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人狼物語 三日月国


267 冬暁、待宵の月を結ぶ

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視点:


【雲】 宮崎暁



 [ 絶え絶えに君に答える僕はもう
   これ以上、言葉を紡ぐ余裕がなく

   君の唇を塞ぐと、
   背に手を回して、甘美な地獄へ、誘った。  ]*


(D66) 2024/06/30(Sun) 22:34:45

【秘】 幸阪結月 → 宮崎暁



[ 君は私の全てだから。

 
  
君がいない時間なんて空っぽなんだから。 ]


  
(-43) 2024/07/01(Mon) 4:00:27

【秘】 幸阪結月 → 宮崎暁



   暁は……?
   私の事、好き?


         
……ずっと、私を好きでいて欲しい。


  
(-44) 2024/07/01(Mon) 4:00:53

【秘】 幸阪結月 → 宮崎暁



[ 少しだけ動きを止めて、暁の瞳を覗く。

  
君の心を縛り付けてしまいたい。

  
優しい君なら、きっとお願いを聞いてくれる

  ……なんて打算はもうほとんどなくて
  ただ、私の想いが溢れてしまっただけ。 ]


  
(-45) 2024/07/01(Mon) 4:01:48

【秘】 幸阪結月 → 宮崎暁




     
―――――暁のことが大好き。>>1:D32



  
(-46) 2024/07/01(Mon) 4:02:59

【雲】 宮崎暁



 [ 行き過ぎた快楽は身を滅ぼす。
   そんな当たり前のことを
   今になって強く感じる。


   煮え滾るほどの興奮は
   僕の支配下を外れて
   結月に心臓を掴まれるように支配される。

   必死に刻もうとして動けない結月を支えて
   それでも続きを自分からは促さないのは

   これが結月にとって大切な時間
   お互いを刻むための時間だと知っているから。

   動いて、今すぐにでも乱したい、
   そんな男として当たり前の思想を
   吐くわけにはいかないと必死におさえつける。  ]



(D77) 2024/07/01(Mon) 23:37:18

【雲】 宮崎暁



 [ 感情で始まり、感情で終わる誰かの青春。
   打算で始まり、打算で終わる僕らの青い春。

   紡がれた感情を置き去りに
   引き剥がされるのは極寒の前触れ

   もう二度と忘れられない甘い快感は
   手首を切る感覚にとても似ていて、

   零れた涙を拭う手を持ち合わせない僕は
   目を塞ぐように重なる唇を啄んでいく。   ]



(D78) 2024/07/01(Mon) 23:37:46

【雲】 宮崎暁



 [ 心を焦がすような痛々しい波紋が
   身体中を駆け巡り鳩尾を穿つ。

   一緒にいたい、と
   血のにじむような願い。

   僕も同じと、吐きたくてしかたないのに
   結月と僕じゃ同じ言葉でも意味が違う。

   自分の罪の赦しを乞うような
   自分だけを癒す言葉なんて
   僕は吐き出すことはできなくて…………  ]



(D79) 2024/07/01(Mon) 23:38:28

【雲】 宮崎暁



 [ 僕は君の言葉に何も答えず

         静かに、君の顔を胸に埋めさせた。 ]


(D80) 2024/07/01(Mon) 23:38:58

【秘】 宮崎暁 → 幸阪結月



      結月……

         ……………っ!



(-47) 2024/07/01(Mon) 23:40:15

【雲】 宮崎暁



 [ 泣きながら微笑む顔を
   まるで魂に刻み込むように

   心臓に君の涙を飲ませて、
   君の脈動に呼応するように

   お互いの胸に刺さるナイフを引き抜いて。
   結月の囁きに応えるように
   募る我欲を打ち付け、満たしていく。   ]



(D81) 2024/07/01(Mon) 23:42:24

【雲】 宮崎暁



   っ…………はぁ…。



 [ 互いの汗も蜜も混ざり合い
   肩で息をする結月を支えながら
   吐き出した精に引きずられるように
   脱力感が吐息となって溢れ出る。

   君に僕の顔が見られないように
   なるべく距離を近づけて。


   結月の髪を撫でながら
   手離したくないという気持ちに従うまま
   痛いほど、強く、抱きしめる。      ]


(D82) 2024/07/01(Mon) 23:45:04

【秘】 宮崎暁 → 幸阪結月



   結月…

      僕は、結月のこと、一生…忘れないから。


(-49) 2024/07/01(Mon) 23:46:35

【独】 宮崎暁




 [ いつかまた、会えるとしたら

   君はこんな僕をまだ好きだと
   言ってくれるのだろうか。



   いつかまた、僕の隣にいてくれたら

   君はこんな僕のことを
   赦してくれるのだろうか。      ]



(-48) 2024/07/01(Mon) 23:49:01

【秘】 宮崎暁 → 幸阪結月



 [ 心に楔を巻き付けて
   君に消えない傷痕を残して。

      いつの日か、僕は君の前から姿を消した。 ]


(-50) 2024/07/01(Mon) 23:50:19

【人】 宮崎暁



 [ 春が眠る冬の空
   飛行機の中、独り、空を眺める。

   両親は僕に気を遣っているのか
   声をかけてきたりはしない。

   大きなキャリーバッグは思い出の宝箱で
   鞄につけていたストラップを指で撫でながら


   映る僕の窓は

               微かに滲んでいた。  ]


(1) 2024/07/01(Mon) 23:52:27

【独】 宮崎暁



     ──────────。


(-51) 2024/07/01(Mon) 23:52:52

【人】 宮崎暁



      ………………



(2) 2024/07/01(Mon) 23:53:11

【人】 宮崎暁



 [ 僕は心の底から君が好きだったんだと
   新しい門の前で、独り、涙を流す。


       今日は2月4日


          冬のように冷たい、立春だ。]**


(3) 2024/07/01(Mon) 23:54:19