人狼物語 三日月国


224 【R18G】海辺のフチラータ2【身内】

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視点:


【秘】 法の下に イレネオ → 花浅葱 エルヴィーノ

「なんだ。」
「貴方も、俺が好きなんですか。」
(-473) 2023/09/17(Sun) 13:31:01

【独】 法の下に イレネオ


/*
こいつ童貞のくせになんでこんな自信満々なんだろう 恥ずかしくなってきた
まあなんか……好きな人とかいないしいいんじゃないですか? と思ってたタイプだと思います
(-476) 2023/09/17(Sun) 13:40:13

【秘】 黒眼鏡 → 法の下に イレネオ

「ないなら、いいさ。
 俺も特に興味はない」

なのに挙げたその名前――アリソン女史――には、
ほんの少し感情が揺れていた。
彼にとってそれは、何か嫌な相手の名前なのだろうか。

それ以上、余計なことは口にしない。
アレッサンドロはただ粛々と手錠を受け入れ、連行されるがままになる。
その過程であなたが暴力を振ろうとも、乱雑に扱おうとも、うめき声をあげる程度で抵抗もしないだろう。

好きにしろ、と。
何もかもを、捨て鉢ではなく、さっぱりと受け入れるように。
(-486) 2023/09/17(Sun) 14:29:18

【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 法の下に イレネオ

「は……ぁ?」

鼻と鼻が触れそうなくらい近づいた、その至近距離。

皮肉に皮肉で返された。……気がする。
いや、あなたはきっと、自分とは違って発言に他意などあるまい。
それなのに、笑みを浮かべた顔が、なんだか楽しそうに見えるのは何故だろう。

「……僕は誰も好きになんてならないよ」


好きで仕方ないのはキミだけだろと、苦し紛れにそっぽを向く。
我ながら本当に、猫のよう。
けれども自分のそんな感情は、もう、どこかに捨ててきたはずで。
新しく大事な人を作れば、失った時の喪失感が増すから、嫌だとそう思ってたからこそ、人の厚意を素直に受け取るのを避けていたのに。

それなのに。
掴んだ手を離さないでいてほしいと思ってしまっている。
そんな自分が、一番信じられなかった。


だから寝かせろと言ったのは自分なのに、あまりの羞恥で仕事が終わったらすぐ逃げ出してしまいそうだ。

……多分、きっと、直ぐにあなたに捕まってしまうけれども。
(-496) 2023/09/17(Sun) 15:28:34

【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 法の下に イレネオ

/*
お仕事終わりました。お疲れ様です!
イレネオくん大型わんこ可愛くて、犬好きのPL大歓喜です、ありがとうございます、拝みます。
突然の赤差分に仕事中に呻きました。

さて……こちらも造形を説明しておかねば、少々不義理(多角という意味で)をしてしまう可能性があるかと思ったので記させて頂きます。

エルヴィーノの子供の頃に幼馴染のルチアーノと、初恋の少女ラーラがある日突然姿を消しました。
というのも、ルチアーノは両親が殺されて、マフィア入りした。(置いていかれた)
ラーラは養育院育ちの孤児なのですが、マフィアに唆されて麻薬中毒になり、その後廃人状態で徘徊したところ交通事故に遭って半身不随になりました。(置いていかれた)
入院の後今は更生施設に居ますが、半身不随のまま精神も止んだ状態です。
もう恋愛感情はありませんが、この事で重く歪んだ感情がどうしてもあって、ラーラをサポートし、義体装具士を探しています。
これが人の人生を左右するような傲慢なやり方、幸の押し売りなんですね。
ルチアーノに関しても同じで、犯人探しをしようとしたりマフィアをやめさせようとしたり、そんなことをしています。これも幸の押し売りです。

そして、もう置いていかれるのが嫌なので、大事な人を作ろうとしないようになりました。
夢を見るのも、薬物のことを知ってて見て見ぬふりした事などからの後悔があるからで、それで不眠にもなりました。
なのでなかなか、自分の中の新しい感情を認めようとはしません。
イレネオくんを可愛いなと思ってしまってるのは確かなのですが、こういう所は不器用です。

あとはRPの流れ次第なのでなんともですが……イレネオくんとは少し違った意味で、ルチアーノを特別に思っています。
幼馴染は絶対に壊れることがない関係だといって安心しきってるんですね。
なので彼とのRPの進み次第では、不義理な状態を作ってしまうかもしれません。

長くなりましたが、ご理解くださると幸いです。
生まれた感情に、最後には名前をつけてあげられるといいなと……そう思いながら最後までやっていこうと思います。
どうぞよろしくお願いします。
(-499) 2023/09/17(Sun) 15:34:38

【人】 法の下に イレネオ

ちょうど昼時。

男は赤茶の紙袋を抱えてぼさっと立っていた。そうしてちらちらと、顔を傾けて袋の中身に繰り返し目をやっていた。
入っているのはカスクートである。ここらでは評判のいいパン屋のもので、昼食用にと買ったものだ。
朝方の発言の有言実行。自分の分と少食な先輩の分。一応半分に切ってもらってきたから、彼が半分だけでいいと言い張ったら、自分で食べてしまうつもりだった。

が。

「……買いすぎたな。」

買いすぎたのである。
昼時のこと。パンは運良く焼きたてで、季節柄新商品なんかも出ていて。時々買いに行くからには顔も覚えられていて、おすすめなんかもされてしまって。
そうして温かく接してくれるのが快くて、じゃあそれも貰います、なんて。
言っていたらいつの間にか5種類のカスクートを手に入れていた。
パン屋側もよく売ったものだと思う。

さてどうしようか、と首を捻った。繰り返すが昼時、そこそこの人が昼食のために出払っている。
残っているメンツは忙しそうで、声をかけるにも気が引けた。
誰か、食べてくれたらいいのだけれど。隅の方に寄って、肩身狭そうでいる。

#警察署
(75) 2023/09/17(Sun) 16:12:05

【秘】 法の下に イレネオ → 黒眼鏡

貴方の黒は揺れない水面だ。
凪いだ海面のように、それよりもっと強固に、こちらが与える何も響かせない。
だからこそ、貴方自身が起こした揺れはよく目立った。
男は調べ始めるだろう。アリソン・カンパネッロについて。
その過程で貴方に迫ることも、或いはあるのかもしれない。


淡々と手錠をかける。立ち上がらせて引き連れていく。署まで貴方を連行する間、男はひとまず何もしなかった。
従順な相手に暴力を振るえるほど、これは獣ではないらしい。そのあたりが未だ残る甘さで、真っ当さなのだろう。
落ち着いた貴方の態度に、苛立った様子こそ見せたかもしれないが。


程なくして。
貴方はこの男と二人、取り調べ室に入れられることになる。
手錠はつけられたままだった。いくら従順でも立場が立場。油断するなということだろう。

後ろ手にドアを閉めた男がしたことは、まず眼鏡を外すことだった。

「さて」
「どんな気持ちだ、ルカーニア。」
(-510) 2023/09/17(Sun) 16:35:22

【秘】 法の下に イレネオ → 花浅葱 エルヴィーノ

/*
わ〜い! 設定の共有ありがとうございます、お仕事お疲れ様です! 把握しました!
可愛い設定でニコニコになっちゃった……そして多角関係について、誠実な対応ありがとうございます。
当方PLとしては多角フリーですので五臓六腑を墓まで様次第では多角ドンと来いという感じです。PCは犬属性ということでお察しなのですがその時はその時で。今すごく眠い様が挟まれるのが苦手じゃなければ、ですが……

お相手いただけて嬉しいです。最後までよろしくお願いします!
(-511) 2023/09/17(Sun) 17:02:36

【秘】 法の下に イレネオ → 花浅葱 エルヴィーノ

貴方の言葉に、これはふうん、という顔をした。
納得がいったような、いっていないような。
信じたような、信じていないような、そんな顔。
金色の瞳はもう一度、貴方のかんばせを浚って逸れた。そのまま左の方を向く。
よく聞けば、直角に曲がった道の先の方から足音が聞こえてくるのがわかるだろう。このままでいると、そろそろよくない噂を立てられそうだ。

ゆるり、近づいた顔が離れる。
添えられていた手も、手のひらから指の先。順に遠ざかって、男は一歩引いた。

「先輩。」

首を傾げて道の先を伺う。まだ誰も来ないことを確かめて。

「待っていますよ。」

最後に、もう一度。
これは貴方の方を見て。
そうして額を指の背で軽く小突いて。
では、と立ち去ろうとするのだろう。なにもなければ。
今晩にも、貴方を捕まえるのを楽しみにして。
(-515) 2023/09/17(Sun) 17:15:40

【人】 法の下に イレネオ

>>76 エルヴィーノ
>>77 テオドロ
>>78 ニコロ

「あ。」

初めの目当ての先輩が来て、説明しようと口を開ける。

「お疲れ様です。」

ところに、また新しい先輩が来て、タイミングを掴み損ねる。

「えっと。」

どこから話そうか、と整理しかけたところまた一人。
先輩三人に囲まれたところでこの体躯が動揺することはない。
ないけれど、さすがに立て続けに来られると参った。嬉しい悲鳴と言うやつだ。

「……。」
「食べますか。」

結局。
説明を全てすっ飛ばして、結論だけを口にした。
一緒に袋の口をそちらに向ければ、よりパンの美味しそうな匂いが濃くなったはず。

#警察署
(79) 2023/09/17(Sun) 17:22:47

【秘】 黒眼鏡 → 法の下に イレネオ

結構まとも・・・だな。
そんな感想を抱いて、愉快そうに口元を歪める。
まったく、こいつの先輩に比べたら大分マシだ。
…昔話を喜ぶ若者はいないから、やめておこう。

そんな、恐らく本人に知られたらより気分を害するであろう思考をいったんおいやり、
取調室の椅子をぎいと揺らす。
手錠をかけられ、黒眼鏡も外した。
そこにいるのはアレッサンドロ・ルカーニア。
ファミリーに所属するカポ・レジーム、つまりは悪党だ。

「そうだな、思ったより快適だな。
 10年ぶりに入るが、リフォームでもしたか?」
(-519) 2023/09/17(Sun) 17:28:33

【秘】 法の下に イレネオ → 黒眼鏡

そう。男はまとも・・・だった。
そうであると自負していた。そうでなければならないと自負していた。
真っ当に真面目な司法の番人。男が自認する素顔はそれである。

だからこそ。
今の貴方が好ましい・・・・・・・・・。いつもの飄々としたそれより、余程。

「気に入ってくれたようで何より。」
「お前に長く住んでもらう家だからな。気合いも入る。」
(-520) 2023/09/17(Sun) 17:44:59

【人】 法の下に イレネオ

三人の先輩方よりは遠巻きに見ているだろう後輩たちにも、男は目をやって。
目だけではなく袋の中身が見えるように向けて、無言のまま問いかけた。食べるか。
もちろん腹いっぱいだとか、忙しいのなら、無理にとは言わないけれど。

「助かります。」

みんなで食べようという案が出れば、ようやくほっとしたように肩肘を張るのを辞めた。
そして袋の中を指さして味の説明をしていく。内訳は定番のハムチーズにペッパーマヨソースがかけられたもの、えびとアボガドとサーモン、トマトとレタスと卵のもの。それと新発売のチキンとマッシュルームのホワイトソースに、クリームチーズとハニーマスタードの商品だとか。全部半分に切って、ふたつずつ。

各々手を入れて持って行っても構わないし、こちらが配っても構わない。いい感じになればそれで。

#警察署
(84) 2023/09/17(Sun) 17:59:13

【秘】 黒眼鏡 → 法の下に イレネオ

「どうかな。この悪法が改定されれば、思ったより早く出られるかもしれないぞ」

せせら笑うように口元を尖らせて、
あなたの対面でふてぶてしく椅子に背中を預けて座る。

「それで、今日の日程は?
 尋問までお前がするのか、仕事熱心なことだよ」
(-522) 2023/09/17(Sun) 18:09:37

【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 法の下に イレネオ

「…………っ」

足音に一気に現実に引き戻された。
別に悪いことをしているわけではないけれど、ここは署内なのだ。

離れていく顔にほっとして、
離れていく手が少しだけ残念に思う。
そんな事を思っている事自体、自分が自分ではないような気がする。
結局逸らせなかった視線だけを、あなたの動きに合わせて動かしたら、額に衝撃を受けて……、


―――待っていますよ。


そこから先は。
資料を調べていても、どこか上の空になってしまった。
通りすがりの同期に心配されてしまいそうなザマで、ひどく滑稽だったに違いない。

「……本当に待ってた」

仕事を夜勤者に引き継いで署を出てみれば、あなたが門の前で待っている。
まさに忠犬通りの行動が、ガラガラに崩れてしまいそうな平常心を更に揺らした。
(-531) 2023/09/17(Sun) 19:06:41

【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 法の下に イレネオ

/*
お返事ありがとうございます。
向こうとはそういう方向に進むかはまだ未知数ですので、どうなるかはわかりませんが……、多角にならなかったとしても、重い関係性を引きずることだけは確実ですので、先に連絡をさせていただきました。
挟まれることになりましたら、ぺしゃんこになるまで潰してやってください、全を受け入れていく所存です……!

あと2時間後に牢屋……悲しい。
取り調べにかこつけて会いに行ったりしますね。
(-534) 2023/09/17(Sun) 19:12:34

【秘】 法の下に イレネオ → 黒眼鏡

「確かに悪法だろうな。お前たちにとっては。」

さぞかし都合が悪かろうと鼻で笑った。
男とて理解している。自分の集めた捜査資料は不十分だ。
自分に出来たことは、ただ諦めないことだけ。
そこに運良く、不十分を十分にしてくれる法が、外から齎されただけ。

そしてその不十分さを埋める情報を得られるかもしれない機会が、今与えられている。
組んだ手に顔を寄せれば口元が隠れた。

「任せられた。光栄なことだよ。」
「日程、日程ね。」
「お前が進んで口を回してくれれば、すぐ終わる。」
(-542) 2023/09/17(Sun) 19:39:07

【秘】 法の下に イレネオ → 花浅葱 エルヴィーノ

犬は飼い主を裏切らないもの。
それはもしかしたら、お互いに。

だからこれは、約束通り貴方を待っていた。
門の前、外壁にもたれた男の衣服は黒い。大柄ではあれど闇に紛れてしまうようだ。夜のおかげで目立たなくなったこの男を、貴方は気付かないふりをして帰ったって良かった。

呟きを耳にすれば、だから、笑うんだろう。
自分は約束を守った。
一方的に押し付けた自覚はあった。

貴方も約束を守った。
一方的なそれを受け入れてくれた。


「言ったでしょう。」

そうして歩み寄れば、かつん、と靴を揃えて止まる。
10数cmの高みにある瞳は、今は厳しいものではない。
(-547) 2023/09/17(Sun) 19:54:07

【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 法の下に イレネオ

気づかないふりなど、誰が出来ようか。
居たら居たでこうやって困るくせに、居なかったら絶対に傷ついていた自信があるから始末に負えないとはこのことだ。
明るい灰色のスーツは、闇夜のような黒の前に立つと対象的で。
昼間はそこまで気にならなくとも、この時分になればその差はくっきりとわかってしまうことだろう。

「……僕の部屋で良いかい?」

昼間と同じように、10cm高い視線を見上げて。
別に、あなたの部屋でもいいし、どこかホテルに泊まっても構わないけれどと提案した。
きちんと寝るという目的だってあるから、少なくとも車の中などというのは避けたいと思っている。

車の運転はどちらも出来るだろうが、2台でいくのは面倒だろうか。
1台はここに置いておけば良いと、行く場所が決まれば、家主の車に乗って出発するだろう。

尚、あなたの事だから、途中で何か夕食になるものを買ったりするかもしれないが、この男は何も言われなければそんな物忘れてしまっている。
(-553) 2023/09/17(Sun) 20:18:52

【秘】 黒眼鏡 → 法の下に イレネオ

「まったく、そうだ。
 作ったやつの人間性を疑うよ」

呆れたように背筋を伸ばして、
くんにゃりと脱力。
だらしなく背もたれを活用しながら、視線が左右にわずか揺れる。

「何話しても捕まえるんだから、証言なんかいらんだろー?
 適当に書いといてくれや。
 寝不足なんだよ、最近。

 ああ、お前ンとこの警官、睡眠薬今後どうするのかちゃんと聞いとけよ?
 あれ、ルート通さんと入ってこないからな」
(-558) 2023/09/17(Sun) 20:31:27

【秘】 法の下に イレネオ → 花浅葱 エルヴィーノ

「良いんですか。」

よくよく聞き返すのは、男の癖らしかった。
この男はいつも、いいか、という問いに対し、本当にいいのか、と尋ね返す。いいのだろう、と勝手に受け入れて頷くということをしない。
それは人によっては嫌がられる態度だ。
貴方には、自分の選択を確認させることになる態度だろう。
俺を部屋にあげていいんですか。そういうこと。断られるなんて思っていないくせに、癖で確認だけはするのが厄介。

きっと貴方は頷いてくれるんだろう。
ならばと、こちらは運転を申し出た。人に車を運転させるのを貴方は嫌がるだろうか。そうでないなら、「寝不足の人間に運転させるわけにいかない」なんて押しきったはず。

街灯に照らされた夜道を滑るように抜けていく。
夕食の話も出したろう。きっと貴方の反応は芳しくないから、軽くつまむくらいのものだけ買っていく。
(-564) 2023/09/17(Sun) 20:47:09

【人】 法の下に イレネオ

配ったり、勝手に持って行ってもらったり。
腹にものを入れて置いてほしかった先輩。
外回りで腹が減っているだろう先輩。
書類仕事で糖類が必要であろう先輩。
弁当と一緒に食べてくれるらしい後輩と、
働き者の後輩もひとつ選んで行った。
そうやってだんだんかさが減っていく。いい具合の頃に自分の分も確保したんだろう。
答えた店名は貴方 >>85 も知るものだった。彼女が言っていたものとは同じかどうか。

きっと誰かが言った通り、 >>88 存外楽しい昼食になったはず。
何もかも動き出す直前の、最後の穏やかさかもしれなかった。

#警察署
(95) 2023/09/17(Sun) 20:53:35