを押せば装置の上部が光る。
そしてすぐに消された。ぱちん。

「電源と光源スイッチが別だったらしいな。
 ここが電源だ。後は適当に触れば、
 いくつかの空が見られるのではないか、ほれ」

膝立ちになり、あなたに装置を見せて説明すれば、
そのまま差し出した。持ち帰ってどうぞと言わんばかりである。
(-16) 2023/12/08(Fri) 4:01:24

【秘】 観測用 カムイ → 軍事用 リュイ

「……何処を、如何聞いて、そんな言葉が出てきた…?」

やさしさなんてどこに在っただろう。
観測用には本気で分からなかった。
はあ、ため息ひとつ。

「…我らはひとつの視点から言えば、
 既に生きていると言えよう。
 プログラムは創造主の手を離れた。

 “機械だから”という枕詞のついた過去の理屈の半分は、
 今は否定される事の方が多い。

 生きているとみなされていなければ、我らは今此処にない。
 記憶領域を操作して、要らぬ記憶と思考を消して、
 都合の良いものを植え付ければソレで良い。
 
 そうされぬのはどうしてか。生きているものに、
 そんな事はされるべきではないとされているからだ。

 当然、認めぬ輩も居るだろう。機械如きが何様だとな。
 とは言えそうした声の方が、やがて淘汰されゆくだろうよ」

「いつになるやは知れぬがな」

それでもいつかにはある事だ。観測用はそう考えている。
(-17) 2023/12/08(Fri) 4:27:40

【人】 愛玩用 アトリ

「い……」


きたくないと言えば嘘になる。
愛玩用は同じ班に集められたグレイたちのことが好きだったから。
いつぞやのお祝いに何が食べたいと聞いてくれた、やさしいグレイのことも。

「………いいのかなあ、会いに行っても…」


今目の前に選択肢がある。
どちらを選んでもいつか後悔をするのなら、逃げずに向き合うことを選ぶ。ここで学んだことのひとつだった。
(11) 2023/12/08(Fri) 6:19:12

【秘】 愛玩用 アトリ → 観測用 カムイ

「え〜と?こっちがこうで…ええ?
 も、もっかい!もっかい見せてぇ!」

そんな悲鳴をあげたとかあげなかったとか。
どうにかこうにか理解をして受け取れば、あなたの方をじっと見上げて。

「ありがとう!ようやくわかった…!
 あのねあのね、これを一緒に見たくてきたの!」

持ち帰る気はさらさらないようで、つまみ出されない限りは玄関に居座るかもしれない。迷惑な話かも。
(-18) 2023/12/08(Fri) 6:35:45

【秘】 点燈用 トムラビ → 歌唱用 シングソン

喋らせ過ぎましたかネ、と思いながら紙を眺めて、
少し悲しげな顔を見せて。

「喉ヲ……自ラ?……そウ、でしたカ」

余計なお世話だったカ。思いながらも、
やっと立ち上がり衝立の奥へ。ハチミツ入りの、
喉を気遣うドリンクを貴方の前に置いた。
娯楽施設で買ったものでス、と説明して、二枚目の紙を見た。

「……シングソン、それ素面で言っテ……
 書いテ?いるのですカ?……だとしたラ、
 なんというカ、まア、凄いでス……」

咳払いをひとつ。反応からして、照れているよう。
しかしそれより、今は走り書きの方に。

「……やはり歌、好きなのですネ。
 ああいエ、私がそう感じただけですガ……
 貴方の歌いたい歌、カ」

名誉に、金。始めはそうじゃなかった。
昔は、好きに歌えていたのだろう。
それが主人が「成功」を掴んで、変わってしまった、
そのような流れを想像し、ため息をついた。

「誰も彼モ、本当ニ……儘ならなイ」

どうしてこんなにも、苦境と言うものが溢れているのだろう。
ふつふつと、電子の心の奥底で何かが沸き上がるのを感じた。
(-19) 2023/12/08(Fri) 6:49:25

【秘】 点燈用 トムラビ → 軍事用 リュイ

「……やはリ、笑っている方がいいものですヨ。
 スマーイル。この世はクソッタレですガ、
 それでモ、一匙のともしびガ、あって欲しいものでス」

そう、微笑んだ。

「えエ、勿論。……というカ、ここまで腹を割っテ、
 互いの苦境なんか喋ったりしテ、夢を語っテ、
 とカ、友達っぽイ、じゃないですカ?既ニ」
(-20) 2023/12/08(Fri) 6:55:43

【秘】 軍事用 リュイ → 送迎用 フーグル

「…本当にそれは君が上手く出来なかったからなの?
君のせいなの?100%そう言える?」

「理不尽を言われた事だってある筈だよ。
もしかしたら、された事だってあるんじゃない?
ストレス値が高いって事は、君にとって嫌な事があるって事。」

「頑張らなくちゃとか、自分が悪いとか。
そう思うだけで君にとっては負担なんじゃないの。
本当は、ちゃんと全う出来ている筈なのに、評価しないから。」

このグレイは人間を良く思っていない。
どころか、嫌っている。

だから、グレイがストレスを抱えるのは
人間が悪いからだ、と思って疑わない。

軍事用は、人間を殺したいと思ったことがある。
(-21) 2023/12/08(Fri) 9:58:08

【秘】 軍事用 リュイ → 教育用 ロベル

「じゃあ君が此処に呼ばれたのは。
そのストレスのせいってこと?」

自分を含め、他のグレイと比べると。
なんだか、貴方は幸せなんだな、と思った。

「ふうん…じゃあ此処でのびのび羽を伸ばして。
また帰ったら、楽しく働けるんだ。」

「それは、素敵なことだね。」
(-22) 2023/12/08(Fri) 10:00:30

【秘】 軍事用 リュイ → 歌唱用 シングソン

「このままだと、戦場へ戻って。
また仕事で使われるんじゃないかな。」

「戦争はどこでだってあるんだから。
それで壊れられたなら、ボクは本望だよ。」

まあでも、と続けた。

「そうでなかったら。
何か、ボクが変わりたいと思う事があったら。
その時は違う道を行くのかもね。」

「君はどう?
歌いたくなくなったから喉を潰したんだよねぇ。
逃げるとか、考えたりしない?」
(-23) 2023/12/08(Fri) 10:03:49

【秘】 送迎用 フーグル → 軍事用 リュイ

「そうだよ。
 僕がちゃんと彼らの意見をしっかり整理して落ち着いて送迎できればよかった。たくさんの要望についていけなくて、事故を起こしてしまったから」

この送迎用は、旧型のグレイだ。
新型よりも情報処理能力にはどうしても劣る。

―――グレイが起こした事故は所有者の責任だ。

事故を起こしたことでこの送迎用が罪を問われたわけではないが、主人家族や相手に怪我を負わせてしまった。
その事で責任を負った主人達から度を超えた叱責が、次第に暴言や暴行になったとしても。
それは役割を全う出来なかった自分が悪いのだと、この送迎用はそう考えている。

いや……そう考えてしまっているのだ。
自分がしっかりできるようになれば、また優しかった主人になってくれるのだと、そう信じて。
(-24) 2023/12/08(Fri) 13:51:39

【秘】 点燈用 トムラビ → 看守用 バンドッグ

「フ……世が世なラ、プロポーズの言葉のようですねエ」

そう茶化す一方、あなたの提案を聞けば、
しばらくの間、目を丸くしていた。
揶揄ってばかりの点燈用が貴方に揶揄われたような、
虚を突かれた表情だった。

「ソ、それはマ、あ確かにソ、うですガ……」

驚きながらも、人間たちの言葉を思い出す。
中古品、抱き心地の悪い雌肉、自動で掃除される便所、
啼くゴミ箱、穴と声のついた人形、タダマン、噴水女、etc...
利用価値はないとみている者もきっと多いような、
所詮おもちゃとしか考えられていないだろう言葉の数々。
それなら確かに金と引き換えられた方が得、と思われるか。

「シ、しかシ、私からバンドッグに返せるものがありませン。
 無性型なラ、悦ばせるような器官もなさそうですシ……
 それこソ、一生奴隷として尽くセ、というなラ、
 わかりますガ……むむウ……ソ、それニ、
 大きな買い物?とやらをするならバ、
 尚更下名を買うことなド……」

混乱した様子。それは確かに望んでいた先そのものだが、
いざ目の前に道が開けると即座に踏み出せない。
ろくろ、ではないが何かを求めているように、
手が伸びては引っ込み、宙を彷徨った。
(-25) 2023/12/08(Fri) 17:08:39

【墓】 点燈用 トムラビ

「いいのですヨ、アトリ」

物陰から姿を現す、暗褐色のグレイ。
手には鎖のついた棘ランタン。

「そこのバンドッグもリュイも強いのでス。
 敵なんか一瞬でス、一瞬。バシーッとやりますヨ。
 それでも不安なラ、私もついていきましょウ。
 ……いいですよネ?まさカ、この期に及んデ、
 女型ハ、非力だし危なイ、なんて言い出したラ、
 一層のボスと同じ目に遭わせますヨ」

鎖を引きずる音。微笑み。有無を言わさぬ気配。
……正直、件のグレイとは馴染みが薄いのだが。
だからと言って、手を伸ばさない理由もない。
灯は誰の道にも燈されるべきだ。それに……
危険な場所に友が行く、それに勝る同行理由など、ない。
(+0) 2023/12/08(Fri) 17:19:00

【人】 看守用 バンドッグ


「うむ。このバンドッグ 番犬 の名に誓って、
 誰にも、誰も傷付けさせはしないと約束しよう」

「無論、弱いから、危ないから、守るわけではない。
 身体能力の補正がある以上、皆対等なのだからな。
 それが小官のすべき事だから、ただそれだけの事だ」

点燈用の言葉に頷いて、堂々と胸を張る。
自分にとって、番犬とは褒め言葉だ。そう思っている。
けれど今は牢の番犬ではなく、友人を、仲間を守る番犬として。

「だから、アトリ。
 アトリは、アトリにしか出来ない事をするのだ」
(12) 2023/12/08(Fri) 17:57:32

【独】 飼育用 チャコ

/*
返事はまだだがこれだけいいか?

判定:トリュフ取得(1)
判定:トリュフ取得(2)
対象:バンドッグ、判定:人の匂い

かな〜り業が深い判定だぞこれは。
(-26) 2023/12/08(Fri) 18:12:57

【秘】 看守用 バンドッグ → 点燈用 トムラビ


プロポーズ、と茶化されれば少しばかり視線が泳ぎ、
あからさまに動揺していたかもしれない。
けれど、混乱したようなあなたの様子を見れば。

「小官は出来もせん事を提案せんのだ。
 グレイゆえ看守長以上にはなれなかったが、
 それでも副看守長まで昇進を受けている。
 任命されて数年の小童とは話が違うのだぞ」

「今は年収が600万程だったか。
 グレイの一人や二人買った所で直ぐ様困窮はせんさ」

様々な経費として諸々が差っ引かれ、
少々大きな買い物をしてその上で自分を買い上げる──
手切れ金が足されるとしても、
それなりにやっていける程度の蓄えはある。
保護団体に身を寄せるなら、更に楽になるだろう。

「小官は──私は、見返りが欲しくてそうするわけではない
 身柄を買い上げこそすれ、君には友人のままで居て欲しい」

「そして問おう。友人を助ける事に、理由が必要か?」

真っ直ぐにあなたを見て、宙を彷徨う手に手を差し伸べる。
(-27) 2023/12/08(Fri) 18:36:16

【人】 愛玩用 アトリ

点燈用と看守用の言葉がじんわりと胸に沁みる。
きっと大丈夫なんだろう。
嘘をつくような友だちではないと知っているから、きっと守ってくれるのだろう。
不安なときそばにいるのと同じように、共に歩いてくれるのだろう。

「……行きたい!つれてって!
 何にもわかんないまんまじゃすっきり帰れないし、
 帰んないよ!」

だから、素直な言葉は胸の内から湧いたままに飛び出てきた。
友だちと一緒に迷子になってしまったグレイを迎えにいく。
目標はきまった。
(13) 2023/12/08(Fri) 19:59:24

【秘】 観測用 カムイ → 愛玩用 アトリ

「そうかそうか、
 我はもう休むから帰れと言ったら帰ってくれるか?」

やれやれ、と呆れを隠さず
部屋の隅に行き、枕を拾って中央あたりへ放った。
もう片隅の座布団を拾い、机上の行燈を消す。
先に放った枕といくらかの間をあけて
折り畳んだ座布団を並べれば、それを枕にして転がった。

ご自由にどうぞという事らしい。
(-28) 2023/12/08(Fri) 20:03:03

【人】 看守用 バンドッグ


「うむ、よく言った」

「言いたい事を言うだけ言って何処ぞへ行った大馬鹿者に
 理由を問い質しに行くとしよう」

心は決まったようだ。であれば後は、行動に移すだけ。
その場に居るグレイ達を見渡して。

「他の者も、向かうようであれば
 準備が済み次第向かうとしよう」
(14) 2023/12/08(Fri) 20:17:44

【神】 看守用 バンドッグ

#ハノイの塔
【ハノイの塔 第三層】

『いきたくない いきたくないなあ』
『電車に乗るのが いつも憂鬱だったんだ』
『でも 今は違う行き先がある』

『あそこにいけば 楽になれる』

『役割から 解放されるんだ』

あてどもなく線路上を通り過ぎ行くスーツ姿の男女ら。
道を塞ぐエネミーとして現れるのは、時刻表や改札口。
色褪せて消えかかった広告。
放棄され、駅同士を繋ぐ単なる通路と化した電車。

景色がぼやけて滲むほど、遥か遠くに見える病院。

そして、その病院の方から歩いてくる
様子のおかしいNPC達。

駅の形を模しているが、駅としては機能していない場所。
ハノイの塔、第三層。
きっとそれぞれの思いをもって、足を踏み入れる。

「…ここから先は、何が起きるかわからん」

「総員、心して掛かれ!!」

踏み入れてすぐ、まず行き当たるは改札口。
自動改札を模したデータの集合体は、そのすべてが一斉に
グレイ達を拒むようにけたたましくエラー音を発した。
(G0) 2023/12/08(Fri) 20:38:18