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【赤】 浅見 律乱暴な抽挿でも待ち望んだ刺激だったから 痛がることも嫌がることもしない。 ほら、 やっぱり好きだったじゃないか、 と。正解をもらった子供のように ふ、とわらって。 (*60) 2022/12/24(Sat) 20:55:48 |
【赤】 浅見 律でも、私だって人間だ。 首を絞められれば息苦しさに悶えて 咄嗟にあなたの手を掴もうとして 縛られてることを改めて思い知る。 「……っう、ぁ……」 まともに抗議も出来ない。 酸素が足りない、血が巡らない。 そんな感覚に襲われて、段々意識を保つのが 怪しくなりながらも、あなたの首を見ていた。 縛られてなければ絞め返してあげるのに。 叶わないことを思いながら さっき私が付けた執着の痕を目に映し。 (*61) 2022/12/24(Sat) 20:56:56 |
【秘】 浅見 律 → 入江 修確かに、私にはあなたしかいない。 でも、あなたには私しかいない、そうでしょう? あたかも愛し合った特別な関係かのように 呪詛を吐きながら。 その正体はただただ、居場所のない者同士の 醜い欲の交わりでしかないのに。 学校だけでは限界があるし 教師と生徒なんて曖昧な垣根、 いずれ壊れると思ってた。 (-43) 2022/12/24(Sat) 20:58:36 |
【秘】 浅見 律 → 入江 修 男の家に連れ込まれて犯されてる、 そんなこと、親は気づきもしない。 形だけの連絡をしてそれで終わり。 仮に気付いたとして、あの両親の事だ。 心配なんて欠片もしない。 (-44) 2022/12/24(Sat) 20:58:55 |
【独】 浅見 律 普段は家にいたとしてもいないかのように扱われて たまにかけられる言葉は 「金食い虫」「産まなければよかった」 「親切な人が轢いてくれればいいのに」 「お前に価値なんてない」 挙げればきりのない呪詛の数々。 まともじゃないあの人たちが 私の現状を知ったところで、 反応なんてわかり切ってる。 (-45) 2022/12/24(Sat) 21:00:10 |
【秘】 浅見 律 → 入江 修毎日無理やり飲まされる避妊薬。 子供なんて面倒なものを抱えないため ただ、何の隔たりもない快楽に浸るために。 抵抗するふりをしても飲まされるそれに 何も思わず、尊厳のない捌け口にされても 泣き叫んだりしなかった。 どんな扱いをされても、最後には余裕そうに微笑む。 (-48) 2022/12/24(Sat) 21:00:58 |
【独】 浅見 律 その瞳に私だけを映していればいい。 その手で私だけに触れていればいい。 私の身体で何度でもイけばいい。 倫理観も常識も人生も。 何もかも、粉々に砕けて―――――。 (-49) 2022/12/24(Sat) 21:02:24 |